JP5283278B2 - トンネル坑内の資材搬送設備 - Google Patents
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Description
・ 搬送機械108を資材104に取り付け、
・ 該資材104を保管場所109まで搬送し、
・ 該資材104から搬送機械108を取り外す
といった一連の作業を全ての資材104について行わなければならず、その作業に手間と時間が掛かってしまって効率が悪いという問題があった。
資材搬送方向(X)の下流側を“前側”とし、該方向の上流側を“後側”とし、前記軌道レール(3)に沿った区間であって資材(4)を前記資材搬送台車(5)から下ろす区間(図1(b) 及び図3(b) の符号Z1参照)を“荷下ろし区間”とした場合に、
前記資材搬送台車(5)に配置されて、資材(4)を係脱可能な状態で支持する資材支持装置(図2(a) の符号6参照)と、
該資材支持装置(6)により支持された資材(4)の下側を開放するように、該資材(4)の下側に形成された下側空洞部(図3(a) (b) の符号S1参照)と、
前記資材支持装置(6)により支持された資材(4)の前側を開放するように、該資材(4)の前側に形成された前側空洞部(図3(b) の符号S2参照)と、
前記荷下ろし区間(Z1)にて、搬送されてきた資材(4)の下面(図3(a) の符号4a参照)に対向するように前記軌道レール(3)に沿って配置されるローラーコンベア手段(7)と、
を備え、
前記ローラーコンベア手段(7)は、前記荷下ろし区間(Z1)よりも後側の区間(図3(b) の符号Z2参照)では、搬送されてくる資材(4)と接触しない高さ(H2)であり、該荷下ろし区間(Z1)に近づくに従って高くなり、該荷下ろし区間(Z1)では資材(4)の下面(4a)と略接触する高さ(H1)に形成されたことを特徴とする。
前記資材受け部(61a)は、資材(4)の後側の面(4b)に沿うと共に該資材の後側の一部(41)を受ける資材支持位置(図3(a) 参照)と、資材の後側の面(4b)に対向しない退避位置(不図示)と、を選択的に取り得るように構成されたことを特徴とする。
・ トンネル坑内2に敷設された軌道レール3と、
・ 該軌道レール3の上を走行して資材4を搬送する資材搬送台車5と、
を備えている。この資材搬送台車5によって搬送する資材4としては、例えばシールドトンネル用のセグメントを挙げることができるが、セグメント以外の資材を搬送するようにしても良い。そして、この資材搬送台車5は、資材4を係脱可能な状態で支持する資材支持装置(図2(a) の符号6参照)を有している。
に詳示するように、
・ 前記荷下ろし区間よりも後側(つまり、資材搬送方向Xの上流側)の区間Z2では資材下面(搬送されてくる資材の下面)4aに接触しない高さH2であり、
・ 荷下ろし区間Z1に近づくに従って高くなり、
・ 該荷下ろし区間Z1では資材4の下面4aと略接触する高さH1となる、
ように形成されている。なお、前記資材搬送台車5においては、前記資材支持装置6により支持された資材4の下側には下側空洞部S1が形成されていて、該資材4の下側が開放されている。つまり、この資材搬送台車5は、底板のようなものが無く、資材4は前記資材支持装置6によって垂下された状態で支持される構造となっている。したがって、前記資材搬送台車5が前記荷下ろし区間Z1に近づくと、前記ローラーコンベア手段7が該下側空洞部S1に下方から侵入して来て資材下面4aに略接触することとなる。
・ 前記荷下ろし区間よりも後側(つまり、資材搬送方向Xの上流側)の区間Z2では資材下面(搬送されてくる資材の下面)4aに接触しない高さH2であり、
・ 荷下ろし区間Z1に近づくに従って高くなり、
・ 該荷下ろし区間Z1では、該搬送されてくる資材4の下面4aを押し上げる高さH1となるように、
形成すると良い。
・ 上述の資材受け部61aを一端に有すると共に、他端61bが台車5のフレーム51に揺動自在に支持された第1リンク部材61と、
・ 該第1リンク部材61に一端62aがピン結合されると共に、他端62bが前記フレーム51に摺動可能に支持された第2リンク部材62と、
により構成しておくと良い。なお、この第1リンク部材61及び/又は第2リンク部材62の駆動はエアアクチュエータにより行うと良い。その場合、各台車5に設けた第1リンク部材61及び/又は第2リンク部材62をエアで一括して駆動するようにすれば、各台車における資材4の係合を一括して解除することができる。ところで、シールドトンネルの場合、シールド機の近くには後続台車
が配置されているので空きスペースは少ない。したがって、セグメントを横置きにした状態で台車で搬送しようとすると、セグメントの寸法を、後続台車に干渉しないような寸法に制限する必要がある。しかし、図2(a) に示すようにセグメント4を縦置きにすれば、後続台車との干渉を回避できるので、セグメントの寸法を比較的長く取ることができる。
参照)。
・ 資材4の後側の面4bに沿うと共に該資材の後側の一部(被係合部41)を受ける資材支持位置(図3(a) 参照)と、
・ 資材4の後側の面4bに対向しない退避位置(不図示)と、
を選択的に取り得るように構成しておくと良い。上述したように、荷下ろし区間Z1において資材4がローラーコンベア手段7によって押し上げられると、前記資材受け部61aと被係合部41との係合は解除されるが、その場合でも、該資材受け部61aは前記面4bに沿うように配置されたままであるので、台車5が前進を続ける間は資材4も前記資材受け部61aに押されて前進し、該資材4を所定の位置まで移動させることができる。そして、前記資材受け部61aを前記退避位置に移動させると、各台車5の各資材4の前側はもちろんのこと後側も開放された状態となり、資材4をローラーコンベア手段7上に載置したままで各台車5を後退させることができる(図4(a) 参照)。
は、荷下ろし区間Z1にあるローラー自身(符号71参照)が資材下面4aに接触した状態を示すが、本発明の範囲がその構成に限定されるものではない。例えば、ローラー71の上に何らかの部材(例えば、板状の部材やトレイ状の部材。共に不図示)を摺動可能な状態で載置しておいて、ローラー71は資材下面4aに接触せずに、該何らかの部材が資材下面4aに接触するようにしても良い。つまり、本明細書におけるローラーコンベア手段7とは、ローラー71のみならず、該ローラー71の上に載置された何らかの部材をも含む概念である。
2 トンネル坑内
3 軌道レール
4 資材
4a 資材の下面
5 資材搬送台車
6 資材支持装置
7 ローラーコンベア手段
61a 資材受け部
S1 下側空洞部
S2 前側空洞部
X 資材搬送方向
Z1 荷下ろし区間
Claims (4)
- トンネル坑内に敷設された軌道レールと、該軌道レール上を走行して資材を搬送する資材搬送台車と、を備えてなるトンネル坑内の資材搬送設備において、
資材搬送方向の下流側を“前側”とし、該方向の上流側を“後側”とし、前記軌道レールに沿った区間であって資材を前記資材搬送台車から下ろす区間を“荷下ろし区間”とした場合に、
前記資材搬送台車に配置されて、資材を係脱可能な状態で支持する資材支持装置と、
該資材支持装置により支持された資材の下側を開放するように、該資材の下側に形成された下側空洞部と、
前記資材支持装置により支持された資材の前側を開放するように、該資材の前側に形成された前側空洞部と、
前記荷下ろし区間にて、搬送されてきた資材の下面に対向するように前記軌道レールに沿って配置されるローラーコンベア手段と、
を備え、
前記ローラーコンベア手段は、前記荷下ろし区間よりも後側の区間では、搬送されてくる資材と接触しない高さであり、該荷下ろし区間に近づくに従って高くなり、該荷下ろし区間では資材の下面と略接触する高さに形成された、
ことを特徴とするトンネル坑内の資材搬送設備。 - 前記ローラーコンベア手段は、前記荷下ろし区間よりも後側の区間では、搬送されてくる資材と接触しない高さであり、該荷下ろし区間に近づくに従って高くなり、該荷下ろし区間では、該搬送されてくる資材の下面を押し上げる高さに形成された、
ことを特徴とする請求項1に記載の資材搬送設備。 - 前記資材支持装置は、資材の一部が載置されることに基づき該資材を支持する資材受け部を有する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の資材搬送設備。 - 前記資材支持装置により支持された資材の後側を開放するように、該資材の後側に形成された後側空洞部、を備え、
前記資材受け部は、資材の後側の面に沿うと共に該資材の後側の一部を受ける資材支持位置と、資材の後側の面に対向しない退避位置と、を選択的に取り得るように構成された、
ことを特徴とする請求項3に記載の資材搬送設備。
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JP2009246605A JP5283278B2 (ja) | 2009-10-27 | 2009-10-27 | トンネル坑内の資材搬送設備 |
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2009
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