JP6257227B2 - ノルディックウォーキング用ウォーキングポール - Google Patents

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本発明は、運動効果を高めることができるノルディックウォーキング用ウォーキングポールに関する。
一般に、健康維持を目的としたウォーキングは老若男女を問わず広く行われているが、近時、ポールを手で持ってウォーキングを行うノルディックウォーキングも普及している。ノルディックウォーキングは、クロスカントリーの選手が夏場のトレーニングとして取り入れていたものであるが、ポールを手で持ってウォーキングを行うため、運動強度を高め、肩甲骨の強化を図れるとともに、肩鎖関節の可動域の広がりにより、肩凝り防止,血行促進及び脳の活性化などにも効果があるなど、より効果的な腕振り運動を行うことができることから一般的にも行われるに至っており、このようなウォーキングに専用のウォーキングポールも知られている。
従来、この種の専用のウォーキングポールとしては、特許文献1に開示されるウォーキングポール及び特許文献2に開示されるウォーキング補助具が知られている。前者のウォーキングポールは、正しい歩行姿勢を保持し、手首に負担をかけることなく、従来と同様の運動効果を得ることのできるウォーキングポールの提供を目的としたものであり、具体的には、シャフトと、シャフトの上端部に装着されたグリップと、グリップの側方に設けられたストラップと、を備え、ストラップを、グリップの下部と上部との問に架け渡されるように取り付けて構成したものである。また、後者のウォーキング補助具は、ウォーキング中における腕振り運動に対して適度な負荷をかけることにより、運動強度及び肩甲骨強化を促進し、肩鎖関節の可動域の広がりにより肩凝り防止,血行促進及び脳の活性化をより有効化するとともに、ウォーキングに対するリズムのバランスや脳のコーディネーション能力の向上など、ウォーキングに対する最適化を図ることを目的としたものであり、具体的には、少なくとも、ポール部と、このポール部の上端部に設けたグリップ部と、このグリップ部に設けたストラップ部とを有するウォーキング補助具であって、パイプ状に形成したポール部の内部に所定の重量を有するオモリを収容して構成したものである。
再表2007−114167号公報 実用新案登録第3149428号公報
しかし、上述した従来におけるウォーキングポールは、次のような解決すべき課題も存在した。
即ち、ノルディックウォーキングを行う人には年配者も多いため、使用するウォーキングポールには、スキーポール等の他の用途におけるポールとは異なる機能が要求される。例えば、ウォーキング中に、ウォーキングポールが手から離れることを防止するため、ストラップ部を手首等に固定するバックル等の固定部を有するタイプも少なくない(特許文献2参照)。一方、年配者がノルディックウォーキングを行う場合、急激な運動は負担が大きくなるとともに、骨折等を招く原因ともなるため、予め、準備運動を行う必要もあるが、ストラップ部が手に固定されたままでは十分な準備運動を行うことができないのみならず、安全性の観点からも望ましいものではない。
結局、この場合には、ストラップ部を手から外す必要があり、固定部をその都度着脱することは、年配者にとって煩わしい面倒な操作になるとともに、無用な時間もとられてしまう。このように、従来のウォーキングポールは、ノルディックウォーキングに対する専用のポールとして提供されるとしても、必ずしも十分な機能を満たしているとは言えず、使い勝手及び利便性を高める観点からは更なる改善の余地があった。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したノルディックウォーキング用ウォーキングポールの提供を目的とするものである。
本発明に係るノルディックウォーキング用ウォーキングポール(以下、単にウォーキングポールと略記する。)