JP5311492B2 - 寝返りシート - Google Patents
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Description
従来の介護用品はいずれも、介助者の手助けにより使用されるもので、本人が容易に自力で寝返りを打つことを支援するものではない。
上記の課題を解決するために、本発明は、介助者の助けを借りることなく本人が容易に自力で寝返りを打つことを可能にする寝返りシートを提供することを目的とする。
〈構成1〉
敷き布団22側に配置される下シート14と人体20側に配置される上シート16の少なくとも2枚のシートが互いに滑面18を介して重ね合わされており、前記上シート16と下シート14とが前記人体20の背骨に平行な方向への相対移動を妨げるように、両者を一体化する一体化手段が設けられていることを特徴とする寝返りシート。
構成1に記載の寝返りシート10において、前記上シート16と下シート14はいずれも前記人体20の両側に、前記人体20の背骨にほぼ平行な端縁を配置し、かつ、前記上シート16と下シート14の一方の端縁24は連続し、他方の端縁26は縫合されていることを特徴とする寝返りシート。
構成1に記載の寝返りシート10において、前記上シート16と下シート14はいずれも前記人体20の両側に、前記人体20の背骨にほぼ平行な端縁を配置し、かつ、前記上シート16と下シート14の両方の端縁が縫合されていることを特徴とする寝返りシート。
構成1に記載の寝返りシート10において、前記下シート14は前記人体20の両側に前記人体20の背骨にほぼ平行な端縁を配置し、複数の上シート16の前記人体20の背骨にほぼ平行な一方の端縁24が、前記下シート14上に所定間隔で縫合されていることを特徴とする寝返りシート。
構成1に記載の寝返りシート10において、前記上シート16と下シート14とは、前記人体20の背骨に平行な線を境に折り曲げられて連続一体化された、人体20の幅に比べて十分に狭い幅のユニット30とされており、このユニット30を複数、前記人体20の幅方向に隙間なく配列して連結したことを特徴とする寝返りシート。
構成1に記載の寝返りシート10において、前記下シート14は、前記上シート16が前記人体20に密着するように上シート16の上面を開放し、前記上シート16の前記人体20の幅方向の縁を包囲して、前記上シート16の前記人体20の背骨に平行な方向の移動を制限し、前記人体20の幅方向の移動のみを許容するガイド構造を有することを特徴とする寝返りシート。
構成1乃至6のいずれかに記載の寝返りシート10において、前記上シート16の周辺およびまたは対角線上にシート張り用ワイヤー40を埋め込んだことを特徴とする寝返りシート。
構成1乃至7のいずれかに記載の寝返りシート10において、前記上シート16は、形状記憶繊維から構成したことを特徴とする寝返りシート。
構成1乃至8のいずれかに記載の寝返りシート10において、前記下シート14と上シート16とは、生地表面に滑性がある化学繊維から構成したことを特徴とする寝返りシート。
構成1乃至9のいずれかに記載の寝返りシート10において、前記下シート14と上シート16の両端縁が、人体20の背骨にほぼ平行な方向に貫通する窓を持つ一対のチューブ状シート12に固定されていることを特徴とする寝返りシート。
構成1乃至10のいずれかに記載の寝返りシートにおいて、サテン生地を上シートと下シート14に使用し、両シートの生地目が交差する様に配置することを特徴とする寝返りシート。
構成1に記載の寝返りシートにおいて、上シートと下シートは縫合されていない互いに独立して重ねられたシートであって、上シートの四隅に、上シートを下シート上の定位置に戻したときに弾力が均衡するように上シートの四隅を弾力で牽引するリールコードを固定したことを特徴とする寝返りシート。
構成1乃至10のいずれかに記載の寝返りシートにおいて、上シート16が両端で折り返されて、その端縁が下シート14に縫合されており、上シートが下シートに一体に連結されてループ状になっていて、上シートの両折り返し縁に一体化した補強用の上シート張り棒が設けられていることを特徴とする寝返りシート。
構成1に記載の寝返りシートにおいて、上シートと下シートは縫合されていない互いに独立して重ねられたシートであって、上シートの四隅に、上シートを下シート上の定位置に戻したときに弾力が均衡するように上シートの四隅をゴムひもで牽引することを特徴とする寝返りシート。
構成1乃至14のいずれかに記載の寝返りシートにおいて、下シート固定用シートを敷き布団よりも幅広に構成したことを特徴とする寝返りシート。
構成1乃至15のいずれかに記載の寝返りシートにおいて、リールコードをゼンマイの弾力でケース内に巻き込み、前記リールコードを引き出すと、前記リールコードに対して前記ケース内に引き込む方向に弾力を及ぼす機能を持つ牽引リールを使用して、前記下シートに設けたリール固定用ポケットに前記牽引リールを納めて固定し、前記リールコードを前記はポケットに設けた小穴から外部へ引き出して、前記上シートに固定したことを特徴とする寝返りシート。
構成16に記載の寝返りシートにおいて、前記ポケットを複数個、下シートに固定したことを特徴とする寝返りシート。
構成1乃至17のいずれかに記載の寝返りシートにおいて、前記上シートと下シートとが上下に重なり合う面の生地目方向が交差するように、前記上シートと下シートの生地目方向を選択したことを特徴とする寝返りシート。
構成1乃至17のいずれかに記載の寝返りシートにおいて、前記上シートと下シートとが上下に重なり合う面の間に、生地目方向が交差する中間のシートを挟む三層構造にしたことを特徴とする寝返りシート。
構成1乃至19のいずれかに記載の寝返りシートにおいて、上シートと下シートとを一時的に固定する固定手段を設けたことを特徴とする寝返りシート。
敷き布団22側に配置される下シート14と人体20側に配置される上シート16が滑面18を介して重ね合わされているので、その上に寝ると寝返りが打ちやすい。人体20の背骨に平行な方向への相対移動を妨げるように、上シート16と下シート14とが一体化されていれば、寝返りを繰り返したときに、上シート16と下シート14とが分離しない。
〈構成2の効果〉
上シート16と下シート14とは、一方の端縁24で折り返された連続したシートで、他方の端縁26はヒートシール等の手段で縫合されることが好ましい。このチューブ状シート12はそのまま人体20の下に敷かれてもよいし、人体20の背骨に平行な複数の線でタックを付けるように数カ所で折り返されてもよい。
〈構成3の効果〉
上シート16と下シート14とは別々のシートにより構成して、両方の端縁がヒートシール等の手段で縫合されてもよい。
〈構成4の効果〉
一枚の敷き布団22と同程度の幅の下シート14上に、所定間隔で複数の上シート16の一方の端縁24が縫合されていると、どの部分でも、下シート14と上シート16が滑面18を介して重ね合わされている状態になる。こうしたルーバー状シート28は、下シート14と上シート16の全体としてのずれが小さいという効果がある。
〈構成5の効果〉
上シート16と下シート14とを折り曲げて、人体20の幅に比べて十分に狭い幅のユニット30を得る。このユニット30を複数、前記人体20の幅方向に隙間なく配列して連結すると、どの部分でも、下シート14と上シート16が滑面18を介して重ね合わされている状態になる。
〈構成6の効果〉
下シート14をケース状シート34とし、上シート16をスライドシート36とする。下シート14は上シート16の人体20の幅方向の移動のみを許容するので、下シート14と上シート16の全体としてのずれが小さいという効果がある。
〈構成7の効果〉
上シート16の周辺およびまたは対角線上にシート張り用ワイヤー40を埋め込んだので、上シート16に皺が寄らない。
〈構成8の効果〉
下シート14と上シート16の両端縁が、一対のチューブ状シート12に固定されているので、上シート16だけが自由に左右に移動する。
〈構成8の効果〉
上シート16が皺になりにくい。
〈構成9の効果〉
上シート16と下シート14が相互に滑りやすい
〈構成10の効果〉
上シート16と下シート14が一体化する。
〈構成11の効果〉
上シート16と下シート14が相互に滑りやすい
〈構成12の効果〉
リールコードを使って上シートを素早くもどす。
〈構成13の効果〉
