JP6792771B2 - ウォーキングポール - Google Patents

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本発明は、運動効果、更には使用感をより高めることができるノルディックウォーキング等に用いて好適なウォーキングポールに関する。
一般に、健康維持を目的としたウォーキングは老若男女を問わず広く行われているが、近時、ポールを手で持ってウォーキングを行うノルディックウォーキングも普及している。ノルディックウォーキングは、クロスカントリーの選手が夏場のトレーニングとして取り入れていたものであるが、ポールを手で持ってウォーキングを行うため、運動強度を高め、肩甲骨の強化を図れるとともに、肩鎖関節の可動域の広がりにより、肩凝り防止,血行促進及び脳の活性化などにも効果があるなど、より効果的な腕振り運動を行うことができることから一般的にも広く普及するに至っており、このようなノルディックウォーキングに専用のウォーキングポールも知られている。
従来、この種のウォーキングポールとしては、特許文献1に開示されるウォーキングポール及び特許文献2に開示されるウォーキングポールが知られている。前者のウォーキングポールは、正しい歩行姿勢を保持し、手首に負担をかけることなく、従来と同様の運動効果を得ることのできるウォーキングポールの提供を目的としたものであり、具体的には、シャフトと、シャフトの上端部に装着されたグリップと、グリップの側方に設けられたストラップと、を備え、ストラップを、グリップの下部と上部との間に架け渡されるように取り付けて構成したものである。また、後者のウォーキングポールは、使用する人が年配者であってもグリップ部からストラップ部を容易に離脱又は装着可能にするとともに、ストラップ部を離脱したウォーキングポールを準備運動等における補助用具として効果的に利用できるなど、ウォーキングポールの機能性及び多様性、更には使い勝手及び利便性を高めることを目的としたものであり、具体的には、ポール本体部と、このポール本体部の上端に設けたグリップ部と、このグリップ部に設けたストラップ部と、ポール本体部の下端に設けた緩衝石突部とを備えてなるウォーキングポールを構成するに際して、グリップ部及びストラップ部に、ストラップ部をグリップ部に対して着脱可能にする着脱機構部を設けるとともに、グリップ部における上端部分の上面及び側面を連続曲面に形成したものである。
再表2007−114167号公報 特開2015−051030号公報
しかし、上述した従来のウォーキングポールは、運動効果や使用感をより高める観点からは更なる改善すべき課題も残されていた。
即ち、ウォーキングポールのグリップ部やストラップ部のサイズや形状は、一般成人を基準に選定されるため、手の大きさの違いや握力の低下等が大きい年配者(高齢者)の場合、一般成人を基準としたサイズや形状では、マッチング性を確保する観点からは必ずしも十分とはいえないとともに、これ故に、運動効果や使用感も不十分となる。特に、高齢者の場合、些細な要因であっても歩行時の安定性などに影響し、転倒の原因となったり身体に無用な負担をかける原因にもなる。なお、グリップ部やストラップ部のサイズや形状を適切に選定し、年配者(高齢者)を対象にした専用のウォーキングポールを製作すれば、この課題は解決できるが、反面、一般成人にとっては使いにくくなるなど、相反する問題を生じる。
このように、従来のウォーキングポールは、若い人から高齢者までのあらゆる年齢層にマッチングさせる最適化を図れないため、汎用性を高める観点から難があるとともに、加えて、十分な使用感を確保し、使用中の安定性及び安全性,更には運動効果をより高める観点からも更なる改善の余地があった。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したウォーキングポールの提供を目的とするものである。
