JP5297364B2 - 電動機 - Google Patents

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本発明は、固定子ティース部に樹脂絶縁を介して直接巻線を巻き付けられた集中巻き方式で巻き付けられた電動機に関する。
従来、冷蔵庫や空調機に用いる圧縮機に搭載される電動機は、永久磁石を回転子の内部に備えた永久磁石埋め込み形回転子(以降、「回転子」と呼ぶ)を用いたDCブラシレスモータが搭載されている。この回転子に備えた永久磁石を着磁(磁化)する場合、回転子を着磁してから圧縮機に組み込むと固定子やケース等に磁気吸着し、回転子の組み込み作業が非常に困難なものとなる。また、回転子が着磁されていると鉄粉等の塵、埃等が吸着し圧縮機内に回転子と一緒に組み込まれてしまうことにもなる。
そこで、電動機を圧縮機に組み付けた後に、圧縮機ケース内に組み付けた固定子の巻線に直流電流を通電し、圧縮機ケース内の軸中心に組み付けられた回転子を着磁し回転子を磁化している。
特許文献1(特開2000−224818号)には、このように圧縮機に組み込んだ電動機の固定子を着磁ヨークとして、回転子に備えた永久磁石を着磁する着磁方法が示されている。
この特許文献1では、固定子を着磁ヨークとして回転子の永久磁石を着磁する際、固定子のティース部に樹脂絶縁を介して巻き付けた巻線は、隣り合うティース部の巻線同士が互いに引き付け合い、固定子のティース部に巻き付けた巻線が大きく変形したり、巻線同士がぶつかり巻線の被覆を傷付けてしまう問題や、着磁の衝撃によりティース部に巻き付けた巻線が動き樹脂絶縁に割れ、ヒビが発生する問題がある。そこで、固定子のティース部に巻き付けた巻線によって回転子を着磁する際に巻線同士が動かないように、相間の巻線間にスペーサを挿入し、着磁後、そのスペーサを抜き取っている。
特開2000−224818号公報
従来、工場やビル空調用の大型空調機の圧縮機に搭載される大型DCモータの固定子は、固定子を着磁ヨークとして回転子に埋め込まれた永久磁石を着磁する場合、固定子の巻線に流れる直流電流は、家庭用に用いる空調用の圧縮機に搭載されるDCモータと比べると非常に大きな直流電流を巻線に流すことになる。この場合、着磁による固定子のティース部に巻き付けた巻線の変形や巻線同士のぶつかりによる被覆の絶縁不良は、家庭用に用いられる圧縮機に搭載されるDCモータの衝撃よりかなり大きなものとなっている。
従って、着磁の衝撃によりティース部に巻き付けた巻線の動きも非常に大きくなり、樹脂絶縁の割れ、ヒビが発生する確率も非常に高くなっている。また、大型DCモータの運転時に発生する巻線の振動による音、振動等も大きな問題となっている。
更に、隣り合うティース部に巻き付けた巻線間にスペーサを挿入する際、挿入傷による絶縁不良も問題となっている。
複数の鋼板を積層して構成され、環状のヨーク部と、前記ヨーク部から内径側に突出しているとともに、内径側端部に周方向に延びている先端部が形成されているティース部と、隣り合うティース部によって形成されるスロットを有する固定子と、
前記固定子の積層方向端面を覆う樹脂絶縁と、
前記固定子のティース部に前記樹脂絶縁を介して直接巻き付けられた巻線を有する集中巻き方式の電動機であって、
前記樹脂絶縁は、前記固定子のティース部の先端部側に、固定子積層方向に延びる内周壁を有し、前記固定子のヨーク部側に、固定子積層方向に延びる外周壁を有しているとともに、前記内周壁と前記外周壁とを繋ぐ胴部を有しており、
前記胴部は、前記固定子のヨーク部を覆うブリッジ端面部と、前記固定子のティース部を覆うティース端面部により構成され、前記ブリッジ端面部は、前記ティース端面部の固定子外径側根元部から前記固定子のヨーク部を覆うように固定子の両周方向に延びて、前記固定子のスロットの外径側のスロット底部まで延びており、
前記スロット内には、巻線相互間を絶縁する相間絶縁板が、前記スロット底部に面する外径側端部と、巻線が接触する周方向両側の側面がフィルム状の絶縁紙で覆われた状態で挿入されており、
