JP5293034B2 - プローブ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プローブカードのプローブに基板の披検査チップの電極パッドを接触させて披検査チップの電気的測定を行うプローブ装置に関する。
従来、半導体ウェハ(以下ウェハという)上に形成される披検査チップであるICチップの電気的特性を調べるプローブ装置は、プローブ装置本体(検査部)と、ローダ室と、ローダ室内のFOUP等のキャリアと検査部のウェハチャックとの間で基板を搬送するための基板搬送手段とを備えている。
検査部では、プローブカードの下方側を移動自在な上側撮像ユニットで下方側のウェハチャック上の基板表面のパッドを撮像すると共に、ウェハチャック側の下側撮像ユニットで上方のプローブカードのプローブを撮像し、その撮像結果に基づいて基板上の各パッドが対応するプローブに接触する座標(コンタクト座標)を計算し、ウェハチャックを上昇させてパッドとプローブとを接触させ、ICチップの検査を行うようにしている。そしてスループットの向上を図るために2台の検査部を互いに接続し、共通の基板搬送アームにより各検査部のウェハチャックとロードポートのFOUPとの間でウェハの搬送を行うプローブ装置も検討されている。
ところで、下側撮像ユニットによるプローブの撮像時及び上側撮像ユニットによるウェハ表面の撮像時には、ウェハチャックは広範囲を移動することとなり、ウェハサイズが大型化してくると、ウェハチャックの移動範囲が広くなることから、検査部が大型化する。また検査部を複数接続する場合には、ローダ室が共通化されているため、ローダ室と検査部とが1対1のプローブ装置に比べてフットプリントは小さくなるが、検査部自体が大きいため、プローブ装置全体としては大型のものになってしまう。
一方、特許文献1には、1つの筐体に、1つのプローブカード、2つの載置台及び各載置台に専用の撮像ユニットが備えられたプローブ装置が記載されている。このプローブ装置は、高価なプローブカードを共有化することで、コストの削減を図ろうとするものであるが、一方の載置台上のウェハをテストしている間、他方の載置台上のウェハは、テストすることができないため、スループットという点では劣る。
特開2008−117897号公報(段落番号0029、0030)
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化を図ってプローブ装置の占有面積を低減することができ、しかも高いスループットが得られるプローブ装置を提供することにある。
本発明のプローブ装置では、
基板収納部から基板搬送手段により基板を取り出して検査部内の載置台に受け渡すと共に、視野が下向きの上側撮像ユニットにより基板の表面を撮像すると共に、載置台側に設けられ、視野が上向きの下側撮像ユニットによりプローブカードのプローブを撮像し、制御部により撮像結果に基づいて基板の被検査チップの電極パッドとプローブカードのプローブとが接触する座標位置を求め、電極パッドとプローブとを接触させて被検査チップの電気的特性を検査する装置において、
前記検査部は、
互いに平面方向に離間して配置された2個のプローブカードと、
前記基板搬送手段により基板が受け渡され、平面上での縦横に移動自在及び高さ方向に移動自在な2個の載置台と、
前記2個のプローブカードの配列方向に移動自在に構成され、前記2個の載置台に各々載置される基板に対して共用化された上側撮像ユニットと、を有し、
基板表面の撮像時及びプローブの撮像時の少なくとも一方における、一方の載置台の移動領域の一部と他方の載置台の移動領域の一部とが重なるように設定され、
前記制御部は、一方の載置台上の基板に対してプローブカードによる検査が行われている間に他方の載置台上の基板に対して撮像を行うように前記載置台及び撮像ユニットを制御する機能を備えたことを特徴としている。
また本発明のプローブ装置は、例えば前記検査部として、第1の検査部及び第2の検査部が設けられ、前記制御部は、第1の検査部の一方の載置台、第2の検査部の一方の載置台、第1の検査部の他方の載置台及び第2の検査部の他方の載置台の順に基板収納部から基板を搬送するように基板搬送手段を制御する機能を備えていてもよい。また本発明のプローブ装置では、例えば前記第1及び第2の検査部は、第1の検査部の2個のプローブカードと第2の検査部の2個のプローブカードとが一列になるように配置され、基板搬送手段は、これら検査部に対して共用化されていることが好ましい。また本発明のプローブ装置では、例えば前記検査部において、前記移動領域の一部同士が互いに重なる撮像作業を一方の載置台が行っているときには、当該検査部の他方の載置台の移動が禁止されていてもよい。