本発明に係るウォーキングポール1は、上述した課題を解決するため、ポール本体部2と、このポール本体部2の上端に設けたグリップ部3と、このグリップ部3に設けたストラップ部4と、ポール本体部2の下端に設けた緩衝石突部5とを備えるウォーキングポールを構成するに際して、使用者Hが手Hhで握るグリップ本体部3g,及びこのグリップ本体部3gの上端から起立し、後方へ30〜40〔゜〕の角度範囲で傾斜させた後面部3srを少なくとも設けることにより、手Hhを後方に振るウォーキング時に、当該手Hhに当接してポール本体部2の位置が腕に対して一直線上に配されるように規制する規制体部3sとを一体に有するグリップ部3と、グリップ部3に設けたラッチ機構部11と、このラッチ機構部11に対して着脱するストラップ部4に設けたストライカ12と、このストライカ12とストラップ部4を連結する連結部13と、この連結部13の長さを変更可能な連結長さ調整部14と、ストラップ部4を装着した使用者Hの手Hhに当該ストラップ部4を固定可能な締付バンド部15とを備えてなることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、ラッチ機構部11は、ストライカ12の装着時の状態をロックするロック機構部11rと、操作によりロック機構部11rのロックを解除するロック解除操作部11dとを備えて構成できる。一方、連結部13は、ストライカ12を支持する所定長さのベルト部13mを用いるとともに、連結長さ調整部14は、ベルト部13mの長さを変更可能なバックル14sを用いることができる。また、緩衝石突部5は、ポール本体部2の下端に装着して固定するポール固定部5cと、このポール固定部5cの下端に一体となり、かつ底面5dが湾曲面Frとなる円盤状に形成した石突本体部5mとを、ゴム素材により一体形成できる。
このような構成を有する本発明に係るウォーキングポール1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) グリップ部3に設けたラッチ機構部11と、このラッチ機構部11に対して着脱するストラップ部4に設けたストライカ12と、このストライカ12とストラップ部4を連結する連結部13と、この連結部13の長さを変更可能な連結長さ調整部14と、ストラップ部4を装着した使用者Hの手Hhに当該ストラップ部4を固定可能な締付バンド部15とを備えてなるため、使用者Hが年配者であっても、ウォーキングポール1を使用しないときは、グリップ部3からストラップ部4を容易に離脱できるとともに、使用するときは、グリップ部3に対してストラップ部4を容易に装着できるという基本的効果に加え、若い人から高齢者までのあらゆる年齢層にマッチングさせる最適化を容易に図れるため、汎用性を高めることができる。しかも、十分な使用感を確保できるとともに、使用中の安定性及び安全性,更には運動効果をより高めることができる。
(2) グリップ部3を構成するに際し、使用者Hが手Hhで握るグリップ本体部3gと、このグリップ本体部3gの上端から起立し、後方へ30〜40〔゜〕の角度範囲で傾斜させた後面部3srを少なくとも設けることにより、手Hhを後方に振るウォーキング時に、当該手Hhに当接してポール本体部2の位置が腕に対して一直線上に配されるように規制する規制体部3sとを一体に構成したため、手Hhを後方に振るウォーキング時には、規制体部3sが手Hhに当接してポール本体部2の位置を規制することができる。これにより、腕とウォーキングポール1が一直線上に位置することが最適とされるウォーキング条件に、容易かつ的確に近づけることができる。
(3) 好適な態様により、ラッチ機構部11を構成するに際し、ストライカ12の装着時の状態をロックするロック機構部11rと、操作によりロック機構部11rのロックを解除するロック解除操作部11dとを設けて構成すれば、使用者Hは、グリップ部3に対してストラップ部4を任意に着脱することができる。即ち、スキーポール等では安全性を確保する観点から一定の力が作用したときに自動で離脱するものも知られているが、特に、ロック解除操作部11dを設けることにより、使用者Hは任意に装着し、又はロック解除操作部11dの操作により任意に離脱することができる。
(4) 好適な態様により、連結部13を、ストライカ12を支持する所定長さのベルト部13mを用いて構成するとともに、連結長さ調整部14を、ベルト部13mの長さを変更可能なバックル14sを用いて構成すれば、汎用的な材料及び部品で足りるため、容易かつ低コストに実施できるとともに、長さ調整に係わる調整操作を誰でも容易に行うことができる。
(5) 好適な態様により、緩衝石突部5を形成するに際し、ポール本体部2の下端に装着して固定するポール固定部5cと、このポール固定部5cの下端に一体となり、かつ底面5dが湾曲面Frとなる円盤状に形成した石突本体部5mとを、ゴム素材により一体形成すれば、ウォーキングポール1の緩衝石突部5を地面等に衝突させても、湾曲面Frにより衝突の緩衝作用が呈されるとともに、緩衝石突部5の底面5dは地面等に面接触するため、確実かつ安定した接地作用を得ることができる。
本発明の好適実施形態に係るウォーキングポールに備えるグリップ部とストラップ部を示す外観側面図、 同ウォーキングポールの全体を示す外観側面図、 同ウォーキングポールに備えるストラップ部の一部を含むグリップ部の断面側面図、 同ウォーキングポールに備えるグリップ部の平面図、 同ウォーキングポールに備えるストラップ部の平面図、 同ウォーキングポールに備える緩衝石突部の断面側面図、 同ウォーキングポールに備える緩衝石突部の底面図、 同ウォーキングポールに備えるラッチ機構部の機能説明図、 同ウォーキングポールの使用状態を示す外観斜視図、 同ウォーキングポールに備える連結部の機能説明図、 同ウォーキングポールに備えるグリップ部の規制体部及び緩衝石突部の作用説明図、
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るウォーキングポール1の構成について、図1〜図11を参照して説明する。
ウォーキングポール1は、図2に示すように、大別して、ポール本体部2と、このポール本体部2の上端に設けたグリップ部3と、このグリップ部3に設けるストラップ部4と、ポール本体部2の下端に設けた緩衝石突部5を備える。
ポール本体部2は、径の異なる複数のポール材、即ち、上側に位置し、かつ下端に伸縮ロック部21を設けた上ポール材2uと、下側に位置し、かつ当該ポール材2uよりも径が小さい下ポール材2dを組合わせた伸縮ポール体として構成する。いずれのポール材2u,2dも、軽量金属素材により丸パイプ状に形成し、伸縮ロック部21の操作レバーをロック解除位置に操作することによりロックを解除し、上ポール材2uに対して下ポール材2dを挿入して短縮し又は引出して伸長する伸縮調整を行うことができるとともに、伸縮ロック部21の操作レバーをロック位置に操作することにより、調整した伸縮位置をロックすることができる。
グリップ部3は、図1及び図3(図11)に示すように、使用者Hが手Hhで握るグリップ本体部3gと、このグリップ本体部3gの上端から起立した規制体部3sとを備え、このグリップ本体部3g及び規制体部3sは合成樹脂や合成ゴム等の素材により一体に形成する。そして、グリップ本体部3gの下端面には、軸方向に沿ったポール装着穴22を設け、このポール装着穴22にポール本体部2(上ポール材2u)の上端部を挿入してポール本体部2とグリップ本体部3gを一体化する。
また、規制体部3sは、少なくとも後面部3srを後方へ所定角度Rrだけ傾斜させて形成する。この場合、所定角度Rrは、ポール本体部2の軸線方向Dcに対して傾いた角度であり、概ね0〜60〔°〕、より望ましくは30〜40〔°〕の角度範囲から選定できる。これにより、図11に示すように、手Hhを後方に振るウォーキング時には、後面部3srが手Hhに当接(係止)し、ポール本体部2の位置が規制される。
このように、グリップ部3を構成する際に、使用者Hが手Hhで握るグリップ本体部3gと、このグリップ本体部3gの上端から起立し、少なくとも後面部3srを後方へ所定角度Rrで傾斜させることにより、手Hhを後方に振るウォーキング時に、当該手Hhに当接してポール本体部2の位置を規制する規制体部3sとを一体に構成すれば、手Hhを後方に振るウォーキング時には、規制体部3sが手Hhに当接してポール本体部2の位置を規制するため、腕とウォーキングポール1が一直線上に位置することが最適とされるウォーキング条件に、容易かつ的確に近づけることができる利点がある。
