JP2005261084A - モータ冷却構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 冷却液とコイルエンドとの間に存在する熱抵抗を低く抑え、加えて、冷却液の流速を保ったままコイルエンドを冷却するという相乗作用により冷却効率を一層向上させることができるモータ冷却構造を提供すること。
【解決手段】 ステータ軸方向に突出したコイルエンド8a,8aを有する同期モータのステータ5において、少なくともコイルエンド8a,8aの一部と冷却液とが直接接触する密閉された周方向冷却路10,11と、ステータ軸方向に設けられた軸方向冷却路12と、前記周方向冷却路10,11の密閉を確保しつつ前記軸方向冷却路12に繋ぐ連通路13,14を備え、前記両冷却路10,11,12と前記連通路13,14とに冷却液を導くことでステータコイル8を冷却する構造とした。
【選択図】 図1
【解決手段】 ステータ軸方向に突出したコイルエンド8a,8aを有する同期モータのステータ5において、少なくともコイルエンド8a,8aの一部と冷却液とが直接接触する密閉された周方向冷却路10,11と、ステータ軸方向に設けられた軸方向冷却路12と、前記周方向冷却路10,11の密閉を確保しつつ前記軸方向冷却路12に繋ぐ連通路13,14を備え、前記両冷却路10,11,12と前記連通路13,14とに冷却液を導くことでステータコイル8を冷却する構造とした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、モータ冷却構造の技術分野に属する。
従来のモータ冷却構造は、冷却パイプを電気絶縁しつつコイルエンドに密着させることにより、コイルエンドを冷却していた(例えば、特許文献1参照)。
また、ステータ端部に複数の軸方向冷却路と連通する入口室を設け、そこに冷却液を導き冷却していた(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−125512号公報
特開2001−145302号公報
しかしながら、従来の特許文献1に記載されたモータ冷却構造にあっては、コイルエンドの一部に電気絶縁を保ちつつ密着する冷却パイプによってコイルエンドを冷却する方式を採っているが、冷却パイプとコイルエンドの接触熱抵抗が存在するので、冷却効率が悪化するという問題があった。また、電気絶縁を確保するための部材は一般に熱伝導率が低いので、冷却効率を悪化させていた。
従来の特許文献2に記載されたモータ冷却構造にあっては、コイルエンドを冷却液により直接冷却しているが、コイルエンドの冷却液室が複数の軸方向冷却路にそのまま連通しているため、冷却液入口から離れた位置のコイルエンドを冷却する冷却液流量が少なくなり、流速低下につながるので、コイルエンドの冷却効率が悪化するという問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、冷却液とコイルエンドとの間に存在する熱抵抗を低く抑え、加えて、冷却液の流速を保ったままコイルエンドを冷却するという相乗作用により冷却効率を一層向上させることができるモータ冷却構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、ステータ軸方向に突出したコイルエンドを有するモータのステータにおいて、
少なくともコイルエンドの一部と冷却液とが直接接触する密閉された周方向冷却路と、
ステータ軸方向に設けられた軸方向冷却路と、
前記周方向冷却路の密閉を確保しつつ前記軸方向冷却路に繋ぐ連通路を備え、
前記両冷却路と前記連通路とに冷却液を導くことでステータコイルを冷却することを特徴とする。
少なくともコイルエンドの一部と冷却液とが直接接触する密閉された周方向冷却路と、
ステータ軸方向に設けられた軸方向冷却路と、
前記周方向冷却路の密閉を確保しつつ前記軸方向冷却路に繋ぐ連通路を備え、
前記両冷却路と前記連通路とに冷却液を導くことでステータコイルを冷却することを特徴とする。
