JP2004154434A - 杖の取手構造及びその使用方法 - Google Patents

杖の取手構造及びその使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ストラップのループ状部の長さ調整を容易に行うことができる簡易な構造の杖の取手構造及びその使用方法を提供する。
【解決手段】本杖の取手構造1は、ストラップ4の一端部4aに設けたストラップ挿通具(バックル5)を、ストラップの他端部より挿通してループ状部10を形成すると共に、ストラップの他端部を取手3側に設けた固定部(取付孔部15)に固定して構成される。また、前記ストラップ挿通具は、一対の挿通孔部8,8と、ストラップの一端部に設けた筒状部を支持する支持部7とを有することが好ましい。さらに、ストラップに、ストラップ挿通具の挿通を規制する規制具(はと目金具13)を設けることが好ましい。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、杖の取手構造に関し、更に詳しくは、ストラップのループ状部の長さ調整を容易に行うことができる簡易な構成の杖の取手構造及びその使用方法を提供することを目的とする。
【0002】
【従来の技術】
従来より、杖の取手構造として、例えば、長さ調整可能なループ状部を形成するストラップを備えてなるものが一般的に知られている。即ち、図7に示すように、ストラップ104の一端部104aに設けたストラップ挿通具105(例えば、バックル等)にストラップ104の他端部104bを挿通してループ状部110を形成し、このループ状部110の途中部位を取手103側に設けた固定部115に固定ネジ116により固定している。
しかし、上記従来の取手構造では、ループ状部110の長さ調節の際、ストラップ104とストラップ挿通具105の係止を一端解除し、ストラップ104の他端部104bの引き出し量を調整してから、再び、ストラップ104をストラップ挿通具105に係止することが必要である。従って、ループ状部の長さ調節が煩雑で、面倒であるという問題点を有している。特に、杖の使用者が、指先の自由がきかない老人や身体障害者等であったり、防寒用の手袋を着用した人であったりした場合には、これらの者が、このループ状部の長さ調節を円滑に行うことは実質的に不可能である。
そこで、上記問題を解決する従来の杖の取手構造として、例えば、ストラップの一端部を固定する固定部と、ストラップを挟持しながら摺動可能な状態に支持する圧接支持部と、を取手に設けてなるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。これにより、ストラップのループ状部又は線状部を引っ張ることによって、ループ状部の長さ調節を容易に行うことができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−178862号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の取手構造では、比較的複雑な構造の圧接支持部を取手に設ける必要があるので、取手自身の構造が複雑となり、全体としての製造コストが高くなってしまうといった問題があった。
【0005】
以上より、本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、ストラップのループ状部の長さ調整を容易に行うことができる簡易な構造の杖の取手構造及びその使用方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の杖の取手構造は、長さ調整可能なループ状部を形成するストラップを備えてなる杖の取手構造において、前記ストラップの一端部に設けたストラップ挿通具を、該ストラップの他端部より挿通して前記ループ状部を形成すると共に、該ストラップの他端部を取手側に設けた固定部に固定したことを特徴とする。
【0007】
また、前記ストラップ挿通具は、一対の挿通孔部と、前記ストラップの一端部に設けた筒状部を支持する支持部と、を有することができる。
また、前記ストラップに、前記ストラップ挿通具の挿通を規制する規制具を設けることができる。
また、前記規制具を介して前記ストラップに音発生手段を設けることができる。
また、前記規制具を介して前記ストラップに使用者情報表示手段を設けることができる。
また、前記ストラップの他端部に、互いに係脱可能な一対の係止具を設け、該一対の係止具の係合によって、該ストラップの他端部に筒状部を形成することができる。
さらに、前記杖がトレッキング用であることができる。
【0008】
本発明の杖の取手構造の使用方法は、上述の杖の取手構造の使用方法であって、前記ストラップ挿通具を指先で摘んで、該ストラップ挿通具の前記ストラップに対する挿通位置を調整して、前記ループ状部の長さを調整するようにしたことを特徴とする。
さらに、前記ストラップ挿通具と前記規制具との係止によって、前記ループ状部が所定の長さより小さくならないようにすることができる。
【0009】
【発明の効果】
本発明の杖の取手構造によると、ストラップ挿通具を指先で摘んで、ストラップに対する挿通位置の調整でき、ループ状部の長さ調節を容易に行うことができる。特に、杖の使用者が、把持力の弱い老人や身体障害者等であったり、防寒用の手袋等を着用した人であったりしても、ストラップのループ状部の長さを容易に調整することができる。
また、取手側にはストラップの固定部を設けるのみでよく、従来のように、複雑な構造の圧接支持部を設ける必要がなく、全体として簡易な構造で安価なものとすることができる。
【0010】
また、前記ストラップ挿通具が、一対の挿通孔部と、前記ストラップの一端部に設けた筒状部を支持する支持部とを有する場合は、汎用品であるストラップ及びストラップ挿通具を使用でき、全体として更に簡易な構造で安価なものとすることができる。
また、前記ストラップに、前記ストラップ挿通具の挿通を規制する規制具を設ける場合は、ループ状部が所望の長さより狭まることを規制でき、ループ状部に対する手首の出し入れを容易に行うことができる。
また、前記規制具を介して前記ストラップに音発生手段を設ける場合は、規制具を利用して杖に音発生手段を備えることができる。
また、前記規制具を介して前記ストラップに使用者情報表示手段を設ける場合は、規制具を利用して杖に使用者情報表示手段を備えることができる。
また、前記ストラップの他端部に、互いに係脱可能な一対の係止具を設け、該一対の係止具の係合によって、該ストラップの他端部に筒状部を形成するようにした場合は、その筒状部を介してストラップ端部を固定部に着脱自在に固定することができる。
さらに、前記杖がトレッキング用である場合は、トレッキング用の杖の取手構造として簡易な構造で安価なものを提供することができる。
【0011】
本発明の杖の取手構造の使用方法によると、ストラップ挿通具を指先で把持し、ストラップに対するストラップ挿通具の挿通位置を調整することによって、ループ状部の長さ調整を容易に行うことができる。特に、杖の使用者が、把持力の弱い老人や身体障害者等であったり、防寒用の手袋等を着用した人であったりしても、ストラップのループ状部の長さを容易に調整することができる。
さらに、前記ストラップ挿通具と前記規制具との係止によって、前記ループ状部が所定の長さより小さくならないようにする場合は、ループ状部が所望の長さより狭まることを規制でき、ループ状部に対する手首の出し入れを容易に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
上記「ストラップ」は、長さ調整可能なループ状部を形成し得る限り、その形状、大きさ、材質等は特に問わない。このストラップの形状としては、例えば、ベルト状、紐状、鎖状等を挙げることができる。また、ストラップの長さは、30〜80mm、特に40〜70mmであることが好ましい。また、ストラップの材質としては、例えば、合成樹脂、皮、織布、金属等を挙げることができる。
また、上記ストラップは、例えば、その他端部に、互いに係脱可能な一対の係止具を設け、これら一対の係止具の係合によって、ストラップの他端部に筒状部を形成することができる。これにより、その筒状部を介してストラップの他端部を、取手に設けた固定部(例えば、取着孔部、縮径部等)に着脱自在に固定することができる。上記一対の係止具としては、例えば、ボタン(好ましくはホック式ボタン)、ファスナ等を挙げることができる。
【0013】
上記「ストラップ挿通具」は、ストラップの一端部に設けられ、ストラップが挿通可能である限り、その形状、大きさ、材質等は特に問わない。このストラップ挿通具の形状としては、例えば、円環状、楕円環状、角環状、異形環状(日字状、目字状等)などを挙げることができる。また、このストラップ挿通具は、例えば、一対の挿通孔部と、ストラップの一端部に設けた筒状部を支持する支持部とを有することができる。このような形態のストラップ挿通具及びストラップは、通常、一般的な汎用品である。
