JP6030346B2 - 形状測定機 - Google Patents

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Description

本発明は形状測定機に関し、測定対象物の表面形状を高精度に測定する装置に関する。
従来、測定対象物(ワーク)の表面形状を高精度に測定する装置としては、測定すべきワーク表面の凹凸の大きさによって様々なものがある。例えば、ワーク表面の粗さを定量的に測定するためには表面粗さ測定機が利用され、ワークの原子レベルの凹凸を観察するためには走査型プローブ顕微鏡が用いられている。
これらの高精度な形状測定機では、ワークの表面をプローブで所定の走査方向へ走査し、走査方向の位置とワーク表面の変位との関係からワーク表面の形状を検出することが行われている。
このような走査には、ワーク表面を光学的に走査する方式が用いられているほか、カンチレバーで支持された微細なスタイラス(探針)でワーク表面をなぞり、カンチレバーの背面側(スタイラスおよびワークとは反対側)の特定部位に対して、その変位(スタイラス先端がワーク表面に追従した変位に対応)を光学的に検出する方式などが用いられている。
従来、形状測定機では、高精度化の要求に応じて様々な改良がなされている(特許文献1参照)。特許文献1において、本願発明者は、前述したワーク表面の走査における運動誤差に着目し、その影響の解消を図るべく独特な構成の形状測定機を提案している。
すなわち、前述した走査式の形状測定機では、ワーク表面を走査するために変位センサを移動させる走査機構が必要であり、走査機構における運動誤差の発生が避けられない。このような運動誤差は、スタイラスがワーク表面に追従して変位した量に加算されて変位センサで検出される。つまり、変位センサが検出する変位量は、本来のワーク表面の変位量に対して運動誤差分の影響を受けたものとなる。
これに対し、変位センサが、基準部材に対する測定対象部位の相対変位を検出する形式のもの、例えばレーザ干渉計などであれば、基準部材をワークに対して位置および姿勢が変化しないように保持することで、変位センサで検出されるデータにおける運動誤差の影響を相殺することができる。
特許文献1の発明では、前述のように基準部材をワークに対して位置および姿勢が変化しないように保持することで、走査機構の運動誤差の解消を図っている。
具体的には、ワークの表面に沿って基準部材となる参照鏡を支持し、参照鏡とワークとの間にカンチレバーでスタイラスを支持し、参照鏡のワークと反対側にレーザ干渉計を配置し、レーザ干渉計からのレーザ光を参照鏡で反射させて参照光とするとともに、参照鏡を透過してカンチレバー背面側の特定部位で反射させて測定光とする。そして、スタイラスおよびレーザ干渉計を走査機構でワーク表面および参照鏡に沿って移動させて走査し、レーザ干渉計で測定光と参照光との比較に基づいてワーク表面の変位を測定する。
このような構成では、ワーク表面を走査する際に、走査機構に運動誤差が生じても、その影響は測定光および参照光の両方に影響するため、これらの測定光および参照光の比較の際に相殺され、レーザ干渉計で得られるワーク表面の形状測定データとしては表れないようにすることができる。
特開2008−51602号公報
ところで、特許文献1に例示される変位センサは光波干渉式の変位計であり、なかでもレーザ光を用い参照鏡を測定光の光路上に配置するフィゾー型と呼ばれる構成とされている。
しかし、フィゾー型レーザ干渉計の場合、参照光の光路(参照光路、光源から参照鏡まで)の延長上に測定対象部位であるスタイラス背面が配置され、測定光の光路(測定光路、光源から測定対象部位まで)は参照光路を共用するとともに、参照鏡から測定対象部位までの区間だけ測定光路が参照光路よりも必然的に長くなる。この測定光路の参照光路に対する光路長差はデッドパスと呼ばれる。
このようなデッドパスがあると、光源の安定性が測定誤差に影響するという問題がある。
すなわち、測定対象に変位がなくても、レーザの周波数変動によって見かけ上の光路差が発生する要因となり、測定誤差として現れる。
具体的には、レーザ干渉計による測長においては、光源であるレーザの周波数安定度と前述したデッドパスの長さとに応じて、その見かけ上の光路長が変化する。
例えば、レーザの周波数安定度が1×10−6の場合、デッドパスが100mmあると、見かけ上の光路長の変化量は1×10−6×100×10−3m=100×10−9m=100nmと計算される。
