JP5312210B2 - 列車情報表示システムおよび列車情報表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、列車の制御システムおよびサービス機器の動作状態の制御および監視を行う列車情報管理装置から提供される情報をモニタ表示器にて表示する列車情報表示システムおよび列車情報表示方法に関する。
近年の鉄道車両には、列車の制御システムおよびサービス機器の動作状態の制御および監視を行う列車情報管理装置が搭載され、取り扱う情報をモニタ表示器に表示することで、乗務員の負荷低減および乗客に対するサービス向上に寄与している。これらのモニタ表示器は通常、列車編成中の運転台のほか、乗務員室および業務用室に設置され、乗務員または検修担当者により操作されるとともに、情報の表示を行う。しかしながら、その情報を列車の運転中に入手できるのは、その列車に乗務している者に限られており、遠隔地における指令所または検修現場等でその情報を確認するためには、乗務員からの通話による報告に頼る必要があった。
一方、列車の故障状態を遠隔監視する方式が、特許文献1に提案されている。
特開平05−056506号公報
列車の営業運転中に車両故障が発生した場合、現象把握と応急処置を現場で行うことが可能なのは、乗務員ただ1人であることが一般的である。一般には乗務員に対して、故障処置マニュアルおよびチェックリストを用意し、また、定期的に訓練を行っている。しかし、実際に車両故障が発生した場合、乗客への案内、ならびに指令への報告に追われるほか、他の列車運行に与える影響によるプレッシャー等から、これらを1人で行うことは大変重い責務であり、その負担軽減が望まれていた。
本発明では、上記に鑑みてなされたものであって、車両内のモニタ表示器で表示可能な情報を遠隔地の地上施設でも同様に表示可能とすることで車両故障等からの早期復旧に寄与することが可能な列車情報表示システムおよび列車情報表示方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる列車情報表示システムは、列車に搭載されこの列車の制御システムおよびサービス機器の動作状態の制御および監視を行って列車情報を管理する列車情報管理装置と、前記列車の車両内に設置され車上ネットワーク伝送路を介して前記列車情報管理装置に接続されるとともに前記列車情報管理装置から伝送される列車情報を表示する車上側モニタ表示器と、前記車上ネットワーク伝送路を介して前記列車情報管理装置に接続され前記列車情報管理装置から伝送された列車情報を無線通信により地上側に送信する車上側情報送受信装置と、を有する車上システムと、前記車上側情報送受信装置から送信された前記列車情報を受信する地上側情報送受信装置と、この地上側情報送受信装置から地上ネットワーク伝送路を介して伝送された前記列車情報を表示する地上側モニタ表示器と、を有する地上システムと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、列車情報管理装置から地上システムに対し無線通信により列車情報を伝送して地上側モニタ表示器にて列車情報を表示するようにしたので、列車の車両内に設置された車上側モニタ表示器と同様に列車情報を地上システムでも表示することが可能となり、車両故障等発生時には列車情報管理装置にて検出された車両故障等の内容を地上システムでも得ることができる。そのため、乗務員による車上側モニタ表示器の操作または報告によらずに、地上システムにてその車両の状態を適格に判断することができ、地上側で確実にかつ迅速に状況を判断し、復旧のための適切な手順を乗務員に対して指示して、車両故障等からの早期復旧に寄与することができる。したがって、乗務員の負担を軽減することが可能で、信頼性の高い処置を短時間で可能とし、車両故障等によるダウンタイムを短縮して安定輸送に寄与し、列車運行サービスのレベルアップに寄与する。
また、本発明によれば、車両メンテナンスの現場において、実際の車両に乗車し、車上側モニタ表示器の操作にて取得する必要のあった各種検修データおよび履歴データを、地上システムの地上側モニタ表示器により取得することができるため、メンテナンス業務の省力化にも寄与することができる。
