JP5301099B2 - 遊技機 - Google Patents

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この発明は、スロットマシンなどの遊技機に関する。
スロットマシン等の遊技機が設置されている遊技場(ホール)では、これら遊技機と接続することによって情報の授受が行える情報管理装置(ホールコンピュータ)を遊技場に設置し、遊技機における遊技に関する信号を情報管理装置に入力し、入力された信号を収集して蓄積する遊技システムを構築していることが多い。
例えばスロットマシンの場合、遊技に関する信号は、例えばBB(ビッグボーナス)モードやRB(レギュラーボーナス)モードに移行したことを示す信号、メダルが投入されたことを示す信号、メダルが払い出された信号等が挙げられる。これら信号は、スロットマシンの内部に設けられた外部集中端子板と呼ばれる回路基板を介して情報管理装置に送信される。これにより、情報管理装置は、上記外部集中端子板から出力された信号を基に各スロットマシンの状態及び情報を管理することが可能となる。
このようなスロットマシンでは、例えば、メダルセレクタの内部に、投入されたメダルを判別するとともにその枚数を計数するためのメダルセンサを設け、このメダルセンサによってメダルが検知された場合には、メダルの検知時間を監視して、該検知時間が予め設定された基準時間内であるか否かを監視し、基準時間以上メダルセンサからの検知信号が出力されている場合に、メダル詰まりであると判断し、エラー表示を行うようになっている。また、ホッパー装置内にメダルセンサを設け、このメダルセンサによって払い出されるメダルを検知し、メダルの検知時間が監視時間以上の時にはメダルが詰まっていると判断し、エラー表示を行うようになっている。前記監視時間を選択することを開示する先行技術として特許文献1がある。
特開2005−58676号公報 遊技機の監視レベルを適宜に変更することで、遊技機のセキュリティを向上させる。スロットマシン3のメモリ32に、監視プログラムと、設定値n及び基準時間Tnからなるテーブルデータとを記憶させる。情報記憶装置4によって、セキュリティレベルの設定値nが入力されると、スロットマシン3に設定値nが出力され、メモリ32のRAM領域に記憶される。スロットマシン3では、所定時間おきに監視プログラムを実行しており、記憶された設定値nによって対応する基準時間Tnが読み出され、この基準時間Tnと、投入メダルセンサの検知時間Tとの比較によって、投入メダルセンサ34からの検知信号が正常であるか否かを判断し、異常の場合にエラー信号を情報管理装置4に出力する。
スロットマシンは、メダルセレクタ及び入賞に応じてメダルを払い出すホッパ装置を備えている(ホッパ装置の構造は後の詳述する)。従来の遊技機ではホッパタンク内のメダルの残量を検出するセンサを備え、メダルの残量が一定量以下になるとエラーを報知するようになっていた。このエラーを受けて係員が遊技機の前扉を開け、ホッパタンクにメダルを補給していた。メダル残量がすぐに不足することのないように、メダルの残量を検出するセンサを複数設け、遊技機の内部状態に応じて報知態様を切り換えることを開示する先行技術として特許文献2がある。
特開2006−239038号公報 メダル残量が不足したときに適切なメダルの量を報知する。スロットマシンにおいて、貯留メダル量検出センサの出力に基づきホッパタンク内の貯留メダル量の不足を第1の態様で報知し、前記貯留メダル量検出センサの出力に基づき前記ホッパタンク内にメダルが補給されたことを検知したとき、前記貯留メダル量検出センサの出力及び前記遊技の内部当選フラグに基づき貯留メダル量が不足しているかどうか判定し、不足しているときは前記第1の形態と異なる第2の態様で報知する。必要メダルを報知することでメダル補給の適量を明確にするほか、遊技者に内部状況を通知し期待感を持たせることができる。
スロットマシンは、基本的に図柄が揃ったときに賞品としてメダルを払い出すものであるが、図柄が揃うかどうかは内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。また、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、小役などのさまざまな賞も内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。抽選の処理の内容は所定の範囲内で設定の変更(以下、設定変更)が可能であり、遊技機が設置されるホールなどにおいて店側により設定作業が行われる。設定変更により例えば1〜6のいずれかの設定値が選択される。これら設定値はそれぞれ異なる抽選の処理に対応しており、大当たりの確率も設定値に応じて変化する。
