JP5285190B1 - 街路灯及び撮影システム - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影すべきタイミングにおいて良好に撮影し、かつ、電力消費量を抑制する。
【解決手段】街路灯2は、道路を照明する照明部21と、物体の接近を検出する接近センサ22と、所定の撮影範囲を撮影する撮影部23と、撮影部23に撮影させる撮影制御部253と、携帯端末3から緊急通報を示す緊急通報情報を無線で受信する通信部251と、接近センサ22の検出状態を所定の時間保持する状態保持部と、携帯端末3から緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において検出状態が接近を検出したことを示している場合に、撮影部23により撮影された画像を記憶部24に記憶させる記憶制御部252と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】街路灯2は、道路を照明する照明部21と、物体の接近を検出する接近センサ22と、所定の撮影範囲を撮影する撮影部23と、撮影部23に撮影させる撮影制御部253と、携帯端末3から緊急通報を示す緊急通報情報を無線で受信する通信部251と、接近センサ22の検出状態を所定の時間保持する状態保持部と、携帯端末3から緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において検出状態が接近を検出したことを示している場合に、撮影部23により撮影された画像を記憶部24に記憶させる記憶制御部252と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、街路灯及び撮影システムに関する。
従来、携帯端末の操作により送信された緊急通報情報を受信すると、携帯端末の近くの防犯灯に設けられた緊急用の機能を動作させる防犯システムが知られている。
例えば、特許文献1には、携帯端末から緊急通報情報及び現在位置情報を受信したサーバが、当該現在位置情報が示す現在位置に最も近い防犯灯ポールを特定し、公衆通信回線を介してこの防犯灯ポールに周辺を撮影させるための制御信号を送信するシステムが開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載されたシステムでは、公衆通信回線の不具合等によってサーバと防犯灯ポールとの通信ができない場合、防犯灯ポールが制御信号を受信できず、周辺を撮影することができないという問題があった。
また、特許文献1に記載されたシステムでは、サーバからの指示に応じて、防犯灯に設けられたカメラで周辺を撮影すると、撮影すべき対象が撮影範囲内にいないにもかかわらず撮影してしまう場合が生じていた。
本発明は、撮影すべきタイミングにおいて良好に撮影することができる街路灯及び撮影システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る街路灯は、道路を照明する照明部と、物体の接近を検出する検出部と、所定の撮影範囲を撮影する撮影部と、前記撮影部に撮影させる撮影制御部と、携帯端末から緊急通報を示す緊急通報情報を無線で受信する無線通信部と、前記検出部の検出状態を所定の時間保持する状態保持部と、前記携帯端末から前記緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において前記検出状態が前記接近を検出したことを示している場合に、前記撮影部により撮影された画像を記憶部に記憶させる記憶制御部と、を備える。
また、本発明に係る街路灯では、前記無線通信部は、前記携帯端末から前記緊急通報情報及び所定の識別情報を受信し、前記撮影制御部は、前記無線通信部が受信した前記所定の識別情報が予め定められている識別情報と一致する場合に前記撮影部に撮影させてもよい。
また、本発明に係る街路灯は、前記道路の異なる領域における物体の接近を検出する複数の前記検出部を備えてもよい。
また、本発明に係る街路灯では、前記撮影制御部は、前記撮影部に撮影させる場合に、前記照明部による照明の照度を上昇させてもよい。
また、本発明に係る街路灯では、前記撮影制御部は、前記緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において前記検出状態が前記接近を検出したことを示している場合に、前記照明部の照明を点滅させるとともに、前記照明が点灯しているタイミングで前記撮影部に撮影させてもよい。
また、本発明に係る街路灯は、前記無線通信部は、前記緊急通報情報を受信したことに応じて、前記街路灯の位置から所定の範囲内に位置する他の街路灯に前記緊急通報情報を送信してもよい。
また、本発明に係る街路灯では、前記無線通信部は、前記撮影部によって撮影された画像を外部装置に送信してもよい。
また、本発明に係る街路灯では、前記記憶制御部は、前記画像が撮影された時刻に関連付けて、前記記憶部の第1領域に前記画像を記憶させるとともに、前記無線通信部が前記緊急通報情報を受信すると、前記第1領域に記憶されている前記画像の少なくともいずれかを前記第1領域と異なる第2領域に記憶させてもよい。
