JP5286308B2 - 試料ステージおよび荷電粒子線装置 - Google Patents

試料ステージおよび荷電粒子線装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5286308B2
JP5286308B2 JP2010041240A JP2010041240A JP5286308B2 JP 5286308 B2 JP5286308 B2 JP 5286308B2 JP 2010041240 A JP2010041240 A JP 2010041240A JP 2010041240 A JP2010041240 A JP 2010041240A JP 5286308 B2 JP5286308 B2 JP 5286308B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
light
charged particle
interferometer
optical system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010041240A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011181190A (ja
Inventor
芳輝 平間
勝 松島
周一 中川
真志 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi High Technologies Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Technologies Corp filed Critical Hitachi High Technologies Corp
Priority to JP2010041240A priority Critical patent/JP5286308B2/ja
Publication of JP2011181190A publication Critical patent/JP2011181190A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5286308B2 publication Critical patent/JP5286308B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、荷電粒子線装置等に用いられる試料ステージに係り、特に試料ステージの位置合わせを高精度に行うための光学装置を備えた試料ステージ、及び荷電粒子線装置に関する。
半導体製造分野をはじめとするナノスケールオーダーの試料観察には、電子顕微鏡が用いられており、試料搬送にはサブミクロンオーダーの位置決め精度と高速移動を行うために試料ステージを使用している。また、試料ステージの位置座標および移動距離を高精度に計測する手段としてレーザ干渉測長が使用されている。
特許文献1には、レーザ干渉計を備えた試料ステージが開示され、レーザ干渉測長を行う際に、試料ステージと干渉計の相対距離を測定することにより位置決めを行っている。この測定のための基準として、試料ステージと干渉計との間の計測ビームとは別に、参照用のビーム光学系を設けることが引用文献1に開示されている。引用文献1では、参照光のための参照鏡を投影露光装置の投影光学系に配置する例が説明されている。
特開平10−261570号公報
上述のように、試料ステージの位置を検出するための干渉計が備えられた試料ステージを備えた装置において、環境温度の変化によって試料室が熱変形を起こすと、試料室壁面に設置された干渉計の位置が変位する。そのため、干渉計の原点がずれることになり、正確なステージ位置の測定が困難になる場合がある。
また、荷電粒子線装置への適用を考えた場合、試料室を真空状態とする必要があるため、当該真空室内における干渉計に関わる部材の配置には制約がある。また、荷電粒子線装置と試料との距離(ワーキングディスタンス)を狭めるというか観点からも荷電粒子光学系近傍に参照鏡を配置するには、相応の制約がある。
以下に、試料室の熱変形に依らず、高精度にステージ位置を検出することを目的とする試料ステージを備えた荷電粒子線装置について説明する。
上記目的を達成するために、試料ステージの位置を検出するためのレーザ干渉計を備えた荷電粒子線装置において、前記レーザ干渉計は、レーザを放出する光源と、前記試料ステージに設置される計測光用ミラーと、前記光源が設置される前記荷電粒子線装置の試料室壁面と対向する壁面に設置される参照光用ミラーと、前記光源から放出されるレーザを、計測光と参照光とに分割するビームスプリッタとを備え、当該ビームスプリッタと前記計測光用ミラーとの間に、1/4λ波長板を備えていることを特徴とする荷電粒子線装置を提供する。
上記構成によれば、試料室の熱変形に依らず、高精度にステージ位置を検出することが可能となる。
走査電子顕微鏡の概略構成図。 レーザ干渉計の詳細を説明する図。 レーザ干渉計の他の例を説明する図。 レーザ干渉計の他の更に例を説明する図。
試料ステージの位置検出に用いられるレーザ干渉計の参照光は、試料ステージの位置を計測する計測光の基準となるため、参照光の経路において位置がずれてしまうと基準がずれてしまい、誤差が生じる。参照光を反射するための参照鏡を荷電粒子光学系の光軸中心周辺に配置することにより、干渉計から投影光学系の光軸までの環境温度変化による影響をキャンセルすることができる。
すなわち、荷電粒子線装置の一態様である走査電子顕微鏡において、試料ステージの位置決めを、電子線光学系中心軸とレーザ干渉測長における干渉計の距離を基準に、レーザ干渉計を用いて、ステージ上のミラーと干渉計との相対距離の測定を行うことによって、高精度な位置決めを行うことができる。また、干渉計の位置を原点(基準)とした場合、環境温度変化により試料室全体が熱膨張(熱収縮)すると、試料室壁面に固定された干渉計の位置がずれる、そのため、原点がずれることとなり、正確な位置が測定できなくなる可能性がある。
また、電子線光学系中心軸とレーザ干渉測長における干渉計の距離を基準とするため、電子光学系中心軸周辺にレーザ干渉測長で使用する参照鏡を設置することにより原点のずれを補正する場合、参照鏡の位置調整は、真空中における調整もしくは、そのため、調整が困難であり、多大な時間を要すことが考えられる。
本実施例では、上記考察に基づいて以下のような配置条件からなるレーザ干渉計を備えた荷電粒子線装置について説明する。より具体的には、試料室における電子線光学系中心軸の位置が試料室のほぼ中心に位置することを利用し、試料室壁面に基準となる干渉計、その対となるもう一方の壁面に参照光を反射させるための参照鏡を設置する。つまり干渉計と参照鏡は、電子線光学系中心軸から等しい距離に位置する。環境温度変化した時、試料室の熱膨張(熱収縮)は、電子線光学系中心軸を基準として等方的に拡がるため、取り付けられた干渉計でのずれ及び参照鏡でのずれは等しい。つまり、電子線光学系中心軸と試料室壁面の距離でのずれと等しい。
この時の干渉計での熱膨張(熱収縮)のずれをΔLとする。このずれを考慮するため、レーザ干渉測長において、ダブルパス方式で構成したレーザ干渉計の信号光を1パス目及び2パス目を試料室内部のステージ上に取り付けられたミラーに反射させる。このとき、試料室壁面に取り付けられた干渉計によるずれは、干渉計とステージ上のミラー間を2往復するため、4ΔL(4×ΔL)含まれる。一方、ダブルパス方式で構成したレーザ干渉計の参照光について、1パス目は干渉計内で反射させ、2パス目は、対の試料室壁面に固定したミラーで反射させることにより、干渉計ともう一方の試料室壁面に取り付けられたミラーとの間を1往復するため、ずれを4ΔL(=2×2ΔL)含む。
このことから、レーザ干渉測長において、基準となる電子線光学系中心軸と干渉計とステージまでの熱膨張(熱収縮)における影響がキャンセルされる。
上述のような実施例によれば、環境温度変化が生じたとしても、常に試料室内におけるウェーハの位置(ステージ位置)を正確に把握することが可能であり、走査型電子顕微鏡では、ウェーハの中で測長したいパターンを電子ビームの中心位置に正確に移動することができる。干渉光の経路を試料と電子光学系との間にとることにより、よりステージを対物レンズに近づけることができ、荷電粒子光学系のワーキングディスタンスの短縮にも寄与することができる。また、参照鏡の取り付け位置が試料室であることから、調整が比較的容易となり、調整時間の短縮となる。
図4は、荷電粒子線装置の一態様である走査電子顕微鏡の概略を説明する図である。試料雰囲気の真空状態を維持する試料室22の中では、試料23が試料ホルダ24に搭載され、該試料ホルダ24はこれに搭載されている試料をX、Y方向に動かすXYステージ1に搭載されている。
XYステージ(試料ステージ)は、レーザ干渉測長に基づいて、XYステージ1の位置及び移動量を求め、情報が制御系に伝えられる。レーザ干渉測定を実施するためのミラー25,干渉計ユニット26,レーザヘッド及びレシーバ27が設置されている。試料室22の上にある電子光学系筐体28には、該荷電粒子線光学系は電子ビームを発生させる電子銃29、その発生した電子ビームを試料23に集束するために必要な電子レンズ30,32、電子ビームをX,Y方向に偏向する偏向コイル31などが内蔵されている。電子レンズ30および32並びに偏向コイル31は、制御系によって制御される。また、電子銃29は高圧電源に接続され、該高圧電源は制御系によって制御される。試料室22には、電子照射によって試料から発生される二次電子を検出するための二次電子検出器33が設けられている。
また、電子ビームは偏向コイル31によってX及びY方向に偏向され、当該偏向信号は、画像信号処理回路にも伝達され、二次元画像形成のために用いられる。画像処理回路の画像処理信号は制御系に与えられ、その中のディスプレイ部には、パターンの画像が表示される。試料室22は所定の真空度を維持するように排気される。これはターボ分子ポンプ35と粗引きポンプであるドライポンプ34によって行われる。
図1は、走査電子顕微鏡に採用されるレーザ干渉計の一例を説明する図である。レーザ干渉計は、レーザ光源を有し、XYステージ1の位置決め制御のために用いられる。XYステージ1上にステージ位置決め用にXY方向に、それぞれX軸用のミラーX2及びY軸用のミラーY3が配置されている。ミラーX2及びミラーY3のミラー面は、それぞれX軸及びY軸にほぼ垂直な反射面を持ち、互いに直交している。
ミラーX2及びミラーY3はそれぞれ干渉計用の移動鏡として作用し、XY2軸の移動鏡としている。更に、X方向の位置決めを行う干渉計ユニットX4の+X方向(図1の右上側)の試料室側面部に、ミラーX1のミラー面と実質的に平行な反射面を有するX軸の参照鏡X5が固定される。更に、Y方向の位置決めを行う干渉計ユニットY6の+Y方向(図1の左上側)の試料室側面部に、ミラーY2のミラー面と実質的に平行な反射面を有するY軸の参照鏡Y7が固定されている。
干渉計ユニットX4と、X軸の参照鏡X5は、電子光学系光軸(電子ビームを偏向しないときの電子ビーム軌道、或いは対物レンズ中心)から、同じ距離だけ離間している。Y方向についてもX方向と同様に、干渉計ユニットY6と、X軸の参照鏡Y7は、電子光学系光軸(電子ビームを偏向しないときの電子ビーム軌道、或いは対物レンズ中心)から、同じ距離だけ離間している。そして、X軸のレーザヘッド16から射出されたレーザビームは、干渉計ユニットX4内部の偏光ビームスプリッタ11において、それぞれX軸に平行な計測用のレーザビーム(以下、「計測光X」と呼ぶ)9、及び参照用のレーザビーム(以下、「参照光X」と呼ぶ)10に分岐される。
図2は、図1に例示したレーザ干渉計の詳細を説明する図である。干渉計ユニットX4の詳細を、干渉計ユニット光学系17(Y方向は18)として説明する。偏光ビームスプリッタ11で偏光された参照光X10はビームベンダー12で曲げられ、X軸のコーナキューブミラー(参照鏡)20に入射および反射し、再びビームベンダー12で曲げられ、偏光ビームスプリッタ11と参照鏡X5との間を1往復してレーザヘッド及びレシーバユニットX8に戻る。
また、計測光X9は偏光ビームスプリッタ11を通過し、λ/4板13と、コーナキューブミラー20(参照鏡X5に相当)のミラー面との間を2往復してレーザヘッド及びレシーバユニットX8に戻る。即ち、レーザヘッド(レシーバユニット)X8,偏向ビームスプリッタ11,λ/4板13、及び参照鏡X5よりX軸のダブルパス方式のレーザ干渉計が構成され、レーザヘッド(レシーバユニット)X8では、戻ってきた計測光X9及び参照光X10の干渉光を制御系により光電変換して得た検出信号を補間及び積算処理することによって、参照鏡X5を基準としてミラーX1のミラー面のX方向への変位を求め、供給する。より具体的には、ビームスプリッタ11を通過した計測光X9は、1/4λの波長板であるλ/4板13を通過し、90°位相が変化した計測光X9は、ミラーX2によって反射される。当該反射された計測光X9は、λ/4板13を再通過することにより、更に90°位相が変化する。位相が180°変化した計測光X9は、ビームスプリッタ11によって、干渉計ユニット17に内蔵されたコーナキューブミラー20によって反射され、再度、ビームスプリッタ11によって、ミラーX2に向かって反射される。ビームスプリッタ11によって反射された計測光X9は、再度、λ/4板13を通過することによって、更に90°位相が変化し、ミラーX2によって反射される。ミラーX2によって反射された計測光X9は、再度λ/4板13を通過するため、位相は元に戻り、ビームスプリッタ11を通過して、レシーバユニットに戻る。
