JP5283086B2 - コード識別タグ、及び、識別タグ取付方法 - Google Patents

コード識別タグ、及び、識別タグ取付方法 Download PDF

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Description

この発明は、光コード(光ファイバコード)の識別のために用いられるコード識別タグに関し、特に例えば直径2mm程度の細い光コードが高密度に配線されている場合に適用して好適なコード識別タグ、及び、識別タグ取付方法に関する。
局舎内に設置される光配線盤には通常極めて多数の光コードが密集して接続されるので、それらの光コードを識別できる必要がある。そのために通常、個々の光コードにそれぞれを識別するためのコード識別タグが取り付けられる。
光コードに限らず電線その他の線材が多数配線されている場合に、個々の線材を識別するための線材識別タグが用いられる場合があるが、この種の従来の線材識別タグとして、線材を把持する線材把持部自体が、線材情報を表示する表示面を持つという、表示部一体把持部の構造のものがある。
例えば図13に示した部材1は、その2つを向かい合わせて線材を挟み込むもので、各部材1は、外側面に線材情報表示面1aを備え、内側面に溝2と凸部3及び凹部4とを備えている。そして、線材が溝2に収容される態様で2つの部材1を向かい合わせ、対向する部材1の凸部3と凹部4とを互いに嵌合させて、線材を把持する(特許文献1)。
また、特許文献3、4、5の線材識別タグも、表示部一体把持部を持つ構造である。
また、図14に示すように、紐部5と札部6とを組み合わせたいわゆるマーカータイと呼ばれる線材識別タグ7がある。この線材識別タグ7は、表示面6aを持つ札部6を紐挿通穴8aを持つ紐固定部8と一体に設け、紐部5を紐挿通穴8aに通し締め付けて、線材9に取り付ける。
また、図15に示すように、導入口10を持ち、ケーブル15に取り付けた円筒状のコネクタ16に嵌合する外嵌部11の外周面から半径方向に延出する連結片12に表示板(情報記入部)13を設けた線材識別タグ14がある(特許文献2)。
特開2000−347572 特開2002−245865 特開2000−50448 特開2001−210152 特開2001−243842
図13に示した線材識別タグのように、把持部自体に表示面を持つ表示部一体把持部の構造は、高密度の線材に取り付ける際に識別タグ同士が干渉するという問題がある。
すなわち、線材に密着する“把持部”が表示部を持つために大きくなり、多数の線材が高密度で配線されている状態で一本一本の線材に識別タグを取り付けようとすると、識別タグ同士が干渉して、取り付けることができなくなる場合が多々ある。
また、この表示部一体把持部の構造のものは、表示部面積あたりの容積が大きいという問題がある。すなわち、把持部である表示部の全体が線材を取り巻くような構造であるため、表示部の肉厚が線材の直径よりも厚くなってしまい、樹脂などの材料の使用量が増えてしまう。
図14に示したマーカータイ7は、取付け取外しが容易でないという問題がある。
すなわち、マーカータイ7は、紐部を線材の回りに廻らせた上で紐部固定部の穴に通し締め付けるという作業が煩雑である。
また、この種のマーカータイ7は一般に、紐部5を紐挿入穴8aに通した後は紐部5を戻せない構造なので、線材に一旦取り付けてしまうと、紐部を切断するなどしないと取り外すことは困難であり、また、取り付けたその線材上で取り付け位置をずらすことも容易ではなかった。
また、線材把持部が嵩張らないという点では、図13のような表示部一体把持部の構造の欠点はないが、札部(表示部)6が線材9に接近しているので、線材が密集しているとやはり札部6同士が干渉するという問題がある。
また、この種のマーカータイ7は、ある程度の太さの線材を対象としており、例えば直径2mm程度の細い線材に取り付ける用途には向かない。
また、図15に示した線材識別タグ14は、表示部が大きく突出するので、配線が密集している部分に使用するには適切でない。なお、引用文献2の場合は、コンピュータやハブにケーブルを接続する場合等を想定しており、ケーブルが密集していないので、特に問題はないと思われる。
また、この線材識別タグ14は、外嵌部11の幅Sが短いので、表示板13に矢印aのようにケーブル長手方向の力が作用(例えばケーブルが鉛直方向に配線されている場合に表示板の重力が作用)した時、外嵌部11が横に傾き、その傾いた短い外嵌部11が円筒状のコネクタ16を局所的に曲げる力を作用させる。コネクタ16にそのような局所的な曲げの力が作用しても特に問題はないが、コネクタではなく細い光コードにそのような力が作用すると、光コードに曲げ半径の小さな局所的な曲げが作用し、光ファイバの伝送損失を増加させる恐れがあるという問題がある。
本発明は上記従来の欠点を解消するためになされたもので、識別タグ同士が干渉するという問題がなく、取付け取外しが容易であり、部品全体の容積が小さく樹脂の使用量が少なく済ませることができ、また光ファイバの伝送損失を増加させる恐れの少ないコード識別タグ、及び、識別タグ取付方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する請求項1の発明のコード識別タグは、光コードに取り付けるものであって、コード識別情報を表示する表示面を有する平板状の表示部と、前記表示部から表示面と平行に延出する、前記表示部より幅の狭い首部と、前記首部の先端に設けたコード把持部とからなる樹脂一体成形品であり、
前記コード把持部は、首部の先端と一体の底部の両側からそれぞれ立ち上がる湾曲壁を有し、前記両側の湾曲壁は、首部長手方向からみて上部に開口を持つ概ね開放円形状をなすとともに、表示面と直交する方向から見て首部長手方向に千鳥状に交互に配されており、前記首部は、ほぼ重なって配置された2つのコード識別タグのうちの上側のコード識別タグの表示部をめくって下側のコード識別タグの表示部を見ることができるような可撓性を有することを特徴とする。
請求項2は、請求項1のコード識別タグにおいて、両側の湾曲壁が、一方側に1つ、他方側に2つの千鳥状に設けられていることを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2のコード識別タグにおいて、対象とする光コードの直径dが2mm±1mmであることを特徴とする。
請求項4は、請求項3のコード識別タグにおいて、コード把持部の首部長手方向からみた内径が0.9d×(1±0.05)であることを特徴とする。
請求項5は、請求項3のコード識別タグにおいて、コード把持部の首部長手方向からみた内径が1.0d×(1+0.05、−0)であることを特徴とする。
請求項6は、請求項3〜5のいずれかのコード識別タグにおいて、コード把持部のコード長手方向の長さLが1.5d×(1±0.2)であることを特徴とする。
請求項7は、請求項3〜6のいずれかのコード識別タグにおいて、首部の長さが5d以上であることを特徴とする。
請求項8は、請求項3〜7のいずれかのコード識別タグにおいて、表示部の厚さが0.5d以下であることを特徴とする。
請求項9の発明は、隣接して互いに平行に配線されている複数本の光コードに請求項1〜8のいずれかのコード識別タグを取り付ける方法であって、
各コード識別タグを、表示部の一部が重なるような態様で少しずつずらして各光コードに取り付けることを特徴とする。
請求項10の発明のコード識別タグは、光コードに取り付けるものであって、コード識別情報を表示する表示面を有する平板状の表示部と、前記表示部から表示面と平行に延出する、前記表示部より幅の狭い首部と、前記首部の先端に設けたコード把持部とからなる樹脂一体成形品であり、
前記コード把持部は、首部の先端と一体の底部の片側から立ち上がり他側の近傍に接近する湾曲壁を有して、筒心方向が首部長手方向と平行で横部にスリット状開口を持つ概ね開放円筒状をなしており、前記首部は、ほぼ重なって配置された2つのコード識別タグのうちの上側のコード識別タグの表示部をめくって下側のコード識別タグの表示部を見ることができるような可撓性を有することを特徴とする。
請求項1の発明のコード識別タグにおいて、コード把持部から表示部が離れているので、表示部一体把持部の構造と比較して、コード把持部は小形で済む。
コード把持部が小形であり、また、表示部が薄い板状でありかつ首部を介して把持部から離れた場所に配置されるので、このコード識別タグを高密度に配線されている光コードに取り付ける場合に、表示部が光コードから離れた位置で概ね互いに重なるような態様(互いに平行に配されるような態様)で取り付けることができ、タグ同士の干渉が発生することを極力少なくできる。
このような効果は、請求項3のように、直径dが2mm前後の細い光コードが高密度に配線されている場合に適用して極めて有効に発揮される。
また、首部が、ほぼ重なって配置された2つのコード識別タグのうちの上側のコード識別タグの表示部をめくって下側のコード識別タグの表示部を見ることができるような可撓性を有するので、コード識別タグの表示部がほぼ重なっている場合でも、上側の表示部をめくって、下側のコード識別タグの表示部を見ることができる。また、表示部の表裏両面を表示面とした場合に、裏面側の表示を容易に見ることもできる。
コード把持部が、首部長手方向に千鳥状に交互に配された、底部の両側からそれぞれ立ち上がる湾曲壁を有し、その湾曲壁が首部長手方向からみて上部に開口を持つ概ね開放円形状をなしている構造であることにより、次のような効果を奏する。
(1)光コードを、両側の湾曲壁の頂部間に位置させ軽く押し下げると、光コードが、首部長手方向からみて概ね開放円形状をなす湾曲壁内面側に押し込まれて、千鳥状配置の両側の湾曲壁により、外れる恐れのない状態で把持される。このように光コードを単に押し込む操作でコード把持部に取り付けることができるので、取り付け作業が容易である。
この場合、両側の湾曲壁が対向しているのでなく千鳥状配置なので、両側の湾曲壁の頂部間の首部長手方向からみた間隔が若干狭くても、光コードを湾曲壁内面側に容易に押し込むことができる。すなわち、このコード把持部は、把持した光コードが外れにくい構造でありながら、把持させる操作は容易である。
また、両側の湾曲壁が千鳥状配置なので、光コードの外被を『両側から』挟み付けるように押さえることがない。したがって、光コードの外被の変形(へこみ)を極力抑えることができる。この効果は、コード把持部の内径が光コードの直径dに対して小さい場合(請求項4の場合)に有効である。
両側の湾曲壁は、請求項2のように、一方側に1つ、他方側に2つの千鳥状とするのが、前記のように把持した光コードが外れにくくかつ把持させる操作が容易な構造を得るために、また、光コードの外被の変形(へこみ)を極力抑えるために適切である。
(2)コード把持部の首部長手方向からみた内径(千鳥状配置の湾曲壁を首部長手方向からみた開放円形の内径)を光コードの直径以下に設計すれば、コード把持部の内面がバネ状に光コードを把持するので、タグの取り付け場所が簡単には変わらない方がよい用途に向くコード識別タグとすることができる。この場合、光コードの直径との関係で、請求項4のようなサイズとするのが好適である。

また、この場合でも、コード把持部の内径を調整して前記バネ状把持力を調整すれば、コード識別タグを一旦取り付けた後に光コード長手方向にずらすことも可能である。
(3)開放円筒状のコード把持部の首部長手方向からみた内径を光コードの直径以上に設計すれば、タグの取り付け場所が簡単に変わった方がよい用途に向くコード識別タグとすることができる。この場合、光コードの直径との関係で、例えば請求項5のようなサイズとするのが好適である。
(4)コード把持部の光コード長手方向の長さLは表示部の大きさとは無関係に短くすることができるので、曲げて配線されている光コードにもコード識別タグを取り付けることが可能である。
この場合、コード把持部の長さLは、光コードの直径との関係で、請求項6のように設定するのが好適である。
なお、本発明のコード識別タグでは、把持部の長さを短くしたことによる、曲げ半径の小さな局所的な曲げの発生の恐れ、それに伴う光ファイバの伝送損失の増加という問題は発生しない(詳細は後述)。
(5)コード識別タグを取り付けた状態で、コード把持部の両側の湾曲壁の間隔を広げることで、容易に光コードから取り外すことができる。
(6) 容易に取付け取外しができるため、光コードの配線替えの際に、一度使ったコード識別タグを、その表示面の表示を書き替えることで、あるいはコード識別情報を印刷したシールを新たなものに貼り替えることで、新しい光コード用のコード識別タグとして再利用できる。
(7)首部や表示部は、光コードの直径とは関係なく薄くすることができるので、コード識別タグ全体の容積を小さくすることができ、樹脂材料の使用量が少なく済み、省資源の効果があるとともに経済的である。
(8)請求項1の発明のコード識別タグは、概ね平板(表示部及び首部)の端部に、小サイズの千鳥状配置の湾曲壁があるに過ぎない全体として平面的なシンプルな形状なので、これを樹脂一体成形をするための金型も簡単に済み、製造が容易である。
請求項9の発明の識別タグ取付方法のように、各コード識別タグを、表示部の一部が重なるような態様で少しずつずらして光コードに取り付ける方法によれば、コード識別タグ同士が接近していても、コード識別タグ同士の干渉を回避できる。
請求項10のコード識別タグも、請求項1のコード識別タグと同様に、コード把持部が小形で済む、タグ同士の干渉が発生することを極力少なくできる、などの効果を奏する。
また、コード把持部が、底部の片側から立ち上がり他側の近傍に接近する湾曲壁を有して、筒心方向が首部長手方向と平行で横部にスリット状開口を持つ概ね開放円筒状をなす構造であることにより、(2)〜(8)で述べた請求項1のコード識別タグの効果と概略同様な効果が得られる。また、光コードの配線状態によっては、光コードを識別タグの首部長手方向からみて上部からではなく横部から取り付ける方が作業しやすい場合があるので、そのような場合に、横部にスリット状開口を持つ構造のコード識別タグが有効となるる。
本発明の一実施例のコード識別タグの正面図である。 (a)は図1の右側面図、(b)は図1のA−A断面図である。 図1の拡大した平面図(B−B矢視図)である。 (a)は図1の拡大した底面図(C−C矢視図)、(b)は図1の拡大したD−D断面図である。 図1の背面図である。 上記コード識別タグの背面側から見た斜視図である。 図6でコード識別タグを光コードに取り付けた状態を示す図である。 光配線盤に密集して接続された多数の光コードの1つに上記コード識別タグを取り付けた状態を示す図である。 複数本の光コードが鉛直方向に配線されている場合に、コード識別タグを一部が重なるような態様で少しずつずらして光コードに取り付けた状態を説明する図である。 図9において、一番上のコード識別タグの表示部をめくってその下側のコード識別タグの表示部を見られる状態にした図である。 本発明のコード識別タグのコード把持部の他の実施例を示すもので、コード把持部近傍の拡大斜視図である。 図11の実施例のコード識別タグの平面図(図3に相当する図)である。 (a)は従来の線材識別タグの平面図、(b)は(a)のE−E断面図である。 他の従来の線材識別タグを示すもので、線材に線材識別タグを取り付けた状態の斜視図である。 さらに他の従来の線材識別タグを示すもので、線材に取り付けたコネクタに線材識別タグを取り付けた状態の斜視図である。
以下、本発明を実施したコード識別タグ、及び識別タグ取付方法について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施例のコード識別タグ21の正面図、図2(a)は図1の右側面図、図2(b)は図1のA−A断面図、図3は図1の拡大した平面図(B−B矢視図)、図4(a)は図1の拡大した底面図(C−C矢視図)、図4(b)は図1の拡大したD−D断面図、図5は図1の背面図、図6は上記コード識別タグの背面側から見た斜視図である。
このコード識別タグ21は、単心の光コードに取り付けるものであり、これらの図に示すように、コード識別情報を表示する表示面22aを有する平板状の表示部22と、前記表示部22から表示面22aと平行に延出する、前記表示部22より幅の狭い首部25と、前記首部25の先端に設けたコード把持部26とからなる樹脂一体成形品である。
なお、使用する樹脂材料は特に限定されないが、例えば、POM(ポリアセタール)、PC(ポリカーボネート)、66ナイロンなどを使用することができる。
前記コード把持部26は、首部25の先端と一体の底部26aの両側からそれぞれ立ち上がる湾曲壁26bを有している。前記両側の湾曲壁26bは、図3などに示されるように、首部長手方向からみて上部に開口26cを持つ概ね開放円形状をなすとともに、表示面22aと直交する方向から見て(すなわち図5において)首部長手方向に千鳥状に交互に配されている。この実施例では、図5、図6などに示すように、両側の湾曲壁26bは、一方側に1つ、他方側に2つの千鳥状に設けられている。
前記首部25は、詳細は図10を参照して後述するが十分な可撓性を持つ。
実施例のコード識別タグ21の表示部22は、概略は矩形状であるが特に幅Wの広い主部分23と、これにより幅Wの狭い補助部分24とを有しており、主部分23の補助部分24につながる部分23aは傾斜している。
前記首部25は表示部22の補助部分24からアールを付けて狭まった先につながっている。
前記コード把持部26の首部長手方向からみた内径(千鳥状配置の湾曲壁26bを首部長手方向からみた開放円形の内径)は、把持する光コードの直径と同程度、又は僅かに小径、又は僅かに大径にする。
実施例のコード識別タグ21は、石英ガラスコアを持つ直径2mmの単心の光コードを想定しているもので、そのサイズについて説明すると、平板状の表示部22及び首部25の厚みが約0.5mm、表示部22の主部分23の幅Wが約27mm、補助部分24の幅が約7mm、首部25の幅が約2.5mmである。
コード把持部26の長さは約3mmである。この実施例におけるコード把持部26の長さは、2つの湾曲壁26bがある側の長さ(図5にLで示す長さ)である。
また、コード把持部26の首部長手方向からみた図3や図4に表される外径は約2.8mm、内径は約1.8mm、開口26cの幅は約0.6mmである。
なお、本発明のコード識別タグは、特に直径が概ね2mm±1.0mm程度の単心の光コードに適用して好適である。
上記のコード識別タグ21を光コードに取り付ける場合、光コードを両側の湾曲壁26bの頂部間に位置させ、光コードを軽く押し下げると、あるいはコード識別タグ21側を光コードに向けて押し込むと、光コードが首部長手方向からみて概ね開放円形状をなす湾曲壁内面側に押し込まれて、千鳥状配置の両側の湾曲壁26bにより、外れる恐れのない状態で把持される。湾曲壁26bで把持される
この時コード識別タグ21は、図7に示すように光コード30に沿う態様で光コード30に取り付けられる。
上記のコード識別タグ21のコード把持部26は、表示部26から延びる細い首部25の先端にあって、表示部26から離れているので、図13に示した従来の表示部一体把持部の構造と比較して、コード把持部が小形で済む。
図8は光配線盤に密集して接続された多数の光コードの1つに上記コード識別タグ21を取り付けた状態の一例を示す図であるが、前記のようにコード把持部26が小形であり、また、表示部22が約0.5mmと薄い板状でありかつ首部25を介して把持部26から離れた場所に配置されるので、このコード識別タグを高密度に配線されている光コードに取り付ける場合に、表示部が光コードから離れた位置で概ね互いに重なるような態様(互いに平行に配されるような態様)で取り付けることができ、タグ同士の干渉が発生することを極力少なくできる。
また、例えば、複数本の光コードが互いに平行に配線されている場合に、図9のように複数のコード識別タグ21を表示部の一部が重なるような態様で少しずつずらして光コードに取り付けると、タグ同士が互いに接近していても、タグ同士の干渉を避けることができる。4本の光コードに取り付ける図示例の場合であれば、首部25の長さmがコード把持部26の長さnの3倍より若干以上長ければ、タグ同士の干渉を避けることができる。コード把持部26の長さnが1.5d(d=光コード径)とすると、首部25の長さmを5d(=1.5d×3プラスα)以上とすれば、タグ同士の干渉を避けることができる。一般に、N本の光コードが互いに隣接して平行に配線されている場合に、首部25の長さを(N−1)×nより若干長くすると、タグ同士が互いに接近していても、タグ同士の干渉を避けることができる。
なお、図示の場合は光コードを鉛直に配線しているが、水平の場合あるいは傾斜している場合でも、互いに平行であれば、上記のように取り付けることができる。
このような効果は、実施例のように直径dが2mm程度の細い光コードが高密度に配線されている場合に適用して極めて有効に発揮される。
また、コード把持部26が、首部長手方向に千鳥状に交互に配された、底部の両側からそれぞれ立ち上がる湾曲壁26bが、首部長手方向からみて上部に開口26cを持つ概ね開放円形状をなしている構造であることにより、次のような効果を奏する。
(1)光コードを、両側の湾曲壁26bの頂部間に位置させ軽く押し下げると、光コードが、首部長手方向からみて概ね開放円形状をなす湾曲壁内面側に押し込まれて、千鳥状配置の両側の湾曲壁26bにより、外れる恐れのない状態で把持される。このように光コードを単に押し込む操作でコード把持部26に取り付けることができるので、取り付け作業が容易である。
この場合、両側の湾曲壁26bが対向しているのでなく千鳥状配置なので、両側の湾曲壁26bの頂部間の首部長手方向からみた間隔が若干狭くても、光コードを湾曲壁内面側に容易に押し込むことができる。すなわち、このコード把持部26は、把持した光コードが外れにくい構造でありながら、把持させる操作は容易である。
両側の湾曲壁26bは、この実施例のように、一方側に1つ、他方側に2つの千鳥状とするのが、前記のように把持した光コードが外れにくくかつ把持させる操作が容易な構造を得るために適切である。
また、両側の湾曲壁26bが千鳥状配置なので、光コードの外被を『両側から』挟み付けるように押さえることがない。したがって、光コードの外被の変形(へこみ)を極力抑えることができる。この効果は、コード把持部26の内径が光コードの直径dに対して小さい場合に有効である。
(2)この実施例では、光コードの直径d=2.0mmに対してコード把持部26の内径(首部長手方向からみた内径)が約1.8mmであるが、このように、コード把持部26の内径を光コードの直径以下に設計すれば、コード把持部の内面がバネ状に光コードを把持するので、タグの取り付け場所が簡単には変わらない方がよい用途に向くコード識別タグとすることができる。

また、この場合でも、コード把持部の内径を調整して前記バネ状把持力を調整すれば、コード識別タグを一旦取り付けた後に光コード長手方向にずらすことも可能である。
このような用途には、光コードの直径dに対しては、コード把持部の内径を例えば0.9d×(1±0.05)とすると好適である。
(3)また、コード把持部の内径(首部長手方向からみた内径)を光コードの直径以上に設計すれば、タグの取り付け場所が簡単に変わった方がよい用途に向くコード識別タグとすることができる。
この場合、光コードの直径dとの関係では、コード把持部の内径を1.0d×(1+0.05、−0)すなわち、2.0〜2.1mmとすると好適である。
(4)コード把持部26の光コード長手方向の長さLは表示部22の大きさとは無関係に短くすることができるので、曲げて配線されている光コードにもコード識別タグ21を取り付けることが可能である。
実施例の光コードは、最小曲げ半径(許容曲げ半径)15〜30mmでの使用が想定されているものであるが、コード把持部26の長さLを、例えば実施例のように3mmという短い寸法にすると、光コードが前記のような最小曲げ半径に近い曲げ半径で曲げられている箇所にでも取り付け可能である。
なお、コード把持部26の長さLが短いと、仮に図15の従来構造のように表示部がケーブルの半径方向に伸びている構造であるとすれば、表示部にケーブル長手方向の力が作用(例えばケーブルが鉛直に配線されている場合に表示部の重力が作用)した時に、コード把持部26が横に傾き、その傾いた短いコード把持部26が光コードに曲げ半径の小さな局所的な曲げを作用させることが考えられる。しかし、本発明ではコード把持部26で把持された光コードは把持部26から首部25に沿って延出するので、首部25が局所的な曲げの発生を防止する作用をする。すなわち、前述の図9のように光コードが鉛直方向に配線されている場合に、コード識別タグの重力が光コードの概ね軸方向にかかることになり、光コードが曲がる方向にはかからない。したがって、把持部26の長さを短くしたことによる局所的な曲げの発生、それに伴う光ファイバの伝送損失の増加という問題は発生しない。
なお、光コードの直径dとの関係では、コード把持部の長さLを1.5d×(1±0.2)程度に設定すると好適である。
(5)コード識別タグ21を取り付けた状態で、コード把持部26の両側の湾曲壁26bの間隔を広げることで、容易に光コードから取り外すことができる。また、場合により片側の湾曲壁26bを広げるだけで取り外すことも考えられる。
(6) 容易に取付け取外しができるため、光コードの配線替えの際に、一度使ったコード識別タグ21を、その表示面の表示を書き替えることで、あるいはコード識別情報を印刷したシールを新たなものに貼り替えることで、新しい光コード用のコード識別タグとして再利用できる。
(7)首部25や表示部22は、光コードの直径とは関係なく薄くすることができるので、コード識別タグ全体の容積を小さくすることができ、樹脂材料の使用量が少なく済み、省資源の効果があるとともに経済的である。
(8)このコード識別タグ21は、概ね平板(表示部22及び首部25)の端部に、小サイズの千鳥状配置の湾曲壁があるに過ぎない全体として平面的なシンプルな形状なので、これを樹脂一体成形をするための金型も簡単に済み、製造が容易である。
なお、実施例では表示面22aを、表示部22の把持部26と反対側の面として説明したが、把持部26と同じ側の面としてもよし、また、両面とも表示面とすることもできる。例えば、表示部22の幅の広い主部分23の端縁で折り返して両面に跨って貼り付けるタイプのシールを用いる場合は、容易に両面とも表示面とすることができる。
図10は、本発明のコード識別タグ21の首部25が十分な可撓性を持つものであることを説明する図である。図示例は図9と同様に、鉛直方向に配線された4本の光コード30にコード識別タグ21を表示部の一部が重なるような態様で少しずつずらして取り付けた場合である。
本発明のコード識別タグ21の首部25は、ほぼ重なって配置された2つのコード識別タグ21のうちの上側のコード識別タグ21(A)の表示部22をめくって下側のコード識別タグ21(B)の表示部22を見ることができるような可撓性を有する。
そのような可撓性を持たせるには、コード識別タグの成形樹脂材料をそのように柔軟な材質とするか、コード識別タグの全体を薄くするか、首部25のみを薄くするか、あるいはさらに細くするとよい。
これにより、コード識別タグの表示部がほぼ重なっている場合でも、上側の表示部22をめくって、下側のコード識別タグの表示部を見ることができる。
また、表示部22の表裏両面を表示面とした場合に、裏面側の表示を容易に見ることもできる。
図11、図12に他の実施例のコード識別タグ21’を示す。図11はコード識別タグ21’におけるコード把持部26’の近傍の拡大斜視図、図12はコード識別タグ21’の平面図(図3に相当する図)である。
このコード把持部26’は、首部25の先端と一体の底部26a’の片側から立ち上がり他側の近傍に接近する湾曲壁26b’を有して、筒心方向が首部長手方向と平行で横部にスリット状開口26c’を持つ概ね開放円筒状をなす構造である。
このコード識別タグ21’のコード把持部26’以外の部分は、図1〜図6に示したコード識別タグ21と同じであり、説明を省略する。
このコード識別タグ21’によっても前述のコード識別タグ21と概ね同様な効果が得られる。
また、光コードの配線状態によっては、光コードを識別タグの首部長手方向からみて上部からではなく横部から取り付ける方が作業しやすい場合があるので、そのような場合に、横部にスリット状開口26c’を持つこのコード識別タグ21’が有効となる。
21、21’ コード識別タグ
22 表示部
22a 表示面
23 主部分
24 補助部分
25 首部
26、26’ コード把持部
26a、26a’ 底部
26b、26b’ 湾曲壁
26c 開口
26c’ スリット状開口
30 光コード

Claims (10)

  1. 光コードに取り付けるものであって、コード識別情報を表示する表示面を有する平板状の表示部と、前記表示部から表示面と平行に延出する、前記表示部より幅の狭い首部と、前記首部の先端に設けたコード把持部とからなる樹脂一体成形品であり、
    前記コード把持部は、首部の先端と一体の底部の両側からそれぞれ立ち上がる湾曲壁を有し、前記両側の湾曲壁は、首部長手方向からみて上部に開口を持つ概ね開放円形状をなすとともに、表示面と直交する方向から見て首部長手方向に千鳥状に交互に配されており、前記首部は、ほぼ重なって配置された2つのコード識別タグのうちの上側のコード識別タグの表示部をめくって下側のコード識別タグの表示部を見ることができるような可撓性を有することを特徴とするコード識別タグ。
  2. 前記両側の湾曲壁は、一方側に1つ、他方側に2つの千鳥状に設けられていることを特徴とする請求項1記載のコード識別タグ。
  3. 対象とする光コードの直径dが2mm±1mmであることを特徴とする請求項1又は2記載のコード識別タグ。
  4. 前記コード把持部の首部長手方向からみた内径が0.9d×(1±0.05)であることを特徴とする請求項3記載のコード識別タグ。
  5. 前記コード把持部の首部長手方向からみた内径が1.0d×(1+0.05、−0)であることを特徴とする請求項3記載のコード識別タグ。
  6. 前記コード把持部のコード長手方向の長さLが1.5d×(1±0.2)であることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のコード識別タグ。
  7. 前記首部の長さが5d以上であることを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載のコード識別タグ。
  8. 前記表示部の厚さが0.5d以下であることを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載のコード識別タグ。
  9. 隣接して互いに平行に配線されている複数本の光コードに請求項1〜8のいずれかのコード識別タグを取り付ける方法であって、
    各コード識別タグを、表示部の一部が重なるような態様で少しずつずらして各光コードに取り付けることを特徴とする識別タグ取付方法。
  10. 光コードに取り付けるものであって、コード識別情報を表示する表示面を有する平板状の表示部と、前記表示部から表示面と平行に延出する、前記表示部より幅の狭い首部と、前記首部の先端に設けたコード把持部とからなる樹脂一体成形品であり、
    前記コード把持部は、首部の先端と一体の底部の片側から立ち上がり他側の近傍に接近する湾曲壁を有して、筒心方向が首部長手方向と平行で横部にスリット状開口を持つ概ね開放円筒状をなしており、
    前記首部は、ほぼ重なって配置された2つのコード識別タグのうちの上側のコード識別タグの表示部をめくって下側のコード識別タグの表示部を見ることができるような可撓性を有することを特徴とするコード識別タグ。
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