JP5300292B2 - 光電変換装置の駆動方法 - Google Patents

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本発明は、光電変換装置の読み出し回路及びその駆動方法に関する。
光電変換装置は近年デジタルカメラなどに用いられている。この光電変換装置の代表的な種類として、CCD型やMOS型光電変換装置が挙げられる。MOS型光電変換装置は、フォトダイオード等の光電変換素子を含む基本セルである画素が2次元に配置された画素部と、画素部からの信号を保持する容量部と、容量部からの信号を外部へ出力するための共通信号線とを有する。
光電変換装置は、多画素化、大判化が進んでおり、これに伴ってスイッチ用トランジスタ数の増加や共通信号線が長くなることによって、共通信号線の容量が大きくなる傾向にある。特許文献1には、共通信号線の容量を低減するため、複数の画素部からの信号をブロック配線に読み出した後、共通信号線へ出力する構成を有する光電変換装置の開示がある。
特開2003−224776号公報
特許文献1に記載の方法では、画素数によっては各ブロック配線に均等にスイッチを分配することが難しく、各ブロック配線を均等な長さにすることも難しい。更に、ブロック配線の長さが異なると、読み出した信号にゲイン差が生じてしまう。
そこで本発明においては、ブロック配線を有する光電変換装置において、チップ面積を削減しつつ、読み出し信号のゲイン差の発生を抑制する駆動方法を提供することを目的とする。
本発明は、複数の光電変換素子と、前記複数の光電変換素子からの信号を保持する複数の容量と、それぞれが、その一端が前記複数の容量のそれぞれに接続された複数の第1のスイッチと、それぞれに複数の前記第1のスイッチの他端が接続された、複数の第1の配線と、前記第1の配線とは異なる個数の第1のスイッチの他端が接続された、第2の配線と、第3の配線と、それぞれが、その一端が前記複数の第1の配線のそれぞれと接続され、他端が前記第3の配線と接続され前記第1の配線と前記第3の配線との電気的接続を制御する、複数の第2のスイッチと、を有する光電変換装置の駆動方法であって前記第2のスイッチが導通して、前記容量から前記第1のスイッチ、前記第の配線、前記第2のスイッチを介して前記第3の配線へ信号を読み出している期間に、前記第2の配線と前記第3の配線とが電気的に接続されており、前記容量から、前記第1のスイッチ、前記第2の配線を介して前記第3の配線へ信号を読み出している期間に、前記複数の第2のスイッチのうちの1つが導通することを特徴とする。
ブロック配線を有する光電変換装置において、チップ面積を削減しつつ、読み出し信号のゲイン差の発生を抑制することが可能となる。
容量と、容量からスイッチを介して信号を出力する第3の配線と、容量と第3の配線との間に複数の第1の配線を有する光電変換装置において、第1の配線とは異なる配線容量の第2の配線を設ける。そして、画素信号を第3の配線に出力している間に、第3の配線に電気的に接続する少なくとも1本の第1の配線と第2の配線とを有する。このような構成にすることで、チップ面積を削減しつつ、読み出し信号のゲイン差の発生を抑制することが可能となる。
ここで、第1の配線及び第2の配線はブロック配線とも称する。ブロック配線とは、容量に一方の端子が接続したスイッチの他方の端子が、共通に複数個接続したノードを示す。このようなブロック配線を有することで、第3の配線の容量を削減することが可能となり、読み出し信号のゲインの低下の抑制や読み出しスピードの向上が可能となる。
以下、図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態は、異なる配線容量のブロック配線を有する構成とその場合の駆動方法について説明する。