以上のような原理に基づいて、ダブルパスが構成される。更に制御系では、その変位に所定のオフセットを加算してステージのX座標を求める。例えば、概念的にはステージの位置の計測値が、100μmであった場合、参照光に基づく試料室内空間距離が基準値より、2μm大きかった場合、干渉計ユニットの位置が、電子線光軸より、1μm伸びている(参照光に基づく変動分は、干渉計ユニット側とコーナキューブミラー側の2つの変動量を含んでいるため)と評価できるため、ステージ位置の計測値は1μm変位していることになる。よって、この値が補正されるように、ステージ位置の出力結果を求めるようにすると良い。
また、本例では、X軸のダブルパス方式のレーザ干渉計と共に、Y軸のダブルパス方式のレーザ干渉計も設けられている。
X軸の場合と同様に干渉計ユニットY6において、偏光ビームスプリッタ11で偏光された参照光Y15はビームベンダー12で曲げられ、Y軸のコーナキューブミラー(参照鏡)20に入射および反射し、再びビームベンダー12で曲げられ、偏光ビームスプリッタ11と参照鏡Y7との間を1往復してレーザヘッド及びレシーバユニットY16に戻る。
また、計測光Y14は偏光ビームスプリッタ11を通過しλ/4板13とミラーY3のミラー面との間を2往復してレーザヘッド及びレシーバユニットY16に戻る。即ち、レーザヘッド及びレシーバユニットY16,偏向ビームスプリッタ11,λ/4板13及び参照鏡Y7よりY軸のダブルパス方式のレーザ干渉計が構成され、レーザヘッド及びレシーバユニットY16では、戻ってきた計測光Y14及び参照光Y15の干渉光を制御系により光電変換して得た検出信号を補間及び積算処理することによって、参照鏡Y7を基準としてミラーY3のミラー面のY方向への変位を求め、供給する。更に制御系では、その変位に所定のオフセットを加算してステージのX座標を求める。
図3は、干渉計ユニットの他の構成例を説明する図である。参照光の一部をダブルパスとすることによって、レーザ分解能を高めることができ、その結果、高精度位置決め、及び補正を実現することが可能となる。
干渉計ユニットX17において、偏光ビームスプリッタ11で偏光された参照光X10はλ/4板13,プレーンミラー19を入射及び反射し1往復した後、偏光ビームスプリッタ11を通過し、コーナキューブミラー20で反射され、再び12偏光ビームスプリッタ11を通過し、ビームベンダー12で曲げられX軸の参照鏡であるプレーンミラー19に入射する。X軸の参照鏡X5に入射および反射し、再びビームベンダー12で曲げられ、偏光ビームスプリッタ11とプレーンミラー19との間を1往復し、ビームベンダー12で曲げられ、偏光ビームスプリッタ11で偏光され、レーザヘッド及びレシーバユニットX8に戻る。
また、計測光X9は偏光ビームスプリッタ11を通過し、λ/4板13とミラーX1のミラー面との間を2往復してレーザヘッド及びレシーバユニットX8に戻る。即ち、レーザヘッド及びレシーバユニットX8,偏向ビームスプリッタ11,λ/4板13、及び参照鏡X5よりX軸のダブルパス方式のレーザ干渉計が構成され、レーザヘッド及びレシーバX8では、戻ってきた計測光X9及び参照光X10の干渉光を制御系により光電変換して得た検出信号を補間及び積算処理することによって、参照鏡X5(プレーンミラー19)を基準としてミラーX1のミラー面のX方向への変位を求め、供給する。更に制御系では、その変位に所定のオフセットを加算してステージのX座標を求める。
干渉計ユニットの他の構成例として、偏光ビームスプリッタ11により偏光された参照光X10及び参照光Y15をダブルパス方式にし、偏光された計測光X9及び計測光Y14を4パス方式となるように構成することにより、レーザ干渉測長における検出分解能が2倍となり、より正確な位置測定が可能となる。
1 XYステージ
2 ミラーX
3 ミラーY
4,17 干渉計ユニットX
5 参照鏡X
6,18 干渉計ユニットY
7 参照鏡Y
8 レーザヘッド及びレシーバユニットX
9 計測光X
10 参照光X
11 偏光ビームスプリッタ
12 ビームベンダー
13 λ/4板
14 計測光Y
15 参照光Y
16 レーザヘッド及びレシーバユニットY
19 プレーンミラー
20 コーナキューブミラー
21 電子線光学系中心軸
22 試料室
23 試料
24 試料ホルダ
25 ミラー
26 干渉計ユニット
27 レーザヘッド及びレシーバユニット
28 電子光学系筺体
29 電子銃
30,32 電子レンズ
31 偏向コイル
33 二次電子検出器
34 ドライポンプ
35 ターボ分子ポンプ

Claims (2)

  1. 試料ステージの位置を検出するためのレーザー干渉計を試料室内に備えた荷電粒子線装置において、前記レーザー干渉計は、レーザーを放出する光源と、当該光源から放出されるレーザーを、計測光と参照光とに分割するビームスプリッタを含む干渉計ユニットと、前記試料ステージに設置される計測光ミラーと、前記光源が設置される前記荷電粒子線装置の試料室壁面と対向する壁面に設置される参照光ミラーとを備え、前記ビームスプリッタと前記計測光ミラーとの間に、λ/4波長板を備え、
    前記干渉計ユニットから放出される光ビームの照射方向における前記荷電粒子線装置の光学系中心軸の位置が、前記試料室のほぼ中心となるように構成され、前記荷電粒子線装置の光学系中心軸と前記干渉計ユニットとの間の距離と、当該光学系中心軸と前記参照光ミラーとの間の距離が等しくなると共に、前記ビームスプリッタと前記計測光ミラーとの間で2n回往復のパスが形成され、前記ビームスプリッタと前記参照光ミラーとの間でn回往復のパスが形成されるように構成されることを特徴とする荷電粒子線装置。
  2. 荷電粒子線装置に用いられる試料ステージ装置であって、前記荷電粒子線装置の試料室内に配置され、位置決め対象物を載置して該位置決め対象物と共に移動する可動ステージと、該可動ステージに向かって計測用の光ビームを照射する干渉計ユニットと、当該可動ステージに搭載され、該可動ステージから光ビームが戻されるように当該光ビームを反射する計測光ミラーと、当該計測光ミラーによって反射され、更に前記干渉計ユニット内に設けられたコーナキューブミラーによって反射された光ビームを再度、前記計測光ミラーに向かって反射すると共に、前記干渉計ユニットからの光ビームを分離するビームスプリッタと、当該ビームスプリッタによって分離された光ビームを反射する参照光ミラーと、前記ビームスプリッタと前記計測光ミラーとの間で2n回往復のパスを通過した光ビームと、前記ビームスプリッタと前記参照光ミラーとの間でn回往復のパスを通過した光ビームを受光し、得られた干渉光から該可動ステージの所定方向への変位を検出する制御系を備え、前記干渉計ユニットから放出される光ビームの照射方向における前記荷電粒子線装置の光学系中心軸の位置が、前記試料室のほぼ中心となるように構成され、前記荷電粒子線装置の光学系中心軸と前記干渉計ユニットとの間の距離と、当該光学系中心軸と前記参照光ミラーとの間の距離が等しいことを特徴とするステージ装置。
JP2010041240A 2010-02-26 2010-02-26 試料ステージおよび荷電粒子線装置 Expired - Fee Related JP5286308B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010041240A JP5286308B2 (ja) 2010-02-26 2010-02-26 試料ステージおよび荷電粒子線装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010041240A JP5286308B2 (ja) 2010-02-26 2010-02-26 試料ステージおよび荷電粒子線装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011181190A JP2011181190A (ja) 2011-09-15
JP5286308B2 true JP5286308B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=44692528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010041240A Expired - Fee Related JP5286308B2 (ja) 2010-02-26 2010-02-26 試料ステージおよび荷電粒子線装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5286308B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014033075A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Nuflare Technology Inc 荷電粒子ビーム描画装置及びパターン検査装置
JP6104708B2 (ja) * 2013-05-24 2017-03-29 株式会社ミツトヨ 追尾式レーザ干渉計

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058412U (ja) * 1991-07-15 1993-02-05 オリンパス光学工業株式会社 レーザ干渉測長機
JP3651125B2 (ja) * 1996-06-27 2005-05-25 株式会社ニコン 位置計測装置及びパターン測定装置
JP3832681B2 (ja) * 1997-03-19 2006-10-11 株式会社ニコン ステージ装置及び該装置を備えた露光装置
