JP5296244B1 - レーザマーカ - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ光による通常画像の印画とレンチキュラー画像の印画とを可能にすると共に、小型化をも可能にするレーザマーカを提供する。
【解決手段】レーザマーカ1は、カードC1にレーザ光を照射するレーザ照射装置1Bと、カードC1を支持するベース部3と、ベース部3に設けられると共に、カードC1の下面に接する駆動ローラ7Bと、ベース部3と協働してカードC1を挟持する挟持位置A1とレーザ光の光路外の退避位置A2との間を回動する回動部材4と、回動部材4に設けられると共に、カードC1の上面に接し、駆動ローラ7Bと協働してカードを搬送するピンチローラ10Bと、回動部材4に固定されると共に、回動部材4の挟持位置A1でレーザ光を透過且つ屈折させるプリズム11と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ光を照射して紙葉類に印画するレーザマーカに関する。
傾きに応じて見える図柄が変化するレンチキュラー部を有するカードが従来から存在する。レンチキュラー部は、カードに印画されたレンチキュラー画像と、レンチキュラー画像を覆う透明なシート状のレンチキュラーレンズとで構成されている。レンチキュラー部のレンチキュラー画像は、表面にレンチキュラーレンズが形成されたカードに対し、傾いたレーザ光をレンチキュラーレンズを通して照射することで印画される。特許文献1には、カードを傾けることでレーザ光を照射するレンチキュラー画像の印画方法が開示されている。
特開昭62−161596号公報
上述したレンチキュラー画像の印画方法を採用する場合、レンチキュラー画像を印画する際にカード等の紙葉類を傾けるための機構を設ける必要があるため、紙葉類にレーザ光を照射するレーザマーカが大型化してしまう。
本発明は、レーザ光による通常画像の印画とレンチキュラー画像の印画とを可能にすると共に、小型化をも可能にするレーザマーカを提供することを目的とする。
本発明に係るレーザマーカは、レーザ光の照射によって紙葉類に印画するレーザマーカであって、紙葉類にレーザ光を照射するレーザ照射部と、紙葉類を支持するベース部と、ベース部に設けられると共に、紙葉類の一方の面に接する駆動ローラと、ベース部と協働して紙葉類を挟持する紙葉類挟持位置とレーザ光の光路外の退避位置との間を回動する可動部材と、可動部材に設けられると共に、紙葉類の他方の面に接し、駆動ローラと協働して紙葉類を搬送するピンチローラと、可動部材に固定されると共に、可動部材の紙葉類挟持位置でレーザ光を透過且つ屈折させるプリズムと、を備え、レーザ照射部からのレーザ光は、可動部材が紙葉類挟持位置と退避位置にあるときに紙葉類に照射されることを特徴とする。
このようなレーザマーカでは、可動部材が紙葉類挟持位置にあるときに、駆動ローラ及びピンチローラの協働により紙葉類の位置を調整し、可動部材に固定されたプリズムにより屈折させることでレーザ光を傾けて紙葉類に照射し、レンチキュラー画像を印画することができる。プリズムが固定された可動部材が退避位置にあるときには、プリズムを透過していないレーザ光を紙葉類に照射して通常画像を印画することができる。このように、紙葉類を傾けることなくレンチキュラー画像及び通常画像を印画することができるため、紙葉類を傾ける機構を設けずにレーザマーカを小型化することができる。特に、レーザ光の光路内とレーザ光の光路外との間でプリズムを移動させる可動部材は、紙葉類挟持位置と退避位置との間を回動するため、可動部材を動かす機構を単純化し易く、レーザマーカを更に小型化することができる。更に、可動部材は、プリズムをレーザ光の光路外に退避させる際に、ピンチローラもレーザ光の光路外に退避させており、ピンチローラに妨げられることなく通常画像を印画することを可能としている。一つの可動部材をピンチローラの退避とプリズムの退避とに兼用しているため、レーザマーカを一層小型化することができる。
プリズムは、互いに異なる方向にレーザ光を屈折させる複数のプリズム部を有し、複数のプリズム部は、ピンチローラによる紙葉類の搬送方向に沿って並置されている。この場合、駆動ローラ及びピンチローラを用いた単純な構造で紙葉類を一方向に沿って搬送するだけで、紙葉類を各プリズム部の位置に素早く移動させることができる。このため、各プリズム部を透過して互いに異なる方向に屈折したレーザ光を紙葉類に照射して、図柄が多彩なレンチキュラー画像を素早く印画することができる。また、紙葉類の搬送構造を駆動ローラ及びピンチローラを用いた単純なものとすることができることから、レーザマーカを小型化することができる。
