JP5283441B2 - 多階調フォトマスク及びその修正方法 - Google Patents

多階調フォトマスク及びその修正方法 Download PDF

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Description

本発明は、多階調フォトマスク及びその修正方法に関し、特に、従来の修正工程によって生じる修正膜の端部の異常を回避することに関するものである。
「多階調フォトマスク」は、一般に、半透光膜の透過率に応じた量の光を透過させる半透光部と、遮光膜によって光を全く透過させない遮光部と、透明基板が露出した透光部とで構成される。
多階調フォトマスクの検査工程で半透光部に異常パターンやパターン欠損などの欠陥が見つかると、半透光部のうち欠陥を含む領域を部分的に除去することにより透明基板の一部の領域を露出させ、露出した一部の領域に修正用の半透光膜を形成し、さらに、不要な修正半透光膜を除去することで、「欠陥の修正」が行われていた。以下、本明細書では、フォトマスクの形成工程において形成される半透光膜を「初期半透光膜」と、欠陥を修正するために初期半透光膜の一部を除去した後に形成される半透光膜を「修正半透光膜」とよび、必要により両者を区別するものとする。
図6(a)〜(b)及び図7(c)〜(d)は、従来の多階調フォトマスクの修正工程を説明する概略図である。図6(a)は、従来の多階調フォトマスク100のパターンの一部を示している。この図に示すように、多階調フォトマスク100は、透光部101と遮光膜のパターン102aと半透光膜のパターン103a(初期半透光膜)とで構成される。ここで、多階調フォトマスク100の初期半透光膜のパターン103a内に、欠陥Dが存在している。
図6(b)は、欠陥Dを含む半透光部の一部を除去した様子を示す多階調フォトマスクのパターンの拡大図である。すなわち、欠陥Dを除去するために、図6(a)の状態から、欠陥Dを含む修正領域R1(図中の破線部の内部)を部分的に除去する(図6(b))。この工程により、欠陥Dを除去すると共に、透明基板の一部を露出させる。
次に、図7(c)に示すように、除去した部分を包含するように修正半透光膜104を形成し、更に、レーザー光を照射することにより、修正半透光膜104の不要な部分を除去することで修正半透光膜のパターン104aを形成する(図7(d))。なお、レーザー光を照射することにより修正半透光膜を選択的に除去する方法を、レーザーザッピング法という。なお、レーザー光の照射領域は通常矩形であり、レーザー光をパルス照射しながら順次移動させていくことが通常であるが、このような方法に限定されない。
図7(d)は、修正半透光膜のパターン104aの形成が終了した状態を示している。この図に示すように、半透光部における欠陥Dは完全に除去されている。
ところで、パターンの微細化に伴い、近年は半透光部における透過率の均一性が一層重要視されるようになっている。これは、多階調フォトマスクの場合、遮光部と透光部のみからなる従来のフォトマスクと比べて、透過率の僅かの違いがパターン形成後のレジスト膜厚に直接影響を及ぼすからである。
このため、従来は初期半透光膜と修正半透光膜の露光光に対する透過率を等しく調整することに最も注意を払っていた(例えば、特許文献1、2参照)。すなわち、透過率さえ等しく調整して修正できれば、特にその他の問題は生じないと考えられていた。
特開2008−058943号公報 特開2007−233350号公報
しかしながら、一部の多階調フォトマスクにおいて、初期半透光膜と修正半透光膜の透過率が等しくなるように正しく修正されているかかわらず、修正された多階調フォトマスクを用いて階調露光を実施し、現像したところ、不良レジストパターンが発生する現象が確認された。この不良レジストパターンは、パターンによっては、放置すると回路のショートを誘発するなどの問題が懸念されるものであった。
この問題について詳しく調査するために、従来の修正方法(図6、図7)により得られた修正された多階調フォトマスク(図7(d)参照)の断面構造の解析が行われた。
図5(a)は、従来の修正方法により得られた修正された多階調フォトマスク(図7(d)参照)のX1−X1線断面図を、図5(b)は、図5(a)の多階調フォトマスクを用いて露光及び現像工程後に得られるレジストパターン111aの断面図を示している。図5(a)に示すように、パターンエッジ部104bにおける修正半透光膜の膜厚が周囲と比較して厚いことが分かる。
このような膜厚の異常部が修正半透光膜のパターンエッジ部104bに形成される要因は明らかでないが、レーザーザッピングによって修正半透光膜を除去した際に、修正半透光膜のエッジ部がレーザー光のエネルギーにより加熱され、めくれ上がるためと考えられる。このようなレーザーザッピングによる痕跡を、本明細書では便宜上「レーザーザッピング痕」と呼ぶ。図5(a)及び図7(c)及び(d)では、レーザーザッピングを行った軌跡に沿ってレーザーザッピング痕が形成されたことを示している。なお、ザッピング痕が問題となるのは、透光部と半透光部とが隣接している部分、例えば、薄膜トランジスタのソース電極及びドレイン電極などのように、透光部上に孤立して形成される部分の半透光膜のパターンである。仮に、半透光部と遮光部との境界にレーザーザッピング痕が形成されても、遮光部では文字通り露光光が遮光されるため、その近傍にレーザーザッピング痕による厚膜部が形成されても露光パターンに及ぼす影響は小さいためである。
図5(b)は、この多階調フォトマスクを用いて露光及び現像を行って得られるレジストパターンを示している。図5(b)のレジストパターンの例では、透過率が最も低い遮光膜のパターン102aに対応する部分でレジスト膜厚が最も厚く、修正半透光膜のパターン104aに対応する部分では、膜厚が遮光膜よりも薄くなり、透過率が最も高い透明部101に対応する部分で膜厚はレジストが全て除去されているが、修正半透光膜のパターンエッジ部に対応するレジストパターンエッジ部114bでは膜厚が局所的に厚く形成されていることが分かる。この部分では透過率が周囲の透過率よりも小さい「透過率の異常部」となるため、このようなパターンは、不良レジストパターンと判定される。
なお、遮光膜上にレーザーザッピング痕が形成されても、レジストパターンの形状に影響を及ぼすことはない。すなわち、レーザーザッピング痕の影響が現れるのは、透光部と半透光部の境界領域に、レーザーザッピング痕という局所的な厚膜部が形成される場合であると考えられる。
本発明は、このような知見に基づいてなされたものであり、多階調フォトマスクの修正工程において、修正半透光膜の形成時に新たに生じうる透過率の異常部の発生を必要な範囲で回避することを技術的課題とする。
本発明に係る多階調フォトマスクは、透明基板上に透光部と遮光部と半透光部とが設けられ、前記半透光部は半透光膜のパターンにより形成され、前記半透光膜は、前記透光部との境界領域の少なくとも一部に、前記透光部との境界に近いほど透過率が高くなるように構成されたグラデーション部を有し、前記グラデーション部における前記半透光膜の膜厚は、端部に向かうほど薄いことを特徴とする。
この構成により、グラデーション部では透過率が段階的に変化するため、パターン転写後のフォトレジスト膜はレジスト膜厚も透光部との境界に近いほど薄く形成され、半透光部から透光部にかけての透過率の変化が緩やかになる。このため、修正半透光膜の有効領域周縁部に発生していた修正半透光膜の形成時に起因する透過率異常を回避することが可能となり、転写露光時のレジスト膜厚の異常を回避することができる。
なお、前記半透光部における半透光膜は、第1の半透光膜と、前記第1の半透光膜とは異なる成膜方法で形成された第2の半透光膜とを含み、前記第2の半透光膜は、前記グラデーション部を除く他の領域において前記第1の半透光膜の透過率と実質的に等しく調整されていることが好ましい。
このように、本発明に係る多階調フォトマスクは半透光膜が異なる成膜方法で形成されている場合であっても、両者の透過率が同程度に調整され、かつ、パターンエッジ部にグラデーション部が設けられることで、半透光部の透過率がパターンエッジ部以外の部分でほぼ均一になり、透過率の異常部の形成を防止することができる。
