JP5305061B2 - 液晶組成物及び強誘電性液晶組成物 - Google Patents

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本願発明は、強誘電性液晶ディスプレイの構成部材として有用な液晶組成物及び強誘電性液晶組成物に関する。
クラークとラガーウォールらによって提案された表面安定化強誘電性液晶表示素子は、(1)高速応答であること、(2)メモリー性を有すること、(3)視野角が広いこと、(4)パッシブ駆動が可能であること、などの特性を示すことから、次世代の表示素子として注目されている。
強誘電性液晶になり得る液晶相は、チルト系のキラルスメクティック液晶相であるが、実用的には粘性の点で有利なキラルスメクティックC相(以下、SmCと略す。)が最も広く用いられている。強誘電性液晶表示素子の動作温度、保存温度はSmC相の温度範囲によって制限される。幅広い温度範囲でSmC相を発現させるために、スメクチックC相を発現する非キラル化合物からなるベース液晶に、光学活性物質を添加する方法が、一般的な方法として知られている。
ベース液晶として用いられる非キラル化合物としては、フェニルピリミジン系の化合物が有用である。特に、下記一般式(I)で表される化合物は、フェニルピリミジン系の化合物としては比較的粘性が低く高速応答に適することから、当該化合物を数種混合した組成物(以下、PYベースと略す。)はベース液晶として汎用されている。
Figure 0005305061
(式中、R及びRは直鎖状アルキル基を表す。)
フェニルピリミジン系化合物を用いたPYベース液晶は、比較的低粘度である反面、融点が通常0℃以上と高い問題を有している。
PYベース液晶の低融点化を達成する技術として、PYベース液晶に下記分岐メチル基を側鎖に有するピリミジン系化合物を添加する方法が開示されている(特許文献1及び2参照。)。
Figure 0005305061
しかし、当該引用文献記載の組成物においては、ピリミジン系化合物における分岐側鎖において、メチル基の置換位置が最適化されていない問題があった。そのため、当該引用文献記載の液晶組成物は融点が5℃程度と高く、強誘電性液晶ディスプレイの実用化には不十分なものであった。そのため、強誘電性液晶組成物のベース液晶として用いる低融点の液晶組成物の開発が望まれていた。
特開昭64−79160号公報 特開平2−204484号公報
本発明が解決しようとする課題は、強誘電性液晶組成物に用いる融点の低いベース液晶組成物及び、融点の低い強誘電性液晶組成物を提供することである。
上記課題を解決するため、本願発明者らはPYベース液晶に対して、種々の分岐メチル基を側鎖に有するピリミジン系化合物を添加した液晶組成物の検討を行い、特定の分岐側鎖を有するピリミジン系化合物の添加により、融点を効果的に低減することを見出し本願発明の完成に至った。
本願発明は、一般式(I)及び一般式(II)
Figure 0005305061
(式中、R及びRはそれぞれ独立して炭素原子数1〜15の直鎖状アルキル基を表し、Rは炭素原子数6、7又は8の直鎖状アルキル基を表す。)で表される化合物を含有する液晶組成物を提供し、該液晶組成物及び光学活性化合物を含有する強誘電性液晶組成物を提供し、併せて該強誘電性液晶組成物を用いた強誘電性液晶表示素子を提供する。
本発明の液晶組成物及び強誘電性液晶組成物は融点が低い特徴を有することから、低温保存時に結晶の析出を効果的に防ぐことが可能である。本願発明の強誘電性液晶組成物は、強誘電性液晶ディスプレイの構成部材として極めて有用である。
本願発明の液晶組成物は、一般式(I)及び一般式(II)で表される化合物により構成されるが、一般式(I)において、R及びRはそれぞれ独立して炭素原子数1〜15の直鎖状アルキル基を表すが、炭素原子数3〜12の直鎖状アルキル基が好ましく、炭素原子数5〜10の直鎖状アルキル基がより好ましい。
