JP7331623B2 - 回転電機及びステータ端板 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機及びステータ端板に関する。
特許文献1には、固定子のスロットに配置した複数の棒導体を、絶縁体と平導体により構成した固定子端板により結線してコイルを形成することで、固定子の軸方向長さを小型化できるモータが開示されている。
特開2001-275288号公報
モータ(回転電機)は、駆動時にコイルに流れる電流により発熱するため、コイルを適切に冷却する必用がある。コイルの冷却には、例えば固定子(ステータ)に冷媒を流通させることで行なわれる。ここで、特許文献1のようにコイルエンド部を固定子端板(ステータ端板)で結線を行なうように構成した場合は、ステータ端板の平導体が絶縁体の内部にあるため、適切に冷却することが容易ではなかった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、ステータ端板により結線を行なうように構成された回転電機において、コイルエンド部を適切に冷却できる回転電機を提供することを目的とする。
本発明の一実施態様は、ステータとロータとを有する回転電機に適用される。ステータは、複数のコイル素子が挿通されるステータコアと、ステータコアの軸方向の端部に設けられるステータ端板とを備える。ステータ端板は、複数のコイル素子が結線される結線部材と、結線部材を保持する保持部材と、保持部材に形成され、結線部材を冷却する冷媒が流通する冷媒流路と、を備える。冷媒通路は保持部材の内側に径方向及び周方向に形成されるとともに、ステータ端板の外周部端面に並んで形成される冷媒入口と冷媒出口とを備えることを特徴とする。
本発明によると、コイルエンド部を結線部材で結線するステータ端板により構成される回転電機において、ステータ端板の保持部材に結線部材を冷却する冷媒流路を備えたので、結線部材を適切に冷却することができる。
図1は、本発明の実施形態の回転電機の断面図である。 図2は、本発明の実施形態のステータの説明図である。 図3は、本発明の実施形態のステータ端板の説明図である。 図4は、本発明の実施形態のステータ端板の保持部材の説明図である。 図5は、本発明の実施形態のステータ端板の断面図である。 図6は、本発明の実施形態のステータ端板の断面図である。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施形態の回転電機1の断面図である。
回転電機1は、ステータ10及びロータ20から構成され、図示しないバッテリから電力の供給を受けてロータ20が回転することで、回転駆動力を発生する。
ステータ10は、円環状に形成されたステータコア110と、ステータコア110に形成された複数のスロットに挿通されるコイル120とを備えて構成される。ステータコア110は、例えば電磁鋼板を積層して形成される。
コイル120は、複数のコイル素子121(図2参照)により構成される。ステータコア110の一方の端部(図中左側、以降「第1エンド10a」と呼ぶ)では、コイル120が折り返されたコイルエンド140を形成する。
また、ステータコア110の他方の端部(図中右側、以降「第2エンド10b」と呼ぶ)では、コイル素子121がステータ端板150により互いに電気的に結線される。ステータ端板150の詳細は、図3で説明する。
ロータ20は、円環状に形成されたロータコア210と、ロータコア210に形成された複数の磁石溝に挿入される永久磁石220とを備えて構成される。ロータ20の中心にはロータシャフト30が貫通して固定される。ロータコア210は、例えば電磁鋼板を積層して形成される。
回転電機1は、コイル120により形成されたU、V、W相の各相に電流が印加されることにより、ロータ20に回転駆動力を発生させる。ロータ20が発生する回転駆動力はロータシャフト30を介して取り出される。
図2は、本実施形態のステータ10の説明図である。
ステータ10は、ステータコア110とステータ端板150とを備えて構成される。ステータコア110には、複数のコイル素子121がスロットに挿入されている。
コイル素子121は、銅又はその合金からなる平角線により構成され、U字形状に形成されている。
コイル素子121は、ステータコア110の第1エンド10aから第2エンド10bに向かってスロットに挿入される。コイル素子121の開放端は、第2エンド10b側に突出する。
すなわち、コイル素子121は、第2エンド10bの開放端からステータコア110のスロットを経由してステータコア110の第1エンド10a側に露出する。ここで、コイル素子121は、第1エンド10aにおいてUターンして再びスロットを経由して、第2エンド10bの至るように形成されている。
コイル素子121の端部(開放端)は、ステータ10の第2エンド10bに突出し、ステータ端板150により互いに結線される。ステータ端板150がコイル素子121を互いに結線することで、U、V、W相を有するコイル120が構成される。
第1エンド10aにおいては、コイル素子121の折り返し部分が集積されたコイルエンド140が形成される。なお、コイル素子121は、開放端部を除きその表面に絶縁性の被膜が形成されており、コイル素子121同士が接触した場合にも、互いに電気的に絶縁される。
第2エンド10bにおいて、コイル素子121の突出高さがそれぞれ異なるように形成されている。コイル素子121の突出高さは、ステータ端板150の端板151の位置に対応する。
ステータ端板150は、3つの端板(151a、151b、151c)から構成されている。コイル素子121の突出高さは、これら3つの端板(151a、151b、151c)の位置にそれぞれ対応する。具体的には、コイル素子121の突出高さが最も低いものが、第2エンド10bに最も近い側の端板151cで結線され、コイル素子121の突出高さが二番目に低いものが、第2エンド10bから二番目に近い端板151bで結線され、コイル素子121の突出高さが最も高いものが、第2エンド10bから最も遠い側の端板151aで結線される。
このように、第2エンド10b側に突出したコイル素子121が、ステータ端板150により結線されることで、U、V、W相を有するスター結線(またはデルタ結線)のコイル120が構成される。なお、ステータ端板150は、コイル120をバッテリに接続するための取り出し線も備える。
ここで、一般的な回転電機において、ステータ端部のコイルエンド部(特に第2エンド)では、U相、V相、W相を互いに避けながらコイルを結線してステータへと折り返す必用があり、コイルエンド部が複雑な形状となり軸方向に突出するため、回転電機を小型化するためには制約が大きかった。
これに対して、本実施形態のようにステータ10の第2エンド10bのコイルエンド部の結線を平板状のステータ端板150で行なうことで、コイルエンド部の軸方向の高さを抑えることができ、回転電機1を小型化することができる。
一方で、ステータ端板150は、その内部に導体が埋め込まれているため、コイルエンド部の外側から冷媒を流すことによる冷却では、ステータ端板150の内部の導体(結線部材60、図3参照)を十分に冷却することが難しいという課題がある。
そこで、本実施形態の回転電機1は、ステータ端板150に冷媒が流通する流路を設けることで、ステータ端板150を適切に冷却できるように構成した。
図3は、本実施形態のステータ端板150を構成する端板151aの説明図であり、図4は、端板151aを構成する保持部材50の説明図である。
図3は端板151aを軸方向から見た図である。なお、端板151b、151cの構成は、結線部材60の構成を除いて同様であるため、その説明は省略する。
端板151aは、保持部材50と、結線部材60と、冷媒流路70とを備えて構成される。
本実施形態のステータコア110は、周方向に複数のスロットが備えられると共に、1つのスロットに複数のコイル素子121が挿通されている。端板151は、これら複数のコイル素子121の端部が挿通するコイル孔62を有する。
保持部材50は、ステータコア110の断面形状とほぼ同一の円環径状を有する非導電性の樹脂により形成される。
結線部材60は、コイル孔62を貫通するコイル素子121の端部を、他のコイル素子121の端部へと結線する部材である。結線部材60は、銅又はその合金からなる平角線により構成される。保持部材50において、結線部材60の外形に適う形状に溝61が形成されているので、結線部材60を溝61に嵌装することにより、結線部材6が保持部材50に固定される。
冷媒流路70は、冷媒が流通する流路である。冷媒流路70は、結線部材60に近接する複数の流路を有して形成され、冷媒により結線部材60を冷却する。冷媒流路70は、冷媒入口71及び冷媒出口72にそれぞれ連通する。冷媒入口71から流入した冷媒は、各冷媒流路70を循環した後、冷媒出口72から排出される。
次に、結線部材60の構成について説明する。
本実施形態の結線部材60は、3つの異なる形状の結線部材60a、60b、60cを有している。
結線部材60aは、コイル孔62aを通過したコイル素子121に結線すると共に、コイル孔62の組よりも外周を経由して、コイル孔62bを通過したコイル素子121に結線する。結線部材60bは、コイル孔62cを通過したコイル素子121に結線すると共に、コイル孔62の組よりも外周で結線部材60aよりも内周側を経由した後にコイル孔62の組よりも内周側を経由して、コイル孔62dを通過したコイル素子121に結線する。結線部材60cは、コイル孔62eを通過したコイル素子121を結線すると共に、コイル孔62の組よりも内周で結線部材60bよりも内周側を経由した後に、コイル孔62fを通過したコイル素子121に結線する。
図3に示す例では、これら結線部材60a、60b、60cが、周方向に所定間隔で配置されている。
このように、異なる形状の結線部材60a、60b、60cが周方向に所定間隔で配置されることで、一組のコイル素子121が、互いに電気的に結線される。結線部材60とコイル素子121との結線は、例えば溶接により行なわれる。
次に、保持部材50の構成を説明する。
図4は保持部材50の一部を拡大した概略構成図である。保持部材50は、円板状の樹脂部材に、結線部材60がはまり込む溝61と、コイルが貫通するコイル孔62と、冷媒入口71と、冷媒出口72とが形成される。
溝61は、結線部材60(60a、60b、60c)の外形形状に対応した形状に形成される。この溝61は、保持部材50の外周付近の一箇所と内周付近の二箇所で、円環状に連続した円環状部77a、77b、77cを有する。
図5に示すように、これら円環状部77a、77b、77cでは、その幅が結線部材60の幅よりも若干大きく形成されているので、結線部材60と円環状部77a、77b、77cとの間に隙間を有する。また、この円環状部77a、77b、77cの底面(結線部材60がステータ10の軸方向で溝61と接する面)には、結線部材60との間に若干の隙間を有する凹部77dが形成される。凹部77dは、円環状部77a、77b、77cに対応して設けられる。
さらに、3枚の端板151a、151b、151cの外側(第2エンド10bの軸方向外側)には、シール部材152(152a、152b、152c)が設けられている。
端板151aでは、結線部材60が配置される溝61は上方側に開放しており、この上方側をシール部材152aが覆うことで、溝61と結線部材60の周囲の隙間とシール部材152aとで囲繞された空間が、冷媒流路70(70a、70b、70c)を構成する。同様に、端板151b及び端板151cにおいても、その上方を覆うシール部材152b及び152cにより溝61と結線部材60の周囲の隙間とシール部材152aとで囲繞された空間が、冷媒流路70(70a、70b、70c)を構成する。
なお、円環状部77a、77b、77c以外の溝61では、溝61と結線部材60との隙間が発生しないように形成され、冷媒が流通しないように構成される。これにより、コイル素子121と結線部材60との接合部付近に冷媒が侵入することがない。
図3を参照すると、冷媒流路70は、端板151aの最外周に環状に形成される冷媒流路70aと、端板151aの内周側に環状に形成される冷媒流路70bと、端板151aの最内周に環状に形成される冷媒流路70cと、からなる。
最外周の冷媒流路70aは、結線部材60aの形状(円弧部分)に対応して形成されると共に、保持部材50においてほぼ環状に流路が形成されて、結線部材60aを主に冷却する。同様に、内周側の冷媒流路70bは、結線部材60bの形状(円弧部分)に対応して形成されると共に、保持部材50においてほぼ環状に流路が形成されて、結線部材60bを主に冷却する。最内周の冷媒流路70cは、結線部材60cの形状(円弧部分)に対応して形成されると共に、保持部材50においてほぼ環状に流路が形成されて、結線部材60cを主に冷却する。
なお、本実施形態では、冷媒は、電気絶縁性を有する流体(例えば潤滑油)が用いられる。絶縁性の流体を冷媒に用いることで、冷媒が直接接する結線部材60の表面に絶縁性の被膜を形成することを省略することができる。なお、結線部材60の表面に絶縁性の被膜を形成してもよく、その場合は、冷媒に非絶縁性の流体(冷却水等)を用いることができる。なお、冷媒は液体ではなく気体(空気)であってもよい。
図5は、ステータ端板150の断面図であり、図3のIV-IVに対応する。
図5に示すように、ステータ端板150は、3枚の端板151(151a、151b、151c)と、シール部材152(152a、152b、152c)とが積層されて構成される。最も外側の端板151aの外側にシール部材152aが設けられる。端板151aと端板151bとの間にシール部材152bが挟持され、端板151bと端板151cとの間にシール部材152cが挟持される。なお、シール部材152は、例えば非導電性の樹脂により薄板状に形成される。
図6は、ステータ端板150の冷媒入口71付近の断面図であり、図3のV-Vに対応する。なお、冷媒出口72についても同様の構成である。
図6に示すように、冷媒入口71は、端板151a、151b、151cをそれぞれ貫通して形成されている。冷媒入口71は、各端板151a、151b、151cにおいて、連通路73に接続する。連通路73は冷媒流路70aに連通すると共に、周方向の経路を経由して、冷媒流路70bと70cとに連通する。
冷媒入口71において、端板151aと151bとの間は、冷媒の漏れを防止するためのリング部材75aが嵌装されており、冷媒入口71以外への冷媒の流出を防止する。同様に、端板151bと151cとの間は、リング部材75cが嵌装されており、冷媒入口71以外への冷媒の流出を防止する。端板151cの下方側(ステータコア110側)は閉鎖されている。
このような構成により、ステータ端板150に冷媒流路70を設けることができ、結線部材60を適切に冷却できる。
以上説明したように、本発明の実施形態における回転電機1は、ステータ10とロータ20とを有する。ステータ10は、複数のコイル素子121が挿通されるステータコア11と、ステータコア11の軸方向の端部に設けられるステータ端板150とを備える。ステータ端板150は、複数のコイル素子121を互いに結線する結線部材60と、結線部材60を保持する保持部材50と、保持部材50に形成され、結線部材60を冷却する冷媒が流通する冷媒流路70と、を備えて構成される。
本実施形態は、このように構成されることによって、コイルエンド部を結線部材60で結線するステータ端板150により構成される回転電機1において、ステータ端板150に、結線部材60を冷却する冷媒が流通する冷媒流路70を備えたので、コイルエンド部を適切に冷却することができる。コイルエンド部が適切に冷却されることで、回転電機1のトルクを向上させることができる。
また、コイルエンド部を適切に冷却できるので、熱対策のためのステータ端板150の樹脂の耐熱性やコイルの絶縁被膜の耐熱性を高める必要がなくなるので、回転電機1の製造コストを削減することができる。
また、本実施形態では、保持部材50は、結線部材60が配置される溝61が形成され、保持部材50の結線部材60が配置される端面が、絶縁性のシール部材152により封止され、結線部材60、溝61及びシール部材152で形成される隙間が冷媒流路70を形成するので、結線部材60を冷却する冷媒流路の構造を簡易にすることができるので、回転電機1の製造コストを削減することができる。
また、本実施形態では、冷媒は絶縁性の流体であり、結線部材60は、その表面に絶縁性の被膜を有さないことができるので、回転電機1の製造コストを削減することができる。
また、本実施形態では、ステータ端板150は、結線部材60と保持部材50と冷媒流路70とを有する端板151a、151b、151cが積層されて構成され、端板151a、151b、151cは、結線部材60が配置される端面が、絶縁性のシール部材152により封止されるので、端板151において、媒体の漏れを防止するためのシール部材と、結線部材60同士の絶縁を行なうシール部材とを共通の部材とすることができ、回転電機1の製造コストを削減することができる。
また、本実施形態では、端板151は、それぞれ、冷媒流路70に冷媒を流通させる冷媒入口71及び冷媒出口72を備え、冷媒入口71及び冷媒出口72において、冷媒をシールして漏れを防止するリング部材75が端板151と端板151との間に設けられるので、端板151ごとに冷媒を流通させる構成を設ける必要がなく、ステータ端板150の構成を簡略化できるので、回転電機1の製造コストを削減することができる。
なお、以上のように説明した本実施形態の回転電機1では、ステータ10の第2エンド10bにステータ端板150を備える例を示したがこれに限られず、第1エンド10aにも同様の構成のステータ端板を備えてもよい。このように構成した場合は、ステータ10に挿通されるコイル素子121は、棒状の導体とすることができる。
また本実施形態では、冷媒流路70が結線部材60の周囲に形成され、冷媒が直接結線部材に接するように構成したが、冷媒流路70と結線部材60とを別の構成としてもよい。具体的には、保持部材50において、結線部材60に近接して、独立した冷媒流路70を形成してもよい。
1 回転電機
10 ステータ
10a 第1エンド
10b 第2エンド
20 ロータ
30 ロータシャフト
50 保持部材
60 結線部材
61 溝
62 コイル孔
70 冷媒流路
71 冷媒入口
72 冷媒出口
73 連通路
75 リング部材
120 コイル
121 コイル素子
150 ステータ端板
151 端板
152 シール部材

Claims (5)

  1. ステータとロータとを有する回転電機であって、
    前記ステータは、複数のコイル素子が挿通されるステータコアと、前記ステータコアの軸方向の端部に設けられるステータ端板とを備え、
    前記ステータ端板は、
    複数の前記コイル素子を互いに結線する結線部材と、
    前記結線部材を保持する保持部材と、
    前記保持部材に形成され、前記結線部材を冷却する冷媒が流通する冷媒流路と、
    を備え
    前記冷媒流路は前記保持部材の内部に径方向及び周方向に形成されるとともに、前記ステータ端板の外周部端面に並んで形成される冷媒入口と冷媒出口と、を備えて構成される
    回転電機。
  2. 請求項1に記載の回転電機であって、
    前記保持部材は、前記結線部材が配置される溝が形成され、
    前記保持部材の前記結線部材が配置される端面が、絶縁性のシール部材により封止され
    前記結線部材、前記溝及び前記シール部材で形成される隙間が前記冷媒流路を形成する
    回転電機。
  3. 請求項2に記載の回転電機であって、
    前記冷媒は絶縁性の流体であり、
    前記結線部材は、その表面に絶縁性の被膜を有さない
    回転電機。
  4. 請求項2又は3に記載の回転電機であって、
    前記ステータ端板は、前記結線部材と前記保持部材と前記冷媒流路とを有する端板と、前記シール部材とが積層されて構成される
    回転電機。
  5. 回転電機のステータに備えられるステータコアの軸方向の端部に設けられるステータ端板であって、
    複数のコイル素子を互いに結線する結線部材と、
    前記結線部材を保持する保持部材と、
    前記保持部材に形成され、前記結線部材を冷却する冷媒が流通する冷媒流路と、
    を備え
    前記冷媒流路は前記保持部材の内部に径方向及び周方向に形成されるとともに、前記ステータ端板の外周部端面に並んで形成される冷媒入口と冷媒出口と、を備えるステータ端板。
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