JP5295332B2 - 桁橋 - Google Patents

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本発明は、主桁と合成床版とを備えて構成される桁橋に関し、特にハンチやブラケットをなくした構造に関する。
主桁と合成床版とを備えて構成される桁橋は、ハンチ構造を採用する場合、ハンチプレートや底鋼板の加工など現場での取付作業が煩雑であり、そのためコストを十分に削減することができない。この点について、下記特許文献1にはハンチ構造を省略して建設コストを削減することを目的とした桁橋が提案されている。図7は、同文献に記載された図であり、桁橋を橋軸方向(長手方向)に直交する断面を示した図である。
この桁橋110は、底鋼板121の上面にコンクリートが打設された合成床版112が幅方向の中央部に位置する主桁113よって支持されている。合成床版112の幅方向両端部は、主桁113との間に連結されたブラケット114によって支持されている。橋軸方向に直交する橋幅方向に見た場合、ブラケット114によって合成床版112の端部側が片持ち構造とはならず、主桁113の支持部に発生する曲げモーメントが小さくなる。そのため、合成床版112の厚さ増大を防ぐことができ、ハンチプレートの取付作業も省略することができる。
特開2007−198055号公報
従来の桁橋110は、ハンチ構造を省略することが可能な構成ではあるが、その一方でブラケット114による支持構造は、合成床版112を主桁113に設置する作業の他に、ブラケット114の取り付け作業が必要になるため、コストや作業性の点で有効なものではなかった。また、ブラケット114は、桁橋110に橋幅方向の傾き、すなわち横断勾配が存在する場合における対応が困難であり、その点でも有効な構造とはいえない。
本発明は、かかる課題を解決すべく、ハンチやブラケットをなくした構造の桁橋を提供することを目的とする。
本発明に係る桁橋は、支承で支えられる主桁の上に、底鋼板とコンクリートとを一体にした合成床版を設置し、前記合成床版の上を舗装したものであり、前記合成床版は、橋幅方向に配置され前記底鋼板に対して接合された締結部材を複数備え、前記主桁に対して前記締結部材をボルトとナットによって締結するものであり、締結された前記締結部材は、前記主桁の位置から橋軸方向に延び、その橋幅方向に片持ち支持された前記合成床版の剛性を確保するものであることを特徴とする。
また、本発明に係る桁橋は、前記合成床版が、橋軸方向に分割された複数の床版ブロックからなるものであり、前記床版ブロックは、それぞれに備える前記締結部材を介して前記主桁に締結され、橋軸方向に隣り合う前記床版ブロックの間には隙間があることが好ましい。
また、本発明に係る桁橋の主桁は、前記合成床版を設置する設置面が橋幅方向に傾斜したものであることが好ましい。
また、本発明に係る桁橋は、前記主桁がI型鋼であり、前記設置面をなす上フランジが橋幅方向に傾斜したものであることが好ましい。
また、本発明に係る桁橋は、前記締結部材が、前記底鋼板に直交するように起立して接合された起立板と、前記起立板の頂部に前記底鋼板とほぼ平行に接合された横板とから形成され、前記ボルトは、前記合成床版にあけられた貫通孔を通して前記横板と前記主桁とを締結するものであることが好ましい。
また、本発明に係る桁橋は、前記ボルトが前記主桁に固定さたスタッドボルトであり、そのスタッドボルトが前記貫通孔を通り、前記横板上面でナットが締め付けられるようにしたものであることが好ましい。
また、本発明に係る桁橋は、前記スタッドボルトがボルトヘッドを備えた高力ボルトであり、その高力ボルトが前記貫通孔を通り、前記横板上面で、又は前記合成床版を設置する前記主桁の設置面の裏側でナットが締め付けられるようにしたものであることが好ましい。
また、本発明に係る桁橋は、前記合成床版の底鋼板と前記主桁の設置面との間にフィラープレートを挟み込んだものであることが好ましい。