一方、グリップ部3におけるグリップ本体部3gの上端付近には、ラッチ機構部11を設ける。このラッチ機構部11には、後述するストラップ部4に設けたストライカ12が着脱する。このラッチ機構部11は、ストライカ12の装着時の状態をロックするロック機構部11rと、操作によりロック機構部11rのロックを解除するロック解除操作部11dを備える。
ロック機構部11rは、図3に示すように、ロック部材25,規制ピン26及びスプリング27により構成する。ロック部材25は、上側に位置する上体部25uとこの上体部25uの下端面から下方に延出したL形のロック片部25dからなる。この場合、上体部25uはロック解除操作部11dを構成し、押ボタンBpを兼ねている。ロック片部25dにおける水平片部の上面には、ノコギリ歯状の係止部28を形成する。ロック部材25は、規制体部3sの上端面から内部に形成した収容部29に収容するとともに、グリップ部3に固定した規制ピン26を上体部25uに貫通させることにより、ロック部材25の変位を規制する。このため、ロック部材25の上体部25uには、規制ピン26の上下変位を所定範囲に規制する長孔部31を形成する。
また、ロック部材25とグリップ本体部3g間には、圧縮したスプリング27を介在させ、ロック片部25dを上方に付勢する。この結果、非操作時におけるロック部材25の上体部25u(押ボタンBp)は、スプリング27の弾性により上昇位置に位置する。したがって、非操作時における押ボタンBpの上面Bpuは、グリップ部3の上端部分、即ち、規制体部3sの上面3suに対して形状デザイン的に連続するように形成する。なお、32は押ボタンBpを操作する際に、指を係止させる窪みであり、必要により滑り止めの凹凸等を形成できる(図4参照)。押ボタンBpの形態は例示であり、その他、グリップ部3を握ったままの手Hhで操作可能にするなど、任意に実施可能である。
このように、ラッチ機構部11を、ストライカ12の装着時の状態をロックするロック機構部11rと、操作によりロック機構部11rのロックを解除するロック解除操作部11dとを設けて構成すれば、使用者Hは、グリップ部3に対してストラップ部4を任意に着脱することができる。即ち、スキーポール等では安全性を確保する観点から一定の力が作用したときに自動で離脱するものも知られているが、特に、ロック解除操作部11dを設けることにより、使用者Hは任意に装着し、又はロック解除操作部11dの操作により任意に離脱できる利点がある。
さらに、グリップ本体部3gには、図8に示すように、後面から収容部29に対して連通する水平な装着孔33を設ける。また、ストラップ部4に設けるストライカ12は、図5及び図8に示すように、当該装着孔33に対して挿入可能な形状に一体形成する。ストライカ12は、先端部12s,中間部12m及び後端部12bを有し、中間部12mの下面には、ノコギリ歯状の被係止部34を形成する。この被係止部34は上述した係止部28に対して係止可能である。先端部12sは所定の長さを確保し、装着孔33に挿入する際のガイドとして機能するとともに、完全に挿入した際には装着時の安定性(剛性)を高める機能を有する。この場合、先端部12sの前端には図5に示すように凹部12cが形成されており、完全に挿入した際には、ロック部材25のロック片部25dが収容される。即ち、先端部12sはロック片部25dに対して両側に逃げる形状を有している。後端部12bは連結孔部35を有し、この連結孔部35にストラップ部4側を連結することができる。
一方、ストラップ部4は、図3及び図5(図9)に示すように、使用者の手Hhに装着可能であり、基本的には、使用者の手Hhを挿入する後端開口部41と、使用者の親指Hhpを前方へ突出させる第一開口部42と、親指Hhp以外の手の部分Hheを前方へ突出させる第二開口部43を有する。なお、例示のストラップ部4は右手用となる。さらに、ストラップ部4の後部には、ストラップ部4を装着した使用者Hの手Hhに当該ストラップ部4を固定可能な締付バンド部15を付設する。例示の締付バンド部15は、バンド本体部15mとバックル15sにより構成する。具体的には、図5に示すように、バンド本体部15mの一端15mfを、ストラップ部4の後部の上面の第一位置Xfに固定するとともに、バンド本体部15mの他端15ms側をストラップ部4の後部の周方向に沿わせて配し、第一位置Xfに対して近傍位置となる第二位置Xsに設けたバックル15sに係合させる。したがって、バンド本体部15mは、ストラップ部4の一部を構成し、バックル15sに係合するバンド本体部15mの位置を変更することにより、後端開口部41の開口面積を変更できる。