前記相間絶縁板は、前記スロット底部に面する外径側端部に、前記樹脂絶縁の胴部のブリッジ端面部と係止めする凸部が設けられているとともに、上端部に、前記巻線の巻線端部から引出した引出線あるいは引出線と接続する口出線を固定するための凹溝が設けられており、これにより、前記凸部が、前記巻線の巻線端部から引き出した引出線あるいは引出線を結線する口出線と前記ブリッジ端面部との間に挟み込まれ、
前記絶縁紙は、前記相間絶縁板の側面から、前記固定子のスロットの内径側のスロット開口部と反対側に折り曲げられた耳部を有し、前記絶縁紙の耳部が、前記巻線と前記固定子のティース部の先端部との間に介挿されていることを特徴とする電動機とする。
また、前記相間絶縁板は、前記固定子の内径側のスロット開口部に面する前記相間絶縁板の内径側端部の幅が、スロット開口部より幅広にした電動機とする。
また、前記相間絶縁板は、前記固定子の内径側のスロット開口部に面する前記相間絶縁板の内径側端部に、前記固定子周方向に延びた薄板の耳部を設け、前記薄板の耳部を前記固定子のティース部に樹脂絶縁を介して直接巻き付けた巻線と、固定子のティース部の先端部との間に介挿した電動機とする。
また、前記相間絶縁板は、巻線相互間に介挿した状態において、前記相間絶縁板に固定子周方向に貫通する孔が設けられている電動機とする。
本発明の電動機は、固定子のティース部の樹脂絶縁を介して巻き付けた巻線相互間に、巻線相互を絶縁するための相間絶縁板を介挿し、相間絶縁板を巻線相互間に介挿した状態において、相間絶縁板のスロット底部に面する側の外径側端部に樹脂絶縁のブリッジ端面部と係止めする凸部が設けられていることにより、相間絶縁板が動くことなく確実に固定子に固定することができ、電動機の固定子を着磁ヨークとして永久磁石を備えた回転子を着磁しても、固定子のティース部に巻き付けた巻線の変形や、巻線同士のぶつかりにより被覆を傷付け絶縁不良となることはない。また、着磁の衝撃によりティース部に巻き付けた巻線が動くことにより樹脂絶縁に割れ、ヒビが発生しない電動機とすることができる。
また、相間絶縁板のスロット底部に面する側の外径側端部の凸部を確実に樹脂絶縁のブリッジ端面部に係止めし固定子に固定することにより大型DCモータ等の運転時に発生する巻線の振動による音、振動等を低減することができる。
また、前記相間絶縁板には、巻線相互間に介挿した状態において、前記相間絶縁板の上端部に前記固定子のティース部に直接巻き付けた巻線端部から引出した引出線及びそれらの引出線と接続する口出線を固定するための凹溝が設けられていることにより、巻線端部から引出した引出線及びそれらの引出線と接続する口出線を凹溝に確実に固定することができるので、相間絶縁板の凸部をブリッジ端面部側に押さえ込むことができ相間絶縁板が脱落することなく確実に固定することができる。
また、固定子のティース部に多くの巻線を巻き付け、固定子のティース部の先端部と固定子のティース部に巻き付けた巻線との絶縁距離を確実に取りたい場合や、相間絶縁板を巻線相互間に介挿する際、挿入圧力により巻線自体の被覆が傷付かないようにするために、相間絶縁板の巻線と接触する部分にフィルム状の絶縁紙で覆い、固定子の内径側のスロット開口部側とは反対方向の固定子周方向に延びる薄板の耳部を設け、この耳部を固定子のティース部に樹脂絶縁を介して直接巻き付けた巻線と、固定子のティース部の先端部との間に介挿することにより、確実に固定子のティース部の先端部と固定子のティース部に巻き付けた巻線との絶縁距離を確保することができるとともに、相間絶縁板の挿入圧力により巻線の被覆を傷付けることもない。尚、相間絶縁板のスロット底部に面する側の外径側端部に樹脂絶縁のブリッジ端面部と係止めする凸部を有することにより、フィルム状の絶縁紙を、この凸部に当接させ同時に巻線相互間に容易に挿入することもできる。
また、相間絶縁板の固定子の内径側のスロット開口部に面する内径側端部の幅をスロット開口部の幅より幅広とすることにより、相間絶縁板自体が固定子の内径側に飛び出ることを防ぐとともに、固定子の内径側に固定子のティース部に巻き付けた巻線が飛び出すこともなくなる。また、相間絶縁板の内径側端部の幅が固定子の内径側のスロット開口部より幅広くすることにより、固定子のティース部の先端部と固定子のティース部に巻き付けた巻線との絶縁距離を確保することもできる。
また、固定子のティース部に多くの巻線を巻き付ける場合、前記相間絶縁板構造のみではスロット開口部の、固定子のティース部の固定子内径側の固定子周方向に延びた先端部と固定子のティース部に巻き付けた巻線との絶縁距離を確保することが難しい場合は、相間絶縁板の内径側端部から固定子周方向に延びた薄板の耳部を設けている。この耳部を固定子のティース部に樹脂絶縁を介して直接巻き付けた巻線と、固定子のティース部の先端部との間に介挿することにより、確実に固定子のティース部の先端部と固定子のティース部に巻き付けた巻線との絶縁距離を確保することができる。
また、相間絶縁板の重量並びに電動機の冷却効果を高める場合には、相間絶縁板の巻線相互間に介挿した状態で、相間絶縁板の固定子周方向に貫通する孔を設けることにより達成することができる。
本発明の電動機の固定子の図 図1で示した電動機の巻線及び巻線端部から引出した引出線及びそれらの引出線と接続する口出線を取り除いた固定子の図。 本発明の電動機の固定子と回転子を上から見た図。 図3で示した電動機の固定子で、回転子を着磁する図。 実施形態の相間絶縁板を固定子のスロットに介挿する図。 実施形態の相間絶縁板の斜視図。 実施形態の相間絶縁板を固定子のスロットに介挿した図。 別の実施形態の相間絶縁板の図。 別の実施形態の相間絶縁板を固定子のスロットに介挿する図。 別の実施形態の相間絶縁板を固定子のスロットに介挿した図。 別の実施形態の相間絶縁板の図。
本発明の実施形態を、図面を用いて説明する。
図1〜図3には、隣同士の薄板電磁鋼板に設けた凸凹部(かしめ部)を互いに係合せて一体に積層した、周知のオートクランプ装置(自動かしめ装置)により製作した固定子10が示されている。固定子10を一体に積層する方法として固定子外周側の複数個所を溶接して一体に積層した固定子でもよい。尚、図2及び図3は説明を容易にするために便宜上巻線40及び巻線端部から引出した引出線45及びそれらの引出線45と接続する口出線46は記載していない。
図1〜図3(特に図3)に記載の固定子10は、環状に形成されてヨーク部11とヨーク部11から固定子内径側に突出したティース部12(歯部とも言う。)が設けられている。この固定子内径側に突出したティース部12の固定子内径側の端部から固定子周方向に延びる先端部13が形成されている。この先端部13により固定子内径側にスロット開口部14が設けられている。
固定子10の環状に形成されたヨーク部11と、固定子10の内径側に突出したティース部12によりスロット16が形成されている。本実施形態では、固定子10のスロット数は9スロット設けられている。この固定子10の固定子両端面には、樹脂成形された樹脂絶縁30で覆われており、固定子10のヨーク部11と固定子10の内径側に突出したティース部12を覆うように樹脂絶縁30が施されている。図1及び図3の固定子10のスロット16には、固定子10のティース部12に樹脂絶縁30を施し直接巻線40を巻き付けた周知の集中巻き方式による巻線(便宜上図2及び図3は図示せず)が施されている。固定子10のティース部12に巻き付けられた巻線40は三相3Yで結線されている。本実施形態の固定子10の外径は、好ましくはφ230mm〜φ100mm、内径が好ましくはφ130mm〜φ50mm程度の大型DCモータである。
尚、固定子10のスロット内は、この集中巻きによる巻線40をより多く巻き付けるためにフィルム状のスロット絶縁80を施している。このスロット絶縁80は、固定子内径側に突出したティース部12の固定子内径側端部から固定子周方向に延びる先端部13のスロット内までも覆うように絶縁されている。
従って、固定子10の樹脂絶縁30の構造は、環状に構成されたヨーク部11と、ヨーク部11から固定子内径側に突出したティース部12と、ティース部12の固定子内径側端部から固定子周方向に延びた先端部13まで覆う樹脂絶縁30を固定子10の積層方向両端面に施し、スロット内には固定子10のティース部12の固定子内径側端部から固定子周方向に延びた先端部13のスロット内まで覆うフィルム状のスロット絶縁80が施されている。
図3には、固定子の内径側で回転駆動する内転型の永久磁石72を磁石収容孔71に埋め込んだ永久磁石埋め込み型回転子を用いている。図2で示した回転子70は、回転子内部の凹状の磁石収容孔71に希土類磁石を埋め込んだ永久磁石埋め込み型回転子である。この回転子70の磁極は、隣り合う磁極が異極となる様に6極を構成している。
本実施形態の電動機は、空調機の室外機や冷蔵庫の圧縮機を駆動するための電動機や車両に搭載する電動機として用いるため、ケースに電動機を組み込む前の鉄粉等の塵、埃が磁気吸着することが問題となるため、ケースに電動機が組み込まれた後に電動機の固定子10を着磁ヨークとして回転子70に埋め込まれた永久磁石72を着磁している。
図4には、本実施形態における着磁方法を示した一例である。図4の(a)には固定子10を着磁ヨークとして、固定子内径側に、未着磁の回転子70を挿入し、直流電源の+側にU相を接続し、―側にV相、W相を接続して固定子10のティース部12に巻き付けた巻線40に直流電流を流すことにより回転子70に埋め込んだ永久磁石72の1回目の着磁をする。より確実に回転子70に埋め込まれた永久磁石72を着磁する場合は、もう一度着磁を加える。この場合、図4の(b)に示すように直流電源の―側にU相を接続し、+側にV相、W相を接続し、回転子70を時計まわりに60°回転させた位置で固定し、再度、固定子70のティース部12に巻き付けた巻線40に直流電流を流すことにより回転子70に埋め込んだ永久磁石72に2回目の着磁をする。これにより、確実に回転子70に埋め込んだ永久磁石72を着磁することができる。
この場合、固定子10のティース部12に巻き付けた巻線40に流れる直流電流は非常に大きな電流が流れることになり、図3で説明した固定子10のティース部12に巻き付けた巻線相互間には、お互いを引き付け合う強力な磁気吸引力や、逆に反発する磁気反発力が発生する。図4では、UV相間、UW相間にはそれぞれ磁気吸引力が発生し、VW相間には磁気反発力が発生する。
これにより、巻線相互間は激しく着磁により動き巻線寸法が変形したり、巻線同士がぶつかり巻線自体の被覆を傷付け絶縁不良が発生したりする。また、巻線40が激しく動くことにより樹脂絶縁30が割れたり、ヒビが発生することもある。
これらの問題に関しては、固定子10のティース部12に直接巻線40を巻き付けた巻線相互間に相間絶縁板50を介挿し、巻線自体の動きを強制的に動かないようにしている。
尚、電動機の運転時には、巻線40の振動等を起因とする音、振動等が発生するが、前記した様に巻線40の間に相間絶縁板50を介挿することにより音、振動を低減することができるが、相間絶縁板50自体を確実に巻線相互間に固定しなければ固定子10から相間絶縁板50が振動等により脱落する恐れがある。また、逆に相間絶縁板50自体が確実に固定されていなければ、相間絶縁板自体が振動し、音、振動等の発生する原因ともなる。
また、巻線相互間に相間絶縁板50を介挿することにより、ある程度の音、振動等が低減できるものの相間絶縁板50を巻線間に挿入する場合、挿入圧力が高いと、巻線40の被覆を傷付けて絶縁不良になる場合もある。特に、相間絶縁板50の強度を増すために配合されるガラス繊維(ファイバー)が多ければ多いほどその危険性が増す。
ところで、本実施形態における固定子10は、図1〜図3(特に図3)に示した様に、環状に形成されたヨーク部11と、このヨーク部11から固定子内径側に突出したティース部12から構成されており、ティース部12の固定子内径側端部から固定子周方向に延びた先端部13を有している。この環状のヨーク部11と固定子内径側に突出したティース部12によりスロット16が形成されている。このスロット16は、固定子外径側に位置する環状ヨーク部11のスロット側面をスロット底部15として、固定子内径側に突出したティース部12の固定子内径側の端部から固定子周方向に延びた先端部13と、そのティース部12と隣り合うティース部12の固定子内径側に突出したティース部12の固定子内径側の端部から固定子周方向に延びた先端部13との間をスロット開口部14としている。
この固定子10の積層方向端面を覆う樹脂絶縁30は、固定子10の外径側に固定子積層方向に延びる外周壁33と、固定子内径側の端部から固定子周方向に延びる先端部13までを覆い、固定子10の内径側に固定子積層方向に延びる内周壁32を有し、この外周壁33と内周壁32を繋ぐ胴部31を有している。この胴部31は主に固定子ヨーク部11を覆うブリッジ端面部31bと、主にティース部12を覆うティース端面部31aとで構成されている。ブリッジ端面部31bは、固定子10のティース部12の固定子外径側根本部から固定子10のヨーク部11を覆うように固定子の両周方向に延びて、固定子10の積層方向端面のスロット底部15までを覆っている。
尚、固定子10に設けたスロット内の絶縁は、樹脂で覆われたスロット絶縁でもよいが、本願では、巻線40を多く巻き込むため、フィルム状のスロット絶縁80を所定の大きさにして固定子10のスロット側面を覆うように配置している。
本実施形態の固定子10の積層方向の固定子両端部には前記で説明した絶縁構造の樹脂絶縁30が施されている。この固定子10のティース部12には前記に示した樹脂絶縁30を装着し、この樹脂絶縁30を介して直接巻線40が巻き付けられている。この固定子10のティース部12に巻き付けられた巻線相互間に相間絶縁板50が介挿されている。
図5は、実施形態の相間絶縁板50を固定子10のスロット16に介挿する様子を示している。(便宜上巻線40は省略している)
この相間絶縁板50の形状を図6で説明する。この相間絶縁板50の形状は、略矩形の平板の樹脂絶縁板であり、固定子10の巻線相互間に介挿した状態において、固定子10の積層方向長さより若干長く構成されており、実質的には固定子10の巻線相互間に介挿した状態で固定子の積厚方向に飛び出る様に介挿することが望ましい。そして固定子10のスロット底部15に面する側の外径側端部52と、固定子10のスロット開口部14に面する側の内径側端部51が設けられている。また、相間絶縁板50は巻線相互間に介挿し易いように巻線相互間に挿入する側の相間絶縁板50の尖端部57を先細形状としている。これにより、巻線相互間に容易に介挿することができる。
この相間絶縁板50の固定方法を説明する。図7(及び図5)に示しているように、この相間絶縁板50には巻線相互間に介挿した状態で、相間絶縁板50のスロット底部15に面する側の外径側端部52に前記樹脂絶縁30のブリッジ端面部31bと係止めできる凸部55を設けている。この相間絶縁板50の外径側端部52に凸部55があることにより樹脂絶縁30のブリッジ端面部31bに容易に係止めすることができる。この場合、固定子10のティース部12に巻き付けた巻線量の多い少ないや、巻線40の巻き形状に関係なく相間絶縁板50の外径側端部52の凸部55を、樹脂絶縁30のブリッジ端面部31bに掛り止めすることができる。
これは、相間絶縁板50は固定子10のティース部12に巻き付けた巻線相互間の必ずしも中央部に介挿しなければならないわけではなく、言い換えれば、必ずしも固定子10のスロット16の中央部に相間絶縁板50が位置しなくてもよい。これは、例えば樹脂絶縁等に溝部を設けて相間絶縁板の外径側端部の凸部を係合せる構造のものと比べると、巻線40の多い少ないや、巻線40の形状によって樹脂絶縁等に設けた溝部の形状に合わせて、相間絶縁板の外径側端部の凸部を嵌め合わせることもないので、電動機を製作するのに時間がかかり支障をきたすこともない。
従って、巻線相互間に相間絶縁板50を容易に介挿することができ、固定子10を着磁ヨークとして、回転子70に埋め込まれた永久磁石72を着磁したとしても、巻線40が大きく動くことがなく、巻線相互間が激しくぶつかり巻線40が変形したり、巻線自体の被覆が傷付き絶縁不良となることもない。また、巻線40が激しく動くことにより樹脂絶縁30が割れたり、ヒビが発生することもない。
また、図7に示しているように相間絶縁板50は、この固定子10のスロット開口側14に面す側の内径側端面部51は、スロット開口部14の幅よりも幅広に構成されている。これは、相間絶縁板50を巻線相互間に介挿する際に固定子10の内径側に飛び出すことを防ぐことができる。また、固定子10のスロット開口部14から固定子10にティース部12に巻き付けた巻線40が飛び出すことも防ぐことができる。更に、固定子10のティース部12に巻き付けた巻線40と固定子10のティース部12の固定子内径側の端部から固定子周方向に延びた先端部13との絶縁距離も確保するこができ、巻線40と固定子10との絶縁不良を低減することができる。
また、固定子10の巻線相互間に介挿した状態において、相間絶縁板50の固定子10の積層方向の固定子端面側の面の上端部には凹溝53が設けられている。この凹溝53について図1及び図5〜図7を用いて説明する。この凹溝53は、相間絶縁板50の上端部で有ればどこに設けられてもよいが、好ましくは巻線相互間に相間絶縁板50を介挿した状態において、固定子10の外径側の樹脂絶縁30の外周壁33と接する外側に設けることによって、樹脂絶縁30の外周壁33と相間絶縁板50の上端部の凹溝53により、各ティース部12に直接巻線40が巻き付けられた巻線端部から引出した引出線45や、その引出線45を結線した口出線46を確実に固定することができる。
この場合、各ティース部12に直接巻線40が巻き付けられた巻線端部から引出した引出線45や、その引出線45を結線した口出線46は、相間絶縁板50の上端部の凹溝53がある位置の樹脂絶縁30の外周壁33に固定子径方向に貫通した貫通孔34が設けられており、この貫通孔34に引出線45や口出線46を固定する固定紐を通して容易に樹脂絶縁の外周壁33に縛り固定することができる。
尚、固定子10の内径側の樹脂絶縁30の内周壁32側の相間絶縁板50の上端部に凹溝53を設けてもよいが、固定子内径側に引出線45やその引出線45を結線した口出線46が飛び出さないように注意が必要になる。また、この凹溝53の形状は、円弧、三角、矩形等の何れの形状を用いても同様の効果を得ることができる。
従って、この凹溝53により固定子10の巻線上端の周方向に引き廻される各巻線40から引出した引出線45や引出線45を結線する口出線46を嵌め込み樹脂絶縁30の外周壁33に設けた貫通孔34等に固定紐等を通し固定することにより固定子10のティース部12に巻き付けた巻線相互間に介挿した相間絶縁板50を確実に固定することができる。
また、これにより相間絶縁板50のブリッジ端面部31bに掛り止めした凸部55が、巻線端部から引出した引出線45や、その引出線45を結線した口出線46とブリッジ端面部31bとの間に確実に挟み込まれ固定されているため相間絶縁板50が電動機運転中の振動等により固定子10の積層方向に抜け落ちることもなくなる。
また、固定子10のティース部12に巻き付ける巻線量が多い場合、図5〜図7で説明した相間絶縁板50のみでは固定子10のティース部12の固定子内径側の固定子両周方向に延びた先端部13と固定子10のティース部12に巻き付けた巻線40との絶縁距離を確保することが難しい場合は、図8に示しているように相間絶縁板90の内径側端部91から固定子両周方向に延びた薄板の耳部91aを設ける。この耳部91aを固定子10のティース部12に樹脂絶縁30を介して直接巻き付けた巻線40と、固定子10のティース部12の先端部13との間に介挿することにより、確実に固定子10のティース部12の先端部13と、固定子10のティース部12に巻き付けた巻線40との絶縁距離を確保することができる。
この場合の相間絶縁板90の内径側端部91から固定子周方向に延びた薄板の耳部91aは、固定子10のティース部12に樹脂絶縁30を介して直接巻き付けた巻線40と、固定子10のスロット内を覆うフィルム状のスロット絶縁80との間に介挿してもよいし、固定子10のスロット内を覆うフィルム状のスロット絶縁80と、固定子10のティース部12の先端部13との間に介挿してもよい。これにより、固定子10の巻線40が多く巻かれる場合においても固定子10のティース部12に巻き付けた巻線40と固定子10のティース部12の先端部13との絶縁距離を確実に確保することができる。
また、同様に固定子10のティース部12に巻き付ける巻線量が多い場合、相間絶縁板90を固定子10の巻線相互間に介挿する場合、相間絶縁板90を挿入する圧力が増す。この場合、この挿入圧力により巻線40の被覆に傷をつけてしまう場合がある。この様な場合、図9及び図10に示しているように、相間絶縁板50の表面を絶縁紙60で覆うことにより巻線40の被覆を保護することができる。
図9では、図5に示した相間絶縁板50の固定子10のティース部12に巻き付けた巻線40(便宜上巻線40は省略している)と接触する面を絶縁紙60で覆い介挿している様子を示した図である。また、図10は巻線相互間に相間絶縁50を絶縁紙60で覆って介挿した状態を示した図である。
本実施形態では固定子10のスロット底部15に面する外径側端部52を絶縁紙60で覆い、更に、この絶縁紙60で相間絶縁板50と巻線40が接触する側面54を覆い、この側面54から延びた絶縁紙60が固定子10の内径側のスロット開口部14側とは反対方向に折り曲げられた耳部61aを固定子10のティース部12に樹脂絶縁30を介して直接巻き付けた巻線40と、固定子10のティース部12の先端部13との間に介挿している。これにより、確実にティース部12の先端部13と、ティース部12に巻き付けた巻線40との絶縁距離を確保することができるとともに、相間絶縁板50の挿入圧力により巻線40の被覆を傷付けることもなくなる。
この場合も同様に、図8に示した相間絶縁板90の内径側端部91から両周方向に延びた薄板の耳部91aと同じように、絶縁紙60の耳部61aを固定子10のティース部12に樹脂絶縁30を介して直接巻き付けた巻線40と、固定子10のスロット内を覆うフィルム状のスロット絶縁80との間に介挿してもよいし、固定子10のスロット内を覆うフィルム状のスロット絶縁80と、固定子10のティース部12の先端部13との間に介挿しても同様の効果を得ることができる。
好ましくは、図8及び図9の実施形態では、相間絶縁板90の内径側端部91から両周方向に延びた薄板の耳部91aや、スロット開口部側14とは反対方向に折り曲げた絶縁紙60の耳部61aは、固定子10のティース部12に樹脂絶縁30を介して直接巻き付けた巻線40と、固定子10のスロット内を覆うフィルム状のスロット絶縁80との間に介挿することにより、耳部91a、61aを介挿する際、固定子10の積層した鋼板の隙間に耳部91a、61aが引っ掛かり挿入しづらくなることもない。尚、図9に示しているように相間絶縁板50の凸部55があることにより、相間絶縁板50を挿入する際、絶縁紙60が凸部55に当接し容易に巻線相互間に挿入することが可能となり、絶縁紙60が脱落することも防ぐことができる。尚、先に説明した様に相間絶縁板50、90の巻線相互間に挿入する尖端部57の先細形状とすることにより挿入する圧力を軽減することもできる。
尚、本実施形態の相間絶縁板50,90の材質としては、ポリアミド樹脂(PA)、ポリアセタール樹脂(POM)、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンサルファイド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)、フッ素樹脂、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等が用いられている。また、樹脂強度を考慮した場合、前記した材質とガラス繊維(ファイバー)混合し含有させることにより樹脂強度を増すことができる。
また、相間絶縁板50、90の材料の使用量を減らす場合や、巻線40の冷却を考慮する場合は、図11に示すように相間絶縁板50、90を巻線相互間に介挿した状態において固定子10の周方向に貫通した貫通孔56を設けることもできる。この貫通孔56の形状や大きさ、数等は、固定子を着磁ヨークとした場合の着磁強度や、絶縁強度等により適宜決定される。
尚、本実施形態の電動機の構造は、空調機や冷蔵庫の圧縮機に用いる電動機や、車両用途の電動機に用いることによって、ケース内に鉄粉や埃、塵を持ち込むことなく品質に優れた電動機とすることができる。また、本実施形態は電動機の使用用途によって実施形態の追加、削除等を適宜行うことができる。
10・・・固定子
11・・・ヨーク部
12・・・ティース部
13・・・先端部
14・・・スロット開口部
15・・・スロット底部
16・・・スロット
30・・・樹脂絶縁
31・・・胴部
31a・・・ティース端面部
31b・・・ブリッジ端面部
32・・・内周壁
33・・・外周壁
34・・・貫通孔
40・・・巻線
45・・・引出線
46・・・口出線
50、90・・・相間絶縁板
51、91・・・内径側端部
52・・・外径側端部
53・・・凹溝
54・・・側面
55・・・凸部
56・・・孔
57・・・尖端部
60・・・絶縁紙
61a、91a・・・耳部
70・・・回転子
71・・・磁石収容孔
72・・・永久磁石
80・・・スロット絶縁

Claims (4)

  1. 複数の鋼板を積層して構成され、環状のヨーク部と、前記ヨーク部から内径側に突出しているとともに、内径側端部に周方向に延びている先端部が形成されているティース部と、隣り合うティース部によって形成されるスロットを有する固定子と、
    前記固定子の積層方向端面を覆う樹脂絶縁と、
    前記固定子のティース部に前記樹脂絶縁を介して直接巻き付けられた巻線を有する集中巻き方式の電動機であって、
    前記樹脂絶縁は、前記固定子のティース部の先端部側に、固定子積層方向に延びる内周壁を有し、前記固定子のヨーク部側に、固定子積層方向に延びる外周壁を有しているとともに、前記内周壁と前記外周壁とを繋ぐ胴部を有しており、
    前記胴部は、前記固定子のヨーク部を覆うブリッジ端面部と、前記固定子のティース部を覆うティース端面部により構成され、前記ブリッジ端面部は、前記ティース端面部の固定子外径側根元部から、前記固定子のヨーク部を覆うように、固定子の両周方向に前記固定子のスロットの外径側のスロット底部まで延びており、
    前記スロット内には、巻線相互間を絶縁する相間絶縁板が、前記スロット底部に面する外径側端部と、巻線が接触する周方向両側の側面がフィルム状の絶縁紙で覆われた状態で挿入されており、
    前記相間絶縁板は、前記スロット底部に面する外径側端部に、前記樹脂絶縁の胴部のブリッジ端面部と係止めする凸部が設けられているとともに、上端部に、前記巻線の巻線端部から引出した引出線あるいは引出線と接続する口出線を固定するための凹溝が設けられており、これにより、前記凸部が、前記巻線の巻線端部から引き出した引出線あるいは引出線を結線する口出線と前記ブリッジ端面部との間に挟み込まれ、
    前記絶縁紙は、前記相間絶縁板の側面から、前記固定子のスロットの内径側のスロット開口部と反対側に折り曲げられた耳部を有し、前記絶縁紙の耳部が、前記巻線と前記固定子のティース部の先端部との間に介挿されていることを特徴とする電動機。
  2. 前記相間絶縁板は、前記スロット開口部に面する内径側端部の幅が、スロット開口部より広いことを特徴とする請求項1に記載の電動機。
  3. 前記相間絶縁板は、前記スロット開口部に面する内径側端部に、周方向に延びる薄板の耳部を有し、前記耳部が、前記巻線と前記固定子のティース部の先端部との間に介挿されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電動機。
  4. 前記相間絶縁板は、周方向に貫通する孔を有していることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の電動機。
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