JPH08149757A - 回転機の冷却構造 - Google Patents

回転機の冷却構造

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JPH08149757A
JPH08149757A JP28166694A JP28166694A JPH08149757A JP H08149757 A JPH08149757 A JP H08149757A JP 28166694 A JP28166694 A JP 28166694A JP 28166694 A JP28166694 A JP 28166694A JP H08149757 A JPH08149757 A JP H08149757A
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frame
groove
rotating machine
cooling structure
grooves
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JP28166694A
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English (en)
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Koji Nagata
耕治 永田
Yukimasa Hisamitsu
行正 久光
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作が容易でコンパクトな回転機の冷却構造
を提供する。 【構成】 モータの円筒状をなすフレーム1の外周面と
内周面との間にフレーム1の一端と他端とを連通する流
通孔1aを複数形成し、フレーム1の両端面に上記流通
孔1aをつなげる溝1bをそれぞれ形成し、これら溝1
bの開口部分を環状の蓋板11でそれぞれ塞ぎ、当該溝
1bの開口部分と蓋板11との隙間をゴム製の環状のパ
ッキン12でシールし、当該パッキン12を環状の押さ
え板13で押さえ付け、当該押さえ板13をスナップリ
ング34で固定してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転機の冷却構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】電動機や発電機などの回転機は、作動に
伴って熱を発生してしまう。特に、大型の回転機では、
発熱量が大きいため、強制冷却する必要がある。このよ
うな回転機の冷却構造としては、例えば、実開平5−8
8185号公報に開示された大容量モータの水冷構造が
ある。この構造を図7,8に示す。
【0003】図7に示すように、内周面にステータコア
60を設けた円筒状のフレーム51の内部には、周面に
ロータコア59を設けた回転軸52が配置され、この回
転軸52は、その両端側が軸受53を介してブラケット
54にそれぞれ支持されている。上記フレーム51は、
図8に示すように、内筒部51aと外筒部51bとの間
に蛇行する水路部51cを形成する仕切壁部51dを複
数形成したものであり、鋳造により一体成形されてい
る。このフレーム51の両端側の仕切壁部51dの端面
には、ねじ穴部51eが各々形成されている。
【0004】前記フレーム51の両端面の内筒部51a
と外筒部51bとの間には、ゴム製の環状のパッキン6
2が図7に示すように嵌合されている。図7に示すよう
に、前記ブラケット54の外周部には、ボルト56がそ
れぞれ貫通しており、当該ボルト56は、前記パッキン
62を貫通して上記フレーム51の前記ねじ穴部51e
にそれぞれ螺合している。つまり、ブラケット54は、
ボルト56によりフレーム51に取り付けられると共
に、パッキン62を介してフレーム51の水路部51c
の端部を塞いでいるのである。
【0005】このような構造のモータでは、フレーム5
1の水路部51cに冷却水を流通させることにより、モ
ータの作動に伴って発生する熱を冷却することができる
ようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たようなモータでは、次のような不具合が生じていた。 前述したような形状のフレーム51は、その鋳型の製