よって、本発明のモータ冷却構造にあっては、周方向冷却路に冷却液を導くことで、少なくともコイルエンドの一部と冷却液とが直接接触するため、冷却液とコイルエンドとの間に存在する熱抵抗が従来に比べて低く抑えられる。加えて、周方向冷却路は、密閉を確保しつつ連通路を介して軸方向冷却路に繋がる構成であるため、従来のように冷却液が周方向に移動する際にステータ軸方向に設けられた軸方向冷却路に流入することが無く、質量を保ったまま流れる。この結果、冷却液とコイルエンドとの間に存在する熱抵抗を低く抑え、加えて、冷却液の流速を保ったままコイルエンドを冷却するという相乗作用により冷却効率を一層向上させることができる。
以下、本発明のモータ冷却構造を実施するための最良の形態を、図面に示す実施例1〜実施例4に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
実施例1は1ロータ・1ステータの同期モータへの適用例であり、図1は実施例1のモータ冷却構造が適用された同期モータを示す縦断面図、図2は実施例1のモータ冷却構造を示す図1のA−A線断面図、図3は実施例1のモータ冷却構造において周方向冷却路を形成するためのコイル隙間閉塞部材を示す側面図である。
実施例1は1ロータ・1ステータの同期モータへの適用例であり、図1は実施例1のモータ冷却構造が適用された同期モータを示す縦断面図、図2は実施例1のモータ冷却構造を示す図1のA−A線断面図、図3は実施例1のモータ冷却構造において周方向冷却路を形成するためのコイル隙間閉塞部材を示す側面図である。
実施例1のモータ冷却構造が適用された同期モータは、図1に示すように、モータ軸1と、モータケース2と、モータ軸受け3と、ロータ4と、ステータ5と、を備えている。
前記モータ軸1は、モータケース2に対し2つのモータ軸受け3,3を介して回転可能に支持されている。また、モータ軸1には、図2に示すように、周方向に等間隔で8本の永久磁石6を軸方向に埋め込んだロータ4が固定されている。
前記ステータ5は、図1及び図2に示すように、積層コア7に対し軸方向にステータコイル8を巻き付けた電磁石を周方向に12個配列し、モータケース2の内面に固定することで構成されている。
すなわち、同期モータは、ステータコイル8に3相交流を加えると回転磁界が発生し、ロータ4の永久磁石6は、この回転磁界に連れ回りすることで回転する。なお、電源周波数に同期して回転するので、「同期モータ」の名で呼ばれている。
この同期モータは、ステータコイル8が発熱して高温になると、モータ効率の低下を招くことから、ステータコイル8の高温化を防ぐために冷却が必要となる。以下、ステータ軸方向に突出したコイルエンドに着目した実施例1のモータ冷却構造を説明する。
実施例1のモータ冷却構造は、ステータ軸方向に突出したコイルエンド8a,8aを有する同期モータのステータ5において、少なくともコイルエンド8a,8aの一部と冷却液とが直接接触する密閉された周方向冷却路10,11と、ステータ軸方向に設けられた軸方向冷却路12と、前記周方向冷却路10,11の密閉を確保しつつ前記軸方向冷却路12に繋ぐ連通路13,14を備え、前記両冷却路10,11,12と前記連通路13,14とに冷却液を導くことでステータコイル8を冷却する。
実施例1のモータ冷却構造をより詳しく述べると、前記コイルエンド8a,8aの両端部位置に、入口冷却路部材20と出口冷却路部材21とを、ステータコイル8とのシール性を保ちつつモータケース2に固定して設ける。前記軸方向冷却路12は、周方向に隣接するステータコイル8,8間の位置に、ステータ軸方向に貫通して複数設ける(実施例1の場合は12本)。前記入口冷却路部材20には、冷却液入口10aが開口する入口周方向冷却路10と、該入口周方向冷却路10と前記軸方向冷却路12の複数の入口部とを繋ぐ入口連通路13と、を形成し、前記出口側冷却路部材21には、冷却液出口11aが開口する出口周方向冷却路11と、該出口周方向冷却路11と前記軸方向冷却路12の複数の出口部とを繋ぐ出口連通路14とを形成する。なお、コイルエンド8aと入口冷却路部材20との間、および、コイルエンド8aと出口冷却路部材21の間には、冷却液漏れを防止するためのシール部材や絶縁部材を介在させることができる。
