JP2003259592A - 電動機 - Google Patents

電動機

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JP2003259592A
JP2003259592A JP2002055618A JP2002055618A JP2003259592A JP 2003259592 A JP2003259592 A JP 2003259592A JP 2002055618 A JP2002055618 A JP 2002055618A JP 2002055618 A JP2002055618 A JP 2002055618A JP 2003259592 A JP2003259592 A JP 2003259592A
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teeth
electric motor
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JP2002055618A
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English (en)
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Eiji Hiwaki
英治 檜脇
Hiroshi Ito
浩 伊藤
Toshiyuki Tamamura
俊幸 玉村
Takeshi Yoshimura
剛 吉村
Haruhiko Sumi
治彦 角
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は振動および騒音を低減した高効率の
電動機を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 隣接するティース先端突出部14または
隣接するティース先端突出部根元18と非磁性導体から
なるティース先端支持材17とが嵌合され固定された構
成とし、かつ両者がスロット絶縁紙と一体化している絶
縁フィルム31またはティース先端支持材の表面に形成
した絶縁皮膜層33により電気的に絶縁されている集中
巻電動機としたものである。これにより、固定子鉄心を
形成する1枚1枚の電磁鋼板がティース先端支持材17
を介して短絡しないために高効率の電動機で、かつ低振
動、低騒音を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高効率で、かつ低
振動、低騒音を可能とする集中巻電動機、およびこれを
搭載した、例えば、密閉型圧縮機、冷凍機器(冷蔵庫、
冷凍庫、製氷機、ショーケース、自販機)、空気調和機
(エアーコンディショナー、除湿機)若しくは電子回路
冷却システム、またはカーアクチュエーターおよびこれ
を搭載した自動車等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエアコンや冷蔵庫等の圧縮機に使
用される集中巻電動機を図11に示す。集中巻電動機
は、固定子40と回転子50を主構成要素とし、固定子
鉄心41は薄い電磁鋼板を積層して構成されている。前
記電磁鋼板は積厚方向に薄い絶縁皮膜層を有しているこ
とで、1枚1枚の電磁鋼板間の絶縁が確保されている。
【0003】固定子鉄心41は、ティース42と、ティ
ース42の外周側をつなぐ略環状のヨーク45からな
る。ティース42の先端には、固定子鉄心内径部に沿っ
て周方向に突出したティース先端突出部44が、固定子
鉄心41の外周には、切欠き46が形成されている。こ
れは、固定子40がコンプレッサーのシェル(図示せ
ず)に焼きばめ圧入された時、コンプレッサーのシェル
と固定子鉄心41との間に貫通孔を有することになり、
冷媒の通路となる。
【0004】ティース42には、絶縁物(絶縁フィル
ム、インシュレータ等:図示せず)を介して直接3相巻
線43U、43V、43Wが施される。
【0005】図11に示す回転子50は、回転子鉄心5
1に永久磁石52が埋設された構成を有しており、固定
子40の内側に、回転自在に保持されている。回転子鉄
心51の両端には端版(図示せず)が取付き、永久磁石
52の脱落を防止している。また、端版は回転子鉄心5
1に設けられた貫通孔にリベット(図示せず)を通し、
かしめにより固定されている。なお、軸孔53には軸が
入る。
【0006】回転子50は固定子40に施された巻線4
3U、43V、43Wに流れる電流による回転磁界によ
って、マグネットトルクとリラクタンストルクとを合わ
せた回転力によって、シャフトを中心として回転する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の集中巻電動機においては、その構造上ティースに磁束
が集中して流れ、各ティースに加わる径方向応力が非常
に大きいことから、前記径方向応力と回転方向力とのベ
クトル和によって、隣接するティースが互いに吸引ある
いは反発するように振動する。このティースにおける振
動は、ティース外周部のヨークに伝達されその結果、電
動機の振動、騒音が増大するという問題を生じる。特に
120度矩形波電圧あるいは120度矩形波電流によっ
て駆動される場合、3相のうち2相のみが常に励磁され
る上、隣接するティースの磁化方向が逆となることか
ら、前記隣接するティース間における振動が増大し、固
定子がより楕円振動しやすくなって、電動機の振動、騒
音増大につながることとなる。
【0008】本発明は、このような従来の課題に鑑みな
されたものであり、振動および騒音を低減した高効率の
電動機を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、隣接するティース先端突出部または隣接す
るティース先端突出部根元と非磁性導体からなるティー
ス先端支持材とが嵌合され固定された構成とし、かつ両
者がスロット絶縁紙と一体化している絶縁フィルムまた
はティース先端支持材の表面に形成した絶縁皮膜層によ
り電気的に絶縁されている集中巻電動機としたものであ
る。これにより、固定子鉄心を形成する1枚1枚の電磁
鋼板がティース先端支持材を介して短絡しないために高
効率の電動機で、かつ隣接するティース間における振動
が抑制できるために、低振動、低騒音を実現することが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本願請求項1に記載の発明は、回
転方向に対して略等間隔かつ略半径方向に配置された複
数のティースと、前記ティースの内径側に設けられ周方
向に突出したティース先端突出部と、前記ティースの外
周部に配置された略環状のヨークとを有し、隣接するテ
ィースの間にスロット(巻線用溝)が設けられた固定子
鉄心の前記ティースに、集中巻線を施してなる固定子
と、前記固定子の内周に僅かな空隙を介して対向し、回
転自在に保持された回転子により構成される電動機にお
いて、隣接する前記ティース先端突出部と非磁性導体か
らなるティース先端支持材とが嵌合されており、前記テ
ィース先端突出部とティース先端支持材とが電気的に絶
縁されていることを特徴とする電動機であり、固定子剛
性を高め、振動を抑制することができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、回転方向に対し
て略等間隔かつ略半径方向に配置された複数のティース
と、前記ティースの内径側に設けられ周方向に突出した
ティース先端突出部と、前記ティースの外周部に配置さ
れた略環状のヨークとを有し、隣接するティースの間に
スロット(巻線用溝)が設けられた固定子鉄心の前記テ
ィースに、集中巻線を施してなる固定子と、前記固定子
の内周に僅かな空隙を介して対向し、回転自在に保持さ
れた回転子により構成される電動機において、ティース
先端突出部とティースとが交差するティース先端突出部
根元において、隣接する前記ティース先端突出部根元と
非磁性導体からなるティース先端支持材とが嵌合されて
おり、前記ティース先端突出部根元とティース先端支持
材とが電気的に絶縁されていることを特徴とする電動機
であり、固定子剛性を高め、振動を抑制することができ
る。
【0012】請求項3に記載の発明は、ティース先端支
持材が、非磁性金属導体からなることを特徴とする請求
項1あるいは請求項2に記載の電動機であり、剛性の高
いティース先端支持材とすることができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、ティース先端支
持材の導電率が、σ<1×10-5Ω -1-1であることを
特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載
の電動機であり、ティース先端支持材と固定子鉄心の電
気的絶縁を確実に確保することができる。
【0014】請求項5に記載の発明は、ティース先端突
出部あるいはティース先端突出部根元とティース先端支
持材とが、絶縁フィルムを介して嵌合されていることを
特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載
の電動機であり、絶縁フィルムにより確実にティース先
端支持材と固定子鉄心との電気的絶縁を確保することが
できる。
【0015】請求項6に記載の発明は、ティース先端突
出部あるいはティース先端突出部根元とティース先端支
持材との間に介在する絶縁フィルムが、巻線と固定子鉄
心との絶縁を行うスロット絶縁紙と一体化していること
を特徴とする請求項5に記載の電動機であり、構成部品
を削減することが可能で、生産性を向上させることがで
きる。
【0016】請求項7に記載の発明は、ティース先端支
持材の表面に絶縁皮膜層を形成させたことを特徴とする
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電動機で
あり、構成部品を削減することが可能で、生産性を向上
させることができる。
【0017】請求項8に記載の発明は、ティース先端突
出部あるいはティース先端突出部根元とティース先端支
持材とを互いに固定する固定手段を、前記ティース先端
突出部あるいは前記ティース先端突出部根元あるいは前
記ティース先端支持材に設けたことを特徴とする請求項
1から請求項7のいずれか1項に記載の電動機であり、
ティース先端突出部あるいはティース先端突出部根元と
ティース先端支持材との固着力を高めることで剛性が向
上し、振動および騒音をより低減することができる。
【0018】請求項9に記載の発明は、回転子鉄心に永
久磁石を埋め込んでなる回転子を具備することを特徴と
する請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電動
機であり、電動機の効率を向上させることができる。
【0019】請求項10に記載の発明は、請求項1から
請求項9のいずれか1項に記載の電動機を搭載したこと
を特徴とする密閉型圧縮機であり、振動および騒音の小
さい密閉型圧縮機とすることができる。
【0020】請求項11に記載の発明は、冷媒がHFC
または自然冷媒であることを特徴とする請求項10記載
の密閉型圧縮機であり、環境への負荷が小さい密閉型圧
縮機とすることができる。
【0021】請求項12に記載の発明は、請求項10ま
たは請求項11に記載の密閉型圧縮機を搭載したことを
特徴とする機器であり、振動および騒音を低減した機器
とすることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の具体例について、図1から図
10を参照して説明する。
【0023】(実施例1)図1に示すようにエアコンや
冷蔵庫の圧縮機等に使用される集中巻電動機は、固定子
10と回転子20から構成されている。固定子10は、
固定子鉄心11に設けられた6本のティース12に、巻
線と固定子鉄心間に絶縁物(図示せず)を介して直接3
相巻線13U、13V、13Wを施してなり、回転子2
0は、回転子鉄心21とその内部に埋め込まれた永久磁
石22と軸23から構成されている。
【0024】固定子鉄心11は薄い電磁鋼板を積層して
構成されており、前記電磁鋼板は積厚方向に薄い絶縁皮
膜層を有し、これにより隣接する電磁鋼板間の絶縁が確
保されている。
【0025】また、固定子鉄心11は、巻線が施されて
いるティース12と、回転子20外周に面し、ティース
12の先端に、通常突出に配置されたティース先端突出
部14と、各ティース間を連結する略環状のヨーク15
からなり、その外周には固定子10が圧縮機のシェル
(図示せず)に焼きばめ圧入された時の冷媒の通路とな
る切欠き16が設けられている。
【0026】隣接するティース先端突出部には、ティー
ス先端支持材17が嵌合されている。ティース先端支持
材17の径方向厚さは、ティース先端突出部14の周方
向端部における径方向厚さに対して小さくても大きくて
も問題無いが、固定子10の内径側にはみ出さないよう
にすることが望ましい。
【0027】図2および図3はスロットおよびティース
先端突出部の要部拡大図である。図2はティース先端支
持材17が絶縁フィルム31を介してティース先端突出
部14に嵌合されており、また、図3はティース先端支
持材17が絶縁フィルム31を介してティース先端突出
部根元18に嵌合されている。これによりティース先端
突出部14とティース先端支持材17との間の絶縁確保
が可能で、積層されている1枚1枚の電磁鋼板がティー
ス先端支持材17を介して短絡することを防止すること
ができることから渦電流が流れず、電動機の特性を低下
させることがない。
【0028】上記の各々の場合、例えば図4に示すよう
に絶縁フィルム31とスロット絶縁紙32を一体化する
と、部品点数が減るために余分な工程を省略でき、また
組立性が良くなり、電動機の生産性を向上させることが
できる。
【0029】また、ティース先端突出部14とティース
先端支持材17との間の絶縁確保をするためには図5に
示すように、ティース先端突出部14に接触する部分の
ティース先端支持材17表面に絶縁皮膜層33を形成し
ても良く、これによっても、ティース先端支持材17表
面の絶縁皮膜層33によって確実に絶縁が確保されると
ともに、組立性が容易になり、電動機の生産性を向上す
ることができる。絶縁皮膜層33としては酸化物、窒化
物あるいは炭化物のうち1種、ないしは2種以上の混合
物であると良い。
【0030】また、ティース先端支持材17の脱落を防
止するため、ティース先端突出部14あるいはティース
先端突出部根元18とティース先端支持材17とを互い
に固定する固定手段を設ける必要がある。
【0031】図6は、ティース先端支持材17の脱落を
防止するための固定手段の一例を示すもので、ティース
先端突出部14の周方向端部に設けた凹部34にティー
ス先端支持材17を嵌合させている。これにより、より
強固にティース先端支持材17とティース先端突出部1
4が固着されるとともに、ティース12の捩じれようと
する振動を抑制することができるために、より騒音や振
動が低い電動機を得ることができるようになる。なお、
ティース先端支持材17の凹部34との接触面には絶縁
被膜層33が形成されている。
【0032】また、図7はティース先端支持材17をテ
ィース先端突出部根元18の凹部35に嵌合した場合、
図8は、ティース先端支持材17に設けた凹部36にテ
ィース先端突出部14を嵌合し固定するものを示してい
る。
【0033】上記のような固定手段において、ティース
先端突出部あるいはティース先端突出部根元と嵌合され
る前記ティース先端支持材の嵌合面が、軸方向に対して
僅かに細められたテーパ形状とすることで、前記ティー
ス先端支持材を嵌合するための挿入圧力を低減すること
が可能で、電動機の生産性を向上することができる。
【0034】なお、ティース先端支持材の軸方向端面と
径方向あるいは周方向端面とが交差する角部をアール形
状または面取りを施しても良く、これにより前記ティー
ス先端支持材の嵌合が容易になるだけでなく、固定子鉄
心や絶縁フィルムが傷つきにくくなるために、電動機の
生産性および信頼性を向上することができる。
【0035】なお、ティース先端支持材17の材質とし
ては、より強固にティース先端突出部14あるいはティ
ース先端突出部根元18とティース先端支持材17とを
固着するために、非磁性金属を使用することが望ましい
が、非磁性金属導体紛を圧紛成形した金属を用いても、
騒音や振動低減の効果を得ることは可能である。
【0036】さらに、ティース先端支持材17の導電率
が、σ<1×10-5Ω-1-1である場合には、微小では
あるがティース先端支持材17内部にて発生する渦電流
損の低減が可能であるため、電動機の効率をより向上す
ることができる。
【0037】(実施例2)図9は本発明の電動機を搭載
した密閉型圧縮機を示している。図9において、密閉型
圧縮機90は、圧縮機内部を外部に対して密閉状態とす
るためのフレーム91と圧縮を行うメカ部92と固定子
10および回転子20から構成されている。固定子10
は圧縮機フレーム91に対して焼きばめあるいは圧入に
よって固定されており、回転子20は、メカ部92から
伸びている軸93に対して焼きばめあるいは圧入によっ
て固定されている。
【0038】使用される冷媒の種類によらず、本発明の
電動機を使用することによって、前述の効果を得ること
が可能であるが、対環境について考慮すれば、冷媒はH
FCまたは自然冷媒(CO2、アンモニアなど)などが
好適である。
【0039】また、カーアクチュエータに用いた場合も
同様に、機器の低振動化、低騒音化と小型化、低コスト
化を実現することが可能であり、このカーアクチュエー
タを自動車に用いることで、自動車の低振動化、低騒音
化と小型化、低コスト化を実現できる。
【0040】さらに、図10は上記密閉型圧縮機を具備
する冷凍サイクルを示すものであり、密閉型圧縮機、凝
縮機および蒸発機から構成されており、各種機器に搭載
される。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
電動機は、隣接するティース先端突出部と非磁性導体か
らなるティース先端支持材、または隣接するティース先
端突出部根元と非磁性導体からなるティース先端支持材
とが嵌合されており、両者が電気的に絶縁したものであ
り、低振動、低騒音でかつ高効率の電動機を得ることが
できる。
【0042】また、ティース先端突出部あるいはティー
ス先端突出部根元とティース先端支持材とが、絶縁フィ
ルムを介して嵌合されており、絶縁フィルムをスロット
絶縁紙と一体化することにより、その構造の簡素化が可
能となり、生産性の高い電動機とすることができる。
【0043】また、ティース先端支持材の表面に絶縁皮
膜層を形成することによっても、その構造の簡素化が可
能となり、生産性の高い電動機とすることができる。
【0044】さらに、このような特有の効果を有する電
動機を、密閉型圧縮機、冷凍機器(冷蔵庫、冷凍庫、製
氷機、ショーケース、自販機)、空気調和機(エアーコ
ンディショナー、除湿機)若しくは電子回路冷却システ
ムまたはカーアクチュエーターおよび自動車等に搭載す
ることで、効率が高いためこれら機器の消費電力を増大
させることなく、騒音や振動が低い機器を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集中巻電動機の断面図
【図2】本発明の集中巻電動機のスロットおよびティー
ス先端突出部の断面図
【図3】本発明の集中巻電動機のスロットおよびティー
ス先端突出部の断面図
【図4】本発明のスロット絶縁紙と一体的に形成した絶
縁フィルムを示すスロットおよびティース先端突出部の
断面図
【図5】本発明の絶縁皮膜層を形成したティース先端支
持材を示すスロットおよびティース先端突出部の断面図
【図6】本発明のティース先端突出部の周方向端部に設
けた凹部とティース先端支持材の嵌合による固定手段を
示す断面図
【図7】本発明のティース先端突出部根元に設けた凹部
とティース先端支持材の嵌合による固定手段を示す断面
【図8】本発明のティース先端支持材に設けた凹部とテ
ィース先端突出部の周方向端部の嵌合による固定手段を
示す断面図
【図9】本発明の電動機を搭載した密閉型圧縮機を示す
【図10】本発明の密閉型圧縮機を具備した冷凍サイク
ルを示す図
【図11】従来の集中巻電動機の断面図
【符号の説明】
10 固定子 11 固定子鉄心 12 ティース 13U、13V、13W 巻線 14 ティース先端突出部 15 ヨーク 16 固定子鉄心外周切り欠き 17 ティース先端支持材 18 ティース先端突出部根元 20 回転子 21 回転子鉄心 22 永久磁石 23 軸 31 絶縁フィルム 33 絶縁被膜層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 1/20 H02K 1/20 A 1/22 1/22 A (72)発明者 玉村 俊幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 吉村 剛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 角 治彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H002 AA04 AB01 AC01 5H604 BB01 BB10 BB14 BB16 CC01 CC05 CC15 CC16 DA02 QA01 QB13 QC01 5H621 GA01 GA04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転方向に対して略等間隔かつ略半径方
    向に配置された複数のティースと、前記ティースの内径
    側に設けられ周方向に突出したティース先端突出部と、
    前記ティースの外周部に配置された略環状のヨークとを
    有し、隣接するティースの間にスロット(巻線用溝)が
    設けられた固定子鉄心の前記ティースに、集中巻線を施
    してなる固定子と、前記固定子の内周に僅かな空隙を介
    して対向し、回転自在に保持された回転子により構成さ
    れる電動機において、隣接する前記ティース先端突出部
    と非磁性導体からなるティース先端支持材とが嵌合され
    ており、前記ティース先端突出部とティース先端支持材
    とが電気的に絶縁されていることを特徴とする電動機。
  2. 【請求項2】 回転方向に対して略等間隔かつ略半径方
    向に配置された複数のティースと、前記ティースの内径
    側に設けられ周方向に突出したティース先端突出部と、
    前記ティースの外周部に配置された略環状のヨークとを
    有し、隣接するティースの間にスロット(巻線用溝)が
    設けられた固定子鉄心の前記ティースに、集中巻線を施
    してなる固定子と、前記固定子の内周に僅かな空隙を介
    して対向し、回転自在に保持された回転子により構成さ
    れる電動機において、ティース先端突出部とティースと
    が交差するティース先端突出部根元において、隣接する
    前記ティース先端突出部根元と非磁性導体からなるティ
    ース先端支持材とが嵌合されており、前記ティース先端
    突出部根元とティース先端支持材とが電気的に絶縁され
    ていることを特徴とする電動機。
  3. 【請求項3】 ティース先端支持材が、非磁性金属導体
    からなることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に
    記載の電動機。
  4. 【請求項4】 ティース先端支持材の導電率が、σ<1
    ×10-5Ω-1-1であることを特徴とする請求項1から
    請求項3のいずれか1項に記載の電動機。
  5. 【請求項5】 ティース先端突出部あるいはティース先
    端突出部根元とティース先端支持材とが、絶縁フィルム
    を介して嵌合されていることを特徴とする請求項1から
    請求項4のいずれか1項に記載の電動機。
  6. 【請求項6】 ティース先端突出部あるいはティース先
    端突出部根元とティース先端支持材との間に介在する絶
    縁フィルムが、巻線と固定子鉄心との絶縁を行うスロッ
    ト絶縁紙と一体化していることを特徴とする請求項5に
    記載の電動機。
  7. 【請求項7】 ティース先端支持材の表面に絶縁皮膜層
    を形成させたことを特徴とする請求項1から請求項4の
    いずれか1項に記載の電動機。
  8. 【請求項8】 ティース先端突出部あるいはティース先
    端突出部根元とティース先端支持材とを互いに固定する
    固定手段を、前記ティース先端突出部あるいは前記ティ
    ース先端突出部根元あるいは前記ティース先端支持材に
    設けたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれ
    か1項に記載の電動機。
  9. 【請求項9】 回転子鉄心に永久磁石を埋め込んでなる
    回転子を具備することを特徴とする請求項1から請求項
    8のいずれか1項に記載の電動機。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれか1項
    に記載の電動機を搭載したことを特徴とする密閉型圧縮
    機。
  11. 【請求項11】 冷媒がHFCまたは自然冷媒であるこ
    とを特徴とする請求項10記載の密閉型圧縮機。
  12. 【請求項12】 請求項10または請求項11に記載の
    密閉型圧縮機を搭載したことを特徴とする機器。
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