JP2001264008A (ja) * 2000-03-14 2001-09-26 Kyocera Corp レーザー干渉測長システム及び露光装置
JP4148627B2 (ja) * 2000-03-30 2008-09-10 株式会社東芝 荷電粒子ビーム装置及び荷電粒子ビーム装置用試料室
JP2007067221A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Hitachi High-Technologies Corp 回路パターン製造装置
US7800735B2 (en) * 2006-04-21 2010-09-21 Kla-Tencor Technologies Corporation Z-stage with dynamically driven stage mirror and chuck assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011181190A (ja) 2011-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6486955B1 (en) Shape measuring method and shape measuring device, position control method, stage device, exposure apparatus and method for producing exposure apparatus, and device and method for manufacturing device
US9678443B2 (en) Lithography system with differential interferometer module
US10837766B2 (en) Laser measurement system and method for measuring six-degree-of-freedom geometric error of rotating shaft
JP5486379B2 (ja) 面形状計測装置
TWI489081B (zh) 使用編碼器系統的低同調干涉技術
JP2020005005A (ja) アライメントセンサーとビーム測定センサーを備えている荷電粒子リソグラフィシステム
JP2007078687A (ja) 位置測定装置
US7336369B2 (en) Multi-axis interferometer system using independent, single axis interferometers
WO2006041984A2 (en) Error correction in interferometry systems
JP2013092402A (ja) 多波長干渉計、計測装置および計測方法
US20170016711A1 (en) Instantaneous phase-shift interferometer
KR20020085858A (ko) 간섭계 시스템
JP5541713B2 (ja) レーザ干渉測長器、それを用いた加工装置および部品の製造方法
JP6030346B2 (ja) 形状測定機
CN108955565B (zh) 自由曲面干涉仪中自适应零位补偿器空间距离自标定方法
KR100781985B1 (ko) 변위 간섭계 시스템 및 그가 채용되는 노광설비
JP2012177620A (ja) 計測装置
JP5286308B2 (ja) 試料ステージおよび荷電粒子線装置
JP2017040583A (ja) 計測装置、リソグラフィ装置、および物品の製造方法
JP2021511485A (ja) 基板上のターゲット構造の位置を決定するための装置及び方法
JP2011038967A (ja) 位置決め装置およびこれに着脱可能な光学アダプター
US20150070710A1 (en) Measurement apparatus
JP5793355B2 (ja) 斜入射干渉計
CN104266583A (zh) 多自由度测量系统
JP2014033075A (ja) 荷電粒子ビーム描画装置及びパターン検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130311

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130603

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees