JP5306103B2 - 内燃機関の始動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の始動装置に関する。
クランクシャフトにスタータモータの駆動力を伝達するための機構が特許文献1に開示されている。このものは、スタータモータとクランクシャフトとの間にリングギア及びワンウェイクラッチ等を配置した始動装置であって、スタータモータとリングギアとを常時噛み合わせた方式を採用してなるものである。
上記の始動装置において、スタータモータが駆動すると、スタータモータに連結されたリングギアが回転し、その回転力がワンウェイクラッチを介してクランクシャフトに伝達されて、内燃機関が始動される。一方、内燃機関の始動後、クランクシャフトがスタータモータを上回る回転数で回転すると、ワンウェイクラッチによってクランクシャフト側からリングギア側へのトルク伝達が断絶され、もってスタータモータの過回転が阻止される。
ワンウェイクラッチは、トルク伝達部、インナレース、及びアウタレースを有している。インナレースは、ワンウェイクラッチの内周側に配置されるインナレース本体と、インナレース本体の一端からワンウェイクラッチの一側面を覆うように延びてリングギアに連結されるインナレース連結部とからなる。アウタレースは、トルク伝達部の外周側に配置されるアウタレース本体と、アウタレース本体の他端からトルク伝達部の他側面を覆うように延びてクランクシャフトに連結されるアウタレース連結部とからなる。装置の一側方には、ワンウェイクラッチ等を潤滑するための給油部が形成され、給油部側にインナレース連結部が配置され、給油部から離れてアウタレース連結部が配置されている。そして、インナレース連結部の内周面とアウタレース本体の外周面との間にはシール部材が配置され、これによって両レース間のオイル漏れを防止する構成とされる。
特開2007−32491号公報
ところで、上記従来の始動装置では、シール部材がクランクシャフトの中心から離れた外周側に配置されるのを余儀なくされ、シール部材の径寸法が大きくなる嫌いがあった。しかし、このようにシール部材が中心から離れた位置で両レースと接触する構成であると、接触部における周速が大きく、摺動に伴う摩擦熱によってシール部材の劣化が進行し、ひいてはシール性能が低下するおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、オイルシールの信頼性を高めることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、クランクシャフトにスタータモータの駆動力を伝達して内燃機関を始動させる始動装置であって、スタータモータに回転可能に連結されるリングギアと、前記クランクシャフトと前記スタータモータとの間に配置される、ワンウェイクラッチのトルク伝達部と、前記トルク伝達部の内周側に配置されるインナレース本体を有し、前記リングギアと一体に回転されるインナレースと、前記トルク伝達部の外周側に配置されるアウタレース本体を有し、クランクシャフトと一体に回転されるアウタレースとを備え、一側方に給油部が形成され、前記アウタレースは、前記アウタレース本体の一端側から前記トルク伝達部における前記給油部に近い側の一側面を覆うように延びて前記クランクシャフト側に連結されるアウタレース連結部を有し、前記インナレースは、前記インナレース本体の他端側から前記トルク伝達部における前記給油部から遠い側の他側面を覆うように延びて前記リングギア側に連結されるインナレース連結部を有し、さらに、前記インナレース本体とこれに対向する前記クランクシャフト側の対向面との間には、シール部材が配置されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記インナレース本体と対向する前記対向面は、前記アウタレース連結部に形成され、このアウタレース連結部の対向面には、前記シール部材に前記給油部のオイルを供給するためのオイル孔が開口して形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記給油部は、シリンダブロック内に形成された給油路を有し、前記シリンダブロックには、前記給油路内のオイルを前記アウタレース連結部と前記クランクシャフトとの間に向けて噴射するジェット孔が形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
アウタレースがアウタレース本体の一端側からトルク伝達部における給油部に近い側の一側面を覆うように延びてクランクシャフト側に連結されるアウタレース連結部を有し、インナレースがインナレース本体の他端側からトルク伝達部における給油部から遠い側の他側面を覆うように延びてリングギア側に連結されるインナレース連結部を有し、インナレース本体とこれに対向するクランクシャフト側の対向面との間にはシール部材が配置されているから、従来よりもシール部材の径寸法が小さくなる。このため、シール部材の接触部における周速が遅くなり、摩擦熱の上昇を抑えることができる結果、シール部材の劣化の進行をくい止めることができる。
<請求項2の発明>
請求項1の発明の構成によれば、アウタレース連結部の存在に起因し、シール部材及びトルク伝達部に給油部のオイルが届き難いという事情がある。とくに、オイルは遠心力によって外側に流れるため、シール部材及びトルク伝達部にオイルを供給するのが一段と難しくなる。その点、本発明の構成によれば、アウタレース連結部の対向面にオイル孔が開口して形成されているため、オイル孔からシール部材及びトルク伝達部へとオイルを円滑に行き渡らせることができる。
<請求項3の発明>
シリンダブロックにジェット孔が形成されているから、ジェット孔から噴射されるオイルによってシール部材及びトルク伝達部を安定確実に潤滑させることができる。
本発明の実施形態1の始動装置の断面図 実施形態2の始動装置の断面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1によって説明する。実施形態1は、クランクシャフト10とスタータモータ11との間に構成される常時噛み合いの始動装置を例示するものである。
クランクシャフト10の端部にはアウタレース12及びフライホイール13が双方を貫通するボルト14によって共締めして取り付けられており、これによってアウタレース12及びフライホイール13はクランクシャフト10と一体に回転される。
クランクシャフト10の端部は、ベアリングメタル15を介してシリンダブロック16に回転可能に支持されている。シリンダブロック16の内部にはベアリングメタル15にオイルを供給する給油路17が径方向(図示上下方向)に延出して形成されている。また、シリンダブロック16には給油路17と略直交するジェット孔18が形成されている。ジェット孔18は、その内径が給油路17の内径よりも小さくされ、軸方向(図示左右方向)に延出してシリンダブロック16の側面に開口している。シリンダブロック16の側面は、装置の一側方に配置され、装置の一側面との間には給油空間19が保有されている。
クランクシャフト10の中心軸から離れた外周側には円環板状のリングギア20が配置され、リングギア20の外周部にはギア部21が形成されている。また、スタータモータ11の出力軸にはギア部21と噛み合うピニオンギア22が形成され、スタータモータ11の駆動力はピニオンギア22を介してリングギア20に伝達される。また、リングギア20の内周部にはインナレース23がボルト締めして取り付けられており、これによってインナレース23がリングギア20と一体に回転される。なお、インナレース23及びアウタレース12の形状については、後に詳述する。
また、リングギア20とクランクシャフト10との間にはワンウェイクラッチのトルク伝達部24が配置されている。トルク伝達部24は、スプラグ25、外保持器26、内保持器27、及び図示しないスプリングを有している。スプラグ25は、外保持器26及び内保持器27によって保持され、周方向に間隔をあけて複数配置されている。外保持器26はアウタレース12(詳細には後述するアウタレース本体28の内周面)に係止され、内保持器27はインナレース23(詳細には後述するインナレース本体36の外周面)に係止されている。
内燃機関の始動時には、スタータモータ11の駆動に伴ってピニオンギア22が回転されるとともに、これに連動してリングギア20が回転され、さらに、スプラグ25を介して両レース12、23が互いに係合されることによって、リングギア20の回転力がクランクシャフト10側へ伝達される。こうして内燃機関が始動された後、クランクシャフト10の回転速度がリングギア20の回転速度を上回ると、スプラグ25の傾動によって両レース12、23の係合状態が解除され、クランクシャフト10側からスタータモータ11側へのトルク伝達が遮断される。これにより、スタータモータ11がクランクシャフト10に高回転で連れ回されるのが回避される。
さて、アウタレース12は、全体として円環板状をなし、トルク伝達部24の外周側と対向に配置されるアウタレース本体28と、アウタレース本体28の軸方向一端に一体に連なりつつトルク伝達部24の一側面を覆うようにしてクランクシャフト10側へ延びるアウタレース連結部29とからなる。ここで、トルク伝達部24の一側面は、給油空間19に近いシリンダブロック16側の面とされる。
詳しくは、アウタレース連結部29は、アウタレース本体28の軸方向一端と略直交して径方向中心側に延びる第1アウタレース連結部30と、第1アウタレース連結部30の内端からクランクシャフト10の外周面に沿って軸方向他側(クランクシャフト10の端末側)に延びる第2アウタレース連結部31と、第2アウタレース連結部31の軸方向他端からクランクシャフト10の他側段差面に沿って径方向中心側に延びる第3アウタレース連結部32とからなる。
第1アウタレース連結部30の一側面は、シリンダブロック16の側面との間に給油空間19を区画して配置されている。第3アウタレース連結部32には、フライホイール13との間を締結するボルト14が貫通される貫通孔33が軸方向に形成されている。
第2アウタレース連結部31には、オイル孔34が径方向に貫通して形成されている。オイル孔34の入り口は第2アウタレース連結部31の内周面に開口し、オイル孔34の出口は第2アウタレース連結部31の外周面に開口している。また、第2アウタレース連結部31とクランクシャフト10との間には、油路35が軸方向に形成されている。図示する油路35は、クランクシャフト10の外周面に凹溝状に形成されている。油路35の入り口はクランクシャフト10の一側段差面に開口してジェット孔18と対向に配置され、油路35の出口はクランクシャフト10の外周面に開口してオイル孔34の入り口に臨んでいる。
一方、インナレース23は、全体として円環板状をなし、トルク伝達部24の内周側と対向に配置されるインナレース本体36と、インナレース本体36の軸方向他端に一体に連なりつつトルク伝達部24の他側面を覆うようにしてリングギア20側へ延びるインナレース連結部37とからなる。ここで、トルク伝達部24の他側面は、給油空間19から遠いフライホイール13側の面とされる。
詳しくは、インナレース連結部37は、インナレース本体36の軸方向他端と略直交して径方向外周側に延びる第1インナレース連結部38と、第1インナレース連結部38の外端から軸方向一側(シリンダブロック16側)に延びる第2インナレース連結部39とからなる。第2インナレース連結部39は、径方向に厚肉とされ、その内部にリングギア20との間を締結するボルト40が螺合されるねじ孔41が軸方向に形成されている。
第2インナレース連結部39の内周面は、アウタレース本体28の外周面と対向に配置されており、アウタレース本体28の外周面との間には、両レース12、23間の相対回転を許容するベアリング42が配置されている。また、インナレース本体36の内周面は、第2アウタレース連結部31の外周面と対向に配置されており、第2アウタレース連結部31の外周面との間には、両レース12、23間のオイルシールを実行する第1シール部材43が配置されている。
第1シール部材43は、インナレース本体36の内周面に固定されているとともに、クランクシャフト10の相対回転に伴って第2アウタレース連結部31の外周面を摺接する第1リップ44を有している。第1リップ44は、オイル孔34の出口に臨む位置に配置されている。端的には、第1シール部材43の外径は、インナレース本体36の内径にほぼ等しく、第1シール部材43の内径は、第2アウタレース連結部31の外径にほぼ等しくされている。
第2インナレース連結部39の外周面は、シリンダブロック16に形成された張り出し部45の内周面と対向に配置されており、張り出し部45の内周面との間には、シリンダブロック16との間のオイルシールを実行する第2シール部材46が配置されている。第2シール部材46は、張り出し部45の内周面に固定されているとともに、リングギア20の相対回転に伴って第2インナレース連結部39の内周面を摺接する第2リップ47を有している。端的には、第2シール部材46の外径は、張り出し部45の内径にほぼ等しく、第2シール部材46の内径は、第2インナレース連結部39の外径にほぼ等しくされている。
上記構成により、張り出し部45、第2シール部材46、第2インナレース連結部39、ベアリング42、アウタレース本体28、トルク伝達部24、インナレース本体36、第1シール部材43、及び第2アウタレース連結部31は、軸方向に関してそれぞれラップする位置関係にある。別言すると、張り出し部45、第2シール部材46、第2インナレース連結部39、ベアリング42、アウタレース本体28、トルク伝達部24、インナレース本体36、第1シール部材43、及び第2アウタレース連結部31は、それぞれ径方向に沿って並列に配置されている。
ところで、内燃機関の駆動時には、給油路17及びクランクシャフト10から給油空間19にオイルが供給される。このとき、オイルの一部は、第1アウタレース連結部30に沿いつつ遠心力によって外側に流れて、ベアリング42を潤滑するとともに、第2シール部材46を冷却する。また、給油路17を流れるオイルの一部は、ジェット孔18から噴射され、油路35の入り口を通してオイル孔34内に浸入し、さらにオイル孔34の出口から流出して、そこで第1シール部材43を冷却するとともに、遠心力によって外側に流れて、トルク伝達部24を潤滑する。
以上のように本実施形態によれば、アウタレース連結部29がトルク伝達部24における給油空間19に近い側の一側面を覆うように延びるとともに、インナレース連結部37がトルク伝達部24における給油空間19から遠い側の他側面を覆うように延び、かつインナレース本体36と第2アウタレース連結部31との間にはワンウェイクラッチのオイルシールを実行する第1シール部材43が配置されているから、第1シール部材43の径寸法が小さくなり、第1リップ44と第2アウタレース連結部31との摺動部位における周速が遅くなる。したがって、第1シール部材43の摺動部位における摩擦熱の上昇が抑えられることにより、シール部材の劣化の進行が阻止され、ひいてはオイルシールの信頼性が高められる。
また、第2アウタレース連結部31の外周面にオイル孔34が開口して形成されているため、第1アウタレース連結部30の存在、及び遠心力の発生にも関わらず、オイル孔34から第1シール部材43及びトルク伝達部24へとオイルを円滑に行き渡らせることができる。
さらに、シリンダブロック16にジェット孔18が形成されているから、ジェット孔18から噴射されるオイルによって第1シール部材43及びトルク伝達部24を安定確実に潤滑させることができる。
<実施形態2>
図2は、本発明の実施形態2を示す。実施形態2では、ベアリング42の配置等が実施形態1とは異なる。その他は、実施形態1と同様であり、実施形態1と同様の部位には同一符合を付し、重複する説明は省略する。
すなわち、ベアリング42は、インナレース本体36の内周面と第2アウタレース連結部31の外周面との間に、第1シール部材43と軸方向に並列に配置されている。詳しくは、ベアリング42は第1シール部材43よりも給油空間19に近い側に配置され、ベアリング42の一側面は第1アウタレース連結部30で覆われている。
インナレース連結部37は、径方向に延びる第1インナレース連結部38のみであって軸方向に延びる第2インナレース連結部39を有しておらず、実施形態1よりも簡易な形状とされている。また、第2シール部材46は、第1インナレース連結部38の外周面と張り出し部45の内周面との間に配置されている。ベアリング42とトルク伝達部24、及び第1シール部材43と第2シール部材46は、それぞれ軸方向に関して互いにラップする位置関係にある。
実施形態2によれば、ベアリング42と第1シール部材43が軸方向に並列に配置されるため、装置全体が径方向に大型化するのが回避される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)インナレース連結部はリングギアと一体に形成されるものであってもよい。
(2)アウタレース連結部はクランクシャフトと一体に形成されるものであってもよい。
(3)シール部材は、インナレース本体の内周面とクランクシャフトの外周面とに当接して配置される構成であってもよい。
(4)ワンウェイクラッチのトルク伝達部は、スプラグ式ではなく、ローラ式であってもよい。
(5)ベアリングは、ニードルベアリングであってもよい。
10…クランクシャフト
11…スタータモータ
12…アウタレース
16…シリンダブロック
17…給油路
18…ジェット孔
19…給油空間(給油部)
20…リングギア
23…インナレース
24…トルク伝達部
28…アウタレース本体
29…アウタレース連結部
34…オイル孔
36…インナレース本体
37…インナレース連結部
43…第1シール部材

Claims (3)

  1. クランクシャフトにスタータモータの駆動力を伝達して内燃機関を始動させる始動装置であって、
    スタータモータに回転可能に連結されるリングギアと、
    前記クランクシャフトと前記スタータモータとの間に配置される、ワンウェイクラッチのトルク伝達部と、
    前記トルク伝達部の内周側に配置されるインナレース本体を有し、前記リングギアと一体に回転されるインナレースと、
    前記トルク伝達部の外周側に配置されるアウタレース本体を有し、前記クランクシャフトと一体に回転されるアウタレースとを備え、
    一側方に給油部が形成され、
    前記アウタレースは、前記アウタレース本体の一端側から前記トルク伝達部における前記給油部に近い側の一側面を覆うように延びて前記クランクシャフト側に連結されるアウタレース連結部を有し、
    前記インナレースは、前記インナレース本体の他端側から前記トルク伝達部における前記給油部から遠い側の他側面を覆うように延びて前記リングギア側に連結されるインナレース連結部を有し、さらに、
    前記インナレース本体とこれに対向する前記クランクシャフト側の対向面との間には、シール部材が配置されていることを特徴とする内燃機関の始動装置。
  2. 前記インナレース本体と対向する前記対向面は、前記アウタレース連結部に形成され、このアウタレース連結部の対向面には、前記シール部材に前記給油部のオイルを供給するためのオイル孔が開口して形成されていることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の始動装置。
  3. 前記給油部は、シリンダブロック内に形成された給油路を有し、前記シリンダブロックには、前記給油路内のオイルを前記アウタレース連結部と前記クランクシャフトとの間に向けて噴射するジェット孔が形成されていることを特徴とする請求項2記載の内燃機関の始動装置。
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