本発明によれば、2つの載置台に対して上側撮像ユニットを共用化しているため、部品点数を削減することができる。そして上側撮像ユニットによる基板表面の撮像時及び載置台側に設けられた下側撮像ユニットによるプローブカードのプローブの撮像時の少なくとも一方において双方の載置台の移動領域が重なるため、プローブカード、載置台を備えた検査部を2台並べる場合に比べて装置の占有面積が狭くなる。更に各々2台の載置台を備えた第1の検査部及び第2の検査部を設け、第1の検査部の一方の載置台、第2の検査部の一方の載置台、第1の検査部の他方の載置台及び第2の検査部の他方の載置台の順に基板収納部から基板を搬送することにより、一方の載置台を用いて撮像作業を行っているときに他方の載置台の移動が制限されながらも、スループットの低下を抑えることができる。
本発明の第1の実施形態であるプローブ装置について図1ないし図6を参照して説明する。図1ないし図3に示すように示すように、プローブ装置は、多数の被検査チップが配列された基板であるウェハWの受け渡しを行うためのローダ部1と、ウェハWに対して検査(プローブテスト)を行う本発明の検査部に相当するプローブ装置本体2と、を備えている。先ず、ローダ部1及びプローブ装置本体2の全体のレイアウトについて簡単に説明しておく。
ローダ部1は、複数枚のウェハWが収納された密閉型搬送容器(基板収納部)であるFOUP100が搬入され、互いにY方向(図示左右方向)に離間して対向配置される、第1のロードポート11及び第2のロードポート12と、これらロードポート11、12の間に配置された搬送室10とを備えている。ロードポート11(12)は、各々ケーシング11a(12a)を備え、FOUP100は、ロードポート11(12)の図示X方向に設けられた搬入口11b(12b)からケーシング11a(12a)内に搬入される。搬入されたFOUP100は、ロードポート11(12)に備えられている図示しない蓋体開閉手段により、蓋体が外されてロードポート11(12)内の側壁に蓋体が保持されるようになっており、蓋体を外されたFOUP100は回転させられ、開口部が搬送室10側に向けられる。
搬送室10には、図2、図3に示すように基板搬送手段であるウェハ搬送アーム3が設けられている。ウェハ搬送アーム3は、鉛直軸回りに回転自在、昇降自在及び図示Y方向に移動自在な搬送基台30に進退可能な2枚のアーム体35が設けられて構成されている。ここで33は図示Y方向に伸びるレールに沿って移動する基台移動部、32は基台移動部33に対して昇降する基台昇降部32、31は基台昇降部32に設けられた回転部である。また搬送基台30には、アーム体35に載置されている状態のウェハWに対してプリアライメントを行い、ウェハWの向きを調整すると共に中心位置を検出するプリアライメント機構36(図4参照)が設けられている。
プリアライメント機構36は、図4に示すようにチャック部37、軸部37a、光センサ38を有し、これらの部材は搬送基第30上に搭載されている。チャック部37は、搬送基台30を貫通して昇降しかつ回転自在な軸部37aの頂部に設けられ、通常時は搬送基台30の表面の凹部に嵌合して当該表面と面一になる回転ステージである。チャック部37は、搬送基台30上に後退したアーム体35上のウェハWの中心に対応する位置に設定され、アーム体35上からウェハWを僅かに持ち上げて回転できるように構成されている。光センサ38は、チャック部37にて回転されるウェハWの周縁を検出する発光センサ及び受光センサからなる検出部である。光センサ38は、アーム体35の移動領域から横に外れた位置にて搬送基台30を介して固定されており、チャック部37により持ち上げられたウェハWの周縁の上下であってかつウェハWのアクセス時にウェハWと干渉しない位置に配設されている。なお本実施形態では上下に並ぶように設けられた2枚のアーム体35のうち、下側のアーム体35でのみプリアライメントを行うように設定されている。
プリアライメント機構36のプリアライメントは以下のように行われる。まず、チャック部37によりアーム体35上のウェハWを僅かに持ち上げて、ウェハWを回転させると共に、光センサ38の発光部からウェハWの周縁部(端部)を含む領域に光を照射する。そして後述する制御部15が、光センサ38の検出信号に基づいて、ウェハWのノッチやオリフラなどの方向基準部とウェハWの中心位置とを検出し、その検出結果に基づいてノッチ等が、アーム体35上において所定の向きとなるようにチャック部37を回転させてウェハWの向きを調整する。その後ウェハWの偏心が修正されるように、アーム体35の位置を調整してチャック部37からアーム体35へとウェハWを受け渡す。これによりウェハWの向き及び偏心の調整が行われる。なおプリアライメント機構36は、ウェハ搬送アーム3に接続することに限らず、ウェハ搬送アーム3の搬送経路に設けても良いが、ウェハ搬送アーム3をプリアライメントのたびにプリアライメント機構まで搬送しなければならずかつプリアライメントのステージとアーム3との間でウェハWの受け渡しを行わなければならないことから、本例の構成が得策である。
