JP5289303B2 - 近接検知装置 - Google Patents

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この発明は、例えばタッチパネルに配置されている複数の電極の静電容量を検出して、ユーザがタッチパネルに近接又は接触している位置を特定する近接検知装置に関するものである。
ユーザの指がタッチパネルに接触する前の近接状態を検知する技術としては、例えば静電容量の変化を検出するものが広く知られている。これは、ユーザの指とタッチパネル上の電極との間に生じる静電容量の検出感度を高めることによって、電極にユーザの指が接触したことだけでなく近接したことも検知するようにしたものである。
ここで、静電容量の検出感度を高めるためには、例えば電極の面積を大きくすることが有効である。しかしながら、電極の面積を大きくすると、ユーザの指が近接したことを検知しやすくなる一方で、接触した位置を特定する際の分解能が低下する。
接触位置特定時の分解能低下を解決するために、例えば特許文献1に係る近接検知装置が提案されている。この近接検知装置では、ユーザの指が電極に近接したことを検出する際には、隣り合う電極同士を電気的に結合して結合電極にすることによって電極の面積を大きくし、ユーザの指が結合電極に接触した位置を特定する際には、結合を解除して電極の面積を小さくする。
図15は、特許文献1に係る近接検知装置の概略構成図である。タッチパネル101の上に電極102a〜102dが配置され、検知対象物であるユーザの指100の近接によって静電容量が変化する。制御回路103からの指示により、電極結合回路104が電極102a,102b、電極102c,102dをそれぞれ電気的に結合、分離する。静電容量検出回路105は、電極結合回路104により結合、分離された単位で、電極102a〜102dの静電容量を検出する。
タッチパネル101から遠い位置に存在するユーザの指100を検出する場合には、制御回路103からの指示により電極結合回路104が電極102aと電極102bを電気的に結合して結合電極Aにし、電極102cと電極102dを電気的に結合して結合電極Bにする。そして、静電容量検出回路105は結合電極A,Bの各静電容量を検出する。
一方、タッチパネル101から近い位置に存在するユーザの指100を検出する場合には、制御回路103からの指示により電極結合回路104が電極102a〜102dを電気的に分離する。そして、静電容量検出回路105は電極102a〜102dの各静電容量を検出する。
上記のような構成により、特許文献1に係る近接検知装置は、タッチパネル101から遠い位置にある検知対象物を検出する場合には電極102a,102b、電極102c,102dを結合することで結合電極の面積を大きくし、タッチパネル101から近い位置にある検知対象物を検出する場合には、電極102a〜102dを分離して、接触位置を特定する場合の分解能を向上させることができる。
特開2008−153025号公報
従来の近接検知装置は以上のように構成されているので、タッチパネルから遠い位置にある検知対象物を検知する場合、即ち近接位置を検知する場合には、隣り合う電極同士を結合することになるため、近接位置を特定する際の分解能が低下するという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、静電容量の検出感度を高めて近接位置を検知する際に、近接位置を特定する分解能を向上させた近接検知装置を提供することを目的とする。
この発明に係る近接検知装置は、検知対象物の近接及び接触によって静電容量が変化する複数の電極と、複数の電極を、任意の電極結合数の電極を一部の電極がオーバーラップするように任意の電極スライド数ずつずらしながら、順次結合してそれぞれ結合電極とする電極制御部と、電極制御部が結合した結合電極の静電容量を検出する静電容量検出部と、静電容量検出部が検出した静電容量に基づいて、検知対象物の近接又は接触位置を算出する位置算出部とを備えるものである。
この発明によれば、複数の電極を、任意の電極結合数の電極を一部の電極がオーバーラップするように任意の電極スライド数ずつずらしながら、順次結合してそれぞれ結合電極とするようにしたので、静電容量の検出感度を高めて近接位置を検知する際に、近接位置を特定する分解能を向上させた近接検知装置を提供することができる。
この発明の実施の形態1に係る近接検知装置を示す概略構成図である。 図1に示すタッチパネル1の各電極D0〜D4の結合の様子を示す概念図である。 図1に示すタッチパネル1の各電極D0〜D4の結合の様子を示す概念図である。 図1に示す近接検知装置の動作を示すフローチャートである。 静電容量検出部4が有する静電容量検出回路4aの構成を示す回路図である。 図1に示す位置算出部5の動作を示すフローチャートである。 図1に示す電極D0〜D4の側面図である。 ユーザの指を電極D0〜D4上を移動させながら検出した結合電極S0〜S3の静電容量変化値V0〜V3を示す図である。 ユーザの指が電極D2上にある場合の、結合電極S1〜S3の静電容量変化値V1〜V3を基にした位置算出部5の詳細位置算出方法を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る近接検知装置において、ユーザの指が電極D2上にある場合の、静電容量修正値V1’,V3’を説明する図である。 ユーザの指が電極D2上にある場合の、結合電極S1,S3の静電容量修正値V1’,V3’を基にした位置算出部5の詳細位置算出方法を説明する図である。 この発明の実施の形態3に係る近接検知装置のタッチパネル11の平面図である。 この発明の実施の形態4に係る近接検知装置を示す概略構成図である。 図13に示す近接検知装置の動作を示すフローチャートである。 特許文献1に係る近接検知装置を示す概略構成図である。
実施の形態1.
