JP5292318B2 - 反射防止膜、及びこれを有する光学部材 - Google Patents

反射防止膜、及びこれを有する光学部材 Download PDF

Info

Publication number
JP5292318B2
JP5292318B2 JP2010000786A JP2010000786A JP5292318B2 JP 5292318 B2 JP5292318 B2 JP 5292318B2 JP 2010000786 A JP2010000786 A JP 2010000786A JP 2010000786 A JP2010000786 A JP 2010000786A JP 5292318 B2 JP5292318 B2 JP 5292318B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
sio
antireflection film
tio
physical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010000786A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011141339A (ja
Inventor
秀雄 藤井
裕樹 竹友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2010000786A priority Critical patent/JP5292318B2/ja
Publication of JP2011141339A publication Critical patent/JP2011141339A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5292318B2 publication Critical patent/JP5292318B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)

Description

本発明は反射防止膜、及びこれを有する光学部材に関し、詳しくは耐久性に優れ製造ごとの反射防止性能の変動が小さな反射防止膜、及びこの反射防止膜を有する光学部材に関する。
写真用カメラや放送用カメラ等に広く用いられている高性能な単焦点レンズやズームレンズは、多数枚(10〜40枚)のレンズから構成されている。これらのレンズの表面には、基板の屈折率と異なる大小の屈折率を有する誘電体膜を組み合わせ、各誘電体膜の光学膜厚を中心波長λに対して1/2λや1/4λに設定し、干渉効果を利用した多層膜による反射防止処理が施されている。
例えば、光学ガラスBSC7(nd=1.516)基板に、基板側から順に物理膜厚34 nmのZrO2(nd=2.05)層、物理膜厚27 nmのMgF2(nd=1.38)層、物理膜厚43 nmのZrO2(nd=2.05)層、及び物理膜厚103 nmのMgF2(nd=1.38)層を形成した4層構成の反射防止膜は、図17に示すような反射防止特性を有し、波長400〜700 nmの中心波長付近での最大反射率は0.6%近くに達する。
このような反射率が0.6%程度の反射防止膜を20枚のレンズからなるレンズ群に施した場合、レンズの面数は40面であるからその透過率は79%となり、21%分の反射損失が生じてしまう。しかも、その反射光が多重反射を繰り返すことによりフレア、ゴースト等が発生し、光学特性が著しく劣化し撮影画像に大きな弊害を引起す。このため、波長400〜700 nmで最大反射率0.2%程度を達成すべく検討が進められてきた。
特開2001-100002号(特許文献1)は、表面から順にMgF2層、ZrO2/TiO2層、Al2O3層、SiO2層、ZrO2/TiO2層、SiO2層、ZrO2/TiO2層、SiO2層、ZrO2/TiO2層及びAl2O3層からなる10層構造を有し、波長400〜700 nmでの最大反射率が0.1%以下の反射防止膜を開示しており、製造誤差を加味しても0.2%以下の反射率特性が確保できると記載している。しかしながら、特開2001-100002号に記載の反射防止膜は、最上層がMgF2からなる層であり、十分な耐久性を確保できないという問題がある。
特開2002-107506号(特許文献2)は、表面から順にMgF2層、ZrO2/TiO2層、SiO2層、Al2O3層、ZrO2/TiO2層、SiO2層、ZrO2/TiO2層、SiO2層、ZrO2/TiO2層及びAl2O3層からなる10層構造を有し、波長400〜700nmで最大反射率が0.1%以下の反射防止膜を開示しており、製造誤差を加味しても0.2%以下の反射率特性が確保できると記載している。しかしながら、特開2002-107506号に記載の反射防止膜は、最上層がMgF2からなる層であり、十分な耐久性を確保できないという問題がある。
特開2007-213021号(特許文献3)は、光学基板上に設けられた10層からなる多層膜であって、第1層、第4層及び第9層が1.35〜1.50の屈折率を有する低屈折率材料により構成され、第3層、第5層、第7層及び第10層が1.55〜1.85の屈折率を有する中間屈折率材料により構成され、第2層、第6層及び第8層が1.70〜2.50の高屈折率材料により構成された反射防止膜を開示しており、波長400〜700nmで最大反射率が0.1〜0.15%程度の反射防止特性が得られると記載している。しかしながら、特開2007-213021号に記載の反射防止膜は、最上層がMgF2からなる層であり、十分な耐久性を確保できないという問題がある。
特開2002-14203(特許文献4)は、最終層としてSiO2を使用して波長400〜700nmで最大反射率が0.1%程度の反射防止膜の設計が報告されているが、TiO2とSiO2の交互層では16層と層数が多い。また、14層の実施例も上げられているが、膜材料としてTa2O5を加えた3種類を使用している。層数が多く、膜材料数が多いため、膜厚制御性の良い反応性スパッタリング法、イオンビームアシスト蒸着法、反応性イオンプレーティング法を用いても、製造上の変動により容易に所望の分光反射特性を得ることが難しいという課題がある。
特開2001-100002号公報 特開2002-107506号公報 特開2007-213021号公報 特開2002-14203号公報
従って、本発明の目的は、十分な耐久性を有し、波長400〜700 nmで製造ばらつきを考慮しても最大反射率が0.2%以下の反射防止特性を有し、分光反射特性の製造安定性に優れた反射防止膜を提供することである。
上記課題に鑑み鋭意研究の結果、本発明者らは、基板上にSiO2及びTiO2を交互に11層積層し、最上層がSiO2層の反射防止膜が反射防止特性に優れ、かつ製造安定性に優れていることを見出し、本発明に想到した。
即ち、本発明の反射防止膜は、550 nmの波長における屈折率1.4〜2.2の基板上に、前記基板側から順にSiO2及びTiO2を交互に11層積層してなり、最上層がSiO2層であり、総物理膜厚が500〜630 nmであることを特徴とする。
550 nmの波長における屈折率1.4〜2.2の基板上に、前記基板側から順にSiO2及びTiO2を交互に11層積層してなる反射防止膜であって、
第1層(SiO2層)の物理膜厚が10〜31 nmであり、
第2層(TiO2層)の物理膜厚が4〜34 nmであり、
第3層(SiO2層)の物理膜厚が18〜45 nmであり、
第4層(TiO2層)の物理膜厚が102〜117 nmであり、
第5層(SiO2層)の物理膜厚が7〜27 nmであり、
第6層(TiO2層)の物理膜厚が2〜18 nmであり、
第7層(SiO2層)の物理膜厚が153〜180 nmであり、
第8層(TiO2層)の物理膜厚が29〜41 nmであり、
第9層(SiO2層)の物理膜厚が2〜13 nmであり、
第10層(TiO2層)の物理膜厚が53〜66 nmであり、
第11層(SiO2層)の物理膜厚が83〜95 nmであるのが好ましい。
波長550 nmにおける前記TiO2層の屈折率が2.4〜2.5であり、前記SiO2層の屈折率が1.44〜1.46であるのが好ましい。
前記TiO2層及び前記SiO2層は反応性スパッタリング法、イオンビームアシスト蒸着法又は反応性イオンプレーティング法で成膜してなる層であるのが好ましい。
可視域の波長400〜700 nmにおいて反射率0.2%以下の分光反射特性を有するのが好ましい。
本発明の光学部材は、前記反射防止膜を有することを特徴とする。
本発明の反射防止膜は、材料としてSiO2及びTiO2を用いているため優れた耐久性を有しており、波長400〜700 nmの可視域で最大反射率が0.1%程度、製造ばらつきを考慮しても0.2%以下の優れた反射防止特性を有するので、テレビカメラ、ビデオカメラ、デジタルカメラ、車載カメラ、顕微鏡、望遠鏡等に使用される光学素子の反射防止膜としてきわめて有効である。
基板の表面に形成された本発明の反射防止膜の一例を示す断面図である。 実施例1の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例2の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例3の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例4の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例5の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例6の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例7の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例8の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例9の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例10の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例10の反射防止膜の分光反射率の製造変動を示すグラフである。 実施例11の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 実施例11の反射防止膜の分光反射率の製造変動を示すグラフである。 比較例1の反射防止膜の分光反射率を示すグラフである。 比較例1の反射防止膜の分光反射率の製造変動を示すグラフである。 従来の4層構成の反射防止膜の分光反射率の一例を示すグラフである。
[1]反射防止膜
(1)構成
本発明の反射防止膜1は、図1に示すように、550 nmの波長における屈折率1.4〜2.2の基板2上に、前記基板2側から順にSiO2及びTiO2を交互に11層(第1層〜第11層)積層してなり、最上層(第11層)はSiO2層であり、総物理膜厚は500〜630 nmである。最上層(第11層)が、高い硬度を有するSiO2からなるため、この反射防止膜は優れた耐久性を有する。
本発明の反射防止膜1は、前記基板2側から順にSiO2及びTiO2を交互に11層(第1層〜第11層)積層してなり、
第1層(SiO2層)の物理膜厚が10〜31 nmであり、
第2層(TiO2層)の物理膜厚が4〜34 nmであり、
第3層(SiO2層)の物理膜厚が18〜45 nmであり、
第4層(TiO2層)の物理膜厚が102〜117 nmであり、
第5層(SiO2層)の物理膜厚が7〜27 nmであり、
第6層(TiO2層)の物理膜厚が2〜18 nmであり、
第7層(SiO2層)の物理膜厚が153〜180 nmであり、
第8層(TiO2層)の物理膜厚が29〜41 nmであり、
第9層(SiO2層)の物理膜厚が2〜13 nmであり、
第10層(TiO2層)の物理膜厚が53〜66 nmであり、
第11層(SiO2層)の物理膜厚が83〜95 nmであるのが好ましい。