またローダ部1の上部には、図3に示すようにプローブ装置本体2を制御する制御部15が設けられている。制御部15は、例えばコンピュータからなり、プログラム、メモリ、CPUからなるデータ処理部などを備えている。プログラムは、FOUP100がロードポート11(12)に搬入され、FOUP100からウェハWがプローブ装置本体2に搬入されてプローブテストが行われ、その後ウェハWがFOUP100に戻されてFOUP100が搬出されるまでの一連の各部の動作を制御するようにステップ群が組まれている。このプログラム(処理パラメータの入力操作や表示に関するプログラムも含む)は、例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、MO(光磁気ディスク)、ハードディスクなどの記憶媒体に格納されて制御部15にインストールされる。
次に本発明の要部であるプローブ装置本体2について詳述する。図2に示すようにプローブ装置本体2は、ローダ部1とX方向に並ぶように当該ローダ部1に隣接して配置されており、Y方向に並ぶ第1の検査部21Aと第2の検査部21Bとを有している。なお図2では、検査部21A(21B)は後述するヘッドプレート7が外れた状態を示している。また検査部21A(21B)は同一構造であるため図5、図6では検査部21Aのみ示す。また説明の便宜上、図6では検査部21Aを模式的に示している。
検査部21Aは、図2、図3及び図5に示すように夫々のユニットを区画形成する外装体に相当する1つの筐体22aを有しており、筐体22aの内部には、2つのテーブルユニット24a、テーブルユニット24bと上側撮像ユニット5が配設されている。テーブルユニット24a(24b)は、図示Y方向に並ぶように配設され、X、Y、Z(上下)方向に移動自在、即ち平面上で縦横に移動自在かつ高さ方向に移動自在であって、更に上部が鉛直軸回りに回転する。このテーブルユニット24a(24b)の上部にはウェハWを載置するための載置台であり、真空吸着機能を有する2台のウェハチャック4A及び4Bが積載されている。ウェハチャック4A(4B)には、下側撮像ユニット40A、下側撮像ユニット40Bが組み合わされており、ウェハ搬送アーム3との間においてウェハWの受け渡しを行うための受け渡し位置と、後述するウェハ表面の撮像位置と、プローブカード6A(6B)のプローブ60にウェハWをコンタクトさせるコンタクト位置(検査位置)との間で移動できるようになっている。
下側撮像ユニット40A(40B)は、ウェハチャック4A(4B)から見て筐体22aの中心線CLに対して反対側の側部に設けられている(図5及び図6参照)。この下側撮像ユニット40A(40B)は、図5に示すようにマイクロカメラである下カメラ41、マクロカメラ42、ターゲット43、進退機構44を備えており、テーブルユニット24a(24b)と共に移動して、後述するプローブカード6A(6B)のプローブ60を撮像する。ターゲット43はアライメント作業時に、下カメラ41と後述する上カメラ51との原点出しを行うために、両カメラの焦点及び光軸を一致させる部材であり、ターゲット43は進退機構44によって両カメラの原点出しを行う位置に対して進退するように構成されている。
またウェハチャック4A(4B)の移動領域の上方には、Y方向に移動する上側撮像ユニット5が配設されている。上側撮像ユニット5は、筐体22aのX方向の両端に、筐体22aのY方向の全域に亘って形成されたガイドレール52によってガイドされるように構成されており、ウェハチャック4A(4B)上をY方向に自在に移動し、図5に示す筐体22aのY方向の中心線CL(図6に示す後述するプローブカード6A及び6Bの中心点を結んだ直線の中点と直交する直線)を含む中央領域を上側撮像ユニット5の基準待機位置としている。また上側撮像ユニット5には、上カメラ51が搭載されており、上側撮像ユニット5は上カメラ51の移動支持体としての機能を有する。上カメラ51は、CCDカメラ等を備えており、上側撮像ユニット5によって撮像位置にいるウェハチャック4A(4B)の上方に移動してウェハWの表面を撮影する。
ウェハチャック4A(4B)及び上側撮像ユニット5の移動領域の上方には、図6に示すように筐体22aの天井部をなすヘッドプレート7に装着されたプローブカード6A(6B)が設けられている。プローブカード6A(6B)は、ヘッドプレート7に装着保持される。このプローブカード6A(6B)の上面側には、図示しないポゴピンユニットを介してテストヘッド8が配置される。また、プローブカード6A(6B)の下面側には、上面側の電極群に夫々電気的に接続された、プローブ例えばウェハWの表面に対して垂直に伸びる垂直針(線材プローブ針)のプローブ60が、ウェハWの電極パッドの配列に対応して、例えばプローブカード6A(6B)の全面に設けられている。また検査部21Bは、図2に示すようにテーブルユニット24c、24d、ウェハチャック4C、4D、下側撮像ユニット40C、40D、上側撮像ユニット5、図示しないプローブカード等を備えており、検査部21Aと同様に構成されている。
次に上述実施形態の作用について図2、図3、図7ないし図13を参照して説明する。図7、図8、図10ないし図13中のW1〜W5はウェハを示し、W1は1番最初に搬送されるウェハ、W2は2番目に搬送されるウェハといった具合にFOUP100から何番目に搬出されたウェハであるかを示している。またウェハチャック4A〜4Dで行われるプローブテストに要する時間は等しいものとする。
本実施形態では、図2に示すようにウェハチャック4A〜4Dの待機位置(ホーム位置)は、プローブカード6A(6B)の真下となる。まず図7に示すようにFOUP100からウェハW1がウェハ搬送アーム3によって搬出され、プリアライメント機構36によりプリアライメントが行われてウェハW1の向きの調整と、中心位置の検出が行われる。また第1の検査部21Aの一方のウェハチャック4Aがウェハ搬送アーム3からウェハW1を受け取る受け渡し位置へと移動する。そしてウェハ搬送アーム3が搬入口23a(図3参照)から筐体22a内に進入し、ウェハチャック4AにウェハW1を受け渡す。
ウェハW1を受け渡した後、図8に示すように、ウェハ搬送アーム3はFOUP100から次のウェハW2を取り出し、ウェハW2に対してウェハW1と同様にプリアライメントを行う。また第2の検査部21Bの一方のウェハチャック4Cがウェハ搬送アーム3からウェハW2を受け取る受け渡し位置へと移動する。そしてウェハ搬送アーム3が搬入口23c(図3参照)から筐体22b内に進入し、ウェハチャック4CにウェハW2を受け渡す。一方ウェハチャック4AにウェハW1が受け渡された後、このウェハW1をプローブカード6Aにコンタクトさせる前処理としてアライメント作業と呼ばれるウェハW1表面の電極パッド及びプローブカード6Aのプローブ60の座標位置の取得作業が行われる。このアライメント作業は次のようにして行われる。
まず第1の検査部21Aの上側撮像ユニット5を、ウェハチャック4A上のウェハWを撮像するための撮像位置に移動させ、上側撮像ユニット5の上カメラ51とウェハチャック4Aのテーブルユニット24a(詳しくはZ方向に移動する部分)に設けられた下側撮像ユニット40Aの下カメラ41との原点出しを行う。この原点出しは、図9(a)に示すようにターゲット43を下カメラ41と上カメラ51との間の領域に位置させて下カメラ41と上カメラ51の焦点及び光軸を一致させ、このときのウェハチャック4Aの移動後のX、Y、Z座標を読み取る作業である。この撮像位置は、ウェハチャック4Aが筐体22aのY方向の外側へ向けて移動し、移動領域の限界まで移動した際に上カメラ51によって、ウェハW1におけるY方向内側(ウェハチャック4B側)の端部を撮像できる位置である。そして本実施形態では、例えば図8に示すようにプローブカード6A(図6参照)の中心点と中心線CLとの中間点よりも、プローブカード6A側に185mm移動した位置が撮像位置として設定されている。
次いで図9(b)に示すように上側撮像ユニット5を撮像位置に固定した状態で、一方のウェハチャック4Aを他方のウェハチャック4Bから離れるように移動させ、上カメラ51で例えばウェハW1の周縁部の4点と中心点とを撮像し、ウェハW1上の電極パッドの位置データを取得する。ウェハW1の撮像が完了すると上側撮像ユニット5は、図9(c)に示すように筐体22aの角側(図5参照)の側壁とプローブカード6Aとの間の領域に設定された退避位置に退避する。そしてテーブルユニット24aによりウェハチャック4AをZ方向に上昇させて、下カメラ41の焦点をプローブカード6Aのプローブ60の先端に合わせ、ウェハチャック4Aをウェハチャック4B側へ向けて移動させプローブ60を撮像してプローブ60の先端の位置データを取得する。
下カメラ41と上カメラ51の原点出しを行っているため、下カメラ41と上カメラ51とによりウェハW1の表面の撮像データとプローブ60の撮像データとを取得した場合、共通の撮像装置でウェハW1の表面の撮像データとプローブ60の撮像データとを取得したことと同じ結果になる。そのためプローブ60の撮像データとウェハW1の電極パッドの撮像データを基に、プローブ60と電極パッドとの正確なコンタクト位置を求めることができる。これにより本実施形態のプローブ装置では、電極パッドとプローブ60とをコンタクトさせてウェハW1のプローブテストを行う。
また本実施形態では下カメラ41によってプローブ60を撮像する際に、ウェハチャック4Aが上昇して上側撮像ユニット5の高さ位置にまで到達する。そしてウェハチャック4Aは、その高さ位置にいる状態でウェハチャック4B側に向けて移動し、中心線CLを通過してウェハチャック4B側の領域へと進入する。そのため上側撮像ユニット5が撮像位置及び基準待機位置(図5に示す筐体22aのY方向の中心線CLを含む中央領域)で停止していると、ウェハチャック4Aと干渉してしまい、プローブ60の撮像を行うことができない。そこで本実施形態では下カメラ41によるプローブ60の撮像を行う前に、上側撮像ユニット5を、筐体22aの角側の側壁とプローブカード6Aとの間の領域(退避位置)に退避させるように設定されている。これによりウェハチャック4Aが上側撮像ユニット5と干渉することなく、下カメラ41によるプローブ60の撮像を行うことが可能となっている。
上述した工程を経てアライメント作業が終了すると、ウェハチャック4Aは、図10に示すようにアライメント作業によって求められたコンタクト位置へと移動する。このときウェハチャック4Aは、まず上側撮像ユニット5の高さレベルよりも降下し、次いで、上側撮像ユニット5がウェハチャック4Aの上方領域を通過して基準待機位置に移動する。本実施形態では、上側撮像ユニット5を退避位置に退避させたままプローブテストを行うと、ウェハチャック4Aをコンタクト位置に移動させた際に上側撮像ユニット5と干渉するので、上側撮像ユニット5を図5に示す筐体22aのY方向の中心線CLを含む中央領域である基準待機位置に移動させている。そしてウェハチャック4Aがコンタクト位置の下方領域に到達し、上側撮像ユニット5が基準待機位置に到達すると、ウェハチャック4Aは上昇し、アライメント作業時に求められたコンタクト座標に基づいて、ウェハW1の電極パッドとプローブ60とをコンタクトさせてテストヘッド8を用いたプローブテストを開始する。この例では、ウェハW1上の全てのパッドとプローブ60とが一括コンタクトしている。
一方、ウェハ搬送アーム3はウェハW2を受け渡した後、FOUP100から次のウェハW3を取り出し、ウェハW3に対してウェハW1と同様にプリアライメントを行う。ウェハW1に対してプローブテストが開始された後、ウェハチャック4Bがウェハ搬送アーム3からウェハW3を受け取る受け渡し位置へと移動し、ウェハチャック4BにウェハW3を受け渡す。一方、ウェハ搬送アーム3から第1の検査部21Aのウェハチャック4Bに3番目のウェハW3を受け渡すときには、第2の検査部21Bのウェハチャック4C上のウェハW3に対して、アライメント作業が開始されている。このアライメント作業は、既述のウェハW1と同様に行われ、第2の検査部21BのプローブカードとウェハW2の電極パッドとのコンタクト位置が求められる。その後ウェハチャック4Cは求められたコンタクト位置の下方領域へ移動すると共に、上側撮像ユニット5がウェハチャック4Cの上方領域を通過して基準待機位置に移動し(図11参照)、その後第1の検査部21Aと同様にプローブテストが開始される。
なお第2の検査部21Bでは、第1の検査部21Aと同様に上側撮像ユニット5の基準待機位置、撮像位置、退避位置が設定されている。この第2の検査部21Bでは、例えば図10に示す筐体22bのY方向の中心線CL2(筐体22b内の図示しない2つのプローブカードの中心点を通るX方向の直線)を含む中央領域が基準待機位置として設定され、プローブカードの中心点と中心線CL2との中間点よりも、各プローブカード側に185mm移動した位置が撮像位置として設定され、筐体22bの角側の側壁とプローブカードとの間の領域が退避位置として設定されている。
そしてウェハ搬送アーム3は、ウェハW3を第1の検査部21Aのウェハチャック4Bに受け渡した後、図11に示すようにFOUP100から次の(4番目の)ウェハW4を取り出し、ウェハW4に対してウェハW1と同様にプリアライメントを行う。また第2の検査部21Bの一方のウェハチャック4Cに載置されたウェハW2に対してプローブテストが開始されると、第2の検査部21Bの他方のウェハチャック4Dがウェハ搬送アーム3からウェハW4を受け取る受け渡し位置へと移動する。そしてウェハ搬送アーム3がウェハチャック4DにウェハW4を受け渡す。
第1の検査部21Aにおける動作についてみると、ウェハ搬送アーム3から第2の検査部21Bの他方のウェハチャック4DにウェハW4を受け渡すときには、第1の検査部21Aの他方のウェハチャック4B上のウェハW3に対してアライメント作業が開始されており、このアライメント作業により4B上のウェハW3とプローブカード6Bのプローブ60とのコンタクト位置が求められる。その後同様にしてプローブテストが開始される。
なお第1の検査部21Aの他方のウェハチャック4Bでは、上側撮像ユニット5とウェハチャック4BとのY方向の位置関係が逆転するため、アライメント作業を行う際に、上側撮像ユニット5とウェハチャック4Bの移動方向が一方のウェハチャック4Aの場合と比べて逆転するが、基本的な動きについては一方のウェハチャック4Aと同じである。
そして第1の検査部21Aの他方のウェハチャック4Bに載置されたウェハW3に対してプローブテストが開始されると、ウェハチャック4Dでは、ウェハW1と同様ウェハW4に対してアライメント作業が行われ、コンタクト位置が求められる。その後ウェハチャック4Dは求められたコンタクト位置の下方領域へ移動すると共に、上側撮像ユニット5がウェハチャック4Dの上方領域を通過して基準待機位置に移動し、ウェハチャック4Dがコンタクト位置の下方領域に、上側撮像ユニット5が基準待機位置に到達すると(図13参照)、ウェハチャック4Aと同様にプローブテストが開始される。
その後ウェハチャック4AのウェハW1のプローブテストが最も早く終了すると、ウェハ搬送アーム3は、図1に示すようにFOUP100から次の(5番目の)ウェハW5を取り出し、ウェハW5に対してウェハW1と同様にプリアライメントを行う。そしてウェハチャック4Aが、図7に示すようにウェハの受け渡し位置まで移動し、ウェハ搬送アーム3に検査済みのウェハW1を受け渡し、ウェハ搬送アーム3は未検査のウェハW5を受け渡す。次いで、ウェハ搬送アーム3は、FOUP100に検査済みのウェハW1を搬入し、FOUP100内に未検査の次のウェハWがある場合には、次のウェハWを搬出してプリアライメントを行う。その後は既述の工程を繰り返して、FOUP100内の未検査のウェハWが無くなるまで、FOUP100内のウェハWに対して検査部21A(21B)による検査が行われる。

本実施形態のプローブ装置では、アライメント作業時に、第1の検査部21Aの一方のウェハチャック4Aと他方のウェハチャック4Bの各移動領域の一部が互いに重なるように、また第2の検査部21Bの一方のウェハチャック4Cと他方のウェハチャック4Dの各移動領域の一部が互いに重なるように設定されている。そこで本実施形態では、一方のウェハチャック4A、4Cを用いてアライメント作業をしているときは、他方のウェハチャック4B、4Dの移動を禁止するように、また他方のウェハチャック4B、4Dを用いてアライメント作業を行っているときは、一方のウェハチャック4A、4Cの移動を禁止するように制御部15により制御されている。
上述した本実施形態のプローブ装置では、各検査部21A(21B)に2台のウェハチャック4A、4B(4C、4D)を設けると共に、これらウェハチャック4A、4B(4C、4D)上のウェハWに対して上側撮像ユニット5を共通化している。このため各ウェハチャック4A、4B(4C、4D)ごとに上側撮像ユニット5を設ける場合に比べてコストを低く抑えることができる。ウェハチャック4A、4B(4C、4D)は、筐体22a(22b)内で移動領域が重なるように設定され、第1の検査部21Aにおいては、ウェハチャック4A、4Bのうちの一方が移動しているときには、他方の移動が禁止されるようになっている。また第2の検査部21Bにおいてもウェハチャック4C、4Dの一方が移動しているときには、他方の移動が禁止されるようになっている。このためウェハチャック4A、4B(4C、4D)の移動領域の重なっている領域の分だけ、プローブカード、ウェハチャック、上側撮像ユニットを1組備えたプローブ装置を2台接続した場合と比べて筐体22a(22b)を小さくすることができる。
さらに、このように構成された検査部21A(21B)を2台接続していることから、更なるコスト削減効果及びプローブ装置のフットプリントの低減効果が得られる。そして第1の検査部21A内の一方のウェハチャック(4Aまたは4B)、第2の検査部21B内の一方のウェハチャック(4Cまたは4D)、第1の検査部21A内の他方のウェハチャック(4Bまたは4A)、第2の検査部21B内の他方のウェハチャック(4Dまたは4C)の順にウェハWを搬送することにより、第1の検査部21Aにてアライメント作業が行われているタイミングと、他の検査部21BへのウェハWの搬送のタイミングとが重なる。このため、その後第1の検査部21Aに次のウェハWを搬送しようとするときには、当該第1の検査部21Aにおける既述のアライメント作業は終了しているか或いは残り時間が短いので、次のウェハWを第1の検査部21Aに速やかに受け渡してアライメント作業に備えることができる。このため各作業における待ち時間がないか或いは短く抑えられ、2つのウェハチャック4A、4B(4C、4D)の移動領域が重なることにより作業の制約を受ける中で、高いスループットが得られる。
なお本発明の特徴部分は、第1の検査部、第2の検査部の一方及び他方の載置台交互に基板を搬送する点にあることから、本発明の実施の形態としては、ウェハチャック4A→ウェハチャック4D→ウェハチャック4B→ウェハチャック4Cの順にウェハWを搬送してもよく、またウェハチャック4B→ウェハチャック4C→ウェハチャック4A→ウェハチャック4Dの順にウェハWを搬送してもよい。
また本発明の実施の形態は、検査部を複数組み合わせてプローブ装置本体を構成したものに限定されるものではなく、例えば上述した実施形態の検査部を1つ備えたプローブ装置であってもよい。このようなプローブ装置であっても、2つの載置台に対して1つの上側撮像ユニットを備えるだけでプローブテストを行うことができる。従って載置台ごとに上側撮像ユニットを備えたプローブ装置と比較して上側撮像ユニットの数を削減してコストを削減することができ、載置台の移動領域を重なるように設定して筐体フットプリントを削減することも可能となる。また本実施形態では、一括コンタクトによってプローブテストを行っているが、本発明は、分割コンタクトによるプローブテストを行うプローブ装置にも適用可能である。分割コンタクトによるプローブテストを行う場合には、プローブテストを行う際に載置台が移動する範囲をテスト領域として設定すると共に載置台の待機位置をテスト領域の中央部に設定し、このテスト領域と載置台の移動領域とが重ならないように、載置台の移動領域を設定すればよい。
[他の実施形態]
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではない。例えば本発明を実施するにあたっては、図14に示すようにプローブ装置本体を構成することも可能となる。図14に示すプローブ装置では、装置の中央にウェハ搬送アーム103を備えた搬送室110を配設し、搬送室110の図示Y方向の両端部にロードポート111、112を配設している。そして搬送室110の図示X方向の両端部に第1の実施形態と同構成の検査部21A、21Bを配設している。つまり図14に示すプローブ装置では、検査部21A、21Bを、搬送室110を挟んで並列に配設することによってプローブ装置本体121を構成している。このようなプローブ装置であっても、ロードポート111、112にウェハWを収納したFOUP100を載置して、検査部21A、21Bに対してウェハW1〜W4をウェハ搬送アーム103により、上述した実施形態と同様に搬送することができ、コストとフットプリントを削減することが可能となる。
本発明のプローブ装置では、アライメント作業時における2つの載置台の移動領域の一部が重なるが、この重なりは上述実施形態のように、上側撮像ユニットによる基板の撮像時及び下側撮像ユニットによるプローブの撮像時の両方で起きることに限られず、どちらか一方の撮像時における両載置台の移動領域が重なる場合であってもよい。そして載置台の移動領域が重なることは、載置台そのものだけでなく、載置台を移動させるテーブルの移動領域が重なる場合も含む意味である。
また本発明の実施の形態としては、上述した実施形態の検査部を3台以上、例えば3台の検査部を直列に並べてプローブ装置本体を構成したものも含まれる。このようなプローブ装置本体を備えたプローブ装置では、基板を搬送する順番が、第1の検査部の一方の載置台→第2の検査部の一方の載置台→第3の検査部の一方の載置台→第1の検査部の他方の載置台→第2の検査部の他方の載置台→第3の検査部の他方の載置台となる。このようなプローブ装置であっても、第1の検査部と第2の検査部では、第1の検査部の一方の載置台→第2の検査部の一方の載置台→第1の検査部の他方の載置台→第2の検査部の他方の載置台という順番で基板は搬送される。つまり本発明の特徴的な基板の搬送方法により基板は搬送されることになる。従って本発明の権利範囲には、3台以上の検査部を有するプローブ装置本体を備えたプローブ装置が含まれることになる。
また本発明では、2つの載置台の移動制御を、例えば図15に示すような座標を用いて制御してもよい。ここで図15(a)の15Aは、ウェハチャック4Aの移動制御を行う座標範囲を示し、図15(b)の15Bは、ウェハチャック4Bの移動制御を行う座標範囲を示している。図15に示すように、この実施例では、ウェハチャック4Aの移動制御を行う座標15Aの原点G10と、ウェハチャック4Bの移動制御を行う座標15Bの原点G20とが異なる位置に設定されている。なお原点G20は、筐体22aの外部の位置に設定された仮想点である。このように座標15A、15Bの原点G10、G20の位置を変え、さらにウェハチャック4Bを制御する座標15Bの原点を筐体22aの外部に設定する目的としては、夫々の座標15A、15Bでウェハチャック4A(4B)の移動制御を行う際に、ウェハチャック4Aがテスト領域の中央部で停止している際の中心点SAから原点G10までの距離Lと、ウェハチャック4Bがテスト領域の中央部で停止している際の中心点SBから原点G20までの距離Lとを等しくするためである。つまりウェハチャック4A(4B)では、どちらも原点G10、G20から見て同じ座標位置にテスト領域が存在するようになる。これによりウェハチャック4A(4B)の移動制御時のステップを短くすることが可能となり、ウェハチャック4A4(B)の制御上のスループットを向上させることも可能となる。
本実施形態のプローブ装置の概略を示す斜視図である。 本実施形態のプローブ装置の概略を示す平面図である。 本実施形態のプローブ装置の概略を示す側面図である。 本実施形態のウェハ搬送アーム3の概略を説明するための説明図である。 本実施形態の検査部21Aの概略を示す平面図である。 本実施形態の検査部21Aの概略を示す側面図である。 本実施形態のプローブテストについて説明するための第1の説明図である。 本実施形態のプローブテストについて説明するための第2の説明図である。 本実施形態のアライメント作業について説明するための説明図である。 本実施形態のプローブテストについて説明するための第3の説明図である。 本実施形態のプローブテストについて説明するための第4の説明図である。 本実施形態のプローブテストについて説明するための第5の説明図である。 本実施形態のプローブテストについて説明するための第6の説明図である。 本発明に係る他の実施例のプローブ装置の概略を示す平面図である。 本発明に係る他の実施例の制御方法について説明するための説明図である。
符号の説明
2 プローブ装置本体
3 ウェハ搬送アーム(基板搬送手段)
4A、4B、4C、4D ウェハチャック(載置台)
5 上側撮像ユニット
6A、6B プローブカード
10 搬送室
11、12 ロードポート
15 制御部
21A、21B 検査部
22a、22b 筐体
24a、24b、24c、24d テーブルユニット
35 アーム体
36 プリアライメント機構
40A、40B、40C、40D 下側撮像ユニット
41 下カメラ
43 ターゲット
51 上カメラ
52 ガイドレール
60 プローブ
100 FOUP
W ウェハ

Claims (4)

  1. 基板収納部から基板搬送手段により基板を取り出して検査部内の載置台に受け渡すと共に、視野が下向きの上側撮像ユニットにより基板の表面を撮像すると共に、載置台側に設けられ、視野が上向きの下側撮像ユニットによりプローブカードのプローブを撮像し、制御部により撮像結果に基づいて基板の被検査チップの電極パッドとプローブカードのプローブとが接触する座標位置を求め、電極パッドとプローブとを接触させて被検査チップの電気的特性を検査する装置において、
    前記検査部は、
    互いに平面方向に離間して配置された2個のプローブカードと、
    前記基板搬送手段により基板が受け渡され、平面上での縦横に移動自在及び高さ方向に移動自在な2個の載置台と、
    前記2個のプローブカードの配列方向に移動自在に構成され、前記2個の載置台に各々載置される基板に対して共用化された上側撮像ユニットと、を有し、
    基板表面の撮像時及びプローブの撮像時の少なくとも一方における、一方の載置台の移動領域の一部と他方の載置台の移動領域の一部とが重なるように設定され、
    前記制御部は、一方の載置台上の基板に対してプローブカードによる検査が行われている間に他方の載置台上の基板に対して撮像を行うように前記載置台及び撮像ユニットを制御する機能を備えたことを特徴とするプローブ装置。
  2. 前記検査部として、第1の検査部及び第2の検査部が設けられ、
    前記制御部は、第1の検査部の一方の載置台、第2の検査部の一方の載置台、第1の検査部の他方の載置台及び第2の検査部の他方の載置台の順に基板収納部から基板を搬送するように基板搬送手段を制御する機能を備えたことを特徴とする請求項1記載のプローブ装置。
  3. 前記第1及び第2の検査部は、第1の検査部の2個のプローブカードと第2の検査部の2個のプローブカードとが一列になるように配置され、基板搬送手段は、これら検査部に対して共用化されていることを特徴とする請求項2に記載のプローブ装置。
  4. 前記検査部において、前記移動領域の一部同士が互いに重なる撮像作業を一方の載置台が行っているときには、当該検査部の他方の載置台の移動が禁止されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載のプローブ装置。
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