JP5310553B2 - 液体口腔用組成物、及びカチオン性殺菌剤の殺菌力向上方法 - Google Patents

液体口腔用組成物、及びカチオン性殺菌剤の殺菌力向上方法 Download PDF

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Description

本発明は、口腔内のう蝕原性バイオフィルム内に効果的に殺菌剤が浸透し、う蝕原性菌に対して優れた殺菌力を発揮すると共に、低温保存におけるオリ及びニゴリの発生が抑制され外観安定性が良好な液体口腔用組成物、及びカチオン性殺菌剤の殺菌力向上方法に関する。
う蝕は、口腔内でストレプトコッカスミュータンス菌等のう蝕原因菌が形成する口腔バイオフィルムが歯面に付着し、バイオフィルム中で産生される酸により歯牙が脱灰されることにより生じる。
そこで、う蝕予防の手段として、液体口腔用組成物の分野では、種々の殺菌剤を配合することによりう蝕原因菌を殺菌するという手段が用いられている。特に、塩化ベンゼトニウムや塩化セチルピリジニウム等のカチオン性殺菌剤は、う蝕原性菌に対する殺菌活性が高く、かつ歯牙や口腔粘膜などの口腔組織表面へ吸着しやすい性質を有していることから、多くの口腔用組成物に配合されている。
しかしながら、これらカチオン性殺菌剤は、口腔内の浮遊菌に対しては良好な殺菌効果を発揮するものの、口腔バイオフィルム内への浸透力が弱く、特に口腔バイオフィルム中のう蝕原性菌に対しては十分な殺菌効果が発揮されないという問題点があった。
カチオン性殺菌剤を使用した口腔内の殺菌技術としては、例えば、カチオン性殺菌剤にポリリン酸とポリグリセリン脂肪酸エステルを配合することによる吸着促進技術(特許文献1参照)、カチオン性殺菌剤にエリスリトール、キシリトール、パラチニット及びマルチトール、ラクチトールを配合し、歯表面へのタンパク吸着を阻害することによる歯垢の形成抑制技術(特許文献2参照)、カチオン性殺菌剤にポリビニルアルコールを配合することによる殺菌剤の歯牙吸着性増強技術(特許文献3参照)、カチオン系殺菌剤配合口腔用組成物に、アニオン系界面活性剤及びノニオン系界面活性剤無配合で、水溶性香料を配合することにより使用性を向上させた殺菌活性向上技術(特許文献4参照)や、カチオン性殺菌剤とポリビニルピロリドンを含み、カチオン性殺菌剤以外の界面活性剤を含まない組成とすることで、口腔用組成物による抗菌力及び経時安定性を向上させる技術(特許文献5参照)が開示されている。しかし、これらの技術においても、口腔内の浮遊菌に対する高い殺菌力は発揮されるものの、バイオフィルム中のう蝕原性菌に対しては殺菌力が不十分で、満足できるものではなかった。
また、液体口腔用組成物にラウリル硫酸ナトリウム等のアニオン性界面活性剤を配合することにより、イソプロピルメチルフェノール等の非イオン性殺菌剤のバイオフィルム浸透殺菌力を増強する技術(特許文献6,7参照)が提案されている。更に、デヒドロアビエチン酸の口腔内殺菌効果等がラウリル硫酸ナトリウム等のアニオン性界面活性剤の併用で高まること(特許文献8参照)、歯垢形成抑制技術として、バイオサーファクタントと非イオン系殺菌剤及び/又はカチオン系殺菌剤を配合することで歯垢内の病原性細菌を殺菌して歯垢形成を抑制できること(特許文献9参照)、カチオン性ポリマーであるヒドロキシピリドン誘導体にヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム塩を配合することによって滞留性が向上して歯垢形成を抑制できること(特許文献10参照)が提案されている。
しかし、これらの技術は、歯周病原性バイオフィルムに対しては有効であっても、う蝕原性バイオフィルム中のストレプトコッカスミュータンス菌等のう蝕原性菌に対しては十分な殺菌効果が発揮され難いものであった。
なお、塩化セチルピリジニウムとパルミトイルサルコシンナトリウムを配合した洗口液にポリオキシエチレン硬化ひまし油を配合した組成が、特許文献9の実施例2、特許文献10の実施例10に例示されているが、この洗口液は、パルミトイルサルコシンナトリウムのパルミトイル基の炭素数が多いため、低温保存においてオリ及びニゴリが発生し、外観安定性が十分に確保されているとはいえない。
従って、う蝕原性バイオフィルム内のう蝕原性菌に対して高い殺菌力を発揮し、かつ低温保存時の外観安定性に優れた液体口腔用組成物の開発が望まれる。
特開2006−117574号公報 特開2006−117573号公報 特開2003−113059号公報 特開平7−101842号公報 特開平7−267840号公報 特開2006−069909号公報 特開2006−182663号公報 特開2006−312588号公報 特開2003−246717号公報 特開2002−205929号公報
本発明は、口腔内のう蝕原性バイオフィルム内に殺菌剤が速やかに浸透し、う蝕原性菌に対して高い殺菌力を発揮すると共に、低温保存時のオリ及びニゴリの発生が抑制され、外観安定性に優れた液体口腔用組成物、及びカチオン性殺菌剤の殺菌力向上方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、(A)塩化セチルピリジニウム、(B)ラウロイルサルコシンナトリウム、(C)エチレンオキサイドの平均付加モル数が40〜100モルのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を特定割合で配合することにより、口腔内のう蝕原性バイオフィルム内に殺菌剤が速やかに浸透し、う蝕原性菌を効果的に殺菌すると共に、低温保存時におけるオリ及びニゴリの発生が抑制され、外観安定性にも優れた液体口腔用組成物が得られることを知見した。
この場合、液体口腔用組成物に、う蝕原性菌に対する殺菌活性が高いカチオン性殺菌剤と、バイオフィルムへの浸透力を向上させるアニオン性界面活性剤とを配合すれば、う蝕原性バイオフィルムへの浸透殺菌力が増強されることが予想される。しかし、本発明者らが検討したところ、この場合は両者の電気的相互作用により複合体が形成し、殺菌力が十分に発揮されないばかりか、低温保存において複合体と推定されるオリやニゴリが発生し、外観安定性が損なわれてしまうものであった。そこで、更に検討を進めた結果、カチオン性殺菌剤の塩化セチルピリジニウムと、殺菌剤及びアニオン性界面活性剤として使用されるラウロイルサルコシンナトリウムとを併用し、更にエチレンオキサイドの平均付加モル数が40〜100モルのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を配合して、これら成分を特定割合で併用することによって、意外にも、塩化セチルピリジニウムとラウロイルサルコシンナトリウムとにより形成された複合体が、う蝕原性バイオフィルム内へ速やかに浸透し、ストレプトコッカスミュータンス菌等のう蝕原性菌に対して優れた殺菌効果を発揮すると共に、低温保存してもオリやニゴリがほとんど発生することがなく、良好な外観安定性が得られることを見出した。このような本発明の効果は、塩化セチルピリジニウムとラウロイルサルコシンナトリウムとを配合すると、両成分が電気的相互作用により複合体を形成し、互いの殺菌活性部位の活性を低下させ、更にはこの複合体の溶解度が低いため低温保存においてオリやニゴリとなって析出するが、上記複合体にエチレンオキサイドの平均付加モル数40〜100モルのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を特定割合で添加することにより、上記複合体の結合が弱まり、互いの殺菌活性部位の活性が回復し、殺菌力が十分に発揮され、更に上記ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の界面活性作用により、複合体を可溶化し得るばかりか、複合体がう蝕原性バイオフィルムに効果的に浸透することができることに由来するものであると考えられる。
このような本発明の作用効果は、後述する実施例からも明確なように、塩化セチルピリジニウムとラウロイルサルコシンナトリウムと、エチレンオキサイドの平均付加モル数が40〜100モルのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油とを特定割合で組み合わせて配合することによってなし得るもので、他の殺菌剤を使用したり、他のアニオン性界面活性剤や非イオン性界面活性剤を併用しても、あるいは各成分の配合割合が本発明の範囲外であっても本発明の目的は達成されない。
従って、本発明は、下記の液体口腔用組成物、及びカチオン性殺菌剤の殺菌力向上方法を提供する。
〔I〕
(A)塩化セチルピリジニウム 0.01〜0.1質量%
(B)ラウロイルサルコシンナトリウム 0.02〜0.3質量%
(C)エチレンオキサイドの平均付加モル数が40〜100モルのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