前記周方向冷却路10,11の内壁には、図2に示すように、冷却液流れの乱流化を促進する凹凸を形成している。この凹凸は、ステータ5を樹脂モールドにより成形するに際し、軸方向冷却路12を形成すると共に、図3に示す凹凸部22aを有するコイル隙間閉塞部材22を形成することで達成される。
実施例1では、前記周方向冷却路10,11は、コイルエンド8a,8aの径方向最外周位置に環状に設け、隣接するコイルエンド8a,8aの隙間をコイル隙間閉塞部材22により塞ぎ、冷却液入口10aの部分に仕切壁23を設け、冷却液出口11aの部分に図外の仕切壁を設けることで形成されている。前記連通路13,14は、冷却液を軸方向冷却路12に受け渡すためにコイルエンド8a,8aの端部位置に環状に設けている。
次に、作用を説明する。
[モータ冷却作用]
図4に実施例1のモータ冷却構造の冷却液通路概略図を示す。
モータ冷却時に冷却液入口10aから流入した冷却液は、入口周方向冷却路10→入口連通路13→軸方向冷却路12→出口連通路14→出口周方向冷却路11を経過して冷却液出口11aから排出される。
図4に実施例1のモータ冷却構造の冷却液通路概略図を示す。
モータ冷却時に冷却液入口10aから流入した冷却液は、入口周方向冷却路10→入口連通路13→軸方向冷却路12→出口連通路14→出口周方向冷却路11を経過して冷却液出口11aから排出される。
この実施例1によれば、(1)入口周方向冷却路10と出口周方向冷却路11において、コイルエンド8a,8aの径方向外周部分と冷却液が直接接触しており、冷却液とコイルエンド8a,8aとの間に存在する熱抵抗を従来に比べ低く抑えることができるので、冷却効率を上げることができる。
(2)入口連通路13と出口連通路14において、コイルエンド8a,8aの端面部分と冷却液が直接接触しており、冷却液とコイルエンド8a,8aとの間に存在する熱抵抗を従来に比べ低く抑えることができるので、冷却効率を上げることができる。
(3)周方向に設けられ密閉された入口周方向冷却路10と出口周方向冷却路11を冷却液が流れるため、従来のように冷却液が周方向に移動する際にステータ軸方向に設けられた複数の冷却路に流入すること無く質量を保ったまま流れ、その結果、流速を保ったままコイルエンド8a,8aを冷却するので、冷却効率を上げることができる。
(4)入口周方向冷却路10と出口周方向冷却路11を冷却液が流れる際、両冷却路10,11の壁面凹凸により冷却液流れの乱流化が促進され、コイルエンド8a,8aの表面における熱伝達率が向上するので、冷却効率を上げることができる。
上記(1)乃至(4)の相乗作用により、モータ冷却時には、通路を流れる冷却液が効果的にステータコイル8から熱を奪い、高いモータ冷却性能を発揮することができる。
[モータ冷却構造の製造作用]
実施例1のモータ冷却構造では、ステータ軸方向両端部に周方向に1周以上する周方向冷却路10,11と、軸方向冷却路12と、これらの冷却路10,11,12を繋ぐ連通路13,14を有し、両端部にそれぞれ冷却液入口10aと冷却液出口10bがある。この構成を採用することにより、図4に示すように、ステータ5の一端部から冷却液が流入し、他端部から冷却液を排出する、つまり、ステータ5内の冷却液の流れを一方通行にすることができる。
実施例1のモータ冷却構造では、ステータ軸方向両端部に周方向に1周以上する周方向冷却路10,11と、軸方向冷却路12と、これらの冷却路10,11,12を繋ぐ連通路13,14を有し、両端部にそれぞれ冷却液入口10aと冷却液出口10bがある。この構成を採用することにより、図4に示すように、ステータ5の一端部から冷却液が流入し、他端部から冷却液を排出する、つまり、ステータ5内の冷却液の流れを一方通行にすることができる。
この結果、ステータ5内の冷却路構成を単純化できるので、部品点数を減らすことができ、製造コストを削減できる。さらに、同様の理由により、圧力損失も低減することができる。