本発明の第2の態様に係る撮影システムは、街路灯と携帯端末とを有する撮影システムであって、前記携帯端末は、所定の操作を受け付けると緊急通報を示す緊急通報情報を無線で送信する送信部を有し、前記街路灯は、道路を照明する照明部と、物体の接近を検出する検出部と、所定の撮影範囲を撮影する撮影部と、前記携帯端末から前記緊急通報情報を無線で受信する無線通信部と、前記検出部の検出状態を所定の時間保持する状態保持部と、前記携帯端末から前記緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において前記検出状態が前記接近を検出したことを示している場合に、前記撮影部に撮影させる撮影制御部と、を有する。
本発明によれば、撮影すべきタイミングにおいて良好に撮影することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
[撮影システム1の概要]
図1は、第1の実施形態に係る撮影システム1の外観図である。
撮影システム1は、複数の街路灯2−1、2−2、2−3と、携帯端末3と、外部サーバ4とを備える。以下、複数の街路灯2−1、2−2、2−3を区別しないとき、これらを総称して街路灯2という。
撮影システム1では、例えば、携帯電話機やゲーム機等である携帯端末3が、所定の操作を受け付けると緊急通報を示す緊急通報情報を無線通信回線W1で送信する送信部を備えている。携帯端末3から緊急通報情報を受信した街路灯2は、受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において物体の接近を検出した場合に、所定範囲を撮影し、撮影した画像を外部サーバ4に無線通信回線W2又は有線通信回線で送信する。
<第1の実施形態>
[撮影システム1の概要]
図1は、第1の実施形態に係る撮影システム1の外観図である。
撮影システム1は、複数の街路灯2−1、2−2、2−3と、携帯端末3と、外部サーバ4とを備える。以下、複数の街路灯2−1、2−2、2−3を区別しないとき、これらを総称して街路灯2という。
撮影システム1では、例えば、携帯電話機やゲーム機等である携帯端末3が、所定の操作を受け付けると緊急通報を示す緊急通報情報を無線通信回線W1で送信する送信部を備えている。携帯端末3から緊急通報情報を受信した街路灯2は、受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において物体の接近を検出した場合に、所定範囲を撮影し、撮影した画像を外部サーバ4に無線通信回線W2又は有線通信回線で送信する。
無線通信回線W1は、例えば、Bluetooth(登録商標)等による近距離無線通信の回線である。無線通信回線W2は、例えば、無線LAN等による無線通信回線である。
図2は、第1の実施形態に係る街路灯2の機能構成を示す図である。
街路灯2は、図1に示すように道路上に複数並んでおり、道路を照明する。街路灯2は、照明部21と、接近センサ22と、撮影部23と、記憶部24と、制御部25とを備える。ここで、接近センサ22と、撮影部23と、記憶部24と、制御部25とは、街路灯2に設けられていればよく、例えば、照明部21と一体に設けたり、街路灯2の支柱の上部に設けたりしてもよい。
街路灯2は、図1に示すように道路上に複数並んでおり、道路を照明する。街路灯2は、照明部21と、接近センサ22と、撮影部23と、記憶部24と、制御部25とを備える。ここで、接近センサ22と、撮影部23と、記憶部24と、制御部25とは、街路灯2に設けられていればよく、例えば、照明部21と一体に設けたり、街路灯2の支柱の上部に設けたりしてもよい。
照明部21は、例えば、蛍光灯、水銀灯、及びLED照明等によって構成され、道路を照明する。照明部21は、制御部25の制御に応じて照度を調整する調光機能を有している。
接近センサ22は、例えば、赤外線感知方式のセンサであり、物体の接近を検出する検出部として機能する。すなわち、接近センサ22は、例えば、接近センサ22の位置を頂点とした円錐状の空間を検出範囲とし、照明部21から所定距離以内において、赤外線を発する所定の大きさ以上の物体が動作していることを検出することにより、物体が接近したことを検出する。接近センサ22は、物体が接近したことを検出すると、検出信号を制御部25に出力する。なお、接近センサ22は、赤外線感知方式のセンサに限らず、静電容量方式、超音波感知式等、他の方式のセンサでもよい。
撮影部23は、レンズ及びCCD等によって構成されている。撮影部23の撮影範囲は、例えば、撮影部23の位置を頂点とした円錐状の空間である。この空間のことを所定の撮影範囲という。ここで、所定の撮影範囲の少なくとも一部は、接近センサ22の検出範囲と重複してもよい。撮影部23は、制御部25の制御に応じて、当該撮影範囲を撮影する。
記憶部24は、例えば、ROMやRAMによって構成されており、制御部25が実行する各種プログラムを記憶する。記憶部24は、撮影部23によって撮影された画像を記憶する。また、記憶部24は、状態保持部として機能し、接近センサ22の検出状態を所定時間にわたって記憶する。例えば、記憶部24は、接近センサ22から、制御部25を介して入力された検出信号が示す値を所定時間にわたって記憶する。なお、状態保持部の機能は、ラッチ回路やフリップフロップ回路によって実装されてもよい。
制御部25は、例えば、CPUにより構成されており、街路灯2に係る機能を統括的に制御する。制御部25は、接近センサ22の検出状況に応じて、撮影部23に所定の撮影範囲を撮影させる。制御部25は、通信部251と、記憶制御部252と、撮影制御部253とを備える。
通信部251は、例えば、Bluetooth(登録商標)等によって携帯端末3と無線通信回線W1を介して近距離無線通信を行うことにより無線通信部として機能する。通信部251は、携帯端末3から緊急通報情報を受信する。また、通信部251は、無線通信回線W2及び有線通信回線等によって、撮影部23によって撮影された画像を外部サーバ4に送信する。
記憶制御部252は、接近センサ22の検出状態を示す情報を記憶部24に記憶させるとともに、撮影部23によって撮影された画像を記憶部24に記憶させる。具体的には、記憶制御部252は、接近センサ22から検出信号が入力された場合、この検出信号に対応する値(例えば、「1」)を所定時間にわたって記憶部24に記憶させる。記憶制御部252は、記憶部24に検出信号に対応する値を記憶させてから所定時間経過すると、検出信号に対応する値を記憶部24から消去させる。以下、記憶部24に、検出信号に対応する値が記憶されている状態を接近状態といい、検出信号に対応する値が記憶されていない状態を、非接近状態という。
なお、記憶制御部252は、接近センサ22から検出信号が入力された場合、この検出信号が示す値と、検出信号が入力された時刻とを関連付けて記憶部24に記憶させてもよい。このようにすることで、接近センサ22が物体の接近を検出した時刻を確認することができる。
撮影制御部253は、携帯端末3から緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内(例えば、受信した時刻の前後30秒間)において検出状態が物体の接近を検出したことを示している場合に、撮影部23に所定の撮影範囲を撮影させる。
図3を参照しながら具体的な処理について説明する。図3は、第1の実施形態に係る撮影部23による撮影を行う例を示す図である。
撮影制御部253は、通信部251が緊急通報情報を受信したことに応じて記憶部24を参照し、接近状態であるか否かを判定する。撮影制御部253は、接近状態であると判定した場合、撮影部23に所定の撮影範囲を撮影させる。
撮影制御部253は、通信部251が緊急通報情報を受信したことに応じて記憶部24を参照し、接近状態であるか否かを判定する。撮影制御部253は、接近状態であると判定した場合、撮影部23に所定の撮影範囲を撮影させる。
例えば、図3Aに示すように、時刻T1において、人Pが接近センサ22の検出範囲内に移動し、接近センサ22によって人Pの接近が検出されたとする。すると、記憶制御部252は、接近センサ22から検出信号が入力され、この検出信号に対応する値を所定時間にわたって記憶部24に記憶させる。
その後、時刻T1から所定時間以内の時刻T2において、図3Bに示すように、人Pが接近センサ22の検出範囲外に移動した状態で緊急通報情報を発信したとする。すると、通信部251が緊急通報情報を受信し、撮影制御部253が、接近状態であるか否かを判定する。この場合、記憶部24には、接近センサ22から入力された検出信号に対応する値が記憶されているので、撮影制御部253は、接近状態と判定して人Pを撮影する。このタイミングで人Pが撮影部23の撮影範囲に入っていれば、人Pが撮影される。
また、撮影制御部253は、接近状態ではないと判定した場合に、緊急通報情報を受信してから所定時間経過するまでの間に、検出信号が入力されたか否かを判定する。撮影制御部253は、緊急通報情報を受信してから所定時間経過するまでの間に検出信号が入力された場合、撮影部23に所定の撮影範囲を撮影させる。
例えば、図3Cに示すように、時刻T3において、人Pが接近センサ22の検出範囲外に位置している状態で緊急通報情報を発信したとする。すると、通信部251が緊急通報情報を受信し、撮影制御部253が、接近状態であるか否かを判定する。この場合、記憶部24には、接近センサ22から入力された検出信号に対応する値が記憶されていないので、接近状態ではないと判定し、人Pを撮影しない。ここで、撮影制御部253は、時刻T3から所定時間経過するまで、接近状態か否かの判定を継続する。
その後、時刻T3から所定時間以内の時刻T4において、図3Dに示すように、人Pが接近センサ22の検出範囲内に移動したとする。すると、記憶制御部252は、接近センサ22から検出信号が入力され、この検出信号に対応する値を所定時間にわたって記憶部24に記憶させる。そして、撮影制御部253は、接近状態であると判定し、人Pを撮影する。このタイミングで人Pが撮影部23の撮影範囲に入っていれば、人Pが撮影される。
なお、撮影制御部253は、撮影部23に所定の撮影範囲を撮影させる場合に、照明部21による照明の照度を上昇させてもよい。具体的には、撮影制御部253は、緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において検出状態が物体の接近を検出したことを示している場合に、照明部21の照度を上昇させた後に、撮影部23を制御して所定の撮影範囲を撮影させる。
