JP5159155B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、電子写真方式・静電記録方式・磁気記録方式等の適宜の作像プロセスにより被記録材に対して転写方式あるいは直接方式にて未定着トナー像を形成担持させ、その未定着トナー像を熱定着手段にて被記録材に定着させる画像形成装置に関するものである。
この種の画像形成装置における定着手段としては、近年の省エネルギー化の要望を受けてベルト定着方式の定着装置が採用されるようになってきている。ベルト定着方式の定着装置は、発熱手段としてのセラミックヒータと、加圧部材としての加圧ローラとの間に、耐熱性を有する薄いベルトを挟ませて定着ニップを形成する。そして、ベルトと加圧ローラとを共に回転させることで被記録材を搬送しながら熱と圧力をかけて未定着トナー像の定着を行うものである(例えば、特許文献1〜4参照)。
このベルト定着方式の定着装置では、従来の熱ローラ方式の定着装置に比べ、加熱部材であるベルトの熱容量が非常に小さいため、発熱手段からの熱エネルギーを定着プロセスで効率よく使用することができる。このため、画像形成装置の電源投入からプリント可能状態までの待ち時間を短くすることができるいわゆるクイックスタートが可能である。さらに、加熱部材の熱容量が小さく、プリント待機中に加熱部材を予熱する必要がないため、画像形成装置の消費電力を低く抑えることができ省エネルギー化が可能である。
このような、ヒータによるベルト定着方式の定着装置は30秒以下で定着可能温度まで立ち上げが可能である。このようにしてプリント開始から被記録材の排出が終了するまでの時間を短くしようとすると、未定着トナー像が形成された被記録材が定着装置に到達する時には、定着装置の昇温が定着に最適な温度になっていなければならない。
しかし、前述のようにベルト定着方式の加熱部材は熱容量が小さいために、画像形成装置を使用する環境の温度(以後、「環境温度」と呼ぶ)によっては、加熱部材が熱量過多あるいは熱量不足となりやすい。例えば環境温度が高温であると加熱部材が熱量過多となって、定着時に画像の一部がベルト側に残ってしまうホットオフセットを発生させることがある。一方、環境温度が低温であると紙やトナー等の温度も低温となるため、加熱部材は定着時に熱量不足となって定着不良が発生することがある。
そのため、画像形成装置の置かれた環境温度を環境検知手段を用いることで検知して最適な定着温度に設定する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献5参照)。
特開昭63−313182号公報 特開平2−157878号公報 特開平4−44075号公報 特開平4−204980号公報 特開2001−222183号公報
画像形成の条件である定着温度を最適に設定するためには、環境検知手段により検知される環境情報は、常に画像形成装置が置かれた環境温度を正確に検知した結果でなければならない。
しかしながら、近年の画像形成装置には高速化と小型化が要求されている。高速化に対応するためには定着装置の定着温度を高く設定する必要があり発熱量が増加する。さらに高速化のためには、画像形成装置を駆動するモータ類を大型化する必要がありこれも発熱量を増加させる。その一方、画像形成装置を小型化するためには、画像形成装置の構成部品を高密度で実装する必要がある。その結果、熱を十分に外部に逃がすような構成や環境検知手段を発熱する部品から遠ざけるといった断熱構成がとれない状況になる。これにより環境検知手段が本体の昇温の影響を受けないで常に正確に環境情報を検知することは非常に困難で定着温度設定が不適切な設定になってしまうおそれがある。
本発明は以上の点に着目してなされたものであり、装置本体の昇温の影響を受けるような場所に環境検知手段を配置して使用しても正確に周囲の環境温度を検知することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述の目的を達成するため、以下の構成を備えるものである。