図1は、実施の形態1にかかる列車情報表示システムにおける車上システムの構成を示す図である。 図2は、実施の形態1にかかる列車情報表示システムにおける地上システムの構成を示す図である。 図3は、実施の形態2にかかる列車情報表示システムにおける画面の同期/非同期モードの選択およびその動作を示すフローチャートである。
以下に、本発明にかかる列車情報表示システムおよび列車情報表示方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態にかかる列車情報表示システムにおける車上システムの構成を示す図、図2は、本実施の形態にかかる列車情報表示システムにおける地上システムの構成を示す図である。
まず、車上システムについて説明する。列車編成を構成する鉄道車両1には列車情報管理装置2が搭載され、この列車情報管理装置2には鉄道車両1に搭載されたモニタ表示器3が接続されている。モニタ表示器3は列車情報管理装置2が提供する情報を表示し、警報等を出力する。また、鉄道車両1には情報送受信装置5が搭載されており、この情報送受信装置5は地上システムとの間で情報の送受信を行う。情報送受信装置5は例えば無線通信により情報の送受信を行う。列車内にはネットワーク伝送路6が配設され、このネットワーク伝送路6は列車情報管理装置2、モニタ表示器3、および情報送受信装置5を互いに接続している。
次に、地上システムについて説明する。地上システムは、列車に対して一般に遠隔地に存在する地上施設11内に設けられたシステムである。地上施設11には、情報送受信装置12が設けられており、この情報送受信装置12は車上における情報送受信装置5との間で相互に情報を送受信する。また、地上施設11には、ネットワーク伝送路15を介して情報送受信装置12に接続されたインタフェース装置13と、このインタフェース装置13に接続されたモニタ表示器14が設置されている。モニタ表示器14は、例えばモニタ表示器3と同一機種の表示器である。
つづいて、本実施の形態における列車情報管理装置2について詳細に説明する。列車情報管理装置2は、列車の制御システムおよびサービス機器の動作状態の制御および監視を行い、これらの制御情報や監視情報(以下、「列車情報」という。)を管理している。また、列車情報管理装置2は列車情報をモニタ表示器3へ送信し表示させる。モニタ表示器3は、列車情報管理装置2から提供された列車情報を表示する機能のほかに、乗務員からの入力操作を受け付ける。
また、モニタ表示器3は、通常、列車編成中の運転台および乗務員室など、ひとつの列車編成中に複数台設置される。また、本実施の形態では、複数台のモニタ表示器3のうちの1台の代わりに、情報送受信装置5を接続する。列車情報管理装置2は、複数台のモニタ表示器3に列車情報を伝送するとともに、情報送受信装置5にも列車情報を伝送する。
情報送受信装置5は、無線通信により、地上施設11内の情報送受信装置12に列車情報を伝送する。情報送受信装置12はこの列車情報を受信し、ネットワーク伝送路15、インタフェース装置13を介して、受信した列車情報をモニタ表示器14に伝送する。
本実施の形態では、このような構成および動作により、走行する列車中の列車情報管理装置2に接続されたモニタ表示器3と同等の表示内容、例えば、制御機器、ブレーキ、車両故障についての表示画面を、地上施設11内のモニタ表示器14でも表示可能にしている。すなわち、従来では、列車内のモニタ表示器3によらなければ成し得なかったような車両故障発生時の原因調査を、遠隔地から行えるほか、モニタ表示器3を用いて行える簡易な車両故障応急処置を、地上施設11内のモニタ表示器14から行うことを可能とする。
なお、地上施設11としては、その線区もしくは地区における列車の運行を集中的に取扱う指令室、またはその車両のメンテナンスを取扱う工場もしくは車両基地等の検修現場などが考えられるが、本社または支社の車両担当組織であってもよいし、駅または派出所等の運転現場であっても構わない。また、無線通信手段は、列車情報管理装置2とモニタ表示器3間で情報を伝送できる無線による手段であれば、その方法は問わない。例えば列車無線または携帯電話による通信のほか、ミリ波を用いた通信手段などが考えられる。
列車情報管理装置2がモニタ表示器3に伝送する列車情報を、すべて情報送受信装置5を経由して地上施設11に送信すると、モニタ表示器14はモニタ表示器3と同じ情報を表示することができ、同等の情報提供機能をもつことになる。しかしながら、地上施設11で監視する必要のない情報が存在する場合、列車情報管理装置2は、情報送受信装置5に伝送する情報の一部を削除することにより、地上施設11内のモニタ表示器14に不要な情報は表示されなくなる。ここで、不要な情報としては、例えば乗客のプライバシーに関わる監視カメラの映像または、カード番号等の情報などが考えられるが、地上施設11が所属する組織により、その内容は変化する。情報の削除は、予めその内容を決めておいても良いし、逆に、送信すべき情報を、地上施設11内のオペレータがその都度指定する方法でもよい。
こうしてその一部が削除された列車情報は、削除された部分を空白のまま(すなわちデータとしてその項目は保持するがその内容を空白とする)、無線通信手段にて送信するのではなく、不要なデータそのものを削除することが好ましい。こうすることで、無線通信における通信負荷を低減し、必要な情報をより高速に送信することができる。一般的に、無線通信手段は、鉄道車両1内のネットワーク伝送路6または地上施設11内のネットワーク伝送路15と比較して、通信能力が劣るのが普通である。本実施の形態では、地上施設11で監視する必要がない情報を削除することで、無線通信手段の見かけの能力を、鉄道車両1内のネットワーク伝送路6に近くすることができる。なお、無線通信で送信する列車情報を、列車情報管理装置2または情報送受信装置5内で圧縮し、これをインタフェース装置13内で解凍することも、無線通信手段の見かけの能力向上のための方策として考えられる。さらに、無線通信で伝送される情報を暗号化することも可能である。
地上施設11内のモニタ表示器14は、鉄道車両1内に設置されたモニタ表示器3と同等の構造と機能を備えた表示器とすることができる。こうすることで、モニタ表示器14は、地上施設11内で鉄道車両1内と同じ表示機能および入出力機能を実現する。すなわち、モニタ表示器14は、モニタ表示器3と同一の列車情報を表示することが可能であるとともに、モニタ表示器14からの同様の入力操作も可能となる。具体的には、適切なインタフェース装置13と組み合わせることで、モニタ表示器14は、鉄道車両1内のモニタ表示器3と同じハードウェア構成とすることができる。この場合、地上施設11向けの新たなソフトウェアの開発は不要となる。
また、これとは別の考え方として、パーソナルコンピュータまたはワークステーション等の計算機上にモニタ表示器3を模擬(エミュレーション)するソフトウェアを搭載する方法をとることもできる。これにより、ソフトウェアの開発量を削減しつつかつ設置条件が安定した地上施設11内での使用を前提とした安価な計算機上で、モニタ表示器3と同じ機能を実現することが可能である。この場合、画面のハードコピーが利用可能であり、また、車両故障の記録集計を同じ計算機上で動作するソフトウェアへ自動的に反映させることも可能であるなど、より利便性が高くなる。
このように、地上施設11内のモニタ表示器14は、鉄道車両1内のモニタ表示器3とハードウェア的に同一であってもよいし、あるいはパーソナルコンピュータまたはワークステーションによる模擬(エミュレーション)により実現されるものであってもよいが、いずれの場合も、モニタ表示器3と同じ入力値をもって同じ動作に従うようにする。そのためには、例えば圧縮および暗号化した後に情報送受信装置5から無線通信で送信された情報は、地上システムにて圧縮および暗号化を解除し、鉄道車両1内のモニタ表示器3で表示される情報と同じ形式のデータとしなければならない。なお、本実施の形態では、この処理をインタフェース装置13で行うこととしているが、これを、地上施設11内のモニタ表示器14で行うこともできる。たとえば、モニタ表示器14をパーソナルコンピュータまたはワークステーション上での模擬(エミュレーション)により実現する場合、これらの圧縮および暗号化を解除することは対応するソフトウェアの導入により容易である。
列車情報管理装置2は鉄道車両1内のモニタ表示器3に対して一般的には数十〜数百ミリ秒単位の間隔での情報の伝送を行っている。無線通信手段に充分な通信能力があれば、列車情報管理装置2は情報送受信装置5に対して同様の間隔での情報の伝送を行ってもよいが、一般的には、無線通信手段は鉄道車両1内のネットワーク伝送路6に比して、通信能力が劣るため、この間隔を無線通信手段の能力にあわせて、数秒〜数十秒間隔に間引いてもよい。
こうして、走行中の列車内に設置された列車情報管理装置2に接続されたモニタ表示器3で監視できる情報が、地上施設11内のモニタ表示器14でも同様に表示できる。また、たとえば、地上施設11内のモニタ表示器14を1台だけ設置した場合に、列車情報管理装置2が搭載された列車が複数運行されているときには、1台のモニタ表示器14で複数の列車の状態を同時に監視することができる。鉄道車両1内のモニタ表示器3は、一般的に、車両故障および異常情報を自動的に検知し表示する機能を有するが、本実施の形態では、地上施設11内で、走行中の列車の車両故障および異常情報を自動的にかつ事象の発生と同時に検知することができる。
従来、車両故障が発生した場合、乗務員は短時間の間に、現象把握、応急処置、指令への報告、乗客への案内確保といった多数のことを間違いなく確実に行う必要があり、その労苦は大変なものであった。また、多くの場合、指令員および検修員に列車の状態を伝える手段は、音声による通話のみであり、言い間違いまたは聞き間違いが発生する場合が多く、また、現場で通話することのできるのは乗務員ただ1人であり、確実な伝達手段とは言いがたいものであった。
本実施の形態では、指令所、検修現場、工場または車両基地等の一般に遠隔地における地上施設11に、鉄道車両1に搭載されたモニタ表示器3と同等の機能を有するモニタ表示器14を設置し、列車情報管理装置2から地上施設11に対し無線通信手段をもって列車情報を伝送してモニタ表示器14にて列車情報を表示している。これにより、列車情報管理装置2にて自動的に検出された車両故障および異常情報等の内容を地上施設11に通知することができる。そして、地上施設11には、車両の構造および処置について、より知識の深い担当者が配置されていることが普通であり、この担当者が搭載機器をはじめとする正確な車両状態についての情報を列車の乗務員と共有することにより、地上施設11側で確実にかつ迅速に状況を判断し、復旧のための適切な手順を乗務員に対して指示することができる。したがって、乗務員の負担を軽減することが可能で、信頼性の高い処置を短時間で可能とし、車両故障によるダウンタイムを短縮して安定輸送に寄与し、列車運行サービスのレベルアップに寄与する。
また、鉄道車両1に異常がない状態においても、従来、鉄道車両1のメンテナンスのために、鉄道車両1に乗車してモニタ表示器3を操作し、各種検修データおよび履歴データを取得する業務がある。本実施の形態では、車両メンテナンスの現場において、実際の車両に乗車し、モニタ表示器3の操作にて取得する必要のあった各種検修データおよび履歴データを、地上施設内のモニタ表示器14より取得することができるため、メンテナンスに必要な労力も削減される。
実施の形態2.
本実施の形態では、鉄道車両1に搭載されたモニタ表示器3の画面と地上施設11内に設置されたモニタ表示器14の画面とを同期させ、双方で同時に同じ画面を表示できるようにする。
モニタ表示器3,14では、それぞれ列車情報管理装置2から提供された列車情報を表示することができるが、提供される列車情報は多項目にわたるため、一般に一画面でそれらの情報のすべてを表示することは困難である。そこで、モニタ表示器3,14では、それぞれ、列車情報を複数の画面を切り替えて表示する構成とし、異なる画面には一般に異なる列車情報が表示される。また、モニタ表示器3,14の操作者は、例えば画面上の所定の箇所に表示されたボタンを選択するなどして、複数の表示可能な画面の中から一画面を選択してその内容を表示させることができ、これにより所望の列車情報を取得することができる。
ところで、モニタ表示器3の画面は列車上の乗務員等により選択され、モニタ表示器14の画面は地上施設11内の指令員等により選択されるので、両者の画面が互いに異なるのが前提である。しかしながら、地上−車上間で画面の同期をとり、鉄道車両1内のモニタ表示器3の表示内容と地上施設11内のモニタ表示器14の表示内容とが同時に同じものであることが好ましい状況も存在する。例えば、車両故障または車両異常等が発生した際に、地上施設11における指令員は、列車の乗務員が実際に見ている画面と同じ画面を見ることにより、情報の共有と意思疎通が円滑になり、乗務員に対してより適格な指示を送ることができる。なお、実施の形態1で説明したように、地上側に送信される列車情報は一部制限される場合があるので、同期画面は正確にはこのような制限項目を除いて同じ項目についての列車情報を表示する。
そこで、本実施の形態では、鉄道車両1に搭載されたモニタ表示器3の画面に同期した同じ内容の画面を地上施設11内に設置されたモニタ表示器14にて表示させ、さらにモニタ表示器3の画面が乗務員等により切り替えられたときにはそれに応じてモニタ表示器14の画面も自動的に切り替わる構成とする。
以下詳細を説明すると、まず、モニタ表示器3,14は、それぞれ、N個の画面、例えば、制御機器、ブレーキ、車両故障等についての画面を表示可能とする。すなわち、列車の乗務員等はN個の画面から選択した一の画面をモニタ表示器3に表示させることが可能であり、また、地上施設11内の指令員等もN個の画面から選択した一の画面をモニタ表示器3に表示させることが可能である。また、モニタ表示器3,14は、それぞれ、N個の画面を区別するために、各画面に画面番号1〜Nを割り当てるものとする。同じ画面番号に対しては、モニタ表示器3,14にはそれぞれ同じ項目の列車情報が表示される。さらに、モニタ表示器3,14は、それぞれ無線通信を介して取得した相手方の画面番号を保持しているものとする。
具体的には、モニタ表示器3は、乗務員等により選択された画面の画面番号(例えば、画面番号mとする。)、モニタ表示器3自体の識別情報、および列車の識別情報を含む情報(以下、画面番号情報という。)をネットワーク伝送路6に送出する。なお、モニタ表示器3自体の識別情報および列車の識別情報は、複数台のモニタ表示器3が列車に搭載されている場合、および複数の列車と地上施設11とが情報交換を行っている場合に、一のモニタ表示器3を特定するために必要となる。
つづいて、このモニタ表示器3の画面番号情報は、ネットワーク伝送路6を経由して、列車情報管理装置2および他車両に搭載されたモニタ表示器3に伝送されるとともに、情報送受信装置5にも伝送される。さらに、情報送受信装置5は、モニタ表示器3の画面番号情報を無線通信で地上施設11へ送信する。すなわち、モニタ表示器3の画面番号情報は、情報送受信装置11で受信された後に、ネットワーク伝送路15、インタフェース装置13を経てモニタ表示器14に伝送される。そして、モニタ表示器14は、その画面をモニタ表示器3に同期させる場合には、モニタ表示器3の画面番号情報から画面番号mを取得し、現在表示している画面の画面番号が画面番号mに一致していない場合には表示を切り替えて画面番号mの画面を表示する。なお、モニタ表示器14の画面番号情報も同様にモニタ表示器3および列車情報管理装置2へ伝送される。また、モニタ表示器3,14からの各画面番号情報の送出は画面更新がなされた直後に行われ、一方の画面更新の情報が速やかに他方に伝達されるようになっている。
なお、モニタ表示器3の画面とモニタ表示器14の画面を同じ内容(同じ表示項目)に同期させる設定(以下、この設定を同期モードという。また、同期モード以外の設定を非同期モードという。)は、地上施設11側での操作に基づいて行うこともできるし、あるいは列車上での操作に基づいて行うことも可能である。
次に、地上施設11側での操作に基づいて同期モードの選択が可能な場合について具体的に説明する。図3は、本実施の形態にかかる列車情報表示システムにおける画面の同期/非同期モードの選択およびその動作を示すフローチャートである。
まず、地上施設11内で指令員等が同期モードまたは非同期モードの選択を行う(S1)。なお、デフォルトでは非同期モードに設定されている。同期モードは、例えば車両故障等が発生した際に、指令員等のモニタ表示器14への入力操作により選択される。
次に、モニタ表示器14は、選択されたモードが同期モードであるのかまたは非同期モードであるのかを確認する(S2)。
同期モードが選択された場合には(S2,Yes)、モニタ表示器14への入力情報からモニタ表示器14の画面を同期させる対象となるモニタ表示器3を特定し、特定されたモニタ表示器3の画面番号情報からその画面番号を取得する(S3)。モニタ表示器14には、運行されている列車上に搭載されたすべてのモニタ表示器3の画面番号情報が送信されているのは前述のとおりである。
次に、モニタ表示器14は、取得した画面番号に対応する画面を選択し(S4)、その画面を表示する(S5)。同期モードが選択されている状態では、以上説明したような動作が繰り返され、モニタ表示器14は、モニタ表示器3の選択画面が変更された場合には、新たな画面番号を取得して画面を更新し同期を継続する。
