JP5288126B2 - 遊技機の可動装飾装置 - Google Patents

遊技機の可動装飾装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5288126B2
JP5288126B2 JP2009089839A JP2009089839A JP5288126B2 JP 5288126 B2 JP5288126 B2 JP 5288126B2 JP 2009089839 A JP2009089839 A JP 2009089839A JP 2009089839 A JP2009089839 A JP 2009089839A JP 5288126 B2 JP5288126 B2 JP 5288126B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative body
lever
tip
rotated
movable decoration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009089839A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010240042A (ja
Inventor
義守 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asama Factory Co
Original Assignee
Asama Factory Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asama Factory Co filed Critical Asama Factory Co
Priority to JP2009089839A priority Critical patent/JP5288126B2/ja
Publication of JP2010240042A publication Critical patent/JP2010240042A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5288126B2 publication Critical patent/JP5288126B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、遊技機に設けられて遊技の状態に応じた演出を行うための、遊技機の可動装飾装置に関するものである。
パチンコ機やスロットマシン等の遊技機には、遊技領域の略中央に変動図柄表示装置が設けられており、興趣を高めるために前記図柄表示装置の表示画面に表示される図柄によってリーチ等の図柄に応じた演出を行っている。また、例えば特許文献1には、装飾部材を作動させることによって遊技の状態に応じた演出を行うことができる可動装飾装置を備えることによって、興趣を高めるようにしたものが開示されている。
上記開示に係るものにおいては、装飾体の両側にそれぞれアームの先端が軸支されており、それぞれのアームを他端を中心として回動させることで、装飾体を上下に移動させている。ここで、アームの先端の軌跡は円弧であり、且つ、装飾体は両側からアームで支えられているので、二つのアームの先端間の距離は変化する。よって、装飾体を上下動させるためには、アームの先端が左右方向に移動可能に装飾体に取り付けられていなくてはならない。そのために、アームの先端にはピンを、装飾体にはピンよりも大きな横長の長穴を備えて両者の間に遊びを設けている。
しかしながら、装飾体のLEDのための配線が左右どちらか片方のアームに装着されていたり、組み付け時のねじの締め付けトルクなどに差があったりすることで、左右の各回動部がまったく同じ抵抗を受けていることはない。そのため、上下動の途中で装飾体ががたついて左右に大きく揺れ動いてしまい遊技の興趣が削がれることがあった。
上下動の途中における装飾体の左右の揺れを防止するために、特許文献2に記載の発明においては、装飾体の中央付近に摺動板を設けて、この摺動板を取り付けベースに設けた縦型のガイドレール間を上下方向にスライドさせている。しかしながら縦型レールや摺動板を用いたものは、構造が複雑で製作コストがかかるうえに装飾体の装飾の自由度が奪われるものであった。また、ガイドレールや摺動板は装飾性に乏しく、効果的な演出を行ううえで邪魔になるものであった。
特開2009−000306号公報 特開2008−245941号公報
本発明は、上記した従来の問題点に鑑み、ガイドレールを用いることなく装飾体を近似直線運動により往復移動可能な遊技機の可動装飾装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するためになされた本発明に係る遊技機の可動装飾装置は、駆動源の駆動により、移動機構を介して移動される装飾体を備えた遊技機の可動装飾装置であって、前記移動機構は、駆動源により同期して回動される左右一対の移動用レバーと、前記装飾体に軸支され、該移動用レバーにより回動される左右一対のバランス用レバーとからなり、一方のバランス用レバーの先端には突起を設け、他方のバランス用レバーの先端に形成した長孔に摺動可能に嵌め込んだことを特徴とするものである。
また、前記駆動源は二つの駆動源とからなり、制御手段により該駆動源を同期して回転させることができる。
請求項1に係る発明は、左右一対のバランス用レバーのうち一方のバランス用レバーの先端には突起を設け、他方のバランス用レバーの先端には長孔を設けて、前記突起をこの長孔に摺動可能に嵌め込んだので、バランス用レバーの自由な回動が制止されて、装飾体を近似直線運動により往復移動させることができる。また、突起の左右への移動が斜めとなった長孔によって制止されるので装飾体を揺動させることなく移動させることができる。
請求項に係る発明は、二つの駆動原が同期して作動して移動用レバーの先端を回動させるので、バランス用レバーの先端を回動させて、装飾体を直線的に移動させることができる。
センターケース上部に配設された可動装飾装置の正面図である。 図1の可動装飾装置の平面図である。 モータと移動用アームの係合状態を示す正面図(a)、平面図(b)、側面図(c)である。 装飾体が降下途中である可動装飾装置の正面図である。 装飾体が降下された状態の可動装飾装置の正面図である。 枢軸の好ましい位置を説明する概念図である。 突起の好ましい位置を説明する概念図である。
以下に、本発明の実施形態に付いて説明する。