図1に示す実施の形態1に係る近接検知装置は、タッチパネル1と、タッチパネル1の上にX軸方向に並べて配置された電極D0〜D4と、各電極D0〜D4の結合、分離を制御する電極制御部2と、全体を制御する制御部3と、電極制御部2で結合、分離された単位で電極D0〜D4の静電容量を検出する静電容量検出部4と、静電容量を基に検知対象物の位置を算出する位置算出部5と、電極制御部2で結合、分離された電極D0〜D4と静電容量検出部4とを接続するバス6とから構成される。
本実施の形態1では、近接検出の感度を高めるために電極D0〜D4を、一部の電極がオーバーラップするようにずらしながら順次結合して面積を広げる。以下、結合方式を2例説明する。
(1)電極結合数k=2、電極スライド数z=1の結合方式
図2は、図1に示すタッチパネル1の各電極D0〜D4の結合の様子を示す概念図である。最初の静電容量検出処理の際は電極D0,D1の2本分(電極結合数)を結合して結合電極S0を構成し、次の検出処理の際には1本分(電極スライド数)の電極をスライドして、電極D1,D2を結合して結合電極S1を構成する。次の検出処理の際には1本分の電極をスライドして、電極D2,D3を結合して結合電極S2を構成する。次の検出処理の際には1本分の電極をスライドして、電極D3,D4を結合して結合電極S3を構成するといったように、電極結合を行う。
(2)電極結合数k=3、電極スライド数z=2の結合方式
図3は、図1に示すタッチパネル1の各電極D0〜D4の結合の様子を示す概念図である。最初の静電容量検出処理の際は電極D0〜D2を結合して結合電極S10を構成し、次の検出処理の際は2本分の電極をスライドして、電極D2〜D4を結合して結合電極S11を構成するといったように、電極結合を行う。
このように、結合電極を構成する電極の結合数を電極結合数kと呼び、次の検出処理の電極結合を行う際のスライド数を電極スライド数zと呼ぶ。ただし、各結合電極S0〜S3に、一部の電極がオーバーラップして含まれるように、k>zとする。
なお、電極結合数を大きくすると、より遠くに位置するユーザの指を検出することが可能となる。
一般に、2つの導体の間に生じる静電容量Cは下式(1)で表される。
C=rεoS/d (1)
ここで、rは2つの導体(電極と指)の間に存在する物質の比誘電率、εoは真空の誘電率、Sは2つの導体の対向する部分の面積、dは2つの導体間の距離である。
式(1)より、結合電極の面積を大きくすることにより、距離dが大きい場合でも、結合電極とユーザの指との間の静電容量Cの値を大きくすることができる。
また、電極をスライドさせて、一部オーバーラップするように結合することにより、従来のように単純に隣り合う電極同士を結合する場合に比べて、静電容量を検出する結合電極の数が増えることになり、位置を算出する際の分解能を向上させることができる。
次に、図4に示すフローチャートを用いて近接検知装置の動作を説明する。ここでは、図2に示す電極結合数k=2、電極スライド数z=1、全電極数M=5の構成を例に用いる。
先ず、ステップST1において、制御部3は、電極結合の回数をカウントするためのカウンタiを初期化、即ちi=0とする。
続くステップST2において、制御部3は、電極Di〜電極Di+k−1までの各電極をバス6に接続するよう、電極制御部2に指示する。ここでの電極結合数kは2である。
電極制御部2は、制御部3の指示を受けて、カウンタi=0、電極結合数k=2であることから電極D0,D1のみをバス6に接続する。なお、電極制御部2には、電極D0〜D4とバス6とを電気的に接続するために、例えば一般的に広く使われているアナログスイッチを用いる。
続いてステップST3において、静電容量検出部4は、バス6に接続された電極、即ち電極D0,D1を結合した結合電極S0の静電容量を検出する。
ここで、図5に示す静電容量検出回路4aの回路図を用いて、静電容量検出部4の詳細を説明する。静電容量検出部4が有する静電容量検出回路4aは、抵抗41、接続点42、接続点42の電圧が参照電圧Vrefに達した場合にON出力となるコンパレータ43、コンパレータ43の出力がONになった場合に接続点42を連結するように接地するスイッチ44から構成される。結合電極とユーザの指との間に生じる静電容量45は、抵抗41とコンパレータ43とに接続される。
結合電極とユーザの指との間に静電容量45が生じると、抵抗41を介して電圧VDDにより電荷が蓄積される。ここで、接続点42の電圧が参照電圧Vrefに達すると、コンパレータ43の出力がONとなる。コンパレータ43の出力がONになることでスイッチ44が結合し、静電容量45により蓄積されていた電荷が放電される。電荷が放電されると、スイッチ44が切断し、再び電圧VDDにより静電容量45に電荷が蓄積される。このように、静電容量45に対して電荷の充放電を繰り返す。
静電容量検出部4は、この充放電の繰り返し回数、即ちコンパレータ43のON出力が予め定めた所定回数に達するまでの時間を計測することにより、静電容量45の大きさを検出する。例えば、静電容量45が大きい場合は電荷蓄積量も大きくなるため、充放電にかかる時間が長くなる。これにより、充放電の繰り返し回数が所定回数に達するまでの時間も長くなる。従って、静電容量45の検出値は大きくなる。
なお、静電容量45に電荷を蓄積する際、静電容量(C)45と抵抗(R)41とによりRC回路が構成されているため、静電容量45への電荷の蓄積にかかる時間はRCの時定数に依存する。このことから、抵抗41の大きさを変更することにより、充放電の繰り返しにかかる時間、即ち静電容量45の大きさに対応する出力値の感度及び精度を調整することができる。
ここでは静電容量45の大きさを検出する方法として、電荷の充放電時間を利用した例を説明したが、これに限定されるものではなく、静電容量を計測する方法であればどのような方法を用いてもよい。
続くステップST4において、静電容量検出部4は、ステップST3で検出した結合電極S0の静電容量に対応する値(以下、静電容量検出値)を、制御部3が有するバッファ(図示せず)に格納する。
続くステップST5において、制御部3は、電極スライド数の分だけカウンタiを増加させる。ここでは電極スライド数zが1であるため、カウンタi=1となる。
続くステップST6において、制御部3は、カウンタiが全電極数Mから電極結合数kを減じた値M−k以下であるかを判定する。ここでは(i=1)≦(M−k=3)であるため(ステップST6“YES”)、制御部3は処理をステップST2に戻す。
続いて、再びステップST2において、制御部3が電極D1,D2のみをバス6に接続するよう電極制御部2に指示し、電極制御部2が電極D0をバス6から切り離し、電極D1,D2のみをバス6に接続する。続くステップST3において、静電容量検出部4がバス6に接続された結合電極S1(電極D1,D2)の静電容量を検出し、ステップST4において、静電容量検出部4は検出した静電容量検出値を制御部3のバッファに格納する。続くステップST5において、制御部3がカウンタi=2に更新する。
このように、i≦M−kの間(ステップST6“YES”)、ステップST2〜ST5の処理を繰り返して、順次、結合電極S0〜S3の静電容量を検出し、制御部3のバッファに格納する。
結合電極S3(電極D3,D4)の静電容量の検出が終わると、ステップST6において(i=4)>(M−k=3)となるので(ステップST6“NO”)、制御部3は処理をステップST7に進める。
続くステップST7において、位置算出部5は、制御部3のバッファに格納された結合電極S0〜S3の各静電容量検出値を基に、検知対象物の詳細位置を算出する。位置算出部5が行うステップST7の詳細位置算出処理について、図6に示すフローチャートと、図7に示す電極D0〜D4の側面図とを用いて説明する。以下の説明では、検知対象物であるユーザの指Fが、電極D2上の点線の矢印が指す位置に近接又は接触している場合を想定する。
