JP5311481B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、スロットマシーン等の遊技機に関するものである。
遊技機の一例であるパチンコ機として、図柄始動口に遊技球が入賞した場合に、内蔵されたメイン制御装置において乱数取得手段によって「抽選」を実行するとともに、図柄表示装置に表示された図柄が、所定の態様で変動を開始し、「抽選」の結果、乱数取得手段が所定の乱数を取得した場合には、「大当たり」となり、予め設定された「大当たり図柄」(たとえば、「7,7,7」)を図柄表示装置に表示するとともに、「大当たり状態」として大入賞口を所定の回数だけ断続的に開成させるもの(所謂図柄合わせタイプのパチンコ機)が知られている。
また、そのような図柄合わせタイプのパチンコ機においては、機台の前面にLEDが設置されており、それらのLEDが、点灯・点滅することにより、図柄始動口へ遊技球が入賞したことや、「大当たり」が生起したことが報知されるようになっている。それらのLEDは、発光制御装置を介してパチンコ機のメイン制御装置と繋がっており、メイン制御装置からの指令を受けた発光制御装置によって点灯・点滅作動が制御されるようになっている(特許文献1)。
特開平9−294851号公報
しかしながら、LEDは、信号入力から発光までの反応時間が短いという特性を有しているため、上記従来の遊技機においては、メイン制御装置と発光制御装置とを繋ぐ信号線にノイズが入り込んだ場合(電圧の変化が生じた場合等)には、そのノイズによってLEDが瞬間的に発光(点灯)してしまうことがある。そして、そのような瞬時の発光であっても、周囲の状況やタイミングによっては、視覚的に認識されてしまうため、そのLEDの誤発光によって、遊技者が、図柄始動口の遊技球の入賞や「大当たり」の生起と誤認してしまい、気分を害してしまうことがあった。
本発明の目的は、上記従来の遊技機が有する問題点を解消し、ノイズによるLEDの誤発光が起こらず、遊技者の気分を害する事態が生じない遊技機を提供することにある。
本発明の内、請求項1に記載された発明は、遊技内容に関連した情報を報知するためのLEDが機台の前面に設置されているとともに、遊技内容を含んだ作動内容を制御するためのメイン制御装置と、LEDの発光態様を制御するための発光制御装置とが設けられており、発光制御装置がメイン制御装置からLEDを点灯させる旨のデジタルデータである点灯データの送受信によって制御される遊技機であって、発光制御装置に、シフトレジスタ、フリップフロップおよび検知記憶回路、発光CPUが設けられているとともに、シフトレジスタの出力端子がフリップフロップの入力端子に接続されており、かつ、そのフリップフロップの出力端子が検知記憶回路を介して発光CPUの入力端子に接続されている一方、メイン制御装置のメインCPUとシフトレジスタとが、データ信号線およびクロック信号線によって接続されており、かつ、メインCPUとフリップフロップとがラッチ信号線によって接続されており、知記憶回路が、メイン制御装置から送信される2回以上の所定回数の点灯データを記憶するための所定個数のDフリップフロップと、それらの所定回数の点灯データの送信後にメイン制御装置から送信された新たな点灯データの受信に基づいて出力値を変化させるDフリップフロップとを連結した論理回路からなるものであり、かつ、点灯データを3回受信する所定の期間を超えて、メイン制御装置から点灯データを連続して受信することによりLEDを点灯させるとともに、その連続的な点灯データの受信を中断するようなノイズが単発でも入り込むとLEDを消灯させ、さらに再度所定の期間を超えて点灯データを連続して受信することによりLEDを再点灯させるものであり、所定条件を充足した場合に、内蔵されたメイン制御装置において抽選が実行され、その抽選の結果、大当たりが生起した場合には、遊技者にとって有利な特別遊技状態が生起するように構成されており、なおかつ、EDが、所定条件の充足と関連した情報を報知するものであることを特徴とする。なお、本発明でいうLEDとは、所謂発光ダイオードのみをいうものではなく、信号の入力から発光までの時間が発光ダイオードと同レベルにある他の発光部材をも含むものである。