作に手間がかかるだけでなく、鋳造にも手間がかかって
しまうので、コストが高くなってしまい、小ロット生産
には不向きであった。 フレーム51の内筒部51aと外筒部51bとの間の
水路部51cを鋳型を用いて鋳造により形成するため、
内筒部51aと外筒部51bとの間隔が比較的大きくな
ってしまい、フレーム51が必要以上に大きなものであ
った。
【0007】ブラケット54は、軸受53を介して回
転軸52を支持すると共に、パッキン62を介してフレ
ーム51の水路部51cの端部を塞いでいるため、軸受
53の保守・点検などでブラケット54を取り外す場合
には、フレーム51の水路部51c内の冷却水をわざわ
ざ抜き取らなければならず、非常に手間がかかってしま
う。
【0008】このような不具合は、前述したモータに限
らず、前述したモータと同様な構造を有する他の電動機
や発電機などの回転機でも生じるものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための本発明における構成は、円筒状のフレームの内部
に回転部材を設けた回転機の冷却構造において、冷媒を
前記フレームの一端と他端との間に流通させる流通孔を
当該フレームに複数形成し、前記流通孔同士をつなげる
溝を前記フレームの両端面にそれぞれ形成し、前記溝の
開口部分をシール手段で塞ぎ、前記シール手段をシール
固定手段で固定してなることを特徴とする。
【0010】本発明に係る回転機の冷却構造は、前記シ
ール手段が前記フレームの前記溝の開口部分を塞ぐ環状
の蓋板と、前記蓋板と前記溝の開口部分との隙間と前記
フレームの外側との間をシールする弾性変形可能な環状
のシール具とを備えてなることを特徴とする。
【0011】本発明に係る回転機の冷却構造は、前記シ
ール固定手段が前記シール手段を貫通して前記フレーム
に螺合するボルトまたは前記フレームの前記溝部の開口
部分近傍に嵌合して前記シール手段を当該フレームの外
側から押すスナップリングであることを特徴とする。
【0012】
【作用】前述したように構成された本発明による回転機
の冷却構造では、フレームの溝の冷媒を供給することに
より、冷媒が各流通孔を流れ、フレームを冷却する。こ
のような流通孔及び溝は、鋳造によらず切削加工により
形成できる。
【0013】シール手段が前述したような蓋板とシール
具とを備えてなるものであれば、蓋板が溝の開口部分を
塞ぎ、シール具が蓋板と溝の開口部分との隙間をシール
するので、シール具は、シール固定手段による固定力で
弾性変形しても溝内に入ってしまうことがない。
【0014】シール固定手段が前述したようなボルトで
あれば、ボルトの締め付け具合を調整することにより、
シール手段を冷媒の圧力に応じた固定力で固定すること
ができる。また、シール固定手段が前述したようなスナ
ップリングであれば、シール手段の取り付け、取り外し
が容易になる。このようなシール固定手段によれば、シ
ール手段の固定のみにシール固定手段を用いることがで
きる。
【0015】
【実施例】本発明によると回転機の冷却構造を水冷方式
のモータに適用した場合の一実施例を図1〜3を用いて
説明する。なお、図1は、その側断面図、図2は、その
フレームの正面図、図3は、そのフレーム内の冷媒の流
通方向を表す概念図である。
【0016】図1に示すように、円筒状のフレーム1の
内部には、回転部材である回転軸2がフレーム1と同軸
をなして配置される。この回転軸2の両端側には、軸受
3がそれぞれ嵌合され、これら軸受3は、軸受保持具5
を介してブラケット4にそれぞれ保持されている。これ
らブラケット4の周縁部には、ボルト6が差し込まれ、
当該ボルト6は、フレーム1の端面の外周縁部にそれぞ
れ螺合している。つまり、回転軸2は、フレーム1の内
部でフレーム1と同軸をなして回転可能に保持されてい
るのである。
【0017】フレーム1の内部の回転軸2の一端側に
は、環状をなす固定板7が差し込まれている。この固定
板7には、ボルト8がブラケット4を貫通して螺合され
ており、固定板7は、ボルト8の締め付けにより、その
端面が軸受3、ブラケット4、軸受保持具5の端面を押
さえ付けるようになっている。つまり、固定板7は、回
転軸2の軸心方向への移動を防止しているのである。
【0018】回転軸2の周面には、ロータコア9が設け
られ、フレーム1の内周面には、ロータコア9と対向す