1は、上述した課題を解決するため、ポール本体部2と、このポール本体部2の上端に設けたグリップ部3と、このグリップ部3に設けたストラップ部4と、ポール本体部2の下端に設けた緩衝石突部5とを備えてなるウォーキングポールを構成するに際して、グリップ部3及びストラップ部4に、ストラップ部4をグリップ部3に対して着脱可能にし、かつ当該グリップ部3に対してストラップ部4を装着した際に装着状態をロックするロック機構部7及び操作によりロック機構部7のロックを解除するロック解除操作部8を有する着脱機構部6を設けるとともに、グリップ部3における上端部分3uの上面3uf及び側面3usを、ストラップ部4を離脱させ、かつ手の平Hhhを載せた状態で水平円を描く準備運動を可能にする連続曲面Rpに形成し、かつロック解除操作部8を、非操作時における上面3ufがグリップ部3の上端部分3uの上面3ufに対して連続曲面Rpの少なくとも一部となる押ボタン8pにより構成し、更に、ストラップ部4に、使用者の手Hhから外れないように手首Hhnに固定する着脱可能な固定部9を設けたことを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、ポール本体部2は、単一のポール材を用いた単一ポール体により構成してもよいし、或いは径の異なる複数のポール材2u,2dを組合わせた伸縮ポール体により構成してもよい。
このような構成を有する本発明に係るウォーキングポール1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) グリップ部3及びストラップ部4に、ストラップ部4をグリップ部3に対して着脱可能にする着脱機構部6を設けてなるため、例えば、使用する人が年配者であっても、ウォーキングポール1を使用しないときは、グリップ部3からストラップ部4を容易に離脱できるとともに、使用するときは、グリップ部3に対してストラップ部4を容易に装着できる。しかも、グリップ部3における上端部分3uの上面3uf及び側面3usは、連続曲面Rpに形成してなるため、ストラップ部4を離脱したウォーキングポール1を準備運動等における補助用具として効果的に利用できるなど、ウォーキングポール1の機能性及び多様性、更には使い勝手及び利便性をより高めることができる。
(2) 着脱機構部6は、グリップ部3に対してストラップ部4を装着した際に装着状態をロックするロック機構部7と、操作によりロック機構部7のロックを解除するロック解除操作部8を用いて構成したため、使用者は、グリップ部3に対してストラップ部4を任意に着脱することができる。なお、スキーポール等では安全性を確保する観点から一定の力が作用したときに自動で離脱するものも知られているが、ロック解除操作部8を設けることにより、使用者は任意に装着し、又はロック解除操作部8の操作により任意に離脱することができる。
(3) ロック解除操作部8は、非操作時における上面8ufがグリップ部3の上端部分3uの上面3ufに対して連続曲面Rpとなる押ボタン8pにより構成したため、当該上端部分3uには無用な突起部分が生じない。したがって、ウォーキングポール1を準備運動に利用する際における補助用具としての利用性をより高めることができる。しかも、押ボタン8pはグリップ部3の上端部分3uの上面3ufに配するため、ストラップ部4を使用者の手首に固定した状態でも親指等により容易に操作することができる。
(4) ストラップ部4には、使用者Hの手Hhから外れないように手首Hhnに固定する着脱可能な固定部9を設けたため、ストラップ部4をグリップ部3に対して着脱可能にする着脱機能の相対的な価値、即ち、機能性,多様性,使い勝手及び利便性を高める観点からの存在価値をより高めることができる。
(5) 好適な態様により、ポール本体部2は、単一のポール材を用いた単一ポール体により構成してもよいし、或いは径の異なる複数のポール材2u,2dを組合わせた伸縮ポール体により構成してもよい。したがって、ポール本体部2は、各種態様(各種グレード)により実施できるなど、汎用性に優れる。
本発明の好適実施形態に係るウォーキングポールのストラップ部を離脱した状態を示す全体外観側面図、 同ウォーキングポールのストラップ部を離脱した状態におけるグリップ部の外観側面図、 同ウォーキングポールのストラップ部を離脱した状態におけるグリップ部の外観平面図、 同ウォーキングポールのストラップ部を離脱した状態におけるグリップ部の外観背面図、 同ウォーキングポールの使用状態を示す外観斜視図、 同ウォーキングポールのストラップ部を離脱した状態におけるグリップ部の側面断面図、 同ウォーキングポールのストラップ部を装着した状態におけるグリップ部の側面断面図、 同ウォーキングポールの機能説明図、 本発明の変更実施形態に係るウォーキングポールのストラップ部を離脱した状態を示す側面断面図、
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るウォーキングポール1の構成について、図1〜図7を参照して説明する。
ウォーキングポール1は、図1に示すように、大別して、ポール本体部2と、このポール本体部2の上端に設けたグリップ部3と、このグリップ部3に設けるストラップ部4と、ポール本体部2の下端に設けた緩衝石突部5を備える。