請求項1に記載の遊技機は、検知記憶回路が、点灯データを3回受信する所定の期間を超えて、メイン制御装置から点灯データを連続して受信することによりLEDを点灯させるものであるため、メイン制御装置と発光制御装置とを繋ぐ信号線にノイズ(電圧の変化等)が入り込んだ場合でも、誤ってLEDが発光することがないので(きわめて起こりにくいので)、LEDの誤発光により遊技者が気分を害する事態が発生しない。また、LEDの点灯データをラッチ信号の出力周期に依存させることなく発光制御装置へ伝達することができる。
また、請求項1に記載の遊技機は、検知記憶回路が前記所定回数の点灯データを記憶するための所定個数のフリップフロップと、前記新たな点灯データの受信に基づいて出力値を変化させるフリップフロップとを連結した論理回路であるので、ノイズによるLEDの誤発光の防止機能の精度が非常に高い。
また、請求項1に記載の遊技機は、遊技者が最も興味を抱いて注目するLEDにおいてノイズによる誤発光が生じないので、LEDの誤発光により遊技者が気分を害する事態がきわめて効果的に防止される。
パチンコ機の正面を示す説明図である。 パチンコ機の背面を示す説明図である。 パチンコ機の制御機構を示す説明図である。 メイン制御装置と発光制御装置との接続状態を示すブロック図である。 検知記憶回路の設置部位を示す回路図である。 検知記憶回路の作動内容を示すタイムチャートである。 検知記憶回路によるLEDの点灯作動内容を示すタイムチャートである(aはLEDの消灯時にノイズが入り込んだ場合の点灯作動内容を示したものであり、bはLEDの点灯時にノイズが入り込んだ場合の点灯作動内容を示したものである)。
以下、本発明の遊技機の一実施形態であるパチンコ機について、図面に基づいて、詳細に説明する。
<パチンコ機の構造>
図1は、実施例1のパチンコ機1の正面を示したものであり、パチンコ機1の正面の中央よりやや上方には略円形の遊技領域2が設けられている。そして、遊技領域2の下方には、供給皿14と貯留皿16とが上下に連設されており、貯留皿16の右サイドには、発射ハンドル15が突設されている。また、遊技領域2の中央上部には、図柄表示装置3が設けられている。図柄表示装置3は、1枚の液晶板によって形成された液晶画面33に、一桁の数字や一文字のアルファベット等(たとえば、「0」〜「9」、「A」〜「E」)の所定種類の特別図柄を表示することができるようになっている。
さらに、図柄表示装置3の下方には、チューリップ形状の普通電動役物(図柄始動口)4が設けられており、その普通電動役物4の内部には、遊技球の入賞を検出する遊技球検出装置が設けられている。加えて、普通電動役物4のベース部分(開閉扉以外の部分)には、当該普通電動役物4への入賞を報知するための報知手段である4個のLED8,8・・が横一列に設置されている。
また、普通電動役物4の両サイドには、それぞれ、変動入賞領域である左ゲート5および右ゲート6が設けられており、普通電動役物4の下側には、扉が前方へ開閉する形状の大入賞口7が設置されている。さらに、大入賞口7の下側には、普通図柄表示領域9が設けられている。普通図柄表示領域9は、7セグメントのLED板によって形成されており、そのLED板に、一桁の数字や記号等の所定種類の普通図柄を表示することができるようになっている。なお、図1に示されるように、遊技領域2には、上記部材の他に、サイドランプ23,23、電飾ランプ8,8・・、種々の入賞口、風車、および多数の障害釘等が設けられている。
一方、図2は、パチンコ機1の背面を示したものであり、パチンコ機1の中央よりやや下側には、パチンコ機1の作動内容を制御するメイン制御装置21が設置されている。また、メイン制御装置21の上方には、図柄表示装置3の表示内容を制御するための図柄制御装置22が設置されている。さらに、メイン制御装置21の右側には、遊技領域2に設置されたサイドランプ19,19や電飾ランプ20,20・・等の発光部材の発光を制御するための発光制御装置23、発生させる効果音の内容を制御するための効果音制御装置24が設けられている。また、発光制御装置23、効果音制御装置24の上方には、賞品球や貸球を払い出すための遊技球払出装置25が設置されている。
また、図3は、パチンコ機1の制御機構を示したものである。メイン制御装置21は、メインCPU26、ROM27やRAM28等の記憶手段、タイマ29等を有しており、メインCPU26が、インターフェイス30を介して、普通電動役物4等の各入賞口や入賞装置に内蔵された入賞検出装置31,31・・、大入賞口7を開閉させるための作動装置32、遊技球払出装置25等と接続されている。一方、発光制御装置23は、発光CPU35、ROMやRAM等の記憶手段36等を有しており、発光CPU35が、インターフェイス37を介して、サイドランプ19,19、電飾ランプ20,20・・、LED8,8・・等の発光部材等と接続されている。また、図柄制御装置22は、図柄表示CPU51、ROMやRAM等の記憶手段52等を有しており、図柄表示CPU51が、インターフェイス53を介して、図柄表示装置3等と接続されている。さらに、効果音制御装置24は、効果音CPU38、ROMやRAM等の記憶手段39等を有しており、効果音CPU38が、インターフェイス40を介して、スピーカ10等と接続されている。加えて、メイン制御装置21のメインCPUは、発光制御装置23の発光CPU35、図柄制御装置22の図柄表示CPU51、効果音制御装置24の効果音CPU38と接続されており、メイン制御装置21からの指令によって、発光制御装置23、図柄制御装置22、効果音制御装置24の各基板に接続された各機器や部材の作動が制御されるようになっている。
かかるパチンコ機は、発射ハンドル15が回動操作により遊技領域2に打ち込まれた遊技球が普通電動役物4に入賞した場合には、メイン制御装置21において「抽選」が実行され、メイン制御装置21に内蔵された乱数取得手段であるループカウンタが乱数を取得するようになっている。また、当該「抽選」において、ループカウンタが所定の乱数を取得した場合には「大当たり」となり、遊技者にとって有利な「特別遊技状態」が生起し、大入賞口7が、きわめて高い確率で、所定時間(たとえば、約25秒)あるいは所定個数(たとえば、9個)の遊技球の入賞を検出するまでの開成を、所定回数だけ断続的に繰り返すようになっている。
また、遊技球が普通電動役物4に入賞した場合には、図柄表示装置3に表示された図柄が変動を開始し、所定時間後に当該変動を停止する。かかる図柄の変動は、液晶画面33中の各表示部位10〜12において、「一桁の数字や一文字のアルファベット等が上から下へスクロールして別の数字やアルファベット等に切り替わる動画」を表示すること等によって行われる。そして、上記の如く「大当たり」が生起した場合には、図柄表示装置3に所定の大当たり図柄(たとえば、「7,7,7」)が表示されるようになっている。加えて、「大当たり状態」が生起した場合には、スピーカ13から効果音が発生するとともに、サイドランプ19,19、電飾ランプ20,20・・等が点滅して、雰囲気が盛り上げられる。
<パチンコ機の特徴部分の説明>
上述の如く、普通電動役物4のベース部分には、4個のLED8,8・・が設置されている。そして、普通電動役物4に遊技球が入賞した場合(すなわち、上記した「抽選」の契機となる所定条件を充足した場合)には、それらの4個のLED8,8・・が所定の態様で瞬間的に点灯するようになっている。図4は、メイン制御装置21、発光制御装置23、およびLED8,8・・の接続状態を詳細に示したものであり、発光制御装置23には、シフトレジスタ41、フィリップフロップ(以下、単にF/Fで示す)42,42・・、検知記憶回路43,43・・、発光CPU(LED駆動IC)35が装着されている。シフトレジスタ41の出力端子は、各F/F42,42・・の入力端子に接続された状態になっており、それらの各F/F42,42・・の出力端子は、それぞれ、検知記憶回路43,43・・を介して発光CPU35の入力端子に接続された状態になっている。そして、普通電動役物4に設置された4個のLED8,8・・が、発光CPU35と接続された状態になっている。また、メイン制御装置21のメインCPU26とシフトレジスタ41とが、データ信号線、クロック信号線によって接続されており、メインCPU26と各F/F42,42・・とが、ラッチ信号線によって接続されている。
また、図5は、検知記憶回路43の設置部分を詳細に示したものであり、各検知記憶回路43,43・・は、先に送信された2個の点灯データを記憶するためのDフリップフロップ44,45と、3個目の点灯データの受信に基づいて出力値を変化させるDフリップフロップ46とを直列的に連結した論理回路である。なお、各Dフリップフロップ44〜46において、D,CKは、それぞれ、データ入力端子である。また、CLRはクリア信号出力端子であり、当該端子からLOWレベルの信号が出力された場合には、Dフリップフロップ44〜46に記憶されている信号がリセットされるようになっている。また、電源電圧検出回路47が、各検知記憶回路43,43・・に対して並列に接続された状態になっている。
上記の如く構成されたメイン制御装置21、発光制御装置23からなる発光制御機構においては、パチンコ機1の作動中、200μS毎のタイマー割り込み処理毎に、メイン制御装置21から発光制御装置23へ8ビットのデジタルデータを送信するシリアル通信が継続的に実行される。そして、メインCPU26から出力されたデジタルデータ(シリアルデータ)が、そのデジタルデータと同期したクロックのタイミングでシフトレジスタ41に記憶されるとともに、そのシフトレジスタ41に記憶されたデータが、メインCPU26から出力されるラッチ信号のタイミングで各F/F42,42に記憶される。
各F/F42,42・・に記憶されたデジタル信号は、発光CPU35(LED駆動IC)へ出力されるが、検知記憶回路43,43・・の機能によって、当該デジタル信号の伝達が遅延される。図6は、検知記憶回路43による信号伝達の遅延の内容を示すタイムチャートである。なお、図6における(i)〜(vii)は、図5における(i)〜(vii)の位置での状態の変化を示したものである。検知記憶回路43に、1個目、2個目のラッチ信号(LED8,8・・を点灯させる旨の点灯データ)が入力された場合(「1回目」、「2回目」と図示)には、Dフリップフロップ44,45の出力状態が変化するものの(図6における(iii),(iv))、Dフリップフロップ46の出力状態が変化しないため、検知記憶回路43から信号が出力されない。しかしながら、検知記憶回路43に3個目のラッチ信号が入力されると、立ち下がりエッジのタイミングで、Dフリップフロップ46の出力状態がHIGH状態に変化する(図6における(v))。そのため、検知記憶回路43から信号が出力されることとなる。
かかる検知記憶回路43,43・・の作動によって、各F/F42,42・・から1個あるいは2個のラッチ信号(点灯データ)が出力されても、それらのラッチ信号は発光CPU35(LED駆動IC)へ伝達されず、3個目のラッチ信号が出力された後に、立ち下がりエッジのタイミングで、初めて、検知記憶回路43から発光CPU35へ信号(LED8,8・・の点灯指令信号)が出力されることとなる。
したがって、メイン制御装置21、発光制御装置23からなる発光制御機構においては、図7(a)の如く、単発(あるいは2個)のラッチ信号(点灯データ)と同レベルのノイズが入り込んでも、検知記憶回路43が、そのノイズを発光CPU35へ伝達しないため、LED8,8・・は非点灯状態を継続する。また、クロック信号にノイズが入り込んだ場合、データ信号にノイズが入り込んだ場合、ラッチ信号にノイズが入り込んだ場合とも同様に、それらのノイズが単発(あるいは2個)のものであれば、検知記憶回路43が、それらのノイズを発光CPU35へ伝達しないため、LED8,8・・は非点灯状態を継続することとなる。反対に、図7(b)の如く、単発の非点灯データ(LED8,8・・を消灯させる旨のデジタルデータ)と同様なノイズが入り込んだ場合には、検知記憶回路43が機能しないため、LED8,8・・は直ちに消灯し、2個のラッチ信号(点灯データ)の到達を待って再点灯することとなるが、そのような瞬間的な非点灯(約200μS)は、視覚的には分からないため、点灯状態が継続しているように認識される。
(4)パチンコ機の効果
パチンコ機1は、上記の如く、メイン制御装置21と発光制御装置23とを繋ぐ信号線に検知記憶回路43,43・・が設けられており、その検知記憶回路43,43・・が、LED8,8・・を点灯させる旨の点灯データをメイン制御装置21から2回受信した後に、さらに3個目の点灯データをメイン制御装置21から受信した直後に(立ち下がりエッジのタイミングで)、発光制御装置23へLED点灯指令信号を出力するものであり、メイン制御装置21と発光制御装置23とを繋ぐ信号線にノイズが入り込んだ場合でも、誤ってLED8,8・・が発光することがないので、LED8,8・・の誤発光により遊技者が気分を害する事態が発生しない。また、LED8,8・・の点灯データをラッチ信号の出力周期に依存させることなく発光発光制御装置23へ伝達することができる。
また、パチンコ機1は、上記の如く、検知記憶回路43,43・・がLED8,8・・を点灯させる旨のデジタルデータである点灯データをメイン制御装置21から複数の所定回数(3回)連続して受信した後に、発光制御装置23へLED点灯指令信号を出力する一方、点灯データを複数受信した場合でも、発光制御装置23へLED点灯指令信号を出力しない場合がある(3個の点灯データが連続したものでなければ発光制御装置23へLED点灯指令信号を出力しない)ものである。したがって、パチンコ機1によれば、ノイズが生じ易い環境下に設置されて、ノイズが複数回(3回)に亘って入り込んだ場合でも、それらのノイズが連続したものでなければ、誤ってLED8,8・・が発光する事態がきわめて起こりにくいので、LED8,8・・の誤発光により遊技者が気分を害する事態を非常に高い精度で防止することができる。
さらに、パチンコ機1は、上記の如く、検知記憶回路43,43・・がLED8,8・・を点灯させる旨のデジタルデータである点灯データをメイン制御装置21から複数の所定回数(3回)受信した後に、発光制御装置23へLED点灯指令信号を出力する一方、点灯データを複数回受信した場合でも、それらの点灯データが、所定回数(3回)に満たないものである場合には、発光制御装置23へLED点灯指令信号を出力しないものである。したがって、パチンコ機1によれば、ノイズが生じ易い環境下に設置されて、ノイズが複数回に亘って入り込んだ場合でも、それらのノイズが所定の個数(3個)に満たないものであれば、誤ってLED8,8・・が発光することがないので(きわめて起こりにくいので)、LED8,8・・の誤発光により遊技者が気分を害する事態をきわめて高い精度で防止することができる。
また、パチンコ機1は、検知記憶回路43,43・・が先に送信された2個の点灯データを記憶するための2個のDフリップフロップ44,45と、3個目の点灯データの受信に基づいて出力値を変化させるDフリップフロップ46とを連結した論理回路であるので、ノイズによるLED8,8・・の誤発光の防止機能の精度が非常に高い。
加えて、パチンコ機1は、各LED8,8・・が、「抽選」の契機となる普通電動役物4への入賞を報知するものであるため、遊技者が最も興味を抱いて注目するLED8,8・・においてノイズによる誤発光が生じないので、LED8,8・・の誤発光により遊技者が気分を害する事態がきわめて効果的に防止される。
また、パチンコ機1は、上記の如く、検知記憶回路43,43・・が、点灯データを受信する場合には、非点灯データを受信する場合に比べて、多くの個数の信号(デジタルデータ)を受信した場合に、LED点灯指令信号を出力するように構成されている。そして、単発の点灯データと同様なノイズが入り込んでも、LED8,8・・が非点灯状態を継続して誤発光しない一方、単発の非点灯データと同様なノイズが入り込んだ場合には、LED8,8・・が瞬間的に消灯する(その後再点灯する)ものの、遊技者には点灯状態が継続しているように認識され、誤消灯の事態が分からないようになっている。したがって、パチンコ機1によれば、シンプルな回路構成によって、LED8,8・・の誤発光や誤消灯に起因して遊技者が気分を害する事態を、きわめて効果的に回避することができる。
加えて、パチンコ機1は、上記の如く、検知記憶回路43,43・・が、連続した所定個数(3個)の信号(上記実施形態では、200ms程度の短い周期のデジタルデータ)を受信した場合にLED点灯指令信号を出力するように構成されているため、所定時間内に非連続な複数の信号(略同じ200ms程度の短い周期のデジタルデータ)を受信した場合にLED点灯指令信号を出力するように構成した場合に比べて、正規の点灯データの送信開始から短時間(上記所定時間よりも短い時間)の内にLED点灯指令信号を出力させることができるため、正規の点灯データの送信開始から実際にLED8,8が点灯するまでの時間の短縮を図ることができる。特に、メイン制御装置21と発光制御装置23との間で長い周期のデジタルデータを送信する場合には、正規の点灯データの送信開始からLED8,8・・の点灯までの時間を効果的に短縮することができる。
なお、本発明の遊技機の構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、メイン制御装置、発光制御装置、LED、検知記憶回路等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更できる。
たとえば、本発明に係る遊技機は、上記実施形態の如く、発光制御装置が直接的にメイン制御装置と接続されたものに限定されず、統合制御装置等の別の制御装置を介して発光制御装置とメイン制御装置とが接続されたものに変更することも可能である。
また、遊技機に設けられるLEDは、上記実施形態の如く、普通電動への入賞を報知するものに限定されず、メイン制御装置において実施される「抽選」の結果を報知するものや、遊技領域に設けられた各種の入賞装置への入賞を報知するもの等に変更することも可能である。
一方、検知記憶回路は、上記実施形態の如く、Dフリップフロップを連結した論理回路を利用したものに限定されず、他の論理回路によって構成することも可能である。なお、上記実施形態の如く、Dフリップフロップを連結した論理回路によって検知記憶回路を構成した場合には、上述したように、ノイズによるLED8,8・・の誤発光の防止機能の精度がきわめて高いものとなる。
加えて、検知記憶回路は、上記実施形態の如く、3個の信号(デジタルデータ)を受信した場合に立ち下がりエッジのタイミングでLED点灯指令信号を出力するものに限定されず、3個の信号(デジタルデータ)を受信した場合に立ち上がりエッジのタイミングでLED点灯指令信号を出力するものや、4個以上の信号を受信した場合に(立ち下がりエッジのタイミングあるいは立ち上がりエッジのタイミングで)LED点灯指令信号を出力するものに変更することも可能である。さらに、3個以上の連続した信号を受信した場合にLED点灯指令信号を出力するように構成した場合には、3個以上の非連続な信号を受信した場合にLED点灯指令信号を出力するように構成した場合に比べて、正規の点灯データの送信開始から実際にLEDが点灯するまでの時間を非常に効果的に短縮することが可能となる。
1・・パチンコ機(遊技機)
8・・LED
21・・メイン制御装置
23・・発光制御装置
26・・メインCPU
35・・発光CPU
41・・シフトレジスタ
42・・F/F
43・・検知記憶回路
C・・コンデンサ
R・・抵抗

Claims (1)

  1. 遊技内容に関連した情報を報知するためのLEDが機台の前面に設置されているとともに、遊技内容を含んだ作動内容を制御するためのメイン制御装置と、LEDの発光態様を制御するための発光制御装置とが設けられており、発光制御装置がメイン制御装置からLEDを点灯させる旨のデジタルデータである点灯データの送受信によって制御される遊技機であって、
    発光制御装置に、シフトレジスタ、フリップフロップおよび検知記憶回路、発光CPUが設けられているとともに、シフトレジスタの出力端子がフリップフロップの入力端子に接続されており、かつ、そのフリップフロップの出力端子が検知記憶回路を介して発光CPUの入力端子に接続されている一方、メイン制御装置のメインCPUとシフトレジスタとが、データ信号線およびクロック信号線によって接続されており、かつ、メインCPUとフリップフロップとがラッチ信号線によって接続されており、
    知記憶回路が、メイン制御装置から送信される2回以上の所定回数の点灯データを記憶するための所定個数のDフリップフロップと、それらの所定回数の点灯データの送信後にメイン制御装置から送信された新たな点灯データの受信に基づいて出力値を変化させるDフリップフロップとを連結した論理回路からなるものであり、かつ、
    点灯データを3回受信する所定の期間を超えて、メイン制御装置から点灯データを連続して受信することによりLEDを点灯させるとともに、その連続的な点灯データの受信を中断するようなノイズが単発でも入り込むとLEDを消灯させ、さらに再度所定の期間を超えて点灯データを連続して受信することによりLEDを再点灯させるものであり、
    所定条件を充足した場合に、内蔵されたメイン制御装置において抽選が実行され、その抽選の結果、大当たりが生起した場合には、遊技者にとって有利な特別遊技状態が生起するように構成されており、なおかつ、
    EDが、所定条件の充足と関連した情報を報知するものであることを特徴とする遊技機。
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