記録材に画像を形成する画像形成装置であって、前記画像形成装置の置かれた環境情報を検知する環境検知手段と、前記環境検知手段の検知した環境情報に基づいて画像形成条件を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、画像形成動作の終了時に、前記環境検知手段によって検知した環境情報と、画像形成動作時間とを用いて前記環境情報を補正し、その後、画像形成動作の開始時に、前記補正した環境情報と、前記画像形成動作の終了時からの経過時間、前記画像形成動作の終了時に前記環境検知手段によって検知した環境情報を用いて前記補正された環境情報を補正することを特徴とする画像形成装置。
以上説明したように、本発明によれば、装置本体の昇温の影響を受けるような場所に環境検知手段を配置して使用しても正確に周囲の環境温度を検知可能な画像形成装置を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
以下に図1〜図7を参照して、実施例1に係る画像形成装置について詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[全体構成]
まず画像形成装置の全体構成について、図1を参照して概要説明する。
図1は電子写真式の画像形成装置の一態様であるプリンタエンジンAの全体構成を示す縦断面図である。感光ドラム1は、不図示の駆動手段によって、同図中、矢印方向に所定のプロセススピードで回転駆動される。感光ドラム1の周囲には、その回転方向に沿って順に、感光ドラム1表面を均一に帯電する帯電装置2、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光ドラム1上の静電潜像を形成するスキャナユニット3が配置される。そして、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像ユニット4、感光ドラム1上のトナー像を転写材Pに転写させる転写ローラ6、転写後の感光ドラム1表面に残った転写残トナーを除去するクリーニング装置25等が配設されている。
ここで、感光ドラム1と帯電装置2、クリーニング装置25は感光ドラムユニット5を形成し、感光ドラムユニット5はさらに現像ユニット4と一体的にカートリッジ化されてプロセスカートリッジ7を形成している。
スキャナユニット3は、感光ドラム1の略水平方向に配置され、レーザーダイオード(不図示)によって画像信号に対応する画像光が、スキャナユニットモータ(不図示)によって高速回転されるポリゴンミラー9に照射される。ポリゴンミラー9で反射した画像光は、結像レンズ10を介して帯電済みの感光ドラム1表面を選択的に露光して静電潜像を形成するように構成している。
感光ドラム1に対向する転写ローラ6には、例えば金属の芯金を体積抵抗率10〜1011Ω・cm程度に調整したEPDM(エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体)、ウレタンゴム、NBR(ニトリルブタジエンゴム)等の弾性体で覆ったものがある。転写ローラ6には不図示の電源から正極性のバイアスが印可され、このバイアスによる電界により、感光ドラム1に接触中の転写材Pに、感光ドラム1上の負極性のトナー像が転写される。
給紙部8は、画像形成部に転写材Pを給紙搬送するものであり、複数枚の転写材Pが給紙カセット11に収納されている。画像形成時には給紙ローラ12(半月ローラ)、レジストローラ対13が画像形成動作に応じて駆動回転し、給紙カセット11内の転写材Pを1枚毎に分離給送するとともに、転写材P先端はレジストローラ対13に突き当たり一旦停止し、ループを形成する。その後、転写ローラ6と感光ドラム1とで形成されるニップへと給紙されていく。24はレジセンサで、ここを転写材Pが横切った時点を基準に画像形成が行われる。
定着装置14は、定着ベルト方式、加圧用回転体駆動方式(テンションレスタイプ)の定着装置で、転写材Pに転写されたトナー像を定着させるものである。回転体としての円筒状の定着ベルト141と、これに圧接して転写材Pに熱及び圧力を与える加圧ローラ142とからなる(定着装置の構成は後で詳述する)。すなわち、感光ドラム1上のトナー像が転写された転写材Pは定着装置14を通過する際に定着ベルト141と加圧ローラ142とで搬送されるとともに、熱及び圧力を与えられる。これによってトナー像が転写材P表面に定着される。定着された転写材Pは、排紙ローラ対15によって、排紙部16から画像面を下にした状態で本体外に排出される。
