JP2008266811A - 多機能下着 - Google Patents

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Abstract

【課題】あらゆる体型の人が個々人に最もフィットした態様で快適に着用できる機能下着を提供すること。
【解決手段】本発明の機能下着は、左右のカップ部2を備えたブラジャー部1と、フロント部3と、バック部とから成り、全体的に伸縮性のある生地から構成され、ブラジャー部1が、左右の各カップ部2の下縁4の周囲から下方に延設された伸縮部5を有し、フロント部3の上縁がカップ部2の下縁4に沿う形状に形成されており、フロント部3の上部が伸縮部5の上に重ねられて、フロント部3の上縁の、各カップ部2の下縁4に沿う部分12の両端部(9−1、9−2;9−3、9−4)が、各カップ部下縁4の対応する端部(1−1、10−2;10−3、10−4)に結合されて成ることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、あらゆる体型の人が安心して快適に着用できる機能下着に関するものである。
女性の体型をスリムに見せたいという願望に応えるため、ボディースーツやウエストニッパ等の種々の機能下着が多く開発され、市販されている。
しかし、従来の機能下着は、着用者のバストを覆うブラジャー部と、着用者の腹部を覆う胴体部が、各々、いわゆる標準体型の人を基準として設計されることが多く、また、ブラジャー部と胴体部が隙間無く一体化されており、例えば、着丈に比して非常に豊かなバストを持つ人や、バストは小振りであるが胴部は太り気味の体型の人等は、カップサイズと着丈が合わないために、その着用を諦めざるを得ないことが多々あり、また、着用者の上半身の動作に伴って、カップがずれたり外れたりバストを押さえたりして、着用者の着心地を害し、着用者の自由な動作を妨げ、カップ部のバストアップ効果が落ちる等の問題があり、また、シェイプアップ機能に重点を置く余り、脇や背中の贅肉に胴体部の縁が食い込んだり、肩部が着用者の肩の肉に食い込んだり、肩凝りを生じたりして、着用者が不快感を感じながら着用せざるを得ない問題がある。
特開2003−129303号公報 特開2005−105427号公報
本発明は、かかる問題を解決して、あらゆる体型の人が個々人に最もフィットした態様で快適に着用できる機能下着を提供することを課題とする。
本発明の機能下着は、左右のカップ部を備えたブラジャー部と、着用者の前身を、乳房下縁の周縁以下少なくとも下腹部まで覆うフロント部と、バック部とから成る、全体的に伸縮性のある生地から構成される機能下着であり、
前記ブラジャー部が、前記左右の各カップ部の下縁の周囲から下方に延設された伸縮部を有し、
前記フロント部の上縁が前記カップ部の下縁に沿う形状に形成されており、
前記フロント部の上部が前記伸縮部の上に重ねられて、当該フロント部の上縁の、前記各カップ部の下縁に沿う部分の両端部が、各カップ部の下縁の対応する端部に結合されて成り、
前記フロント部の上縁の、前記各カップ部の下縁に沿う部分の両端部の内側の部分が、前記ブラジャー部から遊離していることを特徴とする。
即ち、本発明の機能下着は、前記伸縮部を有し、かつ、前記フロント部の上縁の、前記カップ部の下縁に沿う部分の両端部の内側の部分が前記ブラジャー部から遊離している構造により、前記伸縮部の伸長に基づき、前記ブラジャー部分が膨らみ得、豊かなバストを有する人であってもカップ部に安定に胸を収めることができ、また、着丈が長い人であっても本下着を自在に身体にフィットさせることができ、肩が凝らず、また前記フロント部の上部にゆとりがあるため、脇や背中の贅肉への生地の食い込みを回避でき、カップ部が着用者のバストに安定にフィットした状態で、着用者のバストの動きに伴ってあらゆる方向に動くことが可能で、カップ部のバストアップ効果は損われず、着用者の動作は妨げられず、着用者は、着用時、自身にとって最も快適な着用感が得られるように、カップ部とフロント部の装着態様を各々適宜調整できる一方で、ブラジャー部とフロント部とが、フロント部の上縁の、カップ部の下縁に沿う部分の両端部の前記ブラジャー部分への結合により一体化している構造により、フロント部自体の伸縮性と、伸縮部がフロント部を引き上げる力に基づいて十分な体型補整効果が得られ、さらに、フロント部の上部中央の突出部が着用者の胸の谷間にぴたりとフィットしてバストの形状を美しく見せ得る、極めて優れた多くの機能を併せ持つものである。