図1、2は、遊技機の変動図柄表示装置の周囲を覆うセンターケース1の上部に配設された可動装飾装置を示す図である。可動装飾装置は、駆動源としてのモータ2(ステッピングモータ)と、移動用レバー3と、バランス用レバー4と、装飾体5とを備える。図1の状態においては、装飾体5は上昇されていて、センターケース1の上部に収納されている。モータ2は、装飾体5の左右の取り付けベース11に螺着されて配設されている。なお、装飾体5は、LED基板51とバックプレート52を備えている。
可動装飾装置の移動機構を図1により説明する。移動機構は、二つのモータ2と、二つのモータ2によりそれぞれ回動される一対の移動用レバー3と、装飾体5の左右に軸着された一対のバランス用レバー4とからなり、それぞれの構成部品が左右対称に配設されている。
移動用レバー3はL字形に形成されていて、バックプレート52に設けた支軸31に軸着されている。L字形の一方の短尺アーム32はモータ2により回動される。短尺アーム32の回動により、短尺アーム32と直交する方向に延出された長尺アーム33も共に回動される。長尺アーム33の先端には軸34が設けられている。移動用レバー3の形状はL字形に限定されるものではなく、長尺アーム33の先端が支軸31を中心として回動できるものであればよい。なお、長尺アーム33には、長尺アーム33を上方に付勢する弾性体としてのバネ6が取り付けられている。
バランス用レバー4もL字形に形成されていて、装飾体5の裏側のバックプレート52に設けた枢軸41に軸着されている。L字形の一方の短アーム部42には、係合孔43が設けられていて、この係合孔43に長尺アーム33の先端の軸34が嵌め込まれている。
一対のバランス用レバー4において、一方のバランス用レバー4の長アーム部44の先端(図1、2においては左側の長アーム部)には、円柱状の突起45が設けられている。他方のバランス用レバー4の長アーム部44の先端には、前記円柱状の突起45に相当する幅の平行部を有する長孔46が設けられている。この長孔46に突起45が摺動可能に嵌め込まれている。
バランス用レバー4の形状はL字形のものに限定されないが、長アーム部44、枢軸41、短アーム部42が一直線に並ばないことが必要である。実施例のように、枢軸41を中心に直角方向に各アーム部42、44が延出しているのが望ましい。
移動用レバー3の長尺アーム33に対するバランス用レバー4の枢軸41の好ましい位置関係を、長尺アーム33の先端が下方に回動する場合を例に図6により説明する。図6において、長尺アーム33の先端は、支軸31を中心に、S点からR点を通ってS点まで円弧を描いて降下する。長尺アーム33の先端は水平方向には図中RS間の距離分移動する。バランス用レバー4の短アーム部42も長尺アーム33の降下とともに降下するが、長尺アーム33の先端に軸着された短アーム部42は、RSの水平移動距離を吸収するため枢軸41を中心に回動する必要がある。よって、枢軸41がRSの中間のT点を通ってRS線に直交する直線TTの上にある場合には、短アーム部42の先端は左右に同じ距離揺動して、長尺アーム33の円弧運動による位置ズレを補正することができる。したがって、枢軸41を、TT上に位置するように設けることが必要となる。
次に突起45の好ましい位置について、図7により説明する。図7において、左右の長アーム部44は枢軸41を中心に下方に円弧を描いて回動する。左右の枢軸41、41間の距離をxとすると先端の突起45は水平方向には、図中yで示す距離移動することになる。そこで、突起45を、x/2を通る直線Vを中心として左右にy/2移動する位置、つまり、左側の枢軸41からx/2+y/2の位置に設けることが好ましい。そして、最も左側に位置する場合の突起45から右側の枢軸41までの長さをLとすると、右側の枢軸41からL以上で、x/2−y/2以下の長孔46にすれば、円弧運動による突起45の位置ずれを吸収して、左右のバランス用レバー4は左右対称な動きを行う。
モータ2と移動用レバー3との係合状態を、図3により説明する。モータ2の軸21には、軸21に偏心してクランクピン22が装着されている。移動用レバー3の短尺アーム32の端部には凹陥部35が設けられており、この凹陥部35にクランクピン22の先端が遊嵌されていて、クランクピン22は短尺アーム32を回動することができる。モータ2の軸21の近傍には、クランクピン22の位置検出センサー23が配置されており、クランクピン22には、位置検出用の突片24が設けられている。突片24がセンサー23の発する光を遮断等することによってクランクピン22の初期位置が検出される。
以上のように構成されたものにおいて、大当たりなどの特別遊技状態になった場合には、図1の状態において右側のモータ2が駆動されて右側の短尺アーム32が反時計回りに回動される。これによって右側の長尺アーム33も反時計回りに回動されて、その先端が下方に降下される。他方、左側の短尺アーム32は時計回りに回動されて長尺アーム33の先端が下方に降下されるので装飾体5は、図4に示す中間位置を経由して、図5に示す最降下位置にまで下げられることになる。同時に、右側のバランス用レバー4も反時計回りに回動されつつ下方に降下することとなる。
このとき、二つのモータ2を同期駆動させると、左側の移動用レバー3は右側のものとは左右対称に回動する。左側のバランス用レバー4の先端の突起45の左右への移動が、右側のバランス用レバー4先端の斜めとなった長孔46の平行部により制止されるので、左側のバランス用レバー4も右側のものと左右対称な動作を行う。よって装飾体5は左右の揺動を制止されて、左右の枢軸41を結んだ直線とは垂直になる直線Pに沿って下方に一線上を降下することになる。
降下完了後、今度は左右のモータ2、2が降下時とは逆回りに回動されることで、左右の移動用レバー3、3も逆回りに回動される。よって、装飾体5は、図4に示す途中の位置を経由して、図5の初期位置にまで復帰されることになる。以上のような作動が繰り返されて装飾体5は直線Pに沿って近似直線運動により繰り返し移動されることになる。
以上は装飾体が上下に昇降する例について説明したが、本発明において、可動装飾装置を横向きや斜め下向きに取り付けて、装飾体を左右の横方向や斜めの上下方向に移動させることができる。
なお、本発明の実施形態では、駆動源である二つのモータ2を、図示していない制御手段によって同期して回転させることで一対の移動用レバー3も同期して作動させているが、モータ2を一つにし、その駆動を機械的にそれぞれの移動用レバー3に伝達することで、これらの移動用レバー3も同期して作動させることができる。
2 モータ、3 移動用レバー、4 バランス用レバー、5 装飾体、45 突起、46 長孔、