を含有し、(A)/(B)の質量比が0.3〜3、(C)/((A)+(B))の質量比が1.0〜20であることを特徴とする液体口腔用組成物。
〔II〕
洗口剤として調製される〔I〕記載の液体口腔用組成物。
〔III〕
液体口腔用組成物におけるカチオン性殺菌剤の殺菌力を向上させる方法であって、
(A)塩化セチルピリジニウム 0.01〜0.1質量%
(B)ラウロイルサルコシンナトリウム 0.02〜0.3質量%
(C)エチレンオキサイドの平均付加モル数が40〜100モルのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
を配合し、かつ(A)/(B)の質量比を0.3〜3、(C)/((A)+(B))の質量比を1.0〜20の範囲とすることを特徴とする、前記カチオン性殺菌剤の殺菌力向上方法。
本発明の液体口腔用組成物、及びカチオン性殺菌剤の殺菌力向上方法は、う蝕原性バイオフィルム内に殺菌剤が速やかに浸透し、う蝕原性菌に対して優れた殺菌力を発揮すると共に、低温保存時においてもオリ及びニゴリの発生が抑制され、外観安定性も良好であり、う蝕予防に有効である。
本発明の液体口腔用組成物は、(A)塩化セチルピリジニウム、(B)ラウロイルサルコシンナトリウム、(C)エチレンオキサイドの平均付加モル数が40〜100モルのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を併用することを特徴とする。
(A)成分の塩化セチルピリジニウムは、組成物全体に対して0.01〜0.1%(質量%、以下同じ)配合されるが、特に殺菌力と外観安定性の点から0.02〜0.05%とすることが好ましい。配合量が0.01%未満ではバイオフィルム中への殺菌剤の浸透性が改善せず、高い殺菌力が発揮されない場合があり、0.1%を超えると低温保存で白濁し、外観安定性が損なわれる場合がある。
(B)ラウロイルサルコシンナトリウムの配合量は、組成物全体の0.02〜0.3%であるが、特に殺菌力と外観安定性の点から0.05〜0.2%が好ましい。配合量が0.02%未満ではバイオフィルム中への殺菌剤の浸透性が改善せず、高い殺菌力が十分に発揮されない場合があり、0.3%を超えると低温保存でオリや白濁が発生して外観安定性が損なわれる場合がある。
(A)成分/(B)成分の質量比は0.3〜3であり、特に殺菌力の点から0.5〜1であることが好ましい。(A)/(B)比が0.3未満ではバイオフィルムに対する殺菌力が満足に発揮されない場合があり、3を超えると低温保存においてオリや白濁が発生して外観安定性が損なわれる場合がある。
本発明では、(A)塩化セチルピリジニウムと(B)ラウロイルサルコシンナトリウムとを特定割合で併用することが必要であり、これにより塩化セチルピリジニウムとラウロイルサルコシンナトリウムとの複合体が形成され、この複合体がう蝕原性バイオフィルム内へ速やかに浸透して、ストレプトコッカスミュータンス菌等のう蝕原性菌に対して優れた殺菌効果を発揮する。塩化セチルピリジニウム又はラウロイルサルコシンナトリウムの単独使用では、本発明の目的は達成できない。
(C)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としては、エチレンオキサイドの平均付加モル数が40〜100モルのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の1種又は2種以上を配合するが、特に外観安定性と殺菌力の点でエチレンオキサイドの平均付加モル数は60〜100が望ましい。平均付加モル数が40モル未満では、低温保存時に外観安定性が損なわれたり、う蝕原性バイオフィルムに対して満足な殺菌力が発揮されない場合があり、また100モルを超えるものは一般には市販されていない。
(C)成分のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の配合量は、組成物全体の0.1〜3%、特に0.2〜2%とすることが好ましく、0.1%未満では低温保存時にオリや白濁が発生して外観安定性が損なわれ、3%を超えると味が悪くなったり、う蝕原性菌への殺菌力が十分に発揮されない場合がある。