このようなレーザ光の周波数安定度に応じた見かけ上の光路長の変化が、測定対象に変位がなくてもレーザの周波数変動によって100nmの誤差が発生する要因となる。
このようなレーザ光の周波数安定度に起因する測定誤差を低減するためには、デッドパスを短くするか、あるいは周波数安定度の高い周波数安定化レーザを用いることが考えられる。
しかし、これらの対応には、それぞれ以下のような問題がある。
デッドパスに関して、フィゾー型では、参照鏡とスタイラス背面との間に、レーザ光をカンチレバー背面側に集光するためのレンズや波長板などの光学素子を配置する必要がある。これらの光学素子やそのホルダを収容するスペースが必要であるため、参照鏡とスタイラス背面との間の距離となるデッドパスを数mm程度まで短縮することは困難である。
レーザ光の周波数安定度に関して、現在でも周波数安定度が1×10−9程度のレーザ光源が市販されており、これらを用いることができる。しかし、これらの安定度が高いレーザ光源は、いずれも100万円程度と高価である。
一方、安価な半導体レーザ方式のレーザ光源の周波数安定度は1×10−3、周波数安定化されていないHe−Neレーザの周波数安定度は1×10−6程度であるため、測定誤差への影響を小さくするにはデッドパスを著しく短くする必要があり、前述のような光学素子の設置スペースが必要なフィゾー型の構成を採用することができない。
前述のように、特許文献1の構成では、光源の安定性が測定誤差に影響するデッドパスの問題がある。さらに、前述した特許文献1で例示される装置においては、参照鏡の支持に伴う次のような問題がある。
すなわち、特許文献1の発明では、基準部材である参照鏡をワークに対して位置および姿勢が変化しないように保持するために、ワークをベース上に載置するとともに、ベースに保持部材である複数の支柱を介して参照鏡を支持しており、ワークが参照鏡で覆われる状態で配置される。
このような構成では、ワーク表面の測定できる領域は、参照鏡を支持する複数の支柱で囲われた領域に制限されるという問題がある。
本発明の目的は、走査時の運動誤差が解消できるとともに、デッドパスに起因する誤差を解消でき、かつ測定領域の制約を緩和できる形状測定機を提供することにある。
本発明は、形状を測定すべき表面を有するワークに対して相対位置が固定された固定部材と、前記固定部材に支持されかつ前記固定部材に対して前記ワークの表面に沿った走査方向へ移動可能な走査部材と、前記固定部材に設けられ前記走査方向に沿って前記ワークの表面の変位を検出する干渉計とを有し、前記干渉計は、光源と、前記走査部材に設置されて前記光源からの光を参照光と測定光とに分割する偏光ビームスプリッタと、前記固定部材に対して固定された参照鏡と、前記測定光の光路として前記偏光ビームスプリッタから前記ワークに向かう測定光路と、前記参照光の光路として前記偏光ビームスプリッタから前記参照鏡に至る参照光路とを有し、前記測定光路の光路長と前記参照光路の光路長との差が所定の許容誤差以下であり、前記所定の許容誤差は、前記測定機に求められる測定精度を前記光源の波長安定度で割ったものと等しい値として定義されることを特徴とする。
本発明において、所定の許容誤差としては、測定機として要求される測定精度を、使用する光源の波長安定度で割った値であることが好ましい。
例えば、1nm以下の測定精度を実現することを目指す場合、使用する光源の波長安定度が10−6であれば、前述した所定の許容誤差は、1nm/10−6=10nm=1mmとなり、前述した前記測定光路の光路長と前記参照光路の光路長との差が1mm以下であれば所期の測定精度を確保することができる。
本発明において、干渉計の他の構成として、偏光ビームスプリッタに参照光および測定光となる光を供給する光源を用いるとともに、参照光および測定光を再び合成して干渉させる検出装置を用いることが望ましい。例えば、光源としてレーザ光を用い、偏光ビームスプリッタで参照光路と測定光路とを分離する構成は、いわゆるマイケルソン型もしくはトワイマン・グリーン型のレーザ干渉計として具体化することができる。
このような本発明では、レーザ光源等からの光が偏光ビームスプリッタで参照光および測定光に分割される。参照光は参照光路を通り参照鏡で反射されて検出部に戻され、測定光は測定光路を通り、ワーク表面またはワーク表面に接触するスタイラスもしくはカンチレバーの特定部位に反射されて検出部に戻され、検出部において参照光および測定光の干渉状態からワーク表面の変位を検出することができる。従って、走査部材を走査方向に移動させることでワーク表面の走査が行われ、走査方向のワーク表面の形状を測定することができる。