ポール本体部2は、径の異なる複数のポール材、即ち、上側に位置し、かつ下端に伸縮設定部11を設けた上ポール材2uと、下側に位置し、かつ当該ポール材2uよりも径が小さい下ポール材2dを組合わせた伸縮ポール体として構成する。いずれのポール材2u,2dも、軽量金属素材により丸パイプ状に形成し、伸縮設定部11(又は下ポール材2d)を一方向に回し操作することによりロックを解除し、上ポール材2uに対して下ポール材2dを挿入して短縮し又は引出して伸長する伸縮調整を行うことができるとともに、伸縮設定部11(又は下ポール材2d)を他方向(反対方向)に回し操作することにより、調整した伸縮位置をロックすることができる。なお、例示のポール本体部2は、伸縮ポール体として構成したが、単一のポール材を用いた単一ポール体により構成してもよい。このように、ポール本体部2は、各種態様(各種グレード)により実施できるなど、汎用性に優れる。
グリップ部3は、図2〜図4及び図6に示すように、合成樹脂や合成ゴム等の軟質素材により形成したグリップ本体部15を備える。このグリップ本体部15の下端面には、軸方向に沿ったポール装着穴15hを設け、このポール装着穴15hにポール本体部2(上ポール材2u)の上端部を挿入してポール本体部2とグリップ本体部15を固定する。一方、グリップ部3の上端部分3uにおける上面3uf及び側面3usは連続曲面Rpにより形成する。
また、グリップ部3の上部には、ストラップ部4をグリップ部3に対して着脱可能にする着脱機構部6を設ける。この着脱機構部6は、図6に示すように、グリップ部3に対してストラップ部4を装着した際に装着状態をロックするロック機構部7及び操作によりロック機構部7のロックを解除するロック解除操作部8を備える。ロック機構部7は、グリップ本体部15側に設けたロック部7pとストラップ部4に設けた被ロック部材7rからなる。
ロック部7pは、ロック部材21,規制ピン22及びスプリング23により構成する。ロック部材21は、上側に位置する上体部21uとこの上体部21uの下端面から下方に延出したL形のロック片部21dからなる。この場合、上体部21uはロック解除操作部8となる押ボタン8pを兼ねている。ロック片部21dにおける水平片部21dhの上面には、ノコギリ歯状の係止部24を形成する。そして、ロック部材21は、グリップ本体部15の上端面から内部に形成した収容部15s(図7)に収容するとともに、グリップ本体部15に固定した規制ピン22を上体部21uに貫通させることにより、ロック部材21の変位を規制する。このため、ロック部材21の上体部21uには、規制ピン22に対して所定範囲の上下変位が許容される長孔部25が形成されている。
さらに、ロック部材21とグリップ本体部15間には、圧縮したスプリング23を介在させ、ロック片部21dを上方へ付勢する。この結果、非操作時におけるロック部材21の上体部21u(押ボタン8p)は、スプリング23の弾性により上方位置に位置する。したがって、非操作時における押ボタン8pの上面8ufは、グリップ部3の上端部分3uの上面3ufにおけるグリップ本体部15の部位に対して連続曲面Rpとなるように形成する。押ボタン8pをこのように形成すれば、当該上端部分3uには無用な突起部分が生じないため、ウォーキングポール1を準備運動に利用する際における補助用具としての利用性をより高めることができる。しかも、押ボタン8pはグリップ部3の上端部分3uの上面3ufに配するため、ストラップ部4を使用者の手首Hhnに固定した状態にあっても親指Hhp(図5参照)等により容易に操作できる利点がある。
また、グリップ本体部15の背面には、収容部15sに対して連通する水平な装着孔26を設ける。一方、ストラップ部4に設ける被ロック部材7rは、当該装着孔26に対して挿入可能な形状に一体形成する。被ロック部材7rは、先端部7rs,中間部7rm及び後端部7rbを有し、中間部7rmの下面には、ノコギリ歯状の被係止部27を形成する。この被係止部27は上述した係止部24に対して係止可能となる。先端部7rsは所定の長さを確保し、装着孔26に挿入する際の被ガイド部として機能するとともに、完全に挿入した際には装着時の安定性(剛性)を高める機能を有する。この場合、先端部7rsの前端には凹部7rcが形成されており、完全に挿入した際には、ロック部材21のロック片部21dが収容される。即ち、先端部7rsはロック片部21dに対して両側に逃げる形状を有している。後端部7rbは取付部28を有し、この後端部7rbに、ストラップ部4の先端部4cを回動可能に取付ける。
このように、着脱機構部6を、グリップ部3に対してストラップ部4を装着した際に装着状態をロックするロック機構部7と、操作によりロック機構部7のロックを解除するロック解除操作部8を用いて構成すれば、使用者は、グリップ部3に対してストラップ部4を任意に着脱することができる。なお、スキーポール等では安全性を確保する観点から一定の力が作用したときに自動で離脱するものも知られているが、ロック解除操作部8を設けることにより、使用者は任意に装着し、又はロック解除操作部8の操作により任意に離脱できる利点がある。
他方、ストラップ部4は、図5及び図7に示すように、使用者の親指Hhpが挿通する第一開口部31と、親指Hhp以外の手の部分Hheが挿通する第二開口部32を有する。なお、例示のストラップ部4は右手用となる。また、ストラップ部4の後部には、使用者の手Hhから外れないように手首Hhnに固定する着脱可能な固定部9を設ける。例示の固定部9はバックル金具9sを用いたものである。したがって、使用する際には、バックル金具9sにバンド部9bを掛け、固定部9を適度に窄めた後、バンド部9bに設けた面ファスナ部9cを用いて固定できる。このような固定部9を設ければ、ストラップ部4をグリップ部3に対して着脱可能にする着脱機能の相対的な価値、即ち、機能性,多様性,使い勝手及び利便性を高める観点からの存在価値をより高めることができる。
次に、本実施形態に係るウォーキングポール1の使用方法及び機能について、図1〜図8を参照して説明する。
まず、非使用時、即ち、保管又は携帯する際には、ウォーキングポール1を最短長さに短縮することができる。この場合、伸縮設定部11(又は下ポール材2d)を一方向に回し操作すれば、上ポール材2uに対する下ポール材2dの位置のロックを解除できるため、上ポール材2uに下ポール材2dを押込むことにより最短長さにできるとともに、伸縮設定部11(又は下ポール材2d)を他方向(反対方向)に回し操作することにより最短長さをロックできる。
一方、使用する際には、ウォーキングポール1を伸長させることによりウォーキングポール1の全体長さを最適長さにセットできる。この場合、上述したように、伸縮設定部11(又は下ポール材2d)を一方向に回し操作することにより、上ポール材2uに対する下ポール材2dの位置のロックを解除する。そして、上ポール材2uから下ポール材2dを最適長さとなる位置まで引出し、伸縮設定部11(又は下ポール材2d)を他方向(反対方向)に回し操作することにより、上ポール材2uに対する下ポール材2dの位置をロックする。なお、図示を省略したが、下ポール材2dには目盛りを付してあり、上ポール材2uに対する下ポール材2dの相対的な位置(長さ)を目視により容易かつ的確に確認できる。
また、ストラップ部4を使用者の手Hhに装着して固定する。この場合、面ファスナ部9cによるバンド部9bの固定を解除し、固定部9を広げた状態にする(図1参照)。そして、使用者の手Hhを広げた固定部9に挿入し、親指Hhpを第一開口部31に挿通させるとともに、親指Hhp以外の手の部分Hheを第二開口部32に挿通させる。手Hhを完全に挿通させれば、固定部9は使用者の手首Hhnに位置するため、バックル金具9sからバンド部9bを引出し、固定部9を適度に窄めるとともに、この後、バックル金具9sから折返し、面ファスナ部9cにより固定する。これにより、図5に示すように、ストラップ部4を使用者の手Hhに装着できる。これにより、使用者は手Hhでグリップ部3を握り、使用することができる。
ところで、年配者の場合、急激な運動は負担が大きくなるとともに、骨折等を招く原因ともなるため、十分な準備体操が必要となる。この場合、ストラップ部4は使用者の手Hhに装着(固定)されているため、この状態で準備体操をすれば、ウォーキングポール1が邪魔になり、十分な準備体操ができないのみならず、ウォーキングポール1を振り回すことにもなりかねず、安全面からも望ましくない。
したがって、この場合、使用者は親指Hhpで押ボタン8pを押込むことにより、ストラップ部4をグリップ部3から離脱する。即ち、図8に示すように、押ボタン8pを矢印Fd方向に押込むことにより、ロック部材21をスプリング23の弾性に抗して下降させ、係止部24を被係止部27から離間させることにより、係止を解除できるため、ストラップ部4を矢印Fp方向へ引抜くけばよい。このように、年配者であっても、ワンタッチ方式によりグリップ部3からストラップ部4を容易に離脱させることができる。
これにより、ストラップ部4は手Hhに装着された状態は維持されるも、ストラップ部4を除いたウォーキングポール1は手Hhから離れるため、安全性が損なわれることなく十分な準備運動を行うことができる。特に、ストラップ部4を除いたウォーキングポール1は、年配者に対応した好適な準備運動の補助用具として利用できる。即ち、図1に示すように、ウォーキングポール1におけるグリップ部3の上端部3uに手の平Hhhを載せた状態で水平円を描くように容易かつ無理なく回すことができ、的確な準備運動を行うことができる。
このように、本実施形態に係るウォーキングポール1は、ストラップ部4及びグリップ部3に、ストラップ部4をグリップ部3に対して着脱可能にする着脱機構部6を設けてなるため、例えば、使用する人が年配者であっても、ウォーキングポール1を使用しないときは、グリップ部3からストラップ部4を容易に離脱できるとともに、使用するときは、グリップ部3に対してストラップ部4を容易に装着できる。しかも、グリップ部3における上端部分3uの上面3uf及び側面3usは、連続曲面Rpに形成してなるため、ストラップ部4を離脱したウォーキングポール1を準備運動における補助用具として効果的に利用できるなど、ウォーキングポール1の機能性及び多様性、更には使い勝手及び利便性をより高めることができる。
次に、本発明の変更実施形態に係るウォーキングポール1について、図9を参照して説明する。
本発明に係るウォーキングポール1は、基本的に、ストラップ部4をグリップ部3に対して着脱可能にする着脱機構部6を設けることに加え、グリップ部3における上端部分3uの上面3uf及び側面3usを連続曲面Rpに形成し、上述したように、準備運動における補助用具として利用できる。即ち、グリップ本体部15の上面に押ボタン8pを備えるも、全体として連続曲面Rpとして形成することにより、年配者のための準備運動用補助用具として好適となる。
したがって、この基本形態を損なうことなく、様々な形状的な変更が可能であり、図9に示す変更実施形態はグリップ部3における上端部3uの形状を完全な半球形としたものである。このような形態であっても同様に実施できるとともに、準備運動等の補助用具として他の補助的な活用も可能となる。
以上、好適実施形態(変更実施形態)について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、ポール本体部2は、上ポール材2uと下ポール材2dの二本のポール材を組合わせた例を示したが、三本以上のポール材2u…を組合わせてもよい。
本発明に係るウォーキングポールは、ノルディックウォーキングをはじめ、各種用途におけるウォーキングポールとして利用できる。
1:ウォーキングポール,2:ポール本体部,2u:ポール材(上ポール材),2d:ポール材(下ポール材),3:グリップ部,3u:グリップ部の上端部分,3uf:グリップ部における上端部分の上面,3us:グリップ部における上端部分の側面,4:ストラップ部,5:緩衝石突部,6:着脱機構部,7:ロック機構部,8:ロック解除操作部,8p:押ボタン,8uf:ロック解除操作部の上面,9:固定部,Rp:連続曲面,Hh:使用者の手,Hhn:手首,Hhh:手の平

Claims (2)

  1. ポール本体部と、このポール本体部の上端に設けたグリップ部と、このグリップ部に設けたストラップ部と、前記ポール本体部の下端に設けた緩衝石突部とを備えてなるノルディックウォーキング用ウォーキングポールにおいて、前記グリップ部及び前記ストラップ部に、前記ストラップ部を前記グリップ部に対して着脱可能にし、かつ当該グリップ部に対して前記ストラップ部を装着した際に装着状態をロックするロック機構部及び操作により前記ロック機構部のロックを解除するロック解除操作部を有する着脱機構部を設けるとともに、前記グリップ部における上端部分の上面及び側面を、前記ストラップ部を離脱させ、かつ手の平を載せた状態で水平円を描く準備運動を可能にする連続曲面に形成し、かつ前記ロック解除操作部を、非操作時における上面が前記グリップ部の上端部分の上面に対して前記連続曲面の少なくとも一部となる押ボタンにより構成し、更に、前記ストラップ部に、使用者の手から外れないように手首に固定する着脱可能な固定部を設けたことを特徴とするノルディックウォーキング用ウォーキングポール。
  2. 前記ポール本体部は、単一のポール材を用いた単一ポール体,又は径の異なる複数のポール材を組合わせた伸縮ポール体により構成することを特徴とする請求項1記載のノルディックウォーキング用ウォーキングポール。
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