一般式(II)において、Rは炭素原子数6、7又は8の直鎖状アルキル基を表すが、炭素原子数7又は8の直鎖状アルキル基が好ましい。
一般式(I)で表される化合物の含有量は、40〜90%が好ましく、50〜80%がより好ましく、一般式(I)で表される化合物を2種以上含有することが好ましい。
一般式(II)で表される化合物の含有量は、10〜60%が好ましく、20〜50%がより好ましく、一般式(II)で表される化合物を2種以上含有することが好ましい。
一般式(II)で表される化合物を2種含有する場合、Rの炭素原子数が7である化合物及び8である化合物の組み合わせが好ましい。
本願発明の強誘電性液晶組成物は、一般式(I)、一般式(II)で表される化合物及び光学活性化合物を含有するが、
光学活性化合物としては不斉原子を持つ化合物、又は軸不斉を持つ化合物を用いることができ、不斉炭素を持つ化合物、又は炭素−炭素結合を軸不斉とする化合物を用いることが好ましく、不斉炭素原子を持つ化合物がより好ましい。
不斉炭素を有する光学活性化合物において、不斉炭素は鎖状構造の一部に導入されていても、環状構造の一部に導入されていても良く、不斉炭素上にフッ素原子、メチル基又はCF基が導入されている化合物が好ましい。
光学活性化合物として具体的には一般式(III)
Figure 0005305061
(式中、R41及びR42は、各々独立に炭素原子数1〜18の直鎖状又は分岐状のアルキル基を表し、該アルキル基中の、1つ又は2つの隣接していない−CH−基は−O−、−S−、−CO−、−CO−O−、−O−CO−、−CO−S−、−S−CO−、−O−CO−O−、−CH=CH−、−C≡C−、シクロプロピレン基又は−Si(CH−で置き換えられてもよく、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子又はCN基で置き換えられていてもよく、
、B及びCは各々独立に、1,4−フェニレン基、ピラジン−2,5−ジイル基、ピリダジン−3,6−ジイル基、ピリジン−2,5−ジイル基、ピリミジン−2,5−ジイル基、トランス−1,4−シクロへキシレン基、1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイル基、1,3−ジオキサン−2,5−ジイル基、1,3−ジチアン−2,5−ジイル基、1,3−チアゾール−2,4−ジイル、1,3−チアゾール−2,5−ジイル、チオフェン−2,4−ジイル基、チオフェン−2,5−ジイル基、ピペラジン−1,4−ジイル基、ピペラジン−2,5−ジイル基又はナフタレン−2,6−ジイル基を表すが、該1,4−フェニレン基及びナフタレン−2,5−ジイル基中の水素原子はフッ素原子、CF基、OCF基、CN基、CH基、又はOCH基に置換されていてもよく、該トランス−1,4−シクロへキシレン基中の水素原子はCN基又はCH基で置換されていてもよい、
、b、及びcは各々独立に0又は1を表し、*は不斉炭素を表し、
41、及びL42は各々独立に単結合、−O−、−S−、−CO−、−CHO−、−OCH−、−CFO−、−OCF−、−CO−O−、−O−CO−、−CO−S−、−S−CO−、−O−CO−O−、−CHCH−、−CH=CH−又は−C≡C−を表し、
43は、一般式(III-b)、一般式(III-c)又は一般式(III-d)
Figure 0005305061
(式中、d、e、及びfは、各々独立に0以上7以下の整数を表す。)で表される構造の何れかを表し、Yはフッ素原子又はメチル基を表す。)で表される化合物が好ましい。
更に、一般式(III-a)
Figure 0005305061
又は、一般式(III-e)
Figure 0005305061
(式中、R41、R42、A、B、C、a、b、、c、L41、L42、L43及び*は、一般式(III)と同じ意味を表す。)で表される化合物がより好ましい。
一般式(III)、一般式(III-a)又は一般式(III-e)において、より具体的には環構造として以下に記載される構造を有する化合物が好ましい。
