JP5309987B2 - 回転電機 - Google Patents
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Description
上記ステータコアは、上記回転軸により支持されたロータの周囲に設けられ、コイルが巻回されている。
上記ケーシングは、上記ステータコアの周囲に近接して設けられ、上記回転軸方向に第1の端面及び第2の端面を有し、円筒状のものである。
上記通路は、上記回転軸方向で上記第1の端面と上記第2の端面とを連通するように上記ケーシングの内部に直線的に形成される。当該通路は、例えばドリル加工やレーザー加工等により形成される。
上記水路形成部材は、前記第1の端面及び第2の端面に接合され、水路を形成するための連結路の少なくとも一部を有する。上記水路は、上記複数の通路を連結させることで形成される。
上記回転電機において、上記複数の通路は、ケーシングの第1の端面と第2の端面とを連通するように、例えばドリル加工やレーザ加工により、上記回転軸方向に直線的に形成される。これら第1及び第2の端面に水路形成部材が接合されると、連結路を介して上記複数の通路が連結されることで、水路が形成される。この水路は、ロータの回転駆動時に発生するステータコア及びそれに巻回されたコイルからの熱を抑えるための冷却用水路として機能させることができる。以上の構成により、ステータコアを冷却するための水路を単純な加工及び組立てにより容易かつ低コストで形成することができるため、回転電機の大型化にも容易に対応可能となる。加えて、ケーシングの内部に直線的に通路が形成されるため、従来のように二重構造のケーシングの間に螺旋状の溝加工を施して水路を形成する場合に比べて、ケーシングの肉厚を薄くすることができ、また強度を保ちながら複数の通路を形成できる。これにより、ステータコアにより近接した位置で冷却水を水路に流通させることができる。
この場合、上記水路形成部材は、上記第1の端面及び上記第2の端面を覆うように上記ケーシングにそれぞれ接合され、上記第1の溝と共に上記連結路を形成するカバー面を有する2つのカバー体であってもよい。
上記のように、カバー体のカバー面を水路の一部とすることで、ケーシングには上記第1の溝を形成して、第1及び第2の端面とカバー面とを接合するだけで、連結された水路をより容易に形成することが可能となる。
上記給水路は、上記第1の溝に連通された給水口を有する。
上記排水路は、上記第1の溝に連通された排水口を有する。
これにより、給水路及び排水路を、ケーシングではなく当該ケーシングよりも扱いが容易なカバー体に形成することで、給水路及び排水路を、ケーシングの構造に依存せずに容易に形成することができる。すなわち、ケーシングには上記通路及び第1の溝が形成されているため、給水路及び排水路を形成するための加工がしづらいが、カバー体を給水路及び排水路に用いることで加工が容易となる。
この場合、上記給水路及び上記排水路はそれぞれ異なる上記第1の溝にそれぞれ連通されるように複数形成されてもよい。
これにより、上記第1の溝を複数形成し、そのうち異なる第1の溝に連通されるように給水路及び排水路を複数形成することで、管路抵抗のバランスを調整して、ケーシング内部に冷却水を安定した流量で行き渡らせることができる。すなわち、上記異なる第1の溝にそれぞれ給水路及び排水路を連通させることで、冷却水の流通方向や流速を調整して、冷却水をケーシング内部に満遍なく流通させ、より確実にステータコアを冷却することができる。
上記第1の給水路は、上記給水口から上記カバー体の径方向に形成される。
上記第2の給水路は、上記第1の給水路と連結され上記カバー体の円周方向に形成される。
上記第3の給水路は、上記第2の給水路と上記第1の溝とを連結するように上記径方向に形成される。
上記排水路は、第1の排水路と、第2の排水路と、第3の排水路とを有してもよい。
上記第1の排水路は、上記排水口から上記カバー体の径方向に形成される。
上記第2の排水路は、上記第1の排水路と連結され上記カバー体の円周方向に形成される。
上記第3の排水路は、上記第2の排水路と上記第1の溝とを連結するように上記径方向に形成される。
これにより、カバー体の円周方向に第2の給水路と第2の排水路を形成することで、給水口及び排水口の位置と、それらが連結される上記第1の溝の位置とを合わせる必要がなくなる。したがって、冷却効率等を考慮して給水路及び排水路に連結される上記第1の溝の位置を決めた場合に、その位置とは無関係に給水口及び排水口の位置を第2の給水路及び第2の排水路により調整できる。よって、給水口及び排水口の露出による見栄えの低下を容易に回避することができる。例えば、給水口及び排水口を、人の目に触れにくい底面側や背面側に設ける等の調整を行うことができる。また、給水口及び排水口の位置を調整することで、給水口及び排水口が回転電機の他の部材と干渉してしまうことも容易に防ぐことができる。
これにより、給水路及び排水路を一側に集中させることで、給水路及び排水路が形成されていない側の見栄えを向上させることができる。例えば、第2の端面側が人の目によく触れる側である場合には、第1の端面側に給水路及び排水路を設けることで、第2の端面側から給水口及び排水口が露出するのを防いで、第2の端面側の見栄えを向上させることができる。
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
また、本実施形態によれば、ステータコアの冷却液として油ではなく水を用いることで、最大貯蓄量に関して消防法の規制を受けることなく、冷却に十分な量の水を上記水路に流通させることができる。したがって、高い冷却効率を維持することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態においては、上記第1の実施形態と同様の構成及び機能を有する箇所については同一の符号を付し、説明を省略または簡略化する。
2…ケーシング
3、4…カバー体(水路形成部材に相当)
5…シャフト(回転軸に相当)
9(9a、9b)…給水口
10(10a、10b)…排水口
11…ロータ
13…ステータコア
14…コイル
15…給水路
16…排水路
21、22…端面
33、43…カバー面
34、44…第2の溝
90…水路
91…通路
92…連結路
151…第1の給水路
152…第2の給水路
153…第3の給水路
161…第1の排水路
162…第2の排水路
163…第3の排水路
201、202…連結管
921…第1の溝
923、924…水仕切壁
9231、9232…貫通孔
Claims (3)
- 回転軸と、
前記回転軸に支持されたロータの周囲に設けられ、コイルが巻回されたステータコアと、
前記ステータコアの周囲に近接して設けられ、前記回転軸方向に第1の端面及び第2の端面を有する円筒状のケーシングと、
前記回転軸方向で前記第1の端面と前記第2の端面とを連通するように前記ケーシングの内部に直線的に形成された複数の通路と、
前記第1の端面に接合される第1のカバー面を有する第1のカバー体と、第2の端面に接合される第2のカバー面を有する第2のカバー体とを含み、前記複数の通路を連結させることで水路を形成するための連結路の少なくとも一部を有する水路形成部材と、
前記第1のカバー体に設けられ給水口を有する給水路と、
前記第2のカバー体に設けられ排水口を有する排水路と
を具備し、
前記連結路は、隣接する2つの前記通路の各開口と一体的に前記第1及び前記第2の端面にそれぞれ複数形成された第1の溝と、前記第1及び第2のカバー面と、前記第1及び第2のカバー面にそれぞれ形成された円弧状の第2の溝を覆う第1及び第2の水仕切壁とで構成され、
前記給水路は、
前記給水口から前記第1のカバー体の径方向に形成された第1の給水路と、
前記第1の給水路と連結され、前記第1のカバー体の円周方向に沿って前記第1のカバー面側の前記第2の溝と前記第1の水仕切壁との間に形成された第2の給水路と、
前記第1の水仕切壁に設けられ、前記第2の給水路と前記第1の端面側の前記第1の溝とを連結するように前記回転軸方向に形成された第3の給水路とを有し、
前記排水路は、
前記排水口から前記第2のカバー体の径方向に形成された第1の排水路と、
前記第1の排水路と連結され、前記第2のカバー体の円周方向に沿って前記第2のカバー面側の前記第2の溝と前記第2の水仕切壁との間に形成された第2の排水路と、
前記第2の水仕切壁に設けられ、前記第2の排水路と前記第2の端面側の前記第1の溝とを連結するように前記回転軸方向に形成された第3の排水路とを有する
回転電機。 - 請求項1に記載の回転電機であって、
前記給水路及び前記排水路はそれぞれ異なる前記第1の溝にそれぞれ連通されるように複数形成される
回転電機。 - 回転軸と、
前記回転軸に支持されたロータの周囲に設けられ、コイルが巻回されたステータコアと、
前記ステータコアの周囲に近接して設けられ、前記回転軸方向に第1の端面及び第2の端面を有する円筒状のケーシングと、
前記回転軸方向で前記第1の端面と前記第2の端面とを連通するように前記ケーシングの内部に直線的に形成された複数の通路と、
前記第1の端面に接合される第1のカバー面を有する第1のカバー体と、第2の端面に接合される第2のカバー面を有する第2のカバー体とを含み、前記複数の通路を連結させることで水路を形成するための連結路の少なくとも一部を有する水路形成部材と、
前記第1のカバー体に設けられ給水口を有する給水路と、
前記第1のカバー体に設けられ排水口を有する排水路と
を具備し、
前記連結路は、隣接する2つの前記通路の各開口と一体的に前記第1及び前記第2の端面にそれぞれ複数形成された第1の溝と、前記第1及び第2のカバー面と、前記第1のカバー面に形成された円弧状の第2の溝を覆う第1の水仕切壁とで構成され、
前記給水路は、
前記給水口から前記第1のカバー体の径方向に形成された第1の給水路と、
前記第1の給水路と連結され、前記第1のカバー体の円周方向に沿って、前記第2の溝と、前記第2の溝の底部と前記第1の水仕切壁との間に配置された第2の水仕切壁と、前記第1の水仕切壁との間に形成された第2の給水路と、
前記第1の水仕切壁に設けられ、前記第2の給水路と前記第1の端面側の前記第1の溝の一部とを連結するように前記回転軸方向に形成された第3の給水路とを有し、
前記排水路は、
前記排水口から前記第1のカバー体の径方向に形成された第1の排水路と、
前記第1の排水路と連結され、前記第1のカバー体の円周方向に沿って前記第2の溝と前記第2の水仕切壁との間に形成された第2の排水路と、
前記第2の排水路と前記第1の端面側の前記第1の溝の他の一部とを連結する連結管を含む第3の排水路とを有する
回転電機。
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