ここで、本発明では、参照鏡は固定部材に対して固定されており、参照鏡とワークとは相対位置が固定されている。このため、走査部材の移動に伴って運動誤差が生じても、この運動誤差はワークおよび参照鏡に対して等しく影響する。従って、参照光および測定光の干渉にあたって運動誤差の影響は互いに相殺され、走査に伴う運動誤差の影響を解消することができる。
また、本発明では、測定光路(偏光ビームスプリッタからワーク表面またはワーク表面に接触するスタイラスもしくはカンチレバーの特定部位まで)の光路長と、参照光路(偏光ビームスプリッタから参照鏡まで)の光路長とが、互いに略等しく、つまり測定光路の光路長と参照光路の光路長との差が所定の許容誤差以下とされているため、各々の光路長差であるデッドパスが実質的に生じない。このため、デッドパスに起因する誤差の影響を解消することができる。
さらに、本発明では、測定光路と参照光路とを分離し、参照鏡がワークから離れた位置に設置できるため、ワークに対する測定領域を制約することがない。
本発明において、前記参照鏡は、前記参照光路に向かう反射面が前記走査方向と平行に配置されていることが望ましい。
なお、参照光路において、適宜光学素子を補って偏光ビームスプリッタからの光軸を方向変換し、参照鏡に直角に入射しかつ反射光が同光路を戻るように配置することが望ましい。
このような本発明では、走査を行う際に、偏光ビームスプリッタおよび参照光路が走査部材とともに移動しても、測定光路の光路長変化量と参照光路の光路長変化量とが同じになるため、常にデッドパス一定の干渉光路を提供することができる。
本発明において、前記走査部材に固定端を支持されたカンチレバーと、前記カンチレバーの自由端に設置されて先端が前記ワークの表面に接触可能なスタイラスとを有し、前記測定光は、前記偏光ビームスプリッタから前記カンチレバーの前記スタイラスと反対側の特定部位で反射されることが望ましい。
このような本発明では、カンチレバーおよびスタイラスを用いることで、ワーク表面で測定光を直接反射させる必要がなく、ワーク表面の反射特性等に影響されることなく、確実な測定光を得ることができる。
本発明において、前記干渉計は、前記光源としてガスレーザ光源または半導体レーザ光源を用いるレーザ干渉計であることが望ましい。
本発明では、デッドパスが解消されるため、ガスレーザ光源または半導体レーザ光源による比較的安定性の低いレーザ光を用いても高精度を確保でき、形状測定機としてのコストを低減することができる。
本発明において、前記干渉計は、前記光源としてレーザ光よりも干渉性が低い低可干渉性光源を用いる干渉計であることが望ましい。
本発明では、デッドパスが解消されるため、フィゾー型干渉計では用いることができない低可干渉性光源、例えば高輝度発光ダイオード等であっても、これを光源として干渉測定を行うことができ、形状測定機としてのコストを低減することができる。
本発明の一実施形態の構成を示す模式図。 前記図1の実施形態の動作を示す模式図。 本発明の他の実施形態を示す模式図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、形状測定機10は、レーザ干渉計20(詳細後述)を用いてワーク1の表面2の形状を測定するものである。
ワーク1は基礎9上に設置されたテーブル8に支持され、形状測定機10は基礎9上の異なる位置に設置されたコラム7に支持されており、ワーク1と形状測定機10とは基礎9を介して相対位置が固定されている。本実施形態において、ワーク1の表面2はX軸およびY軸に平行であり、Z軸は表面2に直交する方向とされている。
本実施形態の形状測定機10は、後述するように、Y軸方向を走査方向として、レーザ干渉計20によりワーク1の表面2を走査し、走査位置に応じたZ軸方向の変位を検出することにより、表面2の形状を測定するものである。
形状測定機10は、固定部材11、走査部材12、走査機構13および接触機構14を備えている。
固定部材11は、剛性を有する基板あるいは筐体の一部により形成され、コラム7に支持され、そのY軸およびZ軸に沿った表面にレーザ干渉計20を構成する要素の一部が配置される。
走査部材12は、走査機構13によって固定部材11の表面に支持され、レーザ干渉計20の要素の要部が配置されるとともに、走査機構13によって走査方向であるY軸方向へ移動される。