図1は、本実施形態を説明する光電変換装置の簡単な回路図である。100は画素領域である。画素領域100には、光電変換素子を1つ含む画素1が配列している。本実施形態では、簡単のため2行8列の16個の画素(1−1から1−16)を配列したが、さらに多数の画素が配列していてもよい。各画素1については、図2を用いて後に詳述する。各画素からの信号を出力するための信号線3(3−1から3−8)が、各画素列に配されている。垂直走査回路9から各画素へ駆動信号を与えるための駆動配線13(13−1、13−2)が各行に対して配されている。更に、各信号線3のそれぞれにスイッチ4(4−1から4−8)、容量2(2−1から2−8)が順に配されている。各信号線3に出力された画素1の信号は、スイッチ4によって容量2に保持される。更に、各容量2にそれぞれ第1のスイッチ5(5−1から5−8)が接続される。第1のスイッチ5は第1の配線14(14−1、14−2)あるいは第2の配線12に接続される。複数の第1の配線14はそれぞれ第2のスイッチ7(7−1、7−2)を介して、また第2の配線12は第3のスイッチ6を介して、1本の第3の配線8に接続される。第1の配線14は2本のみ記載しているが、更に多数の第1の配線が設けられていてもよく、第2の配線12も同様である。水平走査回路10によって、容量2から第3の配線8までの駆動を制御する。つまり、水平走査回路10はスイッチ等を制御する制御手段である。T1(1−1から1−8)およびT2(2−1から2−3)は、各スイッチを駆動するための駆動配線である。ここで、容量2、第1のスイッチ5、第1の配線14、第2の配線12、第2のスイッチ7、第3のスイッチ6、及び第3の配線8までを読み出し回路200と称する。
ここで、第1のスイッチ5、第1の配線14と第2の配線12について詳細に説明する。第1のスイッチ5は複数のブロックに分けられる。各ブロックの第1のスイッチ5は、第1の配線14(14−1、14−2)あるいは第2の配線12に接続される。この状態は、複数の第1のスイッチ5の端子が共通接続されているともいえる。複数の第1の配線14はそれぞれ、等しい数の第1のスイッチ5が接続され、長さが等しくなるように設計され、ほぼ等しい配線容量を有する。第2の配線12は、第1の配線14とは、異なる数の第1のスイッチ5が接続され、異なる長さを有し、異なる配線容量を有する。本実施形態では、第2の配線12は第1の配線14よりも少ない第1のスイッチ5が接続され、短い配線とする。この第1の配線14及び第2の配線12はブロック配線とも称する。
このような第2の配線12を有することで、画素数に依存せずに第1の配線14に含まれる第1のスイッチ5の数を定めることが可能となり、図14(A)のように余分なチップ面積を必要としないため、チップサイズを小さくすることが可能となる。また、第3の配線8の配線容量を低減することが出来るため、信号読み出し時のゲインの向上や信号読み出しの高速化が可能となる。
次に、図3を用いて図1の読み出し回路200の駆動方法を説明する。まず、各画素の信号は、次のような2つの経路によって第3の配線に出力される。1つは容量2の信号が第1のスイッチ5と第1の配線と第2のスイッチとをこの順に伝達される経路であり、もう1つは容量2の信号が第1のスイッチ5と第2の配線と第3のスイッチとをこの順に伝達される経路である。図3では、各容量2から信号を第3の配線8に順次出力する場合における、各駆動配線に与えられる駆動パルスが示されている。駆動パルスは2値でHigh(H)レベルの時にスイッチが導通(オン)し、Low(L)レベルの時にはスイッチが非導通(オフ)するものとする。
まず、t1からT2−3のパルスはHとなり、第3のスイッチ6は常にオンしつづける。t2ではT2−1のパルスがHとなり第2のスイッチ7−1がオンとなった状態で、t3〜t5で順次T1−1、1−2、1−3のパルスがHとなり第1のスイッチ5が順次オンとなるため、容量2−1、2−2、2−3に保持された信号が出力される。次に、t6において、T2−1がLとなりT2−2がHとなり、第1の配線14−1ではなく第1の配線14−2と第3の配線8とが接続される。t3〜t5と同様にt7〜t9において、容量2−4.2−5.2−6に保持された信号が出力される。そして、t10においてT2−2のパルスがHの状態で、T1−7がHとなるり、容量2−7に保持された信号が第2の配線12を介して第3の配線8へ出力される。次に、t11においてT2−2のパルスがHの状態で、T1−8がHとなり、容量2−8に保持された信号が第2の配線12を介して第3の配線8へ出力される。