複数の可動部材は、紙葉類挟持位置が互いに重複するように配置され、互いに異なる方向に回動する。この場合、各可動部材を回動させることで、重複した紙葉類挟持位置にある可動部材を入れ替えることができる。重複した紙葉類挟持位置にある可動部材を入れ替えることで、複数のプリズムを入れ替えてレーザ光の光路内に配置することができ、図柄がより多彩なレンチキュラー画像を印画することができる。また、重複した紙葉類挟持位置が、各プリズムをレーザ光の光路内に配置した印画に兼用されるため、レーザマーカを小型化することができる。
本発明によれば、レーザ光による通常画像の印画とレンチキュラー画像の印画とを可能にすると共に、小型化をも可能にするレーザマーカを提供することができる。
本発明に係るレーザマーカの第1実施形態を示す斜視図である。 図1中の搬送装置を示す斜視図である。 図2中の回動部材が挟持位置にある状態を示す斜視図である。 図3中の第1のプリズム部を用いてレンチキュラー部にレンチキュラー画像を印画している状態を示す斜視図である。 図4中のレンチキュラー部を第2のプリズム部の位置まで移動させた状態を示す斜視図である。 図5中の第2のプリズム部を用いてレンチキュラー部にレンチキュラー画像を印画している状態を示す斜視図である。 本発明に係るレーザマーカの第2実施形態の搬送装置を示す斜視図である。 図8中の回動部材が挟持位置にある状態を示す斜視図である。 図8中の第1のプリズム部を用いてレンチキュラー部にレンチキュラー画像を印画している状態を示す斜視図である。 図9中のレンチキュラー部を第2のプリズム部の位置まで移動させた状態を示す斜視図である。 図10中の第2のプリズム部を用いてレンチキュラー部にレンチキュラー画像を印画している状態を示す斜視図である。 本発明に係るレーザマーカの第3実施形態の搬送装置を示す斜視図である。 図12中の第1の回動部材が挟持位置にある状態を示す斜視図である。 図12中の第2の回動部材が挟持位置にある状態を示す斜視図である。 図14中の第3のプリズム部を用いて第2のレンチキュラー部にレンチキュラー画像を印画している状態を示す斜視図である。 図15中の第2のレンチキュラー部を第4のプリズム部の位置まで移動させた状態を示す斜視図である。 図16中の第4のプリズム部を用いて第2のレンチキュラー部にレンチキュラー画像を印画している状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るレーザマーカの好適な実施形態について詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1〜図6に示されるレーザマーカ1は、紙葉類の一例をなすカードC1にレンチキュラー画像と通常画像とを印画するものである。レンチキュラー画像は、カードC1に設けられたレンチキュラー部P1に形成される。レンチキュラー部P1は、カードC1の表面に透明なシート状のレンチキュラーレンズが形成された部分であり、レンチキュラー画像はレンチキュラーレンズの下に形成される。レーザマーカ1は、下方に向けられたヘッド部1aからレーザ光を照射させるためのレーザ照射装置1Bと、上部に配置されたレーザ照射装置1Bを収容するためのハウジング1Aとを備えている。レーザ照射装置1Bは、スキャンミラーを移動させることで、レーザ光の照射ポイントを水平方向に自在に移動させることができる。ハウジング1A内において、レーザ照射装置1Bの下方には、レーザ照射装置1Bから照射されたレーザ光により印画を行うためにカードC1を搬送する搬送装置2が設置されている。
図2〜図4に示されるように、搬送装置2は、略水平に配置されたカードC1を支持するベース部3と、ベース部3の上部に回動自在に連結された回動部材(可動部材)4とを備えている。回動部材4は、ベース部3と協働してカードC1を挟持する挟持位置A1と、レーザ光の光路外の退避位置A2との間を回動する。
ベース部3は、ハウジング1A内において水平に配置される長方形のベース板3aと、ベース板3aの各長辺から鉛直に起立する側板3b,3cとを有している。ベース板3aの一方の短辺側には、側板3b,3cに直交する鉛直なカバー板3dが設けられている。カバー板3dには、カード取り込み口30(図1参照)が形成されている。カード取り込み口30には、カードC1が略水平に挿入される。以下の説明において、「前後左右」とは、カードC1の挿入方向を前方とした場合の「前後左右」を意味するものとする。
