JP5278433B2 - 冷却方法及び計算機 - Google Patents

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Description

本発明は、冷却方法及び計算機に係り、特にラックに搭載された装置をファンにより冷却する冷却方法及びそのような冷却方法を用いた計算機に関する。
一般的な電子装置では、稼働時の発熱に対応するために冷却用ファンが設けられている。このようなファンを用いた冷却方法は、計算機を構成する複数の処理装置がラックに搭載された所謂ラック搭載型の計算機においても採用されている。ラック内に搭載された他の処理装置有無や処理装置の搭載位置に依存せずに各処理装置を冷却可能とするために、個々の処理装置には、ラックに搭載された状態で水平方向に冷却風が流れるようにファンが設けられている。
比較的小さい処理装置をラックに多数搭載し、各処理装置間をネットワークで接続することで大規模な計算機システムを構築する場合においても、各処理装置での冷却方法は上記と同様である。
図1は、従来の冷却方法を用いた計算機の一例を示す図である。図1に示す例では、計算機1のラック2に複数の処理装置3−1〜3−5が搭載されている。各処理装置3−1〜3−5は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の部品群5、制御ユニット6及びファン7を有する。図1中、9は計算機1が設置される設置面を示す。各処理装置3−1〜3−5のファン7が動作すると、この例では冷却風が図1中矢印で示すように左側から右側へ接地面9に対して水平方向に流れる。
上記の如き大規模計算機システムにおいては、各処理装置単位にジョブが割り付けられるため、計算機システムの負荷状態に応じて処理装置の実質的な稼働台数が動的に変わる。計算機システムの負荷が大きくなれば稼働処理装置の台数を増やし、負荷が下がれば稼働処理装置の台数を減らすが、負荷の急変に備えるため、処理装置の電源自体は常にオン状態としている。
計算機システムの負荷が少ない状態では、実際に稼働していない処理装置、即ち、ジョブを処理していない処理装置の電源も投入されており、処理装置単位の冷却は必要である。このため、実際には稼働状態にない処理装置についても、ファンの動作により電力が消費されている。 大規模計算機システムの消費電力は非常に大きく、消費電力の低減は運用コストの低減する上でも、地球規模の環境問題を解決する上でも重要である。しかし、処理装置の冷却効率の向上と消費電力の低減の両方を同時に実現することは難しい。
一方、冷却用ファンは、故障による処理装置の稼働停止を防止するため、処理装置内で冗長構成を採用していることが多い。しかし、大規模計算機システムを構成する処理装置の台数が多く、処理装置をより確実に冷却するために処理装置毎に冗長構成のファンを設けると、処理装置の台数に比例して冷却用冗長ファンの台数が増えてしまい、計算機システムのコストが増大してしまう。
特開平10−268979号公報 特開平8−137579号公報 特表2006−512627号公報
従来は、処理装置を確実、且つ、効率良く冷却すると共に、消費電力を低減することは難しいという問題があった。
そこで、本発明は、処理装置を確実、且つ、効率良く冷却すると共に、消費電力を低減可能とすることを目的とする。
本発明の一観点によれば、複数のラックを有し、各ラックにはファンを有する複数台の処理装置が搭載される計算機の冷却方法であって、各ラック内で前記複数台の処理装置を当該ラックの垂直方向にスタックした状態で搭載し、各ラック内で前記垂直方向に冷却風が流れるように前記複数台の処理装置のうち少なくとも1台の処理装置のファンを動作させて、当該ラックに搭載された前記複数台の処理装置の冷却をラック単位で制御し、ファンが故障した処理装置からの故障通知に応答して、停止中のファンを有する、前記ファンが故障した処理装置以外の処理装置があれば、前記ファンが故障した処理装置以外の当該処理装置のファンに動作開始指示を行い、停止中のファンを有する、前記ファンが故障した処理装置以外の処理装置がなければ、動作中のファンを有する処理装置に当該動作中のファンの高速回転の指示を行う処理を、ラック単位で行う冷却方法が提供される。
本発明の一観点によれば、複数のラックと、各ラックの垂直方向にスタックした状態で搭載された、ファンを有する複数台の処理装置と、各ラック内で前記垂直方向に冷却風が流れるように前記複数台の処理装置のうち少なくとも1台の処理装置のファンを動作させて、当該ラックに搭載された前記複数台の処理装置の冷却をラック単位で制御する制御手段を備え、前記制御手段は、ファンが故障した処理装置からの故障通知に応答して、停止中のファンを有する、前記ファンが故障した処理装置以外の処理装置があれば、前記ファンが故障した処理装置以外の当該処理装置のファンに動作開始指示を行い、停止中のファンを有する、前記ファンが故障した処理装置以外の処理装置がなければ、動作中のファンを有する処理装置に当該動作中のファンの高速回転の指示を行う処理を、ラック単位で行う計算機が提供される。
開示の冷却方法及び計算機によれば、処理装置を確実、且つ、効率良く冷却すると共に、消費電力を低減可能となる。
従来の冷却方法を用いた計算機の一例を示す図である。 本発明の第1実施例における計算機を示す図である。 ラックの構成を示す斜視図である。 ラックにダミー装置が搭載された状態を示す図である。 部品群の構成を示す平面図である。 処理装置内に設けられた温度センサを説明する図である。 装置状態情報の一例を示す図である。 制御ユニットの装置状態情報生成処理を説明するフローチャートである。 稼働中の処理装置のファンのみを動作させる場合の制御サーバの処理を説明するフローチャートである。 装置状態リストの生成を説明する図である。 装置状態リストの一例を示す図である。 冷却が必要な処理装置のファンのみを動作させる場合の制御サーバの処理を説明するフローチャートである。 ファン動作開始温度情報の一例を示す図である。 本発明の第2実施例における計算機を示す図である。 稼働中の処理装置のファンのみを動作させる場合の制御ユニットの処理を説明するフローチャートである。 冷却が必要な処理装置のファンのみを動作させる場合の制御ユニットの処理を説明するフローチャートである。 本発明の第4実施例の処理を説明するフローチャートである。 本発明の第5実施例の処理を説明するフローチャートである。 本発明の第6実施例における計算機を示す図である。
符号の説明
11 計算機
12−1〜12−N ラック
13−1〜13−M 処理装置
15 部品群
16 制御ユニット
17 ファン
18 冷却風整流板
19 設置面
20,21 通信経路
25 温度センサ
31 制御サーバ
開示の冷却方法及び計算機では、計算機のラックに搭載される各処理装置には、ラックに搭載された状態で略垂直方向に冷却風が流れるようにファンが設けられている。1つのラックに搭載された複数の処理装置のうち、少なくとも1台の処理装置内のファンが動作すれば、このラックに搭載された全ての処理装置を冷却可能である。
これにより、処理装置を確実、且つ、効率良く冷却すると共に、消費電力を低減することが可能となる。特に、冷却風がラックの下側から上側へ垂直方向に流れるようにすれば、ラック内の上昇気流に逆らうこともないので、冷却効率が向上する。
図2は、本発明の第1実施例における計算機を示す図である。図2に示す例では、計算機11は、LAN(Local Area Network)等の通信経路20により接続された複数のラック12−1〜12−Nを有する。Nは1以上の自然数である。各ラック12−1〜12−Nには、内部LAN等の通信経路21により接続された複数の処理装置13−1〜13−Mが搭載されている。処理装置13−1〜13−Mは、各ラック12−1〜12−N内で垂直方向にスタックされた状態で搭載されている。Mは2以上の自然数であり、この例ではM=5である。各処理装置13−1〜13−Mの上面或いは下面には、冷却風整流板18が設けられ、隣り合う処理装置間の隙間を塞いでいる。冷却風整流板18は、例えばゴム等の適切な柔軟性を有する材料で形成されている。各処理装置13−1〜13−Mは、ASIC等の部品群15、制御ユニット16及びファン17等を有する。図2中、19は計算機11が設置される設置面を示す。
本実施例では、外部制御装置として機能する制御サーバ31が通信経路20に接続されている。制御サーバ31には、プロセッサと記憶部を含む周知の構成を有する汎用コンピュータを用いることができる。尚、制御サーバ31は、計算機11の一部を構成するものであっても良い。
本実施例では、説明の便宜上、各ラック12−1〜12−Nは同じ構成を有し、同じ台数の処理装置13−1〜13−Mを搭載可能であるものとする。図3は、一例としてラック12−1の構成を示す斜視図である。ラック12−1の上面121及び下面122には、冷却風を通すための開口部121A,122Aが設けられている。例えばラック12−1内の処理装置13−1〜13−Mのうち少なくとも1台の処理装置のファン17が動作すると、この例では冷却風が図1中矢印で示すように下側から上側へ略垂直方向に流れてラック12−1内の全ての処理装置13−1〜13−Mを冷却する。
各ラック12−1〜12Nにおいて、処理装置が搭載されない位置には、ダミー装置13Dを搭載することが望ましい。図4は、ラック12−1の上から2段目の位置にダミー装置13Dが搭載された状態を示す図である。図4中、図2と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。ダミー装置13Dは、各処理装置13−1〜13−Mと同様の外形寸法及び外形形状を有する筐体のみから構成されている。処理装置13−2が搭載されない位置にダミー装置13Dを搭載することで、ダミー装置13Dを搭載しない場合と比較すると、冷却風の垂直方向の流れを阻害しないように冷却風を整流することができる。
尚、本実施例及び後述する各実施例において、冷却風は各ラックの下側から上側へ設置面19に対して垂直方向或いは略垂直方向に流れるものとする。隣り合う処理装置間の間隙は冷却風整流板18により塞がれており、冷却風は前記間隙から漏れることはないので、一定流量以上の垂直方向の冷却風を確保することができる。又、冷却風はラック内の上昇気流に逆らって流れることもないので、冷却効率が向上する。しかし、冷却風は、各ラックの上側から下側へ設置面19に対して垂直方向或いは略垂直方向に流れるようにしても良いことは言うまでもない。更に、冷却風が流れる方向を、全てのラック内において同じに設定する必要はなく、例えば隣り合う2つのラック内では冷却風の流れる方向が反対方向に設定されていても良い。
図5は、部品群15の構成を示す平面図である。例えば、図5の下側が、図2の正面に相当する。図5に示す処理装置13−1内の部品群15は、部品実装基板151、部品実装基板151上に実装された構成部品152、及び部品冷却用放熱フィン153を含む。構成部品152には、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサや、半導体メモリやディスク装置等の記憶装置等が含まれる。この例では、ラック12−1の下側から上側へ冷却風を流すように、処理装置13−1内に2つのファン17が設けられている。又、構成部品152及び部品冷却用放熱フィン153は、図2中垂直方向に流れる冷却風により部品群15が効率良く冷却されるように配置されている。部品冷却用放熱フィン153は、垂直方向に流れる冷却風の流れをできるだけ阻害しない形状を有する。尚、1台の処理装置内に設けられるファン17の数は2つに限定されず、1つであっても、3以上であっても良い。
図6は、各処理装置13−1〜13−M内に設けられた温度センサを説明する図である。図6は、一例として処理装置13−1内の温度センサ25を示す。温度センサ25は、部品群15の各構成部品152及びファン17に対して設けられており、各処理装置13−1〜13−M内の所定位置の温度を検出する。ファン17に対して設けられている温度センサ25は、ファン17の上流側(即ち、処理装置13−1の下側)に設けられた温度センサ25とファン17の下流側(即ち、処理装置13−1の上側)に設けられた温度センサ25を含む。温度センサ25の数は、図6に示すように5つに限定されるものではない。
図6に示す処理装置13−1が例えば周知の構成を有するSPARC Enterprise(商品名)等のUNIX(登録商標)サーバである場合、制御ユニット16に相当するシステム監視機構(XSCF: eXtended System Control Facility)が設けられている。このXSCFは、自処理装置13−1のファン17の回転数を制御する機能、各温度センサ25の出力値を読み出す機能、他の処理装置のXSCFと通信経路21を介して各種情報をやり取りする通信機能、制御サーバ31と通信経路21,22を介して各種情報をやり取りする通信機能等を備えている。従って、処理装置13−1内の制御ユニット16は、制御サーバ31の制御下で、処理装置13−1内の温度センサ25、他の処理装置13−2〜13−M内の温度センサ25の出力値、上記各種情報に含まれる装置状態情報等に基づいて処理装置13−1内のファン17の回転速度を制御することができる。本実施例では、説明の便宜上、温度センサ25の出力値や装置状態情報を含む各種情報等が制御ユニット16内の記憶部に格納されるものとするが、記憶部は制御ユニット16に外部接続されていても良く、例えば構成部品152に含まれていても良い。
装置状態情報は、各処理装置13−1〜13−Mの状態を示すものであり、例えば図7に示す如き形式を有する。図7は、装置状態情報の一例を示す図である。図7において、装置番号は処理装置に付けられた処理装置識別用の情報、電源状態は処理装置の電源がオン状態PONであるかオフ状態POFFであるかを示す情報、ジョブ走行状態は処理装置の稼働状態が走行中runであるか停止中stopであるかを示す情報、温度センサ出力値#0,#1,...は処理装置内に設けられた対応する温度センサ25の出力値を示す情報、ファン稼働状態FAN#0,FAN#1,...は処理装置内に設けられたファン17の稼働状態を示す情報を示す。ファン17の稼働状態には、停止状態STOP、定常状態RUN、高速回転状態HIGH、故障状態ALARM等が含まれる。尚、ジョブ走行状態と電源状態とは、必ずしも一致しない。
図8は、各処理装置13−1〜13−M内の制御ユニット16の装置状態情報生成処理を説明するフローチャートである。ここでは説明の便宜上、処理装置13−1の制御ユニット16の装置状態情報生成処理を説明する。図8において、ステップS1は、処理装置13−1の電源状態を取得し、電源状態を処理装置13−1内の記憶部161に格納する。ステップS2は、処理装置13−1のジョブ走行状態を取得し、ジョブ走行状態を記憶部161に格納する。ステップS3は、処理装置13−1内の各温度センサ25の出力値を取得し、温度センサ出力値を記憶部161に格納する。ステップS4は、処理装置13−1内の各ファン17の稼働状態を取得し、ファン稼働状態を記憶部161に格納する。ステップS5は、処理装置13−1のジョブ走行状態を再度取得し、ジョブ走行状態を記憶部161に格納する。ステップS1〜S5の処理は、定期的に繰り返される。
次に、制御サーバ31で、各ラック12−1〜12−Nについて、各処理装置13−1〜13−M内の制御ユニット16から図7に示す装置状態情報を取得して装置状態リストを生成し、装置状態リスト中、ジョブ走行中(或いは、稼働中)と示されている処理装置の制御ユニット16にのみファン17を動作させる指示を行う処理について説明する。この場合、ラック単位で必要最低限の処理装置のファン17のみが稼働するため、計算機11の省電力化を図ることができる。
図9は、稼働中の処理装置のファンのみを動作させる場合の制御サーバ31の処理を説明するフローチャートである。図9において、ステップS11は、任意のラックの装置状態リストを取得する。ステップS12は、装置状態リスト中の任意の処理装置の装置状態情報を参照する。ステップS13は、電源状態が電源オン状態PONであるか否かを判定する。ステップS13の判定結果がYESであると、ステップS14はジョブ走行状態が走行中runであるか否かを判定する。ステップS13又はステップS14の判定結果がNOであると、ステップS15は、この任意の処理装置のファン17を停止させる指示をこの任意の処理装置の制御ユニット16に対して行い、処理はステップS17へ進む。一方、ステップS14の判定結果がYESであると、ステップS16は、この任意の処理装置のファン17を動作させる指示をこの任意の処理装置の制御ユニット16に対して行い、処理はステップS17へ進む。
ステップS17は、上記任意のラックの次の処理装置の装置状態情報を参照する。ステップS18は、上記任意のラック内の全ての処理装置13−1〜13−Mに対するファン制御が済んだか否かを判定し、判定結果がNOであると処理はステップS12へ戻る。ステップS18の判定結果がYESであると、ステップS19は、次のラックに対する処理へ進み、次のラックの装置状態情報を取得する。ステップS20は、計算機11内の全てのラックに対するファン制御が済んだか否かを判定し、判定結果がNOであると処理はステップS12へ戻る。
図10は、装置状態リストの生成を説明する図である。図10に示すように、各ラック12−1〜12−Nの各処理装置13−1〜13−Mの装置状態情報が対応する制御ユニット16から通信経路21,20を介して取得され、制御サーバ31内の記憶部311に装置状態リストとして格納される。
図11は、装置状態リストの一例を示す図である。図11に示すように、装置状態リストは、各ラック12−1〜12−Nのラック番号m,m+1,...に対して、図7に示す如き装置状態情報を格納する。ラック番号は、各ラック12−1〜12−Nに付けられたラック識別用の情報である。
次に、制御サーバ31で、上記の如き装置状態リストの生成に加え、各ラック12−1〜12−Nについて、各処理装置13−1〜13−M内の制御ユニット16からファン動作開始温度情報を取得する処理について説明する。装置状態リスト中の各処理装置の温度センサ出力値とファン動作開始温度情報の動作開始温度を比較し、温度センサ出力値が動作開始温度以上である処理装置の制御ユニット16にのみファンを動作させる指示を行う。この場合、ラック単位で必要最低限の処理装置のファン17のみが稼働するため、計算機11の省電力化を図ることができる。
図12は、冷却が必要な処理装置のファンのみを動作させる場合の制御サーバ31の処理を説明するフローチャートである。図12中、図9と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
図12において、ステップS13の判定結果がYESであると、ステップS24は、任意の処理装置の制御ユニット16から図13に示す如きファン動作開始温度情報を取得し、装置状態リスト中の対応する温度センサ出力値が動作開始温度以上であるか否かを判定する。ステップS24の判定結果がNOであると処理はステップS15へ進み、判定結果がYESであると処理はステップS16へ進む。従って、ステップS16は、温度センサ出力値が動作開始温度以上の処理装置の制御ユニット16にのみファンを動作させる指示を行う。
図13は、ファン動作開始温度情報の一例を示す図である。ファン動作開始温度情報は、各センサ25に付けられた識別用のセンサ番号、各センサ25が設けられた処理装置内のファン17の定常回転を開始する動作開始温度、及び各センサ25が設けられた処理装置内のファン17を高速回転させて追加冷却を必要とする異常温度を含む。ファン動作開始温度情報は、各処理装置13−1〜13−Mの制御ユニット16内の記憶部161に予め格納されている。尚、追加冷却を行う実施例については後述する。
次に、本発明の第2実施例における計算機を説明する。図14は、本発明の第2実施例における計算機を示す図である。図14中、図2と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。本実施例では、ファン17の制御に制御サーバ31を利用する代わりに、1つのラック内ではファン17を代表の処理装置内の制御ユニット16により制御する。
次に、各ラック12−1〜12−Nにおいて、各処理装置13−1〜13−Mのうち代表の処理装置13−i(i=1〜M)内の制御ユニット16が他の制御装置内の制御ユニット16から図7に示す装置状態情報を取得して装置状態リストを生成し、装置状態リスト中、ジョブ走行中(或いは、稼働中)と示されている処理装置の制御ユニット16にのみファン17を動作させる指示を行う処理について説明する。この場合、ラック単位で必要最低限の処理装置のファン17のみが稼働するため、計算機11の省電力化を図ることができる。
図15は、稼働中の処理装置のファンのみを動作させる場合の代表の処理装置13−i内の制御ユニット16の処理を説明するフローチャートである。代表の処理装置13−iは、デフォルトにより予め決められていても、ユーザにより選択されても良い。ここでは説明の便宜上、ラック12−1内の処理について説明するが、他のラック12−2〜12−N内の処理も同様に行える。又、代表の処理装置13−iは処理装置13−1であるものとする。図15において、ステップS31は、通信経路21を介してラック12−1内の他の処理装置13−2〜13−M内の制御ユニット16と通信することで、ラック12−1の装置状態リストを取得する。ステップS32は、装置状態リスト中の任意の処理装置の装置状態情報を参照する。任意の処理装置は、代表の処理装置13−1を含むラック12−1内の全ての処理装置13−1〜13−Mのいずれかである。ステップS33は、電源状態が電源オン状態PONであるか否かを判定する。ステップS33の判定結果がYESであると、ステップS34はジョブ走行状態が走行中runであるか否かを判定する。ステップS33又はステップS34の判定結果がNOであると、ステップS35は、この任意の処理装置のファン17を停止させる指示をこの任意の処理装置の制御ユニット16に対して行い、処理はステップS37へ進む。一方、ステップS34の判定結果がYESであると、ステップS36は、この任意の処理装置のファン17を動作させる指示をこの任意の処理装置の制御ユニット16に対して行い、処理はステップS37へ進む。
ステップS37は、ラック12−1内の次の処理装置の装置状態情報を参照する。ステップS38は、ラック12−1内の全ての処理装置13−1〜13−Mに対するファン制御が済んだか否かを判定し、判定結果がNOであると処理はステップS32へ戻る。ステップS38の判定結果がYESであると、処理はステップS31へ戻る。これにより、ステップS31〜S38の処理は定期的に繰り返される。
次に、代表の処理装置13−1内の制御ユニット16で、上記の如き装置状態リストの生成に加え、ラック12−1内の各処理装置13−1〜13−Mの制御ユニット16からファン動作開始温度情報を取得する処理について説明する。装置状態リスト中の各処理装置の温度センサ出力値とファン動作開始温度情報の動作開始温度を比較し、温度センサ出力値が動作開始温度以上である処理装置の制御ユニット16にのみファンを動作させる指示を行う。この場合、ラック単位で必要最低限の処理装置のファン17のみが稼働するため、計算機11の省電力化を図ることができる。
図16は、冷却が必要な処理装置のファンのみを動作させる場合の代表の処理装置13−1内の制御ユニット16の処理を説明するフローチャートである。図16中、図15と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
図16において、ステップS33の判定結果がYESであると、ステップS44は、任意の処理装置の制御ユニット16から図13に示す如きファン動作開始温度情報を取得し、装置状態リスト中の対応する温度センサ出力値が動作開始温度以上であるか否かを判定する。ステップS44の判定結果がNOであると処理はステップS35へ進み、判定結果がYESであると処理はステップS36へ進む。従って、ステップS36は、温度センサ出力値が動作開始温度以上の処理装置の制御ユニット16にのみファンを動作させる指示を行う。
次に、本発明の第3実施例における計算機について説明する。本実施例の計算機は、図2と同様の構成を有する。
本実施例では、図9に示す制御サーバ31の処理と、図16に示す代表の処理装置13−iの処理を組み合わせる。つまり、制御サーバ31による制御に加え、任意のラックの代表の処理装置13−i内の制御ユニット16がこの任意のラックの処理装置13−1〜13−M内の温度センサ25の出力値から温度異常を検出した場合、制御サーバ31からの指示とは無関係に、代表の処理装置13−iの制御ユニット16がこの任意のラックの処理装置13−1〜13−Mのファン17を動作させる指示を行う。これにより、制御サーバ31が故障したり、制御サーバ31とこの任意のラックの処理装置13−1〜13−Mの制御ユニット16との間の通信が何らかの理由で行えない通信不可状態となっても、ラック単位での冷却を保証することができる。
次に、本発明の第4実施例における計算機について説明する。本実施例の計算機は、図2又は図14と同様の構成を有する。任意のラック内のファン17の故障が発生した際のファン制御を制御サーバ31で行う場合には図2の構成を用い、任意のラック内のファン17の故障が発生した際のファン制御をこの任意のラックの代表の処理装置内の制御ユニット16で行う場合には図14の構成を用いる。ここでは説明の便宜上、任意のラックがラック12−1であり、任意のラック12−1内の任意の処理装置が処理装置13−3であるものとする。
先ず、ファン制御を制御サーバ31で行う場合について説明する。任意のラック12−1の任意の処理装置13−3において、制御ユニット16がファン17の故障を検出すると、この制御ユニット16は処理装置13−3の装置状態情報を更新して制御サーバ31にファン故障イベントを送信する。制御サーバ31は、ファン故障イベントに応答して処理装置13−3の制御ユニット16から装置状態情報を取得し、装置状態リストを更新する。制御サーバ31は、更新した装置状態リスト中、ファン17の故障が発生した処理装置13−3と、ラック12−1内のファン動作状況を参照し、ファン停止状態の処理装置を選択して選択した処理装置の制御ユニット16にファン17を動作させる指示を行う。これにより、ファン17が故障した処理装置13−3の冷却を行うだけの冷却風量を確保できる。尚、ファン17が故障した処理装置13−3以外の処理装置13−1,13−2,13−4〜13−Mのファン17が動作中であれば、動作中のファン17のいずれかに高速回転を指示することにより冷却風量を確保する。高速回転を指示するファン17は、例えばファン17が故障した処理装置13−3の近傍の処理装置、或いは、ラック12−1内の上側の処理装置13−1又は下側の処理装置13−M内のファン17である。この場合、ファン17の故障を検出するとラック12−1内の他の処理装置13−1,13−2,13−4〜13−Mのファン17の動作開始或いは高速回転を対応する制御ユニット16に指示することで、個々の処理装置13−1〜13−Mのファン17が冗長化されていなくても、ラック単位での冷却機構の冗長化を実現できる。
次に、ファン制御を制御ユニット16で行う場合について説明する。任意のラック12−1の任意の処理装置13−3において、制御ユニット16がファン17の故障を検出すると、この制御ユニット16は処理装置13−3の装置状態情報を更新してラック12−1の代表の処理装置13−1の制御ユニット16にファン故障イベントを送信する。代表の処理装置13−1の制御ユニット16は、ファン故障イベントに応答して処理装置13−3の制御ユニット16から装置状態情報を取得し、装置状態リストを更新する。代表処理緒装置13−1の制御ユニット16は、更新した装置状態リスト中、ファン17の故障が発生した処理装置13−3と、ラック12−1内のファン動作状況を参照し、ファン停止状態の処理装置を選択して選択した処理装置の制御ユニット16にファン17を動作させる指示を行う。これにより、ファン17が故障した処理装置13−3の冷却を行うだけの冷却風量を確保できる。尚、ファン17が故障した処理装置13−3以外の処理装置13−1,13−2,13−4〜13−Mのファン17が動作中であれば、動作中のファン17のいずれかに高速回転を指示することにより冷却風量を確保する。高速回転を指示するファン17は、例えばファン17が故障した処理装置13−3の近傍の処理装置、或いは、ラック12−1内の上側の処理装置13−1又は下側の処理装置13−M内のファン17である。この場合、ファン17の故障を検出するとラック12−1内の他の処理装置13−1,13−2,13−4〜13−Mのファン17の動作開始或いは高速回転を対応する制御ユニット16に指示することで、個々の処理装置13−1〜13−Mのファン17が冗長化されていなくても、ラック単位での冷却機構の冗長化を実現できる。
図17は、本実施例の処理を説明するフローチャートである。図17中、ステップS41,S42は任意のラック12−1においてファン17の故障が検出される任意の処理装置13−3の制御ユニット16の処理を示し、ステップS51〜S57は制御サーバ31又は任意のラック12−1内の代表の処理装置13−1の制御ユニット16の処理を示す。
ラック12−1の処理装置13−3内の制御ユニット16がファン17の故障を検出すると、ステップS41は処理装置13−3の装置状態情報を更新し、ステップS42は制御サーバ31(又は、ラック12−1の代表の処理装置13−1の制御ユニット16)にファン故障イベントを送信する。
制御サーバ31(又は、代表の処理装置13−1の制御ユニット16)は、ステップS51でファン故障イベントに応答して処理装置13−3の制御ユニット16から装置状態情報を取得し、ステップS52で装置状態リストを更新する。制御サーバ31(又は、代表の処理装置13−1の制御ユニット16)は、ステップS53で更新した装置状態リストを取得し、ステップS54でこの装置状態リスト中、ファン17の故障が発生した処理装置13−3と、ラック12−1内のファン動作状況を参照し、ファン停止状態の処理装置が有るか否かを判定する。ステップS54の判定結果がNOであると、ステップS55で処理装置13−1,13−2,13−4〜13−Mのうち動作中のファン17を有する処理装置のいずれかの制御ユニット16に高速回転を指示することにより冷却風量を確保する。一方、ステップS54の判定結果がYESであると、ステップS56で処理装置13−1,13−2,13−4〜13−Mのうちファン17がファン停止状態の処理装置のいずれかの制御ユニット16にファン17を動作させる指示を行う。これにより、ファン17が故障した処理装置13−3の冷却を行うだけの冷却風量を確保できる。ステップS55又はステップS56の後、ステップS57では一定時間経過後に高速回転を指示されたファン17又は停止状態であったファン17を元の定常状態に戻し、処理は終了する。
次に、本発明の第5実施例における計算機について説明する。本実施例の計算機は、図14と同様の構成を有する。本実施例では、任意のラック12−1において代表の処理装置13−1が図16の処理を実行中にラック12−1内の他の処理装置13−2〜13−Mとの間の通信が何らかの理由で行えない通信不可状態となった場合に、図18に示す処理が行われる。図18は、本実施例の処理を説明するフローチャートである。
図18において、代表の処理装置13−1がその内部での温度異常を検出すると、ステップS61は代表の処理装置13−1の装置状態情報を更新し、ステップS62はラック12−1内の他の処理装置13−2〜13−Mへ温度異常を通知する。ステップS63は、ラック12−1内の各処理装置13−2〜13−Mへの温度異常の通知が成功したか否かを、各処理装置13−2〜13−Mからの応答に基づいて判定する。代表の処理装置13−1と他の処理装置13−2〜13−Mと間の通信が行えず、ステップS63の判定結果がYESであると、処理は後述するステップS67へ進む。
一方、ステップS63の判定結果がNOであると、ステップS64は、代表の処理装置13−1内のファン17が停止中であるか否かを判定する。ステップS64の判定結果がNOであると、ステップS65は、動作中のファン17の高速回転を指示し、処理はステップS67へ進む。ステップS64の判定結果がYESであると、ステップS66は停止中のファン17の動作開始を指示し、処理はステップS67へ進む。ステップS67は、一定時間経過後にステップS65で高速回転を指示された動作中のファン17又はステップS66で動作開始を指示された停止中のファン17を元の定常状態に戻し、処理は終了する。
これにより、ラック12−1内において、代表の処理装置13−1の制御ユニット16による他の処理装置13−2〜13−Mのファン制御が行えない状態であっても、ラック12−1内の冷却条件を保証することができる。
次に、本発明の第6実施例における計算機を説明する。図19は、本発明の第6実施例における計算機を示す図である。図19中、図2と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。本実施例では、上記第2〜第5実施例のいずれかのいて、代表の処理装置13−1の代わりに冷却装置130−1を用いる。尚、制御サーバ31は用いても用いなくても良い。
図19に示すように、冷却装置130−1は、部品群15を有さないことを除けば、基本的には処理装置13−1と同じ構成を有する。冷却装置130−1内のファン17は、任意のラック12−1内の処理装置13−2〜13−Mに共通の冗長ファンとして機能させることもできる。通常運用では冷却装置13−1は稼働させず、各処理装置13−2〜13−Mの制御サーバ16からのファン故障イベントの通知により冷却装置130−1内の制御サーバ31がファン17の故障を検出した場合に、制御サーバ31から冷却装置130−1の制御ユニット16に冷却装置130−1のファン17の動作開始又は高速回転を指示することで、ラック単位での冷却機構の冗長化を実現できる。
同様に、通常運用では冷却装置13−1は稼働させず、各処理装置13−2〜13−Mの制御サーバ16からの異常温度の通知により冷却装置130−1内の制御サーバ31がラック12−1内の異常温度を検出した場合に、制御サーバ31から冷却装置130−1の制御ユニット16に冷却装置130−1のファン17の動作開始を指示することで、ラック単位での冷却機構の冗長化を実現できる。
又、ファン制御に制御サーバ31を用いない場合には、冷却装置130−1の制御ユニット16によりラック12−1内のファン17の故障又は温度異常を検出して、冷却装置130−1内のファン17の動作開始又は高速回転を指示することで、ラック単位での冷却機構の冗長化を実現できる。
本発明は、ラックに搭載された装置をファンにより冷却する構成の計算機等に適用可能である。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。

Claims (3)

  1. 複数のラックを有し、各ラックにはファンを有する複数台の処理装置が搭載される計算機の冷却方法であって、
    各ラック内で前記複数台の処理装置を当該ラックの垂直方向にスタックした状態で搭載し、
    各ラック内で前記垂直方向に冷却風が流れるように前記複数台の処理装置のうち少なくとも1台の処理装置のファンを動作させて、当該ラックに搭載された前記複数台の処理装置の冷却をラック単位で制御し、
    ファンが故障した処理装置からの故障通知に応答して、
    停止中のファンを有する、前記ファンが故障した処理装置以外の処理装置があれば、前記ファンが故障した処理装置以外の当該処理装置のファンに動作開始指示を行い、
    停止中のファンを有する、前記ファンが故障した処理装置以外の処理装置がなければ、動作中のファンを有する処理装置に当該動作中のファンの高速回転の指示を行う
    処理を、ラック単位で行うことを特徴とする、冷却方法。
  2. 複数のラックと、
    各ラックの垂直方向にスタックした状態で搭載された、ファンを有する複数台の処理装置と、
    各ラック内で前記垂直方向に冷却風が流れるように前記複数台の処理装置のうち少なくとも1台の処理装置のファンを動作させて、当該ラックに搭載された前記複数台の処理装置の冷却をラック単位で制御する制御手段を備え
    前記制御手段は、ファンが故障した処理装置からの故障通知に応答して、
    停止中のファンを有する、前記ファンが故障した処理装置以外の処理装置があれば、前記ファンが故障した処理装置以外の当該処理装置のファンに動作開始指示を行い、
    停止中のファンを有する、前記ファンが故障した処理装置以外の処理装置がなければ、動作中のファンを有する処理装置に当該動作中のファンの高速回転の指示を行う
    処理を、ラック単位で行うことを特徴とする、計算機。
  3. 前記制御手段は、
    各ラック内の前記複数台の処理装置から取得され前記複数台の処理装置のファンの稼働状態を示す装置状態情報を格納し、格納した装置状態情報に基づいて前記複数台の処理装置の冷却をラック単位で制御し、
    前記故障通知に応答して、前記ファンが故障した処理装置の装置状態情報を更新し、
    前記更新した装置状態情報に基づいて、停止中のファンを有する、前記ファンが故障した処理装置以外の処理装置の有無を判定することを特徴とする、請求項記載の計算機。
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