この場合、前記グラデーション部における前記半透光膜の膜厚は、端部に向かうほど薄く構成することが好ましい。透過率を調整するための最も有効な方法の一つとして、膜厚を調節する方法が挙げられる。なお、膜厚と透過率の関係は式(1)及び式(2)により表されるが、定性的には、膜厚が薄いほど透過率が高く、膜厚が厚いほど透過率が低くなる。
単位膜厚Lの時の透過率をT、透過率Tの時の濃度をD、膜厚Lの時の濃度をDとして、
=−log T ・・・・・(1)
D =(L/L)・D ・・・・・(2)
本発明に係る多階調フォトマスクにおいて、前記第2の半透光膜は、前記第1の半透光膜の一部が除去された後、除去された領域を包含するように局所的に形成された膜であることが好ましい。この構成では、第1の半透光膜がすなわち初期半透光膜を意味し、第2の半透光膜がすなわち修正半透光膜を意味する。
本発明に係る多階調フォトマスクにおいて、第2の半透光膜は、気相成長法により形成された膜であることが好ましい。また、前記グラデーション部は、前記気相成長の成膜範囲を段階的に変化させて得られるように構成することができる。
なお、気相成長法は、化学気相成長法や物理気相成長法など、種々の方法が考えられる。化学気相成長法の場合は光CVD(化学気相成長)法など、特定の領域に局所的に堆積することができる成膜方法が好ましい。光CVD装置では、他の成膜法と比較して、光の照射回数(パルス周波数)や光の照射強度等の条件を変更することが容易であり、このため修正半透光膜を局所的に成膜したり、範囲を変化させることで修正半透光膜を階段状乃至テーパー状に成膜できる利点があるからである。
本発明に係る多階調フォトマスクの修正方法は、透明基板上に透光部と遮光部と半透光部とが設けられた多階調フォトマスクの修正方法であって、前記半透光部のうち欠陥を含む領域を除去することにより透明基板の一部の領域を露出させる工程と、前記露出した一部の領域を包含するように修正半透光膜を形成し、その後前記修正半透光膜を端部を半透光部と透光部との境界から半透光部側の方向にずらしながら形成する工程とを含むことを特徴とする。
上記方法により、半透光部と透光部との境界に半透光部の異常パターンが形成されることを防止することができる。
なお、必要により、例えばレーザーザッピング等の方法により修正半透光膜の一部を選択的に除去する工程を更に含んでいてもよい。レーザーザッピング等により修正半透光膜の除去を行うと、パターンエッジ部の膜厚が厚くなるが、グラデーション部を設けることで不良レジストパターンの発生は回避されるためである。この意味において、不良レジストパターンが形成されない範囲で修正半透光膜の一部を選択的に除去する工程を含んでいることは差し支えないからである。
また、前記修正半透光膜の端部は、ソース及びドレインを有する薄膜トランジスタのソース電極及びドレイン電極形成領域その他透光部上に孤立した修正半透光膜のパターンのエッジ部であることが好ましい。
本発明に係る多階調フォトマスク及び欠陥の修正方法によると、修正半透光膜のパターンエッジ部に不良レジストパターンの原因となる異常パターンが形成されないため、透過率の異常部の形成を未然に防止することができる。
(実施形態)
図1(a)〜(b)及び図2(c)〜(d)は、本発明の実施形態に係る多階調フォトマスクの修正工程を説明する概略図である。図1(a)は、本発明の実施形態に係る多階調フォトマスク10のパターンの一部を示している。この図に示すように、多階調フォトマスク10は、透光部1と遮光膜のパターン2aと初期半透光膜のパターン3aとで構成される。ここで、多階調フォトマスク10の初期半透光膜のパターン3a内に欠陥Dが存在している。
なお、この欠陥Dは、本来半透光膜が形成されるべき部分に半透光膜が形成されないか又は膜厚が局所的に薄くなっている欠陥(これを「白欠陥」)と、逆に、透過率が局所的に高くなっている欠陥(これを「黒欠陥」という)に大別されるが、本発明に係る修正方法では、欠陥を含む領域を除去して新たに成膜を行うため、欠陥の種類は問わない。
図1(b)は、欠陥Dを含む半透光部の一部(初期半透光膜の一部)を除去した様子を示す多階調フォトマスクのパターンの拡大図である。すなわち、欠陥Dを除去するために、図1(a)の状態から、欠陥Dを含む修正領域R2(図中の破線部の内部)を部分的に除去する(図1(b))。この工程により、欠陥Dを除去すると共に、透明基板の一部を露出させる。
次に、除去した部分を包含するように修正半透光膜4を形成するが、その前に、本発明に係る修正半透光膜の形成方法について、図3を参照して説明する。
図3(a)〜(c)は、本発明の実施形態に係る修正半透光膜4の形成工程について説明する概略図であり、図3(a)は、平坦なガラス基板上に修正半透光膜4を形成した様子を示す平面図、図3(b)及び(c)は、それぞれ図3(a)のX2−X2線及びY1−Y1線断面図である。
この図に示すように、修正半透光膜4を形成するときは、はじめに最も広い範囲で堆積を行い、次に、中心をほぼ一致させつつ、やや狭い範囲で堆積し、堆積範囲を段階的に変化させて堆積していく。気相成長法を実施するにあたり、光CVD装置を用いる場合、堆積範囲を徐々に狭くしていくことは、比較的容易である。
このようにすると、図3(a)乃至図3(c)に示されるように、修正半透光膜の周縁部全体にグラデーション部Gが形成される。グラデーション部Gでは、透光部との境界に近いほど透過率が高くなるように構成される。グラデーション部Gは、成膜時の走査回数によって階段の粗さが異なるが、必ずしも滑らかなテーパー状である必要はなく、比較的粗い階段状であっても構わない。一方、グラデーション部Gの内側に形成される中央部Cでは、露光装置の露光光の波長に対する透過率が初期半透光膜と同一になるように、膜厚等の条件を調整しておく。
図2(c)に示すように、遮光膜のパターン2a上に、グラデーション部Gを有する修正半透光膜4を形成し、更に、レーザー光を照射することにより、修正半透光膜4の不要な部分を除去することで修正半透光膜のパターン4aを形成する(図2(d))。
なお、修正半透光膜にレーザーザッピングを行った部位には、レーザーザッピング痕5が形成されるが、レーザーザッピングを行わず、グラデーション部Gを残した部位には、レーザーザッピング痕5が形成されることはない。
欠陥Dを除去するために透明基板の一部を露出させた後、修正半透光膜を堆積する場合には、初期半透光膜の領域よりもやや広い領域で、すなわち露出部をオーバーラップするようにして、堆積してもよい。このようにすれば冗長性を確保しやすく、また、グラデーション部Gの領域を確保し易いためである。
図2(d)は、修正半透光膜のパターン4aの形成が終了した状態を示している。この図に示すように、半透光部における欠陥Dは完全に除去されている。上述のように、グラデーション部Gは、修正半透光膜4の成膜直後には周縁部全体に形成されているが、必要に応じて、レーザー光により不要な部分をレーザーザッピングする。図2(d)には、修正半透光膜のパターン4aの一部にグラデーション部Gが残置されていることが示されている。但し、修正半透光膜4の形成の際に冗長領域を形成せず、必要十分な成膜範囲を規定した上で、レーザーザッピング工程を省略しても良い。
図4(a)は、図2(d)に示したX3−X3線の拡大断面図である。ガラス基板が露出した透明部1上に、遮光膜のパターン2aと、修正半透光膜のパターン4aが形成され、透光部1との境界領域の少なくとも一部にグラデーション部Gが形成されていることが図示されている。また、この図に示すようにガラス基板の裏面側から露光光が照射される。
図4(b)は、図4(a)に示した多階調フォトマスクを用いて露光及び現像を行った後のレジストパターンの断面図を示している。図4(b)のレジストパターンの例では、透過率が最も低い遮光膜のパターン2aに対応する部分でレジスト膜厚が最も厚く、修正半透光膜のパターン4aに対応する部分では、膜厚が遮光膜よりも薄くなり、透過率が最も高い透明部1に対応する部分で膜厚はレジストが全て除去されているが、半透光膜のパターンエッジ部に形成されたグラデーション部Gに対応するレジストパターンエッジ部14bでは膜厚が階段状乃至テーパー状に変化している。