このように、複数の第1の配線14と第2の配線12のいずれかから第3の配線8へ信号が出力されている期間に、必ず1本の第1の配線14と第2の配線12とが第3の配線8に電気的に接続された状態となっている。具体的には、必ず第2のスイッチ7の1つと第3のスイッチ6とがオンとなっている。このような駆動方法をすることで、配線容量の異なる第2の配線12と第1の配線14とから信号を出力するときのゲイン差の発生を抑制することが可能となる。なお、第3の配線8へ信号が出力されている期間とは、信号が外部に読み出される信号読み出し期間のことである。
ここで、課題であるゲイン差について詳細に説明する。
まず、図14(A)と図14(B)のブロック配線を有する光電変換装置の模式図を用いて、ブロック配線の長さについて説明する。1000はチップであり、100は画素領域、301はブロック配線である。図14(A)に示したように、同一のブロック配線301を用いる方法がある。この方法では、長さyの分だけ余剰分となってしまい、チップの面積を削減することが出来ない。この長さyとは、1つのブロック配線に含まれるスイッチの数をn、ブロック配線の数をx、全画素数をNとするとy=nx−Nである。
チップ面積を削減する方法として、図14(B)に示すような所定の数とは異なる数のスイッチが接続された、配線容量が異なるブロック配線302を設ける方法がある。しかし、配線容量が異なるブロック配線302から信号を読み出す場合には、読み出される信号のゲインも変わってしまう。
更に、図14(B)のようなチップ面積を削減した場合のゲインの変化について説明する。図1に示すように容量2から第1のスイッチ5を介して配線に信号を出力する場合には、容量2の容量CTと配線容量CHとの容量分割比によって信号のゲインGが決まる。ゲインGは具体的にはCT/(CT+CH)となる。配線容量CHは、容量2の信号を読み出すときに接続される配線の容量(スイッチの容量、寄生容量を含む)である。ここで、CH1は第1の配線14の配線容量、CH2は第2の配線12の配線容量、CH3は第3の配線8の配線容量とする。例えば、図3とは異なる駆動、即ち第1の配線14あるいは第2の配線12から信号が第3の配線8に出力されている期間に、第1の配線14の1本と第2の配線12とが第3の配線8と電気的に接続されていない場合について考える。その時には、配線容量はCH=CH1+CH3あるいはCH=CH2+CH3となる。ここで、配線容量CH1と配線容量CH2とは異なる値であるので、配線容量CHが異なる場合があり、つまりゲインGも異なる場合が生じてしまう。
しかし、図3の駆動においては、常に配線容量はCH=CH1+CH2+CH3となる。従って、ゲインGも常に一定となり、第1の配線14から信号を出力する場合でも、第2の配線12から信号を出力する場合でも、一定のゲインGで信号を出力することが可能となる。
また、第2の配線は、第1の配線に比べて接続される第1のスイッチの個数が多く、長くても良い。また、第1の配線と第2の配線の配置は図1の配置に限らず、第2の配線が複数の第1の配線の間に配されていてもよい。
また、常に一定の配線容量になればよいので、信号を読み出す期間において、2本の第1の配線14と第2の配線12とが第3の配線8に電気的に接続されていてもよい。
また、更に、第1の配線、第2の配線とは異なる配線容量の第4の配線を有する場合においても、信号を読み出している期間において、第1の配線と第2の配線と第4の配線とが第3の配線8に電気的に接続されていればよい。
ここで、接続されている配線が多いと配線容量CHが大きくなりゲインGが小さくなってしまうため、本実施形態のように異なる配線は第2の配線のみとし、第1の配線は1本のみが第3の配線8に電気的に接続される構成が好ましい。言い換えれば、ブロック配線となりうる各配線の配線容量の最小公倍数となる組合せで接続することが望ましい。
以上、本実施形態の構成によって、チップ面積を縮小しつつ、信号読み出しのゲイン差の発生を抑制することが可能となる。
なお、t1とt2でのパルスの立ち上がりは同時でもよく、第2のスイッチと第3のスイッチのオンあるいはオフするタイミングと第1のスイッチをオンあるいはオフするタイミングとの間隔は適宜設定可能である。
(第2の実施形態)
本実施形態では、第1の実施形態における第3のスイッチの構成が異なる。図4の回路図を用いて本実施形態を説明する。図4において、図1と同様の機能を有する構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施形態においては、第3のスイッチ6のゲートに固定電圧が供給されていることが特徴である。第3のスイッチ6がN型のMOSトランジスタであった場合には例えば電源電圧VDDが入力され、常にオンの状態である。この図4の構成においても、図3に示す駆動パルスにおいて、T2−3が不要となり、それ以外は同様の駆動パルスを供給することで駆動可能である。このような構成によって、第3のスイッチ6の駆動パルスを供給するための回路構成が不要となり、回路が削減することが可能となる。
ここで、第3のスイッチ6は常にオンであるため、第3のスイッチ6を設けずに第2の配線12を第3の配線8に直接接続してもよい。しかし、本実施形態のように第3のスイッチ6を設けることで、第1の配線14から信号を読み出す経路と第2の配線12から信号を読み出す経路とでインピーダンスを同一にすることが可能となる。
(第3の実施形態)
本実施形態では、オプティカルブラック画素領域(以下OB画素領域と称する)を有する場合について図5から図7を用いて説明する。図5は光電変換装置の模式図であり、図5に対応する回路図を図6に示す。図7は図6の構成を駆動するための駆動パルスを示す。第1の実施形態と同様の機能を有する構成には同一の符号を付している。
図5に示す画素領域100に設けられた110は、OB画素領域であり、基準信号を得るための光電変換素子が遮光された画素が配列した領域である。画素領域100のOB画素領域110以外の領域は、光が光電変換素子に入射する有効画素領域120である。このOB画素領域110の信号は第2の配線12から、有効画素領域120の信号は第1の配線14から出力される。
図6を用いてより詳細に説明する。図6では画素1はm列配列している。OB画素領域110の画素からの信号が保持される容量2−1及び容量2−2は第1のスイッチ5−1及び5−2を介して第2の配線12に接続される。有効画素領域120の画素からの信号が容量2−3等に保持され、第1のスイッチ5−3等を介してL本の第1の配線14(14−1から14−L)に接続される。
このような構成の駆動方法について説明する。図7の符号は図3と同様に、各駆動配線に与えられる駆動パルスが示されている。図3とは異なる駆動の部分について特に説明を行う。
図7のt1からT2−1がHレベルになり、第3のスイッチ6が常にオンの状態となっている。t2にてT2−(L−1)のパルスがHとなり、t3、t4でT1−1、T1−2のパルスがHになる。ここで、第1の配線14−(L−1)が接続した状態で、第2の配線12から画素の信号が出力される。本実施形態でも、常に、第1の配線14のいずれか1本と第2の配線12とが第3の配線8に接続されている。
ここで、第1の実施形態(図3)と異なり、まず第2の配線12から信号を出力している。このような駆動方法にすることで、OB画素領域110からの信号を有効画素領域120よりも先に出力することが可能となるため、別途設けられた信号処理回路における処理が容易となる。
更に、本実施形態では、任意の画素領域から信号を出力する駆動を行っている。即ち、列3(信号線3−3)から列5(信号線3−5)に配されている画素1の信号は読み出さない。具体的には、t5において、列m−5の画素1の信号を出力するためにT1−(m−5)のパルスがHとなる。つまり、T1−3からT1−5等にはHのパルスは入力されずに飛ばされている。このような駆動を行うことで、任意の画素からの信号の出力を可能としている。