Figure 0005305061
Figure 0005305061
Figure 0005305061
Figure 0005305061
Figure 0005305061
Figure 0005305061
Figure 0005305061
Figure 0005305061
Figure 0005305061
Figure 0005305061
これらの構造の中で、特に好ましい構造は、下記の構造である。
Figure 0005305061
不斉炭素原子を有する側鎖として具体的には下記構造を有する化合物がより好ましい。
Figure 0005305061
Figure 0005305061
(式中、sは1〜4の整数を表し、rは1〜10の整数を表し、Qは炭素原子数3〜10のアルキル基を表し、Qは炭素原子数2〜10のアルキル基を表し、Qは炭素原子数1〜10のアルキル基を表し、Qは炭素原子数1〜4のアルキル基を表し、*は不斉炭素を表す。)
一般式(III-a)で表される化合物として更に具体的には下記構造の化合物が特に好ましく用いられる。
Figure 0005305061
(式中、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基を表し、nは1〜10のメチレン基の数を表し、*は不斉炭素を表す。)
本発明のSC* 液晶組成物は、等方性液体状態からの冷却時においてN* 相、次いでSA相を経てSC* 相へと相転移するが、その際N* 相からSA相への相転移温度(以下N* −SA点という。)から、該N* −SA点の1度高温側までにおけるN* 相に出現する螺旋のピッチが3μm以上であるSC* 液晶組成物がより好ましく、該螺旋のピッチが10μm以上であり、N* −SA点に近づくにつれて該螺旋のピッチが発散的に大きくなるSC* 液晶組成物が好ましい。ハーフV用途では、SmA相は不要となるので、等方相、N*相、SmC*と相転移することが好ましい。
単一の光学活性化合物を添加してSC* 液晶組成物とした際にN*相に出現する螺旋の捩れ方向が同一の光学活性化合物から成る組成物を用いた場合、光学活性化合物の濃度が実用的な範囲では、上記螺旋のピッチが更に短かくなる傾向にあるので、上記の好ましい範囲にある螺旋のピッチを有するSC* 液晶組成物は得がたい。そこで、上記の好ましい範囲に螺旋のピッチを調製するために、母体液晶に添加してSC* 液晶組成物とした際にN* 相に出現する螺旋の向きが互いに相反する光学活性化合物を添加することが望ましい。さらに好ましくは、螺旋の向きが互いに相反する光学活性物質を添加しなくても、単一の光学活性化合物において、螺旋のピッチがN* 相において発散する化合物を添加することが好ましい。
本発明のSC* 液晶組成物のN* 相を示す温度範囲は、1度以上30度未満の範囲が好ましい。N* 相を示す温度範囲が、1度未満である場合、降温時にすみやかにSA相に相転移するため、N* 相で液晶分子を充分に配向しにくくなる傾向にあるので好ましくない。また、N * 相を示す温度範囲が30度以上である場合、SC* 液晶組成物の透明点が高温になり、セルに液晶材料を充填する工程等における作業性に悪影響を及ぼす傾向にあるので好ましくない。
本発明で使用する光学活性化合物としては、一定量の母体液晶に添加することによって、ある程度以上の自発分極(以下、Ps と省略する。)を誘起することが必要である。SC* 液晶組成物としては、そのPs の値が、特に室温付近で1〜30nC/cm2の範囲になるように光学活性化合物の添加量を調整すればよい。しかしながら、光学活性化合物が誘起するP sの値が小さい場合には、その添加量が母体液晶に対して多くなり、これに伴なってSC* 液晶組成物の粘性が大きくなり、その結果、高速応答性が得られなくなる傾向にあるので好ましくない。従って、本発明で使用する光学活性化合物としては、SC母体液晶に10重量%添加した場合に20nC/cm2以上のPs を誘起できるものが好ましく、5重量%添加した場合に10nC/cm2以上のPs を誘起できるものが特に好ましい。高速応答性を必要とする場合は、Psの値が室温付近で100nC/cm2となることが好ましい。