【0014】
上記ストラップには、上記ストラップ挿通具の挿通を規制する規制具を設けることが好ましい。これにより、ループ状部が所定の大きさ以下に狭まらないためである。この規制具としては、例えば、はと目金具、ボタン、ファスナ、バックル、クリップ等を挙げることができる。また、ストラップに適宜機能発生手段を付属させ得るといった観点から、規制具を利用して、ストラップにホイッスル、鈴、ラジオ等の音発生手段を備えることが好ましい。また、規制具を利用して、ストラップに、名札等の使用者情報表示手段を備えることが好ましい。
【0015】
上記「固定部」は、ストラップ端部を固定し得る限り、その形状、大きさ、配置形態等は特に問わない。この固定部は、例えば、取手に形成された取着孔部であることができる。この場合、例えば、ストラップの端部を取着孔部に挿入し、適宜固定具(例えば、ネジ、ビス、スタッド等)によってストラップ端部を固定することができる。また、固定部は、例えば、取手と杖本体とを連繋する縮径部であることができる。この場合、例えば、ストラップの端部を、連結リング等を介して縮径部に係止してストラップ端部を固定することができる。
【0016】
尚、上記「杖」の種類は種々選択でき、例えば、登山用若しくはハイキング用の杖(トレッキング用のストック)、老人や身体障害者等が用いる携帯用若しくは医療用の杖、スキー用の杖(スキー用のストック)等のレジャー用の杖等を例示できる。
また、上記「取手」は、使用者が把持し得る限り、その形状、大きさ、材質等は特に問わない。この取手の形状としては、例えば、直線状、T字状、逆L字状、逆U字状等を挙げることができる。
さらに、上記「取手構造」は、通常、上記固定部からストラップの一本の線状部を介して上記ループ状部が連続される。
【0017】
上記「杖の取手構造の使用方法」は、例えば、前記ストラップ挿通具を一方の手の指先で摘むと共に、前記ストラップの前記ループ状部を他方の手の指先で摘んで、該ストラップ挿通具の該ストラップに対する挿通位置を調整して該ループ状部を広げ、その後、その広げられた該ループ状部に手首を挿入し、次に、前記取手に対して手首を離反させて該ループ状部を狭めてループ状部に手首を掛ける一方、前記ループ状部に手首が掛けられた状態より、前記ストラップ挿通具を一方の手の指先で摘んで、該ストラップ挿通具の該ストラップに対する挿通位置を調整して該ループ状部を広げ、その後、その広げられた該ループ状部から手首を外すようにすることができる。これにより、ループ状部の長さ調整をより容易に行って、ループ状部に対して手首を掛けたり外したりできる。
【0018】
【実施例】
以下、図面を参照して実施例により本発明を具体的に説明する。
(1)杖の取手構造
本実施例に係る杖の取手構造1は、図1に示すように、杖本体2の上端部に連結される略直線状の取手3と、汎用品である樹脂製のストラップ4及びバックル5(ストラップ挿通具として例示する。)と、を備えている。
【0019】
上記バックル5は、図2及び図3に示すように、額縁状の外枠部6と、この外枠部6の対向片間を連繋する直線状の支持部7と、これら外枠部6及び支持部7により形成される一対の挿通孔部8,8とを有している。各挿通孔部8の縦方向間隔aは、ストラップ4の横幅より僅かに大きな値に設定されている。また、各挿通孔部8の横方向間隔bは、2本のストラップ4を重ねた厚さより僅かに大きな値に設定されている。従って、本実施例では、指先で摘んだバックル5を、ストラップ4に対して殆ど抵抗なくその挿通位置を調整することができる。
【0020】
このバックル5の支持部7には、ストラップ4の一端部4aに超音波溶着等により形成された筒状部9aが回転自在に支持されている。そして、ストラップ4の他端部4bを一対の挿通孔部8,8に順次挿通させると共に、その筒状部9aに連続する自由端部9bがバックル5の外枠部6に係止することによって、ループ状部10が形成されている(図2参照)。このループ状部10は、ストラップ4に対するバックル5の挿通位置を調整することによって、長さ調整し得るようになっている(図1参照)。
また、このストラップ4の他端部4bには、上記ループ状部10を形成した後、その他端部4bを覆うように樹脂製のカバー部材12が取着される。
【0021】