制御装置BはプリンタエンジンAの動作を制御するもので、CPU17、RAM(読み書き可能なメモリ)18、ROM(読み出し専用のメモリ)19、EPROM(読み書き可能な不揮発性メモリ)27、時計28を有している。ROM19には、画像形成装置を制御するためのプログラムや各種データが書き込まれており、RAM18は画像形成装置を制御するにあたって取り込んだデータの保存等に使われる。さらにCPU17には環境センサ26が接続されている。環境センサ26は温度センサで、プリンタエンジンA内の温度情報がCPU17に取り込まれる。時計28は不図示のバッテリでバックアップされ画像形成装置の電源がオフになっても動作する。
[プロセスカートリッジ]
本実施例に係るトナーを収容したプロセスカートリッジについて図2及び図3により詳細に説明する。図2は実施例1に係るプロセスカートリッジの概略構成を示す縦断面図であり、図3は実施例1に係るプロセスカートリッジの概略構成を示す斜視図である。
プロセスカートリッジ7は、感光ドラム1と、帯電手段及びクリーニング手段を備えた感光ドラムユニット5、及び感光ドラム1上の静電潜像を現像する現像手段を有する現像ユニット4に分かれている。
感光ドラム1は、アルミシリンダの外周面に有機光導電体層(OPC感光体)を塗布して構成したものである。
感光ドラムユニット5では、感光ドラム1が軸受31a、31bを介してクリーニング枠体51に回転自在に取り付けてられている。感光ドラム1の周上には、感光ドラム1の表面を一様に帯電させるための帯電装置2、及び感光ドラム上に残ったトナーを除去するためのクリーニングブレード60が配置される。さらにクリーニングブレード60によって感光ドラム1表面から除去された残留トナーは、トナー送り機構52によってクリーニング枠体後方に設けられた廃トナー室53に順次送られる。そして一方端に図示しない駆動モータの駆動力を伝達することにより、感光ドラム1を画像形成動作に応じて図示反時計回りに回転駆動させるようにしている。
現像ユニット4は、感光ドラム1に当接して矢印方向に回転する現像ローラ40、及びトナーが収容されたトナー容器41と現像枠体45とから構成される。現像ローラ40は軸受部材を介して回転自在に現像枠体45に支持され矢印Y方向に回転する。また現像ローラ40の周上には、現像ローラ40と接触して矢印Z方向に回転するトナー供給ローラ43と現像ブレード44がそれぞれ配置されている。さらにトナー容器41内には収容されたトナーを撹拌するとともにトナー供給ローラ43に搬送するためのトナー搬送機構42が設けられている。
そして現像ユニット4は、その両端に取り付けられた軸受部材47、48にそれぞれ設けられた支持軸49を中心に、ピン49aによって現像ユニット4全体が感光ドラムユニット5に対して揺動自在に支持された吊り構造となっている。そして、プロセスカートリッジ7単体(プリンタ本体に装着しない)の状態においては、支持軸49を中心に回転モーメントにより現像ローラ40が感光ドラム1に当接するよう、加圧ばね54によって常に付勢されている。さらに現像ユニット4のトナー容器41には、現像ローラ40を感光ドラム1から離間させる際にプリンタ本体Aの離間手段(後述)が接触するためのリブ46が一体的に設けられている。
[定着装置]
本実施例に係る定着装置について図4により詳細に説明する。図4は実施例1に係るベルト加熱方式の定着装置の概略構成を示す縦断面図である。
141は第一の回転体(第一の定着部材)としての定着ベルトであり、ベルト基材として円筒状に形成したSUSを用い、その上に、弾性層としてシリコーンゴム層を形成した上に、さらに最表面層としてPFA樹脂チューブを被覆してある。
142は第二の回転体(第二の定着部材)としての加圧ローラである。143は加熱体保持部材としての、横断面略半円弧状樋型の耐熱性・剛性を有するヒータホルダ、144は加熱体(熱源)としての定着ヒータであり、ヒータホルダ143の下面に該ホルダの長手に沿って配設してある。定着ベルト141はこのヒータホルダ143にルーズに外嵌させてある。定着ヒータ144はアルミナの基板上に、銀・パラジウム合金を含んだ導電ペーストをスクリーン印刷法によって均一な厚さの膜状に塗布することで抵抗発熱体を形成した上に耐圧ガラスによるガラスコートを施した、セラミックヒータである。