前記機能下着は、少なくとも着用者の胸部と腹部の体型を補整する機能を有するあらゆる下着であり、例えば、ボディスーツタイプやキャミソールタイプのものであるが、かかる例に限定されない。
前記伸縮部は、伸縮性のあるあらゆる素材から成るものが可能であり、例えば、天然繊維、合成繊維、半合成繊維およびこれらの混紡等種々の素材から成るものである。かかる伸縮部は、本下着の着用時に前記伸縮部の下縁がフロント部の下縁よりも上方に収まるものであればいかなる形状をとっても良いが、各カップ部の十分な移動性を確保するためには、前記伸縮部は、特に、前記カップ部の下縁から下方に3cm以上の幅を有し、各カップ部の下縁の外側端部から外側に1.5cm以上の幅を有することが好ましく、例えば、前記カップ部の下縁から下方に3〜30cmの幅を有し、各カップ部の下縁の外側端部から外側に1.5〜5cmの幅を有するものを好適に使用できる。かかる伸縮部は、例えば、その下端が着用者の鳩尾から下腹部にかけての部分に届く丈を有するものである。なお、かかる伸縮部として、メッシュ状の生地から成るものを使用した場合は、着用者の発汗に衛生上対応できるメリットもある。
本発明において、「フロント部の上縁がカップ部の下縁に沿う形状」とは、フロント部の上縁部が、各カップ部の下縁部と実質的に同一の、または同様の湾曲形状にくり貫かれていて、この一対のくり貫き部の両方の端部を、カップ部下縁の対応する端部に結合できる形状であって、このように前記フロント部の上縁を前記ブラジャー部に結合した状態において、前記カップ部の下縁と前記フロント部のくり貫き部の縁とがぴたりと適合・当接する形状のみならず、前記フロント部のくり貫き部の縁が、前記カップ部の下縁に対して幾分かの間隔を空けて沿う形状も含まれる。なお、本発明における、「前記フロント部の上縁の、各カップ部の下縁に沿う部分」は、一対のかかるくり貫部の各々の縁部分を意味する。
かかるフロント部を構成する生地としては、伸縮性のある、通常の下着に使用されるものをいずれも使用できる。
また、フロント部の裏面には、適宜の箇所に、角形、丸形等を含むあらゆる適宜の形状の伸縮性の当布を配設してよく、こうして、前記フロント部における体型補整効果を高めることができる。かかる当布は、天然繊維、合成繊維、半合成繊維およびこれらの混紡等のあらゆる素材から成るものが可能である。衛生面を考慮すれば、かかる当布としてはメッシュ状の生地のものを使用することが好ましい。
前記バック部は、着用者の後身を覆うものであり、着用者の下腹部以上の部分を、着用者の脇下付近まですっぽりと覆う形状のものが好ましい。かかるバック部は、通常の下着に使用されるあらゆる伸縮性のある生地を使用して構成できる。特に、背部における生地の食込みを防ぐために、着用者の背中と当接する縁部を、例えば伸縮性のあるレース生地で縁取る等の処理をなすことが好ましい。
本発明の機能下着は、カップ部の下縁の周囲に伸縮部が形成されており、この伸縮部がフロント部に対してあらゆる方向に伸縮可能に設けられているために、前記ブラジャー部が適宜膨らみ得、豊かなバストを有する人であってもカップ部に安定に胸を収めることができ、着丈の長い人も、当該機能下着を自身の上半身に自在にフィットさせることができ、肩が凝らず、また前記フロント部の上部にゆとりがあるため、脇や背中の贅肉への生地の食い込みを回避でき、カップ部のバストアップ効果は損われず、着用者の動作は妨げられず、しかも、フロント部自体の伸縮性と、伸縮部がフロント部を上方に引き上げる力に基づいて十分な体型補整効果が得られ、フロント部上部が着用者の胸の谷間にフィットして、バストを美しく見せることができる。本発明の機能下着は、また、鼠頸部の縁部や着用者の背部に当接する縁部にレース生地を用いることで、着用者の各部における生地の食込みや凝りを一層軽減できる。
[実施例1]
本発明の機能下着を実施例に従って説明する。
図1〜3に示す例は、左右のカップ部2(LLサイズ)を備えたブラジャー部1と、着用者の前身を乳房下縁の周縁以下、股部まで覆うフロント部3と、着用者の背面を股部まで覆うバック部(図2B)と、から構成される肩付きのボディスーツタイプのものである。ブラジャー部1の各カップ部2の下縁4の周囲には、下方にかけて、上下方向に伸縮性のあるメッシュ状のパワーネット(ナイロンおよびポリウレタンの混紡素材から成るもの)から成る伸縮部5が連続的に形成されている。詳しくは、この伸縮部5は、そのアンダーバスト線29'の3cm下方の高さ箇所6から下方の部分が実質的に左右対称の略V字形状に成形されており、このV字の下端7が、着用者の臍付近に届く丈に形成されている。フロント部3は全体的に伸縮性のある生地(ナイロンおよびポリウレタンの混紡素材から成るもの)から成り、その上縁がカップ部2の下縁4に沿う形状に成形されており、このフロント部3の上部を伸縮部5の上に重ねて、フロント部3の上縁の、左右の各カップ部2の下縁4に沿う部分12の両方の端部(9−1、9−2;9−3、9−4)を、各々対応するカップ下縁4の端部(10−1、10−2;10−3、10−4)に結合してある。即ち、前記フロント部3の上縁の、左右のカップ部2の下縁4に沿う部分12の両方の端部(9−1、9−2;9−3、9−4)の内側の部分は、ブラジャー部1から遊離している。
本実施例の機能下着は、伸縮部5の箇所6より上部の左右の側縁13を、フロント部3の左右の側縁14と、バック部の各々対応する側縁16との間に挟んで、フロント部3の左右の側縁14とバック部の側縁16を縫合することにより作成される。つまり、伸縮部5の周縁の内側部分はフロント部3から遊離しており、各カップ部2はフロント部3に対してあらゆる方向に動くことができる。なお、本実施例では、伸縮部5の略V字形状部分の左右の斜縁部(15−1)がフロント部3に縫着されており、これにより、各カップ部2の高い移動性を確保しつつ、伸縮部5の上下方向に伸縮する力を利用して、フロント部3が腹部を持ち上げる力を自然にコントロールすることが可能となり、また、フロント部3の上部中央突出部が着用者の胸にぴたりと沿い、バストの形を整える。
本実施例では、フロント部3は、その上縁の、各カップ部2の下縁4に沿う部分12が下縁4にぴたりと当接するように形成されているが、この部分12と下縁4の間に若干の間隔が空く同様のフロント部を用いても、同様のシェイプアップ・補整効果を得ることができる。
本実施例では、フロント部3の体型補整効果を高めるために、フロント部3の中央部裏面に、略菱形形状の、横方向に伸縮性のあるメッシュ状のパワーネット(ナイロンとポリウレタンとの混紡素材から成るもの)から成る当布17(以下、第一の当布と称する)が、その長手対角線をフロント部3の正中線22上に重ねて配設されている。第一の当布17は、その上端25を、フロント部3のアンダーバスト線29の1cm下方の正中線22上の箇所24に、下端26を股部中央部20に位置づけて、第一の当布17の周縁部をフロント部3に縫着することにより、フロント部3に配設されている。詳しくは第一の当布17は、その左右の角部19が、着用者の臍付近の高さで、フロント部3の側縁14よりも6cm内側に、伸縮部5の左右の斜縁(15−2)の下方の箇所に位置付けられており、第一の当布17は、その上部の略三角形状部分の左右の斜縁18が各々伸縮部5の略V字形部分の左右の各斜縁(15−2)と交差しており、第一の当布17の周縁部の内側部分はフロント部3から遊離している。即ち、第一の当布17は、その横方向への自由な伸縮と伸縮部5の上下方向の伸縮がバランスよく作用して、着用者のアンダーバストから腹部にかけての贅肉を、着用者の動作に伴って自然に分散し、押さえ、引締める効果を発揮する。
なお、第一の当布17の上端25を位置づける箇所は適宜変更でき、例えばアンダーバスト線29の1cm上方以下でアンダーバスト線29の6cm以上の範囲の正中線22上の一箇所に上端25を位置づけて、同様の効果が得られる。また、第一の当布17は、同様の上下方向に長い布であって、その左右の縁の最も外側の部分が、フロント部3の、その臍近傍に相当する箇所における横幅の10〜30%の長さ分、フロント部3の側縁14から内側に位置づけられるものを用いて、同様の引締めコントロール効果を得ることができる。
本実施例では、さらに、フロント部3の上部中央部裏面に、フロント部3における、アンダーバスト線29以上で、左右のカップ部の間に挟まれる部分と、その下方の略V字形の部分に重なる形状の、横方向に伸縮性のあるメッシュ状のパワーネットから成る当布32(以下、第二の当布と称する)が、その上縁をフロント部3の上縁に揃えて配設されている。この第二の当布32は、その先端30から下端31までの長さが、伸縮部5の左右のカップ部2の連結箇所8から下端7までの高さ(L1)の約70%に相当する長さに形成されている。この第二の当布32は、その周縁部がフロント部3に縫着されて、その周縁部の内側部分はフロント部3から遊離しており、その下部のV字形部分の左右の斜縁28が、第一の当布17の上部の略三角形状部分の左右の斜縁18と各々交差しており、第一の当布17の伸縮効果と相まって、フロント部3による腹部引締め効果およびバスト補整効果をさらに増強する。
この第二の当布32に関しては、フロント部3における、左右のカップ部2に挟まれる部分と、その下方の部分に重なる形状の布であって、当該布の中央突出部分の先端から下端までの長さを、伸縮部5の連結箇所8から下端7までの高さの20〜85%に相当する長さに形成したものを用いて同じ腹部引締め効果およびバスト補整効果を得ることができる。
なお、本実施例では、さらに、第二の当布32に似た形状でサイズがより小さな第三の当布32'、即ち、フロント部3の、アンダーバスト線29の1cm上方のアンダーバスト線29に対する平行線34以上の部分と、その下方の略V字形部分に重なる形状の布32'であって、その先端30'から下端31'までの長さを、伸縮部5の連結箇所8から下端7までの長さ(L1)の約40%に相当する長さに形成したものが、その上縁をフロント部3の上縁に揃えて重ね合わせられて、その周縁部がフロント部3に縫着されており、腹部引締め効果およびバスト補整機能が一層高められている。
本実施例の機能下着は、フロント部3の股部とバック部の股部に一組のホック27が2組取り付けられており、このホック27を結合・分離することで着脱可能である。即ち、機能下着を着用する際、ホック27を外し、本下着の股部から頭を潜らせ、ブラジャー部1、フロント部3およびバック部を身体の適部にフィットさせた後、フロント部3とバック部の各股部のホック27を結合させる。
なお、バック部は、フロント部3を構成するものと同じ生地から成り、その上部が、着用者の背部の首元から下方の部分に相当する部分がV字形にカットされており、このVカット部分(V)の縁(E)と、バック部の左右の袖口(O)との間の部分が、前記ブラジャー部1の上部に連続して肩部(K)を形成し、Vカット部分(V)の下端23が、フロント部3のアンダーバスト線29の高さに位置し、Vカット部分(V)の下端23の2cm下方の箇所(P)から、バック部の袖口(O)にかけて斜めに、左右一対の切替線(S)が設けられており、肩部(K)および、バック部における肩部(K)の下方でこの切替線(S)の上部の部分が、Vカット部分(V)の縁(E)および肩部(K)の内側の縁に沿う方向(D2、D1)に伸縮性のあるレース地で構成されている。かかる構成により、着用者は、背部や肩部に負担を感じることなく快適に本機能下着を着用できる。なお、Vカット部分(V)の下端23が、フロント部4のアンダーバスト線29よりも3cm上方以下、アンダーバスト線29よりも10cm下方以上の範囲に位置し、切替線(S)が、下端23から1〜5cm下方の箇所から袖口(O)にかけて斜めに設けられた同様の構成を用いて、同様の負担軽減効果を得ることができる。また、バック部には、腰部から臀部にかけての左右両側に腰部を引き締めるための第四の当布21が設けられており、臀部中央部は立体的に裁断されて臀部をしっかりと包み込むように設計されている。さらに、フロント部3の鼠頸縁部もレース生地で縁取られており、鼠頸部における負担も軽減されている。
[実施例2]
図3に示す例は、左右のカップ部2'を備えたブラジャー部1'と、着用者の前身を乳房下縁の周縁以下、下腹部まで覆うフロント部3'と、着用者の背面を腹部まで覆うバック部(図示せず)と、から構成されるキャミソールタイプの機能下着であり、フロント部3'とバック部はナイロンとポリウレタンの混紡繊維を用いたストレッチ素材から成る。ブラジャー部1'の各カップ部2'の下縁4'の周囲には、下方にかけて、上下方向に伸縮性のあるメッシュ状のパワーネット(ナイロンとポリウレタンの混紡素材から成るもの)から成る伸縮部5'が連続的に形成されている。この伸縮部5'は、アンダーバスト線よりも1cm下方に相当する箇所6'から下方の部分が実質的に左右対称の略V字形状に成形されており、このV字の下端7'が、着用者の鳩尾付近に届く丈に形成されている。フロント部3'は、実施例1のフロント部3と同様の構成で設けられており、フロント部3'の上縁の、カップ部2'の下縁4'に沿う部分12'の両方の端部(9'−1、9'−2;9'−3、9'−4)の内側の部分が、ブラジャー部1'から遊離している。また、伸縮部5'の周縁の内側部分はフロント部3'から遊離しており、カップ部2'がフロント部3'に対してあらゆる方向に動くことができる。また、伸縮部5'の略V字形状部分の左右の斜縁部15'はフロント部3'に縫着されており、フロント部3'には、上方向の力が働き、フロント部3'によるシェイプアップ効果が自然にコントロールされ、フロント部3'の上部の中央突出部分は着用者の胸の谷間にピタリとフィットする。
本実施例の機能下着には、フロント部3'の裏面に伸縮性の当布をさらに逢着してよく、さらに腹部補整効果やバスト補整効果を付与することができる。
図1は、ボディスーツタイプの本発明の機能下着の例を示す図であり、Aは正面図を、Bはブラジャー部の正面図を、Cはフロント部の正面図を示す。 図2は、図1に示す機能下着を構成するパーツを示す図であり、Aは、フロント部の裏面に配設される当布を、Bはバック部を示す。 図3は、キャミソールタイプの本発明の機能下着の例を構成するパーツを示す図であり、Aはブラジャー部の正面図を、Bはフロント部の正面図を示す。
符号の説明
1、1' ブラジャー部
2、2' カップ部
3、3' フロント部
4、4' カップ部の下縁
5、5' 伸縮部
6、6' アンダーバスト線近傍の高さ箇所
7、7' 伸縮部の下端
8、8' 左右のカップ部の連結箇所
9−1、9−2、9−3、9−4、9'−1、9'−2、
9'−3、9'−4 フロント部の上縁の、カップ部下縁に沿う部分の端部
10−1、10−2、10−3、10−4、10'−1、10'−2、
10'−3'、10'−4 カップ部下縁の対応端部
12、12' フロント部の上縁の、各カップ部下縁に沿う部分
13、14、16 側縁
15−1、15' 斜縁部
15−2、18、28 斜縁
17 第一の当布
19 左右の角部
20 股部中央部
21 第四の当布
22 正中線
23 Vカット部分の下端
24 アンダーバスト線の下方で正中線上の箇所
25、30、30' 当布の上端
26、31、31' 当布の下端
27 一組のホック
29、29' アンダーバスト線
32 第二の当布
32' 第三の当布
34 アンダーバスト線に対する平行線
D1、D2 レース部の伸長方向
E Vカット部分の縁
K 肩部
O 袖口
P 切替線の下端
S 切替線
V Vカット部分

Claims (6)

  1. 左右のカップ部を備えたブラジャー部と、着用者の前身を、乳房下縁の周縁以下少なくとも下腹部まで覆うフロント部と、バック部とから成る、全体的に伸縮性のある生地から構成される機能下着であり、
    前記ブラジャー部が、前記左右の各カップ部の下縁の周囲から下方に延設された伸縮部を有し、
    前記フロント部の上縁が前記カップ部の下縁に沿う形状に形成されており、
    前記フロント部の上部が前記伸縮部の上に重ねられて、当該フロント部の上縁の、前記各カップ部の下縁に沿う部分の両端部が、各カップ部の下縁の対応する端部に結合されて成り、
    前記フロント部の上縁の、前記各カップ部の下縁に沿う部分の両端部の内側の部分が、前記ブラジャー部から遊離していることを特徴とする機能下着。
  2. 前記伸縮部が、そのアンダーバスト線近傍から下方の部分が実質的に左右対称の略V字形状に成形されて成り、かつ、そのV字の下端が着用者の鳩尾から下腹部にかけての部分に届く丈を有し、この略V字形状部分の左右の斜縁部が、前記フロント部に縫着されていることを特徴とする請求項1に記載の機能下着。
  3. 前記フロント部が着用者の前身を、乳房下縁の周縁以下、股部まで覆うように形成され、かつ、前記バック部が着用者の背部を股部まで覆うように形成されたボディスーツタイプのものであり、前記伸縮部が上下方向に伸縮性を有する生地から成り、
    前記フロント部の中央部裏面に、横方向に伸縮性のある第一の当布を重ね合わせて成り、
    前記第一の当布は、その上端が着用者の鳩尾付近に相当する箇所に、その下端が当該フロント部の股部中央部に位置づけられるものであり、この第一の当布の周縁部が前記フロント部に逢着されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の機能下着。
  4. 前記バック部の上部が、着用者の背部の首元から下方の部分に相当する部分がV字形にカットされた形状を有し、このVカット部分の縁と、当該バック部の左右の袖口との間の部分が、前記ブラジャー部の上部に連続して肩部を形成して成り、
    前記Vカット部分の下端が、前記フロント部のアンダーバスト線近傍の高さの箇所に位置し、当該Vカット部分の下方に、当該Vカット部分の下端から1〜5cm下方の箇所から、当該バック部の左右の袖口にかけて斜めに、左右一対の切替線が設けられており、前記肩部および、前記バック部における前記肩部の下方でこの切替線の上方の部分が、前記Vカット部分の縁に沿う方向に伸縮性のある生地で構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の機能下着。
  5. 前記フロント部の上部裏面に、当該フロント部の左右の前記カップ部に挟まれる部分およびこの部分の下方の部分に重なる形状の伸縮性のある第二の当布が、その上縁を前記フロント部の上縁に揃えて配設されて成り、この第二の当布の上端から下端までの長さが、前記伸縮部の前記左右のカップ部の連結箇所から当該伸縮部の下縁までの高さの20〜85%に相当する長さに形成されており、この第二の当布の周縁部が前記フロント部に逢着されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の機能下着。
  6. 大きさの異なる複数種の前記第二の当布が、前記フロント部に逢着されて成ることを特徴とする請求項5に記載の機能下着。
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JP2020033676A (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 有限会社モデリスト蓉子 多機能下着

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