先ず、ステップST11において、位置算出部5は、全ての結合電極S0〜S3に対する静電容量検出値それぞれから、定常状態、即ち何も検知対象物がない状態の結合電極S0〜S3に対する静電容量検出値をそれぞれ差し引いた値を求め、結合電極S0〜S3の静電容量変化値とする。なお、定常状態での静電容量検出値は、予め検知対象物がない状態で結合電極S0〜S3の静電容量を検出して、位置算出部5に設定しておくこととする。
続くステップST12において、位置算出部5は、ステップST11にて求めた結合電極S0〜S3の静電容量変化値の情報から詳細位置を算出する。
図8に、ユーザの指を電極D0から電極D4まで徐々に移動させながら検出した結合電極S0〜S3の静電容量変化値V0〜V3を示す。ユーザの指Fが電極D2に近接又は接触した場合、結合電極S0〜S3の静電容量変化値V0〜V3のうち大きな値になるのは、値が大きい順に、結合電極S2,S1,S3に対応する静電容量変化値V2,V1,V3である。このことから、電極結合数k=2の場合は、静電容量変化値V0〜V3のうちの第1ピークから第k+1ピークまでを使って、即ち第1ピークから第3ピークまでの静電容量変化値を使って、ユーザの指Fの詳細位置を求める。
なお、近接の場合も、接触の場合も電極の出力値の大きさは異なるが、同様な静電容量変化値の情報が得られるため、近接及び接触の場合でも同様な方法で詳細位置を算出することができる。
図9に、ユーザの指が電極D2上(図7に示すFの位置)にある場合の、結合電極S1〜S3の静電容量変化値V1〜V3を示す。なお、結合電極S0の静電容量変化値V0は、第1〜第3ピークに該当しないので、図示しない。
位置算出部5は、静電容量変化値V1〜V3を滑らかに結ぶ曲線Pを求める。この曲線Pは、例えば静電容量変化値V1〜V3を通る3次スプライン曲線を計算することにより求めることができる。位置算出部5はさらに、曲線Pのピーク位置Gを求め、このピーク位置Gをユーザの指が近接又は接触した詳細位置とする。
なお、単純に、全ての静電容量変化値V0〜V3を滑らかに結ぶ曲線Pを求め、そのピーク位置Gを求めるようにしてもよい。
ただし、ユーザの指が近接又は接触した近辺以外の結合電極の静電容量変化値は非常に小さくなるため、第1ピークから第k+1ピークまでの静電容量変化値に基づいてピーク位置Gを求めれば、十分に精度の高い近接又は接触位置となる。さらに、全ての静電容量変化値V0〜V3を使う場合に比べて、第k+1ピークまでの静電容量変化値を使う場合の方がピーク位置G算出の計算量を大幅に減少させることができる。
以上より、実施の形態1によれば、検知対象物の近接及び接触によって静電容量が変化する複数の電極D0〜D4と、複数の電極D0〜D4を、任意の電極結合数kの電極を一部の電極がオーバーラップするように任意の電極スライド数zずつずらしながら、順次結合してそれぞれ結合電極S0〜S3とする電極制御部2と、電極制御部2が結合した結合電極S0〜S3の各静電容量を検出する静電容量検出部4と、静電容量検出部4が検出した静電容量に基づいて、検知対象物の近接又は接触位置を算出する位置算出部5とを備え、位置算出部5は、電極制御部2での電極結合数をk(kは1以上)とした場合に、静電容量検出部4が検出した各結合電極S0〜S3の静電容量変化値V0〜V3のうち、値が大きい順に第1番目から第k+1番目までの静電容量変化値を基に近接又は接触位置を算出するように構成した。これにより、複数の電極を結合して静電容量の検出感度を高めて、タッチパネル1から遠い位置にある検知対象物を検知することが可能となる。さらに、近接位置を算出する際の分解能を向上させることができるようになり、精度よく近接又は接触位置を算出することが可能となる。
実施の形態2.