これにより、ストラップ部4に使用者Hの手Hhを挿入したなら締付バンド部15によりストラップ部4の手Hhからの離脱を回避できる。具体的には、バックル15sにバンド本体部15mを挿通させた状態でバンド本体部15mの他端(先端)15msを引張り、適度に締め付けた後、折り返すとともに、二つ折り状態のバンド本体部15m…同士を重ね合わせればよい。このため、相対面するバンド本体部15mの表面には、面ファスナ部15cを付設する。この結果、バンド本体部15m…同士を重ね合わせた際には、バンド本体部15m同士が止着状態となる。即ち、締付バンド部15は手首Hhnに固定されるため、使用者の手Hhからのストラップ部4の離脱が回避される。
また、ストラップ部4と前述したストライカ12は連結部13により連結する。連結部13は、ストライカ12を支持する所定長さのベルト部13mを備えるとともに、このベルト部13mの中間位置に配してベルト部13mの長さを変更可能なバックル14sを備える。このバックル14sは連結長さ調整部14を構成する。具体的には、図3に示すように、ベルト部13mの一端13mfを、ストラップ部4の下面に固定し、ベルト部13mの他端13ms側をストラップ部4の前方へ導出させる。他方、ストラップ部4の上面には、補助ベルト部45の一端側を固定し、他端にバックル14sを保持する。そして、図3に示すように、前方に導出させたベルト部13mの他端(先端)13msをストライカ12の連結孔部35に挿通させ、さらに、バックル14sを通した後、ストラップ部4の後方に導く。また、ストラップ部4の上面であって後部位置には、図5に示すベルトリング部46を取付ける。これにより、ストラップ部4の後方に導いたベルト部13mの他端13ms側を、当該ベルトリング部46に挿通させた後、前方へ折り返すとともに、二つ折り状態のベルト部13m…同士を重ね合わせればよい。このため、相対面するベルト部13mの表面には、面ファスナ部13cを付設する。この結果、ベルト部13m…同士を重ね合わせた際には、ベルト部13m同士が止着状態となって固定される。
このように、連結部13を、ストライカ12を支持する所定長さのベルト部13mを用いて構成するとともに、連結長さ調整部14を、ベルト部13mの長さを変更可能なバックル14sを用いて構成すれば、汎用的な材料及び部品で足りるため、容易かつ低コストに実施できるとともに、長さ調整に係わる調整操作を誰でも容易に行うことができる利点がある。なお、図5及び図8に示す仮想線61は、ベルト部13mの位置ズレを防止するためのガイドリングを示している。このガイドリング61は必要により設けることができ、必ずしも必要となるものではない。
他方、ポール本体部2(下ポール材2d)の下端には緩衝石突部5を取付ける。緩衝石突部5は、図6及び図7に示すように、ポール本体部2の下端に装着して固定する装着孔部5ciを有する筒形状となるポール固定部5cと、このポール固定部5cの下端に一体となり、かつ底面5dが湾曲面Frとなる円盤状に形成した石突本体部5mとを、ゴム素材により一体形成する。例示の場合、湾曲面Frには、滑り止めとなる三つのリング溝Frs…形成し、接地性をより高めている。また、実施形態では、下ポール材2dの下端に緩衝石突部5を取付けるに際し、プラスチック素材により形成した取付筒51を用意する。そして、この取付筒51を下ポール材2dの下端部周面に固定し、この取付筒51の下端にポール固定部5cの装着孔部5ciを装着する。これにより、下ポール材2dと緩衝石突部5は一体化される。