一方、非同期モードが選択された場合には(S2,No)、デフォルト画面のまま設定されるかまたは指令員等が画面番号を入力して実際に見たい画面を選択する(S6)。そして、モニタ表示器14は、デフォルト画面または入力された画面番号に対応する画面を選択し(S7)、その画面を表示する(S8)。
上記では、地上施設11側での操作に基づいてモニタ表示器14に対する同期モードの設定を行ったが、列車上での操作に基づいてモニタ表示器14に対する同期モードを選択することもできる。例えば、列車の乗務員がモニタ表示器3を介して無線通信により地上施設11内のモニタ表示器14に対して同期モードを選択するように指令信号を送信する構成としてもよい。その後の動作は、図3のS2〜S5と同様である。
また、例えば鉄道車両1内に防犯カメラが設置されており、防犯カメラで撮影された映像が列車情報管理装置2を介してモニタ表示器3,14にそれぞれ送信される場合において、車内で非常ボタンが押されたときに、モニタ表示器3の画面が自動的に防犯カメラの映像に切り替えられるものとする。この場合に、列車側から地上施設11内のモニタ表示器14に対して同期モードを選択させ、モニタ表示器14の画面を同じ映像に強制的に切り替えるように設定することもできる。具体的には、例えば列車情報管理装置2がモニタ表示器14に対してモニタ表示器3の画面に同期するように指令信号を送信する。なお、その後の動作は、図3のS2〜S5と同様である。
さらに、本実施の形態では、鉄道車両1内のモニタ表示器3の画面を地上施設11内のモニタ表示器14の画面に同期させる構成も可能である。例えば、地上施設11の指令員等が自分の選択した画面を用いて乗務員に指示を送りたい場合などは、モニタ表示器14を操作して所定の入力を行い、モニタ表示器3の画面をモニタ表示器14の画面に同期させるための指令信号をモニタ表示器3に対して送信する。モニタ表示器3では、モニタ表示器14から同期モードの選択指令を受けると、モニタ表示器3の画面番号情報からその画面番号を取得し、取得した画面番号に対応する画面を選択して表示する。なお、実施の形態1で説明したように、地上側では列車情報管理装置2から送信される情報が制限される場合があるので、その表示内容も制限されることがある。このような場合、モニタ表示器3の画面の構成もモニタ表示器14の画面の構成に合わせて例えば簡易画面に切り替えるなど種々の態様が可能である。また、列車上の乗務員等のモニタ表示器3に対する操作に基づいて、モニタ表示器3の画面を地上施設11内のモニタ表示器14の画面に同期させる構成も可能である。
本実施の形態によれば、同期モードが選択された場合に、車上−地上間で画面表示を同期させ、モニタ表示器3とモニタ表示器14とが同時に同じ画面を表示するように制御したので、車両故障等の発生時において、地上施設11の指令員等から列車の乗務員に対してより適切な指示を送ることができる。
なお、モニタ表示器3,14は、それぞれ画面番号情報を相手方に対して一方的に伝送するようにしたが、要求を送信して取得するようにしてもよい。例えば、地上施設11内のモニタ表示器14は、同期モードが選択されたときに、同期対象であるモニタ表示器3または列車情報管理装置2に対してその画面番号情報の送信を要求することができる。モニタ表示器3または列車情報管理装置2は、モニタ表示器14の要求に応じてその画面番号情報を送信する。
以上のように、本発明は、鉄道車両における車両の状態監視および車両故障の早期発見と復旧に有用である。
1 鉄道車両
2 列車情報管理装置
3 モニタ表示器
5 情報送受信装置
6 ネットワーク伝送路
11 地上施設
12 情報送受信装置
13 インタフェース装置
14 モニタ表示器
15 ネットワーク伝送路

Claims (3)

  1. 列車に搭載されこの列車の制御システムおよびサービス機器の動作状態の制御および監視を行って列車情報を管理する列車情報管理装置と、前記列車の車両内に設置され車上ネットワーク伝送路を介して前記列車情報管理装置に接続されるとともに前記列車情報管理装置から伝送される列車情報を表示する車上側モニタ表示器と、前記車上ネットワーク伝送路を介して前記列車情報管理装置に接続され前記列車情報管理装置から伝送された列車情報を無線通信により地上側に送信する車上側情報送受信装置と、を有する車上システムと、