ヒータホルダ143は、耐熱性の高い液晶ポリマー樹脂で形成し、定着ヒータ144を保持し、定着ベルト141をガイドする役割を果たす。
加圧ローラ142は、ステンレス製の芯金に、射出成形により、シリコーンゴム層を形成し、その上にPFA樹脂チューブを被覆してある。この加圧ローラ142は芯金の両端部を不図示の装置フレームに回転自由に軸受保持させて配設してある。定着ヒータ144とヒータホルダ143を加圧ステー145によって、定着ベルト141を介して加圧ローラ142の弾性層に該弾性層の弾性に抗して所定の押圧力をもって圧接させ、加熱定着に必要な所定幅の定着ニップ部146を形成させてある。加圧機構は、圧解除機構を有し、ジャム処理時等に、加圧を解除し、記録材Pの除去が容易な構成となっている。
147と148は第一と第二の温度検知手段としてのメインとサブの2つのサーミスタである。第一の温度検知手段としてのメインサーミスタ147はヒータホルダ143の上方において定着ベルト141の内面に弾性的に接触させてあり、定着ベルト141の内面の温度を検知する。第二の温度検知手段としてのサブサーミスタ148は定着ヒータ144の裏面に接触させてあり、定着ヒータ裏面の温度を検知する。
[駆動構成]
次にプロセスカートリッジ7をプリンタ本体Aに装着した際の動作機構について詳細に説明する。
前述したように、プロセスカートリッジ7は単体の状態では図2のように現像ローラ40が常に感光ドラム1に当接した状態になっている。
一方、プリンタ本体Aのプロセスカートリッジ7の挿入方向奥側には、現像ユニット4の付勢力に抗して現像ローラ40を感光ドラム1から離間させるためのカム20a(図1)が配置されている。カム20aは不図示の駆動手段により回転され、カム20aがリブ46を上げることで現像ローラ40は感光ドラム1から離間し、カム20aがリブ46の押し上げを解除すると現像ローラ40が感光ドラム1に当接する。通常プロセスカートリッジをプリンタ本体に装着するとカム20aがリブ46を押し上げ現像ローラ40が感光ドラム1から離間するようになっている。
従って、プロセスカートリッジ7を装着した状態で長時間使用しない場合、現像ローラ40は感光ドラム1に対して常に離間された状態になるので、現像ローラ40を長期間感光ドラム1に当接させることで発生するローラ層の永久変形を確実に防止できる。画像形成装置本体Aに装着されたプロセスカートリッジ7の感光ドラム1及び現像ローラ40は不図示のモータにより別々に駆動が可能である。
[画像形成装置の動作]
本実施例の画像形成装置では一定の環境下で画像形成動作を連続して行うと、低圧電源や高圧電源、モータ、定着装置などからの発熱の影響により環境センサ26自体が昇温する。そのため、CPU17に取り込まれる環境センサ26の検知温度は図5に示すように画像形成動作時間に応じて上昇していく。この昇温曲線は環境温度によって例えば図5の(a)〜(c)のように変わる。また、紙の種類や坪量に応じた印字モードが設定されている時には、定着温調やプロセススピード等を変えることがあり、その時には昇温曲線が図5とは異なったものとなる。そこで本実施例では所定の温度間隔で環境温度毎に印字モード別の昇温曲線をあらかじめ用意している。なお、環境温度が用意している昇温曲線の温度間隔の間にある場合は環境温度の前後の温度の昇温曲線から内挿によりその環境温度に対応した昇温曲線を求めることができる。これにより、画像形成動作開始時の気温である環境温度Tenvと画像形成動作時間とから、昇温した環境センサが検知する昇温分ΔTの予想を行うことができる。
画像形成終了時に環境センサの検知温度Tsens−endと予測した環境センサの検知温度Tenv+ΔTを比較し、環境センサの計測誤差(±2℃程度)より少ない差の場合は環境温度に変化はないと考えられるのでTenvを環境温度とする。一方、環境センサの計測誤差以上の差がある場合は画像形成終了までに環境温度が変化したことが予想できる。この時はTenv=Tsens−end−ΔTと補正して環境温度Tenvを求める。この環境温度Tenvを補正する一連の動作を環境検知シーケンス1と呼ぶことにする。