従来の遊技機では、遊技者は設定値の内容を知ることができなかった。設定値の内容が明らかになると、有利な設定値(例えば6)のスロットマシンに遊技者が集中するためである。
遊技者は、遊技を繰り返すうちに当選確率を体感し、その結果、設定値の内容に薄々気づくことがある。このようなことになっても、遊技者間に特段の不公平が生じることがなく、何ら問題がない。しかし、従来の遊技機では、遊技者はメダルの払い出しの多寡から設定値を推測することしかできなかった。
この発明は、設定値の内容を推測する新たなやり方を遊技者に提供することによりゲーム性を向上させることを目的とし、具体的には、メダルエンプティエラーを通じて設定値の内容を推測することのできる遊技機を提供することを目的とする。
この発明は、遊技者による遊技操作に基づいた内部抽選及びこの内部抽選の結果に基づいた入賞判定を行い、入賞に応じてメダルの払い出し制御を行う遊技制御部と、メダルを貯留するホッパタンクと、前記ホッパタンクに貯留されたメダルを払い出すホッパ装置と、前記ホッパタンク内の貯留メダル量の不足を判定するホッパエンプティエラー判定部と、予め定められた手順に従い前記内部抽選に関する設定値を設定するとともに前記設定値を出力する設定変更処理部と、を備える遊技機において、
それぞれ異なる前記貯留メダル量を検出する複数の貯留メダル量検出センサと、前記設定変更処理部から出力された前記設定値に基づき前記複数の貯留メダル量検出センサのいずれかを選択する選択部を備え、
前記ホッパエンプティエラー判定部は、前記選択部で選択された前記貯留メダル量検出センサの出力に基づき前記ホッパタンク内の貯留メダル量の不足を判定する、ものである。
前記選択部は、遊技機の電源投入時において、前記複数の貯留メダル量検出センサのうちで予め定められたものを選択し、前記ホッパエンプティエラー判定部で貯留メダル量の不足と判定されたときに前記設定変更処理部から出力された前記設定値に基づき前記複数の貯留メダル量検出センサのいずれかを選択する、ようにしてもよい。
予め定められた時間帯の信号を出力するタイマーを備え、
前記選択部は、前記タイマーの出力に基づき、前記予め定められた時間帯においてのみ前記設定変更処理部から出力された前記設定値に基づき前記複数の貯留メダル量検出センサのいずれかを選択する、ようにしてもよい。
この発明によれば、内部抽選に関する設定値に基づきホッパーエンプティエラーを検出するセンサを選択することにより、設定値に応じてホッパーエンプティエラーのタイミングが変化するようになり、遊技者は、ホッパーエンプティエラーの報知を観察することで、設定値をある程度推測することができる。この発明によれば、既存機種とは違った設定推測要素を提供することができ、遊技者の遊技意欲を増進させることができる。
発明の実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る遊技機(スロットマシン)について図面を参照して説明する。
図1は前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図、図2は前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図を示す。
図1及び図2中、100はスロットマシンを示すもので、このスロットマシン100は、図1に示すように、スロットマシン本体120と、このスロットマシン本体120の前面片側にヒンジ等により開閉可能に取り付けられた前扉130とを備えている。前記前扉130の前面には、図1に示すように、ほぼ中央にゲーム表示部131を設け、ゲーム表示部131の右下隅部に、遊技者がメダルを投入するためのメダル投入口132を設け、メダル投入口132の下側には、メダル投入口132から投入され、詰まってしまったメダルをスロットマシン100外に強制的に排出するためのリジェクトボタン133が設けられている。
また、前記ゲーム表示部131の左下方には、ゲームを開始するためのスタートスイッチ134を設けてあり、3つのリールのそれぞれに対応して3つのストップスイッチ140を設けてある。前扉の下端部中央には、メダルの払出し口135を設けてある。
スロットマシン本体120の内部には、図2に示すように、その内底面に固定され、内部に複数のメダルを貯留して、貯留したメダルを前扉130の前面に設けた払出し口135に1枚ずつ払い出すためのホッパ装置2が設置されている。このホッパ装置2の上部には、上方に向けて開口し、内部に複数のメダルを貯留するホッパタンク1を備えている。ホッパ装置2に隣接して補助タンク30が設けられている。補助タンク30は、ホッパタンク1に多量のメダルが貯留されて溢れたときに、溢れ出たメダルを受けるためのものである。
スロットマシン本体120の内部には、前扉130を閉めたときにゲーム表示部131が来る位置に三個の回転リールからなるリールユニット203が設置されている。ホッパ装置2の上側のリールユニット203との間には電源部205が設けられている。
前記前扉130の裏面には、図2に示すように、メダル(コイン)セレクタ123が、前扉130の前面に設けられたメダル投入口132の裏側に取り付けられている。このメダルセレクタ123は、メダル投入口132から投入されたメダルの通過を検出しながら、当該メダルをホッパ装置2に向かって転動させ、外径が所定寸法と違う異径メダルや、鉄又は鉄合金で作製された不正メダルを選別して排除するとともに、1ゲームあたりに投入可能な所定枚数以上のメダルを選別して排除するための装置である。
また、メダルセレクタ123の下側には、図2に示すように、その下部側を覆って前扉130の払出し口135に連通する導出路136が設けられている。メダルセレクタ123により振り分けられたメダルは、この導出路136を介して払出し口135から遊技者に返却される。
ホッパ装置2の払い出し口は払い出し口135に連通するようになっていて、ホッパ装置2により払い出されたメダルも払出し口135から遊技者へ送り出される。
スロットマシンで遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口132に直接メダルを入れることができる。スロットマシンの筐体の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓が形成されている。そして、この中央部の表示窓の中央には、三個の回転リールの図柄を見ることができる図柄表示窓が形成されている。スタートスイッチ134は回転リールの斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入を条件に、リールユニットの駆動を開始させる。リールユニット203は、ストップスイッチ140によりその駆動が停止される。リールユニット140は、三個の回転リールから構成されている。そして、各回転リールは、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。
図3は発明の実施の形態に係るスロットマシンの機能ブロック図を示す。
図3において、200、201はそれぞれCPU、ROM、RAMを内蔵するメイン基板、サブ基板である。メイン基板200はメダルの投入枚数の管理、払い出し、リールの回転及び停止制御、当選処理などを行う。サブ基板201は当選処理に基づいた演出表示などの処理を行う。202はスタートスイッチ134やストップスイッチ140、ベットスイッチなどのスイッチからなる操作部である。203は三個の回転リールからなるリールユニットである。204はゲーム表示部131やリールの内部照明、液晶表示装置、スピーカなどを含む演出表示部である。演出表示部204により当選処理によって得られる当選役や押し順の報知がなされる。205は各部に電源を供給する電源部である。
ホッパ装置2は、払い出しメダルの枚数をカウントするためのメダル払い出しセンサ43と、メダルを払い出すために回転ディスクを回転させるホッパモータ34とを備える。ホッパモータ34はメイン基板200(つまりホッパ装置2の外部)からのメダル払い出し命令(制御信号)により制御される。
ホッパタンク1には貯留メダル量検出センサS10(以下の説明において、複数のセンサを含むがこれらをまとめて、あるいはいずれかひとつを「センサS10」と表記することがある)が設けられている。センサS10は、それぞれ異なる貯留メダル量を計測する複数のセンサからなる(詳細は後述)。当該センサS10からの複数の出力はメイン基板200のメダル払出センサ選択部200cに入力される。ここで複数のセンサのいずれかが選択される。
当該センサS10はホッパタンク2内にあるメダルの量(枚数)を検出するためのものである。当該センサS10として、電気接触型センサを用いることができる。
電気接触型センサは、複数(2本)の金属棒をホッパタンク1内の所定の位置(高さ)に設けたものであり、メダルが貯留されて当該位置に達すると2本の金属棒がメダルにより導通し、これにより当該所定の位置までメダルが貯留されたことを知ることができる。2本の金属棒のうち1本を所定の位置に設け、他方をホッパタンク1の底部に設けることもできる。導通したときのメダルの量(枚数)を予め測定しておけば、電気接触型センサによりホッパタンク1内にあるメダルの量(枚数)を検出することができる。なお、測定精度を高めるために電気接触型センサを多数設けるようにするとよい。
電気接触型センサを複数設ける場合は、それぞれの貯留メダル量検出センサをホッパタンク1内の異なる位置(高さ)に設ける。これにより、複数の電気接触型センサはそれぞれ異なる貯留メダル量を計測(検知)するようになる。
メイン基板200には、ホッパ装置2のメダル払い出しセンサ43の出力が接続されていて、メイン基板200で払い出したメダルの枚数をカウントする。
メイン基板200は、遊技者の操作を受けて内部抽選(内部動作)を行ったり、リールの回転・停止やメダルの払い出しなどの処理を行うためのものである。メイン基板200は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。メイン基板200のROM内には例えば設定値1〜6にそれぞれ対応する複数の抽選テーブル(図示しない)が格納されており、設定変更によって設定された設定値に対応した抽選テーブルを用いて抽選処理が行われる。設定値とは、予め用意された複数のテーブルのいずれかを選択するためのものである。
サブ基板201は、メイン基板200からコマンド信号を受けて内部抽選の結果を報知したり各種演出を行うためのものである。サブ基板201は、前記コマンド信号に応じた予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。
スロットマシンは、基本的に図柄が揃ったときにメダルを払い出すものであるが、図柄が揃うかどうかは内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。また、ビッグボーナス(BB)、レギュラーボーナス(RB)、小役などのさまざまな賞も内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。抽選の処理については、所定の範囲内で設定可能(当選の確率を高くしたり低くしたりできる)であり、スロットマシンが設置されるホールなどにおいて店側により設定作業が行われる。通常のスロットマシンは、BB,RB、小役等の抽選確率の異なる複数(例えば6つ)の抽選テーブルを予め備える。スロットマシンの抽選では、それら複数の抽選テーブルの中から1つが設定され、この設定された抽選テーブルに基づいて抽選による当たり/ハズレの判定がなされる。複数の抽選テーブルのうちどれを使用するかに関する設定を変更することを、設定変更と称している。
設定変更により設定し得る設定値は、前述のように例えば1〜6である。この数値は、概ね、数値が大きくなるにつれて大当たりの確率が増加することを意味する。すなわち、設定値=6の大当たりの確率は、設定値=1の大当たりの確率よりも大きい。なお、ここで言う「大当たり」はひとつではなく、通常は何種類もある。さらに、小役と呼ばれる当たりもある。「設定値が大きくなるにつれて大当たりの確率が増加する」とは、特定の大当たりの確率の変化を意味するだけでなく、小役を含む全体(以下、「大当たり等」)の確率の変化を意味することも含む。本発明は、どちらについても適用できる。
以下の説明において(例えば図10及びその説明)、設定値1〜6に応じた単位時間当りのメダル払出量の関係を説明するが、そのためには、設定値1〜6に応じたメダル払出量の期待値を求めることにより、設定値を、大当たりの確率ではなく、大当たり等による単位時間当りのメダル払出量に対応づけるとわかりやすい。具体的には、各設定値で定義される大当たり等の各入賞確率とその払出メダル枚数の積を求め、それらを合計することで、期待値を求めることができる。設定値は、概ね、数値が大きくなるにつれて大当たりの確率が増加することを意味するから、その期待値は、概ね、数値が大きくなるにつれて増加する。例えば、(設定値=6の期待値)>(設定値=1の期待値)である。設定値ごとの期待値を求めることにより、各設定値について、単一の数値(単位時間当りのメダル払出量)を割り当てることができ、取り扱いが容易になる。
なお、本明細書で例示している設定値1〜6とその意味(大当たりの確率、単位時間当りのメダル払出量)は、あくまで説明の便宜上のものであって、本発明はこれに限定されないことは言うまでもない。
上述のように、メイン基板200は、内部抽選を行ったり、リールの回転・停止やメダルの払い出しなどの処理を行うが、これ以外にもメダルセレクタ1に投入されたメダルの計数や、ホッパ装置121に貯留されているメダルの量の判定(メダルがなくなったときホッパメダルエンプティエラーを発生)などの処理を行っている。メイン基板200が行う処理のうち、前者の内部抽選及びリールの回転・停止やメダルの払い出しなどの処理を行うものとして、便宜上、図3に遊技制御部200aを示し、後者のメダルの量の判定処理を行うものとしてホッパエンプティエラー判定部200bを示している。実際には、遊技制御部200aやホッパエンプティエラー判定部200bは、メイン基板200のROMに記憶されたプログラムをCPUが実行することで実現される(この点は後述のメダル払出センサ選択部200cや設定変更処理部200dも同様である)。
メイン基板200は、さらに、内部設定の設定値(1〜6)に応じて複数の貯留メダル量検出センサS10の何れかを選択し、その出力をホッパエンプティエラー判定部200bへ送るメダル払出センサ選択部200cと、設定キースイッチ2054がオンにされたときに内部抽選に関する設定の変更を行うための状態に移行するとともに、その状態において設定変更/リセットスイッチ2055を所定回数押下するなどの予め定められた手順に従い設定の変更を行う設定変更処理部200dとを含む(設定キースイッチ2054等については、図8及び後述のその説明を参照されたい)。設定変更処理部200dにより変更された設定値はそこに記憶される。当該設定値は、遊技制御部200aとメダル払出センサ選択部200cへ送られる。
図4はホッパ装置の正面図(図4(a))、右側面図(図4(b))、上面図(図4(c))である。図5はホッパ装置のホッパタンク側の分解斜視図、図6はホッパ装置のホッパシャーシ側の分解斜視図である。
図示されたホッパ装置は、大別すると、メダルMを貯留するホッパタンク1と、このホッパタンク1内に貯留されたメダルMを1枚ずつ排出する本体(ホッパ装置2)とからなる。
ホッパ装置2は、大別すると、ホッパシャーシ2aと、このホッパシャーシ2aに回転可能に支持され、ホッパタンク1から落下したメダルMが上方より1枚ずつはまり込む複数個、ここでは5個のメダル落とし穴3aを有する回転ディスク3と、この回転ディスク3を回転するホッパモータ34とを備えている。このホッパモータ34の駆動力により回転ディスク3の回転時に、そのメダル落とし穴3aに落ち込んだメダルMは、メダル排出口Xから外部に排出される。
上記ホッパシャーシ2aの上部には、ベースプレート5が斜めに取り付けられる。ベースプレート5にはホッパモータ34が固定されている。ホッパモータ34の出力軸34aは、ベースプレート5を貫通して、その上面のほぼ中央に突出している。ベースプレート5が斜めになっているので、ホッパモータの出力軸は垂直方向に対して交差している。このため、回転ディスク3は、そのメダル排出口側が高く、その反対側が低くなっている。
ベースプレート5の上にはハウジングサポート4が位置する。ハウジングサポート4の周囲には隆起した突縁部が形成されている。この突縁部のメダル排出口Xの部分は切り欠かれており、メダルはこの部分を通って排出される。
回転ディスク3のメダル落とし穴3aに落ち込んだメダルMが、回転ディスク3の回転に伴いメダル排出口Xに位置すると、当該メダルMはガイドピン36により移動が妨げられ、メダル落とし穴3aからメダル排出口Xへ押し出されて外部に排出される。このように、回転ディスク3の回転に伴い、メダルMが順番に排出される。
ホッパタンク1及びホッパシャーシ2aはいずれも樹脂製である。
このホッパ装置において、払い出されたメダルをカウントするためのカウンタローラ7(カウンタアーム8に設けられている)はセパレータ6を中心に回動する。回転ディスク3に設けられた穴に嵌まり込んだメダルは、回転ディスク3の回転に伴い移動し、メダル排出口Xのところでガイドピン36により押し出されてメダル通路の方に誘導される。このときメダルはカウンタアーム8に設けられているローラ7に接触してこれを回動させる。これにより、カウンタアーム8に設けられている突起が遊技メダル払い出しセンサ43(例えばフォトインタラプタ:検出溝を備えるケースの中に発光素子と受光素子を対向配置し、検出溝間の通過物体を非接触で検知するもの)の検出溝の間に入り、光源の光を遮断し、受光素子がこれを検出する。このように、1つのメダルが払い出されるとき当該メダルはローラ7と接触してこれを1回押すので、センサ43の検出回数に基づいてメダルの払い出し数をカウントできる。
2つのガイドピン36は、ハウジングサポート4のメダル排出口X付近に設けられている。2つのガイドピン36はガイドピン押さえ10にそれぞれガイドピン用ばね37を介して取り付けられる。ガイドピン36はガイドピン用ばね37により上方に押圧され、ハウジングサポート4の表面から約1mm程度突出している。ガイドピン用ばね37の弾性により、ガイドピン36が上方から押されると、ガイドピン36はハウジングサポート4内部に後退し、ガイドピン36の頭部がハウジングサポート4の表面と一致するようになる。
図7はセンサS10の取り付け状態を示すホッパタンク1の断面図である。同図は、電気接触型センサを略垂直方向に4つ並べた例を示す。ホッパタンク1の底辺から上へセンサS10−D、同C、同B、同Aの順番で設けられている。この順番で検出した貯留メダル量が多くなり、センサS10−Aでメダルを検出したときは満杯状態である。センサS10−Dで検出しなくなったときは空状態である。複数の貯留メダル量検出センサS10−A〜S10−Dは、それぞれ異なる貯留メダル量を計測するセンサである。図7はセンサS10を4つ設けた例を示すが、本発明はこれに限定されない。2つ以上の任意の数のセンサを設ければよい。
図8は電源部205のパネルの詳細を示す。
図8において、電源スイッチ2051は電源のオン/オフスイッチであり、電源部パイロットランプ2052は電源がオンのとき点灯するランプ(LED)であり、打ち止め有無スイッチ2053はメダルの払い出し枚数を制限する打ち止めを「有り」または「無し」に設定するスイッチである。打ち止め有無スイッチ2053は通常「無し」に設定されていて、頻繁に使用されることはない。設定キースイッチ2054は設定変更を行うためのスイッチであり、設定変更/リセットスイッチ2055は設定値を変更したり、装置をリセットするためのスイッチであり、AC100Vパイロットランプ2056は筐体の電源であるAC100Vが供給されていることを示すランプであり、AC電源出力及び電源ケーブル2057は電源を供給するためのものである。
発明の実施の形態1の装置及び方法の動作について説明する。
ホッパタンク1に複数のセンサS10−A〜S10−Dを設ける。これらのセンサS10−A〜S10−Dにより、ホッパタンク1のメダル貯留量を段階的に知ることができる。内部設定の設定値に基づき、これらのセンサS10−A〜S10−Dのいずれかを選択し、選択されたセンサに基づきホッパエンプティエラーの判定を行うようにする。
図9は複数のセンサS10−A〜S10−Dを選択する回路のブロック図である。この回路は、例えば、設定値=1のときセンサS10−Dを選択し、設定値=2又は3のときセンサS10−Cを選択し、設定値=4又は5のときセンサS10−Bを選択し、設定値=6のときセンサS10−Aを選択する。
上記のようにセンサの選択を行うことにより、設定値に応じてホッパーエンプティエラーのタイミングが変化するようになる(例えば、設定値=1の場合はホッパタンク1のメダルが50枚以下になった場合にエラーを報知し、設定値=6の場合は同じく500枚以下になった場合にエラーを報知する)。遊技者は、ホッパーエンプティエラーの報知を観察することで、設定値をある程度推測することができるようになる。
このことを、図10を参照してさらに説明を加える。図10は、本発明の実施の形態に係る遊技機の動作の説明図である。図10は、メダル貯留量が減少していく様子を示す。縦軸がメダル貯留量を示し、横軸が時間の経過(遊技回数の増加)を示す(縦軸は本来メダル1枚を最小単位とする離散値であるが、便宜上連続値として表示している)。なお、図10は模式的なグラフであり、遊技者が連続して一定の繰り返し周期で遊技を継続し、しかも、遊技を行うためにメダルが投入されることを無視したものである。言い換えれば、図10では、ホッパタンク1にメダルが追加されたときにのみメダル貯留量が増加するが、メダル投入口132から投入されるメダルによるメダル貯留量の増加は無視している。実際は、メダル貯留量は小刻みに上下を繰り返す一方で、遊技者がいないときはメダル貯留量に変化はない。しかし、このような実際の条件を盛り込んだグラフは複雑で、却って理解しづらくなるから、遊技者が連続して一定の繰り返し周期で遊技を継続し、しかも、遊技を行うためにメダルが投入されることを無視した図10を参照することにする。図10は、本発明の実施の形態の理解に好適であると信ずる。繰り返すが、図10は、現実の遊技機における実際のメダル貯留量の変化とは対応しない。
図10(a)は、設定値=1の場合と設定値=6の場合のメダル貯留量の減少の様子を示す。前述のように、設定値ごとに期待値を計算することができる。遊技者が連続して一定の繰り返し周期で遊技を継続していると仮定して、その単位時間当たりの遊技回数と期待値の積を求めることで、単位時間当りのメダル払出量を算出することができる。図10では遊技を行うためにメダルが投入されることを無視しているから、図10では、単位時間当りのメダル払出量に基づき、メダル貯留量は減少していくことになる。実際には、メダル払出量は段階的に変化するが、図10ではそのことを無視し、連続的な直線で表現している。当該直線の傾き(当該直線を表す一次関数の係数の値(負))を「メダル貯留量の減少率」と呼ぶことにする。なお、直線による表現でも、本発明の実施の形態の理解に支障はないと信ずる。繰り返すが、図10は、現実の遊技機における実際のメダル貯留量の変化を示すものではない。
メダルの補給がなければ、時間の経過に伴ってメダル貯留量は減少していくが、その程度は、大当たりの確率が高い設定値=6のほうが大きい。なぜなら、前述のように、設定値=6の期待値は、設定値=1の期待値よりも大きく、これに伴い、単位時間当りのメダル払出量も設定値=6のほうが大きいからである。説明の便宜上、図10では、設定値=6でのメダル貯留量の減少率は、設定値=1でのメダル貯留量の減少率の3倍であるとする。図10(a)では、設定値=1のケースでメダル貯留量がゼロになるのは、設定値=6の場合の3倍の時間を経過したときである。
図10(b)(c)は、センサとしてS10−Aを選択した場合を示す。設定値=6の場合、概ね時間Tごとにホッパエンプティエラーが発生する。これを知ったホール店員はメダルを補充するので、メダル貯留量は満杯状態に戻る(以下同様)。これに対し、設定値=1の場合、そのメダル貯留量の減少率は設定値=6の場合の三分の一であるため、概ね時間3Tごとにホッパエンプティエラーが発生する。
図10(d)(e)は、センサとしてS10−Dを選択した場合を示す。センサS10−Dは、メダル貯留量がセンサS10−Aの検知レベルの三分の一にならないと検知せずホッパエンプティエラーが発生しないものとする。設定値=6の場合、概ね時間3Tごとにホッパエンプティエラーが発生する。これに対し、設定値=1の場合、概ね時間9Tごとにホッパエンプティエラーが発生する。
ここで、上述のように、設定値=1のときセンサS10−Dを選択し、設定値=6のときセンサS10−Aを選択するようにすれば、設定値=6と設定値=1でホッパエンプティエラーの発生頻度に9倍もの違いが発生する。この違いに基づき、遊技者は設定値を推測することができるようになる。
このように、発明の実施の形態に係るスロットマシンによれば、既存機種とはまた違った設定推測要素が付加されることにより、遊技者の遊技意欲を増進させることができる。
なお、遊技者の遊技意欲の増進という観点ではなく、ホール店員の労力削減という意味では、ホッパタンクへのメダル補充の頻度を均一化するように、設定値=1のときセンサS10−Aを選択し、設定値=6のときセンサS10−Dを選択するようにすれば、図10(c)と図10(d)に示すようにホッパエンプティエラーの発生間隔は両方とも3Tとなり、設定値=6と設定値=1でホッパエンプティエラーの発生頻度をほぼ同じにできる。
図11は貯留メダル量不足報知処理のフローチャートである。
S1:選択された貯留メダル量検出センサの出力を監視する。選択されたセンサS10でメダルを検出しているかどうか、すなわち導通があるかどうか調べる。
S2:選択された貯留メダル量検出センサの出力に基づき、貯留メダル量が不足しているかどうか判断する。これは従来のホッパエンプティエラーの判断に相当する。貯留メダル量が不足していないとき(NO)はS1とS2の処理を繰り返す。選択されたセンサS10が導通している状態がこれに相当する。
S3:貯留メダル量が不足しているとき(YES)はホッパエンプティエラーを報知する。選択されたセンサS10が導通していない状態がこれに相当する。このとき、例えば、「ピー」という連続音あるいは「ピー、ピー」という断続音で報知する。
S4:貯留メダル量検出センサの出力を監視する。
S5:メダルが補給されたかどうか判定する。選択された貯留メダル量検出センサでメダルを再び検知したかどうか判定する。
S6:メダルが補給されたとき(S5でYES)、エラーを解除する。
図12はセンサ選択処理のフローチャートである。
S20:電源投入時又は設定変更が行われたときに、処理が実行される。
S21:設定変更処理部200dで設定された設定値をチェックする。
S22:設定値に対応するセンサを選択する。例えば、設定値=1のときセンサS10−Dを選択し、設定値=2又は3のときセンサS10−Cを選択し、設定値=4又は5のときセンサS10−Bを選択し、設定値=6のときセンサS10−Aを選択する。
発明の実施の形態1に係るスロットマシンによれば、設定値に基づきセンサの選択を行うことにより、設定値に応じてホッパーエンプティエラーのタイミングが変化するようになる。遊技者は、ホッパーエンプティエラーの報知を観察することで、設定値をある程度推測することができる。発明の実施の形態に係るスロットマシンによれば、既存機種とは違った設定推測要素を提供することができ、遊技者の遊技意欲を増進させることができる。
発明の実施の形態2.
設定値に基づきセンサを選択することに加えて、メダルの補充に応じてセンサを切り換えるようにしてもよい。例えば、開店直後には、最上部のセンサS10−Aを選択し、ホッパエンプティエラーが報知されたときに、設定値に基づきセンサを選択する。センサS10−Aはすぐにメダル貯留量の不足を検出するから、開店直後にメダルを補充する機会を設けることになる。このため、発明の実施の形態2に係るスロットマシンについては、どれもメダル貯留量を均一(満杯)にできるようになる。スロットマシンのメダル貯留量のばらつきを減らすことができ、管理が楽になる。
図13は、発明の実施の形態2に係るセンサ選択処理のフローチャートである。
S30:電源投入時に発明の実施の形態2に係るセンサの選択を行う。すなわち、ホッパエンプティエラーを速やかに発生させるように、最上部のセンサS10−Aを選択する(S31)。
S32:ホッパエンプティエラーの発生を監視し、当該エラーが発生したら(S31でYES)、設定変更処理部200dで設定された設定値をチェックし(S33)、設定値に対応するセンサを選択する(S34)。
発明の実施の形態3.
営業時間中において、スロットマシンの設定値が変更されることはない。営業時間に設定値が変更されたら、それは不正行為である可能性が高い。このことに着目して、ホッパエンプティエラーを通じて不正行為の警報を発生させることができる。すなわち、センサの選択をホール開店の際に一回しか行わないようにし、営業時間中はセンサの変更を禁止する。突然、ホッパエンプティエラーが頻発するようになったら、不正行為と疑うことができる。
発明の実施の形態3は、例えば、ホッパタンクへのメダル補充の頻度を均一化するように、設定値=1のときセンサS10−Aを選択し、設定値=6のときセンサS10−Dを選択するようにしたとき(図10(c)と図10(d))、有効である。
もし、不正行為により、設定値=1であったものが設定値=6に変更されると、不正行為を境にして頻繁にホッパエンプティエラーが発生する(図10(c)の3Tから、図10(b)のTに変わる)。突然、ホッパエンプティエラーが頻発するようになったら、不正行為と疑うことができる。
図14は、発明の実施の形態3に係るセンサを選択する回路のブロック図である。予め定められた時間帯(例えば、営業時間帯)を示す信号を出力するタイマー200eの出力が、メダル払出センサ選択部200cに入力されている。タイマー200eは、いわば、選択禁止信号を出力している。
図15は、発明の実施の形態3に係るセンサ選択処理のフローチャートである。
S40:電源投入時又は設定変更が行われたときに、処理が実行される。
S41:タイマー200eからの出力をチェックする。上述のように、営業時間は選択禁止信号が出力されている。
S42:タイマー200eからの出力に基づきセンサを変更することができる時間帯かどうか判断する。通常の電源オンは、営業時間の前に行われるから設定変更可能である(S42でYES)が、営業時間に入ると設定変更はできなくなる(S42でNO)。
S43:S42でYESのときにのみ、設定変更処理部200dで設定された設定値をチェックする。
S44:S42でYESのときにのみ、設定値に対応するセンサを選択する。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
また、本明細書において、遊技制御部などの「部」とは必ずしも物理的手段を意味するものではなく、各部の機能が、ソフトウェアによって実現される場合も包含する。さらに、一つの部の機能が、二つ以上の物理的手段により実現されても、若しくは、二つ以上の部の機能が、一つの物理的手段により実現されてもよい。
前扉を閉めた状態を示すスロットマシンの正面図である。 前扉を180度開いた状態を示すスロットマシンの正面図である。 発明の実施の形態1に係るスロットマシンの機能ブロック図である。 ホッパ装置の正面図(図1(a))、右側面図(図1(b))、上面図(図1(c))である。 ホッパ装置のホッパタンク側の分解斜視図である。 ホッパ装置のホッパシャーシ側の分解斜視図である。 発明の実施の形態に係る貯留メダル検出センサの取り付け状態の説明図(ホッパの断面図)である。 スロットマシンの電源部の正面図である。 発明の実施の形態1に係るメダル払出センサの選択のブロック図である。 発明の実施の形態1に係る貯留メダル量不足報知処理の説明図である。 発明の実施の形態1に係る貯留メダル量不足報知処理のフローチャートである。 発明の実施の形態1に係るセンサ選択処理のフローチャートである。 発明の実施の形態2に係るセンサ選択処理のフローチャートである。 発明の実施の形態3に係るメダル払出センサの選択のブロック図である。 発明の実施の形態3に係るセンサ選択処理のフローチャートである。
符号の説明
1 ホッパタンク
2 ホッパ装置
100 遊技機
200a 遊技制御部
200b ホッパエンプティエラー判定部
200c メダル払出センサ選択部(選択部)
200d 設定変更処理部
200e タイマー
S10−A〜S10−D 貯留メダル量検出センサ

Claims (1)

  1. 遊技者による遊技操作に基づいた内部抽選及びこの内部抽選の結果に基づいた入賞判定を行い、入賞に応じてメダルの払い出し制御を行う遊技制御部と、メダルを貯留するホッパタンクと、前記ホッパタンクに貯留されたメダルを払い出すホッパ装置と、前記ホッパタンク内の貯留メダル量の不足を判定するホッパエンプティエラー判定部と、予め定められた手順に従い前記内部抽選に関する設定値を設定するとともに前記設定値を出力する設定変更処理部と、を備える遊技機において、
    前記ホッパタンクの貯留メダル量をそれぞれ独立に検出する複数の貯留メダル量検出センサと、前記設定変更処理部から出力された前記設定値に基づき前記複数の貯留メダル量検出センサのいずれかを選択する選択部を備え、
    前記複数の貯留メダル量検出センサは、それぞれ異なる貯留メダル量を検出するものであり、 前記ホッパエンプティエラー判定部は、前記選択部で選択された前記貯留メダル量検出センサの出力にのみ基づき前記ホッパタンク内の貯留メダル量の不足を判定することを特徴とする遊技機。
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