JP5293362B2 - 首振装置およびこれを用いた扇風機 - Google Patents

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本発明は、首振角度と首振方向を遠隔操作できる首振装置と扇風機に関するものである。
従来、この種の扇風機は、ファンとファンモータを含む首振部を薄型化するために、首振モータが搭載され、モータの回転運動を首振運動に変えるためのカム(リンクアーム)の長さを変えることによって首振角度を変更できる首振装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その扇風機について図9を参照しながら説明する。
図9に示すように、送風体102は、支柱101の上端部に俯仰回転可能に設けられた支持台103上に首振調節部104および首振機構部105を介して支持されている。ここで、支持台103には受け台132が揺動自在に支持されており、受け台132上には、軸部134により角度調節用のレバー135が水平に揺動可能に支持されており、これら受け台132およびレバー135により角度調節機構を有する首振調節部104が構成されている。このレバー135は、受け台132に対して所定の揺動位置に保持されるようになっている。また、レバー135の前端部には連結体としての第1のリンクアーム136の前端部が軸部137により水平に揺動自在に連結されている。また、モータ106を支持するモータ支持板111の折り曲げ部である基片部113の後部上には、電動モータなどからなる首振駆動部138が支持されている。この首振駆動部138は、下方へ突出した回転出力軸139を有しており、この回転出力軸139に連結体としての第2のリンクアーム140の一端部が固定されている。そして、この第2のリンクアーム140の他端部に第1のリンクアーム136の後端部が軸部141により水平に揺動自在に連結されている。
特開2001−27197号公報(第1図)
このような従来の扇風機においては、安価で十分な首振トルクを確保する為に一方向回転の首振モータが利用され、この首振モータの回転運動を往復運動に換えるためにカムの長さを調整することで首振角度の調整を行なう構成となっていたので、カムの長さの調整にモータを用いた場合でも、首振方向となる中心位置は遠隔操作できないという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、首振角度と首振方向を遠隔操作できるようにした首振装置およびこれを用いた扇風機を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、首振機器の静止部と首振部を連結して1つの回転軸を中心に角度を変化させる首振装置であって、静止部に固定される第1の首振モータと、前記第1の首振モータの軸に固定されて回転する第1の偏心カムと、首振部に固定される第2の首振モータと、前記第2の首振モータの軸に固定されて回転する第2の偏心カムと、前記回転軸に一端を回転可能に固定されて直線状の案内溝を2面備えて前記第1の偏心カムと第2の偏心カムがスライド可能に接続される首振クランクを有する首振装置とした。
本発明によれば、首振機器の静止部と首振部を連結して1つの回転軸を中心に角度を変化させる首振装置であって、静止部に固定される第1の首振モータと、前記第1の首振モータの軸に固定されて回転する第1の偏心カムと、首振部に固定される第2の首振モータと、前記第2の首振モータの軸に固定されて回転する第2の偏心カムと、前記回転軸に一端を回転可能に固定されて直線状の案内溝を2面備えて前記第1の偏心カムと第2の偏心カムがスライド可能に接続される首振クランクを有する首振装置としたことにより、固定された第1の首振モータが首振クランクを稼動し、この首振クランクに接続されて首振部に固定されたモータが回転して首振を行なう機構となり、一方向回転のモータのみを用いても首振の自由度を増やすことができるので、首振装置としての十分なトルクを確保でき、さらに電気的な制御が可能となるので、首振角度と首振方向の遠隔操作が可能となる効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の首振装置の側面図 (a)同首振装置の首振側投影図、(b)同首振装置の静止側投影図 (a)同首振装置の首振機構部の首振左端時可動概要図、(b)同首振装置の首振機構部の首振右端時可動概要図 (a)同首振装置の首振パターンのクランク左端時補足図、(b)同首振装置の首振パターンのクランク中央時補足図、(c)同首振装置の首振パターンのクランク右端時補足図 (a)同首振装置の首振パターンの首振部左端時補足図、(b)同首振装置の首振パターンの首振部中央時補足図、(c)同首振装置の首振パターンの首振部右端時補足図 本発明の実施の形態2の首振装置の側面図 (a)同首振装置の首振側投影図、(b)同首振装置の静止側投影図 本発明の参考例1の扇風機の概略図 従来の扇風機の側面図
本発明の請求項1記載の首振装置は、首振機器の静止部と首振部を連結して1つの回転軸を中心に角度を変化させる首振装置であって、静止部に固定される第1の首振モータと、前記第1の首振モータの軸に固定されて回転する第1の偏心カムと、首振部に固定される第2の首振モータと、前記第2の首振モータの軸に固定されて回転する第2の偏心カムと、前記回転軸に一端を回転可能に固定されて直線状の案内溝を2面備えて前記第1の偏心カムと第2の偏心カムがスライド可能に接続される首振クランクを有する。これにより、固定された第1の首振モータが首振クランクを稼動し、この首振クランクに接続されて首振部に固定された首振モータが回転して首振を行なう機構となり、一方向回転の首振モータのみを用いても首振の自由度を増やすことができるので、首振装置としての十分なトルクを確保でき、さらに電気的な制御が可能となるので、首振角度と首振方向の遠隔操作が可能となる効果を奏する。
また、前記第1か第2のいずれかの偏心カムのカム半径を他方の偏心カムのカム半径よりも大きくして、カム半径を大きくした側の首振モータで通常首振を、他方の首振モータで狭角首振を行い、カム半径を大きくした側の首振モータを任意の位置で停止させることで狭角首振方向を変更する構成を有する。これにより、一方向回転のモータのみを用いても2種類の首振角度を組み合わせることでコンパクトな配置で首振角度と首振方向の制御が可能となる効果が得られる。
また、前記第1の首振モータまたは前記第2の首振モータのみの回転で通常首振とし、前記第1の首振モータと前記第2の首振モータの回転周期を同一にし、かつ前記第1の首振モータが最端部となるタイミングと、前記第2の首振モータが最短部となるタイミングを同一にして広角首振を行なう構成を有する。これにより、一方向回転のモータのみを用いても2つのモータの回転を同期させることで大きな首振角度の制御が可能となる効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1の首振装置の側面図であり、図2(a)は図1の基準面Aから上方への首振部の投影図を、(b)は基準面Aから下方への静止部の投影図を示している。
図1、図2に示すように首振装置1は、固定設置された任意の首振機器本体につながる静止部2と首振運動を行なう首振部3を連結して回転軸4を中心に角度を変化させるものであり、静止部2に固定されて一方向のみ回転する第1の首振モータ5と、第1の首振モータ5の軸に固定されて第1の偏心カム6と、前記第1の偏心カム6に回転可能に一端を接続された第1の首振ロッド7と、首振部3に固定されて一方向のみ回転する第2の首振モータ8と、前記第2の首振モータ8の軸に固定されて回転する第2の偏心カム9と、前記第2の偏心カム9に回転可能に一端を接続された第2の首振ロッド10と、一端を回転軸4周りに回転可能に固定されて前記第1の首振ロッド7と第2の首振ロッド10が回転可能に接続される首振クランク11から構成される首振機構部12を有している。ここで、首振クランク11上での回転軸4から第1の首振ロッド7との接続点までの第1のクランク距離14は、回転軸4から第2の首振ロッド10との接続点までの第2のクランク距離15よりも短くなるように接続されている。また、第1の首振モータ5と第2の首振モータ8は首振部の重量部を回転できる程度の強いトルクを持つ、逆回転防止機構のついた一方向回転のタイミングモータを用いている。
また、首振機構部12下方の静止部2には人の位置を検出する人感センサ13を備えており、この信号を利用して首振機構部12の駆動を制御できる構成となっている。
また、図3は首振機構部12の可動概要図であり、上方を前方として矢印に示すように、図3(a)は首振左端時の配置であり、図3(a)は首振右端時の配置である。ここで第1の首振モータ5の位相検出として第1の首振モータ5と同期する首振クランク11が接触することで信号を発する第1のリミットスイッチ16を静止部2に備え、第2の首振モータ8の位相検出として第2の首振モータ8と同期する第2の首振ロッド10が接触することで信号を発する第2のリミットスイッチ17を首振部3に備え、それぞれのリミットスイッチは首振範囲で首振部3が左端位置になるときに信号を発する箇所に配置した構成となっている。
このような構成によれば、静止部2に固定された第1の首振モータ5により第1の偏心カム6が回転され、第1の偏心カム6の回転運動は第1の首振ロッド7を介して首振クランク11を回転軸4周りに回転往復運動させる。次に、首振部3に固定された第2の首振モータ8により第2の偏心カム9が回転され、第2の偏心カム9の回転運動は第1の首振ロッド7を介して首振クランク11に接続されて回転往復運動するが、ここでは首振部3の回転軸4周りの動きが拘束されていない為に首振クランク11に対して首振部3が回転軸4周りに相対的に回転往復運動することとなる。よって第1の首振モータ5が首振クランク11を可動し、この首振クランク11に接続された第2の首振モータ8が回転することで首振部3が可動する機構となり、一方向回転のモータのみを用いても首振の自由度を増やすことができるので、首振装置としての十分なトルクを確保でき、さらに電気的な制御が可能となるので、首振角度と首振方向の遠隔操作が可能となる。
また、第1のクランク距離14を第2のクランク距離15よりも短くしているので、静止部2と首振部3にそれぞれ同じ首振モータ、偏心カム、首振ロッドを用いて第1の首振ロッド7による往復運動の距離と第2の首振クランクによる往復運動の距離が等しくなっても、それぞれが首振クランクに伝達する回転往復運動の角度を異なるものとすることができ、距離の長い第2のクランク距離15に接続する第2の首振モータ8により、第1の首振モータ5による通常首振の角度に比べて範囲の小さい狭角首振を行なうことができ、また第1の首振モータ5が首振クランク11を任意の位置で停止させることで、狭角首振方向を変更することが可能となる。
また、第1の首振モータ5と第2の首振モータ8の回転周期を同一にし、かつ第1の首振モータ5が回転して首振クランク11が上方を前方とした左端を向くとなるタイミングと、前記第2の首振モータ8が回転して首振部3が左端を向くタイミングをリミットスイッチにより検知して同一なるように調整することで、第1の首振モータ5による左端位置+第2の首振モータ8による左端位置と第1の首振モータ5による右端位置+第2の首振モータ8による右端位置が常に同時に現れるので、第1の首振モータによる通常首振の角度に比べて範囲の大きい広角首振を行なうことができ、一方向回転のモータのみを用いても2つのモータの回転を同期させることで大きな首振角度の制御が可能となる。
なお、第1の首振モータ5と第2の首振モータ8の位相検出としてリミットスイッチを用いているので、首振モータそのものに位相検出の手段が無い場合でも、第1の首振モータ5と第2の首振モータ8のタイミング調整や自動制御時の位相調整が容易に実現できる効果が得られる。
ここで、図4、図5に首振機構部12の首振パターンの補足図であり、図4(a)は首振クランク11が左端を向くクランク左端時、図4(b)は首振クランク11が中央を向くクランク中央時、図4(c)は首振クランク11が右端を向くクランク時、図5(a)は首振部3が左端を向く首振部左端時、図5(b)は首振部3が中央を向く首振中央時、図5(c)は首振部3が右端を向く首振右端時の首振範囲を示している。図4では、第1の第1の首振モータ5により動かされる首振クランク可動範囲18の中の、主要な首振クランク位置19を中心に、第2の首振モータ8が回転しての首振部3が狭角首振の範囲20で可動する様子であり、任意の位置での狭角首振が可能となっている。また、図5では、第2の首振モータ8により動かされる首振部可動範囲21の中の、主要な首振部位置22を中心に、第1の首振モータ5が回転して首振クランク11が動かされることで首振部3が通常首振の範囲23で可動する様子であり、任意の位置での通常首振が可能となっている。なお、図4、図5での可動最端部24は同一となり、第1の首振モータ5と第2の首振モータ8の同期させることで広角首振の範囲25の中で広角首振が可能となっている。
また、首振機構部12と共に人感センサ13を備え、前記人感センサにより1人の位置を特定し、自動で人の方向に向く制御をおこなうことで、人間に向けて機能を発揮する機器において、機器の方向制御の手間が省く事ができる。
また、人感センサ13により複数人の位置と間隔を特定し、前記間隔が前記狭角首振の範囲内であれば、複数人の中央の位置を中心にしてに自動で狭角首振を行なうことで、人間による機器の方向制御の手間が省け、狭い領域に位置する複数人に首振機器のもつ機能を提供することができる。
また、人感センサ13により複数人の位置と間隔を特定し、前記間隔が前記狭角首振の範囲外かつ通常首振の範囲内であれば、複数人の中央の位置を中心にして自動で通常首振を行なうことで、人間による機器の方向制御の手間が省くことができる。
また、人感センサ13により複数人の位置と間隔を特定し、前記間隔が前記通常首振の範囲外であれば、複数人の中心の位置を基準に自動で広角首振を行なうことができ、人間による機器の方向制御の手間が、広い領域に位置する複数人に首振機器のもつ機能を提供することができる。
なお、実施の形態1の首振装置では、第1のクランク距離14を第2のクランク距離15よりも短くしているが、逆でも同様に、方向回転のモータのみで2種類の首振角度を組み合わせることができ、コンパクトな配置で首振角度と首振方向の制御が可能となる効果が得られる。
また、第1の首振モータ5と第2の首振モータ8の位相検出としてリミットスイッチを用いているが、磁力で物体の接近を感知するホールセンサでもよく、この場合は、首振モータそのものに位相検出の手段が無い場合に、第1の首振モータと第2の首振モータのタイミング調整や自動制御時の位相調整が容易に実現でき、かつ非接触のために耐久性にも優れる効果が得られる。
(実施の形態2)
図6は実施の形態2の首振装置の側面図であり、図7(a)は図6基準面Bから下方への首振部の投影図を、(b)は基準面Bから上方への静止部の投影図を示している。
図6に示すように首振装置1は、固定設置された任意の首振機器本体につながる静止部2と首振運動を行なう首振部3を連結して回転軸4を中心に角度を変化させるものであり、静止部2に固定されて一方向のみ回転する第1の首振モータ5と、第1の首振モータ5の軸に固定されて一方向のみ回転する第1の偏心カム6と、首振部に固定されて一方向のみ回転する第2の首振モータ8と、前記第2の首振モータ8の軸に固定されて回転する第2の偏心カム9と、回転軸4に一端を回転可能に固定されて直線状の案内溝26を2面備えて第1の偏心カム6と第2の偏心カム9がスライド可能に接続される首振クランク27を有している。ここで、第2の偏心カムの半径29を第1の偏心カムの半径28よりも大きくして首振クランク27に接続されている。また。第1の首振モータ5と第2の首振モータ8は首振部の重量部を回転できる程度の強いトルクを持つ、逆回転防止機構のついた一方向回転のタイミングモータを用いている。
このような構成によれば、静止部2に固定された第1の首振モータ5により第1の偏心カム6が回転され、第1の偏心カム6の回転運動は案内溝26に沿ってスライドしながら往復運動に換えられて首振クランク27を回転軸4周りに回転往復運動させる。次に、首振部3に固定された第2の首振モータ8により第2の偏心カム9が回転され、第2の偏心カム9の回転運動は案内溝26に沿ってスライドしながら往復運動に換えられて首振クランク27に接続されて回転往復運動するが、ここでは首振部3の回転軸4周りの動きが拘束されていない為に首振クランク27に対して首振部3が回転軸4周りに相対的に回転往復運動することとなる。よって第1の首振モータ5が首振クランク27を可動し、この首振クランク27に接続された第2の首振モータ8が回転することで首振部3が可動する機構となり、一方向回転のモータのみを用いても首振の自由度を増やすことができるので、首振装置としての十分なトルクを確保でき、さらに電気的な制御が可能となるので、首振角度と首振方向の遠隔操作が可能となる。
また、第2の偏心カムの半径29を第1の偏心カムの半径28よりも短くしているので、それぞれが首振クランクに伝達する回転往復運動の角度を異なるものとすることができ、半径の小さい第2の偏心カムの半径29に接続する第2の首振モータ8により、第1の首振モータ5による通常首振の角度に比べて範囲の小さい狭角首振を行なうことができ、また第1の首振モータ5が首振クランク27を任意の位置で停止させることで、狭角首振方向を変更することが可能となる。
なお、実施の形態2では首振機構部のみの搭載であるが、実施の形態1と同様に人感センサを備えて自動で人の方向に向く構成としてもよく、この場合は人間に向けて機能を発揮する機器において、機器の方向制御の手間が省ける効果が得られる。
参考例1
図8は参考例1の扇風機の概略図である。
図8に示すように扇風機30は、全体を支えて内部に制御基盤(図示せず)を備える台座部31と、台座部31から上方へ向かう支柱32と、ファン33とファン33を囲むガード44とファン33を回転させるファンモータ(図示せず)を内包するモータカバー34から構成される送風部35を有し、支柱32以下の箇所と送風部35との連結部を実施の形態1の首振装置45とし、第1の首振モータを含む首振機構部を内包する下カバー38と第2の首振モータを含む首振機構部を内包する上カバー39と支柱32の一部に人感センサ40を備えた構成となっている。
また台座部31にはファン33の回転数や実施の形態1の首振装置45内の第1の首振モータと第2の首振モータの運転を、台座部に備えたスイッチ類41により正面から操作可能な構成となっており、リモコン42の信号を受信する受信部43を備えることで首振部装置45内の第1の首振モータと前記第2の首振モータの運転をリモコン42により遠隔操作できる構成となっている。
このような構成によれば、実施の形態1の首振装置を備えているので、首振角度と首振方向を電気的にコントロールでき、電気信号を利用して首振部とは異なる箇所での遠隔首振操作が可能になる。
また、台座部31に備えたスイッチ類41で正面から操作可能な構成となっているので、ファンとモータの背面となる送風部での操作ではなく、操作しやすい正面での操作を可能とする効果が得られる。
また、リモコンに42より遠隔操作が可能な構成となっているので、ファンとモータの背面となる送風部での操作ではなく、扇風機からも離れた任意の場所での操作を可能とする効果が得られる。
なお、参考例1では、実施の形態1の首振装置45を備えているので、狭角首振、通常首振、広角首振の運転も可能であり、また人感センサ40を備えているので人の位置に応じた自動首振運転も可能である。また、首振装置として実施の形態2の案内溝を有するクランクによる首振装置を備えても良く、参考例1と同様に首振角度と首振方向を電気的にコントロールでき、電気信号を利用して首振部とは異なる箇所での遠隔首振操作が可能になる。
本発明にかかる首振装置は、首振角度と首振方向の遠隔操作を可能とするものであるので、台座型のサーキュレータやヒータに使用される首振装置等として有用である。
1 首振装置
2 静止部
3 首振部
4 回転軸
5 第1の首振モータ
6 第1の偏心カム
7 第1の首振ロッド
8 第2の首振モータ
9 第2の偏心カム
10 第2の首振ロッド
11 首振クランク
12 首振機構部
13 人感センサ
14 第1のクランク距離
15 第2のクランク距離
16 第1のリミットスイッチ
17 第2のリミットスイッチ
18 首振クランク可動範囲
19 首振クランク位置
20 狭角首振の範囲
21 首振部可動範囲
22 首振部位置
23 通常首振の範囲
24 可動最端部
25 広角首振の範囲
26 案内溝
27 首振クランク
28 第1の偏心カムの半径
29 第2の偏心カムの半径
30 扇風機
31 台座部
32 支柱
33 ファン
34 モータカバー
35 送風部
38 下カバー
39 上カバー
40 人感センサ
41 スイッチ類
42 リモコン
43 受信部
44 ガード
45 実施の形態1の首振装置

Claims (3)

  1. 首振機器の静止部と首振部を連結して1つの回転軸を中心に角度を変化させる首振装置であって、静止部に固定される第1の首振モータと、前記第1の首振モータの軸に固定されて回転する第1の偏心カムと、首振部に固定される第2の首振モータと、前記第2の首振モータの軸に固定されて回転する第2の偏心カムと、前記回転軸に一端を回転可能に固定されて直線状の案内溝を2面備えて前記第1の偏心カムと第2の偏心カムがスライド可能に接続される首振クランクを有する首振装置。
  2. 前記第1か第2のいずれかの偏心カムのカム半径を他方の偏心カムのカム半径よりも大きくして、カム半径を大きくした側の首振モータで通常首振を、他方の首振モータで狭角首振を行い、カム半径を大きくした側の首振モータを任意の位置で停止させることで狭角首振方向を変更する請求項1に記載の首振装置。
  3. 前記第1の首振モータまたは前記第2の首振モータのみの回転で通常首振とし、前記第1の首振モータと前記第2の首振モータの回転周期を同一にし、かつ前記第1の首振モータが最端部となるタイミングと、前記第2の首振モータが最部となるタイミングを同一にして広角首振を行なう請求項1に記載の首振装置。
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