本実施の形態2では、位置算出部5によるユーザの指が近接又は接触した詳細位置算出方法について、上記実施の形態1とは別の方法を説明する。なお、上記実施の形態1と本実施の形態2とでは位置算出部5の動作が異なるだけなので、以下では図1〜図8を援用して説明する。
電極結合数k=2の場合、図8に示した結合電極S0〜S3の静電容量変化値V0〜V3の分布を見ると、ユーザの指Fの位置近辺では、第1ピークとなる静電容量変化値V2は指Fの位置が多少ずれても変化が少ない。一方、第2,3ピークとなる静電容量変化値V1,3は指Fの位置が少しずれるだけで大きく変化する。そこで、位置算出部5は、ユーザの指Fが点線の矢印上にある場合には、第1ピークの静電容量変化値V2は用いず、第2ピークの静電容量変化値V1と第3ピークの静電容量変化値V3を用いて詳細位置を算出する(図4のステップST7、図6のステップST11,ST12)。
なお、図8に示したように、ユーザの指Fが点線の矢印上にある場合、その位置から遠く離れた位置にある結合電極S0にもわずかに静電容量変化値V0(第4ピーク)が検出される。これは、ユーザの指が直接、結合電極S0に近接又は接触していなくても周辺の物質(空気、タッチパネル1に設置された保護シート等)を介して静電容量が生じるためである。このことは、ユーザの指による影響が、全ての結合電極S0〜S3の静電容量変化値V0〜V3にオフセットとして含まれていると考えることもできる。そこで、本実施の形態2では、この第4ピークの静電容量変化値を、ユーザの指による影響分として考慮する。
図10に、ユーザの指Fが電極D2上にある場合の、結合電極S0〜S3の静電容量変化値V0〜V3を示す。図10においても、電極D0〜D4の結合方法は、結合電極数k=2及び電極スライド数z=1とする。静電容量変化値V1から第4ピークの静電容量変化値V0(オフセット)を差し引いた値を、静電容量修正値V1’とし、静電容量変化値V3から静電容量変化値V0(オフセット)を差し引いた値を、静電容量修正値V3’とする。位置算出部5は、図10に示す静電容量修正値V1’,V3’を基に詳細位置を算出する。
静電容量修正値V1’,V3’を基に詳細位置を算出する位置算出部5の詳細位置算出処理について、図11に示す電極D0〜D4の側面図を用いて説明する。図11において、結合電極S1のX軸方向の中心を中心位置C1、結合電極S3のX軸方向の中心を中心位置C3とする。
ユーザの指が結合電極の中心に近いほど、結合電極の出力値が大きくなる。このことから、位置算出部5は、結合電極S1の中心位置C1と結合電極S3の中心位置C3の間を、静電容量修正値V1’,V3’の逆比となるよう分割した位置、即ち中心位置C1,C3間をV3’:V1’に内分する内分位置G’を求め、この内分位置G’をユーザの指が近接又は接触した詳細位置とする。
以上より、実施の形態2によれば、位置算出部5を、電極制御部2での電極結合数をk(kは1以上)とした場合に、静電容量検出部4が検出した各結合電極S0〜S3の静電容量のうち、第k番目に値が大きい静電容量から第k+2番目に値が大きい静電容量を差し引いた静電容量修正値と、第k+1番目に値が大きい静電容量から前記第k+2番目に値が大きい静電容量を差し引いた静電容量修正値とを基に近接又は接触位置を算出するように構成した。このため、更に精度良く近接又は接触位置が算出できると共に、電極結合数kが大きい場合でも位置算出のための計算量を小さくすることができる。
実施の形態3.
上記実施の形態1,2では、電極D0〜D4をX軸方向に並べて1次元の詳細位置を算出する例を説明したが、X軸及びY軸方向の2次元の詳細位置を算出する構成にしてもよい。
図12は、実施の形態3に係る近接検知装置のタッチパネル11を上面からみた平面図である。タッチパネル11には、X軸方向の詳細位置を算出するための電極D0x〜D7xと、Y軸方向の詳細位置を算出するための電極D0y〜D5yとを短冊状に並べて配置する。この構成の場合には、X軸方向の電極D0x〜D7xの結合、分離を制御する電極制御部と、Y軸方向の電極D0y〜D5yの結合、分離を制御する電極制御部とを備え、X軸方向及びY軸方向それぞれについて上記実施の形態1又は上記実施の形態2の詳細位置算出処理を実施することによって、ユーザの指が近接又は接触した2次元の詳細位置を求める。
なお、電極をX,Y軸方向に2次元配置した場合に、電極結合数k及び電極スライド数zは、X軸方向の電極とY軸方向の電極とで同じ値を用いてもよいし、異なる値を用いてもよい。また、X,Y軸方向それぞれの詳細位置を求めて、2次元の詳細位置とするため、X,Y軸方向それぞれを独立して異なるパラメータ(k,z,M)で制御するようにしてもよい。例えば、X軸方向は上記実施の形態1,2の方法で詳細位置を算出する一方、Y軸方向は電極を2分割にして大まかな近接又は接触位置を算出するような場合がある。
以上より、実施の形態3によれば、複数の電極D0x〜D7x,D0y〜D5yは、一方向に並べて配置されると共に、当該一方向とは異なる方向にも並べて配置され、電極制御部は、複数の電極D0x〜D7xを、任意の電極結合数の電極を一部の電極をオーバーラップするように任意の電極スライド数ずつずらしながら、順次結合してそれぞれ結合電極とすると共に、複数の電極D0y〜D5yを、任意の電極結合数の電極を一部の電極をオーバーラップするように任意の電極スライド数ずつずらしながら、順次結合してそれぞれ結合電極にするように構成した。このため、2次元であっても、近接位置を算出する際の分解能を高めることができる。
実施の形態4.
図13に示す実施の形態4に係る近接検知装置は、タッチパネル1と、タッチパネル1の上に配置された電極D0〜D4と、全体を制御する制御部3と、電極D0〜D4の静電容量を検出する静電容量検出部21と、静電容量を基に検知対象物の位置を算出する位置算出部5とから構成される。この静電容量検出部21は、各電極D0〜D4の結合、分離を制御する電極制御部2と、図5に示す構成の静電容量検出回路4aと、電極制御部2で結合、分離された電極D0〜D4と静電容量検出回路4aとを接続するバス22と、外部の抵抗(抵抗器)24〜26とバス22との結合、分離を制御する抵抗制御部(感度制御部)23とを備える。なお、図13において図1、図5と同一又は相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。また、以下では、図2に示す電極結合数k=2、電極スライド数z=1、全電極数M=5、結合電極S0〜S3の場合を例に説明する。
抵抗制御部23は、アナログスイッチ等で構成され、それぞれ異なる抵抗値を持った抵抗24〜26をバス22に結合、分離させる。バス22に結合する抵抗値に応じて、静電容量検出部21による静電容量検出の感度及び精度等が決まる。
上式(1)に示したように、静電容量Cの値は、結合電極の面積に応じて大きくなる。このため、電極結合数が大きい場合には結合電極S0〜S3の静電容量が大きくなるので、静電容量検出回路4aの最適な測定範囲を超える可能性がある。この場合、例えば図5に示す静電容量検出回路4aにおいて、抵抗41の抵抗値を調整することにより静電容量45に対する電荷の充放電にかかる時間を調整できるので、充放電の繰り返し回数が所定回数に達するまでの時間、即ち静電容量45の検出値のレベルを最適な値に調整することができる。
このことから、例えば予め電極結合数に応じて最適な感度となるような抵抗値を持つ抵抗を複数用意しておき、電極結合数に応じていずれかの抵抗を静電容量検出回路4aに接続させることが望ましい。図13の例では、電極結合数k=1に対応する抵抗値を持つ抵抗24、電極結合数k=2に対応する抵抗値を持つ抵抗25、電極結合数k=3に対応する抵抗値を持つ抵抗26を、それぞれ抵抗制御部23を介してバス22に接続する。
次に、図14に示すフローチャートを用いて近接検知装置の動作を説明する。ここでは、タッチパネル1に対して、ユーザの指が遠い位置から近い位置に推移する詳細位置を検知する例を用いて説明する。
先ず、ステップST21において、制御部3は、電極結合数kと電極スライド数zを設定する。なお、検知開始の初期時には、電極結合数k=2、電極スライド数z=1をそれぞれ初期値とする。
続くステップST22において、制御部3は、電極結合数kに合わせて静電容量の検出感度を調整するよう、静電容量検出部21に指示する。静電容量検出部21内部の抵抗制御部23は、制御部3の指示を受けると、電極結合数k=2であることから、対応する抵抗25のみをバス22に接続する。
続くステップST23において、近接検知装置は図4に示したフローチャートに従って電極結合を行い、結合電極の静電容量を検出し、詳細位置を求める。
続くステップST24において、制御部3は、ステップST23で検出した静電容量検出値の情報を基に、電極結合数kを決定する。具体的には、ステップST23において詳細位置を求めた際の結合電極の静電容量検出値(静電容量変化値又は静電容量修正値でもよい)の第1ピークの値を制御部3が有するバッファ(図示せず)に格納しておき、この値が、例えばユーザの指がタッチパネル1に十分近づく等して、予め定めた規定の出力レベルの範囲を超えた場合に、制御部3は静電容量検出の感度が十分得られていると判断して、次の検知処理で詳細位置を求める際の分解能が向上するように、電極結合数kを減少させる。この例では、現在の電極結合数k=2からk=1へ変更する。
一方、第1ピークの値が、予め定めた規定の出力レベルの範囲内であれば、制御部3は電極結合数kを変更しない。
制御部3は、処理を再びステップST21へ戻し、次の検知処理を開始するが、この際には前回のステップST24で決定した電極結合数k=1を用いる。ただし、電極結合数kを減少させて電極面積を小さくするので、静電容量検出の感度も下がるが、前回のステップST24にて十分の感度が得られていると判断した上での変更であるため問題はない。
なお、電極結合数kに変更がない場合には、次の検知処理のステップST21,ST22は行わなくてよい。
一方、ユーザの指がタッチパネル1から離れる等して、第1ピークの値が予め定めた規定の出力レベルの範囲を下回った場合、制御部3は、検出感度を高めるために電極結合数kを増加させる。例えば現在の電極結合数がk=1の場合は、k=2に変更する。これにより常に最適な検出感度となるように動的に電極結合数kを変更できる。
以上より、実施の形態4によれば、電極制御部2は、静電容量検出部21が検出した結合電極の静電容量に応じて、電極結合数kを変更するように構成した。このため、ユーザの指の近さに応じて、近接又は接触位置を算出する際の分解能を適切に調整することができる。この結果、詳細位置検出の精度の向上を図ることができる。
また、実施の形態4によれば、近接検知装置は、電極結合数kに応じて、静電容量検出部21の静電容量検出の感度を調整する抵抗制御部23を備え、抵抗制御部23が、結合電極S0〜S3と静電容量検出部21を接続可能な抵抗24〜26を複数有し、当該抵抗24〜26の接続を切り替えて静電容量検出部21の静電容量検出の感度を調整するように構成した。このため、ユーザの指の近さに応じて、適切に静電容量検出の感度を調整することができる。この結果、詳細位置検出の感度及び精度の向上を図ることができる。
なお、上記実施の形態4では、電極結合数kに応じてバス22に接続する抵抗24〜26を変更して静電容量検出の感度を調整する構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば静電容量検出部21において充放電の繰り返しカウント数等、その他の感度パラメータをソフトウェア上で変更して調整するように構成してもよい。
また、ステップST22では、前回のステップST24で決定した電極結合数kに応じて静電容量検出の感度を調整する構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば前回のステップST23で検出した静電容量に応じて静電容量検出の感度を調整する構成にしてもよい。
また、上記実施の形態4では、電極D0〜D4をX軸方向に並べて1次元の詳細位置を算出する例を説明したが、上記実施の形態3のように電極をX軸方向及びY軸方向に並べて2次元の詳細位置を算出するように構成してもよい。
上記実施の形態1〜4では、電極スライド数z=1に固定していたが、動的に変更する構成にしてもよい。電極スライド数を大きくすると、詳細位置を求める際の分解能は低下するが、結合電極の数が減るため静電容量検出値を求める処理量が少なくてよいため、分解能と検出処理量が最適なバランスとなるように、制御部3が電極スライド数を動的に変更する。