また、本実施形態においても、読み出し期間に接続される第1の配線14はL本あるうちのどの配線であってもよい。例えば、第2の配線12から画素1の信号を出力している間に接続される第1の配線14は14−1であってもよい。しかし、上述した任意の画素から読み出す駆動を考慮に入れると、次に画素1の信号が出力される第1の配線14−(L−1)を選択することが望ましい。このような駆動によって、第2のスイッチ7の切り替え数が削減され、駆動パルスの簡略化を図ることが可能となる。
(第4の実施形態)
本実施形態の光電変換装置の模式図を図8に示す。図8に対応する回路図を図9に示し、図10に図9の構成を駆動するための駆動パルスを示す。本実施形態の光電変換装置は、第3の実施形態に更に第2の配線を設け、2本の第2の配線12(12−1及び12−2)を有する構成である。第3の実施形態と同様の機能を有する構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施形態の駆動方法を、図10を用いて説明する。図10の符号は図7と同様に、各駆動配線に与えられる駆動パルスが示されている。図7と同様の駆動方法の部分については説明を省略する。
図10のt13において、T2−1からT2−5へ第3の配線に接続する第2の配線が切り替わっている。更に、T2−4はt13以降、第2の配線12−2から信号が出力されている期間も含めてHレベルになっている。つまり、本実施形態においても、常に、第1の配線14のいずれか1本と第2の配線12のいずれか1本とが第3の配線8に接続されている。このような駆動方法によって、容量の異なる配線が複数ある場合においても、最小の配線容量で、信号の読み出しゲインを変えることなく、信号を読み出すことが可能となる。
(第5の実施形態)
本実施形態は、第1の実施形態における読み出し回路200を上下に設けたことが特徴である。図11の回路図及び図12の駆動パルスを用いて説明する。図1及び図3と同様の部分については同一の符号を付し、説明を省略する。
図11では、例えば1つの画素1に1色が対応したカラーフィルタを有している。そのカラーフィルタはベイヤー配列を有している。このような画素領域100を有し、更に画素列ごとに画素領域の上下の読み出し回路200(200−1、200−2)を有する。このような構成によって、信号をより高速に読み出すことが可能となる。
また、図12を用いて、複数の画素の信号を加算しながら読み出す場合の駆動方法を説明する。簡単のため、読み出し回路200−1に着目して説明する。
t1及びt2にてT2−5及びT2−1のパルスがHとなることで、第2の配線12−1と第1の配線14−1とが第3の配線8−1に接続される。更に、t3において、T1−1、T1−3、T1−5のパルスが同時にHとなり、第1のスイッチ5−1、5−3、5−5がオンする。そして、第1の配線14−1を介して第3の配線8−1に3つの青の画素1−1、1−3、1−5の信号が同時に出力されるため、第3の配線8−1にて加算される。次に、t4にてT2−3がHとなり、第3の配線に接続される第1の配線14−1が第1の配線14−3に切り替わる。t5においてT1−7、1−9、1−11のパルスがHとなり、第1のスイッチ5−7、5−9、5−11がオンする。そして、第1の配線14−3を介して第3の配線8−1に、3つの青の画素1−7、1−9、1−11の信号が同時に出力され、第3の配線8−1にて加算される。t6においてT1−13、T1−15がHとなり、画素1−13、1−15の信号が第2の配線12−1を介して第3の配線8−1に同時に出力され、加算される。このような構成及び駆動によって、第3の配線における同色の信号の加算が可能となる。
ここで、第1の配線が接続される第1のスイッチの数をnとし、加算する画素数をmとすると、nはmの倍数であることが望ましい。加算する信号を保持する容量(即ち画素)が異なる第1の配線に接続された場合、2本の第1の配線を第3の配線に接続しなくてはならなくなるためである。
加算する画素数が大きいほど、第1の配線に接続される第1のスイッチの数nが多くなるため、図14(A)に示したような構成を適用すると、長さyの値が大きくなってしまう。従って、本実施形態の構成によって、画素加算を行うような場合においても、チップ面積の増大を抑制することが可能となる。
(画素回路の一例)
各実施形態において説明した画素の回路の一例を図2を用いて説明する。40は光電変換素子であるフォトダイオード、41は転送用MOSトランジスタ、42はリセット用MOSトランジスタ、44は増幅用MOSトランジスタ、45は選択用MOSトランジスタである。増幅MOSトランジスタ44はソースフォロア回路を構成する。この画素1から信号は次のようにして読み出される。光電変換素子40にて生じた電荷が転送MOSトランジスタ41によって、増幅MOSトランジスタ44のゲートノードに転送される。そして、選択MOSトランジスタ45がオンすることによって、増幅MOSトランジスタ44のゲートノードの電位に応じた信号が信号線3に出力される。リセットMOSトランジスタ42は、ゲートノードのリセット(所定電位への設定)を行う。これら画素のMOSトランジスタは、図1等に示した垂直走査回路9からの駆動信号によって制御される。本発明においては、この構成以外のMOSトランジスタが3つの構成や、MOSトランジスタが複数の光電変換素子で共有化された構成も適用可能である。
(撮像システムへの適用)
本実施形態では、第1の実施形態から第5の実施形態までで説明してきた光電変換装置を撮像システムに適用した場合について、図13を用いて説明する。撮像システムとは、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラや携帯電話用デジタルカメラである。
図13はデジタルスチルカメラの構成図である。被写体の光学像は、レンズ802等を含む光学系によって光電変換装置804の撮像面に結像される。レンズ802の外側には、レンズ802のプロテクト機能とメインスイッチを兼ねるバリア801が設けられうる。レンズ802には、それから出射される光の光量を調節するための絞り803が設けられうる。光電変換装置804から複数チャンネルで出力される撮像信号は、撮像信号処理回路805によって、各種の補正、クランプ等の処理が施される。撮像信号処理回路805から複数チャンネルで出力される撮像信号は、A/D変換器806でアナログ−ディジタル変換される。A/D変換器806から出力される画像データは、信号処理部(画像処理部)807によって各種の補正、データ圧縮などがなされる。光電変換装置804、撮像信号処理回路805、A/D変換器806及び信号処理部807は、タイミング発生部808が発生するタイミング信号にしたがって動作する。ここで、タイミング発生部808から、光電変換装置804の走査回路を介さず、各スイッチ等へ制御信号が直接供給されていてもよい。つまり、タイミング発生部808は第1の実施形態から第5の実施形態における制御手段を兼ねていてもよい。
805から808は、光電変換装置804と同一チップ上に形成されてもよい。また、各ブロックは、全体制御・演算部809によって制御される。その他、画像データを一時的に記憶するためのメモリ部810、記録媒体への画像の記録又は読み出しのための記録媒体制御インターフェース部811を備える。記録媒体812は、半導体メモリ等を含んで構成され、着脱が可能である。さらに、外部コンピュータ等と通信するための外部インターフェース(I/F)部813を備えてもよい。
次に、図13の動作について説明する。バリア801のオープンに応じて、メイン電源、コントロール系の電源、A/D変換器806等の撮像系回路の電源が順にオンする。その後、露光量を制御するために、全体制御・演算部809が絞り803を開放にする。光電変換装置804から出力された信号は、撮像信号処理回路805をスルーしてA/D変換器806へ提供される。A/D変換器806は、その信号をA/D変換して信号処理部807に出力する。信号処理部807は、そのデータを処理して全体制御・演算部809に提供し、全体制御・演算部809において露出量を決定する演算を行う。全体制御・演算部809は、決定した露出量に基づいて絞りを制御する。
次に、全体制御・演算部809は、光電変換装置804から出力され信号処理部807で処理された信号にから高周波成分を取り出して、高周波成分に基づいて被写体までの距離を演算する。その後、レンズ802を駆動して、合焦か否かを判断する。合焦していないと判断したときは、再びレンズ802を駆動し、距離を演算する。