一方、画像形成動作が終了すると、熱の発生がなくなるため環境センサ26の検知温度は低下を始め、図6に示すような降温曲線を描くようになる。この曲線は昇温した時の環境センサ26の温度Tsens−endと画像形成装置の置かれている環境温度Tenvと画像形成動作終了時からの経過時間によって決まる。そこで、昇温曲線と同様に所定の温度間隔でTsens−end毎に環境温度Tenv別の降温曲線をあらかじめ用意している。これはTsens−endとTenvとをパラメータとする理論式を用いても良い。
画像形成動作を再び実行する時はこの降温曲線から予測される環境センサ26の現在の検知温度Tと実際の検知温度Tsens−startとを比較する。そして、センサの計測誤差(±2℃程度)以上の差がある場合にはTenv=Tenv+(Tsens−start−T)によって補正して環境温度Tenvを求める。
この環境温度Tenvを修正する一連のシーケンスを環境検知シーケンス2と呼ぶことにする。
以上のシーケンスを使うことで環境センサが昇温しても環境温度Tenvを正確に予想することができる。そこで、本実施例では以下のパラメータをEPROM27に格納し、必要に応じて読み出すことで環境温度Tenvの補正を行う。
env:環境温度
ΔT:Tenvからの昇温度合い
sens−end:画像形成動作終了時の実際の環境センサ検知温度
end:画像形成動作の終了時刻
次に本実施例の画像形成動作について図1及び図7により詳細に説明する。図7は実施例1に係る画像形成装置の動作を表すフローチャートである。
画像形成装置本体へプリント信号が入力されると、画像形成動作が開始される(Start,S700)。CPU17は画像形成動作時間を計測するため時計28から得られる時刻を記憶し(S701)、次にEPROM27からTsens−endとtend、Tenvを読み出して(S702)環境検知シーケンス2を実行する。そして、現在画像形成装置が置かれている環境温度Tenvを求める(S703)。
次に環境温度Tenvから、定着装置14を所定の温度に制御する定着温調のターゲット温度Tを設定し(S704)、定着装置14の温調と感光ドラム1の回転、スキャナユニット3の回転を開始する(S705)。
次に、感光ドラム1が回転を始めて所定時間後に帯電バイアスの印加を開始する(S706)。定着装置の温度Tが所定の温度Tに到達したら(S707)、現像ローラ40の回転と現像バイアスの印加を開始する(S708)。
そして、所定時間後に現像ローラ40を感光ドラム1に当接させ(S709)、次に転写材のピックアップを行い(S710)、画像形成を行う(S711)。
画像形成動作が終了すると時計28から得られる現在の時刻とあらかじめ記憶していた画像形成動作開始時の時刻とから、画像形成動作にかかった時間が求められる(S712)。そして、環境検知シーケンス1が実行されTenvの補正が行われる(S713)。最後に、EPROM27にTenv、ΔT、Tsens−end、tendを書き込んで(S714)画像形成を終了する(S715)。
以上のようにすることで、画像形成装置本体内の昇温の影響を受けて環境センサ自体が昇温しても正しい環境温度を求めることができ、適切な定着器の制御条件である定着温度を設定できる。
以下に、実施例2について説明する。本実施例は実施例1を作像プロセスを複数回行うことにより画像を形成するカラー画像形成装置に適用したものである。なお、実施例1と同様な構成、作用のものは同一の番号を付し説明は省略する。
[全体構成]
本実施例に係る画像形成装置について図8により詳細を説明する。図8は実施例2に係るカラー画像形成装置の一態様であるフルカラーレーザービームプリンタCの全体構成を示す縦断面図である。
同図に示すカラー画像形成装置Cは、実施例1で説明したプロセスカートリッジにイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーをそれぞれ収納したプロセスカートリッジ7a,7b,7c,7dを垂直に重ねた構成になっている。
