JP2010151312A - 乾式クラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ベアリングの大型化を招くことがない乾式クラッチを提供すること。
【解決手段】 乾式クラッチにおいて、第1ピストンと第2ピストンとの間に配置されたベアリングと乾式クラッチプレートとの間を遮蔽して、ベアリングに潤滑油を供給することとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、乾式クラッチに関する。
従来、乾式クラッチとして特許文献1に記載の構成が開示されている。この乾式クラッチは、油圧の供給によりモータカバー内に形成されたシリンダを移動する第1のピストンと、この第1のピストンに対しベアリングを介して支持された第2ピストンとを備え、第1ピストンの移動により第2ピストンを作動させ、乾式クラッチを締結する。ここで、ベアリングを備えるのは、第1ピストンは固定壁であるモータカバーに収装されているのに対し、第2ピストンは、回転体同士の連結を行うクラッチと直接接触するピストンであることから、相対回転を許容する必要があることによる。
特開2006−137406号公報
上記特許文献1のように、第1ピストンと第2ピストンとの間にベアリングを備えた場合、ベアリングには磨耗防止のための潤滑が必要となる。しかし、ベアリングに潤滑油を供給しようとすると、乾式クラッチにも潤滑油が供給されてしまうため、ベアリングへの潤滑油の供給を行うことができなかった。之に伴い、ベアリングの必要性能を満たすために、ベアリングのサイズが大型化するという問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、ベアリングの大型化を招くことがない乾式クラッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の乾式クラッチでは、第1ピストンと第2ピストンとの間に配置されたベアリングと乾式クラッチプレートとの間を遮蔽して、ベアリングに潤滑油を供給することとした。
遮蔽部材により乾式クラッチプレートが隔離されるため、ベアリングに潤滑油を供給することができ、ベアリングの耐久性、信頼性を向上できる。また、ベアリングの小型化及び小型化に伴うクラッチの省スペース化を図ることができる。
実施例1の乾式クラッチを表す部分拡大断面図である。 実施例2において実施例1の乾式クラッチをハイブリッド車両に適用した例を示す部分断面図である。 実施例2に適用された第2ピストンを表す図である。
図1は実施例1の乾式クラッチを表す部分拡大断面図である。実施例1における乾式クラッチとは、第1回転体13と第2回転体18との断接を行うものであり、複数の乾式クラッチプレートとピストン等の各構成要素を含む総称である。以下、詳細について図1中矢印で示す方向を回転軸方向と定義して説明する。
非回転部材であるシリンダ部材10には、回転軸方向に延在された円筒形状の延在部10bが設けられている。この延在部10bの回転軸方向と反対側から見た側面には、円環状に刳り貫かれた有底状のシリンダ溝10aが形成されている。このシリンダ溝10aの底部には、シリンダ部材10内に形成された油路10cが開口している。
シリンダ溝10a内には、円環状の第1ピストン11が収装されている。第1ピストン11の内周側側面及び外周側側面には、それぞれシリンダ溝10aとの間を液密に摺動するためのシール部材11aが設けられている。これにより、シリンダ溝10aと第1ピストン11の背面側との間でシリンダ室Saが形成される。
第1ピストン11の内周側と外周側とを接続する腹部側面には凹溝11bが形成され、この凹溝11b内にはスラストベアリング12が収装されている。この凹溝11bの深さは、スラストベアリング12の各レースを含む回転軸方向厚みよりも浅く形成されている。
スラストベアリング12の回転軸方向側には、第2ピストン22が配置されている。第2ピストン22は、円環状の本体部22aと、本体部22aから円周方向に複数立設された円筒形状の立設部22bを有する。第2ピストン22は、本体部22aの背面においてスラストベアリング12と接しており、これにより第1ピストン11と第2ピストン22とは相対回転を許容しつつスラスト力のみを伝達可能に構成している。尚、第2ピストン22の支持構造については後述する。
第1回転体13にはクラッチ部材14が連結されている。このクラッチ部材14は、第1回転体の外周から径方向に延設された隔壁部14b(遮蔽部材)と、隔壁部14bの外周から回転軸方向に延在されたドラム部14aを有する。隔壁部14bの第1ピストン側側面には回転軸方向と反対方向に向けて延在された小円筒部14cが立設され、この小円筒部14cの内周には第2ピストン22が軸方向移動可能に支持されている。
更に、隔壁部14bには、小円筒部14cの内周に沿ってピストン孔14dが形成されている。このピストン孔14dは立設部22bに対応する位置に形成され、その孔径は立設部22bの外周と略同一に形成されている。また、ピストン孔14dの最外周位置は、小円筒部14cの内周と略同一位置に形成されている。これにより、立設部22bの外周を小円筒部14c内周により支持することができ、回転軸方向の支持線を長くすることで安定した支持構造を得ている。
隔壁部14bの第1ピストン側側面であってピストン孔14dより内周側にはスプリング支持平面14eが形成されている。第2ピストン22の本体部22aとスプリング支持平面14eとの間にはリターンスプリング24が配置されている。これにより、第2ピストン22には、隔壁部14bから回転軸方向と反対方向に向かう力が作用する。
ピストン孔14dの乾式クラッチプレート17a側開口には、往復動シール21が設けられている。この往復動シール21は、立設部22bが軸方向に往復動したとしても、ピストン孔14dと立設部22bとの間の隙間から潤滑油等が漏れないように液密としている。すなわち、実施例1においては、第1回転体13の一部分である隔壁部14bと往復動シール21とによって、スラストベアリング12と乾式クラッチプレート17との間を液密に遮蔽する遮蔽部材が構成される。
さらに第1実施例の遮蔽部材には、隔壁部14bの乾式クラッチプレート17a側に設けられた遮蔽部23が備えられている。遮蔽部23は弾性材料により形成された可撓部23aと、立設部22b先端と乾式クラッチプレート17aとの間で挟まれる伝達部23bを有する。可撓部23aは伝達部23bを適所に保持する程度に自立可能であって、容易に弾性変形を可能とする部材であり、ゴム材料や、樹脂材料、もしくは金属ベローズ等が適宜採用される。伝達部23bは、立設部22bの円筒形状よりも大径に形成された円形金属材料であり、立設部22bの押圧力をそのまま乾式クラッチプレート17aに伝達する。
伝達部23bは可撓部23aに対して液密に固定支持されている。言い換えると、伝達部23bは、第1回転体13に支持されて、第1ピストン11の作動による軸力を乾式クラッチプレート17aに伝達するよう構成されている。また、可撓部23aは外周及び内周において、隔壁部14bに対し液密に固定されている。これにより、仮に、往復動シール21から潤滑油等が漏れたとしても、乾式クラッチ側に潤滑油等が漏洩することがない。遮蔽部材を以上の様に構成すれば、非回転部材に支持された第1ピストン11により、スラストベアリング12を介して第1回転体13上の第2ピストン22を作動させ、乾式クラッチプレート17の断接を行なわせたとしても、スラストベアリング12に潤滑油の供給により潤滑を行いつつ、その潤滑油を乾式クラッチプレート17から十分に遮蔽することができる。さらに優れることは、遮蔽部材を構成する遮蔽部14b等は第1回転体13上に支持されているので、相対回転する部位を減らし第2ピストン22周辺を除いて隔壁部14bにシールを設ける必要がないことである。
ドラム部14aの内周にはスプライン141が形成され、このスプライン141の回転軸方向側端部にはスナップリング142が装着されている。このスプライン141には複数のドライブ側乾式クラッチプレート17aがスプライン嵌合している。また、ドライブ側乾式クラッチプレート17aの間には、ドリブン側乾式クラッチプレート17bが回転軸方向に重ねあうように配置されている。ドリブン側乾式クラッチプレート17bの両面には摩擦材17cが取り付けられている。尚、ドライブ側乾式クラッチプレート17a,ドリブン側乾式クラッチプレート17bを総称して乾式クラッチプレート17と称する。
ドリブン側乾式クラッチプレート17bの内周側には、このドリブン側乾式クラッチプレート17bとスプライン嵌合するスプライン181が形成されたハブ部材18が配置されている。ハブ部材18はその内周において第2回転体19と溶接により接合されている。