また、ストラップ4のループ状部10には、所定の位置にはと目金具13(規制具及び環状具として例示する。)がカシメ固定されている。このはと目金具13は、バックル5の挿通孔部8を通過しない大きさ・形状に形成されており、ストラップ4に対するバックル5の挿通を規制する機能を果たす。また、ストラップ4には、はと目金具13を介してクマ避け用のホイッスル14が着脱自在に装着されている。
【0022】
上記取手3の上部には側方に延びる取着孔部15(固定部として例示する。)が形成されている(図1参照)。この取着孔部15には、ストラップ4の他端部4bの上記カバー部材12が挿入される。このように挿入されたカバー部材12は、取手3の頂上面よりねじ込まれる固定ネジ16によって取着孔部15内の所定位置に固定される。
【0023】
(2)杖の取手構造の使用
上記構成の杖の取手構造1によると、杖の使用者がストラップ4のループ状部10に手首を掛ける場合、一方の手の指先でストラップ4のループ状部10を摘む一方、他方の手の指先でバックル5を摘む。そして、ストラップ4に対するバックル5の挿通位置を調整してループ状部10を広げ、そのループ状部10に手首を挿入する。そして、その挿入状態のまま手首を取手3から離反させると、ループ状部10が狭まる。このとき、バックル5にはと目金具13が係止して、ループ状部10は所定の大きさ以下にはならない。
また、ループ状部10から手首を外す場合、一方の手の指先でバックル5を摘んでストッラプ4に対する挿通位置を調整して、ループ状部10を広げて手首を外す。
【0024】
(3)実施例の効果
このように本実施例では、杖の使用者が、把持力の弱い老人や身体障害者等であったり、防寒用の手袋等を着用した人であったりしても、ストラップ4に対するバックル5の挿通位置を調整するだけで、ストラップ4のループ状部10を容易に広げたり狭めたりでき、ストラップ4のループ状部10に容易に手首を掛けたり外したりできる。
また、本実施例では、取手3には、ストラップ4の固定部としての取着孔部15を設けるのみでよく、従来のように、複雑な構造の圧接支持部を設ける必要がなく、全体として簡易な構造で安価なものとすることができる。さらに、汎用品であるストラップ4及びバックル5を使用したので、更に簡易な構造で安価な物とすることができる。
【0025】
ここで、上記従来の取手構造では、例えば、図6に示すように、取手103から直接的にループ状部110が設けられ、取手104とループ状部110との間に距離的な余裕がないので、杖の使用者が転倒等すると、手首の急な動作に杖が追従して、その杖で自身を傷つけてしまう恐れがあった。しかし、本実施例では、図1に示すように、取手3から一本の線状部11を介してループ状部10が設けられ、取手3とループ状部10との間に距離的な余裕がある。従って、杖の使用者が転倒等しても、取手3を離してしまえば、手首の急な動作に杖が追従して自身を傷つけてしまうことを抑制できる。
【0026】
また、本実施例では、はと目金具13によって、ストラップ4のループ状部10が必要な大きさ以下に狭まらないようにしたので、ループ状部10に対する手首の出し入れを更に容易に行うことができる。さらに、はと目金具13を利用して、ストラップ4にクマ避け用のホイッスル14を備えるようにしたので、トレッキング用の杖として好適に使用することができる。
【0027】
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、上記実施例では、バックル5の各挿通孔部8を、ストラップ4に対して殆ど抵抗なく位置調整できる大きさ・形状に設定したが、これに限定されず、例えば、バックルの各挿通孔部を、ストラップに対して適度な摩擦抵抗をもって位置調整できる大きさ・形状に設定してもよい。即ち、図4(a)に示すように、バックル5の各挿通孔部8の縦方向間隔aを、ストラップ4の横幅と略同じ値(あるいは僅かに小さな値)に設定したり、図4(b)に示すように、各挿通孔部8の横方向間隔bを、2本のストラップ4の厚さと略同じ値(あるいは僅かに小さな値)に設定したりできる。
【0028】
また、上記実施例では、固定部として、有底状の取着孔部15を例示したが、これに限定されず、例えば、図5に示すように、貫通形成された取着孔部20としてもよい。この場合、ストラップ4端部を、取着孔部20を介して取手3の先端部に巻き回した状態で固定ネジ21により固定することができる。さらに、固定部として、取手3と杖本体2との間に形成した縮径部22を例示することができる。この場合、ストラップ4端部を、連結リング23等を介して固定することができる(図5中仮想線参照。)。
さらに、図6に示すように、ストラップ4の端部4bに、互いに係脱自在な一対のホック式のボタン具30a,30bを設け、これら一対のボタン具30a,30bの係合によってストラップ4端部4bに筒状部31を形成し、この筒状部31を介してストラップ4端部4bを縮径部22に係止するようにしてもよい。これにより、一対のボタン具30a,30bの係脱によって、縮径部22に対してストラップ4端部4bを極めて簡易に着脱することができる。
【0029】
また、上記実施例では、はと目金具13を介してストラップ4にホイッスル14を装着するようにしたが、これに限定されず、例えば、図6に示すように、互いに係脱自在な一対のホック式のボタン具40a,40bを介してストラップ4にホイッスル14を装着するようにしてもよい。
さらに、上記実施例では、ストラップ4にホイスッル14を装着したものを例示したが、これに限定されず、例えば、図6に仮想線で示すように、ストラップ4に、使用者の氏名、住所等が表記された名札50を装着するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る杖の取手構造の全体構成を示す一部断面斜視図である。
【図2】ストラップ及びストラップ挿通具の挿通状態を説明するための断面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】ストラップ及びストラップ挿通具の挿通状態のその他の形態を説明するための説明図である。
【図5】取手の固定部のその他の形態を説明するための説明図である。
【図6】取手の固定部の更にその他の形態を説明するための説明図である。
【図7】従来の取手構造を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1;取手構造、3;取手、4;ストラップ、4a;一端部、4b;他端部、5;バックル、7;支持部、8;挿通孔部、9a;筒状部、10;ループ状部、13;はと目金具、14;ホイッスル、15,20;取着孔部、22;縮径部、30a,30b;一対のボタン具、31;筒状部。

Claims (9)

  1. 長さ調整可能なループ状部を形成するストラップを備えてなる杖の取手構造において、
    前記ストラップの一端部に設けたストラップ挿通具を、該ストラップの他端部より挿通して前記ループ状部を形成すると共に、該ストラップの他端部を取手側に設けた固定部に固定したことを特徴とする杖の取手構造。
  2. 前記ストラップ挿通具は、一対の挿通孔部と、前記ストラップの一端部に設けた筒状部を支持する支持部と、を有する請求項1記載の杖の取手構造。
  3. 前記ストラップに、前記ストラップ挿通具の挿通を規制する規制具を設けた請求項1又は2に記載の杖の取手構造。
  4. 前記規制具を介して前記ストラップに音発生手段を設けた請求項3記載の杖の取手構造。
  5. 前記規制具を介して前記ストラップに使用者情報表示手段を設けた請求項3記載の杖の取手構造。
  6. 前記ストラップの他端部に、互いに係脱可能な一対の係止具を設け、該一対の係止具の係合によって、該ストラップの他端部に筒状部を形成するようにした請求項1乃至5のいずれか一項に記載の杖の取手構造。
  7. 前記杖がトレッキング用である請求項1乃至6のいずれか一項に記載の杖の取手構造。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の杖の取手構造の使用方法であって、
    前記ストラップ挿通具を指先で摘んで、該ストラップ挿通具の前記ストラップに対する挿通位置を調整して、前記ループ状部の長さを調整するようにしたことを特徴とする杖の取手構造の使用方法。
  9. 前記ストラップ挿通具と前記規制具との係止によって、前記ループ状部が所定の長さより小さくならないようにした請求項8記載の杖の取手構造の使用方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017127526A (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 株式会社ナイト工芸 ウォーキングポール

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