JPH1167855A - ウエハテスト用搬送装置及びそのウエハテスト方法 - Google Patents

ウエハテスト用搬送装置及びそのウエハテスト方法

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JPH1167855A
JPH1167855A JP22953597A JP22953597A JPH1167855A JP H1167855 A JPH1167855 A JP H1167855A JP 22953597 A JP22953597 A JP 22953597A JP 22953597 A JP22953597 A JP 22953597A JP H1167855 A JPH1167855 A JP H1167855A
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JP
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wafer
test
tester
wafer stage
transfer device
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JP22953597A
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Shigeharu Hirose
茂春 広瀬
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のテスターでテストが必要な場合でも、
ウエハカセットへの出し入れ、ウエハステージ用パラメ
ータのセット、ウエハアライメントが1回で済み、作業
効率の向上を図ることができるウエハテスト用搬送装置
及びそのテスト方法を提供する。 【解決手段】 ウエハテストを行うウエハ搬送装置にお
いて、複数のテスター接続用開口部2,12と、これら
の複数のテスター接続用開口部2,12にそれぞれ接続
されるテスター9,15と、前記複数のテスター接続用
開口部2,12間をウエハステージ3が移動可能なウエ
ハステージ移動用レール4と、テスト結果記憶部10
と、アライメント補正値記憶部11とを備え、1台のウ
エハ搬送装置1内で複数のテストを実行できるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体をウエハ状
態でテストする場合において、複数のテスターでテスト
する場合のウエハテスト用搬送装置及びそのウエハテス
ト方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のウエハテスト方法を示す装
置の構成図であり、図3(a)はテスターA側の構成
図、図3(b)はテスターB側の構成図である。これら
の図において、101はウエハ搬送装置A、102はウ
エハステージ駆動部、103はウエハステージ、104
はウエハ、105はプローブカード、106はテストヘ
ッド、107はテスターA、108はウエハ供給用カセ
ット、109はウエハ収納用カセット、110はウエハ
搬送装置B、111はテスターB、112はウエハ供給
用カセット、113はウエハ収納用カセットである。
【0003】従来、機能の異なる回路が混載された半導
体ウエハのテストにおいて、1台のテスターでは全ての
テストができない場合、図3に示すように、まず、テス
ターA107側において、ウエハ搬送装置A101とテ
スターA107を接続して、テスターA107でテスト
できる機能をテストし、次に、ウエハ104を別のテス
トシステムであるテスターB111側に移し、テスター
B111でテストできる機能をテストするというよう
に、複数のテスターでそれぞれ独立したテストシステム
でテストしなければならなかった。
【0004】以下、従来方法での処理フローを図4に示
す。なお、これは図3に示すテスターA107側での処
理フローを示したものである。 (1)まず、ウエハ供給用カセット108にウエハ10
4をセットする(ステップS100)。 (2)次に、ウエハ搬送装置A101にウエハテストの
ためのパラメータを入力し(ステップS101)、ウエ
ハ104をウエハステージ103に載せ、ウエハプリア
ライメントを行う(ステップS102)。
【0005】(3)次に、プローブカード105とウエ
ハ104内のパッドは通常ずれているため、プローブカ
ード105針合わせを行う(ステップS103)。以上
でウエハテストのための初期設定が完了する。 (4)次いで、ウエハ供給用カセット108よりウエハ
104を1枚取り出し(ステップS104)、ウエハ1
04のアライメントを実行し(ステップS105)、ウ
エハ104内の最初のチップからテストをスタートする
(ステップS106)。そのチップのテストが終了すれ
ば、ウエハステージ103を動かし、次のチップにテス
トが移る。ウエハ104内全チップのテストが終了する
まで、この処理を繰り返す(ステップS106〜10
7)。
【0006】(5)次に、ウエハ104内全チップのテ
ストが終了すれば、そのウエハ104をウエハ収納用カ
セット109に収納する(ステップS108)。 (6)次に、テストすべきウエハ104がウエハ供給用
カセット108にまだ残っている場合、そこからウエハ
104を取り出し(ステップS104)、先程と同様に
処理フローステップS105〜108を全ウエハ104
が終了するまで繰り返す(ステップS109)。
【0007】(7)次に、テスターA側の処理が全て終
了すれば、ウエハ収納用カセット109内にあるウエハ
104をウエハテスターB111側のウエハ供給カセッ
ト112に移し、図4で示す処理フローと同様な処理を
テスターB側でも実行する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上述
べた従来のテスト方法では、テスターA107側で全ウ
エハ104のテストが終了した後、今度はテスターB1
11側でウエハテストをするために、ウエハ搬送装置A
101よりウエハを取り出し、ウエハ搬送装置B110
側に移動させ、再び、各種パラメータの設定やウエハア
ライメント等のセットアップ作業や、テスト結果データ
の転送が必要であった。
【0009】本発明は、上記問題点を除去し、複数のテ
スターでテストが必要な場合でも、ウエハカセットへの
出し入れ、ウエハステージ用パラメータのセット、ウエ
ハアライメント等が1回で済み、作業効率の向上を図る
ことができるウエハテスト用搬送装置及びそのウエハテ
スト方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕ウエハテストを行うウエハ搬送装置において、複
数のテスター接続用開口部と、この複数のテスター接続
用開口部にそれぞれ接続されるテスターと、前記複数の
テスター接続用開口部間をウエハステージが移動可能な
ウエハステージ移動用レールと、テスト結果記憶部と、
アライメント補正値記憶部とを備え、1台のウエハ搬送
装置内で複数のテストを実行できるようにしたものであ
る。
【0011】このように、本発明によれば、複数のテス
ターにドッキングできるよう、ウエハテスト用搬送装置
に複数のテスターを設け、その間をウエハステージが移
動できる構造にしたので、複数のテスターでテストが必
要な場合でも、ウエハカセットへの出し入れ、ウエハス
テージ用パラメータのセット、ウエハアライメント等が
1回で済み、作業効率の向上を図ることができる。
【0012】また、このウエハ搬送装置内にテスト結果
記憶部を設けることにより、1回目のテスト結果を、別
のウエハ搬送装置に転送する必要がなくなる。 〔2〕ウエハテスト方法において、複数のテスターにド
ッキングできるよう、ウエハテスト用搬送装置に複数の
テスター接続用開口部を設け、このテスター接続用開口
部間をウエハステージを移動させ、複数のテスターでテ
ストが必要な場合、ウエハカセットへの出し入れ、ウエ
ハステージ用パラメータのセット、ウエハアライメント
を1回で実施するようにしたものである。
【0013】このように、本発明によれば、1台のウエ
ハテスト搬送装置の中で、複数のテストが可能になった
ため、従来方法のように、テスター毎に実施していたセ
ットアップ作業やウエハカセットの移動、前回のテスト
結果データの転送などの作業がなくなり、テスト効率の
向上を図ることができる。また、カセットの移動やテス
ト結果データの転送等、人手を介した作業もなくなり、
人的ミスもなくすことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施例を示すウエハテスト用搬送装置の構成図である。
この図において、1はウエハ搬送装置、2はテスターA
接続用開口部、3はウエハステージ、4はウエハステー
ジ移動用レール、5はウエハ、6はウエハ供給用カセッ
ト、7はA側プローブカード、8はA側テストヘッド、
9はテスターA、10はテスト結果記憶部、11はアラ
イメント補正値記憶部、12はテスターB接続用開口
部、13はB側プローブカード、14はB側テストヘッ
ド、15はテスターB、16はウエハ収納用カセットで
ある。
【0015】このように、ウエハ搬送装置1は、テスタ
ーA接続用開口部2とテスターB接続用開口部12を備
えている。ウエハステージ3はウエハステージ移動用レ
ール4により、テスターA接続用開口部2とテスターB
接続用開口部12の直下の間を移動することができる。
また、プローブカード7(13)はテスター接続用開口
部2(12)を通して、テストヘッド8(14)に接続
され、そのテストヘッド8(14)はそれぞれテスター
9(15)にケーブルで接続されている。
【0016】更に、テスト結果記憶部10はテスターA
9でのテスト結果を格納する記憶部であり、アライメン
ト補正値記憶部11はウエハステージ3とプローブカー
ド7(13)の位置補正値を格納する記憶部である。テ
ストするウエハ5はウエハ供給用カセット6より供給さ
れ、全てのテストが終了すれば、ウエハ収納用カセット
16に収納される。
【0017】以下、このウエハテスト用搬送装置の動作
を、図2のフローチャートに沿って説明する。 (1)まず、テストするウエハ5をウエハ供給用カセッ
ト6にセットする(ステップS10)。 (2)次に、ウエハ5をテストするために、ウエハ搬送
装置1にチップサイズ、ウエハアライメントパラメータ
等の情報をインプットする(ステップS11)。
【0018】そして、ウエハ5をウエハステージ3に載
せ、ウエハ搬送装置1はステップS11で入力した情報
をもとに、ウエハ5のプリアライメントを実行する(ス
テップS12)。次に、A側プローブカード7とウエハ
5の位置関係は、セットアップした状態では、通常ずれ
ているため、A側プローブカード7の針位置とチップ内
のテスト用パッドが合うように、ウエハステージ3の位
置調整を行う(ステップS13)。
【0019】ここまでの処理フローは、図4の従来方式
のフローステップS100〜103と同じである。 (3)次に、ウエハステージ移動用レール4に沿って、
ウエハステージ3をテスターB15側に動かし、B側プ
ローブカード13の針位置とウエハ5との位置調整を行
う。この補正値はアライメント補正値記憶部11に格納
しておく(ステップS14)。
【0020】これで、テストするためのセットアップが
完了する。 (4)次に、ウエハ供給用カセット6よりウエハ5を1
枚取り出し(ステップS15)、ウエハステージ3上に
載せ、ウエハ5のアライメントを行う(ステップS1
6)。アライメントが終了すれば、ウエハ5内の最初の
チップとA側プローブカード7が接触するように、ウエ
ハステージ3が移動し、最初のチップのテストを始める
(ステップS17)。このチップのテストが終了する
と、ウエハステージ3が移動し、次のチップにテストが
移る。ウエハ5内全チップのテストが終了するまで、こ
の動作を繰り返す(ステップS17〜18)。この時、
各チップのテスト結果はテスト結果記憶部10に格納さ
れる。
【0021】(5)1枚目のウエハ5内の全チップのテ
ストが終了すると、ウエハステージ3はウエハ5を載せ
たまま、ウエハステージ移動用レール4上をテスターB
15のテストヘッド14直下まで移動する(ステップS
19)。そして、テスターBのもとでテストが始まる
が、この時、ウエハテスト用のパラメータのセットやウ
エハアライメントはテスターA9側のテスト時にすでに
実施し(ステップ11,16)、アライメント補正値は
アライメント補正値記憶部11に格納されているため、
改めてセットする必要がなく、すぐにウエハ5内の最初
のチップからテストを始めることができる(ステップ2
0)。
【0022】(6)また、テスターA9側のテスト結果
がテスト結果記憶部10に格納されているので、テスト
結果記憶部10を参照することにより、例えば、テスタ
ーA9側で不良と判定されたチップは、テスターB15
側のテストをスキップすることができる。 (7)一つのチップのテストが終了すると、次のチップ
のテストのため、ウエハステージ3が移動し、ウエハ5
内全チップのテストが終了するまで、この動作を繰り返
す(ステップS20〜21)。
【0023】(8)全チップのテストが終了すると、こ
のウエハ5はウエハ収納用カセット16に収納される
(ステップS22)。 (9)次に、ウエハステージ3がテスターA9側に戻
り、ウエハ供給用カセット6より2枚目のウエハ5を取
り出し、処理フローステップS15以下の処理を1枚目
のウエハ5と同様に行い、全ウエハ5が終了するまで、
これらの処理を繰り返す(ステップS15〜23)。
【0024】このように、複数のテスターにドッキング
できるよう、ウエハテスト用搬送装置に複数のテスター
開口部を設け、その間をウエハステージが移動できる構
造にしたため、複数のテスターでテストが必要な場合で
も、ウエハカセットへの出し入れ、ウエハステージ用パ
ラメータのセット、ウエハアライメント等が1回で済
み、作業効率の向上を図ることができる。
【0025】また、このウエハ搬送装置内にテスト結果
記憶部を設けることにより、1回目のテスト結果を、別
のウエハ搬送装置に転送する必要がなくなる。このよう
に、1台のウエハテスト搬送装置の中で、複数のテスト
が可能になったため、従来方法のように、テスター毎に
実施していたセットアップ作業やウエハカセットの移
動、前回のテスト結果データの転送などの作業がなくな
り、テスト効率の向上を図ることができる。また、カセ
ットの移動やテスト結果データの転送等、人手を介した
作業もなくなり、人的ミスもなくすことができる。
【0026】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)請求項1記載の発明によれば、複数のテスターに
ドッキングできるよう、ウエハテスト用搬送装置に複数
のテスターを設け、その間をウエハステージが移動でき
る構造にしたので、複数のテスターでテストが必要な場
合でも、ウエハカセットへの出し入れ、ウエハステージ
用パラメータのセット、ウエハアライメント等が1回で
済み、作業効率の向上を図ることができる。
【0027】また、このウエハ搬送装置内にテスト結果
記憶部を設けることにより、1回目のテスト結果を、別
のウエハ搬送装置に転送する必要がなくなる。 (2)請求項2記載の発明によれば、1台のウエハテス
ト搬送装置の中で、複数のテストが可能になったため、
従来方法のように、テスター毎に実施していたセットア
ップ作業やウエハカセットの移動、前回のテスト結果デ
ータの転送などの作業がなくなり、テスト効率の向上を
図ることができる。
【0028】また、カセットの移動やテスト結果データ
の転送等、人手を介した作業もなくなり、人的ミスもな
くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すウエハテスト用搬送装置
の構成図である。
【図2】本発明の実施例を示すウエハテスト用搬送装置
の動作フローチャートである。
【図3】従来のウエハテスト方法を示す装置の構成図で
ある。
【図4】従来のウエハテスト用搬送装置の動作フローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 ウエハ搬送装置 2 テスターA接続用開口部 3 ウエハステージ 4 ウエハステージ移動用レール 5 ウエハ 6 ウエハ供給用カセット 7 A側プローブカード 8 A側テストヘッド 9 テスターA 10 テスト結果記憶部 11 アライメント補正値記憶部 12 テスターB接続用開口部 13 B側プローブカード 14 B側テストヘッド 15 テスターB 16 ウエハ収納用カセット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハテストを行うウエハ搬送装置にお
    いて、(a)複数のテスター接続用開口部と、(b)該
    複数のテスター接続用開口部にそれぞれ接続されるテス
    ターと、(c)前記複数のテスター接続用開口部間をウ
    エハステージが移動可能なウエハステージ移動用レール
    と、(d)テスト結果記憶部と、(e)アライメント補
    正値記憶部とを備え、(f)1台のウエハ搬送装置内で
    複数のテストを実行できるようにしたことを特徴とする
    ウエハテスト用搬送装置。
  2. 【請求項2】 ウエハテスト方法において、 複数のテスターにドッキングできるよう、ウエハテスト
    用搬送装置に複数のテスター接続用開口部を設け、該テ
    スター接続用開口部間をウエハステージを移動させ、複
    数のテスターでテストが必要な場合、ウエハカセットへ
    の出し入れ、ウエハステージ用パラメータのセット、ウ
    エハアライメントを1回で実施することを特徴とするウ
    エハテスト方法。
JP22953597A 1997-08-26 1997-08-26 ウエハテスト用搬送装置及びそのウエハテスト方法 Withdrawn JPH1167855A (ja)

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