JP5279675B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車におけるリヤクッション機構に関し、特に、停車中における車体の直立状態の維持を補助するリヤクッション機構を有する自動二輪車に関する。
自動二輪車は前後にそれぞれ1個の車輪を有する構造なので、停車中においては自立して直立状態を維持することができず、ライダーにより車体を支えることが行われていた。
また、後輪の左右に補助輪を装着したり、特許文献1に示されるように、後輪にそれ自体が自立性を有する幅広タイヤを装着することで、車体を直立に維持することも可能ではある。
特開昭64−1676号公報
しかしながら、自動二輪車に補助輪や自立性を有する幅広タイヤを装着した場合、本来自動二輪車が有する良好な運動性能が損なわれるばかりか、車体重量の増加により軽快感が低減することが懸念される。
本発明は上記事情に鑑みて提案されたもので、補助輪や幅広タイヤを用いることなく、車体の直立状態の維持を補助することが可能なリヤクッション機能を有する自動二輪車を提供することを目的とする。
また、停車時において、車体が傾いた状態でライダーが車体を支える負荷を低減させることが可能なリヤクッション機能を有する自動二輪車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1は、車体フレーム(11)と、前記車体フレーム(11)に連結されて後輪(17)を支持するスイングユニット(16)とを備えた車体を有する自動二輪車(10)において、前記後輪(17)を挟む左右位置の前記車体フレーム(11)と前記スイングユニット(16)との間に両端が自在継ぎ手(43)を介して装着された左右一対のリヤクッションユニット(40)と、前記車体の傾斜状態を検出する傾斜状態検出手段と、前記傾斜状態検出手段で検出した傾斜状態に基づいて前記各リヤクッションユニット(40)を制御して前記車体を直立状態に維持するリヤクッション制御手段(41)とを備え、前記スイングユニット(16)は弾性体(50)を介して前記車体に結合(バネ下部品は、弾性体(50)で車体に結合)して成ることを特徴としている。
請求項2は、請求項1の自動二輪車において、前記リヤクッション制御手段(41)は、前記リヤクッションユニット(40)の長さを制御することを特徴としている。
請求項3は、請求項1の自動二輪車において、前記リヤクッション制御手段(41)は、前記リヤクッションユニット(40)の荷重を制御することを特徴としている。
請求項4は、請求項1の自動二輪車において、前記リヤクッション制御手段(41)は油圧アクチュエータ(42)を備えたことを特徴としている。
請求項5は、請求項1の自動二輪車において、前記車体の停止状態を検出する停止状態検出手段を備え、前記リヤクッション制御手段(41)は、前記停止状態検出手段で停止状態を検出した時に前記リヤクッションユニット(40)の制御を行うことを特徴としている。
請求項6は、請求項1の自動二輪車において、前記停止状態検出手段は車輪速センサ(3)であることを特徴としている。
請求項7は、請求項1の自動二輪車において、前記傾斜状態検出手段は、前記車体の傾斜の左右方向における加速度を検出する左右方向軸加速度センサ(1)と、前記車体の傾斜の左右方向における角速度を検出する左右方向軸角速度センサ(2)を備えて成ることを特徴としている。
請求項1から請求項5の構成によれば、車体が左右方向に傾斜、又は、傾斜動作した場合に、傾斜している側のリヤクッションユニット(40)の長さを長くする、又は、荷重を上げる(あるいは、傾斜していない側のリヤクッションユニット(40)の長さを短くする、又は、荷重を下げる)ことにより、バネ上車体重量の多くを傾斜側で分担して支えることにより、バネ上が直立状態に近づくようにする。これにより、車体が倒れようとするモーメントが少なくなり、停車状態から直立状態に戻り易くすることにより、車体を支えるライダーの負荷を少なくすることができる。
また、車体フレーム(11)とスイングユニット(16)との間に両端が自在継ぎ手(43)を介して装着された左右一対の各リヤクッションユニット(40)を装着することにより、補助輪や幅広タイヤを使用することなく連結部分の仕様変更により車体の直立状態の維持が補助可能なリヤクッション機能を実現できるので、一般的な構造の自動二輪車に適用することができ、動力性能や軽快性を損なくことなく停車時の直立補助を行う構成を得ることができる。
請求項6の構成によれば、停止状態検出手段として車輪速センサ(3)を使用することで、自動二輪車が通常有する既存のセンサを用いて構成することができる。
請求項7の構成によれば、左右方向軸角速度センサ(2)からの角速度を検出することにより、車体の傾斜状態をより素早く(応答良く)、且つ、精度良く判断することができ、車体に対して滑らかな制御が可能となる。
本発明の一実施形態に係るリヤクッション機構を備えた自動二輪車の外観を示す側面説明図である。 本発明のリヤクッション機構を車体フレームに備えた状態の要部を示す後方説明図である。 本発明のリヤクッション機構の構造を説明するための模式図である。 本発明のリヤクッション機構を制御するためのブロック図である。 本発明のリヤクッション機構における制御を説明するためのフローチャート図である。 (a)及び(b)は本発明のリヤクッション機構の動作を説明するためのモデル図である。
以下、本発明の自動二輪車のリヤクッション機構の実施形態の一例について、図1〜図6を参照しながら説明する。
本発明の自動二輪車のリヤクッション機構は、例えば図1及び図2に示すように、車体フレーム11と、車体フレーム11のヘッドパイプ12に取付けたフロントフォーク13と、フロントフォーク13に取付けた前輪14と、フロントフォーク13に連結したハンドル15と、車体フレーム11の後上部に取付けたスイングユニット16と、スイングユニット16の後部に取付けた後輪17と、車体フレーム11の後部上部に配置したシート18と、車体フレーム11を覆うボディカバー20とを、主要構成としたスクータ型車両の自動二輪車10に適用される。
クレードル形式の車体フレーム11の後部上部には、スイングユニット16の前部がピボット軸16aを中心に上下方向に揺動自在に枢支されている。また、スイングユニット16のピボット軸16aは弾性体50を介して支持されることで、バネ下部品が弾性体50を介して車体フレーム11に結合されている。弾性体50は、車体フレーム11に対してスイングユニット16が前後左右方向の捩れを許容して支持するためのものである。
具体的な構造としては、スイングユニット16のピボット軸16aの外側周囲に弾性体50としてラバーブッシュを設けることで構成されている。また、スイングユニット16の車体側取付をピローボールとすることで前後左右方向の捩れを許容する構成を実現してもよい。
スイングユニット16は、前部のエンジン30に後部の伝動機構31を一体的に組合せた、いわゆる、後輪用動力伝達機構内蔵型のスイング式パワーユニットであり、エンジン30の動力を、伝動機構31の伝動ケース32に内蔵した後輪用動力伝達機構(図示せず)を介して、後輪17に伝達するようにしたものである。
また、スイングユニット16は後方へ延長され、後端側で後輪17に対して両側に配置される形状に形成され、後輪17の回転軸の後ろ位置においてそれぞれ外側に突出する軸部19を形成している。
エンジン30の排気口は排気管33を介して、車体右側方(図1における裏面側)を通るエンジン排気用マフラ34に接続している。
そして、車体フレーム11の後端左右は連結板21に連結され、車体フレーム11の後端左右とスイングユニット16との間にそれぞれリヤクッションユニット40を装着することによりスイングユニット16を懸架するようになっている。
左右のリヤクッションユニット40は、車体フレーム11の後端の連結板21上に設置されたリヤクッション制御手段41により、クッション長、又は、荷重が制御される。リヤクッション制御手段41は、左右の各リヤクッションユニット40にそれぞれ接続される別々の油圧アクチュエータ42を有し、それぞれ単独に制御可能としている。
各リヤクッションユニット40の両端は、自在継ぎ手43を介して車体フレーム11の後端左右及びスイングユニット16に連結された軸部19に装着されている。自在継ぎ手43は連結部分が全方向に動作可能な継ぎ手であるので、各リヤクッションユニット40は車体フレーム11及びスイングユニット16の軸部19に対して全方向に回転可能(揺動自在)に結合される。
上述したように、スイングユニット16は弾性体50を介して車体フレーム11に連結されているので、左右に配置された各リヤクッションユニット40のクッション長(荷重)を制御することで、車体フレーム11及びスイングユニット16の軸部19に対して全方向に回転(揺動)し、バネ上の車体(車体フレーム11)部分を直立状態に維持するように構成されている。
ヘッドパイプ12の前方側には、左右方向軸における加速度を検知する左右方向軸加速度センサ(車体傾斜角検出手段)1と、左右方向軸における角速度を検知する左右方向角速度センサ(車体傾斜角速度検出手段)2が設置されている。
また、フロントフォーク13の先端に、速度を検出する車輪速センサ3が装着されている。この車輪速センサ3は、自動二輪車10の停止状態を検出する停止状態検出手段としも利用される。
各リヤクッションユニット40は、図3に示すように、シリンダ部44と、シリンダ部44内を摺動するピストン部45と、シリンダ部44から伸長する軸部46と、軸部46の先端に固定される支持部47と、シリンダ部44と支持部47との間に装着された緩衝バネ部48とから構成されている。ピストン部45から伸びるロッド部49の上方先端部は自在継ぎ手43を介して車体フレーム11に連結され、支持部47の下方先端部は自在継ぎ手43を介してスイングユニット16に設けた軸部19に連結されている。
油圧アクチュエータ42は、オイルが貯蔵されるタンクTと、タンクTから供給先にオイルを供給するためのポンプPと、リヤクッションユニットの40シリンダ部44内にオイルを供給するための電磁弁である昇圧バルブ4と、シリンダ部44からオイルを排出するための電磁弁である減圧バルブ5とにより油圧回路が構成されている。昇圧バルブ4及び減圧バルブ5は、電気信号(後述するバルブON時間の信号)により弁の開閉が行われ、通常の状態(通電がない状態)では弁が「閉」となっている。
リヤクッション制御手段41は、図4のブロック図に示すように、傾斜情報検出手段としての左右方向軸加速度センサ(車体傾斜角検出手段)1及び左右方向軸角速度センサ(車体傾斜角速度検出手段)2と、停止状態検出手段としての車輪速センサ3で検出された各信号が入力され、左右の各リヤクッションユニット40,40の昇圧バルブ4及び減圧バルブ5をそれぞれ制御することが行われる。
すなわち、リヤクッション制御手段41では、車輪速センサ3で検出された信号により車体が停止状態であると判断した場合に、図5のフローチャートに示すように、左右方向軸加速度センサ1で検出された信号から鉛直方向に対して傾斜する車体傾斜角θを演算し(ステップ101)、左右方向軸角速度センサ2から検出された信号から車体傾斜角速度dθを演算する(ステップ102)。ここにおいて、左側へ車体が傾斜する場合を、θ>0とする。
次に、車体傾斜角θ及び車体傾斜角速度dθから次式により、左右のリヤクッションユニット40を動作させるためのクッション荷重演算(油圧演算)の算出が行われる(ステップ103)。
R_SUS=PR×θ+DR×dθ (右側)
L_SUS=PL×θ+DL×dθ (左側)
式中、PR,DR,PL,DLは、制御を行うための係数である。
続いて、「θ>0」が成立するか否かの判断を行う(ステップ104)。
「θ>0」であれば左側への傾斜であるため左側のリヤクッションユニットの昇圧バルブのON時間、又は、右側のリヤクッションユニットの減圧バルブのON時間を次式で演算する(ステップ105)。
L_Valve_up=KL1×L_SUS
(左側のリヤクッションユニットの昇圧バルブON時間演算)
R_Valve_dw=KR2×R_SUS
(右側のリヤクッションユニットの減圧バルブON時間演算)
「θ>0」でなければ右側への傾斜であるため右側のリヤクッションユニットの昇圧バルブのON時間と、左側のリヤクッションユニットの減圧バルブのON時間をそれぞれ次式で演算する(ステップ106)。
R_Valve_up=KR1×R_SUS
(右側のリヤクッションユニットの昇圧バルブON時間演算)
L_Valve_dw=KR2×L_SUS
(右側のリヤクッションユニットの減圧バルブON時間演算)
式中、KR1,KR2は、右側クッション用バルブ係数であり、KL1,KL2は、左側クッション用バルブ係数である。
そして、各バルブのON時間に応じた電気信号がリヤクッション制御手段41から各バルブへ供給されることで、左右の各リヤクッションユニット40の制御が行われる。
すなわち、車体が左側に傾斜している場合は、左側のリヤクッションユニット40の昇圧バルブ4へのON時間信号により、昇圧バルブ4の開(減圧バルブ5が閉)制御が行われ、ポンプPを介してシリンダ部44内にオイルが供給されることで、ピストン45を押し上げる荷重が増加してピストン45が上方に摺動され、左側のリヤクッションユニット40のクッション長をアップ動作させる。または、右側のリヤクッションユニット40の減圧バルブ5へのON時間信号により、減圧バルブ5の開(昇圧バルブ4が閉)制御が行われ、シリンダ部44内のオイルが排出されて、ピストン45の位置が下降し、右側のリヤクッションユニット40のクッション長をダウン動作させる。
逆に、車体が右側に傾斜している場合は、右側のリヤクッションユニット40の昇圧バルブ4へのON時間信号により、昇圧バルブ4の開(減圧バルブ5が閉)制御が行われ、ポンプPを介してシリンダ部44内にオイルが供給されることで、ピストン45を押し上げる荷重が増加してピストン45が上方に摺動され、右側のリヤクッションユニット40のクッション長をアップ動作させる。または、左側のリヤクッションユニット40の減圧バルブ5へのON時間信号により、減圧バルブ5の開(昇圧バルブ4が閉)制御が行われ、シリンダ部44内のオイルが排出されて、ピストン45の位置が下降し、左側のリヤクッションユニット40のクッション長をダウン動作させる。
上述の例によれば、クッション荷重演算(油圧演算)を行う場合に、左右方向軸角速度センサ2から検出された信号である車体傾斜角速度dθの項を設けることにより、リヤクッションユニットのクッション長を動作させる際に、振動(ハンチング)を抑えて滑らかな制御が可能となる。
また、左右方向軸角速度センサ2から直接車体傾斜角速度dθを得ることができるので、角速度を加速度センサ1から演算する必要がなく、リヤクッションユニット40の制御に対する応答性の向上を図ることができる。
次に、図6(a)(b)を参照しながら、上述した構造のリヤクッション制御による車体の直立を補助する動作について説明する。
車両の停車時において、車体が左右方向に傾斜又は傾斜動作をした場合、傾斜している側のリヤクッションユニット40の長さを長くする(又は荷重を上げる)か、あるいは、傾斜していない側のリヤクッションユニット40の長さを短くする(又は荷重を下げる)かを行うことにより、バネ上車体重量の多くを傾斜側で分担し支えることにより、バネ上が直立状態に近づくようにする。
例えば図6(a)のように、車体が左方向に角度θだけ傾斜した場合は、車体が倒れようとするモーメントT(接地点廻りの回転トルク)は、バネ上重量をM、バネ上重心と接地点とのずれ量をLとした場合、下記の式で表される。
T=M×sinθ×L
この状態で、傾斜している側(左側)のリヤクッションユニット40の長さを長くする(又は荷重を上げる)制御を行うことにより(F1>F2)、自在継ぎ手43を介して連結されたリヤクッションユニット40が動作することにより、バネ上車体重量の多くを傾斜側で分担し支えることができる(図6(b))。
その結果、弾性体50を介して車体フレーム11に対してスイングユニット16等のバネ下部分が連結されているので、バネ上を直立状態に近づけることができ、重心は直立時の位置に近くなる(バネ上重心と接地点とのずれ量がL´となる)。
この時、車体が倒れようとするモーメントはT´=M×sinθ×L´となり、L´<Lであるので、補助前のモーメントT=M×sinθ×Lより小さくなり、車体の直立を保持しようとするライダーの負担を軽くすることができる。
上述したリヤクッションユニットを備えた自動二輪車によれば、停車時の直立補助が行われることで、車体が傾いた状態の時のライダーが車体を支える負担を少なくするので、気遣い少なく停車することができる。また、停車時の直立補助が行われることで、停車時に傾斜している状態から直立状態に戻り易くするので、発進時の気遣いを少なくすることができ、車体操作性の向上を図ることができる。
また、補助輪や幅広タイヤを使用することなく、リヤクッションユニットと部材結合部(自在継ぎ手で連結する構成)の仕様変更だけで実施できるため、一般的二輪車に適応可能であり、動力性能や軽快性の低下を少なくして停車時の直立補助を行うことができる。
1…左右方向軸加速度センサ、 2…左右方向軸角速度センサ、 3…車輪速センサ、 4…昇圧バルブ、 5…減圧バルブ、 10…自動二輪車、 11…車体フレーム、 16…スイングユニット、 16a…ピボット軸、 17…後輪、 19…軸部、 21…連結板、 40…リヤクッションユニット、 41…リヤクッション制御手段、 42…油圧アクチュエータ、 43…自在継ぎ手、 50…弾性体。

Claims (7)

  1. 車体フレーム(11)を有する車体と、前記車体に連結して後輪(17)を支持するスイングユニット(16)とを備えた自動二輪車(10)において、
    前記後輪(17)を挟む左右位置の前記車体と前記スイングユニット(16)との間に両端が自在継ぎ手(43)を介して装着された左右一対のリヤクッションユニット(40)と、
    前記車体の傾斜状態を検出する傾斜状態検出手段と、
    前記傾斜状態検出手段で検出した傾斜状態に基づいて前記各リヤクッションユニット(40)を制御して前記車体を直立状態に維持するリヤクッション制御手段(41)とを備え、
    前記スイングユニット(16)は弾性体(50)を介して前記車体に結合して成る
    ことを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記リヤクッション制御手段(41)は、前記リヤクッションユニット(40)の長さを制御する請求項1に記載の自動二輪車。
  3. 前記リヤクッション制御手段(41)は、前記リヤクッションユニット(40)の荷重を制御する請求項1に記載の自動二輪車。
  4. 前記リヤクッション制御手段(41)は油圧アクチュエータ(42)を備えた請求項1に記載の自動二輪車。
  5. 前記車体の停止状態を検出する停止状態検出手段を備え、前記リヤクッション制御手段(41)は、前記停止状態検出手段で停止状態を検出した時に前記リヤクッションユニット(40)の制御を行う請求項1に記載の自動二輪車。
  6. 前記停止状態検出手段は車輪速センサ(3)である請求項5に記載の自動二輪車。
  7. 前記傾斜状態検出手段は、前記車体の傾斜の左右方向における加速度を検出する左右方向軸加速度センサ(1)と、前記車体の傾斜の左右方向における角速度を検出する左右方向軸角速度センサ(2)を備えて成る請求項1に記載の自動二輪車。
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