るステータコア10が設けられている。よって、ステー
タコア10に電気を流すことにより磁界が発生し、回転
軸2が回転するのである。
【0019】図1に示すように、フレーム1の内周面と
外周面との間には、フレーム1の一端と他端とを連通す
る流通孔1aがフレーム1の軸心に沿って形成されてお
り、図2に示すように、流通孔1aは、フレーム2の周
方向に等間隔で八本形成されている。フレーム1の両端
面には、八本の流通孔1aを一本の蛇行状につなげる溝
1bがそれぞれ四本形成されている。即ち、フレーム1
の一端側の溝1bは、図2に示すように、隣接する二本
の流通孔1aが対をなすように隣接する流通孔1a間に
一つおきにそれぞれ形成され、フレーム1の他端側の溝
1bは、隣接する上記対を連結するように隣接する当該
対の間にそれぞれ形成されているのである。
【0020】図1に示すように、フレーム1の両端面に
は、前記溝1bの幅よりも大きい幅を有する環状の取付
溝1cがそれぞれ形成されている。つまり、これら取付
溝1cは、前記溝1bの開口部分に形成されているので
ある。図2に示すように、フレーム1のこれら取付溝1
cの前記溝1bのない部分の底部には、ねじ穴1dが複
数形成されている。
【0021】図1に示すように、フレーム1のこれら取
付溝1cには、前記溝1bの開口部分を塞ぐ環状の蓋板
11がそれぞれ嵌合されている。上記取付溝1cの蓋板
11の外側には、弾性変形可能な環状のシール具である
ゴム製のパッキン12がそれぞれ嵌合されている。上記
取付溝1cのパッキン12の外側には、環状の押さえ板
13がそれぞれ嵌合されている。
【0022】前記蓋板11、パッキン12、押さえ板1
3には、前記取付溝1cのねじ穴1dに螺合するボルト
14がそれぞれ貫通している。つまり、ボルト14の締
め付けにより、蓋板11、パッキン12、押さえ板13
がフレーム1の取付溝1cに固定され、フレーム1の溝
1bの開口部分をシールするのである。なお、本実施例
では、蓋板11、パッキン12、押さえ板13などによ
り、シール手段を構成し、シール固定手段としてボルト
14を用いている。
【0023】図2に示すように、フレーム1の一端側の
下部には、前記溝部1bの一つと外部とを連通させる供
給口1eが設けられている。フレーム1の一端側の上部
には、上記溝1bとは別の溝1bの一つと外部とを連通
させる排出口1fが設けられている。よって、上記供給
口1eに冷媒である冷却水を供給すると、図3に示すよ
うに、冷却水40は、フレーム1の溝1b及び流通孔1
aを流れて排出口1fから排出される。即ち、冷却水4
0は、フレーム1の内周面と外周面との間を蛇行しなが
ら流れるのである。これにより、モータの作動に伴って
発生する熱は、冷却水40に吸収される。
【0024】また、図1に示すように、フレーム1の隣
接する流通孔1a間の外周面には、放熱フィン1gが複
数形成されている。この放熱フィン1gは、冷却水40
が吸収した熱を外部へ放熱すると共に、モータの作動に
より発生した熱を直接放熱するようになっている。
【0025】一方、図1に示すように、回転軸2のロー
タコア9の両端側には、送風羽根15がそれぞ設けら
れ、ブラケット4には、内部と外部とを連通する通気孔
4aが形成されている。つまり、回転軸2の回転に伴っ
て送風羽根15が回転して風を発生させることにより、
モータの作動で発生する熱を通気孔4aから外部へ排出
するのである。
【0026】このようなモータでは、フレーム1は、そ
の外形を形成する鋳型を用いて鋳造した後、ガンドリル
等で前記流通孔1aを形成し、エンドミル等で前記溝1
b及び取付溝1cを形成し、ドリル等で前記供給口1e
及び排出口1fを溝1bに連通させることにより、容易
に製造することができる。このため、鋳型は、フレーム
1の外形を形成する形状だけでよいので、鋳型の製作が
非常に容易となるだけでなく、鋳造も非常に容易とな
り、小ロットのフレーム製作の場合でもコストの上昇を
抑えることができる。
【0027】また、フレーム1の内周面と外周面との間
を流れる冷却水40の流通路である流通孔1aと溝1b
とを切削加工により形成することができるので、フレー
ム1の内周面と外周面との間隔を比較的小さくすること
ができ、フレーム51をコンパクトにすることができ
る。
【0028】一方、軸受3の保守・点検などを行う場合
