JP5278196B2 - 画像形成装置および画像形成プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式を用いた画像形成装置および画像形成プログラムに関する。
従来、画像形成装置によって形成される画像の濃度は、種々の影響を受けて変化するため、像担持体上に濃度測定用パッチ(以下、パッチパターンと記述する)を形成し、そのパッチパターンの画像濃度を測定することで現像特性を取得し、その現像特性に応じて画像濃度に影響を与える現像バイアスや露光量等の作像条件を調整して画像濃度を安定化させる濃度調整技術が知られている。
濃度調整を行う場合、パッチパターンを形成してから、画像濃度を検出するまで、ユーザが印刷できないダウンタイムが発生する問題があった。この問題に対する従来の方法としてつぎの3つの方法(1)〜(3)が知られている。(1)定着装置が所定の温度に立ち上がるまでのウォーミングアップ時間を利用して、濃度調整を行う方法(たとえば、特許文献1参照)、(2)定着装置が所定の温度に立ち上がるまでのウォーミングアップ時間内に実行可能なエージング動作を行う方法(たとえば、特許文献2参照)、(3)レーザパワーの値をいくつか変更してパッチパターンを形成し、このパッチパターンの濃度情報を取得して、定着装置が所定の温度に立ち上がるまでのウォーミングアップ時間内に、実行可能な濃度調整方法を選択する方法(たとえば、特許文献3参照)、がある。
しかしながら、上記に示されるような従来の方法にあっては、以下に示すような課題があった。上記(1)の方法は、定着のウォーミングアップ時間が短い場合、濃度調整に起因するダウンタイムが発生する。上記(2)の方法は、濃度調整に起因するダウンタイムは発生しないが、現像剤の帯電量以外の濃度制御因子を調整できない。上記(3)の方法は、濃度調整に起因するダウンタイムが発生せず、現像剤の帯電量以外の濃度制御因子も調整できるが、予め用意した選択肢の中からパッチパターン形成条件を選択する方式を採っているため、限られた時間内で精度良く現像特性を得ることが難しい。
ここでなぜ、予め用意した選択肢の中からパッチパターン形成条件を選択すると、限られた時間内で精度良く現像特性を得ることが難しくなるかについて説明する。限られた時間内でパッチパターンを形成するには、パッチ数を減らすしかない。しかし、現像特性(レーザパワーと濃度の関係)は非線形になることもあり、精度の良い現像特性を得るには狙いとする濃度近傍のパッチパターンを形成する必要がある。特許文献3では、パッチパターン形成条件として単純にレーザパワーの値をいくつ用意するかしか検討されておらず、このように予め用意された固定のパッチパターン形成条件から選択しても、狙いとする濃度近傍のパッチパターンは形成することは難しいものとなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、所定時間内で、狙いとする濃度近傍の現像特性を効率良く測定することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、像担持体上に複数のパッチパターンを作像し、作像された前記パッチパターンの濃度測定の結果に基づいて記憶手段に記憶されているパッチパターンの作像条件を更新する画像形成装置であって、前記パッチパターンの形成に要する割当可能な時間である割当時間を算出するパッチパターン形成割当時間算出手段と、前記パッチパターン形成割当時間算出手段で算出した割当時間内に形成可能なパッチパターン数から前記割当時間内で形成可能なパッチパターンの最大パッチ長を算出する最大パッチ長算出手段と、前記画像形成装置周辺の温度である環境温度と前記記憶手段に記憶されている作像条件を設定した際の環境温度との変化量を予め設定される閾値とを比較し、比較結果に応じてパッチパターンの作像条件を新たに設定するパッチ形成条件設定手段と、を備え、前記パッチ形成条件設定手段は、前記変化量が前記閾値より小さい場合には前記記憶手段に記憶されている前回更新した作像条件の近傍領域を前記最大パッチ長で作像するパッチパターンの作像条件として新たに設定し、前記変化量が前記閾値より大きい場合には前記画像形成装置で設定可能な作像条件の全範囲を前記最大パッチ長で作像するパッチパターンの作像条件として新たに設定することを特徴とする。
本発明は、濃度調整に起因するダウンタイムがなく、所定時間内で、狙いとする濃度近傍の現像特性を効率良く測定することができるという効果を奏する。
図1は、この実施の形態にかかる画像形成装置の概略構成を示す説明図である。 図2は、この実施の形態にかかる画像形成装置の基本的な電気的構成を示すブロック図である。 図3は、転写ベルト上に形成されるパッチパターンを示す説明図である。 図4は、この実施例1にかかる画像形成装置の濃度調整処理を示すフローチャートである。 図5は、パッチパターン形成の割当時間算出処理を示すフローチャートである。 図6は、定着ウォーミングアップ時間を格納したテーブル値を示す図表である。 図7は、給紙時間と定着ウォーミングアップ時間との関係を示す説明図である。 図8は、現在の作像条件近傍の現像特性を得る各パッチの形成条件の算出処理を示すフローチャートである。 図9は、作像条件全域の現像特性を得る各パッチの形成条件の算出処理を示すフローチャートである。 図10は、この実施例2にかかる画像形成装置の濃度調整処理を示すフローチャートである。 図11は、実施例2の現在の作像条件近傍の現像特性を得る各パッチの形成条件の算出処理を示すフローチャートである。 図12は、各色のパッチ形成時のレーザパワーを規定のパッチ濃度間隔毎に設定することを示すグラフである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置および画像形成プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
先ず、本発明を適用した画像形成装置の基本的な構成を説明する。
図1は本発明を適用した画像形成装置の一実施の形態にかかる概略構成を示す図である。図1に示す画像形成装置は、像担持体としての転写ベルト105に沿って各色のプロセスカートリッジ(106Bk、106M、106C、106Y)が並べられた構成、つまり転写ベルト105に沿って各プロセスカートリッジが対向して配置された構成を備えるものであり、いわゆる、タンデムタイプといわれる画像形成装置である。転写ベルト105は図1でいうと反時計回りに回転し、回転方向の上流側から順に、複数のプロセスカートリッジ(電子写真プロセス部)106Bk、106M、106C、106Yが配列されている。これら複数のプロセスカートリッジ106Bk、106M、106C、106Yは、形成するトナー画像の色が異なるだけで内部構成は共通である。プロセスカートリッジ106Bkはブラックの画像を、プロセスカートリッジ106Mはマゼンタの画像を、プロセスカートリッジ106Cはシアンの画像を、プロセスカートリッジ106Yはイエローの画像をそれぞれ形成する。
プロセスカートリッジ(106Bk、106M、106C、106Y)は、感光体(109Bk,M,C,Y)と、その他の幾つかの装置とを1つのユニットとして共通の支持体に支持するものであり、本装置に対して着脱可能になっている。ブラック用のプロセスカートリッジ106Bkを例にすると、感光体109Bkの他、1次転写ニップ部を通過した後の感光体109Bkの表面に付着している転写残トナーをクリーニングするクリーナーブレード113Bkも有している。また、クリーニング後の感光体109Bk表面を除電する図示しない除電装置や、除電後の感光体109Bk表面を一様帯電せしめる帯電手段としての帯電器110Bkなども有している。他色用のプロセスカートリッジ(106M、106C、106Y)も、取り扱うトナーの色が異なる他は、ほぼ同様の構成になっている。なお、露光器111は、各プロセスカートリッジ(106Bk、106M、106C、106Y)が形成する画像色に対応する露光光であるレーザ光(114Bk、114M、114C、114Y)を、それぞれ対応するプロセスカートリッジの感光体(109Bk、109M、109C、109Y)に照射する。
また、図1において、プロセスカートリッジ106Bk内には、トナーを撹拌するパドル106a、トナーを供給する供給ローラ106b、トナー層を一定厚にする現像ブレード106cが配置されている。また、図1の符号119は搬送ローラ、符号120はレジストセンサ、符号121は搬送路センサ、符号123は排紙センサ、符号125は転写後の転写ベルト105上の残トナーを除去する中間ベルトクリーナ、符号130は転写後の感光体および転写ベルト105上の残トナーを回収し収納する廃トナーボックス、符号131は廃トナーボックス130内の廃トナーの満杯検知を行なう廃トナーフル検知センサである。
転写ベルト105は、回転駆動される2次転写駆動ローラ107と転写ベルトテンションローラ108とに巻回されたエンドレスのベルトである。この2次転写駆動ローラ107は、不図示の駆動モータにより回転駆動させられ、この駆動モータと、2次転写駆動ローラ107と、転写ベルトテンションローラ108とが、転写ベルト105を移動させる駆動手段として機能する。
以下の説明では、プロセスカートリッジ106Bkについて具体的に説明するが、他のプロセスカートリッジ106M、106C、106Yはプロセスカートリッジ106Bkと同様であるので、そのプロセスカートリッジ106M、106C、106Yの各構成についての説明は省略する。
画像形成に際し、感光体109Bkの外周面は、暗中にて帯電器110Bkにより一様に帯電された後、露光器111からのブラック画像に対応したレーザ光114Bkにより露光され、静電潜像を形成される。現像器112Bkは、この静電潜像をブラックトナーにより可視像化する。このことにより感光体109Bk上にブラックのトナー画像が形成される。
このトナー画像は、感光体109Bkと転写ベルト105とが接する位置(一次転写位置)で、一次転写ローラ115Bkの働きにより転写ベルト105上に転写される。この転写により、転写ベルト105上にブラックのトナーによる画像が形成される。トナー画像の転写が終了した感光体109Bkは、外周面に残留した不要なトナーをクリーナーブレード113Bkにより払拭された後、次の画像形成のために待機する。
以上のように、プロセスカートリッジ106Bkで転写ベルト105に転写されたブラックの画像は、転写ベルト105によって次のプロセスカートリッジ106Mに搬送される。プロセスカートリッジ106Mでは、プロセスカートリッジ106Bkでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体109M上にマゼンタのトナー画像が形成され、そのトナー画像が転写ベルト105上に形成されたブラックの画像に重畳されて転写される。
転写ベルト105は、さらに次のプロセスカートリッジ106C、106Yに搬送され、同様の動作により、感光体109C上に形成されたシアンのトナー画像と、感光体109Y上に形成されたイエローのトナー画像とが、転写ベルト上に重畳されて転写される。こうして、転写ベルト105上にフルカラーのトナー画像が形成される。
なお、画像形成に際して、ブラックのみの印刷の場合は一次転写ローラ115M、一次転写ローラ115C、一次転写ローラ115Yは、それぞれ感光体109M、感光体109C、感光体109Yから離間された位置に退避し、前述の画像形成プロセスをブラックの場合のみ行う。
転写ベルト105の下方には、給紙トレイ101a,b、給紙ローラ102a,b、レジストローラ103などを有する給紙手段が設けられている。また、2次転写駆動ローラ107に対向するように2次転写ローラ116を備えている。ここで、2次転写駆動ローラ107は、2次転写ローラ116との間に転写ベルト105を挟み込んで2次転写ニップ部を形成している。さらに、2次転写ニップ部の上方には、定着器122、排紙ローラ118などを備えている。
給紙トレイ101a,bは、記録媒体としての用紙104を複数枚重ねて収納しており、一番上の用紙104には給紙ローラ102a,bが当接している。給紙ローラ102a,bは、図示しない駆動手段によって回転し、一番上の用紙104の先端をレジストローラ103に突き当てた状態で回転を一旦停止させる。そして、用紙104を適切なタイミングで転写バイアスが印加された2次転写ニップ部に向けて送り出す。転写ベルト105上に形成されたトナー画像は、この2次転写ニップ部で用紙104に転写される。2次転写ニップ部を通過した後の転写ベルト105には、用紙104に転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、中転ベルトクリーナ125によってクリーニングされる。
2次転写ニップ部を通過した用紙104は、定着器122の定着ローラと加圧ローラ間を通過する際の熱と圧力の作用により、表面に転写されたトナー画像が定着される。その後、用紙104は、排紙ローラ118によって機外へと排出される。
つぎに、本発明を適用した画像形成装置の基本的な電気的構成を、図2に示すブロック図を用いて説明する。この画像形成装置はCPU10、画像メモリ20、I/O(入出力部)30、I/F(インターフェース部)40、ROM50、RAM60、操作パネル70、等を備えている。CPU10はROM50に記憶されたプログラムに従い、画像形成装置を構成する各部を制御する。画像メモリ20は印刷データに含まれる画像データを一時的に記憶する。I/O30は画像形成部やセンサなどの電装品の入出力を制御する。I/F40は装置とケーブルなどで接続されたパーソナルコンピュータやサーバなどから印刷データやユーザへの問い合せ応答を受け取る。ROM50は装置全体を制御するためのプログラムを記憶する。RAM60は装置に関する各種情報を一時的に記憶する。操作パネル70はユーザが装置の状態把握や、装置の動作変更を設定するための手段である。I/O30には各センサ群が接続され、このセンサには後述するフォトセンサ117、環境センサ80を設けている。
フォトセンサ117は転写ベルト105に対向して配置されている。フォトセンサ117は転写ベルト105に向けて光を投射するLED(発光ダイオード)と転写ベルト105の反射光を受光するフォトダイオードによる対をなしている。
また、環境センサ80は、装置周辺の温度検出および湿度検出を行うものである。温度検出には、異種金属どうしあるいは金属と半導体どうしを接合した接点に発生する熱起電力を信号として取り出す熱電対方式、金属あるいは半導体の抵抗率が温度によって変化することを利用した抵抗率変化素子、また、ある種の結晶では温度が上昇したことにより結晶内の電荷の配置に偏りが生じ表面に電位発生する焦電型素子、さらには、温度による磁気特性の変化を検出する熱磁気効果素子などを採用することができる。湿度検出には、H2OあるいはOH基の光吸収を測定する光学的測定法、水蒸気の吸着による材料の電気抵抗値変化を測定する湿度センサ等がある。
続いて、本発明を適用した画像形成装置における画像濃度調整の詳細を説明する。電子写真方式の画像形成装置においては、温度・湿度などの環境変化や経時劣化などの影響により、画像の濃度が変動してしまう。そのため、所定のタイミングで画像変動に対して濃度の補正を行う必要がある。ここで、所定のタイミングとは、主電源の投入時、待機状態のまま所定時間経過した時、所定枚数以上のプリント処理実行時、や温度や湿度の変化時等が考えられる。
ここで、具体的に濃度調整の方法について説明する。濃度調整を行うべき所定のタイミングになったと判断した場合、まず、感光体109Bk、109M、109C、109Yを回転させることで、感光体の表面を一様に帯電する。そして、出力パワーを徐々に大きくしながらレーザ光114Y、114C、114M、114Bkを感光体(109Bk、109M、109C、109Y)に夫々照射し、パッチパターン用の静電潜像を各感光体上に形成する。感光体上に形成された静電潜像は、現像器112Y、112C、112M、112Bkで現像され、転写ベルト105上にパッチパターンが形成される。図3に転写ベルト105上に形成されるパッチパターンを示す。本実施の形態においては、図3に示すように、濃度の異なるパッチパターンを各色7個づつ転写ベルト105上に形成する。転写ベルト105上に形成されたパッチパターンは、転写ベルト105の無端移動に伴って反射型のフォトセンサ117との対向位置まで搬送される。フォトセンサ117は、転写ベルト105上に光を照射し、転写ベルト105上に形成されているパッチパターンからの反射光の光量(以下、「反射量」という)を検知する。検知された反射量は、トナーの付着量に変換され、各色の濃度パターンデータとして蓄積される。つぎに濃度パターンデータから、レーザパワーとトナー付着量の近似式を算出する。最後に近似式から狙いとなるトナー付着量が得られるレーザパワーを決定し、補正された画像形成条件として設定する。また、フォトセンサ117との対向位置を通過したパッチパターンは、中転ベルトクリーナ125によってクリーニングされる。
(実施例1)
図4に実施例1にかかる濃度調整のメイン処理のフローチャートを示す。この濃度調整処理はCPU10によって実行される。先ず、濃度調整処理の開始を判断し(ステップS401)、濃度調整処理の開始であれば、パッチパターン形成割当時間算出(図5参照)を実行する(ステップS402)。
ここで、図4のステップS402におけるパッチパターン形成割当時間算出の詳細な動作のフローチャートを図5に示す。まず、給紙ローラから2次転写ローラ116まで用紙104を搬送ための時間(以下、「給紙時間」という)を取得する。ここで、給紙ローラから2次転写ローラ116までの距離は用紙の給紙元によって異なるため、給紙元によって給紙時間が変動する。したがって、給紙元が給紙トレイ101a(上段)であるか否かを判断する(ステップS501)。そして、次印刷ジョブの給紙元が給紙トレイ101a(上段)の場合(判断Yes)は、給紙ローラ102aから2次転写ローラ116までの距離を用紙搬送速度で割ることで、給紙時間を算出する(ステップS502)。一方、次印刷ジョブの給紙元が給紙トレイ101b(下段)の場合(判断No)は、給紙時間を給紙ローラ102bから2次転写ローラ116までの距離を用紙搬送速度で割ることで、給紙時間を算出する(ステップS503)。
また、上記のように給紙時間を算出するのではなく、予めROM内に値を格納しておく構成であってもよい。なお、その場合は紙種によっては搬送速度が異なる(例えば厚紙は定着で十分に加熱できるよう普通紙より搬送速度が遅い)ので、給紙元と紙種をパラメータとした給紙速度を格納しておく必要がある。
つぎに、定着器122内の定着ローラの定着温度を複写機等で一般的に用いられているサーミスタ(不図示)によって測定し(ステップS504)、測定された定着温度(以下、「定着測定温度」という)に基づいて定着器122が所定の温度に達するまでのウォーミングアップ時間(これを単に定着ウォーミングアップ時間と記述し、また図では「定着WUP時間」と記述する)を算出する。
ここで、定着器122の加熱能力をQ1[Kcal/s]、定着器122(実際には定着ローラ)を1℃上昇させるために必要な熱容量をQ2[kcal/℃]、印刷可能となる定着目標温度をH1[℃]、定着測定温度をH2[℃]とすると、定着ウォーミングアップ時間=(H1−H2)×Q2/Q1より算出する(ステップS505)。また、本実施例では、数式から定着ウォーミングアップ時間を算出したが、図6に示すようなテーブル値をROMに格納しておき、テーブル値から定着ウォーミングアップ時間を得る方法を採用しても良い。
つぎに、給紙時間と定着ウォーミングアップ時間とを比較する(ステップS506)。この給紙時間と定着ウォーミングアップ時間との関係を図7に示す。この図7において(A)給紙時間が定着ウォーミングアップ時間(立ち上げ時間)より大きい場合、(B)給紙時間が定着ウォーミングアップ時間以下の場合について示している。給紙時間が定着ウォーミングアップ時間より長い場合(判断Yes)、最上流感光体(Bk)の露光位置から2次転写ローラ116までの距離をD1[mm]、2次転写ローラ116から定着器112の定着ローラまでの距離をD2[mm]、転写ベルト105の線速、および2次転写ローラ116の表面速度をV1[mm/sec]とすると、パッチパターン形成割当時間=給紙時間―(D1+D2)/V1より、パッチパターン形成割当時間を算出する(ステップS507)。なお、このD1,D2については図1に示す。
つまり、給紙ローラから2次転写ローラ116まで用紙を搬送するまでに要する時間(給紙時間−D2/V1)と、1次転写ニップ部から2次転写ニップ部まで画像が搬送されるまでの時間(D1/V1)(以下、「2次転写時間」という)との差分を求める(図7参照)。
ここで、上述したパッチパターン形成割当時間とは、濃度調整に起因するダウンタイムが発生しない、パッチパターン形成時間といえる。例えば、給紙時間が定着ウォーミングアップ時間より長い場合、給紙開始から用紙先端が2次転写ローラ116に到達するまでの時間(給紙時間)を5秒、露光開始から形成された画像の先端が2次転写ローラ116に到達するまでの時間(D1/V1)を3秒とすると、2秒の余剰時間があることになる。すなわち、給紙開始から2秒後に露光を開始すれば良いため、この時間内でパッチパターンを形成しても濃度調整に起因するダウンタイムは発生しない。
一方、ステップS506において定着ウォーミングアップ時間が給紙時間より長い場合(判断No)は、2次転写ローラ116〜定着器122内の定着ローラまでの距離をD2とし、パッチパターン形成割当時間=定着ウォーミングアップ時間―(D1+D2)/V1より、パッチパターン形成割当時間を算出する(ステップS508)。
例えば、定着ウォーミングアップ時間が10秒、2次転写時間(D1/V1)が3秒、用紙先端を2次転写ローラ116から定着器122の定着ローラまで搬送する時間(D2/V1)が1秒である場合、定着器122のウォーミングアップ開始から6秒後に印刷画像データの露光を開始すれば良いため、この時間内でパッチパターンを形成しても濃度調整に起因するダウンタイムは発生しない。
以上の処理により、パッチパターン形成割当時間を算出する。
図4に戻り、ステップS403では、パッチ形成最短実行時間の算出を行う)。パッチ形成最短実行時間は、濃度調整に最低限必要なパッチパターンを形成した場合の消費時間から算出する。ここでパッチパターンの、基準パッチ長をD3[mm]、パッチ間隔をD4[mm]、濃度調整時に現像特性を得る上で最低限必要な1色当たりのパッチ形成数をN1[個]とすると、パッチ形成最短実行時間=(D3+D4)×N1×4/V1より算出する。
このように、濃度調整を適切に行う上で最低限必要なパッチパターン形成最短時間を算出し、パッチパターン形成割当時間より短い場合は、パッチパターンを形成せずに濃度調整を中止することで無駄なトナー消費を防止することができる。
なお、この実施の形態における現像特性は、レーザ光114のパワー(以下、「レーザパワー」という)と形成されるトナー画像の濃度との関係とする。現像特性を得る方法は、レーザパワーを変えてパッチパターンを形成し、パッチパターンのトナー濃度を測定することで、レーザパワーとトナー濃度の関係をモデル化する。実際は最小2乗法で数式化する。また、最低限必要な1色あたりのパッチ形成数は、求めるのではなく、決めておく数値であり、非線形特性に対応するためにも実際には3が良い。
つぎに、パッチ形成最短実行時間とパッチパターン形成割当時間とを比較する(ステップS404)。パッチ形成最短実行時間がパッチパターン形成割当時間より長い場合は、濃度調整を実行しない。パッチパターン形成割当時間がパッチ形成最短実行時間より長い場合は、1色当たりのパッチ形成数の算出を行う(ステップS405)。ここで、パッチパターン形成割当時間をT1[sec]とすると、1色当たりのパッチ形成数=T1×V1/{(D3+D4)×4}の商より1色あたりのパッチ形成数を算出する。なお、ここでは商とは上式から得られる整数のことを指し、小数点以下を切り捨てる意味で商とした。
つぎに、最適パッチ長は、1色当たりのパッチ形成数をN2[個]とすると、最適パッチ長={(T1×V1)―D4×N2×4}/N2により算出する(ステップS406)。
最適パッチ長として、パッチ間隔D4を空けてパッチ長を最大にすることができる。同じレーザパワーでパッチを形成しても実際にはパッチのどの部分を計測するかによって濃度が異なる(パッチ内にも濃度ムラがある)。よって、パッチの濃度を計測するときは、フォトセンサ117で同一パッチを複数回サンプリングし測定値を平均化することで精度が上がる。したがって、パッチ長が大きいほど複数回サンプリングでき精度が上がる。
すなわち、濃度調整を適切に行う上で最低限必要な基準パッチ長とパッチ間隔から1色当たりのパッチ数を算出することで、パッチパターン形成割当時間内にパッチパターンを形成することができる。また、パッチパターン形成割当時間に合わせてパッチ長を伸長することで、パッチ濃度にムラがあっても精度良くパッチパターンのトナー濃度を測定することができる。
つぎに、環境センサ80により現在の環境温度を測定し(ステップS407)、この測定した環境温度と前回の作像条件を更新したときの環境温度との差異を算出する。ここで、環境温度とは、装置周辺の雰囲気温度のことである。つぎに、前回の作像条件更新時の環境温度と現在の環境温度との差異が予め設定される作像条件の変動の閾値より小さいか否かを判断する(ステップS408)。上記差異が予め設定される上記閾値より小さい場合は、現在の作像条件の確度が高いと評価し、現在の作像条件近傍の現像特性を得る各パッチの形成条件の算出を行う(ステップS409)。一方、上記差異が予め設定される上記閾値より大きい場合は、現在の作像条件の確度が低いと評価し、後述する全域特性パッチ形成条件の算出を行う(ステップS410)。このステップS409あるいはステップS410の処理を実行した後、その作像条件にしたがい、前記ステップS406で求めた最大パッチ長でのパッチパターンを作像し、その作像したパッチパターンのトナー濃度測定を行う(ステップS411,S412)。トナー濃度の調整に成功したならば、その作像条件および現像特性を更新し、またこの場合の環境温度を保存する(ステップS413、S414,S415)。
したがって、前回の作像条件(本実施例でレーザパワー値)の変更により濃度調整を行なったときの環境温度と現在の環境温度との差分から、現在の作像条件の確度を評価することができる。
上記作像条件の確度とは、作像条件の変化量の大きさを推定したものである。前回濃度調整した時点の環境温度と現在の環境温度との差が小さければ、最適作像条件は現在の作像条件の近傍にあるので確度が高いとする。その詳細なフローチャートを図8に示す。各色のパッチ形成時のレーザパワーは、現在の印刷画像作像時のレーザパワーを中心に、規定のパッチLP間隔毎に設定する。
図8は、各色パッチパターンのそれぞれのパッチを形成するときのレーザパワーの算出処理を示すフローチャートである。この処理はCPU10によって色(Bk,M,C,Y)ごとに行なわれる。注目色を設定し(ステップS701)、その色の現在の印刷画像形成時のレーザパワー(LP)を第1パッチ形成時レーザパワー(LP)とし(ステップS702)、i=2とする(ステップS703)。iが偶数であるか否かを判断し(ステップS704)、iが偶数であれば(判断Yes)、第[i]パッチ形成時レーザパワー(LP)を第1パッチ形成LP−パッチLP間隔×jとする(ステップS705)。一方、ステップS704においてiが偶数でなければ(判断No)、第[i]パッチ形成時レーザパワー(LP)を第1パッチ形成LP+パッチLP間隔×jとし(ステップS706)、jを一つインクリメントする(ステップS707)。ステップS705あるいはステップS707を実行した後、iを一つインクリメントし(ステップS708)、i>1色当たりのパッチ数であるか否かを判断する(ステップS709)。ここでi>1色当たりのパッチ数でなければ(判断No)、ステップS704に戻り、i>1色当たりのパッチ数であれば(判断Yes)、第[i]パッチ形成時レーザパワー(LP)〜第[1色当たりのパッチ数]パッチ形成LPを注目色のパッチパターン形成条件にする(ステップS710,S711)。
すなわち、図8のフローチャートでは現在の作像条件の近傍特性を得ることを目的としているため、現在の印刷画像形成時における各色のレーザパワー(LP)が、パッチパターン形成時のレーザパワーの中央値になるように算出している。例えばイエローについて、現在の印刷画像形成時のレーザパワーを200W、1色当たりのパッチ数を5、パッチLP間隔を10wとすると、イエローの近傍特性パッチ形成条件算出結果は以下のようになる。
第1パッチ形成LP=200W (現在の印刷画像形成時のレーザパワーが中央値になっている)
第2パッチ形成LP=190W (第1パッチ形成LP−パッチLP間隔×1より算出)
第3パッチ形成LP=210W (第1パッチ形成LP+パッチLP間隔×1より算出)
第4パッチ形成LP=180W (第1パッチ形成LP−パッチLP間隔×2より算出)
第5パッチ形成LP=220W (第1パッチ形成LP+パッチLP間隔×2より算出)
したがって、現在の作像条件との差分が小さい順に閾値間隔毎の作像条件を算出してパッチ形成条件とすることで、現在の作像条件近傍の現像特性を精度良く検知することができる。すなわち、ここでは現在のレーザパワーの値(=200W)が最適なトナー濃度値を得る値に近いとして、この値を中心とした作像条件(LP値180W〜220W)を得る。
さて、差異が閾値以上の場合(図4のステップS408の判断No)は、現在の作像条件の確度が低いと評価し、作像条件全域、すなわち各色のパッチ形成時のレーザパワーを、パッチ形成の有効レーザパワー最小値から有効レーザパワー最大値までを1色当たりのパッチ数で等間隔に割り振った数値に設定したときの現像特性を得るように各パッチの形成条件の算出を行う。その詳細なフローチャートを図9に示す。この処理はCPU10によって色(Bk,M,C,Y)ごとに行なわれる。注目色を設定し(ステップS801)、その色の現在の印刷画像形成時の有効レーザパワー(LP)の最小値を第1パッチ形成時レーザパワー(LP)とし(ステップS802)、i=2とする(ステップS803)。第[i]パッチ形成時レーザパワー(LP)を第1パッチ形成LP+(有効LP最大値―有効LP最小値)/(1色当たりのパッチ数−1)×(i−1)とする(ステップS804)。iを一つインクリメントし(ステップS805)、i>1色当たりのパッチ数であるか否かを判断する(ステップS806)。ここでi>1色当たりのパッチ数でなければ(判断No)、ステップS804に戻り、i>1色当たりのパッチ数であれば(判断Yes)、第[i]パッチ形成時レーザパワー(LP)〜第[1色当たりのパッチ数]パッチ形成LPを注目色のパッチパターン形成条件にする(ステップS807,S808)。
上述したように、各色のパッチ形成時のレーザパワーは、パッチ形成の有効レーザパワー最小値から有効レーザパワー最大値までを1色当たりのパッチ数で等間隔に割り振った数値に設定する。なお、本実施例ではパッチ形成条件(作像条件)としてレーザパワー(露光光量)に注目したが、現像バイアス等の現像ポテンシャルを決定するパラメータでも良い。また、作像条件の確度を前回の作像条件の更新時からの環境温度の差異から評価したが、環境湿度の差異や累積印字枚数の差異、感光体走行距離の差異、現像器の交換の有無等から評価することも可能である。
つぎに上述した図8または図9の処理において算出したパッチ形成条件でパッチパターンを形成し、そのトナー濃度を測定する。トナー濃度の測定結果から現像特性を取得し印刷画像形成時の作像条件を算出する。算出した作像条件が有効であれば、濃度調整成功とし、作像条件と現像特性を保存する。算出した作像条件が無効であれば、濃度調整失敗とし、濃度調整を中止する。つぎに、濃度調整成功時の環境温度を保存して、濃度調整を終了し、最初に戻る(図4のステップS411〜S415参照)。
したがって、上述した実施の形態によれば、濃度調整時に現在の作像条件の確度を評価し、確度が高い場合は、所定時間内で現在の作像条件近傍の現像特性を得る最適なパッチパターンのパッチ数・パッチ長・作像条件を算出し、確度が低い場合は、作像条件全域の現像特性を得る最適なパッチパターンのパッチ数・パッチ長・作像条件を算出し、パッチパターンを形成することで、濃度調整に起因するダウンタイムがなく、所定時間内で精度良く濃度調整することができる。
(実施例2)
つぎに、上述した実施例1とは異なる実施例2について図10〜図12を参照し、説明する。図10は、実施例2にかかる濃度調整処理例を示すフローチャートである。なお、この動作はCPU10によって実行される。なお、本実施例は、実施例1の構成の一部を変更したものであるため、同一部分の重複説明は省略する。
図10に示すフローチャートのステップS901〜S904では図4のステップS401〜S404と同様の処理を実行する。ステップS904において判断Noの場合、さらに操作パネル70の所定のキー(不図示)のユーザ操作によりダウンタイムが許可されているか否かを判断し(ステップS905)、ダウンタイムが許可されていれば、パッチパターン形成割当時間=パッチパターン形成最短実行時間とする(ステップS906)。このステップS906を実行した後あるいはステップS904において判断Yesの場合、図4のステップS405以降と同様の処理を実行する(ステップS907〜S917)。
このように図10では、パッチ形成最短実行時間とパッチパターン形成割当時間を比較し、パッチ形成最短実行時間が長い場合は、ユーザが濃度調整に起因するダウンタイムを許可しているかを確認する。許可していない場合は、濃度調整を中止する。許可している場合は、パッチパターン形成割当時間をパッチ形成最短実行時間として、1色当たりのパッチ形成数算出に進む。
したがって、ユーザが濃度調整に起因するダウンタイムを許可する場合は、パッチパターン割当時間をパッチパターン形成最短実行時間まで延長することで濃度調整することができる。
現在の作像条件近傍の現像特性を得る各パッチの形成条件の詳細な処理を図11のフローチャートに示す。この処理はCPU10によって色(Bk,M,C,Y)ごとに行なわれる。この図11のフローチャートにおいて、注目色を設定し(ステップS1001)、(目標濃度−b)/aを第1パッチ形成におけるレーザパワーに設定し(ステップS1002)、i=2にして(ステップS1003)、iが偶数であるか否かを判断する(ステップS1004)。ステップS1004において判断Yesの場合、第[i]パッチ形成LP={(目標濃度−b)−パッチ濃度間隔×j}/aとする(ステップS1005)。一方、ステップS1004において判断Noの場合、第[i]パッチ形成LP={(目標濃度−b)+パッチ濃度間隔×j}/aとする(ステップS1006)。ステップS1005あるいはステップS1006を実行した後、図4と同様の処理を実行する(ステップS1007〜S1011)。
図12に上述した図10の処理例を示す。図12のグラフに示すように、前回作像条件更新時の現像特性近似式を用いて目標付着量となるレーザパワーを中心に、各色のパッチ形成時のレーザパワーを規定のパッチ濃度間隔毎に設定する。
したがって、前回濃度調整成功時の現像特性に基づき目標付着量との差分が小さい順に閾値間隔毎の作像条件を算出してパッチ形成条件とすることで、現在の作像条件近傍の現像特性を精度良く検知することができる。また、作像条件の下限値から上限値までをパッチ数で等間隔に分割してパッチ形成条件とすることで、作像条件有効範囲全域の現像特性を精度良く検知することができる。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更実施が可能である。
以上のように、本発明にかかる画像形成装置および画像形成プログラムは、電子写真方式の複写機プリンタなどの画像形成装置に有用であり、特に、感光体または転写ベルト上に形成したパッチパターンの画像濃度から現像特性を取得して適性な作像条件に設定する装置や方法などに適している。
80 環境センサ
101 給紙トレイ
102a,b 給紙ローラ
103 レジストローラ
104 用紙
105 転写ベルト
106 プロセスカートリッジ
107 2次転写駆動ローラ
108 転写ベルトテンションローラ
109Bk,M,C,Y 感光体
110 帯電器
111 露光器
112 現像器
114 レーザ光
116 2次転写ローラ
117 フォトセンサ
118 排紙ローラ
122 定着器
特開平8−95460号公報 特許第3924375号公報 特開2002−116586号公報

Claims (14)

  1. 像担持体上に複数のパッチパターンを作像し、作像された前記パッチパターンの濃度測定の結果に基づいて記憶手段に記憶されているパッチパターンの作像条件を更新する画像形成装置であって、
    前記パッチパターンの形成に要する割当可能な時間である割当時間を算出するパッチパターン形成割当時間算出手段と、
    前記パッチパターン形成割当時間算出手段で算出した割当時間内に形成可能なパッチパターン数から前記割当時間内で形成可能なパッチパターンの最大パッチ長を算出する最大パッチ長算出手段と、
    前記画像形成装置周辺の温度である環境温度と前記記憶手段に記憶されている作像条件を設定した際の環境温度との変化量を予め設定される閾値とを比較し、比較結果に応じてパッチパターンの作像条件を新たに設定するパッチパターン形成条件設定手段と、
    を備え、
    前記パッチパターン形成条件設定手段は、前記変化量が前記閾値より小さい場合には前記記憶手段に記憶されている前回更新した作像条件の近傍領域を前記最大パッチ長で作像するパッチパターンの作像条件として新たに設定し、前記変化量が前記閾値より大きい場合には前記画像形成装置で設定可能な作像条件の全範囲を前記最大パッチ長で作像するパッチパターンの作像条件として新たに設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 用紙を蓄積する用紙蓄積手段と、印刷画像データに応じて像担持体上に形成された画像を用紙に転写する転写手段と、前記用紙蓄積手段から前記転写手段へ用紙を給紙する給紙手段と、をさらに有し、
    前記パッチパターン形成割当時間算出手段は、前記給紙手段が用紙を前記用紙蓄積手段から前記転写手段の転写部分まで給紙する給紙時間を前記割当時間とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 転写した画像を用紙へ定着させる定着手段をさらに有し、
    前記パッチパターン形成割当時間算出手段は、前記定着手段のウォーミングアップ時間からパッチパターンの形成に要する割当時間を算出することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記パッチパターン形成割当時間算出手段は、前記定着手段のウォーミングアップ時間と前記転写手段の転写部分まで用紙を給紙する給紙時間の長い方を前記割当時間とすることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 濃度調整に最低限必要なパッチパターンを形成した場合に消費される形成最短時間を算出するパッチパターン形成最短実行時間算出手段をさらに有し、
    前記パッチパターン形成最短実行時間算出手段は、パッチパターンの前記形成最短時間とパッチパターン形成割当時間とを比較し、パッチパターンの前記形成最短時間の方が長い場合は、濃度調整を中止することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 濃度調整に最低限必要なパッチパターンを形成した場合に消費される形成最短時間を算出するパッチパターン形成最短実行時間算出手段と、ユーザによる濃度調整に起因するダウンタイムを許容するか否かを受け付けて設定するユーザ許容設定手段と、をさらに有し、
    前記ユーザ許容設定手段は、パッチパターンの前記形成最短時間とパッチパターンの形成割当時間とを比較し、パッチパターンの前記形成最短時間の方が長くかつユーザ許容設定が有りの場合は、パッチパターンの形成割当時間をパッチパターンの前記形成最短時間まで延長することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記最大パッチ長算出手段は、基準パッチ長をD1、パッチ間隔をD2、パッチパターン形成割当時間をT1、像担持体の画像搬送速度をV1、とすると、(T1×V1)/{(D1+D2)×色数}の商を1色当たりのパッチ数とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記最大パッチ長算出手段は、パッチパターンの間隔をD2、パッチパターン形成割当時間をT1、像担持体の画像搬送速度をV1、パッチパターン数算出結果をN1、とすると、{(T1×V1)―D2×N1×色数}/N1を最大パッチ長とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 像担持体上に複数のパッチパターンを作像し、作像された前記パッチパターンの濃度測定の結果に基づいて記憶手段に記憶されているパッチパターンの作像条件を更新する画像形成プログラムであって、
    パッチパターン形成割当時間算出手段が前記パッチパターンの形成に要する割当可能な時間である割当時間を算出するパッチパターン形成割当時間算出工程と、
    最大パッチ長算出手段が前記パッチパターン形成割当時間算出工程で算出した割当時間内に形成可能なパッチパターン数から前記割当時間内で形成可能なパッチパターンの最大パッチ長を算出する最大パッチ長算出手段と、
    パッチパターン形成条件設定手段が前記画像形成装置周辺の温度である環境温度と前記記憶手段に記憶されている作像条件を設定した際の環境温度との変化量を予め設定される閾値とを比較し、比較結果に応じてパッチパターンの作像条件を新たに設定するパッチパターン形成条件設定工程と、
    を含み、
    前記パッチパターン形成条件設定工程は、前記変化量が前記閾値より小さい場合には前記記憶手段に記憶されている前回更新した作像条件の近傍領域を前記最大パッチ長で作像するパッチパターンの作像条件として新たに設定する一方、前記変化量が前記閾値より大きい場合には前記画像形成装置で設定可能な作像条件の全範囲を前記最大パッチ長で作像するパッチパターンの作像条件として新たに設定することを特徴とする画像形成プログラム。
  10. 用紙蓄積手段に用紙を蓄積する用紙蓄積工程と、転写手段が印刷画像データに応じて像担持体上に形成された画像を用紙に転写する転写工程と、給紙手段が前記用紙蓄積手段から前記転写手段へ用紙を給紙する給紙工程と、をさらに含み、
    前記パッチパターン形成割当時間算出工程は、前記給紙手段が用紙を前記用紙蓄積手段から前記転写手段の転写部分まで給紙する給紙時間をパッチパターンの形成割当時間とすることを特徴とする請求項9に記載の画像形成プログラム。
  11. 定着手段が転写した画像を用紙へ定着させる定着工程をさらに含み、
    前記パッチパターン形成割当時間算出工程は、前記定着手段のウォーミングアップ時間からパッチパターンの形成に要する割当時間を算出することを特徴とする請求項10に記載の画像形成プログラム。
  12. 前記パッチパターン形成割当時間算出工程は、前記定着手段のウォーミングアップ時間と前記転写手段の転写部分まで用紙を給紙する給紙時間の長い方をパッチパターン形成割当時間とすることをコンピュータに実行させるようにプログラミングされていることを特徴とする請求項11に記載の画像形成プログラム。
  13. パッチパターン形成最短実行時間算出手段が濃度調整に最低限必要なパッチパターンを形成した場合に消費される形成最短時間を算出するパッチパターン形成最短実行時間算出工程をさらに含み、
    前記パッチパターン形成最短実行時間算出工程は、パッチパターンの前記形成最短時間とパッチパターン形成割当時間とを比較し、パッチパターンの前記形成最短時間の方が長い場合は、濃度調整を中止することをコンピュータに実行させるようにプログラミングされていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成プログラム。
  14. パッチパターン形成最短実行時間算出手段が濃度調整に最低限必要なパッチパターンを形成した場合に消費される形成最短時間を算出するパッチパターン形成最短実行時間算出工程と、ユーザ許容設定手段がユーザによる濃度調整に起因するダウンタイムを許容するか否かを受け付けて設定するユーザ許容設定工程と、をさらに含み、
    前記ユーザ許容設定工程は、パッチパターンの前記形成最短時間とパッチパターンの形成割当時間とを比較し、パッチパターンの前記形成最短時間の方が長くかつユーザ許容設定が有りの場合は、パッチパターンの形成割当時間をパッチパターンの前記形成最短時間まで延長することをコンピュータに実行させるようにプログラミングされていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成プログラム。
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