このように、緩衝石突部5を形成するに際し、ポール本体部2の下端に装着して固定するポール固定部5cと、このポール固定部5cの下端に一体となり、かつ底面5dが湾曲面Frとなる円盤状に形成した石突本体部5mとを、ゴム素材により一体形成すれば、ウォーキングポール1の緩衝石突部5を地面等に衝突させても、湾曲面Frにより衝突の緩衝作用が呈されるとともに、緩衝石突部5の底面5dは地面等に面接触するため、確実かつ安定した接地作用を得ることができる利点がある。
次に、本実施形態に係るウォーキングポール1の使用方法及び機能について、図1〜図11を参照して説明する。
まず、非使用時、即ち、保管又は携帯する際には、ウォーキングポール1を最短長さに短縮することができる。この場合、伸縮ロック部11の操作レバーを操作し、ロック解除位置に変位させる。これにより、上ポール材2uに対する下ポール材2dの位置のロックが解除されるため、上ポール材2uに下ポール材2dを押込むことにより最短長さに短縮できるとともに、伸縮ロック部11の操作レバーをロック位置に変位させて戻せば、最短長さにロックすることができる。
一方、使用する際には、ウォーキングポール1を伸長させることによりウォーキングポール1の全体長さを使用者Hにマッチングした最適長さにセットすることができる。この場合、上述したように、伸縮ロック部11の操作レバーを操作し、ロック解除位置に変位させることにより、上ポール材2uに対する下ポール材2dの位置のロックを解除する。そして、上ポール材2uから下ポール材2dを引き出し、最適長さとなる位置にセットするとともに、この後、伸縮ロック部11の操作レバーをロック位置に変位させて戻せば、上ポール材2uに対する下ポール材2dの位置をロックすることができる。なお、図示を省略したが、下ポール材2dには目盛りを付してあり、上ポール材2uに対する下ポール材2dの相対的な位置(長さ)を目視により容易かつ的確に確認できる。
次いで、グリップ部3にストラップ部4を装着する。この場合、図1に示すように、グリップ部3の装着孔33に対して、ストラップ部4側のストライカ12を、白抜矢印Fw方向にそのまま差し込めばよい。これにより、ストライカ12に形成したノコギリ歯状の被係止部34は、スプリング27により弾性支持されたロック部材25を押し退けることにより最終位置まで進入し、図3に示すように、被係止部34は、ロック部材25に形成したノコギリ歯状の係止部28に相係止する。この結果、ストラップ部4の抜けが阻止される。このように、ストラップ部4の装着は、いわばワンタッチ操作により極めて容易かつ迅速に行うことができる。
なお、グリップ部3からストラップ部4を離脱させる場合には、押ボタンBpを指で押せば、容易に離脱させることができる。即ち、図8に示すように、押ボタンBpを矢印Fd方向に押込み、ロック部材25をスプリング27の弾性に抗して下降させれば、係止部28は被係止部34から離間し、係止部28と被係止部34の係止が解除される。この結果、図8に示すように、ストラップ部4を矢印Fp方向へ引抜くことができる。このように、ストラップ部4の離脱も装着時と同様、極めて容易かつ迅速に行うことができる。
一方、使用者Hが使用する際には、図9に示すように、ストラップ部4を手Hhに装着して固定する。この場合、面ファスナ部15cによるバンド部15b同士の止着状態を解除することにより、後端開口部41を広げた状態にする。そして、広がった後端開口部41に、手Hhを挿入し、親指Hhpを第一開口部42に挿通させるとともに、親指Hhp以外の手の部分Hheを第二開口部43に挿通させる。手Hhを完全に挿通させれば、後端開口部41は使用者の手首Hhnに位置するため、バックル15sにバンド本体部15mを挿通させた状態でバンド本体部15mの他端(先端)15msを引張り、適度に締め付けた後、折り返すとともに、二つ折り状態のバンド本体部15m…同士を重ね合わせる。これにより、バンド本体部15m…同士は面ファスナ部15cにより止着状態となる。即ち、締付バンド部15は手首Hhnに固定されるため、使用者の手Hhからのストラップ部4の離脱が回避される。
また、使用者Hは、グリップ部3を握らない状態で、手Hhとグリップ部3との距離が適切であるか否かを確認する。具体的には、手Hhでグリップ部3を握る際に、円滑かつ迅速に握ることができる距離が確保されているか否かを確認する。この際、距離が短かすぎる場合或いは長すぎる場合は、連結部13に備える連結長さ調整部14により、手Hhとグリップ部3間の距離を調整する。
この場合、手Hhとグリップ部3間の距離を短くするには、図10に示す面ファスナ部13cを離脱状態にし、ベルト部13mの他端(先端)13msをバックル14sから離間する方向に当該ベルト部13mを操作すればよい。これにより、ベルト部13mの全体の長さが短くなるように調整できるため、調整後は、再度、ベルト部13mの他端13ms側を、ベルトリング部46から折り返すとともに、二つ折り状態のベルト部13m…同士を重ね合わせれば、面ファスナ部13c…により止着状態となる。この結果、手Hhとグリップ部3間の距離を短くすることができる。図10(a)は、手Hhとグリップ部3間の距離を短くなるように調整し、ストライカ12の先端がP1位置にある状態を示している。
これに対して、手Hhとグリップ部3間の距離を長くするには、面ファスナ部13cを離脱状態にし、ベルト部13mの他端13msをバックル14s側に接近する方向に当該ベルト部13mを操作すればよい。これにより、ベルト部13mの全体の長さが長くなるように調整できるため、調整後は、再度、ベルト部13mの他端13ms側を、ベルトリング部46から折り返すとともに、二つ折り状態のベルト部13m…同士を重ね合わせれば、面ファスナ部13c…により止着状態となる。この結果、手Hhとグリップ部3間の距離を長くすることができる。図10(b)は、手Hhとグリップ部3間の距離を長くなるように調整し、ストライカ12の先端がP2位置にある状態を示している。即ち、図10(b)は、図10(a)に対して、手Hhとグリップ部3間の距離を、距離Leだけ長くした状態を示している。
次に、ウォーキングポール1を用いたウォーキング方法について説明する。図11は、使用者Hが本実施形態に係るウォーキングポール1を使用し、ノルディックウォーキングを行っている状態を示している。例示の場合、使用者Hの左手Hhは、前方に振られた状態であって、ウォーキングポール1は、地面Gを突き、自身を前方へ押し出す状態を示している。また、使用者Hの右手Hhは、後方に振られた状態であって、ウォーキングポール1も後方に振られ、負荷(応力)はかかっていない状態を示している。
この場合、左手Hhのウォーキングポール1は、一点鎖線円E1で示す拡大断面図のように、緩衝石突部5が地面Gに衝突する際には、上からの荷重(負荷)及び湾曲面Frにより弾性変形し、衝突の緩衝作用が呈されるとともに、弾性変形した緩衝石突部5の底面5dが地面Gに面接触し、確実かつ安定した接地作用が得られる。
他方、右手Hhのウォーキングポール1は、一点鎖線円E2で示す拡大図のように、手Hhが後方に振られた際に、グリップ部3の規制体部3sが手Hhに当接(係止)し、ポール本体部2の位置が規制される。即ち、一般に望ましいウォーキング条件として、ウォーキング中に手Hhが後に振られた場合、腕とポール本体部2が一直線上に配されることが最適といわれている。したがって、本実施形態に係るウォーキングポール1を使用すれば、グリップ部3における規制体部3sの機能により、当該ウォーキング条件を容易かつ的確に満たすことができる。
このように、本実施形態に係るウォーキングポール1は、基本的構成として、ポール本体部2と、このポール本体部2の上端に設けたグリップ部3と、このグリップ部3に設けたストラップ部4と、ポール本体部2の下端に設けた緩衝石突部5とを備えるウォーキングポールを備えるとともに、特に、グリップ部3に設けたラッチ機構部11と、このラッチ機構部11に対して着脱するストラップ部4に設けたストライカ12と、このストライカ12とストラップ部4を連結する連結部13と、この連結部13の長さを変更可能な連結長さ調整部14と、ストラップ部4を装着した使用者Hの手Hhに当該ストラップ部4を固定可能な締付バンド部15とを備えてなるため、使用者Hが年配者であっても、ウォーキングポール1を使用しないときは、グリップ部3からストラップ部4を容易に離脱できるとともに、使用するときは、グリップ部3に対してストラップ部4を容易に装着できるという基本的効果を得ることができるとともに、この基本的効果に加え、若い人から高齢者までのあらゆる年齢層にマッチングさせる最適化を容易に図れるため、汎用性を高めることができる。しかも、十分な使用感を確保できるとともに、使用中の安定性及び安全性,更には運動効果をより高めることができる。
以上、好適実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、ラッチ機構部11は、ストライカ12の装着時の状態をロックするロック機構部11rと、操作によりロック機構部11rのロックを解除するロック解除操作部11dとを備えて構成した場合を示したが、その他、無理な力が作用したときに自動的にロックが解除されて離脱するなど、他の機能が付加されてもよい。また、ロック解除操作部11dとして、押ボタンBpを用いた場合を示したが、押ボタンBpの形状や配設位置等は、例示形態に限定されないとともに、操作によりロック機構部11rのロックを解除する機能を有する構成であれば、各種形態のラッチ機構部11を適用できる。さらに、連結部13は、ストライカ12を支持する所定長さのベルト部13mと、このベルト部13mの長さを変更可能なバックル14sとを備えて構成した場合を示したが、ベルト部13mの長さを変更可能な構成であれば、バックル14s以外の他の構成を排除するものではない。一方、グリップ部3の規制体部3sは、少なくとも後面部3srを後方へ30〜40〔゜〕の角度範囲で傾斜させれば足り、全体形状はデザイン性を考慮した各種形状により実施できる。また、ポール本体部2は、上ポール材2uと下ポール材2dの二本のポール材を組合わせた例を示したが、三本以上のポール材2u…を組合わせてもよいし、一本のポール材により構成してもよい。
本発明に係るウォーキングポールは、ノルディックウォーキングをはじめ、各種用途におけるウォーキングポールとして利用できる。
1:ウォーキングポール,2:ポール本体部,3:グリップ部,3g:グリップ本体部,3s:規制体部,3sr:規制体部の後面部,4:ストラップ部,5:緩衝石突部,5c:ポール固定部,5d:底面,5m:石突本体部,11:ラッチ機構部,11r:ロック機構部,11d:ロック解除操作部,12:ストライカ,13:連結部,13m:ベルト部,14:連結長さ調整部,14s:バックル,15:締付バンド部,H:使用者,Hh:手,Rr:所定角度,Fs:傾斜面,Fr:湾曲面

Claims (4)

  1. ポール本体部と、このポール本体部の上端に設けたグリップ部と、このグリップ部に設けたストラップ部と、前記ポール本体部の下端に設けた緩衝石突部とを備えるウォーキングポールにおいて、使用者が手で握るグリップ本体部,及びこのグリップ本体部の上端から起立し、後方へ30〜40〔゜〕の角度範囲で傾斜させた後面部を少なくとも設けることにより、手を後方に振るウォーキング時に、当該手に当接して前記ポール本体部の位置が腕に対して一直線上に配されるように規制する規制体部を一体に有するグリップ部と、このグリップ部に設けたラッチ機構部と、このラッチ機構部に対して着脱する前記ストラップ部に設けたストライカと、このストライカと前記ストラップ部を連結する連結部と、この連結部の長さを変更可能な連結長さ調整部と、前記ストラップ部を装着した使用者の手に当該ストラップ部を固定可能な締付バンド部とを備えてなることを特徴とするウォーキングポール。
  2. 前記ラッチ機構部は、前記ストライカの装着時の状態をロックするロック機構部と、操作により前記ロック機構部のロックを解除するロック解除操作部とを備えることを特徴とする請求項1記載のウォーキングポール。
  3. 前記連結部は、前記ストライカを支持する所定長さのベルト部を用いるとともに、前記連結長さ調整部は、前記ベルト部の長さを変更可能なバックルを用いることを特徴とする請求項1又は2記載のウォーキングポール。
  4. 前記緩衝石突部は、前記ポール本体部の下端に装着して固定するポール固定部と、このポール固定部の下端に一体となり、かつ底面が湾曲面となる円盤状に形成した石突本体部とを、ゴム素材により一体形成してなることを請求項1記載のウォーキングポール。
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