本発明によれば、主桁に対してボルトとナットで締結した締結部材により、橋幅方向に片持ち支持された合成床版の剛性を十分に高めることができるため、従来のようにハンチやブラケットを設ける必要がなくなる。これは、橋幅方向に傾斜して横断勾配が存在する箇所でも対応することが可能になる。そして、このような簡素な構成にしたことにより、工期の短縮や建設コストの削減が可能になる。また、合成床版を床版ブロックによって構成することにより、完全なプレキャスト工法によって施工することができ、こうした観点からも建設コストの削減が可能となる。
桁橋の第1実施形態を示した幅方向の概略断面図である。 図1に示す桁橋の構成のうち二つの床版ブロックを取り出して示した断面図である。 図1に示す桁橋の構成のうち二つの床版ブロックについて図2のA−A矢視で示した平面図である。 橋軸方向に直交する図1のB−B断面で床版ブロックを示した図である。 桁橋の第2実施形態について二つの床版ブロックを取り出して示した断面図である。 桁橋の第2実施形態について橋軸方向に直交する断面で床版ブロックを示した図である。 従来の桁橋を橋軸方向に直交する断面で示した図である。
次に、本発明に係る桁橋の実施形態について図面を参照しながら以下に説明する。図1は、第1実施形態の桁橋を示した幅方向の概略断面図である。この桁橋1は、主桁2を三箇所以上の支点で支える連続桁橋である。桁橋1は、橋脚3の上に二本の主桁2(図3参照)が支承4(支点)を介して橋軸方向に架け渡され、そうした主桁2の上に合成床版5が橋幅方向に跨いで設置される。なお、図1では、本発明の特徴である合成床版5を主桁2と比べて拡大して示している。
合成床版5は、鋼板とコンクリートとを組み合わせた構成からなるものであり、圧縮力に強いコンクリート材を引張力に強い鋼で補強している。そうした合成床版5の上には、アスファルトによる舗装部6が舗装される。また、主桁2はI型鋼であり、合成床版5および舗装部6を支持するように橋軸方向に連続して延び、橋幅方向には複数本(本実施形態では2本)が設けられている。そして、本実施形態の合成床版5は特に、橋軸方向に分割した複数の床版ブロック10を主桁2上に並べられている。
図2は、図1に示す桁橋の構成のうち二つの床版ブロック10を取り出して示した断面図であり、図3は、その二つの床版ブロック10について図2のA−A矢視で示した平面図である。床版ブロック10は、例えば橋軸方向の長さが1000〜3000mmであり、橋幅方向の寸法が8000〜12000mmである。こうした寸法は桁橋1の大きさによって異なるが、このような大きさに設定することで、工場で製造した床版ブロック10をトラックに搭載して施工現場に輸送することが可能であり、施工現場での搬送にも適した大きさである。また、桁橋1は、図3に示すように橋幅方向には二本の主桁2が橋脚間に架かっており、その主桁2間の軸中心間距離(床版支間)は、6000〜10000mmである。
床版ブロック10は、矩形の底鋼板11に対し、その橋幅方向および橋軸方向の辺に沿って鉛直補強材12と側鋼板13とが直交方向に起立した状態で接合され、四辺を囲むようにして型枠が形成されている。底鋼板11、鉛直補強材12及び側鋼板13は、床版ブロック10の剛性を高めるためのものである。また、鉛直補強材12の上端には、橋幅方向両側の側鋼板13に架け渡すように配置された水平補強材14が接合されている。そして、底鋼板11、鉛直補強材12および側鋼板13に囲まれた型枠内には、コンクリート18が流し込まれて打設される。
コンクリート18が打設された型枠内には、底鋼板11に対し橋幅方向に沿って断面をT形にした部分をもった締結部材15が接合されている。締結部材15は、鋼板によって形成され、底鋼板11に直交して接合された起立板151に対し、その頂部に底鋼板11とほぼ平行になるように横板152が接合されている。図3に示すように、起立板151は橋幅方向全体に渡って設けられ、横板152は主桁2に対応するように橋幅方向両側に設けられている。そうした締結部材15は、床版ブロック10に二つずつ設けられ、橋軸方向に所定距離離れている。更に、床版ブロック10には、橋幅方向に沿って配置された複数本の鉄筋16が橋軸方向に所定の間隔をあけて並べられている。
次に図4は、橋軸方向に直交する図1のB−B断面で床版ブロック10を示した図であり、橋幅方向の半分を示している。なお、この図には図1乃至図3には図示していない防護壁19が示されているが、この部分も含めて床版ブロック10は工場で製造される。桁橋1は、図示する箇所が左側に傾いており、横断勾配が存在している。しかし、本実施形態では、こうした箇所でも従来例のようにハンチやブラケット有することなく構成されている。主桁2に固定された締結部材15が、橋幅方向に片持ち支持された床版ブロック10の剛性を確保するための構成になっているからである。
主桁2は、合成床版5を設置する設置面をなす上フランジ21が横断勾配に合わせた傾斜をもって形成され、その上フランジ21には複数本のスタッドボルト22が直交方向に突き出すようにして固定されている。スタッドボルト22は、締結部材15の横板152を貫通し、その上面でナット23によって締結される。そのため、床版ブロック10には、横板152の他にも底鋼板11及びコンクリート18を通した貫通孔24が形成されている。また、床版ブロック10の上面には、ナット23による締結作業ができるように凹部181が形成され、締結部材15の横板152が上面に現れている。
床版ブロック10は、主桁2の上に設置するに際して、主桁2から突設されたスタッドボルト22が貫通孔24を貫通する。このとき、底鋼板11と上フランジ21との間には、適宜、フィラープレート25が挟み込まれる。従って、フィラープレート25にも所定箇所にスタッドボルト22が通る貫通孔が形成されている。このフィラープレート25は、施工誤差を補うための高さ調節に使用するものであり、また横断勾配を調節するために使用されるものでもある。
本実施形態では、床版ブロック10は工場で製造され、現場に輸送された後、組み付け作業によって桁橋1の施工が行われる。橋脚3の上には支承4を介して主桁2が架け渡されており、その上に複数の床版ブロック10が設置される。前述したように、主桁2の上フランジ21には複数本のスタッドボルト22が突き出しているため、そのスタッドボルト22が貫通孔24を通るようにして床版ブロック10が設置される。その際、横断勾配によって調節が必要な場合などにはフィラープレート25が挟み込まれる。主桁2の上に設置された床版ブロック10は、凹部181の位置で上方に突き出しているスタッドボルト22にナット23を螺合して締結させる。
合成床版5は、主桁2に沿って複数の床版ブロック10が設置されたものであるが、床版ブロック10同士は直接連結されず、橋軸方向に隙間7が設けられている。隙間7の大きさは、鉛直補強材12同士での間隔が15mm程度であり、底鋼板11同士や水平補強材14同士の間隔は5mm程度である。合成床版5は、工場で製造された床版ブロック10を施工現場で設置するプレキャスト工法によって施工するものであり、隙間7などにコンクリートを流し込んで打設するようなことはしない。合成床版5の設置後は隙間7が受板26によって塞がれ、合成床版5の上にアスファルトによる舗装部6が舗装される。なお、受板26は床版ブロック10同士を連結するためのものではない。
このように構成された桁橋1によれば、主桁2に対してスタッドボルト22で締結した締結部材15により、橋幅方向に片持ち支持された床版ブロック10の剛性を十分に高めることができる。そのため、従来のようにハンチやブラケットを設ける必要がなくなり、構造の簡素化や工期の短縮により大幅に建設コストを削減することができる。特に、橋幅方向に傾斜して横断勾配が存在する箇所でも、ハンチを造ることなく対応することができるため、床版ブロック10からなる合成床版5を完全なプレキャスト工法によって施工することができ、こうした観点からも建設コストの削減が可能となる。
また、桁橋1では、隙間7をあけて設置された複数の床版ブロック10によって合成床版5が構成されている。そのため、合成床版5に対する撓みによる変形は、床版ブロック10間の隙間7によって吸収される。特に、連続桁橋では支承4の位置で最も曲げモーメントが大きくなるが、本実施形態ではその位置に隙間7が重ねられているため、合成床版5に対して引張力が作用してもその変形は隙間7が吸収し、床版ブロック10のコンクリートに生じるひび割れを防止することができる。鋼橋の架け替え理由の3分の2はコンクリートのひび割れ等であるが、本実施形態では床版ブロック10自体に破損が生じ難く、生じたとしても該当する床版ブロック10のみを替えればよく、作業が極めて容易に、しかも低コストで行うことができる。
(第2実施形態)
次に、桁橋の第2実施形態について説明する。本実施形態の桁橋は、前記第1実施形態と同様に、橋脚の上に二本の主桁が支承を介して架け渡され、主桁の上に合成床版が設置され、その上にアスファルトによる舗装が行われるものである。そして合成床版は、橋軸方向に分割した複数の床版ブロックによって構成されたものである。図5は、二つの床版ブロックを橋幅方向に直交する断面で示した図であり、図6は、橋軸方向に直交する断面で床版ブロックを示した図であり、橋幅方向の半分を示している。両図において第1実施形態と同じ符号は同じ構成であり、詳細な説明は省略する。
本実施形態の床版ブロック30は、底鋼板11、鉛直補強材12および側鋼板13によって型枠が形成され、コンクリート18が流し込まれて打設されたものである。コンクリート18が打設された型枠内には、底鋼板11に対し橋幅方向に沿って締結部材15が接合されている。締結部材15は、底鋼板11に直交して接合された起立板151と、その頂部に接合された横板152とから構成されている。また、橋幅方向に配置された複数本の鉄筋16を備えている。
締結部材15は、主桁2への締結と共に、橋幅方向に片持ち支持された床版ブロック30の剛性を高めるための構成である。床版ブロック30は、傾斜した主桁2の上フランジ21に対し、高力ボルト32とナット33によって締結される。本実施形態では、ボルトヘッド321を有する高力ボルト32を使用し、その先端を上フランジ21の下側に突き出し、設置面である上フランジ21の裏側でナット33を締結させる構成である。これは、横板152上面からコンクリート18上面までの距離hが小さい場合に対応させたものである。距離hが小さい場合に第1実施形態のように横板152上側で締結させたのでは、時間の経過によって舗装部6が削られてスタッドボルト22の先端が路面から現れ、走行車両のタイヤをパンクさせる原因になることが考えられるからである。
床版ブロック30は、その上面に凹部181が形成され、その位置には高力ボルト32を通すための貫通孔34が、横板152、コンクリート18および底鋼板11を通して形成されている。また、本実施形態では、フィラープレート25の他に主桁2の上フランジ21にも貫通孔34を構成する孔があけられている。
本実施形態でも、床版ブロック30は、防護壁19を含めて工場で製造され、現場に輸送された後、組み付け作業によって桁橋の施工が行われる。すなわち、高力ボルト32が貫通孔34を通るようにして床版ブロック30が設置され、横断勾配によって調節が必要な場合などにはフィラープレート25が挟み込まれる。主桁2の上に設置された床版ブロック30は、凹部181から高力ボルト32が貫通孔34に挿入され、上フランジ21から下方に突き出した先端部分にナット33を螺合して締結させる。
本実施形態でも、桁橋の合成床版は主桁2に沿って複数の床版ブロック30が設置されたものであるが、床版ブロック30同士は直接連結されず、橋軸方向に隙間7が設けられている。合成床版の設置後は隙間7が受板26によって塞がれ、そうした合成床版の上にアスファルトが舗装されて舗装部6が施工される。
よって、本実施形態では、高力ボルト32を上フランジ21側でナット33と締結させるため、距離hが小さい場合に時間の経過によって舗装部6が削られ、スタッドボルト32のボルトヘッド321が路面に現れたとしても、突起とはならず平面を保つためパンクを引き起こす原因になることはない。また、本実施形態の床版ブロック30でも、締結部材15が橋幅方向の剛性を確保し、従来のようにハンチやブラケットを設ける必要がないため、構造の簡素化や工期の短縮により大幅に建設コストを削減することができる。また、第1実施形態と同様に、撓みによる変形は床版ブロック30間の隙間7によって吸収し、コンクリートに生じるひび割れを防止することができる。床版ブロック30自体に破損が生じ難く、生じたとしても交換による補修作業が極めて容易に、しかも低コストで行うことができる。
以上、本発明に係る桁橋の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
前記実施形態では、床版ブロック10や30からなる合成床版を示したが、横断勾配に対応する構成を考慮すれば、橋軸方向に連続した合成床版であってもよい。すなわち、橋軸方向に連続し、施工現場でコンクリート打ちを行う従来の合成床版であってもよい。
また、前記第1実施形態ではスタッドボルト22を上フランジ21に固定した構成としたが、第2実施形態と同様に上フランジ21に孔をあけボルトヘッドを有する高力ボルトを使用して締結してもよい。
また、前記実施形態では、図1に示すように床版ブロック10同士の隙間7に支承4の位置を合わせた構成を示したが、支承4が床版ブロック10の下に位置していてもよい。床版ブロック10によって合成床版5が橋軸方向に分割された構成であるため、支承4の位置での合成床版に作用する曲げモーメントを小さくすることができるからである。
1 桁橋
3 橋脚
4 支承
5 合成床版
7 隙間
10 床版ブロック
11 底鋼板
15 締結部材
18 コンクリート
21 上フランジ
22 スタッドボルト
23 ナット
25 フィラープレート
151 起立板
152 横板

Claims (8)

  1. 支承で支えられる主桁の上に、底鋼板とコンクリートとを一体にした合成床版を設置し、前記合成床版の上を舗装した桁橋において、
    前記合成床版は、橋幅方向に配置され前記底鋼板に対して接合された締結部材を複数備え、前記主桁に対して前記締結部材をボルトとナットによって締結するものであり、締結された前記締結部材は、前記主桁の位置から橋幅方向に延び、その橋幅方向に片持ち支持された前記合成床版の剛性を確保するものであることを特徴とする桁橋。
  2. 請求項1に記載する桁橋において、
    前記合成床版は、橋軸方向に分割された複数の床版ブロックからなるものであり、前記床版ブロックは、それぞれに備える前記締結部材を介して前記主桁に締結され、橋軸方向に隣り合う前記床版ブロックの間には隙間があることを特徴とする桁橋。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する桁橋において、
    前記主桁は、前記合成床版を設置する設置面が橋幅方向に傾斜したものであることを特徴とする桁橋。
  4. 請求項3に記載する桁橋において、
    前記主桁はI型鋼であり、前記設置面をなす上フランジが橋幅方向に傾斜したものであることを特徴とする桁橋。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載する桁橋において、
    前記締結部材は、前記底鋼板に直交するように起立して接合された起立板と、前記起立板の頂部に前記底鋼板とほぼ平行に接合された横板とから形成され、前記ボルトは、前記合成床版にあけられた貫通孔を通して前記横板と前記主桁とを締結するものであることを特徴とする桁橋。
  6. 請求項5に記載する桁橋において、
    前記ボルトは前記主桁に固定されたスタッドボルトであり、そのスタッドボルトが前記貫通孔を通り、前記横板上面でナットが締め付けられるようにしたものであることを特徴とする桁橋。
  7. 請求項5に記載する桁橋において、
    前記ボルトはボルトヘッドを備えた高力ボルトであり、その高力ボルトが前記貫通孔を通り、前記横板上面で、又は前記合成床版を設置する前記主桁の設置面の裏側でナットが締め付けられるようにしたものであることを特徴とする桁橋。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載する桁橋において、
    前記合成床版の底鋼板と前記主桁の設置面との間にフィラープレートを挟み込んだものであることを特徴とする桁橋。
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