以上、第1の実施形態によれば、街路灯2は、通信部251により、携帯端末3から緊急通報を示す緊急通報情報を無線で受信し、記憶制御部252により、接近センサ22の検出状態を記憶部24に記憶させ、撮影制御部253により携帯端末3から緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において検出状態が物体の接近を検出したことを示している場合に、撮影部23に撮影させる。
このようにすることで、街路灯2は、携帯端末3から緊急通報情報を無線で受信したタイミングから所定範囲の時間内に街路灯2に対する接近を検出した場合に撮影を行うので、街路灯2の周囲において緊急通報情報を発信した人物が接近したことを検出し、撮影すべきタイミングにおいて良好に撮影することができる。
また、街路灯2は、撮影部23に撮影させる場合に、照明部21による照明の照度を上昇させるので、より良好に撮影することができる。
<第2の実施形態>
[所定の識別情報に基づいて撮影する]
続いて、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、携帯端末3から所定の識別情報を受信した場合に撮影する点で第1の実施形態と異なる。記憶制御部252が、携帯端末3から所定の識別情報を受信した場合に、撮影部23により撮影された画像を記憶部24に記憶させてもよい。
[所定の識別情報に基づいて撮影する]
続いて、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、携帯端末3から所定の識別情報を受信した場合に撮影する点で第1の実施形態と異なる。記憶制御部252が、携帯端末3から所定の識別情報を受信した場合に、撮影部23により撮影された画像を記憶部24に記憶させてもよい。
第2の実施形態において、街路灯2は、緊急通報情報を受信した場合に、緊急通報情報を送信した携帯端末3のユーザが、街路灯2の撮影部23による撮影を行う防犯サービスに加入しているユーザか否かを判定し、防犯サービスに加入しているユーザであると判定した場合に、撮影部23による撮影を行う。
第2の実施形態において、記憶部24は、防犯サービスに対応する識別情報を予め記憶する。
通信部251は、携帯端末3から緊急通報情報及び所定の識別情報を受信する。
撮影制御部253は、記憶部24を参照し、通信部251が受信した所定の識別情報が、防犯サービスに対応する識別情報であるか否かを判定する。そして、撮影制御部253は、所定の識別情報が、防犯サービスに対応する識別情報であると判定した場合に、撮影部23に所定の撮影範囲を撮影させる。記憶制御部252は、撮影された画像を記憶部24に記憶させる。
通信部251は、携帯端末3から緊急通報情報及び所定の識別情報を受信する。
撮影制御部253は、記憶部24を参照し、通信部251が受信した所定の識別情報が、防犯サービスに対応する識別情報であるか否かを判定する。そして、撮影制御部253は、所定の識別情報が、防犯サービスに対応する識別情報であると判定した場合に、撮影部23に所定の撮影範囲を撮影させる。記憶制御部252は、撮影された画像を記憶部24に記憶させる。
なお、防犯サービスに対応する識別情報を外部サーバ4に予め記憶させておき、撮影制御部253が、通信部251を介して外部サーバ4に記憶されている防犯サービスに対応する識別情報を参照し、当該識別情報と所定の識別情報とが一致するか否かを判定してもよい。また、外部サーバ4が、街路灯2から所定の識別情報を受信したことに応じて、防犯サービスに対応する識別情報と、所定の識別情報とが一致するか否かを判定し、判定結果を街路灯2に送信してもよい。
以上、第2の実施形態によれば、通信部251が、携帯端末3から緊急通報情報及び所定の識別情報を受信し、撮影制御部253が、通信部251が受信した所定の識別情報が防犯サービスに対応する識別情報と一致する場合に撮影部23に撮影させる。このようにすることで、街路灯2は、防犯サービスを利用しているユーザに限定して撮影することができる。
<第3の実施形態>
[複数の接近センサ22を備える]
続いて、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、街路灯2が接近センサ22を複数備えている点で第1の実施形態と異なり、その他の点では同じである。
[複数の接近センサ22を備える]
続いて、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、街路灯2が接近センサ22を複数備えている点で第1の実施形態と異なり、その他の点では同じである。
第3の実施形態において、街路灯2は、道路の異なる領域に接近又は存在する物体を検出する複数の接近センサ22を備える。例えば、街路灯2は、第1の通行方向における第1領域における空間を検出範囲とした第1の接近センサ22Aと、第1の通行方向と反対方向の第2の進行方向における空間を検出範囲とした第2の接近センサ22Bとを備える。なお、街路灯2に設けられる接近センサ22は、3個以上であってもよい。また、街路灯2に設けられる撮影部23は、複数であってもよい。
記憶制御部252は、第1の接近センサ22A及び第2の接近センサ22Bの検出状態を示す情報を記憶部24に記憶させる。具体的には、記憶制御部252は、第1の接近センサ22A又は第2の接近センサ22Bから検出信号が入力された場合、この検出信号が示す値(例えば、「1」)を所定時間にわたって記憶部24に記憶させる。
