JPH06330042A - スメクチック液晶混合物 - Google Patents

スメクチック液晶混合物

Info

Publication number
JPH06330042A
JPH06330042A JP6072245A JP7224594A JPH06330042A JP H06330042 A JPH06330042 A JP H06330042A JP 6072245 A JP6072245 A JP 6072245A JP 7224594 A JP7224594 A JP 7224594A JP H06330042 A JPH06330042 A JP H06330042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substituted
different
same
atoms
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6072245A
Other languages
English (en)
Inventor
Barbara Hornung
バルバラ・ホルヌンク
Dietmar Jungbauer
ディートマー・ユングバウアー
Javier Manero
ヤフィーア・マネロ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst AG filed Critical Hoechst AG
Publication of JPH06330042A publication Critical patent/JPH06330042A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K19/00Liquid crystal materials
    • C09K19/52Liquid crystal materials characterised by components which are not liquid crystals, e.g. additives with special physical aspect: solvents, solid particles
    • C09K19/58Dopants or charge transfer agents
    • C09K19/586Optically active dopants; chiral dopants
    • C09K19/588Heterocyclic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K19/00Liquid crystal materials
    • C09K19/04Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit
    • C09K19/06Non-steroidal liquid crystal compounds
    • C09K19/34Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least one heterocyclic ring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K19/00Liquid crystal materials
    • C09K19/04Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit
    • C09K19/06Non-steroidal liquid crystal compounds
    • C09K19/34Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least one heterocyclic ring
    • C09K19/3441Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least one heterocyclic ring having nitrogen as hetero atom
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K19/00Liquid crystal materials
    • C09K19/04Liquid crystal materials characterised by the chemical structure of the liquid crystal components, e.g. by a specific unit
    • C09K19/42Mixtures of liquid crystal compounds covered by two or more of the preceding groups C09K19/06 - C09K19/40
    • C09K19/46Mixtures of liquid crystal compounds covered by two or more of the preceding groups C09K19/06 - C09K19/40 containing esters

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Liquid Crystal Substances (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 低い融点及び広いSc相範囲を有する液晶混
合物、特にFLC混合物用に適した液晶混合物を提供す
る。 【構成】 成分A、B及びCを含む液晶混合物。 A.式(I)及び/又は式(II)の化合物: B.式(III) の化合物: C.式(IV)の化合物: R1-O-CO-O-(-A1)a (-M1)b (-A2)c (-M2)d (-A3)e (-O)f −R2 (IV) (式中、 1 、R2 、R1 及びR2 はアルキル基であり、A1
3 は、1,4−フェニレン、ピリジン−2,5−ジイル、
ピリミジン−2,5−ジイル、トランス−1,4−シクロヘ
キシレン又は1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイルで
あり、M1 〜M3 は、−CO−、−CO−O−、−O−
CO−、−CH2−O−、−O−CH2−又は−CH2
CH2−であり、X1 〜X4 はCH又はNであって、6
員環内のN原子の数が0、1又は2であり、a、b、
c、d、e及びfは0又は1である。)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フェニルピリミジン誘
導体を主成分とするスメクチック、特に強誘電性の液晶
混合物に関する。
【0002】
【従来の技術】異方性挙動と流動性挙動の特異な組み合
わせにより、液晶(LC)は、電気光学的スイッチング
及びディスプレイ装置において多様な応用の可能性が見
出されている。
【0003】長く用いられてきたネマチック液晶相に加
えて、スメクチック液晶、特に強誘電性液晶(FLC)
が最近になって益々用いられている。
【0004】電気光学的スイッチング及びディスプレイ
要素において強誘電性液晶を実際に用いるには、広い温
度範囲で安定な、Sc*相の如きキラルな傾斜したスメ
クチック相が必要である〔例えば、メヤー (R.B. Meye
r) 、リーバート (L. Liebert) 、ストルゼレッキ(L. S
trzelecki) 及びケラー (P. Keller), J. Physique 36,
L-69 (1975) を参照のこと〕。この目的は、それら自
体でそのような相を形成する化合物を用いることによ
り、又はキラルな傾斜したスメクチック相を形成しない
化合物を光学活性な化合物によってドーピングすること
により達成することができる〔例えば、ブルネット(M.
Brunet) 及びウィリアムス (C. Williams),Ann. Phys.
3, 237 (1978)を参照のこと〕。
【0005】強誘電性液晶混合物を含むスイッチング及
びディスプレイ装置(FLC光バルブ)は、例えば、E
P−A 0032362(=米国特許第4,367,924
号)に開示されている。LC光バルブは、例えば、電気
的スイッチングに基づいて、入射(及びおそらくは再反
射)光の強度を変えるようなやり方でそれらの光透過性
を変化させる装置である。例としては、既知の腕時計及
び計算機のディスプレイ又はオフィス・コミュニケーシ
ョンにおけるLCディスプレイ及びテレビ受像機があ
る。しかしながら、それらは、例えば、フォトコピア及
びプリンターで用いられるような光シャッターも含んで
いる。いわゆる“空間光変調器”もLC光バルブの応用
分野である〔液晶装置ハンドブック (Liquid Crystal D
evice Handbook) ,日刊工業新聞社,東京,1989
年;ISBN 4−526−02590−9C305
4、及びそこに引用された報文を参照のこと〕。
【0006】議論されている電気光学的スイッチング及
びディスプレイ装置は、一般に、FLC層がその両側
で、通常、FLC層から始まり、少なくとも1つの配向
膜、電極及びリミティングプレート(例えば、ガラス
製)の順序の複数の層によって挟まれるように構成され
ている。更に、それらは“ゲスト−ホスト”モード又は
反射モードで動作する場合は1つの偏光子を含み、又透
過性複屈折モードが用いられる場合には2つの偏光子を
含む。スイッチング及びディスプレイ要素は、所望によ
り、拡散遮断層又は絶縁層等の更なる補助層を含む。上
に挙げた配向膜は、通常は有機ポリマー又は斜方蒸着し
た酸化ケイ素を含むフィルムをラビングしたものであ
り、ディスプレイメーカーによって異なる。
【0007】リミティングプレート間の距離が充分に小
さい場合は、配向膜によって、FLC分子は、該分子の
長軸が互いに平行に配列し、かつスメクチック平面が該
配向膜に対して垂直に配列するか又は傾斜する配置をと
る。この配列において、分子が2つの等価の配向を有す
ることが知られており、それらは電場をパルス状に印加
することによってその間で切り替わることができる。
【0008】ディスプレイ全体にわたりSc*相内にお
ける均一なプレナー配向を達成するためには、液晶混合
物の相系列が温度の低下につれて等方性−ネマチック−
スメクチックA−スメクチックCであることが有利であ
る〔例えば、フラチシュラー(K. Flatischler) ら, Mo
l. Cryst. Liq. Cryst. 131, 21 (1985);マツモト (T.
Matsumoto) ら, pp. 468-470, Proc. of the 6th Int.