には、ボルト6,8を外した後、ブラケット4を回転軸
2の軸端から取り外すだけでよい。即ち、フレーム1の
溝1bをシールする蓋板11、パッキン12、押さえ板
13は、これら部材のみを固定するボルト14で固定さ
れているため、ブラケット4の取り外しに伴って、上記
部材を外す必要がないのである。このため、軸受3の保
守・点検などを行う際に、フレーム1の流通孔1a及び
溝1b内の冷却水40を抜き取る必要がなくなり、上記
保守・点検などを容易に実施することができ、作業時間
を大幅に短縮することができる。
【0029】また、前記溝1bの開口部分を蓋板11で
塞ぎ、蓋板11の外側からパッキン12で隙間をシール
しているので、ボルト14の締め付けにより、パッキン
12が押さえ板13で強力に押さえ付けられても、パッ
キン12は溝1bの内部に入り込んでしまうことがな
い。このため、冷却水40の流通圧力に応じてボルト1
4を強固に締め付けることができる。
【0030】本発明による回転機の冷却構造を水冷方式
のモータに適用した場合の他の実施例を図4,5を用い
て説明する。なお、図4は、その側断面図、図5は、冷
媒の流通方向を表す概念図である。但し、前述した実施
例と同様な部材については、前述した実施例と同様な符
号を用いて、その説明を省略する。
【0031】図4に示すように、フレーム21の両端面
には、流通孔21aを連結する溝21bがそれぞれ形成
されており、これら溝21bは、フレーム21の周面に
沿う環状をなしている。即ち、溝21bは全ての流通孔
21aの端部を一体的に連結しているのである。
【0032】図4に示すように、フレーム21の両端側
の取付溝21cには、蓋板11、パッキン12、押さえ
板13がそれぞれ嵌合されている。上記取付溝21cの
外周側の開口縁部分には、環状の嵌合溝21dがそれぞ
れ形成されている。これら嵌合溝21dには、径方向へ
弾性変形可能なスナップリング34がそれぞれ嵌合され
ており、これらスナップリング34は、押さえ板13を
フレーム21の内側方向へそれぞれ押さえ付けている。
つまり、本実施例では、前述した実施例のボルト14に
代えて、スナップリング34を用いているのである。
【0033】前記フレーム21の一端側の下部には、図
示しない供給口が設けられ、フレーム21の他端側の上
部には、図示しない排出口が設けられている。よって、
上記供給口に冷却水を供給すると、図5に示すように、
冷却水40は、フレーム21の一端側の溝21bから各
流通孔21aを通って、フレーム21の他端側の溝21
bへ流れ込んだ後、上記排出口から排出されるのであ
る。なお、図4中、21gは放熱フィンである。
【0034】従って、本実施例では、前述した実施例と
同様な効果を得られるのはもちろんのこと、蓋板11、
パッキン12、押さえ板13の固定を複数のボルト14
に代えて二つのスナップリング34の嵌合のみで行える
ので、上記各部材の取り付け、取り外しが容易となり、
冷却水40の流通路である流通孔21a及び溝21bの
清掃に要する時間を大幅に短縮することができる。ま
た、フレーム21の溝21bは、フレーム21の周面に
沿った環状をなしているので、切削加工を容易に行うこ
とができる。このため、フレーム21は、製作がさらに
容易なものとなる。
【0035】なお、前述した実施例では、蓋板11、パ
ッキン12、押さえ板13などにより、シール手段を構
成したが、例えば、図6に示すように、内周面と外周面
とに介装溝31aを周方向にそれぞれ形成した蓋板31
を用い、この蓋板31の上記介装溝31aにシール具で
あるOリング32をそれぞれ嵌合し、当該蓋板31をフ
レーム1の取付溝1cに嵌合してボルト14でフレーム
1に固定するようにしてもよい。この場合には、蓋板3
1とボルト14との間から冷却水の漏れる可能性がある
ため、図6に示すように、蓋板31の内側の端面にボル
ト14の貫通穴と同軸をなす窪31bを形成し、当該窪
31bにOリング36を嵌合し、ボルト14の周囲をシ
ールするようにするとよい。なお、本例では、蓋板3
1、Oリング32,36などにより、シール手段を構成
している。
【0036】また、上述した例では、シール固定手段と
してボルト14を用いたが、ボルト14に代えてスナッ
プリングを用いることもできる。このスナップリングを
シール固定手段として用いる場合には、上述した例にお