以上、第3の実施形態によれば、街路灯2は、道路の異なる領域における物体の接近を検出する第1の接近センサ22A及び第2の接近センサ22Bを有するので、物体の接近を検出する検出範囲を増加させて効率よく撮影を行うことができる。
<第4の実施形態>
[照明部21の照明を点滅させる]
続いて、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、緊急通信情報を受信した場合に照明部21の照明を点滅させながら撮影を行う点で第1の実施の形態と異なり、その他の点では同じである。
[照明部21の照明を点滅させる]
続いて、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、緊急通信情報を受信した場合に照明部21の照明を点滅させながら撮影を行う点で第1の実施の形態と異なり、その他の点では同じである。
第4の実施形態において、撮影制御部253は、緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において検出状態が接近状態である場合に、照明部21の照明を点滅させる。そして、撮影制御部253は、照明部21の点滅タイミングと同期をとり、照明が点灯しているタイミングで撮影部23に撮影させる。また、通信部251は、照明部21の照明の点滅を解除する旨の信号を受信した場合に、照明部21の照明の点滅を解除する。
なお、撮影制御部253は、緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において検出状態が接近状態である場合に、照明部21を点灯させてから撮影部23に撮影させ、撮影が終了した後に照明部21を点滅させてもよい。
また、照明の点滅には、照明の明るさを所定の間隔で切り替えたり、照明の色を所定の間隔で切り替えたりすることを含む。例えば、撮影制御部253は、通常状態においては白色で照明を点灯させ、照明を点滅させる場合には白色と赤色とを切り替え、白色が点灯しているタイミングで撮影部23に撮影させてもよい。
以上、第4の実施形態によれば、街路灯2は、照明部21を点滅させ、緊急通報情報を受信した旨を、街路灯2の近くにいない人に対して通知することができる。
<第5の実施形態>
[他の街路灯に緊急通報情報を送信する]
続いて、第5の実施形態について説明する。第5の実施形態では、緊急通信情報を受信した街路灯2が、当該街路灯2から所定範囲に位置する他の街路灯に緊急通報情報を送信する点で第1の実施の形態と異なり、その他の点では同じである。
[他の街路灯に緊急通報情報を送信する]
続いて、第5の実施形態について説明する。第5の実施形態では、緊急通信情報を受信した街路灯2が、当該街路灯2から所定範囲に位置する他の街路灯に緊急通報情報を送信する点で第1の実施の形態と異なり、その他の点では同じである。
第5の実施形態において、通信部251は、緊急通報情報を受信したことに応じて、街路灯2の位置から所定範囲内に位置する他の街路灯2に、緊急通報情報を送信する。例えば、通信部251は、所定強度の信号を発信することにより、街路灯2の位置から所定範囲内に位置する他の街路灯2に、緊急通報情報を送信する。
なお、複数の街路灯2のそれぞれに、IPアドレス等のネットワーク上のアドレスを付与するとともに、記憶部24に、これらのIPアドレスのそれぞれと街路灯2の位置を示す情報とを関連付けて位置関係情報として記憶してもよい。そして、通信部251が、記憶部24に記憶されている位置関係情報に基づいて街路灯2の位置から所定範囲内に位置する他の街路灯2を特定し、これらの街路灯2に対して通信ネットワークを介して緊急通報情報を送信してもよい。なお、街路灯2は、この緊急通報情報を、外部サーバ4を介して送信してもよい。
また、複数の街路灯2のそれぞれに複数の接近センサ22を設けておき、通信部251が、これら複数の接近センサ22の検出状態に基づいて物体の移動方向を検出してもよい。さらに、物体の移動方向に位置している他の街路灯2に対してのみ、緊急通報情報を送信してもよい。
図4は、第5の実施形態における複数の街路灯2が設置されている状態を示す図である。例えば、図4に示すように街路灯2−1において、街路灯2−2側と、その反対側とに接近センサ22を設けておく。そして、街路灯2−1の通信部251は、例えば、当該反対側の接近センサ22の検出範囲(図4の第1の検出範囲)において人Pの接近が検出された後、街路灯2−2側の接近センサ22の検出範囲(図4の第2の検出範囲)において人Pの接近が検出された場合に、人Pが街路灯2−2側に進行していると判定し、街路灯2−2に緊急通報情報を送信して撮影を行わせる。このようにすることで、例えば、接近センサ22の検出範囲に比べて、撮影部23の撮影範囲が広い場合に、街路灯2−2において速やかに撮影を開始することができる。
以上、第5の実施形態によれば、所定範囲内に存在する他の街路灯2に人等の物体が接近した場合であっても撮影を行うので、例えば、携帯端末3のユーザが街路灯2に移動せずに他の街路灯2に接近した場合であっても他の街路灯2によって撮影することができる。また、携帯端末3のユーザが犯罪者に捕まり、携帯端末を操作できなくなった場合であっても撮影することができる。
<第6の実施形態>
[携帯端末3に撮影した画像を送信する]
続いて、第6の実施形態について説明する。第6の実施形態では、街路灯2が、緊急通報情報を送信した携帯端末3に対して、撮影部23が撮影した画像を送信する点で第1の実施の形態と異なり、その他の点では同じである。
[携帯端末3に撮影した画像を送信する]
続いて、第6の実施形態について説明する。第6の実施形態では、街路灯2が、緊急通報情報を送信した携帯端末3に対して、撮影部23が撮影した画像を送信する点で第1の実施の形態と異なり、その他の点では同じである。
第6の実施形態において、まず、携帯端末3は、最も近い街路灯2とセッションを確立し、その後、緊急通報情報を送信する。
撮影制御部253は、携帯端末3から緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において検出状態が物体の接近を検出したことを示している場合に、撮影部23に所定の撮影範囲を撮影させる。
撮影制御部253は、携帯端末3から緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において検出状態が物体の接近を検出したことを示している場合に、撮影部23に所定の撮影範囲を撮影させる。
通信部251は、無線通信回線W2又は有線通信回線を介して、撮影部23が撮影した画像を外部サーバ4に送信する。また、通信部251は、無線通信回線W1を介して、撮影部23が撮影した画像を、緊急通報情報を送信した携帯端末3、すなわち、セッションが確立されている携帯端末3に送信する。
携帯端末3は、撮影された画像を受信し、携帯端末3に設けられた記憶部(不図示)に記憶させる。
携帯端末3は、撮影された画像を受信し、携帯端末3に設けられた記憶部(不図示)に記憶させる。
なお、通信部251は、緊急通報情報とともに、携帯端末3のメールアドレスや電話番号等の携帯端末3の識別情報を受信し、この識別情報に基づいて、撮影部23によって撮影された画像を送信してもよい。
また、第2の実施形態に示すような防犯サービスにおいて、撮影部23が撮影した画像を携帯端末3に送信してもよい。この場合、通信部251は、防犯サービスのサービスレベルに応じて、撮影部23が撮影した画像を携帯端末3に送信するか、外部サーバ4に送信するかを選択してもよい。
さらに、本実施形態に係る街路灯2は、携帯端末3のユーザの操作に応じて、撮影部23に画像を撮影させるとともに緊急通報情報を外部サーバ4送信したり、照明部21を点滅させたりする緊急時の動作を行う緊急モードと、撮影部23に画像を撮影させた画像を携帯端末3に送信し、緊急時の動作を行わない動作確認モードとを切り替えてもよい。携帯端末3は、例えば、緊急通報ボタンと動作確認ボタンとを表示させ、ユーザが緊急通報ボタンを押した場合には緊急モードで動作し、ユーザが動作確認ボタンを押した場合には動作確認モードで動作する。
具体的には、街路灯2は、携帯端末3から緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において接近センサ22の検出状態が物体の接近を検出したことを示している場合に、撮影部23に撮影させ、撮影した画像をサーバ4に送信したり、照明部21を点滅させたりする。街路灯2は、携帯端末3から動作確認情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において接近センサ22の検出状態が物体の接近を検出したことを示している場合に、撮影部23に撮影させ、撮影部23が撮影した画像を携帯端末3に送信する。携帯端末3は、受信した画像を表示し、ユーザが、撮影された画像を確認することができる。このように、街路灯2が緊急モードと動作確認モードとを有することにより、ユーザが、街路灯2に緊急時の動作をさせることなく、正常に画像が撮影されることを確認できる。
また、本実施形態の構成を用いることにより、サーバ4は、街路灯2が撮影した画像に基づいて生成した情報を携帯端末やコンピュータに配信するサービスを提供することもできる。例えば、サーバ4は、複数の街路灯2において撮影された画像を解析して不審者が写っているか否かを判定し、不審者が写っていることを示す情報を、当該不審者を撮影した街路灯2の位置を特定する情報に関連付けて配信する。携帯端末やコンピュータは、配信された情報に基づいて、不審者が写っている街路灯2の位置を地図上に表示したり、不審者が写っている街路灯2の周辺を通らないルートを地図上に表示したりすることができる。携帯端末やコンピュータは、不審者が写っている街路灯2の位置がユーザに選択されると、選択された街路灯2に撮影された画像及び街路灯2が撮影した最新画像を表示してもよい。このようにすることで、安全なルートを案内するサービスを提供することができる。
以上、第6の実施形態によれば、通信部251が、撮影された画像を携帯端末3に送信するので、携帯端末3のユーザは、正常に画像が撮影されることを確認できるとともに、携帯端末3のユーザは撮影された画像を被害の証拠とし、速やかに警察等に説明することができる。また、通信部251が、撮影された画像をサーバ4に送信するので、サーバ4において画像を解析して、さまざまなサービスを提供することが可能になる。
<第7の実施形態>
[撮影画像を常に一時的に記憶する]
上記の実施形態において、街路灯2は、携帯端末3から緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において接近センサ22の検出状態が物体の接近を検出したことを示している場合に、撮影部23が撮影し、記憶制御部252が、撮影された画像を記憶部24に記憶させた。しかし、携帯端末3から緊急通報情報を受信するよりも前に物体を撮影することはできなかった。
[撮影画像を常に一時的に記憶する]
上記の実施形態において、街路灯2は、携帯端末3から緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において接近センサ22の検出状態が物体の接近を検出したことを示している場合に、撮影部23が撮影し、記憶制御部252が、撮影された画像を記憶部24に記憶させた。しかし、携帯端末3から緊急通報情報を受信するよりも前に物体を撮影することはできなかった。
そこで、本実施形態に係る街路灯2においては、接近センサ22が物体の接近を検出している場合に、緊急通報情報を受信したか否かによらず、撮影制御部253が所定の間隔で撮影部23に撮影させる。記憶部24は、第1領域及び第2領域の2つの記憶領域を有する。記憶制御部252は、撮影部23により撮影された画像を、当該画像が撮影された時刻に関連付けて記憶部24の第1領域に記憶させ、第1領域の全ての領域に画像が記憶された状態になると、古い画像から順次消去する。すなわち、第1領域には、撮影部23により撮影された最新の画像が順次記憶されている。
通信部251が緊急通報情報を受信すると、記憶制御部252は、記憶部24の第1領域に記憶されている画像の少なくともいずれかを第1領域から読み出して、記憶部24の第2領域に記憶させる。例えば、記憶制御部252は、緊急通報情報が受信されたタイミングの前後の所定範囲の時間内において撮影された画像を第1領域から読み出して第2領域に記憶させる。記憶制御部252は、例えば携帯端末3から所定の指示を受けるまでは、第2領域に記憶された画像を消去することなく記憶する。第1領域が揮発性メモリであり、第2領域が不揮発性メモリであってもよい。通信部251は、第2領域に記憶された画像を外部サーバ4に送信してもよい。
記憶制御部252は、通信部251が受信した携帯端末3の識別情報が予め定められている識別情報と一致する場合に、第1領域に記憶されている画像を第1領域から読み出して第2領域に記憶させてもよい。
なお、上記の説明においては、記憶部24が第1領域及び第2領域を有するものとして説明したが、街路灯2が複数の記憶部24を備え、それぞれの記憶部24が、上記の第1領域及び第2領域として機能してもよい。
<第8の実施形態>
[地震の緊急通報情報に応じて動作する]
上記の実施形態における緊急通報情報は、携帯端末3における所定の操作に応じて発せられるものであったが、緊急通報情報は、地震発生時に携帯端末3が受信した地震速報に基づいて生成された情報であってもよい。この場合において、街路灯2は、点灯していない状態で携帯端末3から緊急通報情報を受信すると、照明部21を点灯する。街路灯2は、緊急通報情報を受信して点灯した後に、撮影部23が所定の範囲を撮影してもよい。街路灯2は、地震速報に基づく緊急通報情報を受信した場合に、照明部21を点灯させる電源を、商用電源からバッテリーに切り替えてもよい。
[地震の緊急通報情報に応じて動作する]
上記の実施形態における緊急通報情報は、携帯端末3における所定の操作に応じて発せられるものであったが、緊急通報情報は、地震発生時に携帯端末3が受信した地震速報に基づいて生成された情報であってもよい。この場合において、街路灯2は、点灯していない状態で携帯端末3から緊急通報情報を受信すると、照明部21を点灯する。街路灯2は、緊急通報情報を受信して点灯した後に、撮影部23が所定の範囲を撮影してもよい。街路灯2は、地震速報に基づく緊急通報情報を受信した場合に、照明部21を点灯させる電源を、商用電源からバッテリーに切り替えてもよい。
街路灯2は、緊急通報情報を受信した場合だけでなく、揺れを検知した場合に照明部21を点灯したり、照明部21を点灯させる電源を、商用電源からバッテリーに切り替えたりしてもよい。例えば、街路灯2が地震の揺れを検知する振動センサを備え、振動センサが検知した揺れの大きさが所定の大きさを超えた場合に、照明部21を点灯したり、照明部21を点灯させる電源を、商用電源からバッテリーに切り替えたりしてもよい。
以上のとおり、本実施形態によれば、街路灯2は地震を検知したことに応じて照明部21を点灯したり、照明部21を点灯させる電源を、商用電源からバッテリーに切り替えたりするので、地震によって停電した場合にも街路灯2の周辺を明るくすることができる。
以上のとおり、本実施形態に係る街路灯2によれば、記憶部24が第1領域及び第2領域の2つの記憶領域を有し、記憶制御部252が、緊急通報情報が受信されたタイミングの前後の所定範囲の時間内において撮影された画像を記憶部24の第1領域から読み出して、記憶部24の第2領域に記憶させるので、携帯端末3のユーザや当該ユーザに近づく犯罪者が撮影部23の撮影範囲を過ぎた後で緊急通報情報を送信する操作をした場合であっても、ユーザや犯罪者の画像を記録することができるという効果を奏する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。
第1の実施形態において、撮影制御部253は、撮影部23に所定の撮影範囲を撮影させる場合に、照明部21による照明の照度を上昇させたが、これに限らない。例えば、街路灯2に照度センサを設けておき、緊急通報情報を受信した際に接近状態である場合、照度センサによって照度を測定する。そして、撮影制御部253は、測定された照度が所定値以下の場合に、照明部21による照明の照度を上昇させてもよい。
第1の実施形態において、通信部251は、撮影された画像を外部サーバ4に送信したがこれに限らない。例えば、記憶部24に街路灯2の位置情報を記憶させておき、通信部251が、撮影された画像と街路灯2の位置情報とを外部サーバ4に送信してもよい。
また、第1の実施形態の照明部21の照明を複数色のLED照明とし、緊急通報情報を受信した場合に、緊急通報情報を受信していない場合に比べて異なる色で照明してもよい。
また、第2の実施形態において、防犯サービスの内容にレベルを設けるとともに、サービスのレベルそれぞれに対応した識別情報を設けてもよい。例えば、街路灯2にスピーカを設けておき、サービスのレベルが相対的に高いユーザに対応する識別情報を受信した場合には、スピーカより警報音を出音させるとともに、通信部251を介して警察に通報し、サービスのレベルが相対的に低いユーザに対応する識別情報を受信した場合には、スピーカより警報音を出音させるのみとしてもよい。
また、上記の実施形態においては、街路灯2がサーバ4と通信できる撮影システム1を用いて説明したが、街路灯2が外部サーバ4と通信できない撮影システム1であってもよい。
1・・・撮影システム、2・・・街路灯、3・・・携帯端末、4・・・外部サーバ、21・・・照明部、22・・・接近センサ、23・・・撮影部、24・・・記憶部、25・・・制御部、251・・・通信部、252・・・記憶制御部、253・・・撮影制御部
Claims (8)
- 道路を照明する照明部と、
物体の接近を検出する検出部と、
所定の撮影範囲を撮影する撮影部と、
前記撮影部に撮影させる撮影制御部と、
携帯端末から緊急通報を示す緊急通報情報を無線で受信する無線通信部と、
前記検出部の検出状態を所定の時間保持する状態保持部と、
前記携帯端末から前記緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において前記検出状態が前記接近を検出したことを示している場合に、前記撮影部により撮影された画像を記憶部に記憶させる記憶制御部と、
を備える街路灯。 - 前記無線通信部は、前記携帯端末から前記緊急通報情報及び所定の識別情報を受信し、
前記撮影制御部は、前記無線通信部が受信した前記所定の識別情報が予め定められている識別情報と一致する場合に前記撮影部に撮影させる、
請求項1に記載の街路灯。 - 前記道路の異なる領域における物体の接近を検出する複数の前記検出部を備える、
請求項1又は2に記載の街路灯。 - 前記撮影制御部は、前記撮影部に撮影させる場合に、前記照明部による照明の照度を上昇させる、
請求項1から3のいずれか1項に記載の街路灯。 - 前記撮影制御部は、前記緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において前記検出状態が前記接近を検出したことを示している場合に、前記照明部の照明を点滅させるとともに、前記照明が点灯しているタイミングで前記撮影部に撮影させる
請求項1から3のいずれか1項に記載の街路灯。 - 前記無線通信部は、前記緊急通報情報を受信したことに応じて、前記街路灯の位置から所定の範囲内に位置する他の街路灯に前記緊急通報情報を送信する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の街路灯。 - 前記記憶制御部は、前記画像が撮影された時刻に関連付けて、前記記憶部の第1領域に前記画像を記憶させるとともに、前記無線通信部が前記緊急通報情報を受信すると、前記第1領域に記憶されている前記画像の少なくともいずれかを前記第1領域と異なる第2領域に記憶させる請求項1から6のいずれか1項に記載の街路灯。
- 街路灯と携帯端末とを有する撮影システムであって、
前記携帯端末は、
所定の操作を受け付けると緊急通報を示す緊急通報情報を無線で送信する送信部を有し、
前記街路灯は、
道路を照明する照明部と、
物体の接近を検出する検出部と、
所定の撮影範囲を撮影する撮影部と、
前記撮影部に撮影させる撮影制御部と、
前記携帯端末から前記緊急通報情報を無線で受信する無線通信部と、
前記検出部の検出状態を所定の時間保持する状態保持部と、
前記携帯端末から前記緊急通報情報を受信したタイミングの前後の所定範囲の時間内において前記検出状態が前記接近を検出したことを示している場合に、前記撮影部により撮影された画像を記憶部に記憶させる記憶制御部と、を有する、
撮影システム。
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