JP5306027B2 - 間接活線工具支持具 - Google Patents

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本発明は、間接活線工具を支持する間接活線工具支持具に関する。
従来より、電柱間に架設された電線の配電工事等を行う際には、電線に電気を通電させたまま、つまり無停電の状態で作業が行われる。そして、このような活線作業には、絶縁衣や絶縁手袋等の絶縁保護具を着用した作業者が通電中の電線に直接触れて作業を行う直接活線工法と、間接活線工具を使用して、作業者が通電中の電線に直接触れることなく作業を行う間接活線工法の二通りがある。
しかしながら、直接活線工法は、感電等を防止するために大掛かりな絶縁保護具を着用して作業を行うため、間接活線工法よりも作業効率が低下すると共に、作業者が通電中の電線に直接触れて作業を行うため、作業者が不慮の感電をするおそれがある。そのため、近年においては、作業効率の向上や作業環境の改善等の観点から、間接活線工具を使用した間接活線工法が主流となってきている。
ところで、上述の間接活線工法においては、ホットスティックのような間接活線工具を用いて作業が行われる。ホットスティックは、例えば、駆動ユニット及び駆動ユニットを操作可能な操作部を備えた棒状の絶縁操作棒と、絶縁操作棒の先端に設けられ、駆動ユニットに接続されると共に、作業内容により交換可能に構成された先端工具と、を備えて構成されている。操作部は、電気的に絶縁された絶縁操作棒の基端部に設けられており、当該基端部には、作業者が把持可能な取手部が設けられている。作業者は、一方の手で取手部を把持し、他方の手で操作部を操作して間接活線作業を行う(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−222317号公報
しかしながら、特許文献1に記載のホットスティックを使用して間接活線作業を行う場合、作業者は、一方の手でホットスティックを支え、他方の手でホットスティックを操作しながら作業を行う。つまり、作業者は、片手でホットスティックを支持しながら作業を行っていた。そのため、作業者の一方の手にホットスティックの荷重が集中してしまい、作業者は、一方の手が直ぐに疲れるという問題があった。そして、このことは、間接活線工法において作業効率を低下させる要因の1つとなっていた。
これに対しては、例えば、高所作業車の作業台(バケット)にホットスティックを保持する保持装置を設け、この保持装置にホットスティックを保持させた状態で作業者が作業を行うことにより、作業者の一方の手に係る負担を軽減することが可能となる。
しかしながら、高所作業車での作業は、平地等の駐車可能な場所での作業を前提としており、例えば、山間部等の駐車が困難な場所や駐車スペースが確保できない場所等では作業ができないという問題がある。
また、例えば、ホットスティックを保持して作業を可能とする上記保持装置は、複雑な構造を有する場合が多く、コストがかかるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、間接活線工具を用いて間接活線作業を行う際の作業者の負担を容易に軽減可能な間接活線工具支持具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、以下のような間接活線工具支持具を提供する。
(1) 電柱に架設された電線に対して間接活線作業を行う際に使用され、当該間接活線作業に応じた先端工具を取り付け可能な絶縁操作棒を有する間接活線工具を支持する間接活線工具支持具であって、作業者の身体の一部に装着される身体装着部と、前記絶縁操作棒の軸方向中間部の近傍に装着される棒装着部と、前記身体装着部と前記棒装着部とを連結する連結部と、上方に開口する凹部を有して前記身体装着部に設けられ、前記絶縁操作棒の基端部を収容して支持する棒支持部と、を備えることを特徴とする。
(2) 電柱に架設された電線に対して間接活線作業を行う際に使用され、当該間接活線作業に応じた先端工具を取り付け可能な絶縁操作棒を有する間接活線工具を支持する間接活線工具支持具であって、作業者の身体の一部に装着される身体装着部と、前記身体装着部における前記作業者の腹部に対応する位置から前方に突設された支持アーム部と、上方に開口する凹部を有して前記支持アーム部の先端に設けられ、前記絶縁操作棒の基端部を収容して支持する棒支持部と、を備えることを特徴とする。
(3) 電柱に架設された電線に対して間接活線作業を行う際に使用され、当該間接活線作業に応じた先端工具を取り付け可能な絶縁操作棒を有する間接活線工具を支持する間接活線工具支持具であって、作業者の身体の一部に装着される身体装着部と、上方に開口する凹部を有して前記身体装着部に設けられ、前記絶縁操作棒の基端部を収容して支持する棒支持部と、前記基端部として前記絶縁操作棒の本体部に対して屈曲自在に延設され緩衝部材からなる当接圧力緩和部と、を備えることを特徴とする。