カード取り込み口30の内側の下方には、左右方向に延在した回動軸8Aが設けられている。回動軸8Aは側板3b,3cに設けられた軸受孔に通されており、側板3bの外側で、タイミングベルトによりモータM1に連結されている。回動軸8Aには、駆動ローラ7Aが設けられている。駆動ローラ7Aは、カード取り込み口30の下面に接する。駆動ローラ7Aの上方には、回動軸8Aに略平行な軸線を中心に回動自在であるピンチローラ10Aが設けられている。
ピンチローラ10Aは、駆動ローラ7Aに向かって板バネ等により付勢されている。カード取り込み口30に挿入されたカードC1は、ピンチローラ10Aによって駆動ローラ7Aに押し付けられる。この状態で、モータM1により回動軸8Aを介して駆動ローラ7Aを回動させると、カードC1は駆動ローラ7Aの回動に応じて前後方向に移動し、これに追従してピンチローラ10Aが回動する。このように、駆動ローラ7Aとピンチローラ10Aとの協働により、カードC1が前後方向に搬送される。
駆動ローラ7Aの前方には、前後方向に延在する一対のガイド部材5,6が設けられている。ガイド部材5,6は、それぞれ側板3b,3cの上縁に取り付けられている。ガイド部材5は、カードC1の右側を支持する支持板5aと、支持板5aから上方に突出し、カードC1の右側に沿うガイド壁5bとを有している。ガイド部材6は、カードC1の左側を支持する支持板6aと、支持板6aから上方に突出し、カードC1の左側に沿うガイド壁6bとを有しており、バネによってガイド部材5側に付勢されている。これにより、ガイド壁5bとガイド壁6bによってカードC1を隙間なく挟持することができ、カードC1の左右方向の位置を高精度に定めることができる。そして、ガイド部材5とガイド部材6の協働により、カードC1は前後方向に沿って案内される。
ガイド部材5,6の下方には、回動軸8Aに対し平行となるように延在した回動軸8Bが設けられている。回動軸8Bは、側板3b,3cに設けられた軸受孔に通されており、側板3cの外側で、タイミングベルト24により回動軸8Aに連結されている。回動軸8Bには、駆動ローラ7Bが設けられている。駆動ローラ7Bはガイド部材5寄りに配置され、カードC1の下面に接する。
ガイド部材5,6の後方には、回動軸8A,8Bに対し平行となるように延在した回動軸9が設けられている。回動軸9は、側板3b,3cに設けられた軸受孔に通されている。上述した回動部材4は回動軸9に固定されている。回動部材4は、一端部が回動軸9に固定され、回動軸9に対し垂直な方向に延在する一対のフレーム4a,4bを有している。一対のフレーム4a,4bは互いに平行であり、フレーム4a,4bの他端部同士は連結軸4cにより連結されている。回動部材4が上述した挟持位置A1にあるときに、フレーム4a,4bは、それぞれガイド部材5,6に対向する。
回動軸9は、側板3bの外側で、タイミングベルトによりモータM2に連結されている。モータM2によって、左から見て時計回りに回動軸9を回動させると、回動部材4はガイド部材5,6から上方に遠ざかるように回動し、挟持位置A1から退避位置A2に至る。左から見て反時計回りに回動軸9を回動させると、回動部材4はガイド部材5,6に上方から近づくように回動し、退避位置A2から挟持位置A1に至る。
側板3cの外側には、回動軸9の回動状態を検知するセンサ25が設けられている。センサ25は、回動軸9の端部に固定された回転板26と、側板3cに固定されたフォトセンサ27,28とを有している。フォトセンサ27,28のそれぞれは、一対の投光素子と受光素子を有し、投光素子からの光が受光素子に到達しているかどうかにより、投受光素子間に回転板26が位置しているかどうかを検知する。回転板26及びフォトセンサ27,28は、回動部材4が挟持位置A1から退避位置A2に至ったときにフォトセンサ27,28の両方で投受光素子間が遮光され、回動部材4が退避位置A2から挟持位置A1に至ったときにフォトセンサ27,28の両方で投受光素子間が遮光されなくなるように配置されている。
回動部材4のうち駆動ローラ7Bに対応する位置には、ピンチローラ10Bが設けられている。ピンチローラ10Bは、駆動ローラ7Bの回動軸8Bの軸心L1と回動部材4の回動軸9の軸心L2とに略平行な軸心L3を中心に回動自在であり、板バネ23を介してフレーム4aにねじ止め固定されている。駆動ローラ7Bがガイド部材5寄りに配置されていることから、ピンチローラ10Bはフレーム4a寄りに配置されている。これにより、後述するプリズム11の配置スペースがフレーム4b側に十分に確保されている。