走査機構13は、高精度な直線性を有するY軸方向のガイド機構131を有し、走査部材12はこのガイド機構131を介して固定部材11に支持され、Y軸方向の任意位置へと移動可能である。
ガイド機構131には、シャフト132およびカップリング133を介してモータ134が接続されている。
シャフト132は、ガイド機構131の移動側部分と高精度な送りねじ機構を介して接続されている。
カップリング133は、シャフト132の軸方向の偏心、傾きおよび伸縮等の変形を吸収しつつモータ134の回転力をシャフト132に伝達可能である。
モータ134は、図示しない制御装置により制御され、その回転力によりシャフト132を回転させ、ガイド機構131に支持された走査部材12を走査方向であるY軸方向へ駆動することができる。
接触機構14は、先端がワーク1の表面2に接触されるスタイラス141を有し、このスタイラス141はカンチレバー142の先端(自由端)に固定されている。カンチレバー142の基端(固定端)は弾性ヒンジ144を介して走査部材12に支持されている。
カンチレバー142の背面側には、レーザ干渉計20で変位測定する測定対象として特定部位143が設定されている。特定部位143は、スタイラス141のちょうど反対側とされ、スタイラス141の先端がワーク1の表面2の凹凸に弾性ヒンジ144により追従してZ軸方向に変位した際には、同じ変位を反映するものとされている。
従って、スタイラス141でワーク1の表面2に接触させた状態で、走査機構13により走査部材12を走査方向に移動させることで、レーザ干渉計20でスタイラス141の変位を検出すれば、ワーク1の表面2の凹凸として検出することができる。
レーザ干渉計20は、レーザ光源21、光路素子群22、参照鏡23および位相検出器24を有する。
レーザ光源21は、干渉測定用のレーザ光を供給するものであり、既存の半導体レーザまたはガスレーザ(He−Neレーザなど)といった周波数安定度が比較的低いが安価なレーザ光源である。レーザ光源21で生成されたレーザ光は、レンズ211を通して光路素子群22に供給される。
位相検出器24も既存の構成であり、後述する光路素子群22および参照鏡23で構成される光路により得られた参照光および測定光に対し、その合成光の干渉光強度を計測することで測定対象の変位を検出するものである。
このうち、参照鏡23および位相検出器24は固定部材11に支持されており、ワーク1に対する相対位置が固定されている。
一方、レーザ光源21および光路素子群22は走査部材12に設置されており、ワーク1に対する走査を行うために走査機構13で移動される。
光路素子群22は、偏光ビームスプリッタ221、λ/4波長板222,224、ミラー223,226および集光レンズ225を有する。
前述したレーザ光源21で生成されたレーザ光は、偏光ビームスプリッタ221に入射される。
偏光ビームスプリッタ221では、入射されたレーザ光の一部を透過させるとともに、他の一部を反射させ、これにより入射されたレーザ光を2つに分割する。
本実施形態では、分割された2つのレーザ光をそれぞれ参照光および測定光として用い、各々を互いに別の参照光路Prおよび測定光路Pmを通すようにしており、これによりいわゆるマイケルソン型あるいはトワイマン・グリーン型の干渉計が構成される。
偏光ビームスプリッタ221を透過したレーザ光源21からのレーザ光は、YZ平面内の偏光となっており、λ/4波長板222を通り、ミラー223で反射されて参照鏡23に至る。参照鏡23で反射されたレーザ光は、ミラー223で反射されて再び偏光ビームスプリッタ221に戻り、λ/4波長板を2回透過してXY平面内の偏光となるため、今度は反射されてミラー226へと送られる。
この経路を通るレーザ光が参照光とされ、偏光ビームスプリッタ221からミラー223を経て参照鏡23に至る光路が参照光路Prとされる。ここで、参照光路Prの光路長Lrは、偏光ビームスプリッタ221からミラー223までの光路長Lr2と、ミラー223から参照鏡23までの光路長Lr1との和(Lr=Lr1+Lr2)とされている。
なお、参照鏡23は、参照面である反射面がワーク1の表面2と平行になるように配置され、この状態で固定部材11によって支持されている。
これにより、走査部材12が走査方向へ移動しても、走査部材12に設置されたミラー223と固定部材11に設置された参照鏡23の表面との距離(光路長Lr1)は変動することがない。そして、ミラー223と偏光ビームスプリッタ221は同じ走査部材12上に設定され、その距離(光路長Lr2)は常に一定である。
以上から、参照光路Prの光路長Lr=Lr1+Lr2は走査部材12が走査方向へ移動しても一定である。
偏光ビームスプリッタ221で反射されたレーザ光源21からのレーザ光は、XY平面内の偏光となっており、λ/4波長板224を通り、集光レンズ225で集光されて前述したカンチレバー142の特定部位143に照射される。特定部位143で反射されたレーザ光は再び偏光ビームスプリッタ221に戻り、λ/4波長板を2回透過してYZ平面内の偏光となるため、今度はこれを透過してミラー226へと送られる。
この経路を通るレーザ光が測定光とされ、偏光ビームスプリッタ221から特定部位143に至る光路が測定光路Pmとされる。ここで、測定光路Pmの光路長Lmは、偏光ビームスプリッタ221から特定部位143までの光路長で与えられる。
本実施形態においては、測定光路Pmの光路長Lmと、前述した参照光路Prの光路長Lr(Lr=Lr1+Lr2)が略等しくなるように、参照鏡23の位置、走査部材12とワーク1の表面2との距離などが調整されている。
具体的には、光路長Lmおよび光路長Lrは、互いの光路長の差が所定の許容誤差(本実施形態では1mm)以下となるように調整されている。
所定の許容誤差としては、測定機として要求される測定精度を、使用する光源の波長安定度で割った値を用いる。例えば、1nm以下の測定精度を実現することを目指す場合、使用するレーザ光源21の波長安定度が10−6であれば、前述した所定の許容誤差は、1nm/10−6=10nm=1mmとなる。従って、測定光路Pmの光路長Lmと参照光路Prの光路長Lrとの差が1mm以下であれば、所期の測定精度を確保することができる。
これにより、測定光路Pmと参照光路Prとの間には、光路長差(デッドパス)が実質的に生じることがない。
なお、参照光路Prにおいて、参照鏡23に入射され反射されるレーザ光の方向は、測定光路Pmの特定部位143に対する入射・反射と同じ方向および同じ向き(図中下向き、−Z方向)とされている。
偏光ビームスプリッタ221では、前述した通り、レーザ光源21からのレーザ光の分割を行うとともに、測定光路Pmからの測定光と参照光路Prからの参照光との合成を行う機能を兼ねる。偏光ビームスプリッタ221に戻った測定光および参照光が再び合成されることで、ミラー226へと送り出される合成光は互いに直交方向の偏光面を持つ。
位相検出器24では、ミラー226を経て入射される合成光が干渉し、干渉強度を検出することで、走査位置に応じた測定光路Pmの変動を検出し、走査位置に応じたワーク1の表面2の凹凸を測定することができる。
本実施形態においては、以上に述べた構成により、走査位置に応じたワーク1の表面2の凹凸を測定することができる。
この際、本実施形態の構成では、走査機構13に起因する運動誤差が生じても、これを相殺し、測定結果への影響を解消することができる。
例えば、ワーク1の表面2を走査するために、走査機構13(図1参照)により走査部材12を走査方向であるY軸方向に移動させたとする。
図2において、移動前の走査部材12(図中一点鎖線で表示)が、移動後の走査部材12(図中実線で表示)へと移動させたとする。
ここで、走査部材12が固定部材11に対してY軸方向へ距離Dだけ移動するのは、走査のための本来の変位である。しかし、走査機構13の運動誤差等により、走査部材12は固定部材11に対してX軸方向あるいはZ軸方向へも変位することが避けられない。
このうち、Z軸方向の運動誤差ΔEは、レーザ干渉計20で検出されるカンチレバー142の特定部位143の変位と同じ方向であり、測定光路Pmの光路長変動として検出結果に影響することになる。
つまり、誤差がないとすると、測定光路Pmの公称の光路長Lmであるが、ワーク1の表面2の凹凸に追従してRaだけ変動した(Lm”=Lm−Ra)とすると、レーザ干渉計20では、参照光路Prの光路長Lr(=Lr1+Lr2)との比較から、凹凸の検出値RdとしてRd=Lr−Lm”=Lr−(Lm−Ra)となり、前述のようにLr=Lmと設定されているから、検出値Rd=Raとして検出することができる。
これに対し、図2に示すように、走査部材12が固定部材11に対してZ軸方向に変位するような運動誤差ΔEが生じると、測定光路Pmの光路長はLm’=Lm−Ra+ΔEとなり、Rd=Lr−Lm’=Lr−(Lm−Ra+ΔE)=RaΔEとなり、運動誤差であるΔEの影響を含んでしまい、正確なRd=Raを示さないことになる。
しかし、本実施形態では、参照鏡23が固定部材11に固定されているため、走査部材12と固定部材11との間の前述した運動誤差ΔEは、参照光路Prの光路長Lrにも等しく影響することになる。
図2において、測定光路Pmの光路長Lmは、走査部材12の移動(X軸方向に距離Dの移動)により、光路長Lm’=LmΔEとなる。
この移動の際、参照光路Prのうち、偏光ビームスプリッタ221からミラー223までの光路長Lr2に変動はないが、ミラー223から参照鏡23までの光路長Lr1’は運動誤差ΔEの影響を受けてLr1’=Lr1+ΔEとなる。従って、参照光路Prの光路長は移動前のLr=Lr1+Lr2から移動後のLr’=Lr1’+Lr2=Lr1+Lr2+ΔE=Lr+ΔEとなる
従って、レーザ干渉計20で検出される検出値Rdは、Rd=Lr’−Lm’=(Lr+ΔE)−(Lm−Ra+ΔE)=Raとなり、運動誤差ΔEを相殺して正しい検出値Rd=Raを示すことになる。
このように、本実施形態によれば、マイケルソン型のレーザ干渉計20を構成し、その測定光で走査することで、ワーク1の表面2の形状測定を行うことができる。
本実施形態では、参照鏡23は固定部材11に対して固定されており、参照鏡23とワーク1とは相対位置が固定されている。このため、走査部材12の移動に伴って運動誤差ΔEが生じても、この運動誤差ΔEはワーク1に至る測定光路Pmおよび参照鏡23に至る参照光路Prに対して等しく影響する。従って、参照光および測定光の干渉にあたって運動誤差ΔEの影響は互いに相殺され、走査に伴う運動誤差ΔEの影響を解消することができる。
また、本実施形態では、測定光路Pm(偏光ビームスプリッタ221からカンチレバー142の特定部位143まで)の光路長Lmと、参照光路Pr(偏光ビームスプリッタ221から参照鏡23まで)の光路長Lr(=Lr1+Lr2)とが、互いに等しくされているため、各々の光路長差であるデッドパスが生じない。このため、デッドパスに起因する誤差の影響を解消することができる。
例えば、本実施形態では、レーザ光源21として、ガスレーザ光源または半導体レーザ光源による比較的安定性の低いレーザ光を用いているが、このようなレーザ光源を用いてもデッドパスでの誤差発生がないため、高精度を確保でき、形状測定機としてのコストを低減することができる。
さらに、本実施形態では、測定光路Pmと参照光路Prとを分離し、参照鏡23がワーク1から離れた位置に設置できるため、ワーク1を覆うような構造が不要であり、ワーク1に対する測定領域を制約することがない。
本実施形態では、参照鏡23の参照面(参照光路Prに向かう反射面)を走査方向であるY軸方向と平行に配置したため、走査を行う際に、偏光ビームスプリッタ221および参照光路Prが走査部材12とともに水平方向に移動しても、参照鏡23の反射面が走査方向であるため、偏光ビームスプリッタ221から参照鏡23に至る参照光路Prの光路長Lrが変化することがなく、常に一定の参照光路Prを提供することができる。
さらに、本実施形態では、走査部材12およびレーザ干渉計20を含む形状測定機10としての構成を全て固定部材11上にまとめ、これをコラム7に支持することでワーク1に対して相対位置を固定するようにした。このため、固定部材11をコラム7から外してコラム7の別の位置に取り付ける、あるいはコラム7に対して移動させることで、基礎9上に固定されたワーク1に対して同様の形状測定を行うことができる。従って、巨大なワーク1であっても、これに沿ったコラム7を設置し、形状測定機10を順次ずらして取り付けながら形状測定を繰り返してゆくことで、ワーク1全体の表面2についての形状測定を行うことができる。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形等は本発明に含まれる。
前述した図1の実施形態では、カンチレバー142およびスタイラス141を含む接触機構14を用い、特定部位143で反射する測定光路Pmを設定することで、ワーク1の表面2で測定光を直接反射させる必要がなく、ワーク1の表面2の反射特性等に影響されることなく、確実な測定光を得ることができるようにしていた。
これに対し、接触機構14を用いずに、ワーク1の表面2で測定光を反射させる構成としてもよい。
図3において、本発明の他の実施形態の形状測定機10Aは、接触機構14がない点で図1の実施形態と異なる。しかし、図3の実施形態における他の構成は図1と同様であり、共通の構成については同じ符号を付して重複する説明を省略する。
