JP5281871B2 - ボイラプラント - Google Patents

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Description

本発明は、ボイラプラントに係り、特に、酸素燃焼式のボイラを含むボイラプラントに関する。
ボイラに燃焼用空気を供給する空気燃焼式のボイラは、空気中の窒素が酸化されてサーマルNOxが発生することから、燃焼用空気に代えて富酸素の燃焼用ガスにより燃料を燃焼させることにより、サーマルNOxの発生を低減する酸素燃焼式のボイラが提案されている(例えば、特許文献1)。しかし、富酸素の燃焼用ガスをボイラに供給して燃料を燃焼させると、バーナなどの火炎温度が高くなり、ボイラの耐熱性などを確保できないおそれがある。
そこで、特許文献1の排ガス処理装置は、ボイラから排出される排ガスを、ろ過式脱硫・脱塵装置を通過させて排ガス中の硫黄酸化物及び煤塵を除去し、ろ過式脱硫・脱塵装置の下流側から排ガスを分岐して、分岐した排ガスに酸素供給装置から供給される酸素を混合して燃焼用ガスを生成してボイラに供給する排ガス循環路を形成するようにしている。これによれば、排ガスで希釈した酸素を燃焼用ガスとしてボイラに供給でき、火炎温度の上昇を低減できる。
また、特許文献1の排ガス処理装置は、排ガス循環路に循環させない排ガスの残部を、排ガス分岐部下流側の二酸化炭素回収装置に導き、排ガス中の二酸化炭素を回収するようにしている。
特開平5―71726号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、高脱硫率の脱硫装置により循環排ガスを含む排ガスを脱硫しなければならないことから、処理する排ガス量が多くなって、脱硫装置が大型化するという問題がある。
そこで、脱硫装置の上流側で排ガスを分岐して、排ガスを循環することが考えられるが、循環排ガス中の硫黄酸化物がボイラ排ガス中の硫黄酸化物濃度を上昇させるため、排ガス中のSO3の露点が上昇してSO3が凝縮しやすくなり、煙道や排ガス循環系の機器などを腐食させるおそれがある。
本発明が解決しようとする課題は、高脱硫率の脱硫装置を小型化し、かつ、排ガス循環系の機器等の腐食を抑制できる。
本課題を解決するため、本発明のボイラプラントは、燃料を富酸素の燃焼用ガスにより燃焼させる酸素燃焼式のボイラと、ボイラから排出される排ガス中の窒素酸化物を除去する脱硝装置と、脱硝装置から排出される排ガス中の煤塵を捕集する集塵装置と、集塵装置から排出される排ガス中の硫黄酸化物を除去する第1の脱硫装置と、第1の脱硫装置の上流側の排ガスを分岐して酸素供給装置から供給される酸素に混合して燃焼用ガスを生成してボイラに供給する排ガス循環路と、排ガス循環路の排ガスの分岐部の上流側の排ガス中の硫黄酸化物を除去する第2の脱硫装置とを備えたことを特徴とする。
これによれば、第1の脱硫装置の上流側で排ガスを分岐し酸素に混合して燃焼用ガスを生成していることから、第1の脱硫装置に導入される排ガス量を低減でき、高脱硫率の第1の脱硫装置を小型化できる。特に、第2の脱硫装置で循環させる排ガス中の硫黄酸化物を低減していることから、燃焼用ガスの硫黄酸化物濃度を低減でき、排ガス循環系の煙道や機器等の腐食を抑制できる。また、第2の脱硫装置を第1の脱硫装置の上流側に配置し、第1の脱硫装置で処理する排ガスの硫黄酸化物濃度を低減できることから、その分だけ第1の脱硫装置を一層小型化できる。
また、第2の脱硫装置として、集塵装置と分岐部の間の排ガス流路に湿式脱硫装置を配置して、排ガスに脱硫剤を含む薬液を噴霧して硫黄酸化物を除去することができる。
また、第1の脱硫装置から排出される排ガスを、二酸化炭素回収装置に供給し、排ガス中の二酸化炭素を回収すれば、ボイラプラントから排出される二酸化炭素を削減できる。この場合、二酸化炭素回収装置がアルミニウムなどの水銀による腐食を受けやすいもので構成されている場合、湿式脱硫装置で排ガス中の水銀を除去する薬液を含む薬液を排ガスに噴霧して、排ガス中の水銀濃度を低減させることが好ましい。
また、第2の脱硫装置として、半乾式脱硫装置を集塵機の入り口側に設け、排ガスに脱硫剤を含む薬液を噴霧して排ガスの熱で薬液の水分を蒸発させ、脱硫剤と硫黄酸化物の反応生成物を集塵装置で捕集し、排ガスから硫黄酸化物を除去するようにすることができる。
本発明によれば、高脱硫率の脱硫装置を小型化でき、かつ、排ガス循環系の機器等の腐食を抑制できる。
以下、本発明を実施の形態に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1に本発明のボイラプラントの概略フローを示す。図示のように本実施形態のボイラプラントは、本実施形態では、発電用の酸素燃焼式のボイラ1が備えられている。ボイラ1には、図示していない伝熱管が備えられ、伝熱管を通流する水をボイラ1で発生した熱により蒸発させ、図示していない蒸気タービンに水蒸気を供給して発電できるようになっている。ボイラ1には、燃料として、石炭3が図示していないバーナから供給されるようになっている。石炭3は、図示していない粉砕機などにより微粉砕され、一次燃焼用ガス、例えば、富酸素の燃焼用ガスに同伴され、ボイラ1のバーナに供給されるようになっている。ボイラ1には、2次燃焼用ガスが供給される図示していない供給口が備えられている。なお、ボイラ1に供給される燃料は石炭3に限定されるものではなく、石油などを供給することができる。また、ボイラ1の構成や用途は本実施形態に限定されるものではない。
ボイラ1の出口側には脱硝装置5が配置されている。脱硝装置5は、本実施形態では、アンモニアを噴霧する図示していないアンモニア注入管と脱硝触媒層を備えている。脱硝装置5の出口側には、エアヒータ7が備えられ、煙道を通流する排ガスの温度を調整できるようになっている。エアヒータ7の後流には、集塵装置9が配置されている。集塵装置9は、例えば、電気集塵機であり、排ガス中の煤塵を荷電させて集塵極で煤塵を捕集できるようになっている。なお、脱硝装置5は本実施形態に限定されず、周知の脱硝装置を適宜選択できる。
次に、本実施形態の特徴構成を説明する。集塵装置9の出口側であって、後述する第1の脱硫装置13の上流側には、第2の脱硫装置として、湿式脱硫装置15が配置されている。湿式脱硫装置15は脱硫剤、例えば、カルシウム系の脱硫剤を含む薬液を排ガスに噴霧できるようになっている。湿式脱硫装置15の出口側には、第1の脱硫装置として、例えば、湿式の脱硫装置13が配置されている。脱硫装置13の後流側には、二酸化炭素の回収装置14が設けられ、例えば、排ガスを冷却して二酸化炭素を液化し回収するようになっている。これにより、ボイラプラントから排出される二酸化炭素を削減できる。なお、回収装置14を設けず、排ガスを再加熱などして、煙突などから排出するようにすることができる。
また、脱硫装置13の上流側であって、湿式脱硫装置15の下流側の分岐部17には、排ガスを分岐する排ガス循環路19が接続されている。排ガス循環路19の他端は、ボイラ1に接続されている。排ガス循環路19の流路途中には、ブロワ21が備えられている。排ガス循環路19のボイラ1近傍には酸素供給装置23が接続されている。酸素供給装置23には、図示していない制御手段が備えられている。なお、湿式脱硫装置15の位置は本実施形態の位置に限定されるものではなく、分岐部17の上流側で排ガス中の硫黄酸化物を除去できる位置に配置することができる。
このように構成される本実施形態のボイラプラントの動作を説明する。ボイラ1のバーナに供給された石炭3は、一次燃焼用ガス中の酸素によって燃焼する。この燃焼により発生した排ガスは、排ガス中の未燃分が二次燃焼用ガス中の酸素によって燃焼されボイラ1から排出される。ボイラ1から排出された排ガスは、脱硝装置5でアンモニアが噴霧され、触媒存在下で窒素酸化物を窒素ガスに分解する。また、排ガス中に水銀が含まれる場合は、水銀が脱硝触媒層で排ガス中の塩素分により酸化される。脱硝装置5から排出された排ガスは、エアヒータ7により集塵装置9で煤塵が除去されやすい温度に調整されて集塵装置9に導入される。集塵装置9は、排ガス中の煤塵を捕集して、排ガスから煤塵を除去する。この際、排ガスにミスト状のSO3が含まれていると、煤塵に付着して煤塵とともに排ガスから除去されるから、排ガス中のSO3を低減できる。
次に、本実施形態の特徴動作を説明する。集塵装置9から排出された排ガスは、湿式脱硫装置15に導入される。湿式脱硫装置15は、排ガスに脱硫剤を含む薬液を噴霧して、排ガス中の硫黄酸化物に脱硫剤を接触させて硫黄酸化物を中和して反応物を生成する。この反応物が排ガスから湿式脱硫装置15の底部に落下することで、硫黄酸化物を排ガスから除去できる。湿式脱硫装置15から排出された排ガスは、ブロワ21により一方が排ガス循環路19に導かれ、他方は、図示していないブロワにより脱硫装置13に導入される。脱硫装置13は、排ガスの硫黄酸化物濃度を所定の値以下、例えば,1ppm以下になるように排ガスを脱硫する。
一方、排ガス循環路19を通流する排ガスは、酸素供給装置23から供給される酸素に混合され、富酸素の燃焼用ガスとして、ボイラ1のバーナや二次燃焼用ガスの供給口などに供給される。酸素供給装置23から供給される酸素量は、石炭3をボイラ1で酸素燃焼できる量に制御する。
これによれば、第1の脱硫装置13の上流側で排ガスを分岐し酸素に混合して燃焼用ガスを生成していることから、脱硫装置13に導入される排ガス量を低減でき、高脱硫率の第1の脱硫装置13を小型化できる。特に、第2の脱硫装置である湿式脱硫装置15で循環させる排ガス中の硫黄酸化物を低減していることから、燃焼用ガス中の硫黄酸化物濃度を低減でき、排ガス循環系の煙道や機器等の腐食を抑制できる。また、湿式脱硫装置15を脱硫装置13の上流側に配置し、脱硫装置13で処理する排ガス中の硫黄酸化物濃度を低減できることから、その分だけ脱硫装置13を一層小型化できる。
例えば、ボイラ1から排出される排ガス中のSO2濃度を470ppmとし、排ガス循環路19へ分岐する排ガスの循環比率を0.7〜0.75とした場合、湿式脱硫装置15で排ガス中に含まれるSO2を50%除去すると、図2に示すようにボイラ1を30時間運転しても、ボイラ1出口の排ガスのSO2濃度を約700ppm以下に抑えることができ。
これによれば、第2の脱硫装置である湿式脱硫装置15で、排ガス中のSO2を、例えば、50%除去することで、排ガス中の硫黄酸化物濃度を排ガス循環系の機器等が腐食しにくい範囲に抑えることができることから、第2の脱硫装置として小型の脱硫装置を使用できる。
また、ボイラ1出口の排ガスのSO2が増加すると、図3に示すように、ボイラ1出口の排ガスのSO3濃度が増加する。SO3はSO2より露点が低く凝縮しやすいことから、排ガス中のSO3が増加すると、排ガスの循環系の機器等の腐食を促進する。しかし、湿式脱硫装置15で排ガス中のSO2濃度を低減していることから、排ガス中のSO3の発生量を低減でき、排ガスの循環系の機器等の腐食を一層抑制できる。
また、脱硫装置13に導入する排ガスの硫黄酸化物濃度を低減できることから、脱硫装置13から排出される排ガスの硫黄酸化物濃度も低減できる。その結果、本実施形態のように脱硫装置13の出口側に二酸化炭素を回収する回収装置14を配置しても、回収装置14が腐食することを抑制できる。
なお、第2の脱硫装置は、湿式の脱硫装置に限定されるものではないが、集塵装置9の後流側であって、分岐部17の上流に湿式の脱硫装置を配置すると、集塵装置9から排出される排ガス中に煤塵が含まれている場合、この煤塵を湿式脱硫装置15で除去できることから、煤塵による排ガス循環路19などの閉塞を抑制できる。
(実施形態2)
図4に本発明の実施形態2のボイラプラントの概略フローを示す。実施形態2が実施形態1と相違する点は、湿式の脱硫装置として、湿式脱硫装置15に代えてベンチュリースクラバ25を配置したことである。その他の構成は実施形態1と同じであるから、同一の符号を付して説明を省略する。
ベンチュリースクラバ25は、脱硫剤を含む薬液に加え、排ガス中の水銀を除去する薬液、例えば、酸性の水銀吸収液を噴霧するようになっている。これによれば、実施形態1の効果に加え、ベンチュリースクラバ25で排ガスの水銀を除去できることから、回収装置14に導入する排ガスの水銀濃度を低減できる。その結果、回収装置14がアルミニウムなどの水銀腐食を受けやすいもので構成されている場合、アルミニウム製の壁などが水銀により腐食することを抑制できる。これにより、回収装置14で排ガス中の二酸化炭素を安定して回収できることから、ボイラプラントから排出される二酸化炭素量を一層削減できる。
また、石炭3の水銀含有率が高い場合、湿式の脱硫装置で脱硫剤を含む吸収液を循環使用すると、循環した薬液から水銀が排ガスに放出するおそれがある。しかし、ベンチュリースクラバ25で水銀を吸収除去し、脱硫装置13に導入される排ガスの水銀量を低減できることから、脱硫装置13を湿式脱硫装置とした場合、薬液から水銀が放出することを抑制でき、吸収液を循環使用できる。
なお、石炭3の硫黄分が少なく、ボイラ1で発生する硫黄酸化物量が少ない場合などは、ベンチュリースクラバ25で水銀の吸収液のみを排ガスに噴霧することができる。この場合、排ガス中のミスト状のSO3は、吸収液と慣性衝突し、SO3を排ガスから除去できることから、排ガスのSO3の濃度を循環系が腐食しにくい範囲にできる。
また、湿式脱硫装置はベンチュリスクラバ25に限定されるものではなく、周知の洗浄装置を選択できる。
(実施形態3)
図5に本発明のボイラプラントの実施形態3の概略フローを示す。実施形態3が実施形態1と相違する点は、湿式脱硫装置15に代えて半乾式脱硫装置27を集塵装置9の入り口側に配置したことである。その他の構成は実施形態1と同じであることから、同一の符号を付して説明を省略する。
半乾式装置27は、例えば、カルシウム系の脱硫剤を含むスラリを、排ガスに噴霧できるようになっている。噴霧されたスラリが排ガスと接触することにより、脱硫剤が硫黄酸化物を中和し反応物が生成される。この反応物に含まれる水分は、煙道を通流する過程で排ガスの熱により蒸発されるようになっている。水分が蒸発した反応物は、集塵装置9で捕集し排ガスから除去することで、排ガスを脱硫できる。
これによれば、脱硫装置13の上流側で排ガス中の硫黄酸化物濃度を低減できることから、実施形態1と同様に脱硫装置13を小型化でき、かつ、排ガスの硫黄酸化物濃度を排ガス循環系の煙道や装置が腐食しにくい範囲に抑えることができる。
さらに、半乾式脱硫装置27から噴霧したスラリで集塵装置9の上流側の排ガス温度を低減できることから、集塵装置9内でSO3ミストがスラリや集塵装置9内で凝縮し、集塵装置9でのSO3ミストの除去率を向上できる。
実施形態1のボイラプラントの概略フローを示す図である。 実施形態1のボイラプラントの運転時間とボイラ出口のSO2濃度の関係を例示した図である。 ボイラ出口のSO2濃度とボイラ出口のSO3濃度の関係を例示した図である。 実施形態2のボイラプラントの概略フローを示す図である。 実施形態3のボイラプラントの概略フローを示す図である。
符号の説明
1 ボイラ
5 脱硝装置
9 集塵装置
13 脱硫装置
15 湿式脱硫装置
17 分岐部
19 排ガス循環路
23 酸素供給装置

Claims (4)

  1. 燃料を富酸素の燃焼用ガスにより燃焼させる酸素燃焼式のボイラと、該ボイラから排出される排ガス中の窒素酸化物を除去する脱硝装置と、該脱硝装置から排出される排ガス中の煤塵を捕集する集塵装置と、該集塵装置から排出される排ガス中の硫黄酸化物を除去する第1の脱硫装置と、該第1の脱硫装置の上流側の排ガスを分岐して酸素供給装置から供給される酸素に混合して前記燃焼用ガスを生成して前記ボイラに供給する排ガス循環路と、前記排ガス循環路の排ガスの分岐部の上流側の排ガス中の硫黄酸化物を除去する第2の脱硫装置とを備えてなるボイラプラント。
  2. 請求項1に記載のボイラプラントにおいて、
    前記第2の脱硫装置は、前記集塵装置と前記分岐部の間の排ガス流路に設けられ、前記排ガスに脱硫剤を含む薬液を噴霧して前記硫黄酸化物を除去する湿式脱硫装置であることを特徴とするボイラプラント。
  3. 請求項1に記載のボイラプラントにおいて、
    前記第2の脱硫装置は、前記集塵装置の入り口側の排ガス流路に設けられ、前記排ガスに脱硫剤を含む薬液を噴霧して前記排ガスの熱で前記薬液の水分を蒸発させ、前記脱硫剤と前記硫黄酸化物の反応生成物を前記集塵装置で捕集して前記排ガスから前記硫黄酸化物を除去する半乾式脱硫装置であることを特徴とするボイラプラント。
  4. 請求項2に記載のボイラプラントにおいて、
    前記第1の脱硫装置から排出される排ガス中の二酸化炭素を回収する回収装置を設け、
    前記第2の脱硫装置としての前記湿式脱硫装置の前記薬液は、前記排ガス中の水銀を除去する薬液を含んでなることを特徴とするボイラプラント。
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