スキャナユニット3a,3b,3c,3dは、プロセスカートリッジ7a,7b,7c,7dと同様に垂直に重ねられ、感光ドラム1a,1b,1c,1dと略水平方向に配置されている。
次にすべての感光ドラム1a,1b,1c,1dに対向し、接するように循環移動する静電転写ベルト23が配設される。静電転写ベルト23は厚さ50〜300μm、体積抵抗率10〜1016Ω・cm程度のPVdF(ポリフッ化ビニリデン)、ポリアミド、ポリイミド、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリカーボネート等の樹脂材料が用いられる。また、厚さ0.5〜2mm、体積抵抗率10〜1016Ω・cm程度のクロロプレーンゴム、EPDM、NBR、ウレタンゴム等のゴム材料も用いられる。さらに、必要に応じて、これらの材料にカーボン、ZnO、SnO、TiO等の導電性充填材を分散させて、体積抵抗率を10〜1011Ω・cm程度に調整することもある。
この静電転写ベルト23は、垂直方向に4軸のローラ22a,22b,22c,22dに支持され、図中左側の外周面に転写材Pを静電吸着して上記感光ドラム1a,1b,1c,1dに転写材Pを接触させるべく循環移動する。これにより、転写材Pは静電転写ベルト23により転写位置まで搬送され、感光ドラム1a,1b,1c,1d上の各トナー像がそれぞれ転写される。
この静電転写ベルト23の内側に当接し、4個の感光ドラム1a,1b,1c,1dに対向した位置に転写ローラ6a,6b,6c,6dが並設される。
転写ローラ6a,6b,6c,6dは、感光ドラム1a,1b,1c,1d上に形成されたトナー像を、静電転写ベルト23上の転写材Pに静電的に転写するものである。例えば金属の芯金を体積抵抗率10〜10Ω・cm程度に調整したEPDM(エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体)、ウレタンゴム、NBR(ニトリルブタジエンゴム)等の弾性体で覆った構成にしたものを用いることができる。これら転写ローラ6a,6b,6c,6dには不図示の電源から正極性のバイアスが印加され、このバイアスによる電界により、感光ドラム1a,1b,1c,1dに接触中の転写材Pに、感光ドラム1a,1b,1c,1d上の負極性のトナー像が転写される。
制御装置BはプリンタエンジンBの動作を制御するもので、CPU17、RAM(読み書き可能なメモリ)18、ROM(読み出し専用のメモリ)19、EPROM(読み書き可能な不揮発性メモリ)27、時計28を有している。ROM19には、画像形成装置を制御するためのプログラムや各種データが書き込まれており、RAM18は画像形成装置を制御するにあたって取り込んだデータの保存等に使われる。さらにCPU17には環境センサ26が接続されている。環境センサ26は温度センサと湿度センサとからなり、プリンタエンジンB内の温度情報と湿度情報がCPU17に取り込まれる。時計28は不図示のバッテリでバックアップされ画像形成装置の電源がoffになっても動作する。
[駆動構成]
次に各プロセスカートリッジ7a,7b,7c,7dをプリンタ本体Cに装着した際の動作機構について詳細に説明する。
実施例1ではプロセスカートリッジの挿入方向奥側には、現像ユニット4の付勢力に抗して現像ローラ40を感光ドラム1から離間させるためのカム20aがあった。本実施例では同時に4色の現像ローラ40a,40b,40c,40dの離間、当接が行えるように離間板20bが配置されている。この離間板20bは不図示の駆動モータにより上下に移動することができる。そして、離間板20bが上に上がれば各現像ローラ40a,40b,40c,40dは対応の各感光ドラム1a,1b,1c,1dから離間し、下に下がれば現像ローラ40a,40b,40c,40dは感光ドラム1a,1b,1c,1dに当接する。
各プロセスカートリッジ7a,7b,7c,7dのプリンタ本体Cへの装着の際には、離間板20bは押し上げられた状態となっている。従ってプロセスカートリッジ7a,7b,7c,7dの挿入動作に沿って現像ユニットに設けられたリブ46a,46b,46c,46dが離間板20bに乗り上げる。そして、現像ローラ40a,40b,40c,40dは感光ドラム1a,1b,1c,1dと所定間隙だけ離間された状態となる。この離間状態は電源オフ時及び現像が行われていない状態で常に維持される。