このような実施形態では、偏光ビームスプリッタ221からの測定光はワーク1の表面2の特定位置で反射され、偏光ビームスプリッタ221へ戻っており、従って偏光ビームスプリッタ221からワーク1の表面2の特定位置に至る光路が測定光路Pmとされる。そして、本実施形態においても、図1の実施形態と同様な調整により、測定光路Pmの光路長Lmは、参照光路Prの光路長Lr(=Lr1+L2)と略等しくされている。
このような本実施形態によっても、カンチレバー142およびスタイラス141による効果を除いて、図1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
前記実施形態では、干渉計としてレーザ干渉計20を用い、光源としてレーザ光源21を用いたが、レーザ光よりも干渉性が低い高輝度発光ダイオードなどの低可干渉性光源を用いる干渉計としてもよい。
このような低可干渉性光源を用いる干渉計であっても、本発明に基づいて測定光路Pmと参照光路Prの光路長が略等しく実質的にデッドパスがない構成とすれば、十分に干渉測定を行うことができ、低可干渉性光源である高輝度発光ダイオードの特徴である低ノイズ性を活かした測定を行うことができる。すなわち、高輝度発光ダイオードでは、光学素子での多重反射などで発生する不要な光の干渉により発生する干渉ノイズを低減させることができ、測定誤差の原因となる干渉ノイズが少ない状態での高精度な測定を行うことができる。
1…ワーク
2…表面
7…コラム
8…テーブル
9…基礎
10,10A…形状測定機
11…固定部材
12…走査部材
13…走査機構
131…ガイド機構
132…シャフト
133…カップリング
134…モータ
14…接触機構
141…スタイラス
142…カンチレバー
143…特定部位
144…弾性ヒンジ
20…レーザ干渉計
21…レーザ光源
211…レンズ
22…光路素子群
221…偏光ビームスプリッタ
222,226…λ/4波長板
223,226…ミラー
225…集光レンズ
23…参照鏡
24…位相検出器
D…距離
Lm…測定光路の光路長
Lr,Lr1,Lr2…参照光路の光路長
Pm…測定光路
Pr…参照光路
Rd…検出値
ΔE…運動誤差

Claims (5)

  1. 形状を測定すべき表面を有するワークに対して相対位置が固定された固定部材と、前記固定部材に支持されかつ前記固定部材に対して前記ワークの表面に沿った走査方向へ移動可能な走査部材と、前記固定部材に設けられ前記走査方向に沿って前記ワークの表面の変位を検出する干渉計とを有し、
    前記干渉計は、光源と、前記走査部材に設置されて前記光源からの光を参照光と測定光とに分割する偏光ビームスプリッタと、前記固定部材に対して固定された参照鏡と、前記測定光の光路として前記偏光ビームスプリッタから前記ワークに向かう測定光路と、前記参照光の光路として前記偏光ビームスプリッタから前記参照鏡に至る参照光路とを有し、前記測定光路の光路長と前記参照光路の光路長との差が所定の許容誤差以下であり、
    前記所定の許容誤差は、前記測定機に求められる測定精度を前記光源の波長安定度で割ったものと等しい値として定義されることを特徴とする形状測定機。
  2. 請求項1に記載した形状測定機において、
    前記参照鏡は、前記参照光路に向かう反射面が前記走査方向と平行に配置されていることを特徴とする形状測定機。
  3. 請求項1または請求項2に記載した形状測定機において、
    前記走査部材に固定端を支持されたカンチレバーと、前記カンチレバーの自由端に設置されて先端が前記ワークの表面に接触可能なスタイラスとを有し、
    前記測定光は、前記偏光ビームスプリッタから前記カンチレバーの前記スタイラスと反対側の特定部位で反射されることを特徴とする形状測定機。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載した形状測定機において、
    前記干渉計は、前記光源としてガスレーザ光源または半導体レーザ光源を用いるレーザ干渉計であることを特徴とする形状測定機。
  5. 請求項1から請求項3の何れかに記載した形状測定機において、
    前記干渉計は、前記光源としてレーザ光よりも干渉性が低い低可干渉性光源を用いる干渉計であることを特徴とする形状測定機。
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