JP6672741B2 - モータ及びこれを備える電動過給機 - Google Patents

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本発明は、モータ及びこれを備える電動過給機に関し、さらに詳しくは、ハウジングにロータの回転軸を回転可能に支持する第1流体軸受及び第2流体軸受が設けられているモータ及びこれを備える電動過給機に関する。
従来のモータとして、ハウジングと、ハウジング内に取り付けられる円筒状のステータと、ステータの内周側に設けられるロータと、を備えるものが一般に知られている。このモータにおいてロータの回転軸の軸受として流体軸受を採用する場合、ロータの回転軸に対して流体軸受を片側に配置する形態(所謂、片持ち形態)と流体軸受を両側に配置する形態(所謂、両持ち形態)とが考えられる。この流体軸受の片側配置形態では、ロータ回転時の振動や外部からの振動、あるいは衝撃に対して耐久性が乏しい。また、ロータ自身の振動を抑制するため極めて高精度な加工、組付けが必要となる。これに対して、流体軸受の両側配置形態では、振動あるいは衝撃に対する耐久性に優れるが、各流体軸受に個別の流路を設けて各流路に個別の流体供給源を接続する必要があり、複雑な流体供給構造となり、部品点数が増加してしまう。
そこで、流体軸受が両側配置形態であるモータとして、簡素な流体供給構造を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。この特許文献1には、例えば、図6に示されるように、ハウジング108内に各流体軸受111、112に接続される給油配管113を設け、この給油配管113の一端側に油圧ポンプ114を接続し、給油配管113により各流体軸受111、112にオイルを供給するモータ107が開示されている。このモータ107では、ハウジング108の外側にステータ109を冷却するための冷却ジャケット119が設けられている。また、特許文献2には、例えば、図7に示されるように、ハウジング208に、一方の流体軸受211に接続される第1供給流路213aと他方の流体軸受212に接続される第2供給流路213bとを形成し、これら第1及び第2供給流路213a、213bをオイルポンプ214に接続し、第1及び第2供給流路213a、213bにより各流体軸受211、212にオイルを供給するモータ207が開示されている。このモータ207では、ハウジング208にステータ209を冷却するための冷却水通路219が形成されている。
特開平9−46974号公報 特開2008−115731号公報
しかし、上記特許文献1に開示された技術では、給油配管113は、ステータ109のスロット内にコイルとともに挿通されており(段落〔0017〕参照)、ステータ109の冷却を目的とするものではない。そのため、ハウジング108の外側に冷却ジャケット119が別途設けられており、コストや体格が増大してしまう。また、上記特許文献2に開示された技術では、第1及び第2供給流路213a、213bは、ステータ209の冷却を目的とするものではないため、ハウジング208に冷却水通路219が別途形成されており、やはりコストや体格が増大してしまう。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、ロータの回転軸を軸支する第1流体軸受及び第2流体軸受に対して簡素な流体供給構造で流体を供給できるとともに、その流体を利用してステータを冷却することができるモータ及びこれを備える電動過給機を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ハウジングと、前記ハウジング内に取り付けられる円筒状のステータと、前記ステータの内周側に設けられるロータと、を備え、前記ハウジングには、前記ロータの回転軸を回転可能に支持する第1流体軸受及び第2流体軸受が設けられているモータであって、前記ハウジングは、前記ステータを収容可能な筒状の第1ケースと、前記第1ケースと軸方向に接合される第2ケースと、を備え、前記第1ケースは、前記第1流体軸受及び第1挟持部を備え、前記第2ケースは、前記第2流体軸受、及び前記第1挟持部との間で前記ステータを軸方向に挟持する第2挟持部を備え、前記第1ケースには、一端側が前記第1ケースの外側に開口して他端側が前記第1流体軸受に接続される第1供給流路と、前記第1供給流路から分岐して一端側が前記第1挟持部の挟持面側に開口する分岐流路と、が形成されており、前記第2ケースには、一端側が前記第2挟持部の挟持面側に開口して他端側が前記第2流体軸受に接続される第2供給流路が形成されており、前記ステータには、前記分岐流路の一端側と前記第2供給流路の一端側とを連絡するように軸方向に貫通した貫通流路が形成されており、前記貫通流路は、その内部を流れる流体で前記ステータを冷却するように構成されており、前記貫通流路は、前記ステータの軸方向に沿って形成されているとともに、前記ステータの円周方向に複数形成されており、前記第1挟持部の挟持面と前記ステータの一方の軸端面との間には、前記分岐流路の一端側と複数の前記貫通流路の各一端側とを連絡する閉じた円環状の第1環状流路が形成されており、前記第2挟持部の挟持面と前記ステータの他方の軸端面との間には、前記第2供給流路の一端側と複数の前記貫通流路の各他端側とを連絡する閉じた円環状の第2環状流路が形成されており、前記ステータは、内周側に突出する巻回部が円周方向に複数設けられている円筒状のステータコアと、複数の前記巻回部のそれぞれに巻かれるコイルと、を備え、前記貫通流路は、前記ステータコアの径方向で全ての前記巻回部のそれぞれの遠心側に配置されるように、前記ステータの円周方向に等角度間隔で複数形成されていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1環状流路は、前記第1挟持部の挟持面に形成された第1環状溝と前記第1環状溝を塞ぐ前記ステータの一方の軸端面とにより形成されており、前記第2環状流路は、前記第2挟持部の挟持面に形成された第2環状溝と前記第2環状溝を塞ぐ前記ステータの他方の軸端面とにより形成されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記ステータは、内周側に突出する巻回部が円周方向に複数設けられている円筒状のステータコアと、複数の前記巻回部のそれぞれに巻かれるコイルと、前記コイルを覆うように円周方向に隣接する前記巻回部の間に設けられる樹脂モールド部と、を備え、前記樹脂モールド部は、前記ハウジングの内面に密着されていることを要旨とする。
上記問題を解決するために、請求項に記載の発明は、内燃機関に圧縮空気を供給するための電動過給機であって、請求項1乃至のいずれか一項に記載のモータと、前記ロータの回転軸の一端側に取り付けられるインペラを有するコンプレッサと、を備えることを要旨とする。

本発明のモータによると、ハウジングは、第1挟持部と、第1挟持部との間でステータを軸方向に挟持する第2挟持部と、を備え、ハウジングには、一端側がハウジングの外側に開口して他端側が第1流体軸受に接続される第1供給流路と、第1供給流路から分岐して一端側が第1挟持部の挟持面側に開口する分岐流路と、一端側が第2挟持部の挟持面側に開口して他端側が第2流体軸受に接続される第2供給流路と、が形成されている。そして、ステータには、分岐流路の一端側と第2供給流路の一端側とを連絡するように軸方向に貫通した貫通流路が形成されており、貫通流路は、その内部を流れる流体でステータを冷却するように構成されている。これにより、流体供給源により第1供給流路内に開口から流入される流体は、第1供給流路を通って第1流体軸受に供給されるとともに、分岐流路、貫通流路及び第2供給流路を通って第2流体軸受に供給される。そして、流体が貫通流路を流れる際の吸熱作用によりステータが冷却される。よって、ロータの回転軸を軸支する第1流体軸受及び第2流体軸受に対して簡素な流体供給構造で流体を供給できるとともに、その流体を利用してステータを冷却することができる。特に、従来のような複雑なステータ冷却構造を別途設ける必要がないため、コスト削減及び体格減少につながる。さらに、貫通流路を流れる流体自身の粘度が吸熱により下がるため、第2流体軸受での流体粘度による抵抗が減少して高効率化にも貢献できる。
また、前記貫通流路が、前記ステータの軸方向に沿って形成されているとともに、前記ステータの円周方向に複数形成されており、前記第1挟持部の挟持面と前記ステータの一方の軸端面との間に第1環状流路が形成されており、前記第2挟持部の挟持面と前記ステータの他方の軸端面との間に第2環状流路が形成されているので、分岐流路を流れる流体は、第1環状流路で環状に拡がって各貫通流路を通ってから第2環状流路で集約されて第2供給流路を流れる。そして、流体が複数の貫通流路を流れる際の吸熱作用によりステータが円周方向にわたって冷却される。