そして、合焦が確認された後に本露光が始まる。露光が終了すると、光電変換装置804から出力された撮像信号は、撮像信号処理回路805において補正等がされ、A/D変換器806でA/D変換され、信号処理部807で処理される。信号処理部807で処理された画像データは、全体制御・演算部809によりメモリ部810に蓄積される。
その後、メモリ部810に蓄積された画像データは、全体制御・演算部809の制御により記録媒体制御I/F部を介して記録媒体812に記録される。また、画像データは、外部I/F部813を通してコンピュータ等に提供されて処理される。
このようにして、本発明の光電変換装置は撮像システムに適用される。本発明の光電変換装置を用いることで、信号のゲインがほぼ一定となるため、撮像信号処理回路805等での処理が容易になる。
以上、各実施形態の構成は、限定されたものではなく、例えば、画素が1次元に配列した光電変換装置においても適用可能である。また、各実施形態の構成と駆動方法は限定されるものではなく、それぞれの実施形態における構成や駆動方法については適宜、組合せることが可能である。
第1の実施形態を説明する光電変換装置の回路図 画素回路の一例 第1の実施形態を説明する駆動パルス図 第2の実施形態を説明する光電変換装置の回路図 第3の実施形態を説明する光電変換装置の平面模式図 第3の実施形態を説明する光電変換装置の回路図 第3の実施形態を説明する駆動パルス図 第4の実施形態を説明する光電変換装置の平面模式図 第4の実施形態を説明する光電変換装置の回路図 第4の実施形態を説明する駆動パルス図 第5の実施形態を説明する光電変換装置の平面模式図 第5の実施形態を説明する駆動パルス図 撮像システムを説明するブロック図 (A)ブロック配線を説明する平面模式図、(B)ブロック配線を説明する平面模式図
符号の説明
100 画素領域
200 読み出し回路
2 容量
5 第1のスイッチ
6 第3のスイッチ
7 第2のスイッチ
14 第1の配線
12 第2の配線
8 第3の配線
9、10 走査回路

Claims (11)

  1. 複数の光電変換素子と、
    前記複数の光電変換素子からの信号を保持する複数の容量と、
    それぞれが、その一端が前記複数の容量のそれぞれに接続された複数の第1のスイッチと、
    それぞれに複数の前記第1のスイッチの他端が接続された、複数の第1の配線と、
    前記第1の配線とは異なる個数の第1のスイッチの他端が接続された、第2の配線と、
    第3の配線と、
    それぞれが、その一端が前記複数の第1の配線のそれぞれと接続され、他端が前記第3の配線と接続され前記第1の配線と前記第3の配線との電気的接続を制御する、複数の第2のスイッチと、を有する光電変換装置の駆動方法であって、
    前記第2のスイッチが導通して、前記容量から前記第1のスイッチ、前記第の配線、前記第2のスイッチを介して前記第3の配線へ信号を読み出している期間に、前記第2の配線と前記第3の配線とが電気的に接続されており、
    前記容量から、前記第1のスイッチ、前記第2の配線を介して前記第3の配線へ信号を読み出している期間に、前記複数の第2のスイッチのうちの1つが導通することを特徴とする光電変換装置の駆動方法。
  2. 前記第2の配線と前記第3の配線とが第3のスイッチを介して接続されており、
    前記容量から前記第1のスイッチ、前記第1の配線、前記第2のスイッチを介して前記第3の配線へ信号を読み出している期間に、前記第3のスイッチが導通していることを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置の駆動方法。
  3. 前記第2の配線と前記第3の配線とが第3のスイッチを介して接続され、前記第3のスイッチは常に導通していることを特徴とする請求項1あるいは2のいずれか1項に記載の光電変換装置の駆動方法。
  4. 前記容量から前記第1のスイッチ、前記第1の配線、前記第2のスイッチを介して前記第3の配線へ信号を読み出している期間に、
    前記導通した第2のスイッチとは異なる第2のスイッチが導通していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光電変換装置の駆動方法。
  5. 前記光電変換素子に光が入射する領域と前記光電変換素子が遮光された領域とを有し、前記光が入射する領域の前記光電変換素子の信号は前記第1の配線を介して読み出され、
    前記遮光された領域の前記光電変換素子の信号は前記第2の配線を介して読み出されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光電変換装置の駆動方法。
  6. 前記第2のスイッチが導通して、前記容量から前記第1のスイッチ、前記第1の配線、前記第2のスイッチを介して前記第3の配線へ信号が読み出され、前記第2の配線と前記第3の配線とが電気的に接続されている期間においては、前記第1の配線を介して前記容量に保持された信号は読み出されず
    前記容量から、前記第1のスイッチ、前記第2の配線を介して前記第3の配線へ信号が読み出され、前記複数の第2のスイッチのうちの1つが導通している期間においては、前記第2の配線を介して前記容量に保持された信号が読み出されないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光電変換装置の駆動方法。
  7. 複数の光電変換素子と、
    前記複数の光電変換素子からの信号を保持する複数の容量と、
    それぞれが、その一端が前記複数の容量のそれぞれに接続された第1のスイッチと、
    それぞれに複数の前記第1のスイッチの他端が接続された、複数の第1の配線と、
    前記第1の配線とは異なる個数の第1のスイッチの他端が接続された、第2の配線と、
    第3の配線と、
    それぞれが、その一端が前記複数の第1の配線のそれぞれと接続され、他端が前記第3の配線と接続され前記第1の配線と前記第3の配線との電気的接続を制御する、複数の第2のスイッチと、
    前記第1のスイッチ、及び前記第2のスイッチを制御する制御手段と、を有する光電変換装置であって、
    前記第2のスイッチが導通して、前記容量から前記第1のスイッチ、前記第の配線、前記第2のスイッチを介して前記第3の配線へ信号を読み出している期間に、前記第2の配線と前記第3の配線とが電気的に接続され、
    前記容量から、前記第1のスイッチ、前記第2の配線を介して前記第3の配線へ信号を読み出している期間に、前記複数の第2のスイッチのうちの1つが導通することを特徴とする光電変換装置。
  8. 前記第2の配線と前記第3の配線とが第3のスイッチを介して接続されており、
    前記第3のスイッチが常に導通していることを特徴とする請求項に記載の光電変換装置。
  9. 前記光電変換素子に光が入射する領域と前記光電変換素子が遮光された領域とを有し、前記第2の配線は、前記遮光された領域の前記光電変換素子からの信号を保持する容量と、前記第1のスイッチを介して接続されていることを特徴とする請求項あるいはに記載の光電変換装置。
  10. 前記第2のスイッチが導通して、前記容量から前記第1のスイッチ、前記第1の配線、前記第2のスイッチを介して前記第3の配線へ信号が読み出され、前記第2の配線と前記第3の配線とが電気的に接続されている期間においては、前記第1の配線を介して前記容量に保持された信号は読み出されず
    前記容量から、前記第1のスイッチ、前記第2の配線を介して前記第3の配線へ信号が読み出され、前記複数の第2のスイッチのうちの1つが導通している期間においては、前記第2の配線を介して前記容量に保持された信号が読み出されないことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  11. 請求項7乃至10のいずれか1項に記載の光電変換装置と、
    前記光電変換装置から得られた信号を処理する信号処理部とを有する撮像システム
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