本発明の組成物を液晶セルの中に入れることとにより、液晶表示素子を作製することが可能である。液晶セルの2枚の基板はガラス、プラスチックの如き柔軟性をもつ透明な材料を用いることができ、一方はシリコン等の不透明な材料でもよい。透明電極層を有する透明基板は、例えば、ガラス板等の透明基板上にインジウムチンオキサイド(ITO)をスパッタリングすることにより得ることができる。
強誘電性液晶を用いた液晶表示素子は、フィールドシーケンシャル駆動方法を利用することにより、カラーフィルターを使用しなくてもカラー表示が可能となるが、カラーフィルターを使用した表示方法を利用してもよい。カラーフィルターは、例えば、顔料分散法、印刷法、電着法、または染色法によって作製することができる。顔料分散法によるカラーフィルターの作製方法を一例に説明すると、カラーフィルター用の硬化性着色組成物を、該透明基板上に塗布し、パターニング処理を施し、そして加熱または光照射により硬化させる。この工程を、赤、緑、青の3色についてそれぞれ行うことで、カラーフィルター用の画素部を作製することができる。その他、該基板上に、TFT、薄膜ダイオード、金属絶縁体金属比抵抗素子等の能動素子を設けた画素電極を設置してもよい。
前記基板を、透明電極層が内側となるように対向させる。その際、スペーサーを介して、基板の間隔を調整してもよい。このときは、得られる調光層の厚さが1〜100μmとなるように調整するのが好ましい。2〜10μmが更に好ましく、偏向板を使用する場合は、コントラストが最大になるように液晶の屈折率異方性Δnとセル厚dとの積を調整することが好ましい。また、2枚の偏向板がある場合は、各偏向板の偏向軸を調整して視野角やコントラストが良好になるように調整することもできる。更に、視野角を広げるための位相差フィルムも使用することができる。スペーサーとしては、例えば、ガラス粒子、プラスチック粒子、アルミナ粒子、フォトレジスト材料等が挙げられる。その後、UV硬化型、UV-熱併用硬化型のシール材を、液晶注入口を設けた形で該基板に印刷し、該基板同士を貼り合わせ、シール材を硬化させる。
2枚の基板間に本発明の液晶組成物を狭持させる方法には、通常の真空注入法、ODF法などを用いることができる。液晶の注入速度が遅い場合は、加熱しながら真空注入あるいは、ODF法を行うこともできる。加熱したときの液晶相は、流動性の高いN*となることが好ましい。
以下、実施例により本発明の液晶組成物について更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
本実施例において相転移温度の測定は、温度調節ステージを備えた偏光顕微鏡および示差走査熱量計(DSC)を併用して行った。また、組成物中における「%」はすべて「重量%」を表すものとする。
(実施例1〜3)
アルキル鎖およびアルコキシ鎖が異なる3種類のフェニルピリミジン化合物を表1に記載する含有量で混合してPYベース液晶を得た。この液晶組成物の融点は9℃となった。
PYベース液晶75%と、表1中のNo.4、5、6の化合物をそれぞれ25%からなる実施例1〜3のベース液晶を得た。PYベース液晶の融点が9℃であったのに対して、本発明のベース液晶の融点は、マイナス5℃(実施例1)、マイナス12℃(実施例2)、マイナス6℃(実施例3)となった。したがって、実施例1〜3のベース液晶は、PYベース液晶と比較して低い融点を有することが明らかである。
(比較例1〜2)
PYベース液晶75%と、表1中のNo.7、8の化合物をそれぞれ25%からなる比較例1〜2のベース液晶を得た。融点は、それぞれ3℃(比較例1)、マイナス1℃(比較例2)となった。側鎖の分岐位置の異なる化合物を用いた比較例のベース液晶は実施例のベース液晶と比較して融点が高いことが明らかである。
(実施例4)
PYベースと表1に記載のNo.5及び6の化合物、No.9のキラル化合物を表1に記載の割合で混合し実施例4の強誘電性液晶組成物を作製した。実施例4の強誘電性液晶組成物の融点は−14℃となり、キラル化合物を添加した強誘電性液晶組成物においても、低融点を維持した。
表1に、以上の実施例および比較例をまとめた。
Figure 0005305061

Claims (8)

  1. 一般式(I)及び一般式(II)
    Figure 0005305061
    (式中、R及びRはそれぞれ独立して炭素原子数1〜15の直鎖状アルキル基を表し、Rは炭素原子数6、7又は8の直鎖状アルキル基を表す。)で表される化合物を含有する液晶組成物。
  2. 一般式(II)で表される化合物を2種以上含有する請求項1記載の液晶組成物。
  3. 一般式(II)において、Rの炭素原子数が7である化合物及び8である化合物を含有する請求項記載の液晶組成物。
  4. 一般式(II)で表される化合物の含有量10〜60%である請求項1〜3の何れかに記載の液晶組成物。
  5. 一般式(II)で表される化合物の含有量が20〜50%である請求項1〜3の何れかに記載の液晶組成物。
  6. 請求項1から5の何れかに記載の液晶組成物及び光学活性化合物を含有する強誘電性液晶組成物。
  7. 光学活性化合物が一般式(III)
    Figure 0005305061
    (式中、R41及びR42は、各々独立に炭素原子数1〜18の直鎖状又は分岐状のアルキル基を表し、該アルキル基中の、1つ又は2つの隣接していない−CH−基は−O−、−S−、−CO−、−CO−O−、−O−CO−、−CO−S−、−S−CO−、−O−CO−O−、−CH=CH−、−C≡C−、シクロプロピレン基又は−Si(CH−で置き換えられてもよく、該アルキル基中の水素原子はフッ素原子又はCN基で置き換えられていてもよく、
    、B及びCは各々独立に、1,4−フェニレン基、ピラジン−2,5−ジイル基、ピリダジン−3,6−ジイル基、ピリジン−2,5−ジイル基、ピリミジン−2,5−ジイル基、トランス−1,4−シクロへキシレン基、1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイル基、1,3−ジオキサン−2,5−ジイル基、1,3−ジチアン−2,5−ジイル基、1,3−チアゾール−2,4−ジイル、1,3−チアゾール−2,5−ジイル、チオフェン−2,4−ジイル基、チオフェン−2,5−ジイル基、ピペラジン−1,4−ジイル基、ピペラジン−2,5−ジイル基又はナフタレン−2,6−ジイル基を表すが、該1,4−フェニレン基及びナフタレン−2,5−ジイル基中の水素原子はフッ素原子、CF基、OCF基、CN基、CH基、又はOCH基に置換されていてもよく、該トランス−1,4−シクロへキシレン基中の水素原子はCN基又はCH基で置換されていてもよい、
    、b、及びcは各々独立に0又は1を表し、*は不斉炭素を表し、
    41、及びL42は各々独立に単結合、−O−、−S−、−CO−、−CHO−、−OCH−、−CFO−、−OCF−、−CO−O−、−O−CO−、−CO−S−、−S−CO−、−O−CO−O−、−CHCH−、−CH=CH−又は−C≡C−を表し、
    43は、一般式(III-b)、一般式(III-c)又は一般式(III-d)
    Figure 0005305061
    (式中、d、e、及びfは、各々独立に0以上7以下の整数を表す。)で表される構造の何れかを表し、Yはフッ素原子又はメチル基を表す。)で表される化合物を表す請求項6記載の強誘電性液晶組成物。
  8. 請求項6または7記載の強誘電性液晶組成物を用いた強誘電性液晶表示素子。
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