Claims (2)

  1. 駆動源の駆動により、移動機構を介して移動される装飾体を備えた遊技機の可動装飾装置であって、前記移動機構は、駆動源により同期して回動される左右一対の移動用レバーと、前記装飾体に軸支され、該移動用レバーにより回動される左右一対のバランス用レバーとからなり、一方のバランス用レバーの先端には突起を設け、他方のバランス用レバーの先端に形成した長孔に摺動可能に嵌め込んだことを特徴とする遊技機の可動装飾装置。
  2. 前記駆動源は二つの駆動源とからなり、制御手段により該駆動源を同期して回転させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機の可動装飾装置。
JP2009089839A 2009-04-02 2009-04-02 遊技機の可動装飾装置 Expired - Fee Related JP5288126B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009089839A JP5288126B2 (ja) 2009-04-02 2009-04-02 遊技機の可動装飾装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009089839A JP5288126B2 (ja) 2009-04-02 2009-04-02 遊技機の可動装飾装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010240042A JP2010240042A (ja) 2010-10-28
JP5288126B2 true JP5288126B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=43093832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009089839A Expired - Fee Related JP5288126B2 (ja) 2009-04-02 2009-04-02 遊技機の可動装飾装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5288126B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6375650B2 (ja) * 2014-03-14 2018-08-22 株式会社三洋物産 遊技機

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4754389B2 (ja) * 2006-03-31 2011-08-24 株式会社ニューギン 遊技機用の可動式演出装置
JP4986492B2 (ja) * 2006-04-05 2012-07-25 京楽産業.株式会社 遊技機の可動演出装置
JP4868453B2 (ja) * 2007-03-30 2012-02-01 サミー株式会社 遊技機
JP4588050B2 (ja) * 2007-06-21 2010-11-24 京楽産業.株式会社 装飾体昇降ユニット、遊技盤、及びパチンコ遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010240042A (ja) 2010-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4933843B2 (ja) 遊技機の可動装飾装置
JP4754389B2 (ja) 遊技機用の可動式演出装置
JP4699290B2 (ja) 遊技機における可動式演出装置
JP4699288B2 (ja) 遊技機の可動式演出装置
JP2011019670A (ja) 遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機
JP2010220863A (ja) 可動役物装置
JP5288125B2 (ja) 遊技機の可動装飾装置
JP2010042138A (ja) 遊技機の可動演出装置
JP2009136444A (ja) 遊技機の演出装置
JP5228179B2 (ja) 遊技機の可動装飾装置
JP2007185445A (ja) 遊技機用の演出装置
JP5261666B2 (ja) 遊技機の可動装飾装置
JP5288126B2 (ja) 遊技機の可動装飾装置
JP2012024190A (ja) 演出用役物装置
JP6315233B2 (ja) 演出装置および当該演出装置を備えた遊技機
JP2011244916A (ja) 遊技機
JP5119298B2 (ja) 演出用役物装置
JP5334049B2 (ja) 遊技機の可動装飾装置
JP5208242B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4699289B2 (ja) 遊技機の可動式演出装置
JP5899059B2 (ja) 遊技機用演出装置
JP5096891B2 (ja) 遊技機の演出装置
JP5228178B2 (ja) 遊技機の可動装飾装置
JP6105116B1 (ja) 操作装置及びその製造方法
JP4693539B2 (ja) プローブ駆動ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5288126

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees