JP6455899B2 - 自転車 - Google Patents

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Description

本発明は、自転車に係り、特に、発進時等の低車速時に生じやすいハンドルおよびまたは車体のふらつきを低減することを可能とする自転車に関する。
従来から、自転車の発進時等の低車速時に生じやすいハンドルおよびまたは車体のふらつきを低減するため、ハンドルの回転軸まわりに専用の装置を備えた自転車が知られている。
特許文献1には、ハンドルの回動軸にモータによる駆動力を印加する電子制御ステアリング装置を適用し、ハンドルの舵角や操作圧力等に基づいて適切な反力を与えることで、ハンドルおよびまたは車体のふらつきを防ぐようにした自転車が開示されている。
特開2011−5935号公報
しかし、特許文献1に記載された自転車は、比較的大きなトルクを発生するモータや減速機構からなる電子制御ステアリング装置を適用するため、生産コストや重量の増加を招くこととなる。また、電子制御ステアリング装置に電力を供給するための比較的大きなバッテリを搭載する必要があり、電動アシスト自転車のバッテリから電力を供給する場合は、モータアシスト走行の航続距離が短くなるという課題がある。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、簡単かつ消費電力の少ない装置によってハンドルおよびまたは車体のふらつきを低減できる自転車を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、前輪(WF)を軸支するフロントフォーク(8)が操舵可能に軸支される車体フレーム(9)と、前記フロントフォーク(8)のステアリングステム(7)に固定されるハンドル(3)と、運転者(M)のペダル踏力を入力するペダルクランク(10)とを有する自転車(1,1a,1b,1c,1d)において、前記自転車(1)の車速を検知する車速センサ(26)と、前記ステアリングステム(7)の回動動作に減衰力を与える電子制御ステアリングダンパ(40)と、少なくとも前記車速センサ(26)のセンサ出力に応じて前記電子制御ステアリングダンパ(40)の減衰力を変更する制御部(32)とを具備し、前記制御部(32)が、前記車速(V)が所定閾値(V1)未満の場合の減衰力を、前記車速(V)が所定閾値(V1)以上の場合の減衰力より大きい値に設定する点に第1の特徴がある。
また、前記制御部(32)は、前記車速(V)が所定閾値(V1)未満の領域において、前記電子制御ステアリングダンパ(40)の減衰力を前記車速(V)の増加に伴って漸減させる点に第2の特徴がある。
また、前記制御部(32)は、前記車速(V)が所定閾値(V1)以上の場合は、前記減衰力をゼロ以上の一定値(Z1)に設定する点に第3の特徴がある。
また、運転者(M)によるペダル踏力を検知するペダル踏力センサ(25)を具備し、前記制御部(32)は、前記ペダル踏力が大きいほど前記減衰力を大きく設定する点に第4の特徴がある。
また、前記自転車(1)のロール角またはロール方向の回動速度を検知するロール角センサ(28)を具備し、前記制御部(32)は、ロール角が大きいほど、または、ロール方向の回動速度が大きいほど前記減衰力を大きく設定する点に第5の特徴がある。
また、前輪(WF)を軸支するフロントフォーク(8)が操舵可能に軸支される車体フレーム(9)と、前記フロントフォーク(8)のステアリングステム(7)に固定されるハンドル(3)とを有し、運転者(M)によるペダル踏力で駆動輪を回転させる自転車(1,1a,1b,1c,1d)において、前記ペダル踏力を検出するペダル踏力センサ(25)と、前記ペダル踏力センサ(25)のセンサ出力に応じて、前記電子制御ステアリングダンパ(40)の減衰力を変更する制御部(32)とを具備し、前記制御部(32)が、前記ペダル踏力が第3の閾値(T3)以上の場合の減衰力を、前記ペダル踏力が第3の閾値(T3)未満の場合の減衰力より大きく設定する点に第6の特徴がある。
また、前記電子制御ステアリングダンパ(40)に電力を供給するバッテリ(31)と、前記自転車(1,1a,1b,1c,1d)の車輪(WF)の回転により駆動する発電機(20a)とを具備し、前記バッテリ(31)は、前記発電機(20a)の発電電力によって充電される点に第7の特徴がある。
さらに、前輪(WF)を軸支するフロントフォーク(8)が操舵可能に軸支される車体フレーム(9)と、前記フロントフォーク(8)のステアリングステム(7)に固定されるハンドル(3)とを有し、運転者(M)によるペダル踏力で駆動輪を回転させる自転車(1,1a,1b,1c,1d)において、前記自転車(1)のロール角またはロール方向の回動速度を検知するロール角センサ(28)と、前記ステアリングステム(7)の回動動作に減衰力を与える電子制御ステアリングダンパ(40)と、少なくとも前記車速センサ(26)のセンサ出力に応じて前記電子制御ステアリングダンパ(40)の減衰力を変更する制御部(32)とを具備し、前記制御部(32)は、ロール角が大きいほど、または、ロール方向の回動速度が大きいほど前記減衰力を大きく設定する点に第8の特徴がある。
第1の特徴によれば、前記自転車(1)の車速を検知する車速センサ(26)と、前記ステアリングステム(7)の回動動作に減衰力を与える電子制御ステアリングダンパ(40)と、少なくとも前記車速センサ(26)のセンサ出力に応じて前記電子制御ステアリングダンパ(40)の減衰力を変更する制御部(32)とを具備し、前記制御部(32)が、前記車速(V)が所定閾値(V1)未満の場合の減衰力を、前記車速(V)が所定閾値(V1)以上の場合の減衰力より大きい値に設定するので、車体構造を変更することなく比較的簡単に取り付けることができる電子制御ステアリングダンパを用いて、ハンドルおよびまたは車体のふらつきが生じやすい低車速時にのみステアリングステムの回動動作に高い減衰力を与えることでハンドルおよびまたは車体のふらつきを抑止すると共に、車速が上がった際には減衰力を下げて良好なセルフステアを保つことができる。
また、電子制御ステアリングダンパは、減衰力を調整するバルブを開閉するリニアソレノイドが電力を消費するのみであるため、消費電力の少ないシステムで低速時のハンドルおよびまたは車体のふらつきを抑制することができる。
第2の特徴によれば、前記制御部(32)は、前記車速(V)が所定閾値(V1)未満の領域において、前記電子制御ステアリングダンパ(40)の減衰力を前記車速(V)の増加に伴って漸減させるので、低速領域において、車速の増加に伴って減衰力を徐々に下げることで、ハンドルおよびまたは車体のふらつき抑止とセルフステアの確保とを両立することができる。
第3の特徴によれば、前記制御部(32)は、前記車速(V)が所定閾値(V1)以上の場合は、前記減衰力をゼロ以上の一定値(Z1)に設定するので、ある程度の高速領域に至ったら減衰力を小さな一定値とすることで、制御負担が低減すると共に、ハンドルおよびまたは車体のふらつき抑止と良好なセルフステアの確保とを両立できる。
第4の特徴によれば、運転者(M)によるペダル踏力を検知するペダル踏力センサ(25)を具備し、前記制御部(32)は、前記ペダル踏力が大きいほど前記減衰力を大きく設定するので、運転者は、左右いずれかの足でペダルを漕ぎ出す際に、体のバランスを保とうとして漕ぎ出す足と同じ側の腕に無意識に力を入れるため、特に発進時等の漕ぎ出しの際にハンドルおよびまたは車体のふらつきが生じやすくなることに対応して、ペダル踏力センサで検知されるペダル踏力が大きいほど減衰力を大きくすることで、ハンドルおよびまたは車体のふらつきをより確実に抑止することができる。
第5の特徴によれば、前記自転車(1)のロール角またはロール方向の回動速度を検知するロール角センサ(28)を具備し、前記制御部(32)は、ロール角が大きいほど、または、ロール方向の回動速度が大きいほど前記減衰力を大きく設定するので、低速時にロール角が大きくなったり、ロール方向の回動速度が大きくなるとハンドルの切れ込みが生じやすくなることに対応して、ハンドルおよびまたは車体のふらつきを確実に抑止するための適切な減衰力を与えることができる。
第6の特徴によれば、前輪(WF)を軸支するフロントフォーク(8)が操舵可能に軸支される車体フレーム(9)と、前記フロントフォーク(8)のステアリングステム(7)に固定されるハンドル(3)とを有し、運転者(M)によるペダル踏力で駆動輪を回転させる自転車(1,1a,1b,1c,1d)において、前記ペダル踏力を検出するペダル踏力センサ(25)と、前記ペダル踏力センサ(25)のセンサ出力に応じて、前記電子制御ステアリングダンパ(40)の減衰力を変更する制御部(32)とを具備し、前記制御部(32)が、前記ペダル踏力が第3の閾値(T3)以上の場合の減衰力を、前記ペダル踏力が第3の閾値(T3)未満の場合の減衰力より大きく設定するので、ペダル踏力センサで検知されるペダル踏力が大きいほど減衰力を大きくすることで、ハンドルおよびまたは車体のふらつきをより確実に抑止することができる。
第7の特徴によれば、前記電子制御ステアリングダンパ(40)に電力を供給するバッテリ(31)と、前記自転車(1,1a,1b,1c,1d)の車輪(WF)の回転により駆動する発電機(20a)とを具備し、前記バッテリ(31)は、前記発電機(20a)の発電電力によって充電されるので、電子制御ステアリングダンパの消費電力が小さいことから、自転車が走行する限り電子制御ステアリングダンパを駆動し続けることが可能となる。
第8の特徴によれば、前記自転車(1)のロール角またはロール方向の回動速度を検知するロール角センサ(28)と、前記ステアリングステム(7)の回動動作に減衰力を与える電子制御ステアリングダンパ(40)と、少なくとも前記車速センサ(26)のセンサ出力に応じて前記電子制御ステアリングダンパ(40)の減衰力を変更する制御部(32)とを具備し、前記制御部(32)は、ロール角が大きいほど、または、ロール方向の回動速度が大きいほど前記減衰力を大きく設定するので、低速時にロール角が大きくなったり、ロール方向の回動速度が大きくなるとハンドルの切れ込みが生じやすくなることに対応して、ハンドルおよびまたは車体のふらつきを確実に抑止するための適切な減衰力を与えることができる。
本発明の一実施形態に係る自転車の斜視図である。 自転車の左側面図である。 電子制御ステアリングダンパの制御系の構成を示すブロック図である。 電子制御ステアリングダンパの平面図である。 図4の5−5線断面図である。 ハウジングの一部断面平面図である。 電子制御ステアリングダンパに生じさせる減衰力と車速との関係を示すグラフである。 ステアリングダンパ制御の手順を示すフローチャートである。 ハンドルスイッチの平面図である。 電子制御ステアリングダンパの取り付け位置の変形例を示す図である。 電子制御ステアリングダンパの取り付け位置の第2変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る自転車の左側面図である。 電子制御ステアリングダンパおよび電子制御ステアリング装置の制御の手順を示すフローチャートである。 ステアリングステムに生じさせる減衰力と車速との関係を示すグラフである。 本発明の第3実施形態に係る自転車の左側面図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る自転車1の斜視図である。また、図2は自転車1の左側面図である。自転車1は、車体前方に位置するヘッドパイプ6と、該ヘッドパイプ6から後方かつ下方に延びる車体フレームとしてのダウンフレーム9と、ダウンフレーム9の後端から上方に立ち上がるシートパイプ18とを備える。ヘッドパイプ6には、下方に延びるフロントフォーク8が操舵可能に接続されており、このフロントフォーク8の下端に前輪WFが軸支されている。
ヘッドパイプ6に回動自在に軸支されるステアリングステム7の上端にはハンドル3が設けられており、ハンドル3の両端には、ハンドルグリップ2および前後輪のブレーキレバー17が取り付けられている。左右のハンドル3の間には、前カゴ兼用のチャイルドシート4および足乗せ台5が取り付けられている。
ダウンフレーム9の後端には、後方に延びるリヤフォーク13が配設されており、このリヤフォーク13の後端に後輪WRが軸支されている。シートパイプ18の上部とリヤフォーク13の後部との間には、左右一対のステー14が配設されている。シートパイプ18には、シート15の上下位置を調整可能とするシートポスト19が支持されている。
車幅方向に延びるペダルクランク軸27は、ドライブスプロケット12を貫通して固定されている。ペダルクランク軸27の両側には、ペダル10aを有するクランク10が固定されており、運転者Mがペダル10aを踏んで漕ぐことによりペダルクランク軸27に回転トルクが与えられる。ドライブスプロケット12の回転は、ドライブチェーン11を介して後輪WRのドリブンスプロケット12aに伝達される。
前輪WFのハブ20には車速センサ26が設けられており、クランクペダル軸27には運転者Mによるペダル踏力を検知するペダル踏力センサ25が設けられている。車速センサ26は、ハブ20の内側に設けられた磁石および磁石の通過を検知するホール素子からなる。ペダル踏力センサ25は、ペダルクランク軸14に近接配置される非接触式の磁歪センサからなる。なお、車速センサ26およびペダル踏力センサ25の構造や配置は、種々の変形が可能である。
ここで、運転者Mと共に前カゴ兼チャイルドシート4に子供Cが乗車した状態を示す図1を参照して、ハンドル3のふらつきが発生するメカニズムを説明する。自転車1のハンドル3は、前後の2つの車輪で走行するという自転車の特性上、発進時等の低速時に前輪WFの回転速度が低く、ジャイロ効果が小さいためにふらつきやすくなる特に、ハンドル前部に取り付けられる前カゴやチャイルドシート等の積載量が増えると、より一層その傾向が強くなる。
これは、自転車の重量が大きい状態で、ペダル10aを漕ぎ出そうと片方の足 に力Fbを加える際に、この体の動きとバランスを取ろうとして、片方の足(図1の例では右足)Lと同じ側の腕(図1の例では右腕)Aに無意識に力Faを入れてしまうことに起因する。この現象は、筋力があまり大きくない運転者に特に生じやすい。
そして、腕Aによる力Faは、体の内側に巻き込むような力Fcに変換され、運転者Mが意識をしないと、この力Fcがハンドル3を一方向に回動させる力Fc(図1の例では右回転)を誘発しやすく、特に、積載量が多く操舵系の慣性マスが大きい状態では、運転者Mが思った以上にハンドル3が一方向に切れ込むこととなる。ハンドル3のふらつきは、この切れ込みを戻そうとしている最中に生じるものである。
上記したメカニズムで発生するハンドル3のふらつきを低減するため、本願発明では、少ない電力で作動する減衰力可変機構を備えたステアリングダンパを設け、このステアリングダンパによりハンドル3の回動動作に減衰力(回動抵抗)を与える点に特徴がある。
図2に示すように、電子制御ステアリングダンパ40は、その本体部をダウンフレーム9に設けられた取り付けステー21に固定すると共に、車体前方側に延出する揺動アームがステアリングステム7に連結されている。これにより、車体の基本構成を変更することなく、ハンドル3の回動動作に任意の大きさの減衰力を与えることができる。
左側のハンドル3のハンドルグリップ2に近接する位置には、電子制御ステアリングダンパ40に電力を供給する小型のバッテリ31を収納した箱状のハンドルスイッチ30が取り付けられている。バッテリ31は、ハブ20に内蔵された発電機20aによって走行中の充電が可能とされる。
図3は、電子制御ステアリングダンパ40の制御系の構成を示すブロック図である。電子制御ステアリングダンパ40は、制御部32からの制御信号に基づいて減衰力を調整可能に構成されている。制御部32は、ペダル踏力センサ25および車速センサ26のセンサ出力に基づいて、発進時の漕ぎ出し等の状況に合わせた減衰力を生じるように電子制御ステアリングダンパ40を駆動する。各センサ信号に対する減衰力の大きさは、予め設定されたデータテーブルから導出することができる。電子制御ステアリングダンパ40の電力消費部分は、油路の断面積を増減するバルブを開閉するリニアソレノイドのみであるため、ハンドルスイッチ30に収納される小型バッテリ31で制御系の全電力を賄うことができる。
なお、制御部32も電子基板としてハンドルスイッチ30の内部に収納することができる。また、車体のロール角またはロール方向の回動速度を検知するロール角センサ28を備え、そのセンサ出力を電子制御ステアリングダンパ40の制御に用いることもできる。
図4は、電子制御ステアリングダンパ40の平面図である。また、図5は図4の5−5線断面図であり、図6はハウジング41の一部断面平面図である。図中の方向矢印は、図2に示した電子制御ステアリングダンパ40の取り付け位置に対応する。
電子制御ステアリングダンパ40は、板状のベーン47が作動油室48の内部を揺動することで生じる抵抗を利用したロータリ式とされる。電子制御ステアリングダンパ40のハウジング41には、略扇型の作動油室48、作動油室48の左右端部から後方に延びる油路60、左右の油路60を連結する連結油路61が形成されている。作動油室48の内部には、揺動軸46に固定されたベーン47が収納されており、揺動軸46の下端部には、揺動アーム45が固定されている。揺動アーム45は、ステアリングステム7に固定されるステー7aに対してピン7bによって連結されている。ハウジング41の左右および後部には、車体側への取り付けフランジ42,43,44が形成されており、作動油室48の上部開口は、複数のボルトで固定される蓋部材41aによって密閉される。
ステアリングステム7が回動すると、揺動アーム45を介してベーン47が揺動し、これにより、ベーン47によって二分された作動油室48の一方側の作動油が油路60および逆止弁を介して連通油路61側に押し出される。押し出された作動油は、連通油路の左右端部から上方前方に延びる戻り油路(不図示)を介して作動油室48に戻る。このとき、ベーン47に生じる抵抗がステアリングステム7に伝達され、ハンドル3のふらつきを防ぐ減衰力となる。そして、連通油路61には、上下方向のバルブ孔62が重なって形成されており、リニアソレノイド等からなる電動アクチュエータ64によってポペットバルブ63を上下に駆動することで、連通油路61の流路面積を任意に変更することができる。
なお、本実施形態では、電子制御ステアリングダンパとして、モータによって減衰力変更機構を駆動するステアリングダンパを示したが、油圧ピストン等を含む油圧機構によって減衰力変更機構を駆動するステアリングダンパを適用することもできる。
図7は、電子制御ステアリングダンパ40に生じさせる減衰力Zと車速Vとの関係を示すグラフである。自転車1の操縦特性を鑑みると、大きな減衰力が必要となるのは主に低車速時であり、車速が上がって安定するにつれて減衰力の必要性は小さくなる。また、ペダルの踏み込みによってハンドルが切れ込む際には減衰力を大きくしたいが、走行中に車体がロールした際のセルフステアは妨げないようにしたい。
このような要求に応じて、本実施形態では、車速が0(ゼロ)の際に設定される減衰力Z2が、車速の増加に伴って減少して、所定閾値としての車速V1(例えば、6km/h)以上では減衰力Z2より小さい減衰力Z1で一定となるように設定している(グラフA)。併せて、ペダル踏力が大きい場合には、減衰力Z2より大きく車速が0(ゼロ)の際に設定される減衰力Z3が、車速の増加に伴って減少して、車速V1より大きい車速V2以降では、減衰力Z1で一定となるように設定している(グラフB)。これにより、例えば、比較的低速の車速Vaにおいて生じる減衰力を、ペダル踏力に応じて連続的に変更すると共に、車速の増加に伴って減衰力を低減することができる。ペダル踏力が大きいか否かの判断は、例えば、ペダル踏力に設定した第3の閾値T3(例えば、10Nm)以上であるか否かによって実行できる。
また、減衰力Zの設定は、車速が車速V1未満の場合と車速V1以上の場合の2段階に設定したり、車速V1以上では減衰力をゼロとする等の種々の変形が可能である。上記実施形態では、第1の閾値としての車速V1以上で減衰力が一定となるが、所定閾値の前後で減衰力を異ならせるほか、所定閾値V1より大きな第2の閾値を設定して、所定閾値V1の前後で減衰力が変化すると共に、第2の閾値以上では一定値となるように設定してもよい。図7に示した例では、所定閾値と第2の閾値とが車速V1で一致していることとなる。
さらに、減衰力Zの設定は、自転車のロール角またはロール方向の回動速度を検知するロール角センサ28を備え、車速は考慮せずに、ロール角が大きいほど、または、ロール方向の回動速度が大きいほど電子制御ステアリングダンパ減衰力を大きく設定するようにしてもよい。
図8は、ステアリングダンパ制御の手順を示すフローチャートである。ステップS10では、バッテリ31の残量が規定量以上であるか否かが判定される。ステップS10で肯定判定されると、ステップS11に進んで車両状態としての車速を検知し、ステップS12に進む。
ステップS12では、制御システムに常時エラーがないか否かが判定され、肯定判定される、すなわち、常時エラーがないと判定されると、ステップS13で走行速度に応じたステアリングダンパ制御値が演算され、続くステップS14において電子制御ステアリングダンパ40の制御が実行される。なお、ステップS10,S12で否定判定されると、ステップS15に進んでエラーコードを算出し、ステップS16でエラー処理を実行して一連の制御を終了する。
なお、ペダル踏力センサ25のセンサ出力を考慮して減衰力を決定する場合には、前記ステップS11においてペダル踏力を検知し、ステップS13の演算に反映させる。
また、車体のロール角度やロール方向の回動速度を検知するロール角センサ28を備え、低速時に車体のロールを検知した場合に減衰力を大きくすることが考えられる。この場合も、前記ステップS11においてロール角度等を検知し、ステップS13の演算に反映させることで実行可能である。
図9は、ハンドルスイッチ30の平面図である。ハンドルスイッチ30は、バッテリ31や制御部32を収納するほか、操作スイッチおよびインジケータを備えたインターフェースとして機能する。
ハンドルスイッチ30のケース33には、速度計34およびバッテリ残量計35のほか、電子制御ステアリングダンパ40の動作モードを切り換える動作モード切換えスイッチ36、現在の動作モードを示すインジケータ37,38,39が設けられている。インジケータ37,38,39は、電子制御ステアリングダンパ40の減衰力を最小限とする「オフモード」と、標準設定の減衰力が得られる「ソフトモード」と、標準設定より大きな減衰力が得られる「ハードモード」に対応しており、動作モード切換えスイッチ36を押圧する毎に点灯位置が切り換えられる。これにより、車速やペダル踏力に応じて自動的に減衰力を設定するだけでなく、運転者Mの好みに合わせた調整を可能とするうえ、現在の動作モードを運転者Mに報知できることができる。動作モード切換えスイッチ36は、電子制御ステアリングダンパ40の電源スイッチとして兼用することができ、一方、車速センサ等のセンサ出力が長時間ないときは自動的に電源をオフにするように構成することができる。
図10は、電子制御ステアリングダンパ40の取り付け位置の変形例を示す図である。また、図11は電子制御ステアリングダンパ40の取り付け位置の第2変形例を示す図である。前記と同一符号は同一または同等部分を示す。
電子制御ステアリングダンパ40を取り付ける位置や取り付け構造等は種々の変形が可能である。図10に示す自転車1aでは、ヘッドパイプ6の前方にステー22を設けることで、電子制御ステアリングダンパ40をヘッドパイプ6と足のせ台5との間の空間に配設し、後方に伸びる揺動アームを車体前方側からステアリングステム7に連結する。この変形例によれば、足乗せ台5と干渉することなく、かつ運転者Mの乗降時に触れることのない電子制御ステアリングダンパを得ることができる。
また、図11に示す自転車1bでは、ダウンフレーム9aの形状を変更してダウンフレーム9aの下面と前輪WFとの間に空間を設け、この空間に電子制御ステアリングダンパ40を配設している。電子制御ステアリングダンパ40の揺動アームは、ステアリングステム7の下端部に連結されている。この第2変形例によれば、電子制御ステアリングダンパ40が後方下方に移動することで重心位置が車体中央に近づくと共に、運転者Mの乗降時に触れることのない電子制御ステアリングダンパを得ることができる。
図12は、本発明の第2実施形態に係る自転車1cの左側面図である。前記と同一記号は同一または同等部分を示す。本実施形態では、自転車1cが、電子制御ステアリングダンパ40に加えて、電子制御ステアリング装置50を備えている点に特徴がある。電子制御ステアリングダンパ40は、その本体部をダウンフレーム9に設けられた取り付けステー21に固定すると共に、車体前方側に延出する揺動アームがステアリングステム7に連結されている。また、電子制御ステアリング装置50は、ヘッドパイプ6の前方に固定されており、その本体部に内蔵されるモータによってステアリングステム7に任意の回動補助力を与えることができるように構成されている。
図13は、図12に示した自転車1cの電子制御ステアリングダンパ40および電子制御ステアリング装置50を制御する手順を示すフローチャートである。ステップS20では、バッテリ31の残量が規定量以上であるか否かが判定される。ステップS20で肯定判定されると、ステップS21に進んで、車両状態としての車速、ペダル踏力、車体のロール状態を検知し、ステップS22に進む。
ステップS22では、制御システムに常時エラーがないか否かが判定され、肯定判定される、すなわち、常時エラーがないと判定されると、ステップS23で走行速度に応じたステアリングダンパ制御値が演算される。続くステップS24では、ペダル踏力および車体ロールに応じたステアリングダンパ制御値が演算され、ステップS25においてペダル踏力および車体ロールに応じたステアリングトルク制御値が演算される。
そして、ステップS26では、ステップS23,S24で演算された制御値に基づいて電子制御ステアリングダンパ40の制御が実行され、ステップS27では、ステップS25で演算された制御値に基づいて電子制御ステアリング装置50の制御が実行される。なお、ステップS20,S22で否定判定されると、ステップS28に進んでエラーコードを算出し、ステップS29でエラー処理を実行して一連の制御を終了する。
図14は、ステアリングステム7に生じさせる減衰力Zと車速Vとの関係を示すグラフである。本実施形態では、車速が0(ゼロ)の際に設定される減衰力Z11が、車速の増加に伴って減少して、車速V11以降では減衰力Z11より小さい減衰力Z10で一定となるように設定している(グラフC)。併せて、ペダル踏力が大きい場合には、減衰力Z11より大きく車速が0(ゼロ)の際に設定される減衰力Z12が、車速の増加に伴って減少して、車速V11以降では、減衰力Z10で一定となるように設定している(グラフD)。これにより、例えば、比較的低速の車速V10において生じる減衰力を、ペダル踏力に応じて連続的に変更すると共に、車速の増加に伴って減衰力を低減することができる。このようなグラフは、電子制御ステアリングダンパ40のみで形成することもできるし、電子制御ステアリング装置50を協働させることで形成することもできる。
図15は、本発明の第3実施形態に係る自転車1dの左側面図である。前記と同一符号は同一または同等部分を示す。本実施形態では、自転車1dが、アシストユニットPによる補助動力を得ることができる電動アシスト自転車である点に特徴がある。
シートパイプ18の後方には、アシストユニットPに電力を供給するバッテリBが、シートパイプ18に対して着脱可能に取り付けられている。車幅方向に延びるペダルクランク軸27は、アシストユニットPおよびドライブスプロケット12を貫通して配設されている。ペダルクランク軸27の両側には、ペダル10aを有するクランク10が固定されており、運転者がペダル10aを踏んで漕ぐことによりペダルクランク軸27に回転トルクが与えられる。
ペダルクランク軸27には、ワンウェイクラッチを介してドライブスプロケット12が取り付けられており、ドライブスプロケット12の回転は、ドライブチェーン11を介して後輪WRのドリブンスプロケット12aに伝達される。これにより、運転者がペダルクランク軸27に与えた回転トルクおよびアシストユニットPが与えたアシストトルクの合力が後輪WRに伝達されることとなる。
アシストユニットPのケース51には、アシストモータ52と、アシストモータ52を駆動する制御部53とが含まれる。アシストモータ52の回転駆動力は、減速機構を介してドライブスプロケット12に印加される。
前輪WFには車速センサ26が設けられており、クランクペダル軸27には運転者によるペダル踏力を検知するペダル踏力センサ25が設けられている。車速センサ26は、ハブ20の内側に設けられた磁石および磁石の通過を検知するホール素子からなる。また、ペダル踏力センサ25は、ペダルクランク軸14に近接配置される非接触式の磁歪センサからなる。
制御部53は、ペダル踏力センサ25によって検出された回転トルク値に基づいて運転者がペダル10を鉛直方向に踏む力を算出し、この踏み力と電動アシスト自転車1の車速に応じたアシスト比とによって定められるアシストトルクが発生するように、アシストモータ53を制御する。
この電動アシスト自転車1dにおいて、電子制御ステアリングダンパ40は、ヘッドパイプ6の車幅方向左側部に設けられたステーに固定されている。揺動アームは車幅方向内側に指向してステアリングステム7に連結される。これにより、電動アシスト自転車1の基本構成を変更することなく、ハンドル3の回動動作に任意の大きさの減衰力を与えることができる。電子制御ステアリングダンパ40の電源は、バッテリBから供給したり、前輪WFの回転に応じて回転する発電機から供給することができる。
なお、自転車の形態、電子制御ステアリングダンパの構成や取り付け構造、電子制御ステアリングダンパの減衰力の設定や各センサ出力との関係等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。また、発電機は前輪または後輪のいずれに適用してもよい。
1…自転車、3…ハンドル、6…ヘッドパイプ、7…ステアリングステム、9…ダウンフレーム、10…クランク、10a…ペダル、20a…発電機、25…ペダル踏力センサ、26…車速センサ、32…制御部、40…電子制御ステアリングダンパ、50…電子制御ステアリング装置、V1,V2…所定閾値、V2…第2の閾値、T3…第3の閾値

Claims (7)

  1. 前輪(WF)を軸支するフロントフォーク(8)が操舵可能に軸支される車体フレーム(9)と、前記フロントフォーク(8)のステアリングステム(7)に固定されるハンドル(3)と、運転者(H)のペダル踏力を入力するペダルクランク(10)とを有する自転車(1,1a,1b,1c,1d)において、
    前記自転車(1)の車速を検知する車速センサ(26)と、
    前記ステアリングステム(7)の回動動作に減衰力を与える電子制御ステアリングダンパ(40)と、
    少なくとも前記車速センサ(26)のセンサ出力に応じて前記電子制御ステアリングダンパ(40)の減衰力を変更する制御部(32)とを具備し、
    前記制御部(32)が、前記車速(V)が所定閾値(V1)未満の場合の減衰力を、前記車速(V)が所定閾値(V1)以上の場合の減衰力より大きい値に設定すること、および
    前記制御部(32)は、前記車速(V)が所定閾値(V1)未満の領域において、前記電子制御ステアリングダンパ(40)の減衰力を前記車速(V)の増加に伴って漸減させることを特徴とする自転車。
  2. 前記制御部(32)は、前記車速(V)が所定閾値(V1)以上の場合は、前記減衰力をゼロ以上の一定値(Z1)に設定することを特徴とする請求項1に記載の自転車。
  3. 運転者(H)によるペダル踏力を検知するペダル踏力センサ(25)を具備し、
    前記制御部(32)は、前記ペダル踏力が大きいほど前記減衰力を大きく設定することを特徴とする請求項1に記載の自転車。
  4. 前記自転車(1)のロール角またはロール方向の回動速度を検知するロール角センサ(28)を具備し、
    前記制御部(32)は、ロール角が大きいほど、または、ロール方向の回動速度が大きいほど前記減衰力を大きく設定することを特徴とする請求項1に記載の自転車。
  5. 前輪(WF)を軸支するフロントフォーク(8)が操舵可能に軸支される車体フレーム(9)と、前記フロントフォーク(8)のステアリングステム(7)に固定されるハンドル(3)とを有し、運転者(H)によるペダル踏力で駆動輪を回転させる自転車(1,1a,1b,1c,1d)において、
    前記ペダル踏力を検出するペダル踏力センサ(25)と、
    前記ペダル踏力センサ(25)のセンサ出力に応じて、前記電子制御ステアリングダンパ(40)の減衰力を変更する制御部(32)とを具備し、
    前記制御部(32)が、前記ペダル踏力が第3の閾値(T3)以上の場合の減衰力を、前記ペダル踏力が第3の閾値(T3)未満の場合の減衰力より大きく設定することを特徴とする自転車。
  6. 前記電子制御ステアリングダンパ(40)に電力を供給するバッテリ(31)と、
    前記自転車(1,1a,1b,1c,1d)の車輪(WF)の回転により駆動する発電機(20a)とを具備し、
    前記バッテリ(31)は、前記発電機(20a)の発電電力によって充電されることを特徴とする請求項1に記載の自転車。
  7. 前輪(WF)を軸支するフロントフォーク(8)が操舵可能に軸支される車体フレーム(9)と、前記フロントフォーク(8)のステアリングステム(7)に固定されるハンドル(3)とを有し、運転者(M)によるペダル踏力で駆動輪を回転させる自転車(1,1a,1b,1c,1d)において、
    前記自転車(1)のロール角またはロール方向の回動速度を検知するロール角センサ(28)と、
    前記ステアリングステム(7)の回動動作に減衰力を与える電子制御ステアリングダンパ(40)と、
    少なくとも前記車速センサ(26)のセンサ出力に応じて前記電子制御ステアリングダンパ(40)の減衰力を変更する制御部(32)とを具備し、
    前記制御部(32)は、ロール角が大きいほど、または、ロール方向の回動速度が大きいほど前記減衰力を大きく設定することを特徴とする自転車。
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