第2回転体19は中空円筒形状であり、その内周には第1回転体13の小径部13bが挿入配置され、この小径部13bの外周と第2回転体19内周との間の空間により油路L1を形成している。また、第2回転体19の外周と、隔壁部14b内周近傍において回転軸方向に延設されたシール用円筒部14f内周との間にはオイルシール16が設けられている。また、隔壁部14bには、シール用円筒部14f内周に開口する油路14gが形成されている。また、第2回転体19の回転軸方向と反対方向端部側面と、第1回転体13の大径部13aと小径部13bとの段差面との間には、円環状の軸受け部材20が配置され、第1回転体13と第2回転体19との相対回転が生じた際の耐摩耗性を向上する。更に、第2回転体19の回転軸方向と反対方向端部側面には部分的に切りかかれた溝19aが形成され、この溝19aにより油路L2を形成している。
シリンダ部材10の内周側には、回転軸方向に並んで配置された二つのボールベアリング15A,15Bが設けられている。ボールベアリング15Bは、回転軸方向外周側の端部とシリンダ部材10内周において内周側に延在された係合部10dとの間で回転軸方向に係合する。また、隣接するボールベアリング15Aは、回転軸方向と反対方向内周側の端部とスナップリング131との間で回転軸方向に係合している。尚、スナップリング131は第1回転体13の外周側に形成された溝と係合している。
両ボールベアリング15A,Bは、実施例1にあっては全く同じ仕様のものを採用しているためボールベアリング15Aのみについて説明する。ボールベアリング15Aは、第1回転体13の大径部13aの外周に支持されたインナーレース154と、シリンダ部材10の内周に支持されたアウターレース151と、インナーレース154とアウターレース151との間において円周上に複数配置されたボール153と、各ボール153を所定の位置に保持する保持器152とを有する。
インナーレース154のボール側は回転軸方向に向けて図中下方に傾斜したテーパー形状を有する。同様に、アウターレース151のボール側は回転軸方向と反対方向に向けて図中上方に傾斜したテーパー形状を有する。これにより、いわゆるアンギュラボールベアリングを構成している。
第1回転体13に回転軸方向のスラスト力が作用すると、スナップリング131からボールベアリング15A及び隣接するボールベアリング15Bのインナーレース154に軸方向の力が作用する。この力はボール153からアウターレース151に伝達され、シリンダ部材10内周との係合部に伝達される。このように、第1回転体13に入力されたスラスト力は、ボールベアリング15A,Bにより安定した回転支持を実現する。
〔クラッチ締結・解放作用〕
次に、乾式クラッチの締結・解放作用について説明する。尚、本作用の説明における初期状態とは、第1回転体13が停止した状態、第2回転体19が回転した状態とする。よって、初期状態にあっては第1ピストン11と第2ピストン22とは相対回転していないものとする。また、各ピストンはリターンスプリング24により図1中左端に位置しているものとする。
図外の油圧コントロールユニット等から油路10cに向けて油圧が供給されると、シリンダ室Sa内に油が流入し、リターンスプリング24の力や摺動抵抗に応じた油圧が発生して第1ピストン11にスラスト力が作用する。このスラスト力はスラストベアリング12を介して第2ピストン22に伝達され、リターンスプリング24の付勢力に抗して第1及び第2ピストン11,22を回転軸方向に移動させる。この移動により立設部22bの先端が伝達部23bを回転軸方向に移動させると、まず乾式クラッチプレート17a,b,cがスナップリング142に当接するまでガタ詰めが行われる。第2ピストン22の移動に伴い、伝達部23bは同時に回転軸方向に移動し、それに伴い可撓部23aも適宜変形する。
ガタ詰めが終了すると、各ピストンの移動はほぼ終了し、油圧コントロールユニット等において設定された締結圧が発生し始める。これに伴い、第2回転体19の回転力が締結圧に応じて第1回転体13に伝達されて、第1回転体13が回転し始める。このとき、第2ピストン22は、回転方向において第1回転体13と一体であるため、第2ピストン22も回転し始める。一方、第1ピストン11は回転方向においてシリンダ部材10と一体であるため、第2ピストン22と第1ピストン11とがスラストベアリング12を介して相対回転する。
〔締結時の力の作用経路〕
