JP5945130B2 - 入退管理システム - Google Patents
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Description
本実施の形態をわかりやすく説明するため、まず従来の入退管理システム例(APB制御例)における問題について、図12,図13を用いて説明する。
一方、図3に、図12と同様の状況に関して、本実施の形態の入退管理システムにおける複数カード利用時のAPB制御などの例(概要)について示している。
図1は、本実施の形態の入退管理システムの全体構成を示す。本入退管理システムは、上位サーバ5、コントローラ1、複数のカードリーダ2{20〜23等}、複数の電気錠3{30,31等}、等が通信回線(80,81)で接続される構成である。なお図示する矢印は処理などの関係の一例を示している。
図1の構成に対応した情報設定処理の一例について説明する。まず管理者は上位サーバ5に対し入退管理用の各種の情報を設定する。即ち、上位サーバ5の設定処理部50により、入退シーケンス定義テーブル51(図4と同様)、ICカード情報53(図5)を設定する。
次に、本システムでのAPB制御を含む基本的な認証の動作・処理について説明する。利用者によりカードリーダ2にICカード6がかざされると、当該カードリーダ2は、かざされたICカード6内の情報(IDコード等)を読み取り、この読み取りカード情報を、ネットワーク80を介してコントローラ1に通知(送信)する。
図4は、本実施の形態での入退シーケンス定義テーブル51の例を示す。なお配信情報d1及びコントローラ1内の入退シーケンス定義テーブル41(T1)、及び従来システム例でも同様の内容である。本テーブルは、所定のAPB制御を含む入退管理の経路に応じた入退シーケンスを定義する情報である。縦方向の「前カードリーダ」は、前回にカードがかざされたカードリーダ2(R1〜R4)を示し、横方向の「次カードリーダ」は、「前カードリーダ」の次にカードがかざされるカードリーダ2(R1〜R4)を示す。それらの組み合わせの各セルに、許可(1)/不許可(0)の値が設定されている。例えば前カードリーダがR1で、次カードリーダがR2,R3の場合は、1であるため認証結果を許可(OK)とし、次カードリーダがR1,R4の場合は、0であるため認証結果を不許可(NG)とすることを定義している。
図5は、上位サーバ5のICカード情報53のテーブル例を示す。この情報は、コントローラ1への配信情報d2の一部となる。このテーブルは、項目として、「カードID」、「利用者ID」を有する。「カードID」は、ICカード6に記憶されているIDコード(ないし対応シリアル番号)等の情報である。例えばID1はカードA1、ID2はカードA2、ID3はカードB1に対応する。「利用者ID」は、当該ICカード6を保持する利用者を識別する情報である。例えばUID1は利用者A、UID2は利用者Bに対応する。
図6は、コントローラ1の一時保持テーブルの例を示す。コントローラ1は、配信情報d2に基づき、この一時保持テーブルを作成し、対応する内容をICカード情報43として格納し、処理後は破棄する。この一時保持テーブルは、項目として、「カードID」、「利用者ID」を有する。即ち、各利用者がどのカード(1つ以上)を保持するかを示しており、この情報を用いてリスト情報44を作成することができる。
図7は、コントローラ1のリスト情報44(T4)のテーブル例を示す。このテーブルは、項目として、「アドレス」、「カードID」、「元レコード連結用ノード」、「次レコード連結用ノード」などを持つレコードを有する。「アドレス」はコントローラ1内のメモリの管理アドレス情報である。「カードID」は、一時保持テーブル/ICカード情報43内のカードIDと同じである。「元レコード連結用ノード」、「次レコード連結用ノード」は、リスト形式のデータ構造を構成するためのノード情報であり、「元レコード連結用ノード」は当該カードIDノードの元(前)のカードIDノードを指し示すアドレスであり、「次レコード連結用ノード」は、当該カードIDノードの次のカードIDノードを指し示すアドレスである。
図8(a),(b)は、本実施の形態のコントローラ1のアンチパスバック制御情報42(T2)の構成例を示す。図8(a)は、認証による更新前のAPB制御情報42(T2)の例を示し、対応状況として、図3の区画1で利用者AがカードリーダR1にカード(A1,A2)をかざす前の状態である。図8(b)は、認証による更新後のAPB制御情報42(T2)の例を示し、図3の区画1のカードリーダR1にカード(A1,A2)をかざした後の状態である。
図9は、コントローラ1の特に情報生成処理部11による処理例として、配信情報d2に基づき、一時保持テーブルを作成し、APB制御情報42(T2)、ICカード情報43(T3)、リスト情報44(T4)を生成・設定する処理例を示す。
図10は、コントローラ1の特に認証判定処理部13及びAPB制御処理部12の処理例を示す。利用者によりカードリーダ2にICカード6がかざされて通知(読み取りカード情報)を受けた時点からの処理を示す。例えばカードリーダR1での読み取りカード情報がA1(ID1)の場合で説明する。
次に、図11を用いて、本システムにおける特有の複数カード同時読み取り(同時かざし)時の制御機能(前記S205の処理)の詳細について説明する。図11(a)は本制御機能を備えない場合、図11(b)は本制御機能を備える場合である。図11(a)のように、例えば区画1の利用者Aが複数(3つ)のICカード6(A1,A2,A3)を所持しているとする。そして利用者Aがそれら複数カードを1つのカードリーダR1に対してほぼ同時にかざした場合(例えばカードフォルダなどに全カードをまとめて入れている場合など)を考える。なお複数カード(A1,A2,A3)は権限(入退シーケンス)が同じ(R1〜R4ですべて許可)であり、判定基準となるAPB制御情報T2も前述の例と同様とする。
図2は、他の実施の形態の入退管理システムの全体構成を示す。図2の構成は、図1の構成を簡略化した構成例となっている。図2のコントローラ7は、図1の上位サーバ5及びコントローラ1の機能を統合した構成である。コントローラ7は、制御部71、設定部72、リスト情報91、APB制御情報92を有する。制御部71は、前述の複数カードの認証・APB制御処理、及び同時読み取りの制御処理機能を含む。設定部72は、管理者または他の装置からコントローラ7内に情報(91,92)を設定する処理を行う。制御部71は、リスト情報91及びAPB制御情報92を管理する。リスト情報91は、前述同様に複数のカードのグループの情報が記述される。APB制御情報92は、リスト情報91に対応したAPB制御フラグ等が記述される。本形態では管理者が設定部72を用いてリスト情報91の内容を直接的に設定可能であり、前述の情報生成処理部11が無くてもよい。
以上説明したように、本実施の形態の入退管理システムによれば、利用者一人が複数のICカード6を使用する場合に、すべてのカード、いずれのカードであっても、APB制御を含む入退管理を全体的に有効に実現できる。利用者は複数のカードから1つを一貫して使用する必要もなく、同時に複数のカードをかざして使用することもできるので、利用者の負担も少ない。また、紛失/置き忘れ等されたICカード6の不正利用を早期発見し、不正入室等を防止できるので、セキュリティを維持できる。
Claims (4)
- アンチパスバック制御を含む入退管理の制御処理を行う制御装置と、前記制御装置に接続され利用者のICカードの情報を読み取る複数のカードリーダ装置と、を有する入退管理システムであって、
前記カードリーダ装置は、利用者によりかざされたICカードの情報を読み取り、当該読み取りカード情報を前記制御装置へ通知する処理を行い、
前記制御装置は、
前記利用者の入退シーケンスに応じてICカードとカードリーダ装置との組み合わせで認証の許可/不許可を示すフラグ値が設定され、複数のICカードのIDと複数のカードリーダ装置のIDとの組み合わせで、前記フラグ値として、次に認証を許可にするカードリーダ装置には許可フラグ値が設定され、次に認証を不許可にするカードリーダ装置には不許可フラグ値が設定される、アンチパスバック制御情報と、
前記利用者ごとに関係付けられる複数のICカードの情報をリストとして管理するリスト情報と、を記憶し、
前記カードリーダ装置からの第1の読み取りカード情報と前記アンチパスバック制御情報とに基づき認証判定処理を行いその結果に応じて電気錠の制御を行う第1の処理部と、
前記第1の読み取りカード情報についての認証結果が許可である場合、前記リスト情報に基づき、前記第1の読み取りカード情報が含まれるリストにおけるすべてのカード情報についての前記アンチパスバック制御情報のフラグ値を同じ状態になるように更新する第2の処理部と、を有すること、を特徴とする入退管理システム。 - 請求項1記載の入退管理システムにおいて、
前記制御装置は、管理者または上位装置により設定される個別のICカード情報の内容に基づき、前記リスト情報を生成する処理を行う第3の処理部を有すること、を特徴とする入退管理システム。 - 請求項1記載の入退管理システムにおいて、
前記制御装置は、前記カードリーダ装置で複数のICカードがほぼ同時に読み取られた場合の制御処理を行う第4の処理部を有し、
前記第4の処理部は、前記カードリーダ装置からの第1の読み取りカード情報の読み取りの日時と、その次の第2の読み取りカード情報の読み取りの日時との差を所定時間と比較し、当該差が所定時間以内である場合は、前記複数のICカードがほぼ同時に読み取られた場合であると判断し、当該第2の読み取りカード情報に関する処理を省略することで、当該利用者の入退を可能とすること、を特徴とする入退管理システム。 - 請求項1記載の入退管理システムにおいて、
前記制御装置は、前記リスト情報を管理者または上位装置により設定する処理を行う第5の処理部を有すること、を特徴とする入退管理システム。
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