また、上記実施の形態1〜4では、電極制御部2及び抵抗制御部23をアナログスイッチ等の外部部品で構成していたが、静電容量検出部4,21をIC(集積回路)等で構成して、内部に電極制御部2及び抵抗制御部23を含めるようにしてもよい。
ICを用いた構成の場合には、電極制御部2及び抵抗制御部23をアナログスイッチ等で構成する場合に比べて、高速な結合/分離切替制御が可能となり、また、周辺ノイズ等の影響を抑制することが可能となり、さらに、外部部品を必要としないために全体の回路規模を縮小することが可能となる。
1,11 タッチパネル、2 電極制御部、3 制御部、4,21 静電容量検出部、4a 静電容量検出回路、5 位置算出部、6,22 バス、23 抵抗制御部、24〜26 抵抗、41 抵抗、42 接続点、43 コンパレータ、44 スイッチ、45 静電容量、100 指、101 タッチパネル、102a〜102d 結合電極、103 制御回路、104 電極結合回路、105 静電容量検出回路、D0〜D4,D0x〜D7x,D0y〜D5y 電極、S0〜S3,S10,S11 結合電極。

Claims (10)

  1. 検知対象物の近接及び接触によって静電容量が変化する複数の電極と、
    前記複数の電極を、任意の電極結合数の電極を一部の電極がオーバーラップするように任意の電極スライド数ずつずらしながら、順次結合してそれぞれ結合電極とする電極制御部と、
    前記電極制御部が結合した前記結合電極の静電容量を検出する静電容量検出部と、
    前記静電容量検出部が検出した前記静電容量に基づいて、前記検知対象物の近接又は接触位置を算出する位置算出部とを備える近接検知装置。
  2. 位置算出部は、電極制御部での電極結合数をk(kは1以上)とした場合に、静電容量検出部が検出した各結合電極の静電容量のうち、値が大きい順に第1番目から第k+1番目までの静電容量を基に近接又は接触位置を算出することを特徴とする請求項1記載の近接検知装置。
  3. 位置算出部は、電極制御部での電極結合数をk(kは1以上)とした場合に、静電容量検出部が検出した各結合電極の静電容量のうち、第k番目に値が大きい静電容量から第k+2番目に値が大きい静電容量を差し引いた静電容量修正値と、第k+1番目に値が大きい静電容量から前記第k+2番目に値が大きい静電容量を差し引いた静電容量修正値とを基に近接又は接触位置を算出することを特徴とする請求項1記載の近接検知装置。
  4. 複数の電極は、一方向に並べて配置されると共に、当該一方向とは異なる方向にも並べて配置され、
    電極制御部は、前記一方向に並べて配置された複数の電極を、任意の電極結合数の電極を一部の電極をオーバーラップするように任意の電極スライド数ずつずらしながら、順次結合してそれぞれ結合電極とすると共に、前記一方向とは異なる方向に並べて配置された複数の電極を、任意の電極結合数の電極を一部の電極をオーバーラップするように任意の電極スライド数ずつずらしながら、順次結合してそれぞれ結合電極とすることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の近接検知装置。
  5. 電極制御部は、静電容量検出部が検出した結合電極の静電容量に応じて、電極結合数を変更することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の近接検知装置。
  6. 電極制御部は、静電容量検出部が検出した結合電極の静電容量に応じて、電極スライド数を変更することを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の近接検知装置。
  7. 静電容量検出部及び電極制御部は、集積回路で構成されることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の近接検知装置。
  8. 電極結合数、又は静電容量検出部が検出した結合電極の静電容量に応じて、前記静電容量検出部の静電容量検出の感度を調整する感度制御部を備えることを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の近接検知装置。
  9. 感度制御部は、結合電極と静電容量検出部を接続可能な抵抗器を複数有し、当該抵抗器の接続を切り替えて前記静電容量検出部の静電容量検出の感度を調整することを特徴とする請求項8記載の近接検知装置。
  10. 静電容量検出部、電極制御部及び感度制御部は、集積回路で構成されることを特徴とする請求項9記載の近接検知装置。
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