このように、締結圧が発生した状態では、回転軸方向に着目すると、各ピストンの押圧力が最終的にスナップリング142に作用する。そして、スナップリング142によりクラッチ部材14がシリンダ部材10から離れる方向に押されることとなる。
それに伴って、クラッチ部材14と接合された第1回転体13も回転軸方向に引っ張られる(以下、引っ張り力と記載する)。このとき、第1回転体13にはスナップリング131が設けられていることから、この引張り力は、スナップリング131を介してボールベアリング15A,15Bのインナーレースに作用し、上述したように最終的に係合部10dに伝達される。
〔潤滑油の経路〕
次に、潤滑油の経路について説明する。図外の油圧コントロールユニット等から供給された潤滑油は、まず第1回転体13の外周と第2回転体19の内周との間の隙間に形成された油路L1を通り、第2回転体19の軸方向と反対方向の端部である油路L2を経由し、油路14gに供給される。このとき、オイルシール16により潤滑油が乾式クラッチ側に流出することを防止する。
油路14gからピストン側に流出した潤滑油は、一部はボールベアリング15A,B側に流れ、一部はスラストベアリング12側に流れ込む。尚、第2ピストン22に潤滑油が供給されたとしても、往復動シール21及び遮蔽部23により乾式クラッチ側に潤滑油が流れ込むことがない。
上記潤滑経路をとることで、負荷の高いボールベアリング15A,Bやスラストベアリング12に対し、潤滑油を供給することができる。また、潤滑油を供給したとしても、乾式クラッチ側に潤滑油が流れ込むことがない。
以上説明したように、実施例1にあっては下記に列挙する作用効果を得ることができる。
(1)シリンダ部材10(非回転部材)に支持された第1ピストン11と、該第1ピストン11の作動に応じて作動する第2ピストン22と、第1回転体13と第2回転体18,19とを断接する乾式クラッチプレート17と、第1ピストン11と第2ピストン22との間に配置され両ピストン11,22の相対回転を許容するスラストベアリング12(ベアリング)と、スラストベアリング12に潤滑油を供給する油路L1,L2,14g(潤滑手段)と、スラストベアリング12と乾式クラッチプレート17との間を遮蔽する隔壁部14bもしくは遮蔽部23(遮蔽部材)と、第1回転体13に支持されて、第1ピストン13の作動による軸力を第2ピストン22経由で乾式クラッチプレート17に伝達する伝達手段としての隔壁部14bに設けられたピストン孔14dもしくは遮蔽部23に設けられた伝達部23bとを備えた。
隔壁部14bもしくは遮蔽部材により乾式クラッチプレート17が隔離されるため、スラストベアリング12に潤滑油を供給することができ、スラストベアリング12の耐久性、信頼性を向上できる。また、スラストベアリング12の小型化及び小型化に伴い乾式クラッチの省スペース化を測ることができる。尚、実施例1では、スラストベアリング12を用いたが、ボールベアリングやブッシュ等としてもよい。
(2)隔壁部14bは第1回転体13の径方向に延設され回転軸方向に形成されたピストン孔14d(孔)を有する部材であり、第2ピストン22は、回転軸方向に立設されてピストン孔14d内に挿入可能な立設部22bを有し、立設部22bがピストン孔14d内を回転軸方向に移動するように構成した伝達手段とした。
隔壁部14bは第1回転体13と一体であるため、回転状態に係らず乾式クラッチプレート17に潤滑油が流れ込むのを抑制しつつ第2ピストン22の軸力を乾式クラッチプレート17に伝達することができる。
(3)立設部22bの外周と、ピストン孔14dの内周とは略同一に形成される。よって、立設部22bとピストン孔14dとの間の隙間を小さくすることができ、より乾式クラッチプレート17との間の液密性を向上できる。
(4)隔壁部14bと第2ピストン22との間にリターンスプリング24を備えた。よって、回転状態に係らず乾式クラッチの非締結時において、第2ピストン22を初期位置に付勢することができ、フリクションロスを低減することができる。
(5)遮蔽部23は、第2ピストン22と乾式クラッチプレート17との間で狭まれる伝達部23bと、伝達部23bの軸方向移動を許容しつつ伝達部23bを所定位置に保持する可撓部23aとを有する。よって、仮に立設部22bとピストン孔14dとの間の隙間から潤滑油が漏洩したとしても、可撓部23aにより乾式クラッチプレート17側に潤滑油が流れるのを防止できる。また、この場合、第2ピストン22の軸力の伝達を行うには、可撓部23aが弾性力を有する必要がある。このとき、直接の軸力は伝達部23bにより受けるため、耐久性の向上を図ることができる。
次に、実施例2について説明する。図2は実施例2において実施例1の乾式クラッチをハイブリッド車両に適用した例を示す部分断面図である。エンジンEngのクランクシャフト200にはダンパ201が取り付けられ、ダンパ201と第1インプットシャフト202とがスプライン嵌合により連結されている。第1インプットシャフト202はクランクシャフト200内に形成された軸方向穴内に嵌めあわされ、相対回転可能に支持されている。ダンパ201は、2枚の円盤状の部材と、その間に設けられたコイルスプリングから構成され、回転方向の振動を抑制すると共に、倒れ方向の振動を吸収する構成とされている。
第1インプットシャフト202には第2回転体19が接続され、第2回転体19は隔壁401内周においてベアリング400を介して回転可能に支持されている。第2回転体19内に形成された中空部と小径部13bとの間には、ニードルベアリング210が設けられ、第1回転体13と第2回転体19とを相対回転可能に支持している。第1回転体13の内周には、図外のコントロールバルブユニットから供給される潤滑油を油路L1に供給するための軸心油路L10が形成されている。これにより、ニードルベアリング210に対し十分な潤滑油が供給される。第1回転体13の小径部13bを、第2回転体19の中空部の内側でニードルベアリング210を介して支持させることにより、ニードルベアリング210を、隔壁401に対応して設けられたベアリング400と回転軸方向にオーバーラップさせて設けた。従って、第1回転体13と第2回転体19との間で回転軸方向と垂直な向きに力が作用しても、両回転体に互いに倒れ方向のモーメントが発生しないようになっている。
クラッチ部材14の外周には、電動モータのロータ203が取り付けられている。また、ロータ203の外周であって、外壁402の内周には電動モータのステータ204が取り付けられている。ロータ203とステータ204との間にはエアギャップ205が形成されている。ロータ203のエンジン側には隔壁401との間を摺動可能にシールするシール205が形成されている。
第1回転体13は、シリンダ部材10内周に形成されたボールベアリング15により回転可能に支持されている。このシリンダ部材10は、隔壁403により支持されている。すなわち、実施例2のハイブリッド車両は、エンジンEngと自動変速機500との間に収装された電動ドライブユニットを備えたものである。この電動ドライブユニットは、隔壁401と、外壁402と、隔壁403とから構成されるユニットハウジング内に、電動モータと乾式クラッチを収装したものである。
第1回転体13には、第2インプットシャフト300が接続されている。第2インプットシャフト300に入力された動力は、第2インプットシャフト300から前後進切換機構600及びベルト式無段変速機500へ伝達され、図外の駆動輪を駆動する。前後進切換機構600の外周側にはオイルポンプO/Pが設けられている。このオイルポンプO/Pは、チェーンを介して第2インプットシャフト300により駆動される。
図3は実施例2に適用された第2ピストンを表す図である。第2ピストン22は、図3(a)に示すように、円環状の本体部22aと、本体部22aに等間隔に配置された複数の立設部22bとを有する。図3(b)に示すように、本体部22aには、立設部取り付け穴22a1と、この立設部取り付け穴22a1に開口するリング溝22a2が形成されている。立設部22bには、立設部取り付け穴22a1に挿入される挿入部22b1と、挿入部22b1を挿入したときにリング溝22a2と軸方向位置において略同じ高さ位置となる切り欠き22b2が形成されている。立設部取り付け穴22a1に立設部22bを挿入し、スナップリング22cをリング溝22a2に取り付けることで、本体部22aと立設部22bとを組み付け、第2ピストン22を構成する。
(6)シリンダ部材10(非回転部材)は、遮蔽部23を間に挟むようにして設けられ、第1回転体13及び第2回転体19を支持する二つのフレーム壁である隔壁401,403に対応して備えられたベアリング15,400,210を介してユニットハウジングに支持され、遮蔽部23は、回転体に倒れ方向のモーメントが発生するのを回避する目的から、乾式クラッチプレート17aに近い側に設けられた支持ベアリングであるニードルベアリング210に潤滑油を供給する軸心油路L10(潤滑油通路)と、この軸心油路L10と連通し、第1ピストン11と伝達部23bの間に配置されたスラストベアリング12に潤滑油を供給する貫通孔である油路14gとを備えた。
よって、ニードルベアリング210とスラストベアリング12が遮蔽部材を挟むようにして回転軸方向に離れて配置されていても、潤滑油流通経路上にニードルベアリング210とスラストベアリング12を配置することができ、別々の潤滑油路を形成することなく潤滑することができる。
(7)乾式クラッチプレート17aに近い側に設けられた支持ベアリングであるニードルベアリング210と、遮蔽部23が備える貫通孔である油路14gとの間の潤滑油通路が、第1回転体13と第2回転体19の間の隙間から形成されることとした。
よって、元々ある隙間を利用して潤滑油通路を乾式クラッチプレートから遠ざけつつ形成することができる。
(8)伝達手段は、第1ピストン11の作動に応じて作動する第2ピストン22と、剛体からなり第2ピストン22の作動による軸力を乾式クラッチ17に伝える伝達部23bとを備え、隔壁部14b及び伝達部23bとの間に設けられ、隔壁部14bと伝達部23bの相対位置変化が生じるときに、摺動を伴うことなく弾性変形によって隔壁部14bと伝達部23bの相対位置変化を許容するように構成された弾性部材からなるシール手段としての遮蔽部23とを備えることとした。
よって、遮蔽部23あるいは伝達部23bとの間でシール手段としての遮蔽部23が摺動する部分が無く、シール性並びに耐久性を向上させることができる。
10 シリンダ部材(非回転部材)
11 第1ピストン
12 スラストベアリング(ベアリング)
13 第1回転体
14b 隔壁部(隔壁部材)
14d ピストン孔(孔)
14g 油路
17 乾式クラッチプレート
18 ハブ部材
19 第2回転体
22 第2ピストン
22b 立設部
23 遮蔽部
23a 可撓部
23b 伝達部
24 リターンスプリング
L1,L2,14g 油路(潤滑手段)

Claims (6)

  1. 第1回転体と第2回転体とを断接する乾式クラッチプレートと、
    非回転部材に支持された第1ピストンと、
    前記第1回転体に支持されて、前記第1ピストンの作動に応じて作動する第2ピストンと、
    前記第1ピストンと前記第2ピストンとの間に配置され前記両ピストンの相対回転を許容するベアリングと、
    前記ベアリングに潤滑油を供給する潤滑手段と、を備え、
    前記第1回転体は、前記ベアリングと前記乾式クラッチプレートとの間を遮蔽する遮蔽部材を備えたことを特徴とする乾式クラッチ。
  2. 請求項1に記載の乾式クラッチにおいて、
    前記遮蔽部材は、
    前記第1回転体の径方向に延設され回転軸方向に形成され、第2ピストンを挿通させる孔と、
    弾性体からなる可撓部と、第2ピストンと乾式クラッチプレートとの間で第2ピストンの軸力を乾式クラッチプレートに伝達する伝達部とからなり、遮蔽部材の第2ピストン側と乾式クラッチプレート側との間をシールする、遮蔽部と、
    をさらに備えたことを特徴とする乾式クラッチ。
  3. 請求項2に記載の乾式クラッチにおいて、
    前記遮蔽部材は、前記孔と第2ピストンとの間をシールする往復動シールを備えたことを特徴とする乾式クラッチ。
  4. 請求項2または3に記載の乾式クラッチにおいて、
    前記第2ピストンは、回転軸方向に立設されて前記孔内に挿入可能な立設部を有し、
    前記立設部の外周と、前記孔の内周とは略同一に形成されることを特徴とする乾式クラッチ。
  5. 請求項1ないし4いずれか1つに記載の乾式クラッチにおいて、
    前記遮蔽部材と前記第2ピストンとの間にリターンスプリングを備えたことを特徴とする乾式クラッチ。
  6. 請求項1ないし5いずれか1つに記載の乾式クラッチにおいて、
    非回転部材に第2回転体を軸支する第2回転体軸支ベアリングと回転軸方向にオーバーラップして設けられ、第2回転体に第1回転体を軸支する第1回転体軸支ベアリングを備え、
    第1回転体軸支ベアリングと前記ピストン間ベアリングの潤滑が、同じ潤滑経路にて行なわれるように、前記遮蔽部材は、遮蔽部材を貫通して潤滑油を通過させる油路を備えたことを特徴とする乾式クラッチ。
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