(4) 電柱に架設された電線に対して間接活線作業を行う際に使用され、当該間接活線作業に応じた先端工具を取り付け可能な絶縁操作棒を有する間接活線工具を支持する間接活線工具支持具であって、弾性部材からなり作業者の腹部又はその近傍に当接可能に板状に形成された身体当接部と、前記身体当接部に設けられ、前記絶縁操作棒の基端部に接続される接続部と、を備えることを特徴とする。
(5) 電柱に架設された電線に対して間接活線作業を行う際に使用され、当該間接活線作業に応じた先端工具を取り付け可能な絶縁操作棒を有する間接活線工具を支持する間接活線工具支持具であって、作業者の肩部から腰部にかけて襷掛けされる身体装着部と、上方に開口する凹部を有して前記作業者の体側部に対応する前記身体装着部に設けられ、前記絶縁操作棒の基端部を収容して支持する棒支持部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、間接活線工具を用いて間接活線作業を行う際の作業車の負担を軽減可能な間接活線工具支持具を提供することができる。
間接活線工具の例を示す図であり、(a)は2軸回転操作棒を示す図、(b)はストレーリンクトングを示す図、(c)は絶縁ヤットコを示す図、(d)は共用操作棒を示す図である。 ホットスティックを示す斜視図である。 第1実施形態に係るホットスティック支持具を示す斜視図である。 (a)は、ホットスティック支持具の棒装着部を示す斜視図であり、(b)は、(a)の断面図である。 第1実施形態に係るホットスティック支持具の使用状態を示す図である。 第2実施形態に係るホットスティック支持具を示す斜視図である。 第2実施形態に係るホットスティック支持具の使用状態を示す図である。 第3実施形態に係るホットスティック支持具を示す斜視図である。 第3実施形態に係る当接圧力緩和部を示す断面図である。 第3実施形態に係るホットスティック支持具の使用状態を示す図である。 第4実施形態に係るホットスティック支持具を示す斜視図である。 第4実施形態に係るホットスティック支持具を示す断面図である。 第4実施形態に係るホットスティック支持具の使用状態を示す図である。 第5実施形態に係るホットスティック支持具を示す斜視図である。 第5実施形態に係るホットスティック支持具を示す要部断面図である。 第5実施形態に係るホットスティック支持具の使用状態を示す図である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
〔第1実施形態〕
図1は、間接活線工具の例を示す図であり、(a)は2軸回転操作棒を示す図、(b)はストレーリンクトングを示す図、(c)は絶縁ヤットコを示す図、(d)は共用操作棒を示す図である。
<間接活線工具の説明>
間接活線工具としては、ホットスティックの他、例えば、図1(a)〜(d)に示す2軸回転操作棒、ストレーリンクトング、絶縁ヤットコ、共用操作棒等があるが、以下の説明においては、作業内容により交換が可能な先端工具を有するホットスティック(間接活線工具)に取り付け可能なホットスティック支持具(間接活線工具支持具)を例に挙げて説明する。
最初に、本実施形態に係るホットスティック支持具が取り付けられるホットスティックについて図2を参照して説明する。図2は、ホットスティックを示す斜視図である。
図2に示すように、ホットスティック20は、先端工具20aと、丸棒状の絶縁操作棒21と、を備える。
先端工具20aは、絶縁操作棒21の先端に着脱可能に取り付けられている。また、先端工具20aは、絶縁操作棒21の先端に取り付けられることにより、絶縁操作棒21に設けられる後述の駆動ユニット22に接続されるように構成されている。
絶縁操作棒21は、駆動ユニット22と、駆動ユニット22を操作可能な操作部23と、を有して構成されている。
駆動ユニット22は、絶縁操作棒21の先端に取り付けられた先端工具20aを駆動可能に構成されている。具体的には、駆動ユニット22は、本体部(図示せず)と、駆動部(図示せず)と、を有して構成されている。
本体部は、絶縁操作棒21の基端部21a側に配設されており、操作部23と接続されている。また、本体部は、操作部23により操作された操作内容を駆動部に伝達させる。
駆動部は、絶縁操作棒21の内部に配設されており、本体部と先端工具20aとを接続させている。また、駆動部は、本体部により伝達された操作内容を先端工具20aに伝達し、先端工具20aを駆動させる。
操作部23は、絶縁操作棒21の基端部21aに設けられており、作業者により操作可能に構成されている。また、操作部23は、駆動ユニット22の本体部に接続されており、駆動ユニット22を操作可能に構成されている。
つまり、作業者は、操作部23を操作することにより、絶縁操作棒21の先端に設けられ、駆動ユニット22の駆動部に接続された先端工具20aを操作することができる。
<ホットスティック支持具の説明>
次に、第1実施形態に係るホットスティック支持具10について図3及び図5を参照して説明する。
図3は、第1実施形態に係るホットスティック支持具を示す斜視図である。図5は、第1実施形態に係るホットスティック支持具の使用状態を示す図である。
図5に示すように、ホットスティック支持具10は、作業者Wの胴体部に装着される身体装着部30と、絶縁操作棒21の軸方向中間部の近傍に装着される棒装着部50と、身体装着部30と棒装着部50とを連結する連結部40と、身体装着部30に設けられ、絶縁操作棒21の基端部21aを収容して支持するポケット部(棒支持部)33と、を備える。
<身体装着部の説明>
身体装着部30は、図3に示すように、作業者W(図5参照)の胴体部に装着されるベスト31として構成されている。
ベスト31は、布、革或いは化学繊維等からなり、頭部及び腕部を通す開口部がそれぞれ設けられ、公知の形状を有している。ベスト31は、一対の肩掛け部31a,31aと、連結リング32と、を有している。また、ベスト31の腹部付近の外面には、後述するポケット部33が設けられている。
一対の肩掛け部31a,31aは、作業者W(図5参照)の肩部に掛けるために、帯状に形成されている。
連結リング32は、ベスト31の胸部付近の外面から倒立自在に突設され、後述する連結部40のフック部47が連結される。
<ポケット部の説明>
ポケット部33は、図5に示すように、絶縁操作棒21の基端部21aを収容して支持する。すなわち、ポケット部66は、図3及び図5に示すように、上方に開口部66aを有する袋状に形成され、ベスト31の腹部付近の外面に固定されている。
なお、ポケット部33は、ベスト31と同様の素材からなるが、異なる素材(例えば、合成樹脂等)から形成されてもよい。
<連結部の説明>
連結部40は、図3に示すように、帯状に形成されている。連結部40は、身体装着部30と棒装着部50とを連結する。また、連結部40は、伸縮部40aと、調整部41と、を備える。
伸縮部40aは、絶縁性を有する弾性材料(例えば、弾性ゴム等)により帯状に形成されており、所定の応力が加わると延伸するように形成されている。また、伸縮部40aの一方側の端部には、フック部42が設けられている。
フック部42は、棒装着部50と連結可能に形成されており、連結部40と棒装着部50とを連結する。なお、フック部42は、棒装着部50との連結状態を維持するロック機能を備えている。一方、伸縮部40aの他方側は、調整部41と連続している。
調整部41は、絶縁性部材により帯状に形成されており、連結部40の長さを調節可能に形成されている。具体的には、調整部41には、調整バックル43が取り付けられている。調整部41は、調整バックル43を調整することにより、連結部40の長さを調節可能に構成されている。
バックル46の一方側の端部には、フック部47が設けられている。フック部47は、身体装着部30の連結リング32と連結可能に形成されており、連結部40と身体装着部30とを連結する。なお、フック部47は、連結リング32との連結状態を維持するロック機能を備えている。
<棒装着部の説明>
図4(a)は、ホットスティック支持具の棒装着部を示す斜視図であり、(b)は、(a)に示す棒装着部の断面図である。
図4(a)及び図4(b)に示すように、棒装着部50は、円筒部50aと、開口部51と、を備える。また、棒装着部50は、弾性材料(例えば、樹脂等)により形成されており、弾性変形可能に形成されている。
円筒部50aは、略円筒形状に形成されており、その内径が、絶縁操作棒21の外形よりも大きくなるように形成されている。円筒部50aは、内径を絶縁操作棒21の外形よりも大きくすることにより、円筒部50aの内部(中空部)に絶縁操作棒21を挿入可能になるように構成されている。
また、円筒部50aの外周面には、外方に突出した係止部53が形成されている。係止部53には、フック部42(図3参照)が係止可能な係止穴53aが形成されている。つまり、連結部40と棒装着部50とは、フック部42を係止部53に係止させることにより連結される。
更に、円筒部50aの外周面には、ねじ穴部54が設けられている。ねじ穴部54は、ねじ穴55と、ねじ56と、を有して構成されている。ねじ穴55は、円筒部50aを貫通するように形成されており、ねじ56が螺合可能なねじ溝(図示せず)が設けられている。
ねじ56は、円筒部50aを貫通可能な長さに形成されており、ねじ穴55に設けられたねじ溝に沿ってねじ穴55に螺合可能に形成されている。
開口部51は、円筒部50aの外周面を円筒部50aの長手方向(軸方向)に切り欠いたスリット状に形成されている。また、開口部51には、外方に広がる一対のフランジ部51a,51bが設けられている。
一対のフランジ部51a,51bそれぞれは、開口部51の端縁部から外方に向かって開口部51の開口幅よりも広がるように突出した状態に形成されている。また、一対のフランジ部51a,51bそれぞれは、絶縁操作棒21と当接可能に形成されている。
開口部51は、絶縁操作棒21を一対のフランジ部51a,51bに当接させた後、更に円筒部50aの内部方向に絶縁操作棒21を押し込むことにより、開口部51が弾性変形して幅方向に広がり、絶縁操作棒21が円筒部50aの内部に挿入されるように構成されている。
<ホットスティック支持具の使用方法の説明>
次に、本実施形態に係るホットスティック支持具10の使用方法について図5を参照して説明する。
図5に示すように、ホットスティック支持具10は、例えば、高所作業車(図示せず)のバケット100上で、電柱(図示せず)に架設された電線2に対して間接活線作業を行う作業者Wが使用するホットスティック20に装着して使用される。
先ず、作業者Wは、身体装着部30を着用する。
次に、作業者Wは、ホットスティック20の絶縁操作棒21に棒装着部50を装着する。具体的には、図4(b)に示す矢印の方向に、絶縁操作棒21を開口部51から押し込む。
開口部51は、絶縁操作棒21の外径よりも小さいが、棒装着部50が弾性材料により弾性変形可能に形成されているので、開口部51に絶縁操作棒21を押し込もうとすると、開口部51が広がり、容易に絶縁操作棒21を円筒部50aの内部に挿入することができる。
絶縁操作棒21を円筒部50aに挿入した後、ねじ穴部54のねじ56を締める方向に回動すると、ねじ56が円筒部50aの内部(中空部)側に前進し、絶縁操作棒21を押圧する。これにより、絶縁操作棒21が円筒部50aの内部で締め付けられて、棒装着部50が絶縁操作棒21に固定される。
次に、作業者Wは、連結部40の調整部41(図3参照)を調整し、連結部40の長さを調節する。連結部40の長さは、作業者Wと工事対象物との距離、又は先端工具20aと工事対象物との距離等により調節される。
続いて、作業者Wは、連結部40のフック部47を、身体装着部30の連結リング32に連結させる(図3参照)。これにより、ホットスティック20は、図5に示すように、ホットスティック支持具10の身体装着部30に連結される。
また、作業者Wは、図5に示すように、絶縁操作棒21の基端部21aをポケット部33に挿入する。これにより、ホットスティック20の荷重をポケット部33で支持することができる。
そして、作業者Wは、図5に示すように、ホットスティック支持具10によって支持されたホットスティック20を把持して、所定の間接活線作業に取りかかる。
<ホットスティック支持具が奏する効果の説明>
上述した構成を有する第1実施形態に係るホットスティック支持具10によれば、以下に示す効果が奏される。
ホットスティック支持具10は、身体装着部30と、棒装着部50と、連結部40と、ポケット部33と、を備える。
このため、ホットスティック支持具10は、身体装着部30のポケット部33によって絶縁操作棒21の基端部21aを支持すると共に、身体装着部30の連結リング32に連結された連結部40によって絶縁操作棒21の軸方向中間部を支持することにより、ホットスティック20の荷重を分散して容易に支持することが可能になる。
したがって、作業者Wが手のみでホットスティック20を支持する場合と異なり、作業負担及び疲労を軽減することができ、作業効率を向上することができる。
また、ホットスティック支持具10は、構成要素も少なく、簡易な構成であるため、多大な費用をかけることなくホットスティック支持具10を製造することができる。
また、ホットスティック支持具10の連結部40は、伸縮部40aと、調整部41と、を備える。
このため、作業者Wは、身体装着部30と棒装着部50との距離を任意に調節することができ、作業し易い位置でホットスティック20を支持することができる。したがって、作業負担及び疲労を軽減することができ、作業効率を向上することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲はこれらに限定されるものではない。
例えば、上記第1実施形態においては、ホットスティック支持具10の連結部40は、帯状に形成されているものとして説明したが、これに限定されず、例えば、紐状に形成されていてもよい。
また、例えば、上記第1実施形態においては、棒装着部50には、ねじ穴部54を設け、このねじ穴部54により、棒装着部50を絶縁操作棒21に装着するものとして説明したが、これに限定されない。
例えば、面ファスナーを絶縁操作棒21に巻き付けて固定する構成であってもよい。棒装着部50は、絶縁操作棒21に装着可能な構成であればよい。
また、上記第1実施形態においては、棒支持部として、袋状に形成したポケット部33を身体装着部30に備えるものとして説明したが、絶縁操作棒21の基端部21aを支持可能であれば、袋状に形成されていなくてもよい。
〔第2実施形態〕
図6は、第2実施形態に係るホットスティック支持具を示す斜視図である。図7は、第2実施形態に係るホットスティック支持具の使用状態を示す図である。
図6及び図7に示すように、第2実施形態に係るホットスティック支持具60は、作業者Wの胴体部に装着される身体装着部30と、身体装着部30から前方に突設された支持アーム部62と、支持アーム部62の先端に設けられ、絶縁操作棒21の基端部21aを収容して支持するポケット部(棒支持部)63と、を備える。
身体装着部30は、上記第1実施形態で示した身体装着部30(図3参照)と略同様であるので、既に説明した部分と同一若しくは相当する部分には、同一の符号を付して重複説明を省略し、異なる点を説明する。
ベスト31の前面であって作業者Wの腹部に対応する位置には、帯板状の補強プレート61が内蔵されている。補強プレート61は、金属又は合成樹脂等からなり、裏面(作業者Wの腹部に対向する面)には、適宜、緩衝部材が設けられていることが好ましい。
補強プレート61の前面には、例えば、3本の支持アーム部62が突設されている。
支持アーム部62は、金属又は合成樹脂等からなる棒状部材である。支持アーム部62の長さは、後述するポケット部63に絶縁操作棒21の基端部21aを収容して支持した際に、作業者Wが絶縁操作棒21を無理なく把持できるように設定されている。
また、支持アーム部62は、絶縁処理が施されていることが好ましい。
ポケット部63は、支持アーム部62の先端に設けられ、上方に開口部63aを有する有底円筒状に形成されている。ポケット部63は、支持アーム部62と同様の素材で形成されている。なお、開口部63aは、上方に向かって拡開していることが好ましい。
<ホットスティック支持具の使用方法の説明>
次に、本実施形態に係るホットスティック支持具60の使用方法について図7を参照して説明する。
図7に示すように、ホットスティック支持具60は、例えば、高所作業車(図示せず)のバケット100上で、間接活線作業を行う作業者Wが使用するホットスティック20の基端部21aを、ポケット部63で支持して使用される。
すなわち、絶縁操作棒21の基端部21aをポケット部63に挿入することにより、ホットスティック20の荷重をポケット部63で支持することができる。ポケット部63で受けた荷重は、支持アーム部62を介してベスト31に伝達されるので、ベスト31全体で荷重を受けることができる。
そして、作業者Wは、ホットスティック支持具60によって支持されたホットスティック20を把持して、所定の間接活線作業に取りかかる。
<ホットスティック支持具が奏する効果の説明>
上述した構成を有する第2実施形態に係るホットスティック支持具60によれば、以下に示す効果が奏される。
ホットスティック支持具60は、ベスト31と、ベスト31前方に突設された支持アーム部62と、支持アーム部62の先端に設けられたポケット部63と、を備える。
このため、ホットスティック支持具60は、ベスト31から突設された支持アーム部62のポケット部63によって絶縁操作棒21の基端部21aを支持することにより、ホットスティック20の荷重を、支持アーム部62を介してベスト31に分散して支持することが可能になる。
したがって、作業者Wが手のみでホットスティック20を支持する場合と異なり、作業負担及び疲労を軽減することができ、作業効率を向上することができる。
また、ホットスティック支持具60は、構成要素も少なく、簡易な構成であるため、多大な費用をかけることなくホットスティック支持具60を製造することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲はこれらに限定されるものではない。
例えば、上記第2実施形態においては、ホットスティック支持具60の支持アーム部62を3本設けるものとして説明したが、所定の強度(剛性)を確保できればこれに限定されず、2本以下であってもよい。
また、上記第2実施形態においては、棒支持部として、袋状に形成したポケット部33を支持アーム部62の先端に設けるものとして説明したが、絶縁操作棒21の基端部21aを支持可能であれば、袋状に形成されていなくてもよい。
〔第3実施形態〕
図8は、第3実施形態に係るホットスティック支持具を示す斜視図である。図9は、第3実施形態に係る当接圧力緩和部を示す断面図である。図10は、第3実施形態に係るホットスティック支持具の使用状態を示す図である。
図10に示すように、第3実施形態に係るホットスティック支持具70は、作業者Wの胴体部に装着される身体装着部30と、身体装着部30に設けられ、絶縁操作棒21の基端部21aを収容して支持するポケット部(棒支持部)33と、当接圧力緩和部71と、を備える。
身体装着部30及びポケット部33は、上記第1実施形態で示したもの(図3参照)と略同様であるので、既に説明した部分と同一若しくは相当する部分には、同一の符号を付して重複説明を省略し、異なる点を説明する。
当接圧力緩和部71は、図9(a)及び図9(b)に示すように、基端部21aとして絶縁操作棒21の本体部21bに対して屈曲自在に延設されている。当接圧力緩和部71は、弾性変形可能な緩衝部材(例えば、合成ゴム等)からなり、円柱状に形成されている。
当接圧力緩和部71の上端部には、絶縁操作棒21の基端部21a(当接圧力緩和部71への嵌入後には本体部21b)を嵌入可能な所定深さの凹部71aを有する。凹部71aは、当接圧力緩和部71を軸方向で切断した断面が円形である。
当接圧力緩和部71は、図9(b)に示すように、絶縁操作棒21の基端部21a(当接圧力緩和部71への嵌入後は本体部21bとなる)が嵌入された後、絶縁操作棒21の本体部21bに対して屈曲可能(弾性変形可能)となるように構成されている。
<ホットスティック支持具の使用方法の説明>
次に、本実施形態に係るホットスティック支持具70の使用方法について図10を参照して説明する。
図10に示すように、ホットスティック支持具70は、例えば、高所作業車(図示せず)のバケット100上で作業者Wが使用するホットスティック20に使用される。
具体的には、ホットスティック支持具70は、絶縁操作棒21の基端部21aに装着した当接圧力緩和部71を、絶縁操作棒21の基端部21aとしてポケット部33で支持して使用される。
作業者Wは、ホットスティック支持具70によって支持されたホットスティック20を把持して、所定の間接活線作業に取りかかる。
このように、絶縁操作棒21の基端部21aをポケット部33に挿入することにより、ホットスティック20の荷重は、ポケット部33で支持される。
ポケット部33で受けた荷重は、ベスト31に伝達されるので、ベスト31(作業者Wの胴体部)全体で荷重を受けることができる。
また、絶縁操作棒21の本体部21bは、間接活線作業中に様々な向きに傾けられる。その際、絶縁操作棒21の基端部21aに位置する当接圧力緩和部71は、本体部21bに対して屈曲するので、ポケット部33の内部で大きく傾くことがない。
つまり、当接圧力緩和部71は、本体部21bの動作に追従して大きく傾くことがないので、ポケット部33及びベスト31を介して作業者Wの腹部を圧迫しにくい。
また、当接圧力緩和部71は、弾性変形可能な緩衝部材からなるので、ポケット部33及びベスト31を介して作業者Wの腹部にかかる当接圧力を緩和する。
<ホットスティック支持具が奏する効果の説明>
上述した構成を有する第3実施形態に係るホットスティック支持具70によれば、以下に示す効果が奏される。
ホットスティック支持具70は、身体装着部30と、ポケット部33と、当接圧力緩和部71と、を備える。
このため、ホットスティック支持具70は、ベスト31に設けられたポケット部33によって絶縁操作棒21の基端部21aを支持することにより、ホットスティック20の荷重をベスト31に分散して支持することが可能になる。
したがって、作業者Wが手のみでホットスティック20を支持する場合と異なり、作業負担及び疲労を軽減することができ、作業効率を向上することができる。
また、絶縁操作棒21の本体部21bは間接活線作業中に様々な向きに傾くが、当接圧力緩和部71は、本体部21bの動作に追従して大きく傾くことがないので、ポケット部33及びベスト31を介して作業者Wの腹部を圧迫しにくく、圧迫による不快感を低減することができる。
また、当接圧力緩和部71は、弾性変形可能な緩衝部材からなるので、ポケット部33及びベスト31を介して作業者Wの腹部にかかる当接圧力を緩和することができ、作業負担及び疲労を軽減することができる。したがって、作業効率を向上することができる。
また、ホットスティック支持具70は、構成要素も少なく、簡易な構成であるため、多大な費用をかけることなくホットスティック支持具70を製造することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲はこれらに限定されるものではない。
例えば、上記第3実施形態においては、棒支持部として、袋状に形成したポケット部33をベスト31に設けるものとして説明したが、絶縁操作棒21を支持可能であれば、袋状に形成されていなくてもよい。
また、上記第3実施形態においては、当接圧力緩和部71は、絶縁操作棒21の本体部21bを凹部71aに嵌入することにより当該本体部21bに対して屈曲自在に構成するものとして説明したが、これに限定されず、例えば、蝶番等を介して絶縁操作棒21の本体部21bに接続し、屈曲自在に構成してもよい。この場合も上記第3実施形態の場合と同様の効果を期待できる。
〔第4実施形態〕
図11は、第4実施形態に係るホットスティック支持具を示す斜視図である。図12は、第4実施形態に係るホットスティック支持具を示す断面図である。図13は、第4実施形態に係るホットスティック支持具の使用状態を示す図である。
図11〜図13に示すように、第4実施形態に係るホットスティック支持具80は、身体当接部81と、接続部82と、を備える。
身体当接部81は、図13に示すように、作業者Wの腹部又はその近傍に当接可能に形成されている。具体的には、身体当接部81は、図11及び図12に示すように、ゴム等の弾性部材からなり、円盤状に形成されている。なお、身体当接部81は、当該円盤の内部を所定量窪ませて弾性変形し易いように形成されていることが好ましい。
接続部82は、身体当接部81の上面の中心に円筒状に突設されている。接続部82は、絶縁操作棒21の基端部21aを嵌入する嵌入穴82aを有する。
<ホットスティック支持具の使用方法の説明>
次に、本実施形態に係るホットスティック支持具80の使用方法について図13を参照して説明する。
図13に示すように、ホットスティック支持具80は、例えば、高所作業車(図示せず)のバケット100上で作業者Wが使用するホットスティック20に使用される。
具体的には、ホットスティック支持具80の使用に先立って、絶縁操作棒21の基端部21aを、ホットスティック支持具80の接続部82の嵌入穴82aに嵌入することにより、ホットスティック支持具80をホットスティック20に一体化しておく(図12参照)。
そして、作業者Wは、ホットスティック20を把持し、ホットスティック支持具80の身体当接部81を腹部に当接させて所定の間接活線作業に取りかかる。
このように、ホットスティック支持具80の身体当接部81を作業者Wの腹部に当接することにより、当該腹部を介して作業者Wの胴体部全体でホットスティック20の荷重を受けることができる。
また、絶縁操作棒21は、間接活線作業中に様々な向きに傾けられる。その際、絶縁操作棒21の基端部21aが嵌入された接続部82は、適宜、弾性変形し、身体当接部81に対して屈曲する。このため、絶縁操作棒21が作業中に傾いても、基端部21aが作業者Wの腹部を圧迫しにくい。
また、身体当接部81は、弾性変形可能な緩衝部材からなるので、作業者Wの腹部にかかる当接圧力を緩和する。
<ホットスティック支持具が奏する効果の説明>
上述した構成を有する第4実施形態に係るホットスティック支持具80によれば、以下に示す効果が奏される。
ホットスティック支持具80は、身体当接部81と、接続部82と、を備える。
このため、ホットスティック支持具80の身体当接部81を作業者Wの腹部に当接することにより、当該腹部を介して作業者Wの胴体部全体でホットスティック20の荷重を受けることができる。
したがって、作業者Wが手のみでホットスティック20を支持する場合と異なり、作業負担及び疲労を軽減することができ、作業効率を向上することができる。
また、絶縁操作棒21は間接活線作業中に様々な向きに傾くが、接続部82が適宜、弾性変形し、身体当接部81に対して屈曲するので、基端部21aが作業者Wの腹部を圧迫しにくく、圧迫による不快感を低減することができる。
また、身体当接部81は弾性部材からなるので、作業者Wの腹部にかかる当接圧力を緩和することができ、作業負担及び疲労を軽減することができる。したがって、作業効率を向上することができる。
また、ホットスティック支持具80は、簡易な構成であるため、多大な費用をかけることなくホットスティック支持具80を製造することができる。
〔第5実施形態〕
図14は、第5実施形態に係るホットスティック支持具を示す斜視図である。図15は、第5実施形態に係るホットスティック支持具を示す要部断面図である。図16は、第5実施形態に係るホットスティック支持具の使用状態を示す図である。
図14〜図16に示すように、第5実施形態に係るホットスティック支持具90は、襷帯部(身体装着部)91と、作業者Wの体側部に対応する襷帯部91に設けられ、絶縁操作棒21の基端部21aを収容して支持するポケット部(棒支持部)93と、を備える。
<襷帯部の説明>
襷帯部91は、図16に示すように、作業者Wの肩部から腰部にかけて襷掛けされるものである。具体的には、襷帯部91は、図14に示すように、布、革或いは化学繊維等からなり、矩形の帯状に形成されている。
襷帯部91は、一端及び他端を着脱自在に接続することによって円環状に形成される。すなわち、襷帯部91は、一端の表面に面ファスナー部91a(図14参照)が設けられ、他端の裏面に面ファスナー部91aと係合可能な面ファスナー部91b(図15参照)が設けられている。
また、襷帯部91の他端の表面には、後述するポケット部93を着脱するための面ファスナー部91cが設けられている。
なお、上記面ファスナー部91a,91b,91c,94は、ポケット部93で絶縁操作棒21を支持したときに、係合状態を維持できるように形成されている。
<ポケット部の説明>
ポケット部93は、図16に示すように、絶縁操作棒21の基端部21aを収容して支持する。ポケット部66は、図14及び図15に示すように、上方に開口部93aを有する袋状に形成され、襷帯部91の作業者Wの体側部に対応する箇所の外表面に着脱自在に固定されている。
すなわち、ポケット部93は、図15に示すように、裏面に面ファスナー部94を有している。このポケット部93の面ファスナー部94は、襷帯部91の面ファスナー部91c(図14参照)と係合する。
つまり、ポケット部93は、図14中に想像線で示すように、襷帯部91に対する固定位置が可変となっている。
なお、ポケット部93は、硬質の合成樹脂や、襷帯部91と同様の素材で形成することができる。
<ホットスティック支持具の使用方法の説明>
次に、本実施形態に係るホットスティック支持具90の使用方法について図16を参照して説明する。
図16に示すように、ホットスティック支持具90は、例えば、高所作業車(図示せず)のバケット100上で作業者Wが使用するホットスティック20に使用される。
具体的には、ホットスティック支持具90の使用に先立って、ポケット部93を襷帯部91の所定位置に固定しておく。そして、襷帯部91を方部から腰部にかけて襷掛けする。
次に、作業者Wは、絶縁操作棒21の基端部21aを、ホットスティック支持具90のポケット部93に挿入することにより、ホットスティック20を体側部で支持する。
なお、体側部には骨盤があるため、ホットスティック20は安定して支持される。
そして、作業者Wは、ホットスティック20を把持し、所定の間接活線作業に取りかかる。
<ホットスティック支持具が奏する効果の説明>
上述した構成を有する第5実施形態に係るホットスティック支持具90によれば、以下に示す効果が奏される。
ホットスティック支持具90は、襷帯部91と、ポケット部93と、を備える。
このため、ホットスティック支持具90を用いることにより、作業者Wの腰部(体側部)全体でホットスティック20の荷重を受けることができる。
したがって、作業者Wが手のみでホットスティック20を支持する場合と異なり、作業負担及び疲労を軽減することができ、作業効率を向上することができる。
また、ポケット部93は、襷帯部91に対する固定位置が可変となっているので、ポケット部93の固定位置を適宜変更することにより、ホットスティック20を作業し易い位置で支持することができる。
更に、ポケット部93は、面ファスナー部94,91cによって襷帯部91に容易に着脱することができる。
また、ホットスティック支持具90は、簡易な構成であるため、多大な費用をかけることなくホットスティック支持具90を製造することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲はこれらに限定されるものではない。
例えば、上記第5実施形態においては、棒支持部として、袋状に形成したポケット部93を襷帯部91に設けるものとして説明したが、絶縁操作棒21を支持可能であれば、袋状に形成されていなくてもよい。
2 電線
10 ホットスティック支持具(間接活線工具支持具)
20 ホットスティック(間接活線工具)
20a 先端工具
21 絶縁操作棒
21a 基端部
21b 本体部
30 身体装着部
33 ポケット部(棒支持部)
40 連結部
50 棒装着部
60 ホットスティック支持具(間接活線工具支持具)
62 支持アーム部
63 ポケット部(棒支持部)
70 ホットスティック支持具(間接活線工具支持具)
71 当接圧力緩和部
80 ホットスティック支持具(間接活線工具支持具)
81 身体当接部
82 接続部
90 ホットスティック支持具(間接活線工具支持具)
91 襷帯部(身体装着部)
93 ポケット部(棒支持部)
W 作業者

Claims (5)

  1. 電柱に架設された電線に対して間接活線作業を行う際に使用され、当該間接活線作業に応じた先端工具を取り付け可能な絶縁操作棒を有する間接活線工具を支持する間接活線工具支持具であって、
    作業者の身体の一部に装着される身体装着部と、
    前記絶縁操作棒の軸方向中間部の近傍に装着される棒装着部と、
    前記身体装着部と前記棒装着部とを連結する連結部と、
    上方に開口する凹部を有して前記身体装着部に設けられ、前記絶縁操作棒の基端部を収容して支持する棒支持部と、
    を備え
    前記連結部は、前記身体装着部における前記身体の胸部中央付近の外面から突設された連結リングと前記棒装着部とを連結し、所定の応力が加わると延伸するように形成された伸縮部を有することを特徴とする間接活線工具支持具。
  2. 電柱に架設された電線に対して間接活線作業を行う際に使用され、当該間接活線作業に応じた先端工具を取り付け可能な絶縁操作棒を有する間接活線工具を支持する間接活線工具支持具であって、
    作業者の身体の一部に装着される身体装着部と、
    前記身体装着部における前記作業者の腹部に対応する位置から前方に突設された支持アーム部と、
    上方に開口する凹部を有して前記支持アーム部の先端に設けられ、前記絶縁操作棒の基端部を収容して支持する棒支持部と、
    を備えることを特徴とする間接活線工具支持具。
  3. 記基端部として前記絶縁操作棒の本体部に対して屈曲自在に延設され緩衝部材からなる当接圧力緩和部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の間接活線工具支持具。
  4. 電柱に架設された電線に対して間接活線作業を行う際に使用され、当該間接活線作業に応じた先端工具を取り付け可能な絶縁操作棒を有する間接活線工具を支持する間接活線工具支持具であって、
    弾性部材からなり作業者の腹部又はその近傍に当接可能に板状に形成された身体当接部と、
    前記身体当接部に連続して円筒状に突設される弾性部材であって、前記絶縁操作棒の基端部が嵌入される嵌入穴を有した接続部と、
    を備え、
    前記間接活線工具は、前記絶縁操作棒の基端部を前記嵌入穴に嵌入したまま前記身体当接部と一体になっている状態で該身体当接部を作業者の腹部又はその近傍から離せることを特徴とする間接活線工具支持具。
  5. 電柱に架設された電線に対して間接活線作業を行う際に使用され、当該間接活線作業に応じた先端工具を取り付け可能な絶縁操作棒を有する間接活線工具を支持する間接活線工具支持具であって、
    作業者の肩部から腰部にかけて襷掛けされる身体装着部と、
    上方に開口する凹部を有して前記作業者の体側部に対応する前記身体装着部に設けられ、前記絶縁操作棒の基端部を収容して支持する棒支持部と、
    を備えることを特徴とする間接活線工具支持具。
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