    前記列車情報管理装置から前記車上側情報送受信装置へ伝送された後前記車上側情報送受信装置から送信された前記列車情報ならびに車両故障情報および車両異常情報を受信する地上側情報送受信装置と、パーソナルコンピュータまたはワークステーションによりエミュレーションすることで実現され前記地上側情報送受信装置から地上ネットワーク伝送路を介して伝送された前記列車情報を表示し少なくとも前記車上側モニタ表示器と同等の表示機能を有するとともに前記車上側モニタ表示器が表示する前記列車情報と同じ表示内容を表示する地上側モニタ表示器と、を有する地上システムと、
    備え、
    前記車上側モニタ表示器の画面と前記地上側モニタ表示器の画面のうちの一方の画面を他方の画面に同期させ、前記地上システムで表示が制限されている情報を除いて前記一方の画面の表示内容と同じものを前記他方の画面に表示させる同期モードと、この同期モード以外の非同期モードとの切り替えが可能な構成であり、
    前記同期モードが選択され、前記一方の画面を前記他方の画面に同期させる場合において、前記一方の画面を表示する一方のモニタ表示器は前記他方の画面を表示する他方のモニタ表示器の画面に付与された画面番号を取得し、当該画面番号と一致する画面を選択して表示することで同期をとり、
    前記車上側モニタ表示器は、その画面が切り替えられ新たな画面が選択されたときにその新たな画面の画面番号を前記地上側モニタ表示器に送信し、
    前記地上側モニタ表示器は、その画面が切り替えられ新たな画面が選択されたときにその新たな画面の画面番号を前記車上側モニタ表示器に送信することを特徴とする列車情報表示システム。
  2. 車両故障または車両異常の発生時に、前記地上側モニタ表示器に対してなされた同期モードの選択操作に基づき、前記地上側モニタ表示器の画面を前記車上側モニタ表示器の画面に同期させ、前記地上システムで表示が制限されている情報を除いて前記車上側モニタ表示器の画面の表示内容と同じものを前記地上側モニタ表示器の画面に表示させることを特徴とする請求項に記載の列車情報表示システム。
  3. 列車に搭載されこの列車の制御システムおよびサービス機器の動作状態の制御および監視を行って列車情報を管理する列車情報管理装置と、前記列車の車両内に設置され車上ネットワーク伝送路を介して前記列車情報管理装置に接続されるとともに前記列車情報管理装置から伝送される列車情報を表示する車上側モニタ表示器と、前記車上ネットワーク伝送路を介して前記列車情報管理装置に接続され前記列車情報管理装置から伝送された列車情報を無線通信により地上側に送信する車上側情報送受信装置と、を有する車上システムと、前記列車情報管理装置から前記車上側情報送受信装置へ伝送された後前記車上側情報送受信装置から送信された前記列車情報ならびに車両故障情報および車両異常情報を受信する地上側情報送受信装置と、パーソナルコンピュータまたはワークステーションによりエミュレーションすることで実現され前記地上側情報送受信装置から地上ネットワーク伝送路を介して伝送された前記列車情報を表示し少なくとも前記車上側モニタ表示器と同等の表示機能を有するとともに前記車上側モニタ表示器が表示する前記列車情報と同じ表示内容を表示する地上側モニタ表示器と、を有する地上システムと、を備え、前記車上側モニタ表示器の画面と前記地上側モニタ表示器の画面のうちの一方の画面を他方の画面に同期させ、前記地上システムで表示が制限されている情報を除いて前記一方の画面の表示内容と同じものを前記他方の画面に表示させる同期モードと、この同期モード以外の非同期モードとの切り替えが可能な構成の列車情報表示システムに用いられる列車情報表示方法において、
    前記同期モードが選択され、前記一方の画面を前記他方の画面に同期させる場合において、前記一方の画面を表示する一方のモニタ表示器は前記他方の画面を表示する他方のモニタ表示器の画面に付与された画面番号を取得し、当該画面番号と一致する画面を選択して表示することで同期をとり、
    前記車上側モニタ表示器は、その画面が切り替えられ新たな画面が選択されたときにその新たな画面の画面番号を前記地上側モニタ表示器に送信し、
    前記地上側モニタ表示器は、その画面が切り替えられ新たな画面が選択されたときにその新たな画面の画面番号を前記車上側モニタ表示器に送信することを特徴とする列車情報表示方法。
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