ける前記窪31b及びOリング36などが不要になる。
また、上述したようなシール手段は、環状をなす溝21
bを形成したフレーム21にも適用することができる。
【0037】前述した実施例や上述した例では、本発明
による回転機の冷却構造を水冷方式のモータに適用した
が、これに限らず、例えば、水冷方式の発電機など、前
述したモータと同様な構造を有する回転機であれば、適
用することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明による回転機の冷却構造では、フ
レームの内周面と外周面との間に冷媒を流通させる流通
路である流通孔と溝とを切削加工により形成することが
できるので、フレームの製作が非常に容易になり、低コ
ストで回転機を製作することができる。また、フレーム
の内周面と外周面との間隔を比較的小さくすることがで
き、回転機の大きさを小さくすることができる。
【0039】また、フレームの溝の開口部分を蓋板で塞
ぎ、蓋板と溝の開口部分との隙間をシール具でシールす
るので、シール具は、シール固定手段による固定力で弾
性変形しても溝内に入ってしまうことがない。
【0040】また、シール手段をボルトで固定すれば、
ボルトの締め付け具合を調整することにより、シール手
段を冷媒の圧力に応じた固定力で固定することができ
る。一方、シール手段をスナップリングで固定すれば、
シール手段の取り付け、取り外しが容易になるので、フ
レームの流通孔や溝の清掃に要する手間が減少し、作業
時間を短縮するこができる。
【0041】このようなシール固定手段は、シール手段
の固定のみに用いることができるので、回転機の回転部
材の保守・点検などの際に、シール固定手段を取り外す
必要がない。このため、上述のような保守・点検などの
際に、フレームの流通孔及び溝から冷媒を除去する必要
がないので、上記作業の実施が容易となり、作業時間を
大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転機の冷却構造を水冷方式のモ
ータに適用した場合の一実施例の側断面図である。
【図2】そのフレームの正面図である。
【図3】そのフレーム内の冷媒の流通方向を表す概念図
である。
【図4】本発明による回転機の冷却構造を水冷方式のモ
ータに適用した場合の他の実施例の側断面図である。
【図5】そのフレーム内の冷媒の流通方向を表す概念図
である。
【図6】上述した実施例の主要部の他の例を表す要部抽
出断面図である。
【図7】従来の水冷方式のモータの構造を表す側断面図
である。
【図8】そのフレームの一部破断外観図である。
【符号の説明】
1,21 フレーム 1a,21a 流通孔 1b,21b 溝 2 回転軸 3 軸受 4 ブラケット 6 ボルト 11 蓋板 12 パッキン 13 押さえ板 14 ボルト 31 蓋板 31a 介装溝 31b 窪 32,36 Oリング 34 スナップリング 40 冷却水

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のフレームの内部に回転部材を設
    けた回転機の冷却構造において、 冷媒を前記フレームの一端と他端との間に流通させる流
    通孔を当該フレームに複数形成し、 前記流通孔同士をつなげる溝を前記フレームの両端面に
    それぞれ形成し、 前記溝の開口部分をシール手段で塞ぎ、 前記シール手段をシール固定手段で固定してなることを
    特徴とする回転機の冷却構造。
  2. 【請求項2】 前記シール手段が前記フレームの前記溝
    の開口部分を塞ぐ環状の蓋板と、 前記蓋板と前記溝の開口部分との隙間と前記フレームの
    外側との間をシールする弾性変形可能な環状のシール具
    とを備えてなることを特徴とする請求項1に記載の回転
    機の冷却構造。
  3. 【請求項3】 前記シール固定手段が前記シール手段を
    貫通して前記フレームに螺合するボルトまたは前記フレ
    ームの前記溝部の開口部分近傍に嵌合して前記シール手
    段を当該フレームの外側から押すスナップリングである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の回転機の冷
    却構造。
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