更に、本発明では、う蝕原性バイオフィルム内への殺菌剤の浸透性及びう蝕原性菌への殺菌力を維持しながら外観安定性を維持するために、(C)成分と(A)成分及び(B)成分の合計含有量との比である(C)/((A)+(B))を質量比で1.0〜20、好ましくは2〜10にする。質量比が1.0未満、即ち、(C)成分の含有量が、(A)成分と(B)成分の合計配合量より少ない場合、低温保存時にオリや白濁が発生して外観安定性が損なわれ、20を超えるとう蝕原性菌への殺菌力が十分に発揮されない。
本発明の液体口腔用組成物は、使用時に希釈せずそのまま使用できるタイプ、あるいは使用時に水で希釈して使用する濃縮タイプの洗口剤、口中清涼剤などとして調製、適用することができるが、上記成分以外に、その剤型に応じて適宜な公知成分を配合することができる。例えば、溶剤、湿潤剤、増粘剤、pH調整剤、防腐剤、甘味剤、香料、有効成分、着色料等が配合できる。なお、上記必須成分以外の公知の界面活性剤は配合しなくてもよい。また、洗口剤として調製される場合、研磨剤は配合しなくてもよい。
溶剤としては、水が一般的に用いられるが、プロピレングリコール、エチレングリコール、ポリエチレングリコール等の多価アルコール、エタノール等の低級アルコールなどのアルコールを配合することもできる。アルコールの配合量は通常、組成物全体の0〜30%、特に1〜10%である。
また、本発明の液体口腔用組成物は、エタノールを配合しなくてもよく、エタノールを実質的に含有しない(即ち、組成物中のエタノール含有量が0.01%以下、特に0〜0.0001%である)組成であってもよい。エタノールを実質的に含有しない組成でも、う蝕原性バイオフィルム内に殺菌剤が効果的に浸透し、ストレプトコッカスミュータンス菌等のう蝕原性菌を効果的に殺菌できると共に、低温でのオリ及びニゴリの発生を抑制できる。
湿潤剤としては、グリセリンやソルビトール、マルチット、ラクチット等の糖アルコールを配合できる(配合量は通常、組成物全体の0〜20%、特に1〜9%)。
増粘剤としては、キサンタンガム、カラギーナン、ヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロースナトリウム等を配合することができる(配合量は通常、組成物全体の0〜3%、特に0.01〜0.5%)。
防腐剤としては、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン等のパラオキシ安息香酸エステル、ソルビン酸カリウム等を挙げることができる。
また、甘味剤としては、キシリトール、マルチトール、サッカリン、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、アスパルテーム等を配合することができる。
香料としては、ペパーミント油、スペアミント油、ユーカリ油、ウィンターグリーン油、クローブ油、タイム油、セージ油、カルダモン油、ローズマリー油、マジョラム油、レモン油、ナツメグ油、ラベンダー油、パラクレス油等の天然精油、及びl−メントール、l−カルボン、シンナミックアルデヒド、オレンジオイル、アネトール、1,8−シネオール、メチルサリシレート、オイゲノール、チモール、リナロール、リモネン、メントン、メンチルアセテート、シトラール、カンファー、ボルネオール、ピネン、スピラントール等の上記天然精油中に含まれる香料成分、また、エチルアセテート、エチルブチレート、イソアミルアセテート、ヘキサナール、ヘキセナール、メチルアンスラニレート、エチルメチルフェニルグリシデート、ベンツアルデヒド、バニリン、エチルバニリン、フラネオール、マルトール、エチルマルトール、ガンマ/デルタデカラクトン、ガンマ/デルタウンデカラクトン、N−エチル−p−メンタン−3−カルボキサミド、メンチルラクテート、エチレングリコール−l−メンチルカーボネート等の香料成分、更には、いくつかの香料成分や天然精油を組み合わせてなる、アップル、バナナ、ストロベリー、ブルーベリー、メロン、ピーチ、パイナップル、グレープ、マスカット、ワイン、チェリー、スカッシュ、コーヒー、ブランデー、ヨーグルト等の調合フレーバーの1種又は2種以上を配合できる。
香料の配合量は、組成物中0.00001〜3%が好ましく、本発明の効果を妨げない範囲で配合できる。
また、有効成分としては、塩化セチルピリジニウムに加えて、その他の有効成分を配合することができる。具体的には、トラネキサム酸、イプシロン−アミノカプロン酸などの抗炎症剤、デキストラナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、ムタナーゼ、リゾチーム、溶菌酵素、リテックエンザイム等の酵素、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化第一錫等のフッ化物、アルミニウムクロルヒドロキシアラントイン、アラントイン、アズレン、塩化リゾチーム、アスコルビン酸等のビタミンC類、ジヒドロコレステロール、グリチルレチン塩類、グリチルレチン酸類、ヒドロコレステロール、クロロフィル、銅クロロフィリンナトリウム、タイム、オウゴン、チョウジ、ハマメリス等の植物抽出物、グルコン酸銅、カロペプタイド、ポリリン酸ナトリウム、水溶性無機リン酸化合物、ポリビニルピロリドン、歯石防止剤、歯垢防止剤、硝酸カリウム、乳酸アルミニウム等を添加できる。なお、これら他の有効成分の添加量は、本発明の効果を妨げない範囲である。
着色料として、青色1号、緑色3号、黄色4号、赤色105号など、安全性の高い水溶性色素を添加することができる。
pH調整剤としては、フタル酸、リン酸、クエン酸、コハク酸、酢酸、フマル酸、リンゴ酸及び炭酸並びにそれらのカリウム塩、ナトリウム塩及びアンモニウム塩、リボ核酸及びその塩類、水酸化ナトリウムなどから選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。特に、リン酸とそのナトリウム塩、あるいはクエン酸とそのナトリウム塩とを組み合わせて使用することが好ましい。本発明の液体口腔用組成物は、25℃におけるpHを5.5〜8.0に調整することが好ましく、よって、この付近のpH調整剤としてリン酸二水素ナトリウムとリン酸一水素ナトリウム、あるいはクエン酸とクエン酸ナトリウムとの組み合わせが好適である。
容器としては、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ガラス、ポリプロピレン、ポリエチレンが使用できるが、香料の吸着抑制の点からPET又はガラスが好ましい。
以下、実験例、実施例及び比較例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により制限されるものではない。
なお、下記例に示す%は特にことわらない限り質量%を意味する。また、表中のpHは、調製直後に東亜電波工業製のpHメーター(型番HM−30S)を用いて測定し、25℃,3分後の値を示した。ポリオキリエチレン硬化ヒマシ油中の括弧は、エチレンオキサイドの平均付加モル数を示している。
また、液体口腔用組成物の調製には、塩化セチルピリジニウム(和光純薬製)、ラウロイルサルコシンナトリウム(川研ファインケミカル製)、ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油(日光ケミカルズ製)、ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油(日光ケミカルズ製)、ポリオキシエチレン(80)硬化ヒマシ油(日光ケミカルズ製)、ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油(日本エマルジョン製)、エタノール(日本アルコール販売製)、クエン酸(扶桑化学製)、クエン酸ナトリウム(扶桑化学製)、リン酸一水素ナトリウム(太平化学産業製)、リン酸二水素ナトリウム(太平化学産業製)、キシリトール(ロケット・フルーレ製)、ソルビトール(70%、東和化成製)、ポリエチレングリコール400(第一工業製薬製)、プロピレングリコール(旭硝子製)、メチルパラベン(API製)、エチルパラベン(API製)、ブチルパラベン(API製)、サッカリンナトリウム(大東化学製)、グリセリン(85%、坂本薬品工業製)、フッ化ナトリウム(ステラケミファ製)、アスパルテーム(味の素製)、デキストラナーゼ(第一三共製)、カラギーナン(三晶製)を使用した。また、香料は、下記表3に示す組成の香料を使用した。
更に、比較例の調製には、上記実施例で用いた成分の他に、トリクロサン(チバスペシャリティケミカル製)、ラウリル硫酸ナトリウム(東邦化学工業製)、パルミトイルサルコシンナトリウム(日光ケミカルズ製)、ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油(日光ケミカルズ製)、ポリオキシエチレン(40)セチルエーテル(日本エマルジョン製)を使用した。
[実験例1]
表1,2に示す組成の液体口腔用組成物(洗口剤)を常法により調製し、これをサンプルとして下記の評価を行った。
う蝕原性バイオフィルムへの塩化セチルピリジニウムの浸透効果
培養液としてトリプチケースソイブロス(Difco製)30gを1Lの精製水に溶解し、更にスクロース(和光純薬製)10gを溶解させたものを用いた。う蝕原性菌としてストレプトコッカスミュータンスATCC10449株を接種した培養液を直径13mm×150mmのガラス製小試験管に2mLずつ入れ試験管立て(サンワカケン製、13mm用)に立て、傾斜台(サンワカケン製)を用いて傾斜させ、37℃,嫌気条件下(5容量%炭酸ガス、95容量%窒素)で18時間培養し、バイオフィルムを形成、付着させた。
試験管内の培養液を捨て、形成させたバイオフィルムをpH4.5に調整したリン酸緩衝液(塩化ナトリウム8.8g及びリン酸2水素ナトリウム2水和物1.56gを精製水1Lに溶解させ、1N水酸化ナトリウム水溶液でpH4.5に調整したもの)3mLで1回洗浄した。緩衝液を捨てた後、表1,2に示したサンプル0.5mLを添加、30秒間浸漬した。その後、サンプル液を捨て、滅菌生理食塩水2mLで超音波処理(日本精機製作所製、US−300使用、200μA、10秒間)することによりバイオフィルムを分散させた。内部標準物質としてサリチル酸4−オクチルフェニル(東京化成製)0.1gをエタノール(99.5%)(関東化学製)5Lに溶解させた液1mL(内部標準物質溶液)を加えた後、0.45μmメンブランフィルターでろ過し、ろ液を液体クロマトグラフィー(試料注入量40μL)により測定し、バイオフィルムに浸透した塩化セチルピリジニウムの量を定量した。
液体クロマトグラフィーの移動相は、75容量%アセトニトリル水溶液を用い、ポンプ:日本分光(株)PU−980、試料導入部:日本分光(株)AS−950、検出器:日本分光(株)UV−970(測定波長:265nmに設定)、記録装置:システムインスツルメント(株)Chromatocorder21J、カラム恒温槽(35℃に設定):日本分光(株)CO−966、カラム:GLサイエンス(株)Inertsil ODS−2 (4mmφ×150mm)を使用した。また、標準溶液として、塩化セチルピリジニウム(和光純薬製)0.1gを移動相200mLに溶解後、更に移動相で125倍(容量比)に希釈した液から2mL採取し、上記内部標準物質溶液1mLを添加した液を、同様に液体クロマトグラフィー(試料注入量40μL)で測定を行った。
塩化セチルピリジニウム/内部標準物質のピーク面積比より、下記計算式を用いて、バイオフィルムに浸透した塩化セチルピリジニウムの量を算出し、下記判定基準より殺菌剤の浸透効果を評価した。
結果を表1,2に示す。
Figure 0005310553
殺菌剤の浸透効果判定基準
◎:浸透した塩化セチルピリジニウムの量が40μg以上
○:浸透した塩化セチルピリジニウムの量が30μg以上40μg未満
△:浸透した塩化セチルピリジニウムの量が20μg以上30μg未満
×:浸透した塩化セチルピリジニウムの量が20μg未満
[実験例2]
う蝕原性バイオフィルム内のストレプトコッカスミュータンス菌に対する殺菌効果
培養液としてトリプチケースソイブロス(Difco製)30gを1Lの精製水に溶解し、更にスクロース(和光純薬製)10gを溶解させたものを用いた。う蝕原性菌としてストレプトコッカスミュータンスATCC10449株を接種し、直径7mm×厚さ3.5mmのハイドロキシアパタイト(HA)板(旭光学製)を培養液中に静置し、37℃,嫌気条件下(5容量%炭酸ガス、95容量%窒素)で18時間培養して、バイオフィルムを形成、付着させた。
形成させたバイオフィルムが付着したHA板を培養液から取り出した。このHA板を、pH4.5に調整したリン酸緩衝液(塩化ナトリウム8.8g及びリン酸2水素ナトリウム2水和物1.56g)を精製水1Lに溶解させ、1N水酸化ナトリウム水溶液でpH4.5に調整したもの)100mLが入ったビーカー内で洗浄した。
次に、HA板を表1,2に示したサンプル10mLに30秒間浸漬し、更にpH4.5に調整したリン酸緩衝液2mL中に浸漬して、3時間、37℃恒温槽内(ヤマト科学製IS400)に静置した。次に、バイオフィルムが付着したHA板を取り出し、滅菌生理食塩水2mLで超音波処理(日本精機製作所製、US−300使用、200μA、10秒間)することによりバイオフィルムを分散させた。菌分散液を滅菌生理食塩水を用い、容量比で10倍、100倍、1,000倍、10,000倍、100,000倍に希釈したものを、ミティスサリバリウスアガー(Difco製)45g及びスクロース(和光純薬製)25gを精製水500mLに溶解後に加熱滅菌した寒天平板に50μL塗沫し、37℃で3日間培養した。生育したコロニーを計測し、残存するストレプトコッカスミュータンス菌の菌数(cfu)を算出し、下記の基準に則り、判定した。
結果を表1,2に示す。
バイオフィルム殺菌効果判定基準
◎:生菌数が106未満
○:生菌数が106以上107未満
△:生菌数が107以上108未満
×:生菌数が108以上
[実験例3]
外観安定性の評価
表1,2に示したサンプルを満注量500mLの無色透明なPET容器(ポリエチレンテレフタレート容器 吉野工業所製)に450mL充填し、5℃恒温槽(三洋電機製、MPR−311)に1ヶ月保存後の外観安定性を下記基準に則り、目視判定した。
結果を表1,2に示す。
外観安定性評価基準
◎:オリ、ニゴリが全くなく、透明である。
○:振とうした際にごく微小な浮遊物が認められるが、透明で問題ない。
△:わずかなオリ、ニゴリが認められる。
×:かなりのオリ、ニゴリが認められる。
表1,2の結果から、(A)塩化セチルピリジニウムの代わりに、殺菌剤として広く使用されているトリクロサンを用いた比較例1、(B)ラウロイルサルコシンナトリウムの代わりにラウリル硫酸ナトリウムを用いた比較例2、ノニオン系界面活性剤としてポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油を用いた比較例3、ポリオキシエチレン(40)セチルエーテルを用いた比較例4、(A)/(B)成分の質量比が0.3〜3の範囲外である比較例5,6、(A)塩化セチルピリジニウム含有量が0.01〜0.1%の範囲外である比較例7,8、(B)ラウロイルサルコシンナトリウム含有量が0.02〜0.3%の範囲外である比較例9,10、(C)/((A)+(B))の質量比が1.0〜20の範囲外である比較例11,12は、う蝕原性バイオフィルム内への殺菌剤の浸透性に劣り殺菌力が満足に発揮されなかったり、外観安定性に劣っていた。また、(B)ラウロイルサルコシンナトリウムの代わりにパルミトイルサルコシンナトリウムを配合した比較例13も、低温保存でオリ及びニゴリが発生し、外観安定性が十分に確保されなかった。
これらに比べて、本発明の液体口腔用組成物(実施例1〜16)は、う蝕原性バイオフィルムに対して効果的に殺菌剤が浸透し、高い殺菌力を発揮すると共に、低温保存におけるオリ及びニゴリの発生を抑制でき、外観安定性にも優れることが確認された。
Figure 0005310553
Figure 0005310553
Figure 0005310553
Figure 0005310553
なお、表中の部はいずれも質量部である(以下、同様。)。
Figure 0005310553
Figure 0005310553
Figure 0005310553
Figure 0005310553
Figure 0005310553

Claims (3)

  1. (A)塩化セチルピリジニウム 0.01〜0.1質量%
    (B)ラウロイルサルコシンナトリウム 0.02〜0.3質量%
    (C)エチレンオキサイドの平均付加モル数が40〜100モルのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
    を含有し、(A)/(B)の質量比が0.3〜3、(C)/((A)+(B))の質量比が1.0〜20であることを特徴とする液体口腔用組成物。
  2. 洗口剤として調製される請求項1記載の液体口腔用組成物。
  3. 液体口腔用組成物におけるカチオン性殺菌剤の殺菌力を向上させる方法であって、
    (A)塩化セチルピリジニウム 0.01〜0.1質量%
    (B)ラウロイルサルコシンナトリウム 0.02〜0.3質量%
    (C)エチレンオキサイドの平均付加モル数が40〜100モルのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
    を配合し、かつ(A)/(B)の質量比を0.3〜3、(C)/((A)+(B))の質量比を1.0〜20の範囲とすることを特徴とする、前記カチオン性殺菌剤の殺菌力向上方法。
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