波長400〜700 nmにおいて良好な反射防止効果を得るためには、波長550 nmにおいて、前記TiO2層の屈折率は2.4〜2.5であるのが好ましく、前記SiO2層の屈折率は1.44〜1.46であるのが好ましい。
基板2は、550 nmの波長における光の屈折率が1.4〜2.2である。屈折率がこのような値の基板2を用いて前記反射防止膜1を形成することにより、波長領域400〜700 nmにおいて優れた反射防止性能を得ることができる。
基板2の形状は特に限定されず、板、レンズ、プリズム等の光学部材の基板となるような形状であれば良い。基板2は石英ガラス、蛍石、光学ガラス(BaSF2、SF5、SK16、LaSF01、LaSF09、LaSF016、BK7、FK5、PK1、LaF2、LaF3、LaSK01、LAK7、LAK14等)、光学結晶(フッ化リチウム、フッ化バリウム、フッ化マグネシウム、LBO、CLBO、BBO、KTP、KDP、DKDP、ADP等)、セラミックス(ルミセラ(登録商標)等)等からなるのが好ましい。
[2]製造方法
(1) 第1層〜第11層の形成方法
TiO2及びSiO2は反応性スパッタリング法、イオンビームアシスト蒸着法、反応性イオンプレーティング法のいずれかの方法で成膜するのが好ましい。また必要に応じてこれらの方法を組み合わせて用いても良い。これらの方法は膜厚制御性が良い成膜法なので、製造ごとの膜厚の変動が小さくなり、波長400〜700 nmで製造ばらつきを考慮しても最大反射率が0.2%以下の反射防止特性を有する反射防止膜が得られる。また、これらの方法で形成される膜は従来の真空蒸着法に比べて高い硬度を有するので耐久性に優れた反射防止膜が得られる。
[3]光学部材
本発明の反射防止膜を前述の基板に施すことにより、400〜700 nmの可視光帯域において、製造ばらつきを考慮しても最大反射率が0.2%以下の反射防止効果を有する光学部品が得られる。本発明の光学部品は、テレビカメラ、ビデオカメラ、デジタルカメラ、車載カメラ、顕微鏡、望遠鏡等の光学機器に搭載されるレンズ、プリズム、回折素子等に好適である。特に本発明の反射防止膜は耐久性に優れているので、カメラの対物レンズや接眼レンズ等の手に触れやすい部分のレンズに好適である。
以下実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
本発明の反射防止膜の例として、550nmの波長における、屈折率1.45のSiO2と屈折率2.45のTiO2とを屈折率1.4の基板に第1層〜第11層まで順に積層してなる反射防止膜を設計し、光学薄膜計算シミュレーションにより400〜700 nmの波長域で反射率が最も小さくなるように各層の物理膜厚を最適化した。最適化された物理膜厚を表1に示し、その分光反射率の計算結果を図2に示す。
Figure 0005292318
実施例2〜9
基板の屈折率を表2〜9に示すように1.5〜2.2の間で変更した以外は実施例1と同様にして、実施例2〜9の反射防止膜を設計し、各層の物理膜厚を最適化した。最適化された物理膜厚をそれぞれ表2〜9に示し、その分光反射率の計算結果をそれぞれ図3〜10に示す。
Figure 0005292318
Figure 0005292318
Figure 0005292318
Figure 0005292318
Figure 0005292318
Figure 0005292318
Figure 0005292318
Figure 0005292318
実施例1〜9の結果から、屈折率1.45のSiO2と屈折率2.45のTiO2とを屈折率1.4〜2.2の基板に順に11層積層することにより、400〜700 nmの波長域で最大反射率が0.1%程度の優れた反射防止効果を有し、総物理膜厚が500〜630 nmの反射防止膜が得られることが分かる。
実施例10
BSC7(nd=1.516)ガラス基板と、表10に示すTiO2及びSiO2の11層とからなる反射防止膜を設計し、実施例1と同様にして各層の物理膜厚を最適化した。最適化された物理膜厚を表10に示し、その分光反射率の計算結果を図11に示す。
物理膜厚を最適化した表10に示す反射防止膜を、反応性スパッタリング法で20回繰り返して作製した。得られた20サンプルについて、測定した分光反射率の重ね書きを図12に示す。
Figure 0005292318
実施例11
TAFD30(nd=1.88)ガラス基板と、表11に示すTiO2及びSiO2の11層とからなる反射防止膜を設計し、実施例1と同様にして各層の物理膜厚を最適化した。最適化された物理膜厚を表11に示し、その分光反射率の計算結果を図13に示す。
物理膜厚を最適化した表11に示す反射防止膜を、反応性スパッタリング法で20回繰り返して作製した。得られた20サンプルについて、測定した分光反射率の重ね書きを図14に示す。
Figure 0005292318
比較例1
特開2002-14203を参考にして、BSC7(nd=1.516)ガラス基板と、表12に示すTiO2及びSiO2の14層とからなる反射防止膜を設計し、実施例1と同様にして各層の物理膜厚を最適化した。最適化された物理膜厚を表12に示し、その分光反射率の計算結果を図15に示す。
物理膜厚を最適化した表12に示す反射防止膜を、反応性スパッタリング法で20回繰り返して作製した。得られた20サンプルについて、測定した分光反射率の重ね書きを図16に示す。
Figure 0005292318
図12、14及び16を比較すれば明らかなように、本発明の反射防止膜(図12及び14)の方が分光反射率の製造安定性に優れていることが分かる。
耐擦傷性試験
BSC7(nd=1.516)ガラス基板に、物理膜厚95 nmのSiO2を反応性スパッタリング法で成膜したサンプルAと、物理膜厚100 nmのMgF2を真空蒸着法で成膜したサンプルBとを作成し、(株)レスカ製薄膜スクラッチテスタ(CSR-02)によって耐擦傷性の比較試験を行った。サンプルB(MgF2膜)は約100 mNで剥離が始まったが、サンプルA(SiO2膜)は約500 mNまで剥離は起こらなかった。本発明の実施例で使用した反応性スパッタリング法で成膜した膜の方が、耐擦傷性に優れていることが分かる。
1・・・反射防止膜
2・・・基板

Claims (5)

  1. 550 nmの波長における屈折率1.4〜2.2の基板上に、前記基板側から順にSiO2及びTiO2を交互に11層積層してなる反射防止膜であって、
    第1層(SiO2層)の物理膜厚が10〜31 nmであり、
    第2層(TiO2層)の物理膜厚が4〜34 nmであり、
    第3層(SiO2層)の物理膜厚が18〜45 nmであり、
    第4層(TiO2層)の物理膜厚が102〜117 nmであり、
    第5層(SiO2層)の物理膜厚が7〜27 nmであり、
    第6層(TiO2層)の物理膜厚が2〜18 nmであり、
    第7層(SiO2層)の物理膜厚が153〜180 nmであり、
    第8層(TiO2層)の物理膜厚が29〜41 nmであり、
    第9層(SiO2層)の物理膜厚が2〜13 nmであり、
    第10層(TiO2層)の物理膜厚が53〜66 nmであり、
    第11層(SiO2層)の物理膜厚が83〜95 nmであることを特徴とする反射防止膜。
  2. 請求項1に記載の反射防止膜において、波長550 nmにおける前記TiO2層の屈折率が2.4〜2.5であり、前記SiO2層の屈折率が1.44〜1.46であることを特徴とする反射防止膜。
  3. 請求項1又は2に記載の反射防止膜において、前記TiO2層及び前記SiO2層は反応性スパッタリング法、イオンビームアシスト蒸着法又は反応性イオンプレーティング法で成膜してなる層であることを特徴とする反射防止膜。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の反射防止膜において、可視域の波長400〜700 nmにおいて反射率0.2%以下の分光反射特性を有することを特徴とする反射防止膜。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の反射防止膜を有する光学部材。
JP2010000786A 2010-01-05 2010-01-05 反射防止膜、及びこれを有する光学部材 Expired - Fee Related JP5292318B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010000786A JP5292318B2 (ja) 2010-01-05 2010-01-05 反射防止膜、及びこれを有する光学部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010000786A JP5292318B2 (ja) 2010-01-05 2010-01-05 反射防止膜、及びこれを有する光学部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011141339A JP2011141339A (ja) 2011-07-21
JP5292318B2 true JP5292318B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=44457244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010000786A Expired - Fee Related JP5292318B2 (ja) 2010-01-05 2010-01-05 反射防止膜、及びこれを有する光学部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5292318B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109791219A (zh) * 2016-09-29 2019-05-21 依视路国际公司 包括具有多角度效率的减反射涂层的光学镜片

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106461965B (zh) * 2014-05-05 2020-01-07 依视路国际公司 包括在可见和紫外区内具有极低反射的减反射涂层的光学制品
JP7332359B2 (ja) * 2019-06-28 2023-08-23 日本真空光学株式会社 反射防止膜
CN110456436A (zh) * 2019-09-09 2019-11-15 杭州麦乐克科技股份有限公司 6750nm长波通红外滤光敏感元件

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002014203A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Canon Inc 反射防止膜及びそれを用いた光学部材
JP2008135127A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Konica Minolta Opto Inc 光学素子及び光ピックアップ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109791219A (zh) * 2016-09-29 2019-05-21 依视路国际公司 包括具有多角度效率的减反射涂层的光学镜片
CN109791219B (zh) * 2016-09-29 2021-03-30 依视路国际公司 包括具有多角度效率的减反射涂层的光学镜片

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011141339A (ja) 2011-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6051710B2 (ja) 反射防止膜、それを用いた光学部材、及び光学機器
EP2708922B1 (en) Anti-reflection coating, optical member having it, and optical equipment comprising such optical member
JP4190773B2 (ja) 反射防止膜と光学レンズ及び光学レンズユニット
US9069126B2 (en) Optical element, optical system and optical apparatus having antireflection coating
JP6622381B2 (ja) 光学膜、光学素子および光学系
JP5292318B2 (ja) 反射防止膜、及びこれを有する光学部材
JP6241102B2 (ja) 反射防止膜、それを用いた光学部材、及び光学機器
WO2018110017A1 (ja) 光学製品
JP5072395B2 (ja) 反射防止膜及びこれを有する光学部品
JP5549342B2 (ja) 反射防止膜、及びこれを有する光学部材
JP2006119525A (ja) 反射防止膜
CN109154679B (zh) 投影透镜
JP2005165249A (ja) 反射防止膜及びこれを備える光学レンズ並びに光学レンズユニット
JP2003043202A (ja) 反射防止膜及び光学部品
JP2002014203A (ja) 反射防止膜及びそれを用いた光学部材
JP2017032852A (ja) 反射防止膜及び光学部品
JP2009192708A (ja) ビームスプリッター、並びにそれを利用した一眼レフデジタルカメラ及びオートフォーカスビデオカメラ
Lee Optical interference coatings for optics and photonics
JP6236776B2 (ja) 反射防止膜、それを用いた光学部材、及び光学機器
JP2001100002A (ja) 反射防止膜及びそれを用いた光学部材
JP6743398B2 (ja) 観察光学機器及びプリズム
JP2002267801A (ja) 反射防止膜及びそれを用いた光学部材
JP2022072420A (ja) 光学素子、光学系、および、光学機器
CN113031122A (zh) 带防反射膜的光学透镜、投影透镜以及投影透镜光学系统
JP7404673B2 (ja) 反射防止膜及びその製造方法及び光学部品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130405

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130610

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees