JP2000226582A - 電傾効果型液晶組成物および素子 - Google Patents
電傾効果型液晶組成物および素子Info
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Abstract
組成物および素子を提供する。 【解決手段】 一般式1、例えば式1−10の1種類以
上、合計10重量%以上を含み、かつ一般式2、例えば
式2−1のラセミでない成分を2種類以上、合計30重
量%以上を含み、Iso−N*(ch*)−SmAの相系
列を形成し、SmAより低温側で強誘電性又は反強誘電
性を示し、N*相の下限温度から2℃高い温度までにお
いてらせんのピッチが素子のギャップの4倍以上であ
り、SmA相から低温側の相への転移温度より10℃低
い温度において自発分極値30nC/cm2以上である
液晶組成物。
Description
い透過率を持つ電傾効果型液晶素子に関するものであ
る。
および表示素子としての性質が必要とされるさまざまな
技術分野において液晶が導入されてきた。
びラガワール(Lagerwall)は、非常に薄いセ
ルの中において強誘電性液晶系を使用すると、通常のT
N(ツイステッド・ネマチック)素子の1000倍も速
い応答時間、すなわち、数十〜数百μsオーダの応答を
示す電気光学的スイッチングまたは表示素子が得られる
ことを明らかにした。(例えば、ラガワール等、「ディ
スプレイ用強誘電性液晶(Ferroelectric Liquid Cryst
al Displays, SID Symposium, October Meeting, 1985,
San Diego, Ca, USA)」)。強誘電性液晶は双安定性
スイッチングや、高視野角性、高コントラストなどの、
その他の好ましい性質のため、単純マトリックス・アド
レスを用いる分野に適している。
定性ではなく、チルト角が電場に比例したスイッチング
などを必要とする素子においては、同じカイラル系の液
晶のSmA相などにおける電傾効果(エレクトロクリニ
ック効果)型の液晶が用いられる。例えば、電傾効果型
素子を用いた空間光変調器(SLM)などが通信など各
分野においての応用が期待されている。
性液晶)のSmA、SmB、SmEなどの相で発現し、
印加電圧に比例してダイレクタが傾く現象である。電気
光学素子として使用した場合、複屈折性により、光の透
過率は強誘電性液晶の場合と同様に次の式で表される。
Δn・d/λ) (ここで、θはチルト角、Δnは屈折率、dはセル厚、
λは入射光の波長である。) 式から、チルト角の大きさが直接透過率に反映される事
が分かる。10°以上、好ましくは22.5°に近い大
きなチルト角が、透過率の観点からみてより望ましい。
mC*、SmH*など)への前駆現象であるため、とくに
低温側の相への転移点近傍で強く見られ、強い温度依存
性を示す。昇温と共に、反転は速くなるが、チルト角は
小さくなる。
効果型液晶組成物材料においては、スイッチングの高速
化とチルト角の両立は必ずしも容易ではなかった。すな
わち、反転の速い液晶は数度という小さなチルト角しか
持たず、チルト角の大きい液晶は反転速度が期待したほ
ど速くならないという問題を有していた。
86の実施例の組成物は、N*相を持たない非実用的な
ものである。もっとも良い結果を示す実施例14の組成
物の場合においても、Tc+10℃の温度において反転
時間が1.0μs以下であるが、dθ/dEは=5x1
0-9rad・m/V(約0.3°μm/V)であり、実
用的な組成物に用いるには小さい。
63−304088および特開昭63−310879に
おいても、組成物の転移温度や相系列、さらに、反転時
間についての明確な記述がないが、チルト角は実用的な
組成物に用いるには明らかに小さいものである。
ために、ほぼ100%カイラル物質を使ったものも知ら
れている(例えば、公開特許公報 特開昭64−928
6、特開昭63−261230)。しかし、N相がな
い、作動温度領域および低温保存温度が非常に高いな
ど、実用的ではなかった。実用的な応用の観点からは、
作動温度は室温に近く、融点は0℃より低いことがより
好ましい。
暗状態での透過率に非常に敏感である。僅かのダイレク
タのずれによる光漏れがコントラストを下げる要因とな
る。しかし、セル注入後の降温過程など温度を変化させ
る過程において、レーヤ方向の僅かに異なるドメインに
よる薄いモザイク状組織がしばしば観測される。従来の
電傾効果型素子はこの種の問題に対し、簡単で有効な改
善手段が報告されていなかった。
うな上述の問題を解決すべく鋭意検討した結果、電傾効
果素子の速い反転速度と高透過率を両立させ、さらに作
動温度、保存温度の低温化を達成することに成功し、本
発明を完成した。本発明により、より実用に耐えうる電
傾効果素子を提供することが可能となった。
レクトロクリニック)型液晶素子用の液晶組成物を提供
する。該液晶組成物は、下記一般式(1):
または炭素数1〜16の直鎖もしくは分枝鎖(不斉炭素
原子を有するかまたは有さない)アルキルであり、ここ
で1個または2個の非隣接−CH2−基が−O−、−S
−、−CO−、−CO−O−、−O−CO−、−CO−
S−、−S−CO−、−CH=CH−、−C≡C−また
は−Si(CH3)2−によって置き換えられていてもよ
く、さらにアルキルラジカルの1個以上の水素原子が
F、Cl、BrもしくはCNによって置き換えられてい
てもよく、あるいはまた下記のキラル基:
ンターであり:
しくは分枝鎖アルキルであり、ここで1個または2個の
非隣接−CH2−基が−O−、−S−、−CO−、−C
O−O−、−O−CO−、−CO−S−、−S−CO
−、−CH=CH−、−C≡C−または−Si(C
H3)2−によって置き換えられていてもよく;M5は−
CH2−O−、−C−O−O−、−O−CH2−、−O−
C−O−または単結合であり;oおよびpは、0、1ま
たは2であり、(o+p)は1または2である)であ
り;A1およびA2は、互いに独立に、それぞれ1,4−
フェニレンであり、この基中に存在する1個または2個
のCH基はNにより置き換えられていることもでき、あ
るいはA1およびA2は、それぞれ、1,4−シクロヘキ
シレンであり、この基中に存在する1個のCH2基また
は隣接していない2個のCH2基はO原子および(また
は)S原子により置き換えられることもでき、あるいは
A1およびA2は、それぞれ、ピペリジン−1,4−ジイ
ル、1,4−ビシクロ(2,2,2)オクチレン、1,
3,4−チアジアゾール−2,5−ジイル、ナフタレン
−2,6−ジイルまたは1,2,3,4−テトラヒドロ
ナフタレン−2,6−ジイルであり、これらの基はそれ
ぞれ、未置換であるか、あるいは1個または2個のF原
子および(または)Cl原子および(または)CH3基
および(または)CN基で置き換えられており;X1お
よびX2は、水素、F、Cl、CF3およびCNから選ば
れる基であるが、X1およびX2は同時に水素であること
はなく;Z1およびZ2は、それぞれ−CO−O−、−O
−CO−、−CH2CH2−、−OCH2−、−CH2O
−、−C≡C−または単結合であり;mおよびnはそれ
ぞれ0、1または2であり、そして(m+n)は1また
は2である]で示す成分を少なくとも1種類以上、合計
10重量%以上を含み、かつ下記一般式(2):
のアルキル基であり、ここで、1個以上の−CH2−基
が−O−または−Si(CH3)2−で置き換えられてい
てもよく、RおよびR’の1個以上の水素原子がFによ
って置き換えられていてもよく;mおよびnは、0、1
または2整数であるが、同時に0であることはなく;X
1、X2、X3およびX4は、HまたはFである。]で示
す、ラセミでない成分を2種類以上、合計で少なくとも
30重量%以上を含み、該液晶組成物は、Iso−N*
(ch*)−SmAの相系列を形成し、SmAより低温
側で強誘電性または反強誘電性を示し、該N*相(また
はCh*相)の下限温度から2℃高い温度までの温度範
囲においてらせんのピッチが素子のギャップの4倍以上
であり、SmA相から低温側の相への転移温度より10
℃低い温度において自発分極(Ps)の値が30nC/
cm2以上であることを特徴とする。
転移温度より10℃低い温度において、自発分極(P
s)の値が40nC/cm2以上であり、また好ましく
は、SmA相から低温側の相への転移温度が50℃以下
である。さらに好ましくは、SmA相の幅が15℃以上
ある。
物を含む電傾効果(エレクトロクリニック)型液晶素子
を提供する。好ましくは、本発明の液晶素子は、さらに
配向膜を含み、該配向膜のプレチルト角が0.5度以上
である。
発現し、速い反転を示し、実用的な相転移温度および低
温保存特性を併せ持ち、これを用いた電傾効果型素子は
実用的かつ高い性能を有する。
式(1)で表されるカイラル化合物を少なくとも1種類
以上、合計10重量%以上含む。該カイラル化合物は、
自発分極(Ps)を誘起する能力が高く、かつ電傾効果
を強めることができる。好ましくは、本発明の液晶組成
物は、式(1)で表されるカイラル化合物を15重量%
以上、より好ましくは20重量%以上含む。さらに、本
発明にしたがう液晶組成物は、式(2)で表されるノン
カイラル化合物のようなフェニルピリミジンを2種類以
上、合計30重量%以上含む。
により、SmC*相などのカイラルな相において30n
C/cm2以上という大きな自発分極の値を誘起し、か
つ強い電傾効果を発現させることができる。これに式
(2)のノンカイラル化合物のようなフェニルピリミジ
ンを合計30重量%以上混合することにより、さらに、
組成物の粘性を下げ、より速い反転を実現することがで
きる。さらに、これらを組み合わせることにより、液晶
組成物において必要な相系列を得ることができ、それに
より、実用的な作動温度および低い保存温度を達成する
ことが可能となった。その際、N*相(またはCh*相)
の下限温度から2℃高い温度までの温度範囲においてら
せんのピッチが素子のギャップの4倍以上とすることに
より、均一な水平配向を得、コントラスト比の高い電傾
効果素子を製造することが可能となる。
C/cm2に高めることにより、いっそう電傾効果を高
め、素子の高速化、高透過率化の両立に寄与をすること
ができる。
る配向劣化を解決するために、0.5度以上のプレチル
ト角を有する配向膜を使用することにより、均一なモノ
ドメインに近い配向を実現し、素子のコントラストを高
めることに成功した。プレチルトを付与することによ
り、弱いシェブロンを誘起し、シェブロン角(層の傾き
角)の変化により体積の変化をある程度補償し、基板面
内のずれを防ぐためであると思われる。
プレチルト角を付与することにより、シェブロン構造を
有するスメクチックC*液晶のC1、C2配向のいずれ
かの片方を抑えて、ジグザグの無い素子を作る報告があ
る(例えば、文献J. Kanbe et al. ; Feroroelectrics,
114, 3 (1991))。しかし、この技術は電傾効果素子に
よりSmA層での配向の質を高めるものではなく、本発
明とは原理的に異なるものである。
具体的に示すが、説明するためのもので、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではない。
1℃/minで降温して測定した。ただし、融点は、示
差走査熱分析(DSC)により10℃/minで降温し
て測定した。
SSZ−04/A307N1NSSを使用し、ソーヤ・
タワー法にて測定をした。電気光学特性(チルト角θ、
反転速度t10-90)は共に1kHz、25Vrms/μ
mの矩形波を印加した状態で測定をした。
ト角の異なる配向膜を用いた2つのタイプのセルで、共
にセル厚が1.5μmである。 タイプ1: ヘキスト社製POLIX8Aを配向膜とし
た水平配向セル(プレチルト角α=0°)、 タイプ2: 日立化成LQ120を配向膜とした水平配
向セル(プレチルト角α〜0.5−5°) 相転移温度および電気光学特性の測定には次のような装
置を使用した: 温度コントローラ:Mettler FP80HT 信号発生器:Wavetech Model 275 アンプ: KROHN−HITE model 7500 ディテクタ: 浜松フォトニックスR636−10(負荷抵抗50Ω) オシロスコープ: テクトロニックス2430A 偏光顕微鏡:Olympus BH2 DSC: Perkin Elmer DSC7。
本発明に従う液晶組成物Aを調製し、上記タイプ1のセ
ルに注入して測定を行った。
た。 相転移温度: cryst (-24) SmC (37.4) SmA (66.5) N (72) Iso 自発分極Ps(Tc−10℃): 45nC/cm2 反転時間(t10-90): 図1参照 チルト角(2θ): 図1参照 本発明にしたがう組成物Aは、大きなチルト角と1μs
よりも速い反転を示すと共に、SmAの下限温度、融点
などの点においても実用的な組成物である。
の代わりにBDH764E(ヘキスト社製)を上記タイ
プ1のセルに注入して測定を行った。
った。 相転移温度: SmC (28) SmA (73) N (88.6) Iso 自発分極Ps(18℃): 46nC/cm2 反転時間(t10-90): 図1参照 チルト角(2θ): 図1参照 対照組成物BDH764Eは、組成物Aと比較して、チ
ルト角は同等であるが、反転時間は5倍も遅いことが判
る。
の各成分の重量%を変え、自発分極の異なる組成物Bお
よび組成物Cを調製した。これらをタイプ1のセルに注
入して、実施例1と同様に測定を行った。
りであった。 相転移温度: 組成物B:cryst (-21) SmC (43) SmA (68.3) N (74) Iso 組成物C:cryst (-20) SmC (58.0) SmA (68.6) N (80.3) Iso 自発分極Ps(Tc−10℃): 組成物B:40nC/cm2 組成物C:22nC/cm2 Tc+5℃でのチルト角(2θ): 図2参照 Tc+5℃での反転時間(t10-90): 図3参照 自発分極Psを40nC/cm2以上にすることによ
り、さらに大きなチルト角と速い反転を達成できること
が判る。
は、次のとおりであった。 組成物A:29.1 組成物B:25.3 組成物C:10.6 組成物A、B、Cのチルト角の温度依存性を図4に示
す。
度依存性が減り、素子の駆動できる温度範囲が広がる。 (実施例5)組成物Aをタイプ1およびタイプ2のセル
に注入し、配向とコントラスト比の測定を行った。その
結果を表2に示す。
高いコントラスト比が測定された。また、顕微鏡観察に
より、タイプ2において配向がより均一であることも確
認された。
成物BDH764Eを使用して同様な測定を行った。そ
の結果を表3に示す。
プ2のセルの方が高いコントラスト比が測定された。ま
た、顕微鏡観察により、タイプ2において配向がより均
一であることも確認された。
素子を提供するものであり、本発明により、電傾効果型
液晶組成物および素子の高速応答、高透過率、高コント
ラスト比および広い温度域での駆動が達成できる。
た液晶組成物AおよびBDH764Eの反転時間(t
10-90)およびチルト角(2θ)を示す。
c+5℃でのチルト角(2θ)を示す。
c+5℃での反転時間(t10-90)を示す。
ルト角の温度依存性を示す。
Claims (6)
- 【請求項1】 電傾効果型液晶素子用の液晶組成物であ
って、下記一般式(1): 【化1】 [式中、R1およびR2は互いに独立に、Hまたは炭素数
1〜16の直鎖もしくは分枝鎖(不斉炭素原子を有する
かまたは有さない)アルキルであり、ここで1個または
2個の非隣接−CH2−基が−O−、−S−、−CO
−、−CO−O−、−O−CO−、−CO−S−、−S
−CO−、−CH=CH−、−C≡C−または−Si
(CH3)2−によって置き換えられていてもよく、さら
にアルキルラジカルの1個以上の水素原子がF、Cl、
BrもしくはCNによって置き換えられていてもよく、
あるいはまた下記のキラル基: 【化2】 (ここで、Y1およびY2は下記のキラルセンターであ
り: 【化3】 R3は、Hまたは炭素数1〜16の直鎖もしくは分枝鎖
アルキルであり、ここで1個または2個の非隣接−CH
2−基が−O−、−S−、−CO−、−CO−O−、−
O−CO−、−CO−S−、−S−CO−、−CH=C
H−、−C≡C−または−Si(CH3)2−によって置
き換えられていてもよく、さらにアルキルラジカルの1
個以上の水素原子がF、Cl、BrもしくはCNによっ
て置き換えられていてもよく;M5は−CH2−O−、−
C−O−O−、−O−CH2−、−O−C−O−または
単結合であり;oおよびpは、0、1または2であり、
(o+p)は1または2である)であり;A1およびA2
は、互いに独立に、それぞれ1,4−フェニレンであ
り、この基中に存在する1個または2個のCH基はNに
より置き換えられていることもでき、あるいはA1およ
びA2は、それぞれ、1,4−シクロヘキシレンであ
り、この基中に存在する1個のCH2基または隣接して
いない2個のCH2基はO原子および(または)S原子
により置き換えられることもでき、あるいはA1および
A2は、それぞれ、ピペリジン−1,4−ジイル、1,
4−ビシクロ(2,2,2)オクチレン、1,3,4−
チアジアゾール−2,5−ジイル、ナフタレン−2,6
−ジイルまたは1,2,3,4−テトラヒドロナフタレ
ン−2,6−ジイルであり、これらの基はそれぞれ、未
置換であるか、あるいは1個または2個のF原子および
(または)Cl原子および(または)CH3基および
(または)CN基で置き換えられており;X1およびX2
は、水素、F、Cl、CF3およびCNから選ばれる基
であるが、X1およびX2は同時に水素であることはな
く;Z1およびZ2は、それぞれ−CO−O−、−O−C
O−、−CH2CH2−、−OCH2−、−CH2O−、−
C≡C−または単結合であり;mおよびnはそれぞれ
0、1または2であり、そして(m+n)は1または2
である]で示す成分を少なくとも1種類以上、合計10
重量%以上を含み、かつ下記一般式(2): 【化4】 [式中、RおよびR’は、炭素数1−15のアルキル基
であり、ここで、1個以上の−CH2−基が−O−また
は−Si(CH3)2−で置き換えられていてもよく、R
およびR’の1個以上の水素原子がFによって置き換え
られていてもよく;mおよびnは、0、1または2整数
であるが、同時に0であることはなく;X1、X2、X3
およびX4は、HまたはFである。]で示す、ラセミで
ない成分を2種類以上、合計で少なくとも30重量%以
上を含み、該液晶組成物は、Iso−N*(ch*)−S
mAの相系列を形成し、SmAより低温側で強誘電性ま
たは反強誘電性を示し、該N*相(またはCh*相)の下
限温度から2℃高い温度までの温度範囲においてらせん
のピッチが素子のギャップの4倍以上であり、SmA相
から低温側の相への転移温度より10℃低い温度におい
て自発分極の値が30nC/cm2以上であることを特
徴とする液晶組成物。 - 【請求項2】 SmA相から低温側の相への転移温度よ
り10℃低い温度において、自発分極の値が40nC/
cm2以上である、請求項1記載の液晶組成物。 - 【請求項3】 SmA相から低温側の相への転移温度が
50℃以下である、請求項1または2に記載の液晶組成
物。 - 【請求項4】 SmA相の幅が15℃以上ある、請求項
1、2または3に記載の組成物。 - 【請求項5】 請求項1、2、3または4に記載の液晶
組成物を含む電傾効果型液晶素子。 - 【請求項6】 さらに配向膜を含み、該配向膜のプレチ
ルト角が0.5度以上である、請求項5記載の液晶素
子。
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---|---|---|---|
JP11031637A JP2000226582A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 電傾効果型液晶組成物および素子 |
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JP11031637A JP2000226582A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 電傾効果型液晶組成物および素子 |
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JP (1) | JP2000226582A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008123235A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Dic Corporation | 高分子安定化液晶組成物、液晶表示素子、液晶表示素子の製造方法 |
JP2008248210A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Dic Corp | 液晶表示素子およびその製造方法 |
JP2008274235A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-11-13 | Dic Corp | 高分子安定化強誘電性液晶組成物及び液晶表示素子 |
-
1999
- 1999-02-09 JP JP11031637A patent/JP2000226582A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2008123235A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Dic Corporation | 高分子安定化液晶組成物、液晶表示素子、液晶表示素子の製造方法 |
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US8405799B2 (en) | 2007-03-30 | 2013-03-26 | Dic Corporation | Polymer-stabilized liquid crystal composition, liquid crystal display device, method for producing liquid crystal display device |
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