また、前記第1環状流路が、前記第1挟持部の挟持面に形成された第1環状溝と前記第1環状溝を塞ぐ前記ステータの一方の軸端面とにより形成されており、前記第2環状流路が、前記第2挟持部の挟持面に形成された第2環状溝と前記第2環状溝を塞ぐ前記ステータの他方の軸端面とにより形成されている場合は、ステータ側に環状流路を形成するものに比べて、磁路面積を大きく確保できモータ出力を向上できる。
また、前記ステータが、ステータコアと、コイルと、を備え、複数の前記貫通流路のそれぞれが、前記ステータコアの径方向で前記巻回部の遠心側に配置されている場合は、ステータにおいてコイルの発熱が伝わり易い部分を効果的に冷却できる。
さらに、前記ステータが、ステータコアと、コイルと、樹脂モールド部と、を備え、前記樹脂モールド部が、前記ハウジングの内面に密着されている場合は、コイルの発熱がステータ及びハウジングに伝わり易く抜熱され易い。
本発明の電動過給機によると、上述のモータと、ロータの回転軸の一端側に取り付けられるインペラを有するコンプレッサと、を備える。これにより、高速回転するインペラで生成される圧縮空気が内燃機関に供給される。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例に係るモータを備える電動過給機の縦断面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1の要部拡大図である。 実施例に係るステータコアの斜視図である。 他の形態の環状流路の説明図である。 従来のモータの縦断面図である。 他の従来のモータの縦断面図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
<モータ>
本実施形態に係るモータは、ハウジング(8)と、ハウジング内に取り付けられる円筒状のステータ(9)と、ステータの内周側に設けられるロータ(10)と、を備え、ハウジングには、ロータの回転軸(10a)を回転可能に支持する第1流体軸受(11)及び第2流体軸受(12)が設けられているモータ(7)である(例えば、図1及び図2等参照)。そして、ハウジング(8)は、第1挟持部(23)と、第1挟持部との間でステータ(9)を軸方向に挟持する第2挟持部(24)と、を備え、ハウジング(8)には、一端側がハウジングの外側に開口して他端側が第1流体軸受(11)に接続される第1供給流路(31)と、第1供給流路から分岐して一端側が第1挟持部(23)の挟持面(23a)側に開口する分岐流路(32)と、一端側が第2挟持部(24)の挟持面(24a)側に開口して他端側が第2流体軸受(12)に接続される第2供給流路(44)と、が形成されている。さらに、ステータ(9)には、分岐流路(32)の一端側と第2供給流路(44)の一端側とを連絡するように軸方向に貫通した貫通流路(50)が形成されており、貫通流路は、その内部を流れる流体でステータ(9)を冷却するように構成されている。
本実施形態に係るモータとしては、例えば、上記貫通流路(50)は、ステータ(9)の軸方向に沿って形成されているとともに、ステータの円周方向に複数形成されており、第1挟持部(23)の挟持面(23a)とステータ(9)の一方の軸端面(9a)との間には、分岐流路(32)の一端側と複数の貫通流路(50)の各一端側とを連絡する第1環状流路(51)が形成されており、第2挟持部(24)の挟持面(24a)とステータ(9)の他方の軸端面(9b)との間には、第2供給流路(44)の一端側と複数の貫通流路(50)の各他端側とを連絡する第2環状流路(52)が形成されている形態(例えば、図1及び図2等参照)を挙げることができる。
上述の形態の場合、例えば、上記第1環状流路(51)は、第1挟持部(23)の挟持面(23a)に形成された第1環状溝(53)と第1環状溝を塞ぐステータ(9)の一方の軸端面(9a)とにより形成されており、第2環状流路(52)は、第2挟持部(24)の挟持面(24a)に形成された第2環状溝(54)と第2環状溝を塞ぐステータ(9)の他方の軸端面(9b)とにより形成されていることができる(例えば、図3等参照)。
上述の形態の場合、例えば、上記ステータ(9)は、内周側に突出する巻回部(15a)が円周方向に複数設けられている円筒状のステータコア(15)と、複数の巻回部のそれぞれに巻かれるコイル(16)と、を備え、複数の貫通流路(50)のそれぞれは、ステータコア(15)の径方向で巻回部(15a)の遠心側に配置されていることができる(例えば、図2等参照)。
本実施形態に係るモータとしては、例えば、上記ステータ(9)は、内周側に突出する巻回部(15a)が円周方向に複数設けられている円筒状のステータコア(15)と、複数の巻回部のそれぞれに巻かれるコイル(16)と、コイルを覆うように円周方向に隣接する巻回部の間に設けられる樹脂モールド部(17)と、を備え、樹脂モールド部は、ハウジング(8)の内面に密着されている形態(例えば、図1及び図2等参照)を挙げることができる。
本実施形態に係るモータとしては、上記ハウジング(8)は、ステータ(9)を収容可能な筒状の第1ケース(21)と、第1ケースと軸方向に接合される第2ケース(22)と、を備え、第1ケース(21)には、第1挟持部(23)、第1流体軸受(11)、第1供給流路(31)及び分岐流路(32)が設けられており、第2ケース(22)には、第2挟持部(24)、第2流体軸受(12)及び第2供給流路(44)が設けられている形態(例えば、図1等参照)を挙げることができる。これにより、各流路等を容易に形成でき、全体として簡易且つ安価な構造にできる。
<電動過給機>
本実施形態に係る電動過給機は、内燃機関に圧縮空気を供給するための電動過給機(1)であって、上記実施形態に係るモータ(7)と、ロータ(10)の回転軸(10a)の一端側に取り付けられるインペラ(2)を有するコンプレッサ(3)と、を備える(例えば、図1等参照)。
なお、上記実施形態で記載した各構成の括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。なお、本実施例では、本発明に係る「モータ」として、内燃機関の吸気通路に組み込まれる電動過給機(「電動ターボチャージャ」とも称される。)に備えられるモータを例示する。
上記電動過給機1は、図1に示すように、後述するモータ7と、モータ7を構成するロータ10の回転軸10aの一端側に取り付けられるインペラ2を有するコンプレッサ3と、を備えている。このコンプレッサ3は、インペラ2を収容してインペラ2の回転により圧縮空気を生成するハウジング4を備えている。このハウジング4は、後述するハウジング8(具体的に、後述する第2ケース22)に適宜接合手段(例えば、クランプ具、ボルト止め、螺合等)で接合されている。
(1)モータの構成
本実施例に係るモータ7は、図1及び図2に示すように、ハウジング8と、ハウジング8内に取り付けられる円筒状のステータ9と、ステータ9の内周側に設けられるロータ10と、を備えている。このハウジング8には、ロータ10の回転軸10aを回転可能に支持する第1流体軸受11及び第2流体軸受12が設けられている。これら第1及び第2流体軸受11、12は、その内周側に供給孔11a、12aからオイルを供給して油膜を形成することで回転軸10aを軸支する流体軸受(「セミフロート軸受」とも称される。)である。
上記ステータ9は、内周側に突出するティース15a(本発明に係る「巻回部」として例示する。)が円周方向に複数(図2中6つ)設けられている円筒状のステータコア15と、複数のティース15aのそれぞれに巻かれるコイル16と、コイル16を覆うように円周方向に隣接するティース15aの間に充填される樹脂モールド部17と、を備えている。
上記ステータコア15は、軸方向に複数積層された積層鋼板により形成されている。また、コイル16は、インシュレータ18を介してティース15aに素線を巻き付けることで形成されている。また、樹脂モールド部17は、ハウジング8の内面(具体的に、後述する第1ケース21の収容凹部29の表面)に密着されている。さらに、ロータ10は、回転軸10aの外周側に配置される永久磁石19を備えている。この永久磁石19の外周側には、永久磁石19を保持するための樹脂製(例えば、CFRP等)の保持筒20が設けられている。そして、上記モータ7では、コイル16への電流の供給によって電磁力が生じ、その電磁力とロータ10内の永久磁石19の磁力とによってロータ10にトルクが付与されるようになっている。
上記ハウジング8は、金属製の第1ケース21と、第1ケース21と軸方向に適宜接合手段(例えば、クランプ具、ボルト止め、螺合等)で接合される金属製の第2ケース22と、を備えている。この第1ケース21は、円環状の第1挟持部23を備えており、第2ケース22は、第1挟持部23との間でステータ9を軸方向に挟持する円環状の第2挟持部24を備えている。
上記第1ケース21は、底部26aと、底部26aから立ち上がる筒部26bと、を備えている。この底部26aの中心側には、回転軸10aが挿通されるとともに第1流体軸受11が設けられる挿通孔27が形成されている。この挿通孔27には、回転軸20aの外周側に設けられたシール部材28が圧接している。また、底部26aにおける筒部26bの立ち上がる表面側には、樹脂モールド部17を収容する収容凹部29が形成されている。また、底部26aの収容凹部29の外周側に第1挟持部23が設けられている。
上記第1ケース21の底部26aには、一端側が第1ケース21の外側に開口して他端側が第1流体軸受11に接続される第1供給流路31と、第1供給流路31から分岐して一端側が第1挟持部23の挟持面23a側に開口する分岐流路32と、が形成されている。この第1供給流路31は、第1ケース21の径方向に延びている。また、分岐流路32は、第1ケース21の軸方向に延びている。また、底部26aには、一端側が第1ケース21の外側に開口して他端側が挿通孔27の第1流体軸受11の一端側に接続される第1排出流路33と、第1排出流路33から分岐して一端側が挿通孔27の第1流体軸受11他端側に接続される分岐流路34と、が形成されている。この第1排出流路33は、第1ケース21の径方向に延びている。また、分岐流路34は、第1ケース21の軸方向に傾斜して延びている。
上記第2ケース22は、底部37aと、底部37aから立ち上がる筒部37bと、を備えている。この底部37aの中心側には、回転軸10aが挿通されるとともに第2流体軸受12が設けられる挿通孔38が形成されている。この挿通孔38には、回転軸10aの外周側に設けられたシール部材39が圧接している。また、筒部37bの先端側にフランジ状の第2挟持部24が設けられている。また、第2挟持部24の挟持面24aとステータ9の軸端面9bとの間には、後述する複数の貫通流路50を囲むように環状のシール部材40が設けられている。このシール部材40は、第2挟持部24の挟持面24aに形成された装着溝41内に装着されている(図3参照)。さらに、筒部37bの内周面と樹脂モールド部17の外周面との間には環状のシール部材42が設けられている。
上記第2ケース22の底部37aには、一端側が第2挟持部24の挟持面24a側に開口して他端側が第2流体軸受12に接続される第2供給流路44が形成されている。この第2供給流路44は、第2ケース22の径方向に延びる部分と、この部分の遠心端側から第1ケース22の軸方向に延びる部分と、を備えている。また、底部37aには、一端側が第2ケース22の外側に開口して他端側が挿通孔38の第2流体軸受12の一端側に接続される第2排出流路45と、第2排出流路45から分岐して一端側が挿通孔38の第2流体軸受12の他端側に接続される分岐流路46と、が形成されている。この第2排出流路45は、第2ケース22の径方向に延びている。さらに、分岐流路46は、第2ケース22の軸方向に傾斜して延びている。
なお、上記第1供給流路31、第1排出流路33及び第2排出流路45の各開口側は、オイル循環経路47に接続されている。そして、オイル循環経路47に設けられたオイルポンプ48により第1供給流路31内に開口31aからオイルが流入される一方、第1排出流路33及び第2排出流路45から排出されるオイルは、オイル循環経路47に設けられたオイルクーラ49により冷却される。
上記ステータ9には、分岐流路32の一端側と第2供給流路44の一端側とを連絡するように軸方向に貫通した貫通流路50が形成されている(図4参照)。この貫通流路50は、その内部を流れるオイルでステータ9を冷却するように構成されている。具体的に、貫通流路50は、ステータ9の軸方向に沿って形成されているとともに、ステータ9の円周方向に等角度間隔(図2中で60度間隔)で複数(図2中で6つ)形成されている。これら複数の貫通流路50のそれぞれは、ステータコア15の径方向でティース15aの遠心側に配置されている。
上記第1挟持部23の挟持面23aとステータ9の一方の軸端面9aとの間には、分岐流路32の一端側と複数の貫通流路50の各一端側とを連絡する第1環状流路51が形成されている。この第1環状流路51は、第1挟持部23の挟持面23aに形成された第1環状溝53と第1環状溝53を塞ぐステータ9の一方の軸端面9aとにより形成されている(図3参照)。また、第1環状流路51は、ロータ10の回転軸10aの軸心を中心とする円環状に形成されている。さらに、分岐流路32の一端側は、第1環状流路51に対して円周方向に隣接する貫通流路50の一端側が接続される位置の中間側に接続されている(図4参照)。
上記第2挟持部24の挟持面24aとステータ9の他方の軸端面9bとの間には、第2供給流路44の一端側と複数の貫通流路50の各他端側とを連絡する第2環状流路52が形成されている。この第2環状流路52は、第2挟持部24の挟持面24aに形成された第2環状溝54と第2環状溝54を塞ぐステータ9の他方の軸端面9bとにより形成されている(図3参照)。また、第2環状流路52は、ロータ10の回転軸10aの軸心を中心とする円環状に形成されている。さらに、第2供給流路44の一端側は、第2環状流路52に対して円周方向に隣接する貫通流路50の他端側が接続される位置の中間側に接続されている(図4参照)。
なお、本実施例では、上記第1ケース21をモールド型の一部として使用し、第1ケース21内に樹脂を流し込んで真空引きすることで、第1ケース21の収容凹部29内に樹脂モールド部17が密着して形成されるものとする。
(2)電動過給機の作用
次に、上記構成の電動過給機1の作用について説明する。モータ7の駆動によって、コンプレッサ3のインペラ2が高速回転されてハウジング4内に圧縮空気が生成され、その圧縮空気が内燃機関に供給される。このモータ7の駆動時には、オイルポンプ48により第1供給流路31内に開口31aからオイルが流入される。その流入オイルは、図1中に破線矢印で示すように、第1供給流路31を通って第1流体軸受11に供給されるとともに、分岐流路32を通って第1環状流路51で環状に拡がって各貫通流路50を通ってから第2環状流路52で集約されて第2供給流路44を通って第2流体軸受12に供給される。そして、第1流体軸受11に供給されたオイルは、第1排出流路33及び分岐流路34を通ってオイル循環経路47に戻され、第2流体軸受12に供給されたオイルは、第2排出流路45及び分岐流路46を通ってオイル循環経路47に戻される。
ここで、オイルが複数の貫通流路50を流れる際の吸熱作用によりステータ9が円周方向にわたって冷却される。具体的に、コイル16での発熱は、樹脂モールド部17で受熱されてからステータ9で受熱され、各貫通流路50を流れるオイルの吸熱作用により抜熱されるとともにハウジング4(特に、第1ケース21)で受熱及び放熱される。
(3)実施例の効果
本実施例のモータ7によると、ハウジング8は、第1挟持部23と、第1挟持部23との間でステータ9を軸方向に挟持する第2挟持部24と、を備え、ハウジング8には、一端側がハウジング8の外側に開口して他端側が第1流体軸受11に接続される第1供給流路31と、第1供給流路31から分岐して一端側が第1挟持部23の挟持面23a側に開口する分岐流路32と、一端側が第2挟持部24の挟持面24a側に開口して他端側が第2流体軸受12に接続される第2供給流路44と、が形成されている。そして、ステータ9には、分岐流路32の一端側と第2供給流路44の一端側とを連絡するように軸方向に貫通した貫通流路50が形成されており、貫通流路50は、その内部を流れるオイルでステータ9を冷却するように構成されている。これにより、オイルポンプ48により第1供給流路31内に開口31aから流入されるオイルは、第1供給流路31を通って第1流体軸受11に供給されるとともに、分岐流路32、貫通流路50及び第2供給流路44を通って第2流体軸受12に供給される。そして、オイルが貫通流路50を流れる際の吸熱作用によりステータ9が冷却される。よって、ロータ10の回転軸10aを軸支する第1流体軸受11及び第2流体軸受12に対して簡素な流体供給構造でオイルを供給できるとともに、そのオイルを利用してステータ9を冷却することができる。特に、従来のような複雑なステータ冷却構造を別途設ける必要がないため、コスト削減及び体格減少につながる。さらに、貫通流路50を流れるオイル自身の粘度が吸熱により下がるため、第2流体軸受12でのオイル粘度による抵抗が減少して高効率化にも貢献できる。
また、本実施例では、貫通流路50は、ステータ9の軸方向に沿って形成されているとともに、ステータ9の円周方向に複数形成されており、第1挟持部23の挟持面23aとステータ9の一方の軸端面9aとの間には第1環状流路51が形成されており、第2挟持部24の挟持面24aとステータ9の他方の軸端面9bとの間には第2環状流路52が形成されている。これにより、分岐流路32を流れるオイルは、第1環状流路51で環状に拡がって各貫通流路50を通ってから第2環状流路52で集約されて第2供給流路44を流れる。そして、オイルが複数の貫通流路50を流れる際の吸熱作用によりステータ9が円周方向にわたって冷却される。
また、本実施例では、第1環状流路51は、第1挟持部23の挟持面23aに形成された第1環状溝53と第1環状溝53を塞ぐステータ9の一方の軸端面9aとにより形成されており、第2環状流路52は、第2挟持部24の挟持面24aに形成された第2環状溝54と第2環状溝54を塞ぐステータ9の他方の軸端面9bとにより形成されている。これにより、ステータ側に環状流路を形成するものに比べて、磁路面積を大きく確保できモータ出力を向上できる。
また、本実施例では、ステータ9は、ステータコア15と、コイル16と、を備え、複数の貫通流路50のそれぞれは、ステータコア15の径方向でティース15aの遠心側に配置されている。これにより、ステータ9においてコイル16の発熱が伝わり易い部分を効果的に冷却できる。
また、本実施例では、ステータ9は、ステータコア15と、コイル16と、樹脂モールド部17と、を備え、樹脂モールド部17は、ハウジング8の内面に密着されている。これにより、コイル16の発熱がステータ9及びハウジング8に伝わり易く抜熱され易い。
さらに、本実施例では、ハウジング8は、ステータ9を収容可能な筒状の第1ケース21と、第1ケース21と軸方向に接合される第2ケース22と、を備え、第1ケース21には、第1挟持部23、第1流体軸受11、第1供給流路31及び分岐流路32が設けられており、第2ケース22には、第2挟持部24、第2流体軸受12及び第2供給流路44が設けられている。これにより、各流路31、32、44等を容易に形成でき、全体として簡易且つ安価な構造にできる。特に、第1ケース21をモールド型の一部として使用することで、樹脂モールド部17を第1ケース21の内面に容易に密着させることができる。
さらに、本実施例の電動過給機1によると、上述のモータ7と、ロータ10の回転軸10aの一端側に取り付けられるインペラ2を有するコンプレッサ3と、を備える。これにより、高速回転するインペラ2で生成される圧縮空気が内燃機関に供給される。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。すなわち、上記実施例では、ステータ9の軸方向に沿って直線状に延びる貫通流路50を例示したが、これに限定されず、例えば、ステータ9の軸方向に対してらせん状に延びる貫通流路としてもよい。この場合であっても、流体がらせん状の貫通流路を流れる際の吸熱作用によりステータが円周方向にわたって冷却される。
また、上記実施例では、ステータコア15の径方向でティース15aの遠心側に配置される貫通流路50を例示したが、これに限定されず、例えば、ステータコア15の径方向において円周方向に隣接するティース15aの中間部の遠心側に配置される貫通流路としてもよい。なお、上記貫通流路50の大きさ、形状、個数、配置場所等は、流体の供給量やステータの冷却性能等を考慮して適宜選択される。
また、上記実施例では、ハウジング8の挟持部23、24の挟持面23a、24aに形成された環状溝53、54により形成される環状流路51、52を例示したが、これに限定されず、例えば、図5に示すように、上記環状溝53、54に替えて又は加えて、ステータ9の軸端面9a、9bに形成された環状溝53’、54’により形成される環状流路51’、52’としてもよい。なお、上記環状流路51、52の大きさ、形状、設置場所、開閉状態等は、各貫通流路50に対して分岐流路32又は第2供給流路44を連絡できる限りにおいて適宜選択される。
また、上記実施例では、ハウジング8の外部に開口した第1及び第2排出流路33、45を例示したが、これに限定されず、例えば、ステータ9に第1及び第2排出流路を連絡する貫通流路を形成して、一方の排出流路のみをハウジング8の外部に開口させるようにしてもよい。
また、上記実施例では、オイルの油膜によりロータ10の回転軸10aを軸支する流体軸受11、12を例示したが、これに限定されず、例えば、オイル以外の液体膜や空気等の気体膜によりロータ10の回転軸10aを軸支する流体軸受としてもよい。
さらに、上記実施例では、モータ7の駆動力のみで作動される電動過給機1を例示したが、これに限定されず、例えば、モータ7の駆動力とともに内燃機関の排気エネルギにより作動される電動補助過給機としてもよい。さらに、上記実施例では、電動過給機1で用いられるモータ7を例示したが、これに限定されず、例えば、歯科用スピンドルや航空機の酸素供給用エアコンプレッサ等で用いられるモータとしてもよい。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
本発明は、内燃機関の電動過給機等で用いられるロータの回転軸が高速回転するモータに関する技術として広く利用される。
1;電動過給機、2;インペラ、3;コンプレッサ、7;モータ、8;ハウジング、9;ステータ、9a,9b;軸端面、10;ロータ、10a;回転軸、11;第1流体軸受、12;第2流体軸受、15;ステータコア、15a;ティース、16;コイル、17;樹脂モールド部、23;第1挟持部、23a;挟持面、24;第2挟持部、24a;挟持面、31;第1供給流路、32;分岐流路、44;第2供給流路、50;貫通流路、51,51’;第1環状流路、52,52’;第2環状流路、53,53’;第1環状溝、54,54’;第2環状溝。

Claims (4)

  1. ハウジングと、前記ハウジング内に取り付けられる円筒状のステータと、前記ステータの内周側に設けられるロータと、を備え、前記ハウジングには、前記ロータの回転軸を回転可能に支持する第1流体軸受及び第2流体軸受が設けられているモータであって、
    前記ハウジングは、前記ステータを収容可能な筒状の第1ケースと、前記第1ケースと軸方向に接合される第2ケースと、を備え、
    前記第1ケースは、前記第1流体軸受及び第1挟持部を備え、
    前記第2ケースは、前記第2流体軸受及び前記第1挟持部との間で前記ステータを軸方向に挟持する第2挟持部を備え、
    前記第1ケースには、一端側が前記第1ケースの外側に開口して他端側が前記第1流体軸受に接続される第1供給流路と、前記第1供給流路から分岐して一端側が前記第1挟持部の挟持面側に開口する分岐流路と、が形成されており、
    前記第2ケースには、一端側が前記第2挟持部の挟持面側に開口して他端側が前記第2流体軸受に接続される第2供給流路が形成されており、
    前記ステータには、前記分岐流路の一端側と前記第2供給流路の一端側とを連絡するように軸方向に貫通した貫通流路が形成されており、
    前記貫通流路は、その内部を流れる流体で前記ステータを冷却するように構成されており、
    前記貫通流路は、前記ステータの軸方向に沿って形成されているとともに、前記ステータの円周方向に複数形成されており、
    前記第1挟持部の挟持面と前記ステータの一方の軸端面との間には、前記分岐流路の一端側と複数の前記貫通流路の各一端側とを連絡する閉じた円環状の第1環状流路が形成されており、
    前記第2挟持部の挟持面と前記ステータの他方の軸端面との間には、前記第2供給流路の一端側と複数の前記貫通流路の各他端側とを連絡する閉じた円環状の第2環状流路が形成されており、
    前記ステータは、内周側に突出する巻回部が円周方向に複数設けられている円筒状のステータコアと、複数の前記巻回部のそれぞれに巻かれるコイルと、を備え、
    前記貫通流路は、前記ステータコアの径方向で全ての前記巻回部のそれぞれの遠心側に配置されるように、前記ステータの円周方向に等角度間隔で複数形成されていることを特徴とするモータ。
  2. 前記第1環状流路は、前記第1挟持部の挟持面に形成された第1環状溝と前記第1環状溝を塞ぐ前記ステータの一方の軸端面とにより形成されており、
    前記第2環状流路は、前記第2挟持部の挟持面に形成された第2環状溝と前記第2環状溝を塞ぐ前記ステータの他方の軸端面とにより形成されている請求項1記載のモータ。
  3. 前記ステータは、内周側に突出する巻回部が円周方向に複数設けられている円筒状のステータコアと、複数の前記巻回部のそれぞれに巻かれるコイルと、前記コイルを覆うように円周方向に隣接する前記巻回部の間に設けられる樹脂モールド部と、を備え、
    前記樹脂モールド部は、前記ハウジングの内面に密着されている請求項1又は2に記載のモータ。
  4. 内燃機関に圧縮空気を供給するための電動過給機であって、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のモータと、
    前記ロータの回転軸の一端側に取り付けられるインペラを有するコンプレッサと、を備えることを特徴とする電動過給機。
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