JP5292786B2 - セキュリティ管理システム及びセキュリティレベル制御プログラム - Google Patents
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Description
このようなセキュリティレベルの制御方法には次のような問題がある。
特許文献1では、温度を検知する温度センサ、煙の濃度を検知する煙センサなどの各種センサからの情報に基づいて、セキュリティレベルの変更を行なうセキュリティシステムが示されている。
最小限に抑えることを可能としたセキュリティ管理システム、および、セキュリティレベル制御プログラムを提供することを目的とする。
図1は、本発明の一実施形態に係る入退室管理システム(セキュリティ管理システム)の一構成例を示す図である。
休憩室の出入口近くに設置された認証装置1ではセキュリティレベルは低く設定され、開発室やマシン室の出入口近くに設置された認証装置2、3ではセキュリティレベルは高く設定されている。
図2Aは、本発明の一実施形態に係る入退室管理システムを含む施設内システム全体の構成を示す図である。
また、図2Aでは、CO2センサ15が端末装置(入退室端末とは異なる)16に接続されたセンサ端末が実験室13内に設置されている。また、温度センサ23が端末装置(入退室端末とは異なる)24に接続されたセンサ端末がバイオ実験室21内に設置されている。
図2Bに示すように、入退室管理サーバ31は、設備情報管理データベース(以下、単にDBという)32、セキュリティレベル情報DB41、センサ適正範囲情報DB51、認証DB54、避難経路DB56、セキュリティ管理レベルDB58、センサ実測値情報DB61、災害発生状況DB64によって構成されるDB群、および、そのDB群からデータを読み出したり、そのDB群の一部のデータ項目を変更したりする各種ユニット(認証手段設定部71、優先キー変更部72、異常発生状態変更部73、避難経路取得部74、第1セキュリティレベル変更部75、第2セキュリティレベル変更部76、第3セキュリティレベル変更部77、通信インターフェイス部78)を備える。なお、図において、セキュリティ管理レベルDB58は管理者の退出処理によってセキュリティレベルを復旧させる場合に必要となる選択的な構成要素である。
スケジュール情報テーブルの数に等しい複数の優先キーの値が存在することになり、その入退室端末に対しどの優先キーの値を適用するのかが不明瞭となる。
(優先キーの優先順位)
優先キーを次の3つのカテゴリーに分ける。
1.基準値(平常時の値)・・・「エリアA」、「エリアB」、「時間」
2.異常時の値1(異常の発生位置近辺であることを示す値)・・・「CO2濃度」、「温度」
3.異常時の値2(発生した異常の避難経路上にあることを示す値)・・・「異常時」
そして次のルールにより統合結果の優先キーを決める。
(ルール1)基準値と異常時の値1とが競合した場合、異常時の値1を優先する。
(ルール2)基準値と異常時の値2とが競合した場合、異常時の値2を優先する。
(ルール3)異常時の値1と異常時の値2とが競合した場合、異常時の値2を優先する。
第1セキュリティレベル変更部75は、時間帯が変わったことをトリガとして起動され、優先キー変更部72を制御して各スケジュール情報テーブル上の前時間帯に対応する行の優先キーをスケジュール情報基準値テーブル44に示される基準値に戻すとともに、各スケジュール情報テーブル上の現時間帯に対応する行を一時的なデータ(図3Bまたは図3Cに示すような入退室端末毎優先キー情報テーブル)として取得し、スケジュール情報テーブル毎に取得されたそれら一時的なデータを上述したように統合して図4Aまたは図4Bに示すように処理結果のデータ(入退室端末毎優先キー情報統合テーブル)として認証手段設定部71に通知する。
や図4Bのフォーマットに変換してから変換結果を通知してもよい。
異常発生状態変更部73は、異常発生状態テーブルに記憶される入退室端末毎の異常発生状態を変更する。異常発生状態テーブルでは、すべての入退室端末の異常発生状態はオフに初期化されている。入室端末または退室端末の近くに設置されたセンサ端末が異常な値を計測すると、その入室端末または退室端末の異常発生状態がオンになるように異常発生状態変更部73は制御を行なう。
図5において、一般事務室91と92が施設の入口に近い側に設けられており、実験室93に入室するには必ず一般事務室91を通らなければならない。また、実験室94に入室するには必ず一般事務室92を通らなければならない。また、バイオ実験室95に入室するには必ず一般事務室92、実験室94を通らなければならない。
一般事務室92は、施設の入口に近い側に3つの出入口を有しており、施設の入口側から一般事務室92に入室するには、この3つの出入口に設置された入室端末EN_4、EN_5、またはEN_6による認証処理が行われる。施設の入口に近い側の3つの出入口を通って一般事務室92から退室する場合は(退室時の)認証処理は行わない。
実験室94の一部がバイオ実験室95になっている。実験室94とバイオ実験室95との間に設けられた出入口には、入室端末EN_9と退室端末EX_3とが設置される。バ
イオ実験室95に(実験室94から)入室する際には入室端末EN_9による認証処理が行われ、バイオ実験室95から(実験室94に)退室する際には退室端末EX_3による認証処理が行われる。
図6は、入退室端末情報テーブル33のデータ構造を示す図である。
図6に示すように、このテーブル33では、入室端末と退室端末の名称が、それぞれのアドレスと対応付けられている。
図7に示すように、このテーブル34では、センサ端末の名称が、それぞれのアドレスと対応付けられている。
図8に示すように、このテーブル35では、センサ端末がその近くに設置された入室端末または退室端末(双方の場合もある)と対応付けられている。
図9に示すように、このテーブル36では、施設内の出入口の一方の側に設けられた入室端末と他方の側に設けられた退室端末とが対応付けられている。なお、退室端末は機密情報が存在する実験室など一部の部屋にしか設けられていないため、テーブル36上で、退室端末の欄が空欄になっている行もある。
図10に示すように、このテーブル42は、常時(時間帯に関係なく)セキュリティレベルを一定とすべきエリアとセキュリティレベルとを対応付けている。このテーブル42では、エリアAは常時(時間帯に関係なく)セキュリティレベル=「低」に設定するエリアであり、エリアBは常時(時間帯に関係なく)セキュリティレベル=「高」に設定するエリアである。
図11に示すように、このテーブル43は、時間帯とセキュリティレベルとを対応付けている。
図12に示すスケジュール情報基準値テーブル44は、それぞれの入退室端末に対し、それぞれの時間帯で、基準となるセキュリティレベル(平常時(非異常時)のセキュリティレベル)を決めるに際して、図10のエリア情報テーブル42、図11の時間帯情報テーブル43のうちのどのテーブルを適用するかを、オペレータがUI(ユーザインターフェイス)部(不図示)を用いて優先キーの値を指定することで作成する。
施設毎に災害が発生した場合(異常な値が検出された場合)の復旧時間の目安をこのテーブル46に示される項目(時間A、時間B)のうちから、オペレータがUI(ユーザインターフェイス)部(不図示)を用いて指定する。例えば、「時間A」が指定された場合、後述の図23では、現在時刻を含む現時間帯とその次の時間帯の2時間帯分が後述の優先キーを変更する対象の時間帯となる。また、「時間B」が指定された場合、後述の図23では、現在時刻を含む現時間帯とそれに続く9つの時間帯の10時間帯分が後述の優先キーを変更する対象の時間帯となる。
いずれかのセンサ端末により異常が検出されると、そのセンサ端末に対応付けられる入退室端末を含んだ所定範囲の入退室端末が避難経路として取得されるが、その避難経路で、そのセンサ端末に対応付けられる入退室端末以外の入退室端末については、後述の図23のスケジュール情報テーブル上の優先キーが「異常時」に変更される。優先キーが「異常時」である入退室端末のセキュリティレベルは図14の異常時情報テーブル47に示されるように、「低」に設定される。
図15に示すように、このテーブル52では、CO2濃度の範囲(適正範囲(この場合、0.5%以下)、適正範囲外の範囲(この場合、0.5%以上))とセキュリティレベルとが対応付けられている。
図16に示すように、このテーブル53では、温度の範囲(適正範囲(この場合、20度以上かつ25度以下)、適正範囲外の範囲(この場合、20度以下または25度以上))とセキュリティレベルとが対応付けられている。
図17に示すように、このテーブル55は、セキュリティレベルと、認証に使用するデータ(すなわち認証手段)とを対応付けている。
図18に示す避難経路情報テーブル57では、異常な値を計測したセンサ端末と、避難経路とが対応付けられている。出入口の一方の側と他方の側に設置される入室端末と退室端末を表す(入室端末名、退室端末名)の組が、施設の入口に近い側から施設の奥に向かって、そのセンサ端末に対応する入退室端末の組を含んで1以上の組並ぶことにより避難経路が構成される。
図19は、人物情報テーブル59のデータ構造を示す図である。
図20に示すように、このテーブル62では、各センサ端末からのCO2濃度の実測値(最新のデータ)が保持される。
図21に示すように、このテーブル63では、各センサ端末(この例では1台のセンサ端末)からの温度の実測値(最新のデータ)が保持される。
本実施形態では、異常な値があるセンサ端末で計測された場合、そのセンサ端末に対応する避難経路に含まれる入退室端末について、セキュリティレベルを下げているが、そのような制御を行った入退室端末については、図22に示す異常発生状態テーブル65上の値すなわち異常発生状態が初期値(オフ)からオンに変更される。
・時間の経過(後述の図24のフローチャート参照)。
・異常発生状態がオンである退室端末で、利用者による退室処理が行われた場合(後述の図25のフローチャート参照)。
いずれかのセンサ端末により異常が検出されると、その異常に対し、災害IDが付与され、その災害IDに対し、図12のスケジュール情報基準値テーブル44をコピーした図23に示すスケジュール情報テーブルが対応付けられる。そして、スケジュール情報テーブル上で、異常が検出されたセンサ端末に関連する入退室端末の優先キーの変更処理(後述)が行われる。
このフローチャートは、施設内で1以上の異常が発生していることを前提としているた
め、ステップS103〜S108の処理が最低でも1回は実行されるものと仮定している。したがって、ステップS102で指定位置に有効なデータがないと判定される場合(S102の判定結果がNoの場合)は、すべての災害に関する情報が後述のステップS107で入退室端末毎優先キー情報統合テーブル上にすでに反映されている場合である。この場合、ステップS109に進む。
の更新が行われる。ステップS107が2回目以降に実行される場合には、取得した一時的なテーブルと、入室退室端末毎優先キー情報統合テーブルとの「演算」が直ちに行われることで、その入室退室端末毎優先キー情報統合テーブルの更新が行われる。
ステップS108から制御を渡されたステップS102では、災害IDテーブル65の(インクリメントされた)指定位置に有効なデータがあるかどうかが判定される。ステップS102で指定位置に有効なデータがないと判定される場合(S102の判定結果がNoの場合)は、ステップS109において、ステップS107で更新された入室退室端末毎優先キー情報統合テーブル上に設定される優先キーが示す図10のエリア情報テーブル42、図11の時間帯情報テーブル43、図14の異常時情報テーブル47、図15のCO2濃度適正範囲情報テーブル52、図16の温度適正範囲情報テーブル53を参照して、現時間帯における各入退室端末のセキュリティレベルが取得される。
一方、ステップS202で上書きされた実測値中に新たな異常な値があると判定された場合(S202の判定結果がYesの場合)、ステップS203において、新たに検出された災害に対し、災害IDを割り振り、図12のスケジュール情報基準値テーブル44をコピーして、図23のスケジュール情報テーブルを生成して、その生成したスケジュール情報テーブルをその災害IDにリンクさせる。また、図22の異常発生状態テーブルを生成して、生成したスケジュール情報テーブルにリンクさせる。
ステップS205に続くステップS206では、優先キーを変更した入室端末および退室端末について、図22の異常発生状態テーブル上の異常発生状態をオンに設定する。
がオフに設定されていると判定され、かつ、すべての入退室端末において優先キーが「CO2濃度」、「温度」、および「異常時」のいずれにも設定されていないと判定された場合、次の災害IDの処理に進む。
図18を参照すると、センサ端末SN_3に対応する避難経路は、施設の入口に近い側から、入室端末EN_8、退室端末EX_2、入室端末EN_9、退室端末EX_3により構成されている。したがって、図13の優先キー変更時間が24時間に設定されていれば、図27Aに示すように、スケジュール情報テーブル上で、センサ端末SN_3に対応付けられていない、入室端末EN_8、退室端末EX_2、入室端末EN_9の優先キーがすべての時間帯において「異常時」に変更され、センサ端末SN_3に対応付けられている退室端末EX_3の優先キーがすべての時間帯において「温度」に変更される。
この場合、図18を参照すると、センサ端末SN_2に対応する避難経路は、施設の入口に近い側から、入室端末EN_8、退室端末EX_2、入室端末EN_9、退室端末EX_3により構成されている。したがって、図13の優先キー変更時間が24時間に設定されていれば、図28Aに示すように、スケジュール情報テーブル上で、センサ端末SN_2に対応付けられていない、入室端末EN_8、退室端末EX_3の優先キーがすべての時間帯において「異常時」に変更され、センサ端末SN_2に対応付けられている、退室端末EX_2、入室端末EN_9の優先キーがすべての時間帯において「CO2濃度」に変更される。
理部(図2Bでは不図示)により実行され、上記セキュリティレベル変更処理は、実行基盤としての第3セキュリティレベル変更部77が認証手段設定部71、優先キー変更部72、異常発生状態変更部73、避難経路取得部74を制御して各DBからデータを読み出したり、各DBにデータを書き込んだりすることにより実行される
図29において、利用者のICカード(のデータ)が入室端末または退室端末により読まれたことをトリガとして一連の処理が起動される。
一方、ステップS306で対象端末が退室端末であると判定された場合(S306の判定結果がYesの場合)、ステップS307において、災害IDテーブル65の指定位置(先頭位置が初期値として与えられる)に有効なデータがあるかどうかが判定される。
一方、ステップS308で対象端末の異常発生状態がオンに設定されていると判定された場合(ステップS308の判定結果がYesの場合)、ステップS309において、図18の避難経路情報テーブル57上の右欄の避難経路のうちで、対象端末を含むすべての
避難経路が取得される。そして、取得された避難経路を経路解析処理が経路解析処理実行部(不図示)により行われる。
一方、ステップS310で最終退室であると判定された場合(ステップS310の判定結果がYesの場合)、ステップS311において、ステップS309で経路解析処理により特定された対象端末、対象端末に対応付けられた入室端末、奥側に設置される入退室端末について、図12のスケジュール情報基準値テーブル44を参照して、優先キーをすべての時間帯で基準値に戻すとともに、異常発生状態をオフに設定し、ステップS312に進む。
ステップS313から制御を渡されたステップS307では、災害IDテーブル65の(インクリメントされた)指定位置に有効なデータがあるかどうかが判定される。ステップS307で指定位置に有効なデータがないと判定される場合(S307の判定結果がNoの場合)は、ステップS314において、ステップS312で更新された入室退室端末毎優先キー情報統合テーブル上に設定される優先キーが示す図10のエリア情報テーブル42、図11の時間帯情報テーブル43、図14の異常時情報テーブル47、図15のCO2濃度適正範囲情報テーブル52、図16の温度適正範囲情報テーブル53を参照して、現時間帯における各入退室端末のセキュリティレベルが取得される。
が高い人物の退出を契機として、退室端末のセキュリティレベルを復旧させることも可能である(図2Bのブロック図には、この構成に対応したセキュリティ管理レベルDB58が含まれている)。
本発明の処理のためのプログラム(セキュリティレベル制御プログラム)やデータは、コンピュータ110の記憶装置111からコンピュータ110のメモリにロードして実行することも、可搬型記憶媒体113からコンピュータ110のメモリにロードして実行することも、また、外部記憶装置114からネットワーク115を介してコンピュータ110のメモリにロードして実行することも可能である。
(付記1) 管理対象エリアに出入りする際に適用するセキュリティレベルを管理条件毎に記憶するセキュリティレベル記憶部と、
前記管理対象エリア毎に前記セキュリティレベル記憶部に記憶される管理条件のうちの1つを記憶する管理対象エリア毎管理条件記憶部と、
前記管理対象エリアにおいて異常を検出した場合に、前記管理対象エリア毎管理条件記憶部上の、該異常を検出した管理対象エリアの管理条件を該異常に対応する第1の管理条件に変更する第1の変更手段と、
前記第1の変更手段により管理条件が異常に対応する第1の管理条件に変更された管理対象エリアにおいて、所定の利用者の退出処理があった場合に、該管理対象エリアの管理条件を平常時の管理条件に戻す第2の変更手段と、
前記セキュリティレベル記憶部と前記管理対象エリア毎管理条件記憶部とを参照して、前記管理対象エリアのセキュリティレベルを制御するセキュリティレベル制御手段と、を備えることを特徴とするセキュリティ管理システム。
(付記2) 前記管理対象エリアを含む避難経路を記憶する避難経路情報記憶部をさらに備え、
前記第1の変更手段は、前記管理対象エリアにおいて異常を検出した場合に、前記避難経路情報記憶部を参照して、該異常を検出した管理対象エリアを含む避難経路を取得し、該取得した避難経路上の、該異常を検出した管理対象エリア以外の管理対象エリアの管理条件を該異常に対応する第2の管理条件に変更する、ことを特徴とする付記1記載のセキュリティ管理システム。
(付記3) 前記避難経路情報記憶部には、各管理対象エリアを含む施設の入口側から奥の方へ、または、その逆へ各管理対象エリアが並べられて避難経路が記憶され、
前記第2の変更手段は、前記第1の変更手段により管理条件が異常に対応する第1または第2の管理条件に変更された管理対象エリアにおいて、所定の利用者の退出処理があった場合に、該管理対象エリアおよび該管理対象エリアより奥に位置する管理対象エリアについて、管理条件を平常時の管理条件に戻す、ことを特徴とする付記2記載のセキュリティ管理システム。
(付記4) 複数の管理対象エリアにおいて複数の異常を検出した場合に、前記管理対象エリア毎管理条件記憶部を該検出した異常毎に生成するとともに、
所定の管理対象エリアにおいて、前記異常に対応する第2の管理条件と、前記平常時の管理条件とが競合した場合には、前記異常に対応する第2の管理条件を優先し、
前記異常に対応する第1の管理条件と、前記平常時の管理条件とが競合した場合には、前記異常に対応する第1の管理条件を優先し、
前記異常に対応する第1の管理条件と、前記異常に対応する第2の管理条件とが競合した場合には、前記異常に対応する第2の管理条件を優先することで、前記所定の管理対象エリアにおける管理条件を一意に決定することを特徴とする付記2または3記載のセキュリティ管理システム。
(付記5) 前記所定の利用者とは、最終退出者または管理者であることを特徴とする付記1または3記載のセキュリティ管理システム。
(付記6) 前記異常に対応する第1の管理条件とは、前記異常が解消されたかどうかを判定して、前記異常を検出した管理対象エリアのセキュリティレベルを決めることであることを特徴とする付記1記載のセキュリティ管理システム。
(付記7) 前記異常に対応する第2の管理条件とは、セキュリティレベルを避難時用の値とすることであることを特徴とする付記2記載のセキュリティ管理システム。
(付記8) 複数の管理対象エリアを有する施設内の、各管理対象エリアのセキュリティレベルを制御する処理をコンピュータに実行させるセキュリティレベル制御プログラムにおいて、
管理対象エリアにおいて異常を検出した場合に、該異常を検出した管理対象エリアのセキュリティレベルを該異常が持続しているか解消されたかに応じた値に変更し、管理対象
エリア毎にセキュリティレベルを記憶する第1記憶手段に書き込むステップ1と、
前記ステップ1で異常を検出した管理対象エリアにおいて、所定の利用者の退出処理があった場合に、該管理対象エリアのセキュリティレベルを平常時の値に戻すステップと、を前記コンピュータに実行させることを特徴とするセキュリティレベル制御プログラム。(付記9) 前記管理対象エリアにおいて異常を検出した場合に、管理対象エリア毎に避難経路を記憶する第2記憶手段から読みだされた避難経路を参照して、該異常を検出した管理対象エリアを含む避難経路を取得するステップと、
該取得した避難経路上の、該異常を検出した管理対象エリア以外の管理対象エリアのセキュリティレベルを避難時用の値に変更するステップ2と、をさらに備えることを特徴とする付記8記載のセキュリティレベル制御プログラム。
(付記10) 前記ステップ1または前記ステップ2においてセキュリティレベルが変更された管理対象エリアにおいて、所定の利用者の退出処理があった場合に、該管理対象エリアおよび該管理対象エリアより前記施設の奥に位置する管理対象エリアについて、セキュリティレベルを平常時の値に戻す、ことを特徴とする付記9記載のセキュリティレベル制御プログラム。
4、31 入退室管理サーバ
11、91、92 一般事務室
12、14、22 認証装置(入退室端末)
13、93、94 実験室
15 CO2センサ
16、24 端末装置
21、95 バイオ実験室
23 温度センサ
25 施設管理サーバ
26 施設内LAN
32 設備情報管理DB
33 入退室端末情報テーブル
34 センサ端末情報テーブル
35 入退室端末センサ端末対応テーブル
36 入室端末退室端末対応テーブル
41 セキュリティレベル情報DB
42 エリア情報テーブル
43 時間帯情報テーブル
44 スケジュール情報基準値テーブル
46 優先キー変更時間情報テーブル
47 異常時情報テーブル
51 センサ適正範囲情報DB
52 CO2濃度適正範囲情報テーブル
53 温度適正範囲情報テーブル
54 認証DB
55 認証手段情報テーブル
56 避難経路DB
57 避難経路情報テーブル
58 セキュリティ管理レベルDB
59 人物情報テーブル
61 センサ実測値情報DB
62 CO2濃度実測値情報テーブル
63 温度実測値情報テーブル
64 災害発生状況DB
65 災害IDテーブル
66 スケジュール情報テーブル
68 異常発生状態テーブル
71 認証手段設定部
72 優先キー変更部
73 異常発生状態変更部
74 避難経路取得部
75 第1セキュリティレベル変更部
76 第2セキュリティレベル変更部
77 第3セキュリティレベル変更部
78 通信インターフェイス部
110 コンピュータ
111 記憶装置
113 可搬型記憶媒体
114 外部記憶装置
115 ネットワーク
Claims (4)
- 管理対象エリアに出入りする際に適用するセキュリティレベルを管理条件毎に設定し、管理対象エリア毎に管理条件を定めてセキュリティレベルを記憶するセキュリティレベル記憶部と、
前記管理対象エリアを含む避難経路を記憶する避難経路情報記憶部と、
前記管理対象エリアにおいて異常を検出した場合に、前記セキュリティレベル記憶部上の、該異常を検出した管理対象エリアの管理条件を該異常に対応する、前記異常が解消されたかどうかを判定して、前記異常を検出した管理対象エリアのセキュリティレベルを決める第1の管理条件に変更するとともに、前記避難経路情報記憶部を参照して、該異常を検出した管理対象エリアを含む避難経路を取得し、該取得した避難経路上の、該異常を検出した管理対象エリア以外の管理対象エリアの管理条件を該異常に対応する、セキュリティレベルを避難時用の値とする第2の管理条件に変更する第1の変更手段と、
前記第1の変更手段により管理条件が異常に対応する第1の管理条件に変更された管理対象エリアにおいて、所定の利用者の退出処理があった場合に、該管理対象エリアの管理条件を平常時の管理条件に戻す第2の変更手段と、
を備えることを特徴とするセキュリティ管理システム。 - 管理対象エリアに出入りする際に適用するセキュリティレベルを管理条件毎に記憶するセキュリティレベル記憶部と、
前記管理対象エリア毎に前記セキュリティレベル記憶部に記憶される管理条件のうちの1つを記憶する管理対象エリア毎管理条件記憶部と、
前記管理対象エリアを含む避難経路を記憶する避難経路情報記憶部と、
前記管理対象エリアにおいて異常を検出した場合に、前記避難経路情報記憶部を参照して、該異常を検出した管理対象エリアを含む避難経路を取得し、該取得した避難経路上の、該異常を検出した管理対象エリア以外の管理対象エリアの管理条件を該異常に対応する第2の管理条件に変更する変更手段と、
を備えることを特徴とするセキュリティ管理システム。 - 複数の管理対象エリアを有する施設内の、各管理対象エリアのセキュリティレベルを制御する処理をコンピュータに実行させるセキュリティレベル制御プログラムであって、
管理対象エリアにおいて異常を検出した場合に、該異常を検出した管理対象エリアのセキュリティレベルを該異常が持続しているか解消されたかに応じた値に変更し、管理対象エリア毎にセキュリティレベルを記憶する第1記憶手段に書き込むステップと、
前記管理対象エリアを含む避難経路を避難経路情報記憶部に書き込むステップと、
前記異常を検出した管理対象エリアにおいて、所定の利用者の退出処理があった場合に、該管理対象エリアのセキュリティレベルを平常時の値に戻すステップと、
前記管理対象エリアにおいて異常を検出した場合に、前記避難経路情報記憶部を参照して、該異常を検出した管理対象エリアを含む避難経路を取得し、該取得した避難経路上の、該異常を検出した管理対象エリア以外の管理対象エリアの管理条件を該異常に対応する第2の管理条件に変更するステップと、
を前記コンピュータに実行させることを特徴とするセキュリティレベル制御プログラム。 - 複数の管理対象エリアを有する施設内の、各管理対象エリアのセキュリティレベルを制御するコンピュータに、
前記管理対象エリアにおいて異常を検出した場合に、前記管理対象エリアを含む避難経路を記憶した避難経路情報記憶部を参照して、該異常を検出した管理対象エリアを含む避難経路を取得し、
管理対象エリアに出入りする際に適用するセキュリティレベルを管理条件毎に記憶するセキュリティレベル記憶部を参照して、該異常に対応する第2の管理条件を取得し、
該取得した避難経路上の、該異常を検出した管理対象エリア以外の管理対象エリアについて、管理対象エリア毎管理条件記憶部に該管理対象エリア毎に記憶された管理条件を、該取得した第2の管理条件に変更する、
処理を実行させることを特徴とするセキュリティ管理プログラム。
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