従って、プロセスカートリッジ7a,7b,7c,7dを装着した状態で長時間使用しない場合であっても、現像ローラ40a,40b,40c,40dは感光ドラム1a,1b,1c,1dに対して常に離間された状態になる。そのため、現像ローラを長期間感光ドラムに当接させることにより発生するローラ層の永久変形を確実に防止することができる。プリンタ本体Cに装着されたプロセスカートリッジ7a,7b,7c,7dの感光ドラム1a,1b,1c,1d及び現像ローラ40a,40b,40c,40dは不図示のモータによってそれぞれ独立して駆動が可能である。
[画像形成の動作]
次に本実施例の画像形成動作について図8と図9により詳細に説明する。図9は実施例2に係る画像形成装置の動作を表すフローチャートである。
画像形成装置本体へプリント信号が入力されると、画像形成動作が開始される(Start,S900)。CPU17は画像形成動作時間を計測するため時計28から得られる時刻を記憶し(S901)、次にEPROM27からTsens−endとtend、Tenvを読み出す(S902)。そして、環境検知シーケンス2を実行し、現在画像形成装置が置かれている環境温度Tenvを求める(S903)。
次に環境温度Tenvから、定着装置14を所定の温度に制御する定着温調のターゲット温度Tを設定し(S904)、定着装置14の温調と感光ドラム1a,1b,1c,1dの回転、スキャナユニット3a,3b,3c,3dの回転を開始する(S905)。
次に、感光ドラム1a,1b,1c,1dが回転を始めて所定時間後に帯電バイアスの印加を開始する(S906)。定着装置の温度Tが所定の温度Tに到達したら(S907)、現像ローラ40a,40b,40c,40dの回転と現像バイアスの印加を開始する(S908)。
そして、所定時間後に現像ローラ40a,40b,40c,40dを感光ドラム1a,1b,1c,1dにそれぞれ当接させ(S909)、次に転写材のピックアップを行う(S910)。転写材はバイアス印加された吸着ローラ21により抵抗値を検知され(S911)、検知された抵抗値と環境センサ26から取り込んだ(S912)温湿度データから最適な転写バイアスが選ばれて(S913)、画像形成が行われる(S914)。
画像形成動作が終了すると時計28から得られる現在の時刻とあらかじめ記憶していた画像形成動作開始時の時刻とから、画像形成動作にかかった時間が求められる(S915)。そして、環境検知シーケンス1が実行されTenvの補正が行われる(S916)。最後に、EPROM27にTenv、ΔT、Tsens−end、tendを書き込んで(S917)画像形成を終了する(S918)。
カラー画像形成装置は高圧電源の数が多く、モータの数や出力が増えて発熱量はモノクロの画像形成装置よりもさらに増加する。その一方、本体の小型化は進められているため本実施例のようにすることで、画像形成装置本体内の昇温の影響を受けて環境センサ自体が昇温しても正しい環境温度を求めることができ、適切な定着器の制御条件である定着温度を設定できる。
また、近年の画像形成装置では両面ユニットを搭載し両面印字可能としたものがある。両面印字は一度加熱定着された転写材が再び画像形成装置内に戻ってくるため片面印字の時よりも昇温しやすく、また飽和温度も片面印字の時よりも高くなる傾向がある。そこで、両面印字可能な画像形成装置においては、印字モード別の昇温曲線として両面印字時の昇温曲線を追加して環境センサの昇温を予想すればよい。
上記各実施例では本体にバッテリでバックアップされた時計を備えていたが、時計を備えていない画像形成装置では定着器に備えられたサーミスタの温度を計測して定着器の降温状態を検知することにより電源がオフされていた時間を予測することができる。
なお、本発明に係る画像形成装置は上述の実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲で種々に変更可能である。
すなわち、プロセスカートリッジの構成は実施例のようなものでなくてもよく、プロセスカートリッジの構成を取らなくてもよい。
また、定着装置、感光ドラム、スキャナユニットの起動タイミングや現像ローラの当接と転写材のピックアップのタイミングは上記の順番以外でもよい。
また、上記各実施の形態においては画像走査方式のスキャナユニットを用いたがLEDアレイを用いた露光装置を使ってもよい。
さらに、感光ドラム上のトナー像を転写材上に直接転写する方式のカラー画像形成装置以外にも中間転写体方式のカラー画像形成装置でもよい。
また、タンデム型のカラー画像形成装置以外にも従来よく知られている1つの感光ドラムに対して複数の現像装置を備えたカラー画像形成装置にも本発明は適用できる。
そして、画像形成装置は転写方式の装置に限られず、被記録材として感光紙や静電記録紙等を用いてこれらに直接にトナー画像を形成担持させる直接方式の画像形成装置でもよい。
実施例1に係る画像形成装置の概略構成を示す縦断面図である。 実施例1に係るプロセスカートリッジの概略構成を示す横断面図である。 実施例1に係るプロセスカートリッジの概略構成を示す分解斜視図である。 実施例1に係る定着装置の概略構成を示す縦断面図である。 実施例1に係る環境センサの昇温曲線を示す図である。 実施例1に係る環境センサの降温曲線を示す図である。 実施例1に係る画像形成装置の動作を表すフローチャートである。 実施例2に係る画像形成装置の概略構成を示す縦断面図である。 実施例2に係る画像形成装置の動作を表すフローチャートである。
符号の説明
1、1a、1b、1c、1d 感光ドラム
2、2a、2b、2c、2d 帯電装置(帯電ローラ)
3、3a、3b、3c、3d スキャナユニット
4 現像装置
6、6a、6b、6c、6d 転写ローラ
7、7a、7b、7c、7d プロセスカートリッジ
14 定着装置(定着手段に対応)
20a カム
20b 離間板
23 静電転写ベルト
26 環境センサ(検知手段に対応)
40、40a、40b、40c、40d 現像ローラ
141 定着ベルト
142 加圧ローラ
A、C 画像形成装置エンジン

Claims (6)

  1. 記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の置かれた環境情報を検知する環境検知手段と、
    前記環境検知手段の検知した環境情報に基づいて画像形成条件を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、画像形成動作の終了時に、前記環境検知手段によって検知した環境情報と、画像形成動作時間とを用いて前記環境情報を補正し、その後、画像形成動作の開始時に、前記補正した環境情報と、前記画像形成動作の終了時からの経過時間、前記画像形成動作の終了時に前記環境検知手段によって検知した環境情報を用いて前記補正された環境情報を補正することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置は、複数の異なる印字モードで画像形成動作を実行することが可能であって、前記印字モードに応じて前記環境情報を補正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記録材に形成されたトナー像を定着する定着手段を有し、
    前記印字モードは、画像形成スピードの異なる印字モード、前記定着手段の温度条件の異なる印字モード、片面印字の印字モード、又は両面印字の印字モードのいずれか一つであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 記録材に形成されたトナー像を定着する定着手段を有し、
    前記画像形成条件は前記定着手段の定着温度の制御条件であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 前記環境情報は温度であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 更に、異なる色の画像を形成する複数の画像形成手段を有し、前記複数の画像形成手段の夫々で形成された異なる色の画像を重ねて転写することによりカラー画像を形成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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