回動部材4が挟持位置A1に位置するときに、ピンチローラ10Bは板バネ23により駆動ローラ7Bに向かって付勢される。このため、駆動ローラ7B上に配置されたカードC1は、ピンチローラ10Aによって駆動ローラ7Aに押し付けられる。この状態で回動軸8Bを介して駆動ローラ7Bを回動させると、カードC1は駆動ローラ7Bの回動に応じ、ガイド部材5,6に沿って移動し、これに追従してピンチローラ10Bが回動する。このように、ピンチローラ10Bは、駆動ローラ7Bと協働し、カードC1をガイド部材5,6に沿って搬送する。これにより、印画時には、ガイド部材5,6上におけるカードC1の位置が調整され、印画後には、ガイド部材5,6の前方にカードC1が搬出される。
フレーム4aとフレーム4bの間には、プリズム11が配置されている。フレーム4bに固定されたプリズム11は、前後方向、すなわちピンチローラ10BによるカードC1の搬送方向L4に沿って並置された第1の直角プリズム12(第1のプリズム部)と第2の直角プリズム13(第2のプリズム部)からなる。後側に配置された第1の直角プリズム12は、互いに直交する直交面12b,12cと、直交面12b,12cに斜交する斜面12aと、一対の側面12d,12dとを有している。直角プリズム12は、回動部材4が挟持位置A1にあるときに、一方の直交面12bが水平となって上方に対面し、他方の直交面12cが前方に対面し、斜面12aが下方及び後方に対面するように配置されている。前側に配置された第2の直角プリズム13は、互いに直交する直交面13b,13cと、直交面13b,13cに斜交する斜面13aと、一対の側面13d,13dとを有している。直角プリズム13は、回動部材4が挟持位置A1にあるときに、一方の直交面13bが水平となって上方に対面し、他方の直交面13cが後方に対面し、斜面13aが下方及び前方に対面するように配置されている。直角プリズム12,13は、直交面12c,13c同士が密着するように配置されている。
以上のように構成されたレーザマーカ1を用いた印画方法について説明する。まず、レンチキュラー部P1が上方に対面し、長辺が前後方向に沿った状態で、カードC1をカード取り込み口30に挿入し、駆動ローラ7A及びピンチローラ10Aの協働によりガイド部材5,6上まで搬送する。このとき、回動部材4を挟持位置A1に位置させておく。次に、駆動ローラ7B及びピンチローラ10Bの協働によりカードC1を搬送し、図4に示されるように、カードC1のレンチキュラー部P1を第1の直角プリズム12の下方に位置させる。そして、レーザ照射装置1Bのヘッド部1aから第1の直角プリズム12に向かってレーザ光Bを照射する。第1の直角プリズム12に入射したレーザ光Bは、下方及び後方に対面した斜面12aで前方に屈折してレンチキュラー部P1に到達する。
次に、駆動ローラ7B及びピンチローラ10Bの協働によりカードC1を搬送し、図5に示されるように、レンチキュラー部P1を第2の直角プリズム13の下方に位置させる。そして、図6に示されるように、レーザ照射装置1Bのヘッド部1aから第2の直角プリズム13に向かってレーザ光Bを照射する。第2の直角プリズム13に入射したレーザ光Bは、下方及び前方に対面した斜面13aで後方に屈折してレンチキュラー部P1に到達する。このように、前方と後方の2方向に屈折したレーザ光Bをレンチキュラー部P1に照射することで、搬送方向L4に直交する軸線L7を中心にカードC1を傾動させると図柄が変化するレンチキュラー画像が印画される。
次に、駆動ローラ7B及びピンチローラ10Bの協働によりカードC1を搬送し、通常画像の印画用にカードC1の位置を調整する。そして、回動軸9を回動させることで退避位置A2まで回動部材4を退避させ、レーザ照射装置1Bのヘッド部1aからカードC1の上面に向かって直接レーザ光を照射する。レーザ光はカードC1の上面に垂直に入射し、通常画像が印画される。
回動部材4が退避位置A2にある状態で、レンチキュラー部P1に直接レーザ光を照射してもよい。このようにすると、レンチキュラー部P1に三方向からレーザ光が照射されることとなり、カードC1の傾きに応じて更に多彩に図柄が変化するレンチキュラー画像を印画することができる。
以上説明したレーザマーカ1では、回動部材4が挟持位置A1にあるときに、回動部材4に固定されたプリズム11により屈折させることでレーザ光を傾けてカードC1に照射し、レンチキュラー画像を印画することができる。回動部材4が退避位置A2にあるときには、プリズム11を透過していないレーザ光をカードC1に照射して通常画像を印画することができる。このように、カードC1を傾けることなくレンチキュラー画像及び通常画像を印画することができるため、カードC1を傾ける機構を設けずにレーザマーカ1を小型化することができる。特に、レーザ光の光路内とレーザ光の光路外との間でプリズム11を移動させる回動部材4は、挟持位置A1と退避位置A2との間を回動するため、回動部材4を動かす機構を単純化し易く、レーザマーカ1を更に小型化することができる。更に、回動部材4は、プリズム11をレーザ光の光路外に退避させる際に、ピンチローラ10Bもレーザ光の光路外に退避させており、ピンチローラ10Bに妨げられることなく通常画像を印画することを可能としている。一つの回動部材4をピンチローラ10Bの退避とプリズム11の退避とに兼用しているため、レーザマーカ1を一層小型化することができる。
また、プリズム11は、互いに異なる方向にレーザ光を屈折させる複数の直角プリズム12,13を有し、複数の直角プリズム12,13は、ピンチローラ10BによるカードC1の搬送方向L4に沿って並置されている。これにより、駆動ローラ7B及びピンチローラ10Bを用いた単純な構造でカードC1を一方向に沿って搬送するだけで、カードC1を各直角プリズム12,13の位置に素早く移動させることができる。このため、各直角プリズム12,13を透過して互いに異なる方向に屈折したレーザ光をカードC1に照射して、図柄が多彩なレンチキュラー画像を素早く印画することができる。また、カードC1の搬送構造を駆動ローラ7B及びピンチローラ10Bを用いた単純なものとすることができることから、レーザマーカ1を小型化することができる。
また、駆動ローラ7Bの軸心L1及びピンチローラ10Bの軸心L3は、回動部材4の回動軸9の軸心L2に対し平行になっている。このため、カードC1の厚さのばらつき等により、回動部材4の挟持位置A1が上下にずれたとしても、ピンチローラ10BとカードC1との平行度が保たれ、カードC1の上面に対しピンチローラ10Bの周面がしっかりと接触する。更に、回動部材4が回動して挟持位置A1に至るときに、ピンチローラ10BとカードC1との接触に伴って、カードC1の位置がピンチローラ10Bの搬送方向L4に交差する方向にずれてしまうことが防止される。このため、搬送方向L4に沿ってカードC1を精度よく搬送し、カードC1のレンチキュラー部P1とプリズム11との位置合わせを高精度に行うことができる。また、プリズム11を構成する直角プリズム12,13が搬送方向L4に沿って並置されているので、搬送方向L4に沿ってカードC1を精度よく搬送することで、カードC1のレンチキュラー部P1と各直角プリズム12,13との位置合わせを高精度に行うことができる。
次に、本発明に係るレーザマーカの第2及び第3実施形態について説明するが、第1実施形態と同一又は同等な構成部分については、同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第2実施形態)
第2実施形態に係るレーザマーカは、レーザマーカ1の搬送装置2を図7〜図11に示される搬送装置2Aに置き換えたものである。搬送装置2Aは、搬送装置2のプリズム11を、プリズム11とは異なるプリズム14に置き換えたものであり、搬送方向L4に斜交する軸線L8を中心にカードC2を傾動させると図柄が変化するレンチキュラー画像を印画するものである。
図7〜図9に示されるように、プリズム14は、前後方向、すなわちピンチローラ10BによるカードC2の搬送方向L4に沿って並置された第1の直角プリズム15(第1のプリズム部)と第2の直角プリズム16(第2のプリズム部)からなる。直角プリズム15,16は、平面視で、搬送方向L4に斜交する軸線L10に沿うように傾けて配置されている。具体的には、後側に配置された第1の直角プリズム15は、互いに直交する直交面15b,15cと、直交面15b,15cに斜交する斜面15aと、一対の側面15d,15dとを有している。第1の直角プリズム15は、回動部材4が挟持位置A1にあるときに、一方の直交面15bが水平となって上方に対面し、側面15d,15dが軸線L10に沿い、他方の直交面15cが左斜め後方に対面し、斜面15aが下方及び右斜め前方に対面するように配置されている。前側に配置された第2の直角プリズム16は、互いに直交する直交面16b,16cと、直交面16b,16cに斜交する斜面16aと、一対の側面16d,16dとを有している。第2の直角プリズム16は、回動部材4が挟持位置A1にあるときに、一方の直交面16bが水平となって上方に対面し、側面16d,16dが軸線L10に沿い、他方の直交面16cが右斜め前方に対面し、斜面16aが下方及び左斜め後方に対面するように配置されている。直角プリズム15,16は側面15d,16d同士が密着すると共に、軸線L10に沿って互いにずれた状態に配置されており、直角プリズム16の鉛直な直交面16cは、直角プリズム15の水平な直交面15bと斜面15aとの交線よりも右斜め前方に位置している。これにより、カードC2を前後方向に搬送するのみで、直角プリズム15,16のそれぞれを通して、同じレンチキュラー部P2にレーザ光を照射することが可能になっている。
このような搬送装置2Aを備えたレーザマーカを用いたレンチキュラー画像の印画方法について説明する。まず、レンチキュラー部P2が上方に対面し、長辺が前後方向に沿った状態で、カードC2をカード取り込み口30に挿入し、駆動ローラ7A及びピンチローラ10Aの協働によりガイド部材5,6上まで搬送する。このとき、回動部材4を挟持位置A1に位置させておく。次に、駆動ローラ7B及びピンチローラ10Bの協働によりカードC2を搬送し、図9に示されるように、カードC2のレンチキュラー部P2を第1の直角プリズム15の下方に位置させる。そして、レーザ照射装置1Bのヘッド部1aから第1の直角プリズム15に向かってレーザ光Bを照射する。第1の直角プリズム15に入射したレーザ光Bは、下方及び右斜め前方に対面した斜面15aで左斜め後方に屈折し、レンチキュラー部P2に到達する。
次に、駆動ローラ7B及びピンチローラ10Bの協働によりカードC2を搬送し、図10に示されるように、レンチキュラー部P2を第2の直角プリズム16の下方に位置させる。そして、図11に示されるように、レーザ照射装置1Bのヘッド部1aから第2の直角プリズム16に向かってレーザ光Bを照射する。第2の直角プリズム16に入射したレーザ光Bは、下方及び左斜め後方に対面した斜面16aで右斜め前方に屈折し、レンチキュラー部P2に到達する。このように、左斜め後方と右斜め前方の2方向に傾いたレーザ光Bをレンチキュラー部P2に照射することで、搬送方向L4に斜交する軸線L8を中心にカードC2を傾動させると図柄が変化するレンチキュラー画像が印画される。
第2実施形態で示したように、回動部材4に固定されるプリズムを変更することで、レンチキュラー部に照射されるレーザ光が屈折する方向を自在に設定することができる。これにより、レンチキュラー部の図柄を変化させるためにカードを傾ける方向を自在に設定することが可能となる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係るレーザマーカは、レーザマーカ1の搬送装置2を図12〜図17に示される搬送装置2Bに置き換えたものである。搬送装置2Bは、搬送装置2と共通の第1の回動部材4に加え、第2の回動部材17を備えたものであり、搬送方向L4に直交する軸線L7を中心にカードC3を傾動させると図柄が変化するレンチキュラー画像を印画するのに加え、搬送方向L6に平行な軸線L9を中心にカードC3を傾動させると図柄が変化するレンチキュラー画像を印画するものである。回動部材17は、ベース部3と協働してカードC3を挟持する挟持位置A3と、レーザ光の光路外の退避位置A4との間を回動する。回動部材17は、挟持位置A3が回動部材4の挟持位置A1と重複するように配置されている。
図12〜図15に示されるように、搬送装置2Bにおいて、ガイド部材5,6の前方には、回動軸9に対し平行となるように延在した回動軸18が設けられている。回動軸18は、側板3b,3cに設けられた軸受孔に通されている。回動部材17は、回動軸18に固定されている。回動部材17は、一端部が回動軸18に固定され、回動軸18に対し垂直な方向に延在する一対のフレーム17a,17bを有している。一対のフレーム17a,17bは互いに平行であり、フレーム17a,17bの他端部同士はフレーム17cにより連結されている。回動部材17が挟持位置A3にあるときに、フレーム17a,17bは、それぞれガイド部材5,6に対向する。
回動部材17は、側板3bの外側で、タイミングベルトによりモータ(不図示)に連結されている。また、側板3cの外側には、回動軸18の回動状態を検知するセンサ(不図示)が設けられている。
モータによって、左から見て反時計回りに回動軸18を回動させると、回動部材17は、ガイド部材5,6から遠ざかるように回動し、挟持位置A3から退避位置A4に至る。左から見て時計回りに回動軸18を回動させると、回動部材17は、ガイド部材5,6に上方から近づくように回動し、退避位置A4から挟持位置A3に至る。これに対し、回動部材4は、上述したように、左から見て時計回りに回動軸9を回動させると挟持位置A1から退避位置A2に至り、左から見て反時計回りに回動軸9を回動させると退避位置A2から挟持位置A1に至る。すなわち、回動部材4と回動部材17とは互いに逆側に回動する。
回動部材17のうち駆動ローラ7Bと対応する位置には、ピンチローラ19が設けられている。ピンチローラ19は、駆動ローラ7Bの回動軸8Bの軸心L1と回動部材17の回動軸18の軸心L5とに平行な軸線を中心に回動自在であり、板バネ29を介してフレーム17aにねじ止め固定されている。駆動ローラ7Bがガイド部材5寄りに配置されていることから、ピンチローラ19はフレーム17a寄りに配置されている。これにより、後述するプリズム20の配置スペースがフレーム17b側に十分に確保されている。