以上のように、本発明の実施形態に係る多階調フォトマスクの修正方法では、修正半透光膜の形成工程において、透明部との境界に近いほど透過率が高くなるように構成されたグラデーション部を設けたことによって、レジストパターンエッジ部に「透過率の異常部(図5(b)114b)」が形成されることを回避することができる。
本発明は、多階調フォトマスクの製造に関して、特に、欠陥の修正精度を高める技術を提供することができる点で、産業上の利用可能性は極めて大きい。
(a)〜(b)は、本発明の実施形態に係る多階調フォトマスクの修正工程を説明する概略図である。 (c)〜(d)は、本発明の実施形態に係る多階調フォトマスクの修正工程を説明する概略図である。 (a)〜(c)は、本発明の実施形態に係る修正半透光膜4の形成工程について説明する概略図であり、図3(a)は、平坦なガラス基板上に修正半透光膜4を形成した様子を示す平面図、図3(b)及び(c)は、それぞれ図3(a)のX2−X2線及びY1−Y1線断面図である。 (a)は、図2(d)に示したX3−X3線の拡大断面図である。(b)は、図4(a)に示した多階調フォトマスクを用いて露光及び現像を行った後のレジストパターンの断面図である。 (a)は、従来の修正方法(図6、図7)により得られた修正された多階調フォトマスク(図7(d)参照)のX1−X1線断面図、(b)は、(a)の多階調フォトマスクを用いて露光及び現像工程後に得られるレジストパターン111aの断面図である。 (a)〜(b)は、従来の多階調フォトマスクの修正工程を説明する概略図である。 (c)〜(d)は、従来の多階調フォトマスクの修正工程を説明する概略図である。
符号の説明
1、101 透明部
2a、102a 遮光膜のパターン
3a、103a 初期半透光膜のパターン
4、104 修正半透光膜
4a、104a 修正半透光膜のパターン
5、105 レーザーザッピング痕
11a、111a レジストパターン
14b 階段状乃至テーパー状のレジストパターンエッジ部(修正パターン)
114b レジストパターンエッジ部(異常パターン)
R1、R2 修正領域
G グラデーション部

Claims (8)

  1. 透明基板上に透光部と遮光部と半透光部とが設けられ、前記半透光部は半透光膜のパターンにより形成され、前記半透光膜は、前記透光部との境界領域の少なくとも一部に、前記透光部との境界に近いほど透過率が高くなるように構成されたグラデーション部を有し、前記グラデーション部における前記半透光膜の膜厚は、端部に向かうほど薄い多階調フォトマスク。
  2. 前記半透光部における半透光膜は、第1の半透光膜と、前記第1の半透光膜とは異なる成膜方法で形成された第2の半透光膜とを含み、前記第2の半透光膜は、前記グラデーション部を除く他の領域において前記第1の半透光膜の透過率と実質的に等しく調整されている請求項1記載の多階調フォトマスク。
  3. 前記第2の半透光膜は、前記第1の半透光膜の一部が除去された後、除去された領域を包含するように局所的に形成された膜である請求項2記載の多階調フォトマスク。
  4. 前記第2の半透光膜は、気相成長法により形成された膜である請求項2乃至3のいずれか1項に記載の多階調フォトマスク。
  5. 前記グラデーション部は、前記気相成長の成膜範囲を段階的に変化させて得られる請求項4記載の多階調フォトマスク。
  6. 透明基板上に透光部と遮光部と半透光部とが設けられた多階調フォトマスクの修正方法であって、前記半透光部のうち欠陥を含む領域を除去することにより透明基板の一部の領域を露出させる工程と、前記露出した一部の領域を包含するように修正半透光膜を形成し、その後前記修正半透光膜の端部を半透光部と透光部との境界から半透光部側の方向にずらしながら形成する工程とを含む多階調フォトマスクの修正方法。
  7. 前記修正半透光膜の一部を選択的に除去する工程を更に含む請求項6記載の多階調フォトマスクの修正方法。
  8. 前記修正半透光膜の端部は、ソース及びドレインを有する薄膜トランジスタのソース電極及びドレイン電極形成領域その他透光部上に孤立した修正半透光膜のパターンのエッジ部である請求項6又は7記載の多階調マスクの修正方法。
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