シートが皺になりにくい。
〈構成14の効果〉
ゴム弾性を利用して上シートを引き戻す。
〈構成15の効果〉
上シートが滑る範囲を広げる
〈構成16の効果〉
リールコードにより上シートの戻りをよくすることができる。
〈構成17の効果〉
リールをポケットに納めて安全な構造になる。
〈構成18の効果〉
上シートと下シートのすべりをよくできる。
〈構成19の効果〉
上シートと下シートのすべりをよくできる。
〈構成20の効果〉
使用直前に上シートとしたシートの位置を正常にできる。
敷き布団22側に配置される下シート14と人体20側に配置される上シート16の少なくとも2枚のシートが互いに滑面18を介して重ね合わされており、上シート16と下シート14とが人体20の背骨に平行な方向への相対移動を妨げるように、両者を一体化する一体化手段が設けられている。
敷き布団22側に配置される下シート14と人体20側に配置される上シート16が滑面18を介して重ね合わされている。この上で人体20が背骨に平行な方向に回転すると、人体20が丁度送りローラーの様な動きをする。従って、下シート14の上を上シート16が滑面18を介して滑り、上シート16がその回転方向に送り出される。つまり、人体20の頭頂部回転中心軸はそのままの位置で体は軽く回転できる。即ち、敷き布団22の幅方向両端部へ人体20が移動することなく僅かな力で寝返りが打てる様になる。そして人体20の背骨に平行な方向への相対移動を妨げるように、上シート16と下シート14とが一体化されていれば、寝返りを繰り返したとしても、上シート16と下シート14とが分離しない。
上シート16と下シート14は人体20の荷重が強くかかる位置に配置され、荷重のかかる部分をカバーする寸法及び形状が選定される。人体20の背骨方向の寸法は座高の3分の1程度、人体20の幅方向の寸法は敷き布団22の幅とほぼ同程度が好ましい。
上シート16と下シート14はいずれも、例えば、ポリエチレンシート等の適度に柔軟性があるものが好ましい。また、体重が加わることにより著しく変形したり皺が寄ることがない適度な剛性を有することが好ましい。
図に示すように、上シート16と下シート14はいずれも人体20の両側に、人体20の背骨にほぼ平行な端縁を配置している。さらに、上シート16と下シート14の一方の端縁24は連続し、他方の端縁26は縫合されている。
図に示すように、上シート16と下シート14はいずれも人体20の両側に、人体20の背骨にほぼ平行な端縁を配置している。さらに、上シート16と下シート14の両方の端縁が縫合されている。
図に示すように、下シート14は人体20の両側に人体20の背骨にほぼ平行な端縁を配置ている。複数の上シート16の人体20の背骨にほぼ平行な一方の端縁24が、下シート14上に所定間隔で縫合されている。
図に示すように、上シート16と下シート14とは、人体20の背骨に平行な線を境に折り曲げられて連続一体化されている。そして、人体20の幅に比べて十分に狭い幅のユニット30とされている。このユニット30を複数、人体20の幅方向に隙間なく配列して連結した。
図に示すように、下シート14は、上シート16が人体20に密着するように上シート16の上面を開放している。さらに、下シート14は、上シート16の人体20の幅方向の縁を包囲して、上シート16の人体20の背骨に平行な方向の移動を制限する。こうして、下シート14は、人体20の幅方向の移動のみを許容するガイド構造を有する。
この実施例では、チューブ連結上シート38の周辺と対角線上にシート張り用ワイヤー40を埋め込んだ。シート張り用ワイヤー40は、グラスファイバー等の材質で薄平たく線状に構成する。チューブ連結上シート38の裏側に、丁度凧の骨組みの様に隠されている。左右には、人体20の背骨にほぼ平行な方向に貫通する窓を持つ一対のチューブ状シート12を配置した。チューブ連結上シート38の両端縁は、一対のチューブ状シート12に固定されている。この構成により、チューブ連結上シート38が皺になりにくい。また、シート全体の各辺を常に直線に保つという効果が生まれた。
図の上側はニュートラルポジションである。この状態からチューブ連結上シート38が、寝返りによる力を受けて、図の矢印方向に滑った時を考える。図の下側にその後の状態を示す。チューブ連結下シート42は敷き布団の上で左右上下とも移動はしていない。左右のチューブ状シート12がずれる様にして滑って、チューブ連結上シート38を図の右方向に軽く移動させている。
サテン生地を上シート16と下シート14に用いれば、両シートの生地目が交差する様に配置することによって滑り抵抗値が低くなり、布地でありながら良く滑り尚かつ通気性が良くなった。
図のように、寝返りによって、上シート16の片辺が撓む。上シート16の復元力と相まって、もう片辺側のリールコード46が上シート16を定位置に戻す様に引くため、素早く容易に元に戻せる構造になった。
この例では、上シート16が両端で折り返されて、その端縁が下シート14に縫合されている。上シート16が下シート14に一体に連結されてループ状になったことによって上シート16の移動時のズレが少なくなったものである。さらに上シート16の両折り返し縁に一体化した上シート張り棒44がシートの縦方向の皺を抑制している。上シート張り棒44は、上シートよりも十分に硬いプラスチック棒や金属線により構成する。
上シート16をループ状にしたことで、シートが図のように激しく皺状になったとしても、上シート張り棒44に接合された引き戻し用のリールコード46によって上シート16がピンと張った綺麗な状態で定位置に戻される様になった。
この例では、上シート16の四隅をゴムひも52によって引っ張り定位置に戻す様にした。これは構造が単純で機械的故障が無く、衛生上の洗濯をする時も外す部品が無く、取り扱いが非常に容易になった。また、十分にコストも削減できる。
これは、下シート14を敷き布団22に固定した時の状態を示したものである。
下シート固定用シート50は、敷き布団22よりも幅広に構成されている。通常のシーツを布団に被せるのと同様に、図の様に敷き布団22の下側に巻き込む形で敷き布団22に固定させる。これにより、全体を非常に簡単に固定でき、尚かつ本体を外す時も容易である。
下シート14に上シート牽引リール48を固定するためのリール固定用ポケット54を装着した図である。
このポケットの中に上シート牽引リール48を納めて固定するものである。上シート牽引リール48は、釣り道具などで多用されている。リールコード46をゼンマイの弾力でケース内に巻き込み、リールコード46を引き出すと、リールコード46にケース内に引き込む方向に弾力を及ぼす機能を持つ。ケースには安全ピン等の固定手段が取付られ、ケースを下シートの任意の場所に固定できる。リールコード46はポケットの底の小穴から外部へ伸びる様になっている。このポケットがリールを包み込んでカバーするため寝返り時にリールが身体に触れても不愉快でなく、また万一リールが壊れて破片が露出しても怪我などのおそれがない。
ポケットを3枚ずらしながら重ねることによって、リールを固定する位置を変えることができるため、寝具幅に合わせた最適な位置にリールをセッティングが出来る様になった。
図20は、リール固定用ポケット54を横から見た断面図である。
図21は、リール固定用ポケット54の前側ポケットに上シート牽引リール48を装着した時の断面図である。図22は、リール固定用ポケット54の中側ポケットに上シート牽引リール48を装着した時の断面図である。
3連のポケットの開口部にはそれぞれ面ファスナ56で開口部を塞ぐようになっているため、リールの着脱や位置変更が容易である。
図は、上シート用上面布58と上シート用下面布60と横方向生地目の下シートが62が3層に重なる構成を示した図である。上シート用上面布58は横方向に生地目が成る布であり、上シート用下面布60は縦方向に生地目が成る布で、この2つの生地を貼り合わせ縫合し1枚の16上シートと成る。そしてその下には横方向に生地目が成る横方向生地目の下シート62が上シート16を滑らすために下シート14として構成している。生地自体の表面は生地目方向に滑りやすい性質があるが、生地の表面同士が上下に重なり合う場合、生地目方向が交差すると生地は互いにとても滑りやすくなる特性がある。
図の横方向生地目の下シート62の上に上シート用上面布58が上面に縫合された上シート16と実際に重なり合って少し横に滑り、ずれた時の状態を示したものである。ずれた時も、この様に両シート上面の生地の生地目が横方向に揃うことによって上下シート全体が生地目方向に滑りやすくなるため、たとえ寝返り時に身体が上シート16からはみ出し、下シート14の上にまたがって乗っても下シート14の生地目が横方向に向いているので滑りやすくなり、さらに円滑に寝返り動作を補助することが出来る様になった。つまり、中間のシートを含む3層の布シートの組み合わせにより、本発明による上下シート間の滑りと共に生地表面自らが持つ生地目方向の低摩擦性質の相乗効果が生まれ一層広範囲なシート上での寝返り補助を可能にした。
下シート14に縫合された上シート固定用ボタン64とそれに合う上シート16のボタンホールとの位置関係を示した図である。図の様に上シート固定用ボタン64は上シート16を一時的に固定する役割を持つ。これの役割はこれから就寝に入ろうと人が初めて上シート16に乗る時、シートの中心部へ体を移動して行く過程での摩擦で上シート16が下シート14上のニュートラルポジションから四方八方にずれてしまうのを防ぐ働きをする。就寝に入る前、最初にこの上シート固定用ボタン64を上シート16に嵌め固定し、人体20が上シート16の端から乗って最も適切なポジションに体が移動したところでこのボタンを外すことにより上シート16が滑り出す様になる。これによって、痛くて腰が持ち上がらない様な状態でも寝返り補助効果が最大限に得られる上シート16の中心部へシートがずれることなく体を乗せることが容易に出来る様になった。上シートと下シートとを一時的に固定する固定手段は、ボタンやフック、結束紐、面ファスナ等でもよい。
12 チューブ状シート
14 下シート
16 上シート
18 滑面
20 人体
22 敷き布団
24 一方の端縁
26 他方の端縁
28 ルーバー状シート
30 ユニット
32 ベースシート
34 ケース状シート
36 スライドシート
38 チューブ連結上シート
40 シート張り用ワイヤー
42 チューブ連結下シート
44 上シート張り棒
46 リールコード
48 上シート牽引リール
50 下シート固定用シート
52 ゴムひも
54 リール固定用ポケット
56 面ファスナ
58 上シート用上面布
60 上シート用下面布
62 横方向生地目の下シート
64 上シート固定用ボタン
Claims (5)
- 敷き布団22側に配置される下シート14と人体20側に配置される上シート16の少なくとも2枚のシートが互いに滑面18を介して重ね合わされており、
上シートと下シートは縫合されていない互いに独立して重ねられたシートであって、上シートの四隅に、上シートを下シート上の定位置に戻したときに弾力が均衡するように上シートの四隅を弾力で牽引する手段を設け、
前記弾力で牽引する手段は、一端を上シートの四隅に固定し、他端を下シート上に固定したリールコードであることを特徴とする寝返りシート。 - 請求項1に記載の寝返りシートにおいて、
リールコードをゼンマイの弾力でケース内に巻き込み、前記リールコードを引き出すと、前記リールコードに対して前記ケース内に引き込む方向に弾力を及ぼす機能を持つ牽引リールを使用して、前記下シートに設けたリール固定用ポケットに前記牽引リールを納めて固定し、前記リールコードを前記固定用ポケットに設けた小穴から外部へ引き出して、前記上シートの四隅に固定したことを特徴とする寝返りシート。 - 請求項2に記載の寝返りシートにおいて、
前記固定用ポケットを複数個、下シートに設けたことを特徴とする寝返りシート。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の寝返りシートにおいて、
下シートを固定した下シート固定用シートを設け、この下シート固定用シートを、敷き布団よりも幅広に構成したことを特徴とする寝返りシート。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の寝返りシートにおいて、
上シートと下シートとを一時的に固定する固定用ボタンを設けたことを特徴とする寝返りシート。
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