フレーム17aとフレーム17bの間には、プリズム20が配置されている。フレーム17bに固定されたプリズム20は、前後方向、すなわちピンチローラ19によるカードC3の搬送方向L6に沿って並置された第3の直角プリズム21と第4の直角プリズム22からなる。後側に配置された第3の直角プリズム21は、互いに直交する直交面21b,21cと、直交面21b,21cに斜交する斜面21aと、一対の側面21d,21dとを有している。第3の直角プリズム21は、回動部材17が挟持位置A3にあるときに、一方の直交面21bが水平となって上方に対面し、他方の直交面21cが左方に対面し、斜面21aが下方及び右方に対面するように配置されている。前側に配置された第4の直角プリズム22は、互いに直交する直交面22b,22cと、直交面22b,22cに斜交する斜面22aと、一対の側面22d,22dとを有している。第4の直角プリズム22は、回動部材17が挟持位置A3にあるときに、一方の直交面22bが水平となって上方に対面し、他方の直交面22cが右方に対面し、斜面22aが下方及び左方に対面するように配置されている。直角プリズム21,22は側面21d,22d同士が密着すると共に、側面21d,22dに沿って互いにずれた状態に配置されており、直角プリズム22の鉛直な直交面22cは、直角プリズム21の水平な直交面21bと斜面21aとの交線よりも左方に位置している。これにより、カードC3を前後方向に搬送するのみで、直角プリズム21,22のそれぞれを通して、同じレンチキュラー部P4にレーザ光を照射することが可能になっている。
このような搬送装置2Bを備えたレーザマーカを用いたレンチキュラー画像の印画方法について説明する。ここでは、第1のレンチキュラー部P3及び第2のレンチキュラー部P4を有するカードC3にレンチキュラー画像を印画する場合を例示する。まず、レンチキュラー部P3,P4が上方に対面し、長辺が前後方向に沿った状態で、カードC3をカード取り込み口30に挿入し、駆動ローラ7A及びピンチローラ10Aの協働によりガイド部材5,6上まで搬送する。このとき、回動部材4を挟持位置A1に位置させ、回動部材17を退避位置A4に位置させておく。次に、第1実施形態にて説明したのと同様の手順で第1のレンチキュラー部P3にレンチキュラー画像を印画する。
次に、回動部材4を退避位置A2まで回動させ、回動部材17を挟持位置A3まで回動させる。そして、駆動ローラ7B及びピンチローラ19の協働によりカードC3を搬送し、図15に示されるように、第2のレンチキュラー部P4を第3の直角プリズム21の下方に位置させる。そして、レーザ照射装置1Bのヘッド部1aから第3の直角プリズム21に向かってレーザ光Bを照射する。第3の直角プリズム21に入射したレーザ光Bは、下方及び右方に対面した斜面21aで左方に屈折してレンチキュラー部P4に到達する。
次に、駆動ローラ7B及びピンチローラ19の協働によりカードC3を搬送し、図17に示されるように、第2のレンチキュラー部P4を第4の直角プリズム22の下方に位置させる。そして、図16に示されるように、レーザ照射装置1Bのヘッド部1aから第4の直角プリズム22に向かってレーザ光Bを照射する。第4の直角プリズム22に入射したレーザ光Bは、下方及び左方に対面した斜面22aで右方に屈折してレンチキュラー部P4に到達する。このように、右方と左方の2方向に屈折したレーザ光Bをレンチキュラー部P4に照射することで、搬送方向L6に平行な軸線L9を中心にカードC3を傾動させると図柄が変化するレンチキュラー画像が印画される。
以上説明したように、第3実施形態のレーザマーカによれば、第1実施形態のレーザマーカ1と同様に、搬送方向L4に直交する軸線L7を中心にカードC3を傾動させると図柄が変化するレンチキュラー画像を印画することができる。更に、挟持位置A1と挟持位置A3との重複部分に位置していた回動部材4を回動部材17に入れ替えることで、レーザ光の光路内に位置していたプリズム11をプリズム20に入れ替え、搬送方向L6に平行な軸線L9を中心にカードC3を傾動させると図柄が変化するレンチキュラー画像を印画することができる。このように、挟持位置A1,A3の重複部分において回動部材4,17を互いに入れ替えることで、プリズム11,20を互いに入れ替えてレーザ光の光路内に配置することができ、図柄がより多彩なレンチキュラー画像を印画することができる。また、挟持位置A1,A3の重複部分が、各プリズム11,20をレーザ光の光路内に配置しての印画に兼用されるため、レーザマーカを小型化することができる。
また、回動部材4にはピンチローラ10Bが設けられ、回動部材17にはピンチローラ10Bと同様のピンチローラ19が設けられている。このため、回動部材4,17のいずれが挟持位置A1,A3にあるときにも、カードC3を同一の方向(L4=L6)に搬送することができる。
また、回動部材4の回動軸9の軸心L2と回動部材17の回動軸18の軸心L5とは互いに平行であり、それぞれピンチローラ10B,19の軸心に平行となっている。このため、回動部材4,17のいずれが挟持位置A1,A3にあるときにも、ピンチローラ10B,19とカードC3との平行度が保たれ、カードC3の上面に対しピンチローラ10B,19の周面がしっかりと接触する。更に、回動部材4,17が回動して挟持位置A1,A3に至るときに、ピンチローラ10B,19とカードC3の接触に伴って、カードC3の位置が、ピンチローラ10B,19の搬送方向L4,L6に交差する方向にずれてしまうことが防止される。従って、搬送方向L4,L6に沿ってカードC3を精度よく搬送し、カードC3のレンチキュラー部P3,P4とプリズム11,20との位置合わせを高精度に行うことができる。また、プリズム11を構成する直角プリズム12,13が搬送方向L4に沿って並置されており、プリズム20を構成する直角プリズム21,22が搬送方向L6に沿って並置されているので、搬送方向L4,L6に沿ってカードC3を精度よく搬送することで、カードC3のレンチキュラー部P3,P4と各直角プリズム12,13,21,22との位置合わせを高精度に行うことができる。
なお、本実施形態では、回動部材4,17は、挟持位置A1,A3から退避位置A2,A4に向かうとき及び退避位置A2,A4から挟持位置A1,A3に向かうときに互いに逆側に回動するように設けられているが、必ずしもこれに限られず、回動部材4,17は互いに異なる方向に回動するように設けられていればよい。例えば、回動部材17の回動軸18をガイド部材5,6に対し平行とすることで、回動部材4,17が互いに直交する軸線を中心に回動するようにしてもよい。
また、本実施形態では、プリズム11とプリズム20を用いて異なるレンチキュラー部P3,P4にレンチキュラー画像を印画する例を示したが、プリズム11とプリズム20を用いて同一のレンチキュラー部にレンチキュラー画像を印画してもよい。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、印画対象としての紙葉類はカードに限られず、パスポート、伝票、証券紙等であってもよい。また、プリズムは、必ずしも複数のプリズム部を有している必要はなく、一個のプリズム部を有していればよい。また、複数のプリズム部は一体化されていてもよい。また、印画手順は上述したものに限られず、例えば通常画像を印画してからレンチキュラー画像を印画してもよい。
1…レーザマーカ、1B…レーザ照射装置、3…ベース部、4,17…回動部材(可動部材)、7B…駆動ローラ、10B,19…ピンチローラ、11,14,20…プリズム、12,15…第1のプリズム部、13,16…第2のプリズム部、A1,A3…挟持位置、A2,A4…退避位置、C1,C2,C3…カード(紙葉類)、L4,L6…搬送方向。

Claims (3)

  1. レーザ光の照射によって紙葉類に印画するレーザマーカであって、
    前記紙葉類にレーザ光を照射するレーザ照射部と、
    前記紙葉類を支持するベース部と、
    前記ベース部に設けられると共に、前記紙葉類の一方の面に接する駆動ローラと、
    前記ベース部と協働して前記紙葉類を挟持する紙葉類挟持位置と前記レーザ光の光路外の退避位置との間を回動する可動部材と、
    前記可動部材に設けられると共に、前記紙葉類の他方の面に接し、前記駆動ローラと協働して前記紙葉類を搬送するピンチローラと、
    前記可動部材に固定されると共に、前記可動部材の前記紙葉類挟持位置で前記レーザ光を透過且つ屈折させるプリズムと、を備え、
    前記レーザ照射部からの前記レーザ光は、前記可動部材が前記紙葉類挟持位置と前記退避位置にあるときに前記紙葉類に照射されることを特徴とするレーザマーカ。
  2. 前記プリズムは、互いに異なる方向に前記レーザ光を屈折させる複数のプリズム部を有し、前記複数のプリズム部は、前記ピンチローラによる前記紙葉類の搬送方向に沿って並置されていることを特徴とする、請求項1記載のレーザマーカ。
  3. 複数の前記可動部材は、前記紙葉類挟持位置が互いに重複するように配置され、互いに異なる方向に回動することを特徴とする請求項1又は2記載のレーザマーカ。
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