さらに、モータケース2に、積層コア7にステータコイル8を巻き付けたステータ5が固定される同期モータでは、コイルエンド8a,8aの外周部分に、スペースが確保される。このスペースを利用し、実施例1では、コイルエンド8a,8aの両端部位置に、入口冷却路部材20と出口冷却路部材21とを固定し、周方向冷却路10,11と連通路13,14を形成している。よって、周方向冷却路10,11と連通路13,14を形成する製造工程を、入口冷却路部材20と出口冷却路部材21とをシール性を保ちながらモータケース2に固定するだけの工程で達成できるというように、簡略化できるため、製造時間とコストを小さく抑えることができる。
次に、効果を説明する。
実施例1のモータ冷却構造にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
実施例1のモータ冷却構造にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) ステータ軸方向に突出したコイルエンド8a,8aを有する同期モータのステータ5において、少なくともコイルエンド8a,8aの一部と冷却液とが直接接触する密閉された周方向冷却路10,11と、ステータ軸方向に設けられた軸方向冷却路12と、前記周方向冷却路10,11の密閉を確保しつつ前記軸方向冷却路12に繋ぐ連通路13,14を備え、前記両冷却路10,11,12と前記連通路13,14とに冷却液を導くことでステータコイル8を冷却する構造としたため、冷却液とコイルエンド8a,8aとの間に存在する熱抵抗を低く抑え、加えて、冷却液の流速を保ったままコイルエンド8a,8aを冷却するという相乗作用により冷却効率を一層向上させることができる。
(2) 前記コイルエンド8a,8aの両端部位置に、入口冷却路部材20と出口冷却路部材21とを、ステータコイル8とのシール性を保ちつつモータケース2に固定して設け、前記軸方向冷却路12は、周方向に隣接するステータコイル8,8間の位置に、ステータ軸方向に貫通して複数設け、前記入口冷却路部材20には、冷却液入口10aが開口する入口周方向冷却路10と、該入口周方向冷却路10と前記軸方向冷却路12の複数の入口部とを繋ぐ入口連通路13と、を形成し、前記出口側冷却路部材21には、冷却液出口11aが開口する出口周方向冷却路11と、該出口周方向冷却路11と前記軸方向冷却路12の複数の出口部とを繋ぐ出口連通路14とを形成したため、冷却路を形成する製造工程を簡略化でき、製造時間とコストを小さく抑えることができる。
(3) 冷却液入口10aから流入した冷却液を、入口周方向冷却路10→入口連通路13→軸方向冷却路12→出口連通路14→出口周方向冷却路11を経過して冷却液出口11aから排出するため、ステータ5内の冷却路構成を単純化できるので、部品点数を減らすことができ、製造コストを削減することができる。
(4) 前記周方向冷却路10,11の内壁に、冷却液流れの乱流化を促進する凹凸を形成したため、コイルエンド8a,8aの表面における熱伝達率の向上により、冷却効率を上げることができる。
(5) 前記周方向冷却路10,11を、コイルエンド8a,8aの径方向最外周位置に環状に設け、前記連通路13,14を、コイルエンド8a,8aの端部位置に環状に設けたため、冷却液とコイルエンド8a,8aの径方向外周部分及び端面部分との間に存在する熱抵抗を低く抑えることで、冷却効率を上げることができる。
実施例2は、周方向冷却路を、コイルエンドの径方向最内周位置に環状に設けた例である。
すなわち、図5及び図6に示すように、前記周方向冷却路10,11を、コイルエンド8a,8aの径方向最内周位置に環状に設け、前記連通路13,14を、コイルエンド8a,8aの端部位置に環状に設けている。なお、他の構成は実施例1と同様であるので、対応する構成に同一符号を付して説明を省略する。
作用を説明すると、実施例2では、コイルエンド8a,8aを冷却する周方向冷却路10,11が最内周部を通ることにより、冷却路総距離が短くなり、冷却効率を保ちつつ圧力損失を低減することができる。なお、他の作用は実施例1と同様であるので説明を省略する。
次に、効果を説明する。
実施例2のモータ冷却構造にあっては、実施例1の(1)〜(4)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
実施例2のモータ冷却構造にあっては、実施例1の(1)〜(4)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
(6) 前記周方向冷却路10,11を、コイルエンド8a,8aの径方向最内周位置に環状に設け、前記連通路13,14を、コイルエンド8a,8aの端部位置に環状に設けたため、冷却液とコイルエンド8a,8aの径方向内周部分及び端面部分との間に存在する熱抵抗を低く抑えることで、冷却効率を上げることができると共に、冷却液が流れる距離が実施例1より短くなるので、圧力損失を低く抑えることができる。
実施例3は、冷却液出入口をステータの片端に集約させたモータ冷却構造とした例である。
構成を説明すると、図7〜図9に示すように、前記コイルエンド8a,8aの両端部位置に、出入口冷却路部材24と折り返し冷却路部材25とを、ステータコイル8とのシール性を保ちつつ固定して設ける。前記軸方向冷却路12は、周方向に隣接するステータコイル8,8間の位置に、ステータ軸方向に貫通して複数設ける(実施例3の場合は12本)。前記出入口冷却路部材14には、冷却液入口10aが開口する入口周方向冷却路10と、該入口周方向冷却路10と前記軸方向冷却路12の入口部とを繋ぐ入口連通路13と、冷却液出口11aが開口する出口周方向冷却路11と、該出口周方向冷却路11と前記軸方向冷却路12の出口部とを繋ぐ出口連通路14と、を形成している。前記折り返し冷却路部材25には、前記軸方向冷却路12の出口部に連通する折り返し出口連通路15と、前記軸方向冷却路12の入口部に連通する折り返し入口連通路16と、折り返し出口連通路15と折り返し入口連通路16とを周方向に繋ぐ折り返し周方向冷却路17とを形成している。
実施例3の前記周方向冷却路10,11は、図8に示すように、一端のコイルエンド8aのみに径方向最外周位置に環状に設け、隣接するコイルエンド8aの隙間をコイル隙間閉塞部材22により塞ぎ、冷却液入口10aの部分と冷却液出口11aの部分に仕切壁26,27を設けることで、入口周方向冷却路10が短く形成され、出口周方向冷却路11を長く形成されている。前記連通路13,14は、冷却液を軸方向冷却路12に受け渡すために一端のコイルエンド8aの端部部位置にのみ環状に設け、前記仕切壁26と仕切壁28により、入口連通路13と出口連通路14とを半周ずつに分けている。
実施例3の前記折り返し周方向冷却路17は、図9に示すように、他端のコイルンド8aのみに径方向最外周位置に環状に設け、隣接するコイルエンド8aの隙間をコイル隙間閉塞部材22により塞ぎ、仕切壁27に対応する位置に仕切壁29を設けることで、1周する折り返し周方向冷却路17に形成されている。前記連通路15,16は、冷却液を軸方向冷却路12に受け渡すために他端のコイルエンド8aの端部部位置にのみ環状に設け、前記仕切壁26と仕切壁28と対応する仕切壁30,31により、折り返し出口連通路15と折り返し入口連通路16とを半周ずつに分けている。なお、他の構成は実施例1と同様であるので説明を省略する。
次に、作用を説明する。
[モータ冷却作用]
図10に実施例3のモータ冷却構造の冷却液通路概略図を示す。
モータ冷却時に冷却液入口10aから流入した冷却液は、入口周方向冷却路10→入口連通路13→軸方向冷却路12→折り返し出口連絡路15→折り返し周方向冷却路17→折り返し入口連絡路16→軸方向冷却路12→出口連通路14→出口周方向冷却路11を経過して冷却液出口11aから排出される。
図10に実施例3のモータ冷却構造の冷却液通路概略図を示す。
モータ冷却時に冷却液入口10aから流入した冷却液は、入口周方向冷却路10→入口連通路13→軸方向冷却路12→折り返し出口連絡路15→折り返し周方向冷却路17→折り返し入口連絡路16→軸方向冷却路12→出口連通路14→出口周方向冷却路11を経過して冷却液出口11aから排出される。
この実施例3によれば、(1)入口周方向冷却路10と出口周方向冷却路11と折り返し周方向冷却路17において、コイルエンド8a,8aの径方向外周部分と冷却液が直接接触しており、冷却液とコイルエンド8a,8aとの間に存在する熱抵抗を従来に比べ低く抑えることができるので、冷却効率を上げることができる。
(2)入口連通路13と出口連通路14と折り返し出口連絡路15と折り返し入口連絡路16において、コイルエンド8a,8aの端面部分と冷却液が直接接触しており、冷却液とコイルエンド8a,8aとの間に存在する熱抵抗を従来に比べ低く抑えることができるので、冷却効率を上げることができる。
(3)周方向に設けられ密閉された入口周方向冷却路10と出口周方向冷却路11と折り返し周方向冷却路17を冷却液が流れるため、従来のように冷却液が周方向に移動する際にステータ軸方向に設けられた複数の冷却路に流入すること無く質量を保ったまま流れ、その結果、流速を保ったままコイルエンド8a,8aを冷却するので、冷却効率を上げることができる。
(4)入口周方向冷却路10と出口周方向冷却路11と折り返し周方向冷却路17を冷却液が流れる際、両冷却路10,11の壁面凹凸により冷却液流れの乱流化が促進され、コイルエンド8a,8aの表面における熱伝達率が向上するので、冷却効率を上げることができる。
上記(1)乃至(4)の相乗作用により、モータ冷却時には、通路を流れる冷却液が効果的にステータコイル8から熱を奪い、高いモータ冷却性能を発揮することができる。なお、他の作用は実施例1と同様であるので説明を省略する。
次に、効果を説明する。
実施例3のモータ冷却構造にあっては、実施例1の(1),(4),(5)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
実施例3のモータ冷却構造にあっては、実施例1の(1),(4),(5)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
(7) 前記コイルエンド8a,8aの両端部位置に、出入口冷却路部材24と折り返し冷却路部材25とを、ステータコイル8とのシール性を保ちつつ固定して設け、前記軸方向冷却路12は、周方向に隣接するステータコイル8,8間の位置に、ステータ軸方向に貫通して複数設け、前記出入口冷却路部材14には、冷却液入口10aが開口する入口周方向冷却路10と、該入口周方向冷却路10と前記軸方向冷却路12の入口部とを繋ぐ入口連通路13と、冷却液出口11aが開口する出口周方向冷却路11と、該出口周方向冷却路11と前記軸方向冷却路12の出口部とを繋ぐ出口連通路14と、を形成し、前記折り返し冷却路部材25には、前記軸方向冷却路12の出口部に連通する折り返し出口連通路15と、前記軸方向冷却路12の入口部に連通する折り返し入口連通路16と、折り返し出口連通路15と折り返し入口連通路16とを周方向に繋ぐ折り返し周方向冷却路17とを形成したため、冷却液出入口10a,11aをステータ片端に集約しながらも、冷却路を形成する製造工程を簡略化でき、製造時間とコストを小さく抑えることができる。
(8) 前記冷却液入口10aから流入した冷却液を、入口周方向冷却路10→入口連通路13→軸方向冷却路12→折り返し出口連絡路15→折り返し周方向冷却路17→折り返し入口連絡路16→軸方向冷却路12→出口連通路14→出口周方向冷却路11を経過して冷却液出口11aから排出するようにしたため、冷却液出入口10a,11aをステータ片端に集約することができ、例えば、インナーロータとアウターロータとの2つのロータを有する多層同期モータのモータ冷却構造として適用できるというように、設計の自由度が増す。
実施例4は、実施例3のモータ冷却構造をインナーロータとアウターロータとの2つのロータを有する多層同期モータに適用した例である。
構成を説明すると、多層同期モータは、図11〜図13に示すように、インナーロータ4と、アウターロータ9と、両ロータ4,5に挟まれて配置されたステータ5と、により構成されている。
前記インナーロータ4には、中空軸によるインナーロータ軸40が固定され、前記アウターロータ9には、エンドプレート91を介してアウターロータ軸90が固定され、インナーロータ軸40とアウターロータ軸90とは同軸にて配置される。なお、アウターロータ9には、周方向に等間隔で12個の永久磁石92が軸方向に埋設されている。
前記ステータ5は、図外のモータハウジングに固定され、ステータコイル8への複合電流と、モータ冷却構造への冷却液が外部から供給される。
実施例4の前記周方向冷却路10,11は、図8に示すように、一端のコイルエンド8aのみに径方向最外周位置に環状に設け、隣接するコイルエンド8aの隙間をコイル隙間閉塞部材22により塞ぎ、冷却液出入口10a,11aの部分に仕切壁32を設け、仕切壁32とは半周ずれた位置に仕切壁33を設けることで、入口周方向冷却路10と出口周方向冷却路11とを同じ長さの冷却路としている。前記連通路13,14は、冷却液を軸方向冷却路12に受け渡すために一端のコイルエンド8aの端部部位置にのみ環状に設け、前記仕切壁32,33により、入口連通路13と出口連通路14とを半周ずつに分けている。
実施例4の折り返し出口連通路15と折り返し入口連通路16と折り返し周方向冷却路17については、図13に示すように、実施例3と同様の構成としている。なお、他の構成は実施例1と同様であるので説明を省略する。また、モータ冷却作用についても実施例3と同様であるので説明を省略する。
次に、効果を説明する。
実施例4のモータ冷却構造にあっては、実施例1の(1),(4),(5)の効果、実施例3の(7),(8)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
実施例4のモータ冷却構造にあっては、実施例1の(1),(4),(5)の効果、実施例3の(7),(8)の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
(9) 前記ステータ軸方向に突出したコイルエンドを有するモータは、ステータ5の内側にインナーロータ4を配置し、ステータ5の外側にアウターロータ9を配置した3層同期モータであるため、冷却液出入口10a,11aをステータ片端に集約したレイアウト自由度の高いモータ冷却構造により、両ロータ4,9に挟まれ高温を発生しやすいステータ5を効果的に冷却することができる。
以上、本発明のモータ冷却構造を実施例1〜実施例4に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これら実施例1〜実施例4に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、少なくともコイルエンドの一部と冷却液とが直接接触する密閉された周方向冷却路と、ステータ軸方向に設けられた軸方向冷却路と、前記周方向冷却路の密閉を確保しつつ前記軸方向冷却路に繋ぐ連通路を備え、前記周方向冷却路と軸方向冷却路と連通路とに冷却液を導くことでステータコイルを冷却する構成であれば、具体的な構成は、実施例1〜実施例4に限定されるものではない。
実施例では、本発明のモータ冷却構造を1ロータ・1ステータの同期モータと、2ロータ・1ステータの多層同期モータとに適用する例を示したが、ステータ軸方向に突出したコイルエンドを有するモータであれば、様々な種類のモータのモータ冷却構造として適用することができる。
1 モータ軸
2 モータケース
3 モータ軸受け
4 ロータ
5 ステータ
6 永久磁石
7 積層コア
8 ステータコイル
8a,8a コイルエンド
10 入口周方向冷却路
10a 冷却液入口
11 出口周方向冷却路
11a 冷却液出口
12 軸方向冷却路
13 入口連通路
14 出口連通路
20 入口冷却路部材
21 出口冷却路部材
22 コイル隙間閉塞部材
22a 凹凸部
2 モータケース
3 モータ軸受け
4 ロータ
5 ステータ
6 永久磁石
7 積層コア
8 ステータコイル
8a,8a コイルエンド
10 入口周方向冷却路
10a 冷却液入口
11 出口周方向冷却路
11a 冷却液出口
12 軸方向冷却路
13 入口連通路
14 出口連通路
20 入口冷却路部材
21 出口冷却路部材
22 コイル隙間閉塞部材
22a 凹凸部
Claims (9)
- ステータ軸方向に突出したコイルエンドを有するモータのステータにおいて、
少なくともコイルエンドの一部と冷却液とが直接接触する密閉された周方向冷却路と、
ステータ軸方向に設けられた軸方向冷却路と、
前記周方向冷却路の密閉を確保しつつ前記軸方向冷却路に繋ぐ連通路を備え、
前記両冷却路と前記連通路とに冷却液を導くことでステータコイルを冷却することを特徴とするモータ冷却構造。 - 請求項1に記載されたモータ冷却構造において、
前記コイルエンドの両端部位置に、入口冷却路部材と出口冷却路部材とを、ステータコイルとのシール性を保ちつつモータケースに固定して設け、
前記軸方向冷却路は、周方向に隣接するステータコイル間の位置に、ステータ軸方向に貫通して複数設け、
前記入口冷却路部材には、冷却液入口が開口する入口周方向冷却路と、該入口周方向冷却路と前記軸方向冷却路の複数の入口部とを繋ぐ入口連通路と、を形成し、
前記出口側冷却路部材には、冷却液出口が開口する出口周方向冷却路と、該出口周方向冷却路と前記軸方向冷却路の複数の出口部とを繋ぐ出口連通路とを形成したことを特徴とするモータ冷却構造。 - 請求項2に記載されたモータ冷却構造において、
前記冷却液入口から流入した冷却液を、入口周方向冷却路→入口連通路→軸方向冷却路→出口連通路→出口周方向冷却路を経過して前記冷却液出口から排出することを特徴とするモータ冷却構造。 - 請求項1乃至3の何れか1項に記載されたモータ冷却構造において、
前記周方向冷却路の内壁に、冷却液流れの乱流化を促進する凹凸を形成したことを特徴とするモータ冷却構造。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載されたモータ冷却構造において、
前記周方向冷却路を、コイルエンドの径方向最外周位置に環状に設け、前記連通路を、コイルエンドの端部位置に環状に設けたことを特徴とするモータ冷却構造。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載されたモータ冷却構造において、
前記周方向冷却路を、コイルエンドの径方向最内周位置に環状に設け、前記連通路を、コイルエンドの端部位置に環状に設けたことを特徴とするモータ冷却構造。 - 請求項1に記載されたモータ冷却構造において、
前記コイルエンドの両端部位置に、出入口冷却路部材と折り返し冷却路部材とを、ステータコイルとのシール性を保ちつつ固定して設け、
前記軸方向冷却路は、周方向に隣接するステータコイル間の位置に、ステータ軸方向に貫通して複数設け、
前記出入口冷却路部材には、冷却液入口が開口する入口周方向冷却路と、該入口周方向冷却路と前記軸方向冷却路の入口部とを繋ぐ入口連通路と、冷却液出口が開口する出口周方向冷却路と、該出口周方向冷却路と前記軸方向冷却路の出口部とを繋ぐ出口連通路と、を形成し、
前記折り返し冷却路部材には、前記軸方向冷却路の出口部に連通する折り返し出口連通路と、前記軸方向冷却路の入口部に連通する折り返し入口連通路と、折り返し出口連通路と折り返し入口連通路とを周方向に繋ぐ折り返し周方向冷却路とを形成したことを特徴とするモータ冷却構造。 - 請求項7に記載されたモータ冷却構造において、
前記冷却液入口から流入した冷却液を、入口周方向冷却路→入口連通路→軸方向冷却路→折り返し出口連絡路→折り返し周方向冷却路→折り返し入口連絡路→軸方向冷却路→出口連通路→出口周方向冷却路を経過して前記冷却液出口から排出することを特徴とするモータ冷却構造。 - 請求項7または請求項8に記載されたモータ冷却構造において、
前記ステータ軸方向に突出したコイルエンドを有するモータは、ステータの内側にインナーロータを配置し、ステータの外側にアウターロータを配置した3層同期モータであることを特徴とするモータ冷却構造。
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- 2004-03-11 JP JP2004069249A patent/JP2005261084A/ja active Pending
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