Display Research Conf., Japan Display, 1986
年,9月30日〜10月2日,東京;ムラカミ(M. Mura
kami) ら, 同文献, pp. 344-347 を参照のこと〕。
【0009】更に、強誘電性(キラルなスメクチック)
液晶混合物については、Sc*相におけるヘリックスの
ピッチが、ディスプレイ内でのヘリックスの形成を防げ
るのに充分な大きさであり、かつ、N*相において、該
ディスプレイ内での冷却過程の際にツイスト状態が形成
されないが、その代わりに均一なネマチック相を形成で
きるだけの大きさであるという条件を満たさなければな
らない。ディスプレイ内における均一なプレナー配向の
形成は、高いコントラストを達成するのに必要である。
【0010】上に挙げたように、分子の前後の切り替え
(従って、固定した偏光子設定の場合には明又は暗状
態)は、パルス状に電場を印加することにより行われ
る。FLC分子の双安定性により、電圧は配向の変化の
ためにのみ印加しなければならない。ディスプレイの個
々の画素への再分割は、既知の電極のマトリックス配列
により行われる。電極は、一般にディスプレイのキャリ
ヤープレートの内側にあり、1つのキャリヤープレート
上には行電極が、他方のキャリヤープレート上には列電
極が存在している。その交差域において、画素B、即ち
行電極と列電極の間にある液晶が切り替えられる。FL
Cディスプレイのためのマルチプレックス・アドレシン
グの包括的説明は、例えば、Proc. SID 28/2, 211 (197
8)、及び Ferroelectrics 94, 3(1989)になされてい
る。
【0011】ディスプレイにおけるFLC混合物の応答
時間Tは自発分極PS に反比例し、マイクロセカンドの
範囲内である。
【0012】 T=η/PS ・E E=印加した電場の強さ η=回転粘度 自発分極に加えて、傾き角θ、即ち、n−ディレクター
(平均分子方向)と層の法平面の間の角度がかなり重要
である。複屈折Δn及び層の厚みdと共に、この角度は
次の関係式に従ってディスプレイの明度に影響を与え
る。
【0013】 T=To sin2(4θ)・sin2(π・Δn・d/λ) (To は入射光の強度であり、λは入射光の波長であ
る。) ディスプレイ内の電極のマトリックス配列の場合には、
列は通常は情報運搬パルス(カラム又はデータパルスと
しても知られている)が供給される電極である。次い
で、行が電気パルスによってストロボスコープ様に継続
的に活性化される。これは、行の画素への情報移行のた
めの前提である。ディスプレイの重要な特性は、像の形
成及び変化に必要な時間である。多くの適用にとって、
それはできるだけ短くあるべきである。
【0014】行は継続的にアドレスされるため、重要な
要因は情報を読み込むために行がアドレスされなければ
ならない時間である。この読み込み時間が短ければ短い
ほど、液晶をスイッチングするのに必要な電圧パルスは
短くなる。一般に、印加されなければならない最大電圧
はドライバーの選択によって予め決められ、このためス
イッチングに必要なパルス幅はできるだけ小さく保たれ
るべきである。
【0015】妥当に見積もって、必要なパルス幅と電圧
(=パルス高さ)との積は一定である。即ち、電圧によ
らず、スイッチングのためにちょうど必要なパルス面積
(CPA=臨界パルス面積)は、液晶の速度を充分に特
徴付けるパラメーターに相当する。CPAはできるだけ
小さくあるべきである。
【0016】更に、ディスプレイ内のLC混合物は、高
いマージンを有しフリッカーが低いことが有利である
〔ディヨン(Diyon) ら, Ferroelectrics 113 (1991) 37
1 〕。マージンは、所定のドライビング・スキームにつ
いて、パルス高さがLC混合物が充分に切り替わる程度
のものでなければならない電圧範囲を意味するものと理
解される。マージンはバイアス、即ち、行パルス電圧と
データパルス電圧との比率によって影響される。ディス
プレイ内の厚み及び/又は温度変化を相殺するには、マ
ージンはできるだけ大きくあるべきである。マルチプレ
ックス・アドレシングの場合には、選択されていない行
の分子はデータパルスによるそれらの静止状態からの撓
みを経てから再び弛緩する。これにより生ずる明度の変
化はフリッカーとして知られている。フリッカーはコン
トラストの低下をもたらす。リーカー (Rieker) ら〔Ph
ys. Rev. Lett. 59, 2658 (1987)〕は、等方性相からS
A 相を経由して冷却すると、Sc相がディスプレイ内で
いわゆるシェブロン・ジオメトリーを形成し、即ち層が
傾斜することを示した。このために、傾き角と透過性の
間の上記の関係式において、有効傾き角θeff が用いら
れなければならない。有効傾き角は、スメクチック法平
面の投影とセルのガラス表面に対する液晶の光学的軸の
間の角度である。
【0017】ディスプレイは、冷却動作中に自然に形成
するシェブロン・ジオメトリーにおいて動作しても、特
殊な電場処理によりもたらされるいわゆる準ブックシェ
ルフ・ジオメトリー(QBG)において動作してもよい
〔例えば、リーガー (H.Rieger) ら, SID 91 Digest (A
naheim) 1991, p.396 を参照のこと〕。
【0018】個々の物質を用いて上記のパラメーターの
大部分について良好な値を得るのは殆ど不可能である。
このために、種々の物質の混合物が長い間用いられてき
た。一般に、かかる混合物はアキラルな基本混合物と光
学活性なドーパントを含む。
【0019】アキラルな基本混合物は、好都合な温度範
囲で広いSc相を有するべきである。更に、アキラルな
基本混合物は、相系列I−N−SA −Sc、及びできる
だけ低い融点を有するべきである。光学活性なドーパン
トは、ピッチを相殺し光学的異方性と誘電的異方性を調
和させて、該混合物中で強誘電性を誘発させるために用
いられる。
【0020】フェニルピリミジンのある種の誘導体、特
に5−アルキル−2−(4−アルコキシフェニル)ピリ
ミジンが、Sc、SA 及びN相を形成できること〔デム
ス (D. Demus) 及びザシュケ (Zaschke), “Flussigkri
stalle in Tabellen" (Liquid Crystals in Tables), V
EB Deutscher Verlag fur Grundstoffindustrie, Leipn
ig 1974, pp.260-261〕、及び、更に光学活性なドーパ
ントの添加によってFLC混合物に転化され得ること
〔ブリノフ (M. L. Blinov) ら, Sov. Phys. Usp. 27
(7), 492 (1984);ベレスネフ (L. A. Beresnev) ら, F
erroelectrics 59[321]/1 (1984), Soc. Countries in
Liquid Crystals, Odessa, USSR, Oct. 1983 の第5会
議における報文;DE−A−3515347,EP−A
−0206228,EP−A−0225195〕が知ら
れている。更に、複数のLC化合物を混合することによ
って、比較的低い融点が得られかつ望ましい液晶相を広
げられること〔例えば、デムスら, Mol. Cryst. Liq. C
ryst. 25, 215 (1974);グッドバイ (J. W. Goodby), F
erroelectrics 49, 275 (1985)を参照のこと〕、及び混
合物成分間の構造上の相違が大きければ大きいほど融点
の降下がより著しいこと〔例えば、デイブ (J. S. Dav
e) ら, J. Chem. Soc. 1955, 4305を参照のこと〕も知
られている。
【0021】これまでに新規なLC材料が供給され、そ
の混合物によって成功を収めてきたにも拘らず、LC基
本混合物、特にFLC混合物の開発が完了したとは決し
てみなすことができない。ディスプレイ要素(ディスプ
レイズ)のメーカーは、多様な応用分野のための広範囲
な種々の混合物に興味を抱き続けている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、アキラルなLC基本混合物、特にFLC混合物用に
適した成分を含む組成物を提供することにある。これら
の混合物は、上記の規準をできるだけ多く満たすべきで
あり、特に高いコントラスト、良好な配向、大きなマー
ジン、低いフリッカー、シェブロン・ジオメトリーにお
ける大きな角度、低い融点及びできるだけ高いSc*/
A 相転移温度を有するべきである。
【0023】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、アルコ
キシフェニルピリミジン、m−置換6員芳香族化合物及
び特定のメソゲニック(mesogenic) カーボネートの組み
合わせを含むスメクチック液晶混合物が、LC相におい
て使用するのに特に好都合な特性プロフィールを有する
ことが分かった。
【0024】従って、本発明は、以下の成分A、B及び
Cを含み、かつ、群D〜Hからの少なくとも1種の化合
物を含むスメクチック液晶混合物に関する。
【0025】A.式(I)の少なくとも1種の化合物:
【化18】 (式中、R1 及びR2 は、同一でも異なっていてもよ
く、それぞれ1〜18又は3〜18の炭素原子を有する
直鎖状又は分枝状のアルキル基であって、ここで酸素に
隣接する−CH2−基が−CO−により置換されていて
もよく、
【化19】 である。);及び/又は式(II)の少なくとも1種の化
合物:
【化20】 (式中、R1 及びR2 は、同一でも異なっていてもよ
く、それぞれ1〜18又は3〜18の炭素原子を有する
直鎖状又は分枝状のアルキル基であって、ここで酸素に
隣接する−CH2−基が−CO−により置換されていて
もよく、
【化21】 である。)。
【0026】B.式(III) の少なくとも1種の化合物:
【化22】 (式中、R1 及びR2 は、同一でも異なっていてもよ
く、それぞれ1〜22又は3〜22の炭素原子を有する
直鎖状又は分枝状のアルキル基であって、ここで1又は
隣接しない2の−CH2−基が−O−、−CO−、−C
O−O−、−O−CO−、−O−CO−O−又は−Si
(CH3)2−により置換されていてもよく、A1 、A2
びA3 は、同一でも異なっていてもよく、1又は2のH
原子がFにより置換されていてもよい1,4−フェニレ
ン、1又は2のH原子がFにより置換されていてもよい
2,5−ピリジンジイル、1又は2のH原子がFにより置
換されていてもよい2,5−ピリミジンジイル、1又は2
のH原子が−CN及び/又は−CH3により置換されて
いてもよいトランス−1,4−シクロヘキシレン、又は1,
3,4−チアジアゾール−2,5−ジイルであり、A1 はま
【化23】 であってもよく、M1 、M2 及びM3 は、同一でも異な
っていてもよく、−O−、−CO−O−、−O−CO
−、−CH2−O−、−O−CH2−又は−CH2−CH2
−であり、X1 、X2 、X3 、X4 、X5 、X6 、X7
及びX8 は、CH又はNであって、6員環内のN原子の
数が0、1又は2であり、a、b、c、d、e及びfは
0又は1である。但し、a+c+e=0、1、2又は3
であることを条件とする。)。
【0027】C.式(IV)の化合物: R1-O-CO-O-(-A1)a (-M1)b (-A2)c (-M2)d (-A3)e (-O)f −R2 (IV) (式中、R1 及びR2 は、同一でも異なっていてもよ
く、それぞれ1〜22又は3〜22の炭素原子を有する
直鎖状又は分枝状のアルキル基であり、A1 、A2 及び
3 は、同一でも異なっていてもよく、1又は2のH原
子がFにより置換されていてもよい1,4−フェニレン、
1又は2のH原子がFにより置換されていてもよい2,5
−ピリミジンジイル、又は1又は2のH原子がFにより
置換されていてもよい2,5−ピリジンジイルであり、M
1 及びM2 は、同一でも異なっていてもよく、−O−、
−CO−、−CO−O−、−O−CO−、−CH2−O
−、−O−CH2−又は−CH2−CH2−であり、a、
b、c、d、e及びfは0又は1である。但し、a+c
+e=1、2又は3であることを条件とする。)。
【0028】D.式(V)のケイ素化合物: R1 (-A1)i (-M1)k (-A2)l (-M2)m (-A3)n −R2 (V) (式中、R1 は、それぞれ1〜22又は3〜22の炭素
原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキル基であって、
ここで1又は隣接しない2の−CH2−基が−O−、−
CO−、−CO−O−、−O−CO−又は−O−CO−
O−により置換されていてもよく、R2 は、それぞれ1
〜22又は3〜22の炭素原子を有する直鎖状又は分枝
状のアルキル基であって、ここで1又は隣接しない2の
−CH2−基が−O−、−CO−、−CO−O−、−O
−CO−又は−O−CO−O−により置換されていても
よいが、酸素に結合していない1の−CH2−基が−Si
(CH3)2−により置換されていることを条件とし、A
1 、A2 及びA3 は、同一でも異なっていてもよく、1
又は2のH原子がFにより置換されていてもよい1,4−
フェニレン、トランス−1,4−シクロヘキシレン、1又
は2のH原子がFにより置換されていてもよい2,5−ピ
リジンジイル、1又は2のH原子がそれぞれFにより置
換されていてもよい2,5−ピリミジンジイル、又は1,3,
4−チアジアゾール−2,5−ジイルであり、M1 及びM
2 は、同一でも異なっていてもよく、−CO−O−、−
O−CO−、−CH2−O−又は−O−CH2−であり、
i、k、l、m及びnは0又は1である。但し、i+l
+n=2又は3であることを条件とする。)。
【0029】E.式(VI)のハイドロキノン誘導体:
【化24】 (式中、R1 及びR2 は、同一でも異なっていてもよ
く、それぞれ1〜16又は3〜16、好ましくは1〜1
0又は3〜10の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の
アルキル基であって、ここで1又は隣接しない2の−C
2−基が−O−、−CO−、−O−CO−、−CO−
O−又は−O−CO−O−により置換されていてもよ
く、R3 は−CH3、−CF3又は−C25 であり、A1
及びA2 は、同一でも異なっていてもよく、フェニレ
ン又はシクロヘキシレン基である。)。
【0030】F.式(VII) のピリジルピリミジン類:
【化25】 (式中、AはNでありかつBはCHであるか、又はAは
CHでありかつBはNであり、CはNでありかつDはC
Hであるか、又はCはCHでありかつDはNであって、
ここで1又は2のCH基はCF基により置換されていて
もよく、R1 及びR2 は、同一でも異なっていてもよ
く、それぞれ1〜22又は3〜22の炭素原子を有する
直鎖状又は分枝状のアルキル基であって、ここで1又は
隣接しない2の−CH2−基が−O−、−CO−、−C
O−O−、−O−CO−又は−O−CO−O−により置
換されていてもよい。)。
【0031】G.式(VIII)のフェニルベンゾエート
類:
【化26】 (式中、R1 及びR2 は、同一でも異なっていてもよ
く、それぞれ1〜22又は3〜22の炭素原子を有する
直鎖状又は分枝状のアルキル基であって、ここで1又は
隣接しない2の−CH2−基が−O−、−CO−、−C
O−O−、−O−CO−又は−O−CO−O−により置
換されていてもよく、M1 及びM2 は、同一でも異なっ
ていてもよく、−CO−O−又は−O−CO−であり、
a、b、c、d及びeは0又は1である。但し、a+c
+e=2又は3であり、かつb+d=1又は2であるこ
とを条件とする。)。
【0032】H.式(IX)の化合物: R1 (-A1)a (-M1)b (-A2)c (-M2)d (-A3)e (-M3)f (-A4)−H(IX) (式中、R1 は、それぞれ1〜22又は3〜22の炭素
原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキル基であって、
ここで1又は隣接しない2の−CH2−基が−O−、−
CO−、−CO−O−、−O−CO−、−O−CO−O
−又は−Si(CH3)2−により置換されていてもよく、
1 、A2 、A3 及びA4 は、同一でも異なっていても
よく、1又は2のH原子がF又はCNにより置換されて
いてもよい1,4−フェニレン、1又は2のH原子がFに
より置換されていてもよい2,5−ピリジンジイル、1又
は2のH原子がFにより置換されていてもよい2,5−ピ
リミジンジイル、トランス−1,4−シクロヘキシレン、
1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイル又は2,6−ナフ
タレンジイルであり、M1 、M2 及びM3 は、同一でも
異なっていてもよく、−CO−O−、−O−CO−、−
CH2−O−、−O−CH2−又は−CH2−CH2−であ
り、a、b、c、d、e及びfは0又は1である。但
し、a+c+e=0、1、2又は3であることを条件と
する。)。
【0033】本発明による液晶混合物は、低い融点、広
いSc相及び高いSc/SA 相転移性を有する。本発明
による強誘電性液晶混合物は、良好な配向、大きなマー
ジン、低いフリッカー及びシェブロン・ジオメトリーに
おける大きな角度を有する。
【0034】成分Aとして好ましい化合物は、R1 及び
2 が、同一でも異なっていてもよく、それぞれ1〜1
2又は3〜12の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の
アルキル基であって、ここで酸素に隣接する−CH2
基が−CO−により置換されていてもよく、
【化27】 である式(I)及び/又は(II)の化合物である。
【0035】成分Bとして好ましい化合物は、R1 及び
2 が、同一でも異なっていてもよく、1〜14の炭素
原子を有する直鎖状のアルキル基であって、ここで1又
は隣接しない2の−CH2−基が−O−、−CO−、−
CO−O−、−O−CO−、−O−CO−O−又は−S
i(CH3)2−により置換されていてもよく、A1 、A2
及びA3 が、同一でも異なっていてもよく、1,4−フェ
ニレン、1又は2のH原子がFにより置換されていても
よい2,5−ピリミジンジイル、トランス−1,4−シクロ
ヘキシレン又は1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイル
である式(III)の化合物である。
【0036】成分Cとして好ましい化合物は、R1 及び
2 が、同一でも異なっていてもよく、1〜14の炭素
原子を有する直鎖状のアルキル基であって、ここで1又
は隣接しない2の−CH2−基が−O−、−CO−、−
CO−O−、−O−CO−、−O−CO−O−又は−S
i(CH3)2−により置換されていてもよく、A1 、A2
及びA3 が、同一でも異なっていてもよく、1,4−フェ
ニレン、1又は2のH原子がFにより置換されていても
よい2,5−ピリミジンジイル、トランス−1,4−シクロ
ヘキシレン又は1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイル
である式(IV)の化合物である。
【0037】群Dからの好ましい化合物は、R1 が、そ
れぞれ1〜12又は3〜12の炭素原子を有する直鎖状
又は分枝状のアルキル基であって、ここで1又は隣接し
ない2の−CH2−基が−O−、−CO−O−又は−O
−CO−により置換されていてもよく、R2 が、それぞ
れ1〜12又は3〜12の炭素原子を有する直鎖状又は
分枝状のアルキル基であって、ここで1又は隣接しない
2の−CH2−基が−O−、−CO−O−又は−O−C
O−により置換されていてもよく、酸素に結合していな
い1の−CH2−基が−Si(CH3)2−により置換されて
いる式(V)の化合物である。
【0038】群Eからの好ましい化合物は、R1 及びR
2 が、同一でも異なっていてもよく、それぞれ1〜10
又は3〜10の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のア
ルキル基であって、ここで1の−CH2−基が−O−、
−CO−O−、−O−CO−又は−O−CO−O−によ
り置換されていてもよく、R3 が−CH3又は−CF3
ある式(VI)の化合物である。
【0039】群Fからの好ましい化合物は、R1 及びR
2 が、同一でも異なっていてもよく、それぞれ1〜14
又は3〜14の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のア
ルキル基であって、ここで1又は隣接しない2の−CH
2−基が−O−、−CO−、−CO−O−、−O−CO
−又は−O−CO−O−により置換されていてもよい式
(VII)の化合物である。
【0040】群Gからの好ましい化合物は、R1 及びR
2 が、同一でも異なっていてもよく、1〜14の炭素原
子を有する直鎖状のアルキル基であって、ここで1又は
隣接しない2の−CH2−基が−O−、−CO−、−C
O−O−、−O−CO−又は−O−CO−O−により置
換されていてもよい式(VIII)の化合物である。
【0041】群Hからの好ましい化合物は、R1 が、1
〜14の炭素原子を有する直鎖状のアルキル基であっ
て、ここで1又は隣接しない2の−CH2−基が−O
−、−CO−、−CO−O−、−O−CO−、−O−C
O−O−又は−Si(CH3)2−により置換されていても
よく、A1 、A2 、A3 及びA4 が、同一でも異なって
いてもよく、1,4−フェニレン、1又は2のH原子がF
により置換されていてもよい2,5−ピリミジンジイル、
トランス−1,4−シクロヘキシレン又は1,3,4−チアジ
アゾール−2,5−ジイルである式(IX)の化合物であ
る。
【0042】本発明はまた、 a)群A、B及びCのそれぞれからの少なくとも1種の
化合物; b)群D〜Hからの少なくとも1種の化合物; c)下記の群I〜Mからの少なくとも2種の化合物; d)下記の群Nからの少なくとも1種の化合物 を含む強誘電性液晶混合物に関する。
【0043】I.式(X)の光学活性なフェニルベンゾ
エート類:
【化28】 (式中、R1 及びR2 は、同一でも異なっていてもよ
く、それぞれ1〜22又は3〜22の炭素原子を有する
直鎖状又は分枝状のアルキル基であって、ここで1又は
隣接しない2の−CH2−基が−O−、−CO−、−C
O−O−、−O−CO−又は−O−CO−O−により置
換されていてもよく、R1 及びR2 の少なくとも1は分
枝状の光学活性なアルキル基であり、M1 及びM2 は、
同一でも異なっていてもよく、−CO−O−、−O−C
O−又は単結合であり、a、b、c、d及びeは0又は
1である。但し、a+c+e=2又は3でありかつb+
d=1又は2であることを条件とする。)。
【0044】J.式(XI)の光学活性なオキシランエー
テル類:
【化29】 (式中、*はキラル中心であり、R1 は、それぞれ1〜
22又は3〜22の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状
のアルキル基であって、ここで1又は隣接しない2の−
CH2−基が−O−、−CO−、−CO−O−、−O−
CO−、−O−CO−O−又は−Si(CH3)2−により
置換されていてもよく、又は下記の光学活性な基であ
り、
【化30】 2 、R3 、R4 、R5 、R6 及びR7 は、同一でも異
なっていてもよく、H又はそれぞれ1〜16又は3〜1
6の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキル基で
あり、Pは、−CH2−又は−CO−であり、A1 、A2
及びA3 は、同一でも異なっていてもよく、1又は2
のH原子がFにより置換されていてもよい1,4−フェニ
レン、1又は2のH原子それぞれがFにより置換されて
いてもよい2,5−ピリジンジイル、1又は2のH原子が
Fにより置換されていてもよい2,5−ピリミジンジイ
ル、1又は2のH原子が−CN及び/又は−CH3 によ
り置換されていてもよいトランス−1,4−シクロヘキシ
レン、又は1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイルであ
り、M1 及びM2 は、同一でも異なっていてもよく、−
CO−O−、−O−CO−、−CH2−O−、−O−C
2−又は−CH2−CH2−であり、a、b、c、d及
びeは0又は1である。)。
【0045】K.式(XII)の光学活性なオキシランエス
テル類:
【化31】 (式中、*はキラル中心であり、R1 は、それぞれ1〜
22又は3〜22の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状
のアルキル基であって、ここで1又は隣接しない2の−
CH2−基が−O−、−CO−、−CO−O−、−O−
CO−、−O−CO−O−又は−Si(CH3)2−により
置換されていてもよく、R2 、R3 及びR4 は、同一で
も異なっていてもよく、H又は1〜16の炭素原子を有
する直鎖状又は分枝状のアルキル基であり、A1 、A2
及びA3 は、同一でも異なっていてもよく、1又は2の
H原子がFにより置換されていてもよい1,4−フェニレ
ン、1又は2のH原子がFにより置換されていてもよい
2,5−ピリジンジイル、1又は2のH原子がFにより置
換されていてもよい2,5−ピリミジンジイル、1又は2
のH原子が−CN及び/又は−CH3 により置換されて
いてもよいトランス−1,4−シクロヘキシレン、又は1,
3,4−チアジアゾール−2,5−ジイルであり、M1 及び
2 は、同一でも異なっていてもよく、−CO−O−、
−O−CO−、−CH2−O−、−O−CH2−又は−C
2−CH2−であり、a、b、c、d及びeは0又は1
である。)。
【0046】L.式(XIII)の光学活性なジオキソラン
エーテル類:
【化32】 (式中、*はキラル中心であり、R1 は、それぞれ1〜
22又は3〜22の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状
のアルキル基であって、ここで1又は隣接しない2の−
CH2−基が−O−、−CO−、−CO−O−、−O−
CO−、−O−CO−O−又は−Si(CH3)2−により
置換されていてもよく、R2 、R3 及びR4 は、同一で
も異なっていてもよく、H又は1〜16の炭素原子を有
する直鎖状又は分枝状のアルキル基であって、R2 とR
3 が一緒に−(CH2)5−を形成していてもよく、A
1 、A2 及びA3 は、同一でも異なっていてもよく、1
又は2のH原子がFにより置換されていてもよい1,4−
フェニレン、1又は2のH原子がFにより置換されてい
てもよい2,5−ピリジンジイル、1又は2のH原子がF
により置換されていてもよい2,5−ピリミジンジイル、
1又は2のH原子が−CN及び/又は−CH3 により置
換されていてもよいトランス−1,4−シクロヘキシレ
ン、又は1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイルであ
り、M1 及びM2 は、同一でも異なっていてもよく、−
CO−O−、−O−CO−、−CH2−O−、−O−C
2−又は−CH2−CH2−であり、a、b、c、d及
びeは0又は1である。)。
【0047】M.式(XIV)の光学活性なジオキソランエ
ステル類:
【化33】 (式中、*はキラル中心であり、R1 は、1〜16の炭
素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキル基であっ
て、ここで1又は隣接しない2以上の−CH2−基が−
O−、−CO−、−CO−O−又は−O−CO−により
置換されていてもよく、R2 、R3 及びR4 は、同一で
も異なっていてもよく、H又は1〜16の炭素原子を有
する直鎖状のアルキル基であって、R2 とR3 が一緒に
−(CH2)5−を形成していてもよく、A1 、A2 及び
3 は、同一でも異なっていてもよく、1又は2のH原
子がFにより置換されていてもよい1,4−フェニレン、
1又は2のH原子がFにより置換されていてもよい2,5
−ピリジンジイル、1又は2のH原子がFにより置換さ
れていてもよい2,5−ピリミジンジイル、1又は2のH
原子が−CN及び/又は−CH3 により置換されていて
もよいトランス−1,4−シクロヘキシレン、又は1,3,4
−チアジアゾール−2,5−ジイルであり、M1 及びM2
は、同一でも異なっていてもよく、−CO−O−、−O
−CO−、−CH2−O−、−O−CH2−又は−CH2
−CH2−であり、a、b、c、d及びeは0又は1で
ある。)。
【0048】N.式(XV)の大環状化合物:
【化34】 (式中、nは0又は1であり、そしてYは、−CO−
(t−ブチル)又は−CO−(アダマンチル)であ
る。)。
【0049】群I〜Mからの光学活性な化合物における
全ての不斉炭素原子は、互いに独立してR又はS配置を
とってもよい。
【0050】本発明による混合物は、上に挙げたFLC
混合物の要件を特に充分に満たし、特に、短い応答時
間、特に高いマージン及び非常に良好な配向性を示す。
これらの混合物は、シェブロン・ジオメトリーにおいて
非常に良好に動作するだけでなく、更に、電場処理(即
ち、準ブックシェルフ・ジオメトリー(QBG)での動
作)にも適している。
【0051】群Iからの好ましい化合物は、R1 及びR
2 が、同一でも異なっていてもよく、それぞれ1〜16
又は3〜16の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のア
ルキル基であって、ここで1の−CH2−基が−O−、
−CO−O−又は−O−CO−により置換されていても
よく、R1 及びR2 の少なくとも1が分枝状の光学活性
なアルキル基である式(X)の化合物である。
【0052】群Jからの好ましい化合物は、R1 が、1
〜14の炭素原子を有する直鎖状のアルキル基であっ
て、ここで1又は隣接しない2の−CH2−基が−O
−、−CO−、−CO−O−、−O−CO−、−O−C
O−O−又は−Si(CH3)2−により置換されていても
よく、又は下記の光学活性な基であり、
【化35】 2 、R3 、R4 、R5 、R6 及びR7 が、同一でも異
なっていてもよいが、R2 =R5 、R3 =R6 及びR4
=R7 である、1〜6の炭素原子を有する直鎖状のアル
キル基であり、A1 、A2 及びA3 が、同一でも異なっ
ていてもよく、1,4−フェニレン、1又は2のH原子が
Fにより置換されていてもよい2,5−ピリミジンジイ
ル、トランス−1,4−シクロヘキシレン又は1,3,4−チ
アジアゾール−2,5−ジイルである式(XI)の化合物で
ある。
【0053】群Kからの好ましい化合物は、R1 が、1
〜14の炭素原子を有する直鎖状のアルキル基であっ
て、ここで1又は隣接しない2の−CH2−基が−O
−、−CO−、−CO−O−、−O−CO−、−O−C
O−O−又は−Si(CH3)2−により置換されていても
よく、R2 、R3 及びR4 が、同一でも異なっていても
よく、H又は1〜6の炭素原子を有する直鎖状のアルキ
ル基であり、A1 、A2 及びA3 が、同一でも異なって
いてもよく、1,4−フェニレン、1又は2のH原子がF
により置換されていてもよい2,5−ピリミジンジイル、
トランス−1,4−シクロヘキシレン又は1,3,4−チアジ
アゾール−2,5−ジイルである式(XII)の化合物であ
る。
【0054】群Lからの好ましい化合物は、R1 が、1
〜14の炭素原子を有する直鎖状のアルキル基であっ
て、ここで1又は隣接しない2の−CH2−基が−O
−、−CO−、−CO−O−、−O−CO−、−O−C
O−O−又は−Si(CH3)2−により置換されていても
よく、R2 及びR3 が、CH3であるか又は一緒に−
(CH2)5−を形成し、R4 がHであり、A1 、A2
びA3 が、同一でも異なっていてもよく、1,4−フェニ
レン、1又は2のH原子がFにより置換されていてもよ
い2,5−ピリミジンジイル、トランス−1,4−シクロヘ
キシレン、又は1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイル
である式 (XIII) の化合物である。
【0055】群Mからの好ましい化合物は、R1 が、1
〜14の炭素原子を有する直鎖状のアルキル基であっ
て、ここで1の−CH2−基が−O−、−CO−O−、
−O−CO−又は−O−CO−O−により置換されてい
てもよく、R2 及びR3 が、CH3であるか又は一緒に
−(CH2)5−を形成し、R4 がHであり、A1 、A2
及びA3 が、同一でも異なっていてもよく、1,4−フェ
ニレン、1又は2のH原子がFにより置換されていても
よい2,5−ピリミジンジイル、トランス−1,4−シクロ
ヘキシレン又は1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイル
である式(XIV)の化合物である。
【0056】成分A、B及びCに加えて成分D〜Hの3
〜5種を含む本発明によるアキラルな基本混合物が好ま
しく、成分D〜Hの4〜5種を含む混合物が非常に好ま
しい。特に好ましいのは、次の成分の組み合わせであ
る: aa)A+B+C+E ab)A+B+C+D+E ac)A+B+C+D+E+F ad)A+B+C+D+E+F+G ae)A+B+C+D+E+F+G+H。
【0057】本発明による強誘電性混合物は、成分A、
B及びCに加えて、成分D〜Hの少なくとも1種及び成
分Nの少なくとも1種を含み、好ましくは、成分I〜M
の3種又は4種以上を含む。
【0058】特に好ましいのは、次の成分の組み合わせ
である: ba)N+J bb)N+I+J+K+L+M bc)N+J+K+L bd)N+J+K+L+M be)N+J+K+M。
【0059】本発明による混合物は、好ましくは、次の
重量の前述の成分を含有する: 〔各場合において%は混合物全体の重量を基準にした重
量%である〕 A: 10〜70%、好ましくは15〜60%、特に2
0〜50%; B: 2〜30%、好ましくは2〜20%、特に5〜1
0%; C: 1〜30%、好ましくは2〜20%、特に5〜1
5%; D: 0〜30%、好ましくは1〜25%、特に5〜2
0%; E: 0〜15%、好ましくは1〜10%、特に2〜5
%; F: 0〜15%、好ましくは1〜10%、特に2〜5
%; G: 0〜30%、好ましくは1〜25%、特に2〜2
0%; H: 0〜30%、好ましくは1〜20%、特に5〜2
0%; I: 0〜15%、好ましくは0〜10%、特に1〜5
%; J: 0〜20%、好ましくは1〜20%、特に1〜1
5%; K: 0〜20%、好ましくは1〜20%、特に1〜1
5%; L: 0〜20%、好ましくは0.1〜15%、特に1〜
10%; M: 0〜20%、好ましくは1〜15%、特に1〜1
0%; N: 0〜5%、好ましくは0.1〜3%、特に0.5〜1.
5%。
【0060】本発明による混合物は、好ましくは3〜3
0(強誘電性混合物については5〜30)の個々の化合
物、特に好ましくは5〜25、非常に好ましくは7〜2
2、特に10〜20の個々の化合物を含有する。成分の
うち、次の数の個々の化合物を用いるのが好ましい: A: 1〜10の個々の化合物、特に好ましくは4〜7
の個々の化合物; B: 1〜5の個々の化合物、特に好ましくは1〜3の
個々の化合物; C: 1〜5の個々の化合物、特に好ましくは1〜3の
個々の化合物; D: 0〜5の個々の化合物、特に好ましくは1〜3の
個々の化合物; E: 0〜3の個々の化合物、特に好ましくは1〜2の
個々の化合物; F: 0〜3の個々の化合物、特に好ましくは1〜2の
個々の化合物; G: 0〜3の個々の化合物、特に好ましくは1〜2の
個々の化合物; H: 0〜5の個々の化合物、特に好ましくは1〜3の
個々の化合物; I: 0〜2の個々の化合物、特に好ましくは0〜1の
個々の化合物; J: 0〜3の個々の化合物、特に好ましくは1〜2の
個々の化合物; K: 0〜3の個々の化合物、特に好ましくは1〜2の
個々の化合物; L: 0〜3の個々の化合物、特に好ましくは0〜1の
個々の化合物; M: 0〜3の個々の化合物、特に好ましくは0〜1の
個々の化合物; N: 0〜3の個々の化合物、特に好ましくは1の個々
の化合物。
【0061】成分A〜Nに加えて、本発明による混合物
は、所望により、粘度低減剤の如き補助成分を含有して
もよい。
【0062】本発明による混合物の個々の成分はそれ自
体公知である。それらは、それらの製造法と共に例えば
次の文献に記載されている: A: WO−A 86/06401 B: EP−A 0578054 C: 米国特許第4,874,542号 D: EP−A 0355008 E: DE−A 4243705 F: WO−A 92/12974 G: ケラー(P. Keller) ら, Ferroelectrics 58 (198
4) 3;グッドバイら,Liquid Crystals and Ordered Flu
ids, vol. 4, New York 1984 H: DE−A 4136627 I: ケラーら, Ferroelectrics 58 (1984) 3;グッド
バイら,Liquid Crystals and Ordered Fluids, vol. 4,
New York 1984 J: EP−A 0263437(米国特許第4,876,
028号)、DE−A4143139 K: EP−A 0292954(米国特許第4,988,
459号) L: EP−A 0351746 M: EP−A 0361272 N: EP−A 0528415。
【0063】本発明による混合物を製造するには、個々
の物質を、例えば、一緒に攪拌して等方性相にし、粒子
及び懸濁物質を適当なフィルターで取り除く。
【0064】本発明による混合物は、光学技術の全ての
分野に用いるのに適しており、例えば、スイッチング及
びディスプレイ要素、光バルブ及びNLO特性を有する
成分に用いるのに適している。本発明による混合物は、
スメクチック液晶の特性が利用されるどのような用途に
も特に適している。
【0065】しかしながら、該混合物は一般にネマチッ
ク相も形成するので、ネマチック技術の分野において用
いるのも原則として可能である。アキラルな基本混合物
は、異方性流体が用いられるすべての分野において用い
ることができ、例えば、ガスクロマトグラフィー用のカ
ラム材料として用いることができる。
【0066】本発明による強誘電性混合物は、好ましく
は先に詳細に説明したFLCセルにおいて用いられ、そ
れらはSSFLC作用の利用に基づいている〔例えば、
グッドバイら, Ferroelectric Liquid Crystals, pp. 2
4 ff., Gordon & Breach, Philadelphia, 1991を参照の
こと〕。これらのセルにおいて、本発明による化合物
は、好ましくは例えば、DE−A 4212893又は
「配向膜として環状構造要素成分を含有するシランカプ
ラー (Cyclische Strukturelemente enthaltendeSilan-
Koppler als Orientierungsschichten)」と題するドイ
ツ特許出願において提案されている配向膜と組み合わせ
て用いられる。後者の文献には、下式 Cy −Sp −An (式中、Cy は、8又は9以上の環員を有する中環状又
は大環状炭素環であって、縮合したベンゼン環及びヘテ
ロ原子として−O−、−N−、−S−、−Si −及び−
B−を含有してもよく;Sp は、1〜20の炭素原子を
有するアルキル基であって、ここで1又は隣接しない2
以上の−CH2−基が−O−、−S−、−CO−、−O
−CO−、−NH−CO−、−O−CO−O−、−NH
−CO−NH−、−NH−CO−O−、−SO2−、−
Si(CH3)2−、−CH=CH−又は−C≡C−により
置換されていてもよく、An はSi X123 であ
り、X1 は単結合であり、そしてX2 及びX3 は、同一
でも異なっていてもよく、単結合、アルキル基又はアル
コキシ基である。)の化合物がAn 基の単結合を介して
酸素含有層に結合している、該化合物の準単分子層を含
む液晶用配向フィルムが記載されている。
【0067】更に、該混合物は、電場処理、即ち、準ブ
ックシェルフ・ジオメトリー(QBG)での動作にも適
している〔例えば、リーガー(H. Rieger) ら, SID 91 D
igest (Anaheim), 1991, p. 396 を参照のこと〕。
【0068】本発明による混合物は、DHF作用又はP
SFLCD作用(SBF、即ち短ピッチ双安定性強誘電
性作用としても知られているピッチ安定化強誘電性液晶
ディスプレイ)の利用に基づく強誘電性液晶ディスプレ
イにおける用途にも適している。DHF作用は、例え
ば、オストロフスキ (B.I. Ostrovski) により、Advanc
es in Liquid Crystal Reseach and Applications, Oxf
ord/Budapest, 1980,pp.496 ff. に記載されており、P
SFLCD作用は、例えば、DE−A 3920625
及びEP−A 0405346に記載されている。この
作用を利用するには、SSFLC作用とは対照的に、短
いScピッチを有する液晶物質を必要とする。
【0069】以下、実施例により本発明をより詳細に説
明する。
【0070】
【実施例】混合物の電気光学的特性を測定するために、
上記の配向膜を有する自製の1画素試験セルを用いた。
液晶の厚みは1.5〜2μmの間で変動させた。セルは、
真空を用いて又は用いずに等方性相において毛管力によ
り充填した。CPA測定は、 SPIE 1665, Liquid Cryst
al Materials, Devices and Applications (1992)に示
された電気ドライビング・スキームを用いて、バイアス
B=4:1で行った。マージンの測定は、同じ文献に示
されたドライビング・スキームを用いて、バイアスB=
4:1で行った。この場合、所定のパーセントマージン
は、同じスキームを用いて測定した限界電圧に関連す
る。
【0071】実施例1 下記の成分(重量比)からなる混合物を用いた:
【化36】
【化37】
【化38】 該混合物は、次の液晶相範囲を有した: X −35 Sc* 71 SA 86 N* 91 I 25℃での自発分極は42nC/cm2 であり、シェブ
ロン・ジオメトリーにおける臨界パルス面積は500V
s/mであった。該混合物はマルチプレックス動作にお
いて79%マージンで切り替わり、25°の有効スイッ
チイング角2θeff を有し、29:1のコントラスト比
を有した。
【0072】更に実験を行い、矩形波電圧(15V/μ
m、10Hz)を印加することによって、60℃で準ブ
ックシェルフ・ジオメトリーを生成させた。25℃にお
いて、このようにして前処理したセル内の混合物の臨界
パルス面積(CPA)は700Vs/mであり、有効ス
イッチイング角2θeff は40°であり、そしてマルチ
プレックス動作におけるコントラスト比は70%のマー
ジンで30:1であった。
【0073】実施例2 下記の成分(重量比)からなる混合物を用いた:
【化39】
【化40】
【化41】 該混合物は、次の液晶相範囲を有した: X −36 Sc* 73 SA 85 N* 92 I 25℃での自発分極は88.5nC/cm2 であり、シェ
ブロン・ジオメトリーにおける臨界パルス面積(CP
A)は380Vs/mであった。該混合物はマルチプレ
ックス動作において36%マージンで切り替わり、28
°の有効スイッチイング角2θeff を有し、25:1の
コントラスト比を有した。
【0074】実施例3 下記の成分(重量比)からなる混合物を用いた:
【化42】
【化43】
【化44】 該混合物は、次の液晶相範囲を有した: X −35 Sc* 70 SA 85 N* 91 I 25℃での自発分極は50nC/cm2 であり、シェブ
ロン・ジオメトリーにおける臨界パルス面積は460V
s/mであった。該混合物はマルチプレックス動作にお
いて44%マージンで切り替わり、27°の有効スイッ
チイング角2θeff を有し、18:1のコントラスト比
を有した。
【0075】実施例4 下記の成分(重量比)からなる混合物を用いた:
【化45】
【化46】
【化47】 該混合物は、次の液晶相範囲を有した: X −39 Sc* 76 SA 85 N* 94 I 25℃での自発分極は45nC/cm2 であり、シェブ
ロン・ジオメトリーにおける臨界パルス面積は520V
s/mであった。該混合物はマルチプレックス動作にお
いて70%マージンで切り替わり、28.5°の有効スイ
ッチイング角2θeff を有し、25:1のコントラスト
比を有した。
【0076】実施例5 下記の成分(重量比)からなる混合物を用いた:
【化48】
【化49】
【化50】 該混合物は、次の液晶相範囲を有した: X −37 Sc* 80 SA 88 N* 95 I 25℃での自発分極は57nC/cm2 であり、シェブ
ロン・ジオメトリーにおける臨界パルス面積は415V
s/mであった。該混合物はマルチプレックス動作にお
いて47%マージンで切り替わり、27°の有効スイッ
チイング角2θeff を有し、18:1のコントラスト比
を有した。
【0077】実施例6 下記の成分(重量比)からなる混合物を用いた:
【化51】
【化52】
【化53】 該混合物は、次の液晶相範囲を有した: X −33 Sc* 73 SA 84 N* 93 I 25℃での自発分極は62nC/cm2 であり、シェブ
ロン・ジオメトリーにおける臨界パルス面積は480V
s/mであった。該混合物はマルチプレックス動作にお
いて53%マージンで切り替わり、29°の有効スイッ
チイング角2θeff を有し、26:1のコントラスト比
を有した。
【0078】実施例7 下記の成分(重量比)からなる混合物を用いた:
【化54】
【化55】
【化56】 該混合物は、次の液晶相範囲を有した: X −30 Sc* 73 SA 85 N* 90.5 I 25℃での自発分極は63.5nC/cm2 であり、シェ
ブロン・ジオメトリーにおける臨界パルス面積は465
Vs/mであった。該混合物はマルチプレックス動作に
おいて50%マージンで切り替わり、28°の有効スイ
ッチイング角2θeff を有し、31:1のコントラスト
比を有した。
【0079】これらの実施例は、本発明による混合物が
電気光学的スイッチング及びディスプレイメディアに用
いるのに特に適していることを示すものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤフィーア・マネロ ドイツ連邦共和国デー−65931 フランク フルト,ズィントリンガー・バーンシュト ラーセ 163

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の成分A、B及びCを含み、かつ、
    以下の群D〜Gからの少なくとも1種の化合物を含むス
    メクチック液晶混合物: A.式(I)の少なくとも1種の化合物: 【化1】 (式中、 R1 及びR2 は、同一でも異なっていてもよく、それぞ
    れ1〜18又は3〜18の炭素原子を有する直鎖状又は
    分枝状のアルキル基であって、ここで酸素に隣接する−
    CH2−基が−CO−により置換されていてもよく、 【化2】 である。);及び/又は式(II)の少なくとも1種の化
    合物: 【化3】 (式中、 R1 及びR2 は、同一でも異なっていてもよく、それぞ
    れ1〜18又は3〜18の炭素原子を有する直鎖状又は
    分枝状のアルキル基であって、ここで酸素に隣接する−
    CH2−基が−CO−により置換されていてもよく、 【化4】 である。); B.式(III) の少なくとも1種の化合物: 【化5】 (式中、 R1 及びR2 は、同一でも異なっていてもよく、それぞ
    れ1〜22又は3〜22の炭素原子を有する直鎖状又は
    分枝状のアルキル基であって、ここで1又は隣接しない
    2の−CH2−基が−O−、−CO−、−CO−O−、
    −O−CO−、−O−CO−O−又は−Si(CH3)2
    により置換されていてもよく、 A1 、A2 及びA3 は、同一でも異なっていてもよく、
    1又は2のH原子がFにより置換されていてもよい1,4
    −フェニレン、1又は2のH原子がFにより置換されて
    いてもよい2,5−ピリジンジイル、1又は2のH原子が
    Fにより置換されていてもよい2,5−ピリミジンジイ
    ル、1又は2のH原子が−CN及び/又は−CH3によ
    り置換されていてもよいトランス−1,4−シクロヘキシ
    レン、又は1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイルであ
    り、A1 はまた 【化6】 であってもよく、 M1 、M2 及びM3 は、同一でも異なっていてもよく、
    −O−、−CO−O−、−O−CO−、−CH2−O
    −、−O−CH2−又は−CH2−CH2−であり、 X1 、X2 、X3 、X4 、X5 、X6 、X7 及びX8
    は、CH又はNであって、6員環内のN原子の数が0、
    1又は2であり、 a、b、c、d、e及びfは0又は1である。但し、a
    +c+e=0、1、2又は3であることを条件とす
    る。); C.式(IV)の化合物: R1-O-CO-O-(-A1)a (-M1)b (-A2)c (-M2)d (-A3)e (-O)f −R2 (IV) (式中、 R1 及びR2 は、同一でも異なっていてもよく、それぞ
    れ1〜22又は3〜22の炭素原子を有する直鎖状又は
    分枝状のアルキル基であり、 A1 、A2 及びA3 は、同一でも異なっていてもよく、
    1又は2のH原子がFにより置換されていてもよい1,4
    −フェニレン、1又は2のH原子がFにより置換されて
    いてもよい2,5−ピリミジンジイル、又は1又は2のH
    原子がFにより置換されていてもよい2,5−ピリジンジ
    イルであり、 M1 及びM2 は、同一でも異なっていてもよく、−O
    −、−CO−、−CO−O−、−O−CO−、−CH2
    −O−、−O−CH2−又は−CH2−CH2−であり、 a、b、c、d、e及びfは0又は1である。但し、a
    +c+e=1、2又は3であることを条件とする。); D.式(V)のケイ素化合物: R1 (-A1)i (-M1)k (-A2)l (-M2)m (-A3)n −R2 (V) (式中、 R1 は、それぞれ1〜22又は3〜22の炭素原子を有
    する直鎖状又は分枝状のアルキル基であって、ここで1
    又は隣接しない2の−CH2−基が−O−、−CO−、
    −CO−O−、−O−CO−又は−O−CO−O−によ
    り置換されていてもよく、 R2 は、それぞれ1〜22又は3〜22の炭素原子を有
    する直鎖状又は分枝状のアルキル基であって、ここで1
    又は隣接しない2の−CH2−基が−O−、−CO−、
    −CO−O−、−O−CO−又は−O−CO−O−によ
    り置換されていてもよいが、酸素に結合していない1の
    −CH2−基が−Si(CH3)2−により置換されているこ
    とを条件とし、 A1 、A2 及びA3 は、同一でも異なっていてもよく、
    1又は2のH原子がFにより置換されていてもよい1,4
    −フェニレン、トランス−1,4−シクロヘキシレン、1
    又は2のH原子がFにより置換されていてもよい2,5−
    ピリジンジイル、1又は2のH原子がFにより置換され
    ていてもよい2,5−ピリミジンジイル、又は1,3,4−チ
    アジアゾール−2,5−ジイルであり、 M1 及びM2 は、同一でも異なっていてもよく、−CO
    −O−、−O−CO−、−CH2−O−又は−O−CH2
    −であり、 i、k、l、m及びnは0又は1である。但し、i+l
    +n=2又は3であることを条件とする。); E.式(VI)のハイドロキノン誘導体: 【化7】 (式中、 R1 及びR2 は、同一でも異なっていてもよく、それぞ
    れ1〜16又は3〜16、好ましくは1〜10又は3〜
    10の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキル基
    であって、ここで1又は隣接しない2の−CH2−基が
    −O−、−CO−、−O−CO−、−CO−O−又は−
    O−CO−O−により置換されていてもよく、 R3 は−CH3、−CF3又は−C25 であり、 A1 及びA2 は、同一でも異なっていてもよく、フェニ
    レン又はシクロヘキシレン基である。); F.式(VII) のピリジルピリミジン類: 【化8】 (式中、 AはNでありかつBはCHであるか、又はAはCHであ
    りかつBはNであり、CはNでありかつDはCHである
    か、又はCはCHでありかつDはNであって、ここで1
    又は2のCH基はCF基により置換されていてもよく、 R1 及びR2 は、同一でも異なっていてもよく、それぞ
    れ1〜22又は3〜22の炭素原子を有する直鎖状又は
    分枝状のアルキル基であって、ここで1又は隣接しない
    2の−CH2−基が−O−、−CO−、−CO−O−、
    −O−CO−又は−O−CO−O−により置換されてい
    てもよい。); G.式(VIII)のフェニルベンゾエート類: 【化9】 (式中、 R1 及びR2 は、同一でも異なっていてもよく、それぞ
    れ1〜22又は3〜22の炭素原子を有する直鎖状又は
    分枝状のアルキル基であって、ここで1又は隣接しない
    2の−CH2−基が−O−、−CO−、−CO−O−、
    −O−CO−又は−O−CO−O−により置換されてい
    てもよく、 M1 及びM2 は、同一でも異なっていてもよく、−CO
    −O−又は−O−CO−であり、 a、b、c、d及びeは0又は1である。但し、a+c
    +e=2又は3でありかつb+d=1又は2であること
    を条件とする。);及び H.式(IX)の化合物: R1 (-A1)a (-M1)b (-A2)c (-M2)d (-A3)e (-M3)f (-A4)−H(IX) (式中、 R1 は、それぞれ1〜22又は3〜22の炭素原子を有
    する直鎖状又は分枝状のアルキル基であって、ここで1
    又は隣接しない2の−CH2−基が−O−、−CO−、
    −CO−O−、−O−CO−、−O−CO−O−又は−
    Si(CH3)2−により置換されていてもよく、 A1 、A2 、A3 及びA4 は、同一でも異なっていても
    よく、1又は2のH原子がF又はCNにより置換されて
    いてもよい1,4−フェニレン、1又は2のH原子がFに
    より置換されていてもよい2,5−ピリジンジイル、1又
    は2のH原子がFにより置換されていてもよい2,5−ピ
    リミジンジイル、トランス−1,4−シクロヘキシレン、
    1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイル又は2,6−ナフ
    タレンジイルであり、 M1 、M2 及びM3 は、同一でも異なっていてもよく、
    −CO−O−、−O−CO−、−CH2−O−、−O−
    CH2−又は−CH2−CH2−であり、 a、b、c、d、e及びfは0又は1である。但し、a
    +c+e=0、1、2又は3であることを条件とす
    る。)。
  2. 【請求項2】 成分Aが、 R1 及びR2 が、同一でも異なっていてもよく、それぞ
    れ1〜12又は3〜12の炭素原子を有する直鎖状又は
    分枝状のアルキル基であって、ここで酸素に隣接する−
    CH2−基が−CO−により置換されていてもよく、 【化10】 である式(I)及び/又は(II)の化合物を含み、 成分Bが、 R1 及びR2 が、同一でも異なっていてもよく、1〜1
    4の炭素原子を有する直鎖状のアルキル基であって、こ
    こで1又は隣接しない2の−CH2−基が−O−、−C
    O−、−CO−O−、−O−CO−、−O−CO−O−
    又は−Si(CH3)2−により置換されていてもよく、 A1 、A2 及びA3 が、同一でも異なっていてもよく、
    1,4−フェニレン、1又は2のH原子がFにより置換さ
    れていてもよい2,5−ピリミジンジイル、トランス−1,
    4−シクロヘキシレン又は1,3,4−チアジアゾール−2,
    5−ジイルである式(III)の化合物を含み、そして成分
    Cが、 R1 及びR2 が、同一でも異なっていてもよく、1〜1
    4の炭素原子を有する直鎖状のアルキル基であって、こ
    こで1又は隣接しない2の−CH2−基が−O−、−C
    O−、−CO−O−、−O−CO−、−O−CO−O−
    又は−Si(CH3)2−により置換されていてもよく、 A1 、A2 及びA3 が、同一でも異なっていてもよく、
    1,4−フェニレン、1又は2のH原子がFにより置換さ
    れていてもよい2,5−ピリミジンジイル、トランス−1,
    4−シクロヘキシレン又は1,3,4−チアジアゾール−2,
    5−ジイルである式(IV)の化合物を含む、請求項1記
    載のスメクチック液晶混合物。
  3. 【請求項3】 群A、B及びCのそれぞれからの少なく
    とも1種の化合物に加えて、群D〜Hのそれぞれからの
    少なくとも1種の化合物を含む、請求項1又は2記載の
    スメクチック液晶混合物。
  4. 【請求項4】 混合物全体を基準として、成分A〜Hが
    次の重量%で存在する、請求項1〜3のいずれか1項に
    記載のスメクチック液晶混合物: A:20〜50%、 B:5〜10%、 C:5〜15%、 D:5〜20%、 E:2〜5%、 F:2〜5%、 G:2〜20%、 H:5〜20%。
  5. 【請求項5】 群A、B及びCのそれぞれからの少なく
    とも1種の化合物、群D〜Hのそれぞれからの少なくと
    も1種の化合物、以下の群Nからの少なくとも1種の化
    合物、及び以下の群I〜Mからの少なくとも2種の化合
    物を含む強誘電性液晶混合物: N.式(XV)の大環状化合物: 【化11】 (式中、 nは0又は1であり、そしてYは、−CO−(t−ブチ
    ル)又は−CO−(アダマンチル)である。); I.式(X)の光学活性なフェニルベンゾエート類: 【化12】 (式中、 R1 及びR2 は、同一でも異なっていてもよく、それぞ
    れ1〜22又は3〜22の炭素原子を有する直鎖状又は
    分枝状のアルキル基であって、ここで1又は隣接しない
    2の−CH2−基が−O−、−CO−、−CO−O−、
    −O−CO−又は−O−CO−O−により置換されてい
    てもよく、R1 及びR2 の少なくとも1は分枝状の光学
    活性なアルキル基であり、 M1 及びM2 は、同一でも異なっていてもよく、−CO
    −O−、−O−CO−又は単結合であり、 a、b、c、d及びeは0又は1である。但し、a+c
    +e=2又は3でありかつb+d=1又は2であること
    を条件とする。); J.式(XI)の光学活性なオキシランエーテル類: 【化13】 (式中、 *はキラル中心であり、 R1 は、それぞれ1〜22又は3〜22の炭素原子を有
    する直鎖状又は分枝状のアルキル基であって、ここで1
    又は隣接しない2の−CH2−基が−O−、−CO−、
    −CO−O−、−O−CO−、−O−CO−O−又は−
    Si(CH3)2−により置換されていてもよく、又は下記
    の光学活性な基であり、 【化14】 2 、R3 、R4 、R5 、R6 及びR7 は、同一でも異
    なっていてもよく、H又はそれぞれ1〜16又は3〜1
    6の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキル基で
    あり、 Pは、−CH2−又は−CO−であり、 A1 、A2 及びA3 は、同一でも異なっていてもよく、
    1又は2のH原子がFにより置換されていてもよい1,4
    −フェニレン、1又は2のH原子がFにより置換されて
    いてもよい2,5−ピリジンジイル、1又は2のH原子が
    Fにより置換されていてもよい2,5−ピリミジンジイ
    ル、1又は2のH原子が−CN及び/又は−CH3 によ
    り置換されていてもよいトランス−1,4−シクロヘキシ
    レン、又は1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイルであ
    り、 M1 及びM2 は、同一でも異なっていてもよく、−CO
    −O−、−O−CO−、−CH2−O−、−O−CH2
    又は−CH2−CH2−であり、 a、b、c、d及びeは0又は1である。); K.式(XII)の光学活性なオキシランエステル類: 【化15】 (式中、 *はキラル中心であり、 R1 は、それぞれ1〜22又は3〜22の炭素原子を有
    する直鎖状又は分枝状のアルキル基であって、ここで1
    又は隣接しない2の−CH2−基が−O−、−CO−、
    −CO−O−、−O−CO−、−O−CO−O−又は−
    Si(CH3)2−により置換されていてもよく、 R2 、R3 及びR4 は、同一でも異なっていてもよく、
    H又は1〜16の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の
    アルキル基であり、 A1 、A2 及びA3 は、同一でも異なっていてもよく、
    1又は2のH原子がFにより置換されていてもよい1,4
    −フェニレン、1又は2のH原子がFにより置換されて
    いてもよい2,5−ピリジンジイル、1又は2のH原子が
    Fにより置換されていてもよい2,5−ピリミジンジイ
    ル、1又は2のH原子が−CN及び/又は−CH3 によ
    り置換されていてもよいトランス−1,4−シクロヘキシ
    レン、又は1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイルであ
    り、 M1 及びM2 は、同一でも異なっていてもよく、−CO
    −O−、−O−CO−、−CH2−O−、−O−CH2
    又は−CH2−CH2−であり、 a、b、c、d及びeは0又は1である。); L.式(XIII)の光学活性なジオキソランエーテル類: 【化16】 (式中、 *はキラル中心であり、 R1 は、それぞれ1〜22又は3〜22の炭素原子を有
    する直鎖状又は分枝状のアルキル基であって、ここで1
    又は隣接しない2の−CH2−基が−O−、−CO−、
    −CO−O−、−O−CO−、−O−CO−O−又は−
    Si(CH3)2−により置換されていてもよく、 R2 、R3 及びR4 は、同一でも異なっていてもよく、
    H又は1〜16の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状の
    アルキル基であって、R2 とR3 が一緒に−(CH2)5
    −を形成していてもよく、 A1 、A2 及びA3 は、同一でも異なっていてもよく、
    1又は2のH原子がFにより置換されていてもよい1,4
    −フェニレン、1又は2のH原子がFにより置換されて
    いてもよい2,5−ピリジンジイル、1又は2のH原子が
    Fにより置換されていてもよい2,5−ピリミジンジイ
    ル、1又は2のH原子が−CN及び/又は−CH3 によ
    り置換されていてもよいトランス−1,4−シクロヘキシ
    レン、又は1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイルであ
    り、 M1 及びM2 は、同一でも異なっていてもよく、−CO
    −O−、−O−CO−、−CH2−O−、−O−CH2
    又は−CH2−CH2−であり、 a、b、c、d及びeは0又は1である。); M.式(XIV)の光学活性なジオキソランエステル類: 【化17】 (式中、 R1 は、1〜16の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状
    のアルキル基であって、ここで1又は隣接しない2以上
    の−CH2−基が−O−、−CO−、−CO−O−又は
    −O−CO−により置換されていてもよく、 R2 、R3 及びR4 は、同一でも異なっていてもよく、
    H又は1〜16の炭素原子を有する直鎖状のアルキル基
    であって、R2 とR3 が一緒に−(CH2)5−を形成し
    ていてもよく、 A1 、A2 及びA3 は、同一でも異なっていてもよく、
    1又は2のH原子がFにより置換されていてもよい1,4
    −フェニレン、1又は2のH原子がFにより置換されて
    いてもよい2,5−ピリジンジイル、1又は2のH原子が
    Fにより置換されていてもよい2,5−ピリミジンジイ
    ル、1又は2のH原子が−CN及び/又は−CH3 によ
    り置換されていてもよいトランス−1,4−シクロヘキシ
    レン、又は1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイルであ
    り、 M1 及びM2 は、同一でも異なっていてもよく、−CO
    −O−、−O−CO−、−CH2−O−、−O−CH2
    又は−CH2−CH2−であり、 a、b、c、d及びeは0又は1である。)。
  6. 【請求項6】 群I〜Mからの少なくとも3種の化合物
    を含有する、請求項5記載のスメクチック強誘電性液晶
    混合物。
  7. 【請求項7】 群J、K、L及びMからの化合物を含
    む、請求項5又は6記載のスメクチック強誘電性液晶混
    合物。
  8. 【請求項8】 電気光学的スイッチング及び/又はディ
    スプレイ装置に請求項1〜7のいずれか1項に記載のス
    メクチック液晶混合物を用いる方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれか1項に記載のス
    メクチック液晶混合物を含む電気光学的スイッチング及
    び/又はディスプレイ装置。
JP6072245A 1993-04-10 1994-04-11 スメクチック液晶混合物 Pending JPH06330042A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4311968A DE4311968A1 (de) 1993-04-10 1993-04-10 Smektische Flüssigkristallmischung
DE4311968:9 1993-04-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06330042A true JPH06330042A (ja) 1994-11-29

Family

ID=6485325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6072245A Pending JPH06330042A (ja) 1993-04-10 1994-04-11 スメクチック液晶混合物

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5443752A (ja)
EP (1) EP0620262B1 (ja)
JP (1) JPH06330042A (ja)
CN (1) CN1093733A (ja)
DE (2) DE4311968A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007231167A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Ricoh Co Ltd 液晶素子、光路偏向素子及び画像表示装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0839173A1 (en) 1995-07-17 1998-05-06 Hoechst Research & Technology Deutschland GmbH & Co. KG Ferroelectric liquid crystal mixture
GB0126849D0 (en) * 2001-11-08 2002-01-02 Qinetiq Ltd Novel compounds
US20080312281A1 (en) * 2004-12-24 2008-12-18 Matthew Colin Thor Fyfe G-Protein Coupled Receptor (Gpr116) Agonists and Use Thereof for Treating Obesity and Diabetes
NZ564759A (en) * 2005-06-30 2011-08-26 Prosidion Ltd GPCR agonists
PE20081659A1 (es) * 2007-01-04 2008-10-24 Prosidion Ltd Agonistas de gpcr
ATE523507T1 (de) * 2007-01-04 2011-09-15 Prosidion Ltd Piperidin-gpcr-agonisten
AR064736A1 (es) * 2007-01-04 2009-04-22 Prosidion Ltd Agonistas de gpcr
WO2010112799A1 (en) 2009-02-26 2010-10-07 University Of York Luminophores comprising platinum-ligand complexes
CN103666482B (zh) * 2012-09-10 2016-05-25 苏州汉朗光电有限公司 一种近晶a相液晶材料
KR20220022356A (ko) 2020-08-18 2022-02-25 삼성전자주식회사 에폭시 화합물, 이로부터 얻어지는 조성물, 반도체 장치, 전자 장치, 물품 및 물품 제조 방법

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3515374C2 (de) * 1985-04-27 1998-02-26 Hoechst Ag Chirale getilte smektische flüssigkristalline Phasen und deren Verwendung in elektrooptischen Anzeigeelementen
DE3718174A1 (de) * 1987-05-29 1988-12-15 Hoechst Ag Verwendung von optisch aktiven oxiran-2-carbonsaeureestern als dotierstoffe in fluessigkristallmischungen, diese enthaltende fluessigkristallmischungen und neue optisch aktive oxiran-2-carbonsaeureester
DE3832502A1 (de) * 1988-09-24 1990-03-29 Hoechst Ag Verwendung von optisch aktiven oxiran-2-carbonsaeureestern und von optisch aktiven 1,3-dioxolan-4-carbonsaeureestern als dotierstoffe in fluessigkristallmischungen, diese enthaltende fluessigkristallmischungen und neue optisch aktive oxiran-2-carbonsaeureester und 1,3-dioxolan-4-carbonsaeureester
DE3633968A1 (de) * 1986-10-06 1988-04-07 Hoechst Ag Chirale aryl-2,3-epoxyalkyl-ether und deren entsprechende thioverbindungen und ihre verwendung als dotierstoff in fluessigkristall-phasen
US5328639A (en) * 1986-11-10 1994-07-12 Canon Kabushiki Kaisha Fluoroalkane derivative, its composition and liquid crystal device using the same
EP0285395B1 (en) * 1987-03-31 1994-05-11 Ajinomoto Co., Inc. Phenyl-pyrimidine liquid crystal compounds and liquid crystal compositions containing the same
DE3824902A1 (de) * 1988-07-22 1990-02-15 Hoechst Ag Optisch aktive, in 4-stellung einen mesogenen rest tragende 1,3-dioxolan-derivate, ein verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als dotierstoffe in fluessigkristallmischungen
DE3832503A1 (de) * 1988-09-24 1990-03-29 Hoechst Ag Neue optisch aktive ester der 5-ethyl- und der 5-vinyl-1,3-dioxolan-4-carbonsaeure, ihre verwendung als dotierstoffe in fluessigkristallmischungen und die neuen ester enthaltende fluessigkristallmischungen
WO1992012974A1 (de) * 1991-01-24 1992-08-06 Hoechst Aktiengesellschaft Pyridylpyrimidine, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung in flüssigkristallinen mischungen
DE4116751A1 (de) * 1991-05-23 1992-11-26 Hoechst Ag Cyclohexylphenylpyrimidine, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung in fluessigkristallinen mischungen
TW211581B (ja) * 1991-11-07 1993-08-21 Hoechst Ag
CA2125964C (en) * 1991-12-18 2001-06-19 Neng-Yang Shih Imidazolyl-alkyl-piperazine and -diazepine derivatives as histamine h3 agonists/antagonists
DE4143139A1 (de) * 1991-12-28 1993-07-01 Hoechst Ag Chirale oxiranylmethyl-ether und ihre verwendung als dotierstoffe in fluessigkristallmischungen
DE4222565A1 (de) * 1992-07-09 1994-01-13 Hoechst Ag Meta-substituierte Sechsringaromaten zur Verwendung in Flüssigkristallmischungen
EP0603786A3 (en) * 1992-12-23 1994-08-17 Hoechst Ag Alkyl-substituted hydroquinone derivatives for use in ferro-electric liquid crystal mixtures.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007231167A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Ricoh Co Ltd 液晶素子、光路偏向素子及び画像表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE59403509D1 (de) 1997-09-04
EP0620262A2 (de) 1994-10-19
CN1093733A (zh) 1994-10-19
EP0620262B1 (de) 1997-07-30
DE4311968A1 (de) 1994-10-20
EP0620262A3 (en) 1994-11-23
US5443752A (en) 1995-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6171519B1 (en) Ferroelectric liquid crystal mixture
US5316694A (en) Antiferroelectric liquid crystal composition
EP0495686B1 (en) Ferroelectric liquid crystal composition and liquid crystal device using the same
JPH06306363A (ja) スメクチック液晶混合物
JPH06330042A (ja) スメクチック液晶混合物
EP0768998B1 (en) Liquid crystal compounds, mixtures and devices
US20100283927A1 (en) Oligosiloxane modified liquid crystal formulations and devices using same
EP0632116B1 (en) A smectic C liquid crystal composition and a liquid crystal display element
JPH0762349A (ja) スメクチック液晶混合物
Sakashita et al. Novel ferroelectric liquid crystalline δ-valerolactone derivatives with very large spontaneous polarization
KR100354351B1 (ko) 액정조성물및이것을함유한액정소자
EP0801125B1 (en) Smectic liquid crystal composition and liquid crystal device
US5387371A (en) Ferroelectric liquid-crystalline media, and their use in electro-optical devices
JP4713736B2 (ja) 単安定強誘電性アクティブマトリックスディスプレイ
US5300254A (en) Ferroelectric liquid-crystal display
JP5365972B2 (ja) 液晶組成物及び強誘電性液晶組成物
EP0916714A1 (en) Chiral smectic liquid crystal mixture containing fluoroisoquinolines
EP0915145A1 (en) Ferroelectric liquid crystal mixture
US6129958A (en) Chiral smectic liquid crystal mixture containing 1,2-difluoronaphthalenes
JPH06211865A (ja) キラルバレロラクトン誘導体
EP0916715A1 (en) Chiral smectic liquid crystal mixture containing compounds with fluorinated sidechains
JP2000226582A (ja) 電傾効果型液晶組成物および素子
EP0916713A1 (en) Chiral smectic liquid crystal mixture containing 1,3-difluoronaphthalenes
JPH11236566A (ja) フッ化側鎖を有する化合物を含有するキラルスメクチック液晶混合物
EP0909803A1 (en) Chiral smectic liquid crystal mixture