JP5277054B2 - 窒化物半導体製造装置における汚染部品の洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体製造装置における汚染部品の洗浄装置に関するものであり、さらに詳しくは、窒化物半導体の製造時にウェハー以外の部材に付着した窒化物を洗浄する窒化物半導体製造装置における汚染部品の洗浄装置に関する。
青色発光ダイオード等の電子部品等に利用されている窒化物半導体は、半導体製造装置内においてサファイヤ基板等のウェハー表面に窒化ガリウム(GaN)や窒化ガリウムアルミニウム(AlGaN)等の窒化物を積層させて構成されている。窒化物半導体を製造する際は、均一な厚みの窒化物の薄膜をウェハーに積層させる必要があるため、従来から、ウェハーの表面に均一に窒化物を積層させるように、原料ガスを吹き付けるための工夫が行われている。
原料ガスとしては、トリメチルガリウム(TMG)、トリメチルアルミニウム(TMA)等の有機金属ガスとアンモニア、ホスフィン、アルシン等の水素化合物等が挙げられる。
しかし、原料ガスは、ウェハーの表面だけではなく、半導体製造装置内においてウェハーを保持するウェハートレー等のようなウェハー以外の部品にも吹き付けられる。また、原料ガスを供給するフローチャネル等の部品は、原料ガスと触れる頻度が極めて高い。このため、これらウェハー以外の部品の表面には汚染物が積層しやすく、定期的に洗浄しなければならないという問題があった。
通常は、これらウェハー以外の部品の洗浄は、水素洗浄や燐酸洗浄によって行われる。水素洗浄は、半導体製造装置内において、例えばウェハートレーを1000℃以上の高温に保持しながら水素を通気して洗浄する方法であり、また燐酸洗浄は、半導体製造装置とは別の洗浄装置において、半導体製造装置から取り外されたフローチャネル等の流路形成部品や複雑な形状の部品を加熱した燐酸に浸漬して洗浄する方法である。
しかし、水素洗浄の場合には、ウェハートレーを1000℃以上の高温に保持しなければならないため、ウェハートレーが熱変形する恐れがあるという問題があった。また、燐酸洗浄の場合には、有毒な燐酸を加熱して用いることから、燐酸の蒸気により洗浄作業者が危険に曝されるという問題があった。
このような問題点を解決するために、ウェハートレー等の部品を損傷させず、かつ作業者が安全に作業できる洗浄装置や方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に示す洗浄装置は、具体的には図3に示すような構造を備えたものとして実施されている。以下、従来の洗浄装置について図3に基づき説明する。
洗浄装置101は、反応管102及び加熱装置103を備えている。反応管102は、両端に第1蓋部104と第2蓋部105を取付固定した円筒形状の筒型部材であり、内部には、反応室106が形成されている。反応室106内には、支持部材107と、2枚の遮熱板108とが設けられている。
第1蓋部104は、正面から見た場合における中心部に、洗浄ガスを反応室106内へ供給する洗浄ガス導入管109を有している。洗浄ガスには、例えば塩素系ガスが用いられる。第2蓋部105は、正面から見た場合における中心部に、反応室106内において洗浄ガスと汚染部品における汚染物との反応により生成された反応生成物ガスを排出するガス排出管110を有している。
支持部材107は、汚染部品111を支持するとともに、反応室106内の所定位置に汚染部品111を配置するための部材であり、遮熱板108は、支持部材107の左右両側方に設けられ、反応室106内の温度を短時間で上昇できるようになっている。
このような構成の従来の洗浄装置101においては、汚染物が付着した汚染部品111を適宜方法によって支持部材107に載置した後、加熱装置103によって反応室106内を500〜1000℃の適宜温度まで加熱する。その後、洗浄ガスの供給の開始により洗浄ガス導入管109から反応室106内に導入された洗浄ガスは、汚染部品111に付着した汚染物と反応して反応生成物を生じる。この反応生成物は、反応室106内の温度が500〜1000℃の適宜温度まで上昇しているため、生成後直ちに気化して反応生成物ガスとなり、ガス排出管110から排出される。
特開2006−332201
しかしながら、特許文献1の洗浄装置は、汚染部品の洗浄処理に要する時間が長くなるという問題があった。
これは、特許文献1の洗浄装置は、例えば図3中において、洗浄ガス導入管109から反応室106内へ導入された洗浄ガスが、第1蓋部104の近傍に配置されている遮熱板108に衝突してA方向やB方向に分流し、この分流した洗浄ガスのうち汚染部品111の洗浄に利用できるのは、B方向に流れた洗浄ガスのさらにB1方向に流れたもののみであって、非常に洗浄の効率が悪いことが原因となっている。
A方向に流れた洗浄ガスのほとんどが汚染部品111の洗浄に利用できないのは、従来の洗浄装置101は、加熱された洗浄ガスが熱対流によって反応室106の下部から上部へと移動することを利用しており、反応室106内において既に汚染部品111の上方を流れている洗浄ガスは下方へ流れないからである。また、B方向に流れた洗浄ガスは、反応室106内で加熱された全てがB1方向に流れるわけではなく、B2方向に流れるものもあるため、洗浄処理の効率が悪化し、洗浄時間が長くなる原因となっている。
洗浄時間が長くなる問題は、洗浄ガスの供給量を増やすことによって解決することはできるものの、この場合には汚染物の洗浄に利用されなかった洗浄ガスが大量に排出されることになる。この場合は、洗浄ガスとして使用する塩素系ガスが強い毒性を持っているため、反応室106から排出されたガスの無害化処理を行う設備の大型化が必要となる。このため、設備の設置や維持に必要なコストが非常に大きくなってしまい、不経済であるという問題が生じる。また、洗浄ガスの供給量が増えることによって洗浄処理のコストが上昇するという問題も生じる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、汚染部品の洗浄処理を効率的に行うことで洗浄時間を短縮化でき、かつ洗浄ガスの供給量も減らすことが可能で、経済性にも優れた窒化物半導体製造装置における汚染部品の洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明は、
(1)窒化物半導体製造装置における汚染部品を洗浄する装置であって、横型の中空円筒形状に形成されており、洗浄ガス導入管とガス排出管を有する反応室と、前記反応室内で前記汚染部品を支持するための保持部材、及び前記反応室内に前記保持部材を載置するための支持部材から構成される支持手段と、前記汚染部品を前記反応室内で高温に保持するために前記支持手段の左右両側に設けた遮熱部材と、前記反応室内を加熱する加熱手段と、を備え、前記遮熱部材のうち、一方の前記遮熱部材と他方の前記遮熱部材との間の空間に、前記汚染部品における汚染物と洗浄ガスとが反応する反応領域を形成し、前記洗浄ガス導入管が、前記遮熱部材の下部近傍を通って前記反応領域内に導かれ、該洗浄ガス導入管の先端部が前記支持手段の下方に位置するように、前記反応室内の下部に配置されていることを特徴とする窒化物半導体製造装置における汚染部品の洗浄装置、
(2)洗浄ガス導入管の先端部が支持手段の下面に向けて立ち上がるように湾曲形成した上記(1)記載の窒化物半導体製造装置における汚染部品の洗浄装置、
を要旨とする。
本発明によれば、洗浄ガス導入管を反応室内の下部に配置したので、反応室内に供給された洗浄ガスは、遮熱部材に衝突して分流することがなく、必ず反応室内の下部から供給される。導入された洗浄ガスは反応室内で加熱手段により加熱され、汚染部品の下方から上方へ移動するので、より多くの洗浄ガスを汚染部品の洗浄に利用することが可能になり、洗浄時間を飛躍的に短縮することができ、洗浄処理の効率を向上させることが可能になる。
また、本発明によれば、洗浄ガス導入管の先端部が支持手段の下方に位置するように洗浄ガス導入管を配置したので、より多くの洗浄ガスを汚染部品の下方から上方へ移動させることができ、洗浄時間をより短縮することができ、洗浄処理の効率をより向上させることが可能になる。
また、本発明によれば、洗浄ガス導入管の先端部が支持手段の下面に向けて立ち上がるように湾曲形成したので、洗浄ガス導入管から供給された洗浄ガスの流れの方向を支持手段の下面に向けることができ、更には支持手段に支持された汚染部品の方へ向けることができる。したがって、より多くの洗浄ガスを汚染部品の方へ向けて流すことが可能になり、汚染部品の洗浄処理の効率をさらに向上させることが可能になる。
また、本発明によれば、支持手段の左右両側方に遮熱部材を設け、一方の遮熱部材と他方の遮熱部材との空間を、汚染部品における汚染物と洗浄ガスとが反応する反応領域として構成したので、反応領域内の熱を反応領域外へ逃がすことがなく、反応領域内の温度を短時間で所定の温度まで上昇させ、かつ維持することが可能になる。これにより、反応領域内における汚染部品の洗浄処理をさらに効率的に行うことが可能になり、短時間で洗浄処理を行うことが可能になる。
また、本発明によれば、洗浄ガス導入管が遮熱部材の下部近傍を通って反応領域内に導かれ、該洗浄ガス導入管の先端部が支持手段の下方に位置するように配置したので、より多くの洗浄ガスを汚染部品の下方から上方へ移動させることができ、汚染部品の洗浄処理をより効率的に行うことが可能になる。
また、本発明によれば、反応室を横型の中空円筒形状にしたので、真空引きした際の反応室の強度を高くすることができ、反応室内を真空にした際に変形する等の不具合を防止することが可能になる。
このように、本発明によれば、汚染部品の洗浄処理の効率を飛躍的に向上させることが可能になるので、従来よりもはるかに少ない量の洗浄ガスを供給して従来と同等の洗浄力を維持することもできる。したがって、従来と同等の洗浄力で洗浄する場合には、洗浄ガスの供給量をはるかに減少させることができるので、洗浄装置から排出された反応生成物ガスや洗浄ガスを無害化する無害化処理設備を小型化することが可能になり、設備や洗浄処理に必要なコストを大幅に低減させることも可能になる。
本発明に係る洗浄装置の反応管を表した概念図である。 洗浄装置の内部構成と洗浄ガスの流れを表した模式図である。 従来の洗浄装置の内部構成と洗浄ガスの流れを表した模式図である。
本発明の実施の形態である窒化物半導体製造装置における汚染部品の洗浄装置について、図1及び図2に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態である洗浄装置の反応管を表した概念図、図2は、洗浄装置の内部構成と洗浄ガス及び反応生成物ガスの流れを表した模式図である。
洗浄装置1は、反応管2と、反応管2の周囲に上下から設けられた一対の加熱手段としての加熱装置3を備えている。反応管2は、両端にフランジを設けた横型の中空円筒形状を有する筒型部材であり、例えば石英により形成されている。反応管2の内部には、汚染部品22を支持するための支持手段4が設けられている。この支持手段4は保持部材5と支持架台6とから構成されており、支持手段4の左右両側方には遮熱板7a,7bが設けられている。また、反応管2の内部には反応室8が形成されており、この反応室8には、一方の遮熱板7aと他方の遮熱板7bとの間の空間が反応領域9として構成されている。この反応領域9は、後述する汚染物と洗浄ガスとが反応する領域である。
保持部材5は、後述する汚染部品22を保持するための部材であり、例えばカーボンや石英により形成されている。この保持部材5は、適宜方法によって載置された汚染部品22を支持することができ、かつその状態を保持できるように構成されている。汚染部品22を保持する構成は、例えば保持部材5の表面に汚染部品22の一部分を挿入できる溝5aを設けておき、汚染部品22をその溝5aへ差し込むことによって実現することができる。なお、この保持の方法はどのような方法を用いてもよく、上述した例には限定されない。
また、保持部材5には、複数の貫通孔5bが形成されており、下方から供給される洗浄ガスが上方向へ流れやすくなるように構成されている。これにより、保持部材5に保持された汚染部品22に洗浄ガスが接触しやすくなり、汚染部品22の洗浄処理が効率的に行えるようになっている。なお、保持部材5が汚染部品22を保持できる強度を維持できるものであれば、貫通孔5bの形状は特に限定されない。例えば、貫通孔5bの形状は四角形や丸形でもよい。また、保持部材5に貫通孔5bを形成する以外に、保持部材5を格子状に形成してもよい。
支持架台6は、反応室8内に保持部材5を載置するための架台であり、保持部材5の両端部を支持できる位置に一対で設けられている。これら支持架台6は、板材の一端部と他端部とを互いに反対方向へ直角に折り曲げ成形して形成されている。図2においては、保持部材5の左端部を支持する一方の支持架台6は、垂直に延びる板材の一端部である上端部が保持部材5の左端部へ向けて右方へ延出し、他端部である下端部が遮熱板7aへ向けて左方へ延出するよう直角に折り曲げ成形されている。この下端部には、遮熱板7aとの嵌合が可能な大きさの図示しない溝が設けられている。また、この一方の支持架台6には、上端部と下端部との間に形成された垂直に延びる部分に、後述する洗浄ガス導入管16を挿入できる大きさの孔6aが形成されている。また、図2においては、保持部材5の右端部を支持する他方の支持架台6は、垂直に延びる板材の上端部が保持部材5の右端部へ向けて左方へ延出し、下端部が遮熱板7bへ向けて右方へ延出するように折り曲げ成形されている。この下端部には、遮熱板7bとの嵌合が可能な大きさの図示しない溝が設けられている。これら支持架台6の上端部は平面状になるように形成されており、その上部に保持部材5が載置できるように形成されている。また、支持架台6の下端部も平面状になるように形成されており、反応管2の内周面と当接するように形成されている。
なお、支持架台6は、反応管2内に設けることができ、かつ保持部材5を載置できるものであれば、その構成については特に限定されない。例えば、カーボン又は石英で形成された一対の脚部材を反応管2内の長手方向に設けて、反応管2内において長手方向に延びるカーボン製の2本のレールを脚部材上に設置固定し、このレール上に遮熱板や汚染部品を支持する支持架台を載置してもよい。また、このときの支持架台の形状も特に限定されず、遮熱板の支持架台と汚染部品の支持架台とをそれぞれ別個にしてもよいし、一体化してもよい。
遮熱板7a,7bは、汚染部品を反応室6内で高温に保持するためのものであり、保持部材5の左右両側方に設けられている。一方の遮熱板7aは、保持部材5と第1蓋体10の間であって保持部材5寄りの位置に設けられており、例えば下端部が一方の支持架台6に形成された図示しない溝に嵌合されることによって固定されている。他方の遮熱板7bは、保持部材5と第2蓋体11の間であって保持部材5寄りの位置に設けられており、例えば下端部が他方の支持架台6に形成された図示しない溝に嵌合されることによって固定されている。一方の遮熱板7aの下部には、開口部7cが形成されている。この開口部7cは、後述する洗浄ガス導入管16が遮熱板7aの下部近傍を通って反応室8内における反応領域9内に挿入できる大きさに形成されている。
これら遮熱板7a,7bは、加熱装置3によって反応室8内が加熱される際に、効率よく温度を上昇させることができるような部材で形成されており、例えばカーボン等によって形成されている。
また、遮熱板7a,7bの上端面と反応管2の上部内周面との間には空隙部12,13が設けられている。空隙部12は、遮熱板7aと反応管2の上部内周面との間に設けられており、後述する第1蓋体10と遮熱板7aとの間に形成された第1空間部14と連通するように形成されている。空隙部13は、遮熱板7bと反応管2の上部内周面との間に設けられており、後述する第2蓋体11と遮熱板7bとの間に形成された第2空間部15と連通するように形成されている。
なお、本明細書における遮熱板の下部近傍には、遮熱板の下部のみならず遮熱板の下方も含まれる。すなわち、遮熱板7aの下部近傍に位置する開口部7cは、洗浄ガス導入管が反応領域内に導かれるように形成されていればよく、例えば、遮熱板7cの下部に洗浄ガス導入管が挿入できる大きさの開口孔や凹部を形成することで実現することができる。また、遮熱板7aの下端面と反応管2の下部内周面との間に間隙を設け、この間隙に洗浄ガス導入管を挿入してもよい。この場合は、洗浄ガス導入管は、遮熱板7aの下方に位置することになる。
反応管2には、第1蓋体10が一方側のフランジにボルトで固定されるとともに、第2蓋体11が他方側のフランジにボルトで固定されている。反応管2は、これら第1蓋体10及び第2蓋体11が固定されることにより、密閉構造となるように構成されている。
第1蓋体10は、ステンレスなどの金属で形成されており、第1蓋体10を正面から見た場合における中心部から径方向へずれた位置に洗浄ガス導入管16を有している。洗浄ガス導入管16は、例えば銅などの適宜金属を用いた金属管で形成されており、第1蓋体10から反応室8内に入り込み、さらに遮熱板7aの下部近傍に形成された開口部7cを通って反応領域9内に導かれた状態で挿入固定されている。
洗浄ガス導入管16の先端部16aは、反応室8内の下部に配置されており、具体的には、保持部材5の下方に位置するように配置されている。また、先端部16aは、保持部材5の下面に向けて立ち上がるように湾曲形成されており、洗浄ガスが汚染部品22に向けて流れやすくなるように形成されている。
なお、洗浄ガス導入管16と汚染部品22までの高さ方向(図2における上下方向)の位置関係は、洗浄ガスが反応室8内に収容された汚染部品22に対して満遍なく行き渡るようにできる程度の間隔を設けていることが好ましい。
また、洗浄ガス導入管16と汚染部品22との水平方向(図2における左右方向)の位置関係は、先端部16aが支持架台6の下方において孔6a側へ位置するように配置され、先端部16aとガス排出管20との間に、洗浄ガスが反応室8内に収容された汚染部品22に対して満遍なく行き渡るようにできる程度の間隔を設けていることが好ましい。
洗浄ガス導入管16の後端側端部は、洗浄ガス供給装置17と接続されている。洗浄ガス供給装置17は、反応室8内に供給されて汚染部品22における汚染物を洗浄するための洗浄ガスを供給する装置であり、洗浄ガス導入管16を通じて反応管2内へ順次供給できるようになっている。洗浄ガス供給装置17は、洗浄ガスの主成分である塩素系ガスを供給する塩素系ガス供給部18と、塩素系ガスを希釈する希釈ガス供給部19とから構成されており、洗浄ガスは、塩素系ガスと希釈ガスを混合することにより得られる。この洗浄ガスの洗浄能力は、洗浄ガス中における塩素系ガスの濃度によっても適宜調節することができるようになっている。
ここで、洗浄ガスに用いられる塩素系ガスとしては、Cl(塩素)、HC、SiCl、SiHCl、SiHCl、SiHCl、BCl、CHCl、CHCl、CHCl等の分子内に塩素を含む化合物の1種又は2種以上の混合物が用いられるが、価格等を考慮すると塩素が特に好ましい。
また、希釈ガスとして用いられるガスとしては、窒素、水素、ヘリウム、アルゴン、空気などの塩素系ガスと反応しない任意のガスの1種又は2種以上の混合ガスを用いることができる。
さらに、洗浄ガス中の塩素系ガス濃度は0.1体積%以上とされる。塩素系ガス濃度が0.1体積%未満でも汚染物は洗浄ガス中の塩素系ガスと反応するが、反応速度が遅くなり実用性に乏しくなる。一方、塩素系ガス濃度は高い方が洗浄能力は高まるものの、塩素系ガス濃度を高くしすぎると、部品自体が腐食する恐れがあるので、通常は50体積%以下とするのが好ましい。
第2蓋体11は、ステンレスなどの金属で形成されており、第2蓋体11を正面から見た場合の中心部にガス排出管20を有している。反応生成物ガスは、洗浄ガスと汚染部品22における汚染物とが接触した際に生成されるガスであり、これには、汚染部品22の洗浄に利用されずに排出される洗浄ガスが含まれる場合もある。ガス排出管20は、一端部が第2蓋体11に挿入固定され、他端部が無害化処理装置21と接続されており、反応室8内から排出される反応生成物ガスを無害化処理装置21へ移送する銅管等の金属製配管である。無害化処理装置21は、反応生成物ガスに含まれた塩素系ガスなど人体に有害な成分を無害化するための装置である。
汚染部品22は、ウェハーの表面に窒化物の薄膜を生成する際に窒化物の薄膜等の汚染物が付着した洗浄対象物であり、例えばウェハートレーやフローチャネル等のようなものである。本実施形態の洗浄装置1においては、汚染部品22がどのような形状であっても洗浄することが可能であるが、本明細書においては、汚染部品22の一例として、表面に汚染物が付着した板材を用いて説明する。
次に、本実施の形態の洗浄装置1の作用について説明する。洗浄装置1は、通常は、保持部材5が反応室8内の支持架台6上に載置され、第1蓋体10及び第2蓋体11が取り付けられて密閉されている。汚染部品22を洗浄する際には、まず、保持部材5を反応室8内から取り出す。この作業は、第1蓋体10と、第1蓋体10と対向するように配置された遮熱板7a、或いは、第2蓋体11と、第2蓋体11と対向するように配置された遮熱板7bのいずれかを取り外す。そして、支持架台6上に載置された保持部材5を反応室8から取り出す。
次に、汚染部品22を保持部材5上に保持する。このとき、保持部材5は、洗浄時に汚染部品22の表面に効率良く洗浄ガスが接触するように配置できるものであることが好ましい。このように配置するには、例えば図2に示すように、汚染部品22を若干傾斜させることによっても実現することができるが、これ以外の配置の仕方によって洗浄ガスと接触しやすくしてもよい。
保持部材5上に汚染部品22を載置したら、保持部材5を反応管2の反応室8内に収容し、支持架台6上に載置する。そして、取り外した遮熱板7a,7bを適宜方法により取付固定した後、取り外したフランジをボルト固定して、反応管2を密閉する。
次に、加熱装置3により反応室8内を500〜1000℃の範囲内で任意に設定された温度まで加熱する。このとき、反応室8は一方の遮熱板7aと他方の遮熱板7bとが保持部材5の両側方に対向配置されており、反応領域9から第1空間部14や第2空間部15へ熱が移動するのを防止することができるので、短時間で反応室8内を所定の温度まで加熱することができる。反応室8が所定温度に到達したら、洗浄ガス供給装置17から洗浄ガス導入管16を介して洗浄ガスを反応室8内に供給する。このとき、洗浄ガス導入管16は、汚染部品22の下方に位置し、且つ開口部が上向きになるように、すなわち先端部16aが保持部材5の下面に向けて立ち上がり、汚染部品22の方へ向くように湾曲形成されているので、洗浄ガス導入管16から噴出する洗浄ガスを強制的に汚染部品22が配置されている方向へ供給することができる。
このとき、反応室8内が所定の温度まで加熱されていることで、反応室8内に供給された洗浄ガス自身も加熱され、反応室8内で熱対流を生じる。したがって、洗浄ガスは、反応室8内へ導入された時に図2中の矢印の方向へ順次流れ、貫通孔5bを通って汚染部品22が配置された方向に向かって流れる。
なお、反応室8の温度を500℃以上にするのは、汚染部品22における汚染物に洗浄ガスが接触して生成される反応物(本実施形態の場合には塩化物)を気化して排出するためである。また、500〜1000℃の範囲内であるのは、500℃未満の温度の場合には塩化物を気化させる速度が遅くなり実用的でなく、1000℃を超えた温度の場合には、汚染部品22が熱変形する恐れがあるからである。ただし、1000℃を超える温度であっても、汚染部品22が熱変形しない場合には、1000℃を超える温度まで加熱してもよい。
このように、洗浄ガス導入管16の形状及び加熱装置3により熱対流が生じた洗浄ガスは、図2中の矢印で示すように、保持部材5の貫通孔5bを通過して汚染部品22の表面における汚染物と接触する。この汚染物は、洗浄ガスが接触することによって反応し、塩化物が生成される。この塩化物は、反応室8内が高温になっていることで生成後直ちに気化されるため、汚染部品22は、洗浄ガスとの接触により表面から汚染物が除去されて清浄になる。一方、気化された反応生成物ガスは、熱対流によって汚染部品22の上方に流れ、空隙部13を通過して第2空間部15内へ流れ、さらに第2空間部15を通過してガス排出管20に流れ込み、無害化処理装置21内に取り込まれて無害化処理される。
このような方法により洗浄された汚染部品22は、洗浄後に反応室8内から取り出される。汚染部品22を取り出す際には、まず、反応室8内を真空引きして、その後窒素ガスを封入する。この真空引きと窒素ガスの封入は、必要に応じて数回行われる。これによって、反応室8内に残留する洗浄ガスや反応生成物ガスを除去し、第1蓋体10と、第1蓋体10と対向するように配置された遮熱板7a、或いは、第2蓋体11と、第2蓋体11と対向するように配置された遮熱板7bのいずれかを取り外す。そして、支持架台6上に載置された保持部材5を反応室8から取り出す。その後、保持部材5に載置された汚染部品22を取り外す。
なお、本明細書における汚染部品22は、半導体製造装置において汚染物を除去する必要があるものであればよく、ウェハートレーやフローチャネルには限定されない。
(実施例1)
実施例1は、図2に示す洗浄装置1を用いて洗浄処理能力の実験を行った。ここで、反応管2は、内径が360mm、全長が1100mmのものを使用し、洗浄ガス導入管16は内径が6mmのものを使用した。また、汚染部品22は、約1gの汚染物が付着したものを使用した。
また、反応室8の温度は800度まで加熱し、反応管2内部への洗浄ガスの供給は30分間行った。このときの洗浄ガスには、塩素と窒素の混合ガスを用い、ガス流量は、それぞれ塩素が毎分300ミリリットル、窒素が毎分3リットルとなるようにした。洗浄処理後は、反応室8の温度を室温程度まで冷却し、反応管2内に窒素ガスを封入して窒素置換した後に反応管2の内部から汚染部品22を取り出した。そして、取り出した汚染部品22の状態を確認した。
汚染部品22に付着した汚染物の除去に関しては、洗浄処理前の汚染部品22の重量と、洗浄処理後の汚染部品22の重量を測定して、洗浄処理前後の測定値の差から、除去された汚染物の量を算出した。そして、洗浄処理前に付着した汚染物の量(本実施例では約1g)で算出した汚染物の量を割るとともに、その値に百分率を掛けることにより、汚染物の除去効率を計算した。
実施例1の洗浄装置1で洗浄処理を行った結果、洗浄処理前は拭き取りで除去できなかった汚染物が汚染部品22の表面に付着していたものの、洗浄処理後には拭き取りやすい粉末状の反応生成物が汚染部品22の表面に付着しており、非常に汚染物が除去しやすい状態になっていた。この反応生成物を拭き取り除去した後に求めた汚染物の除去効率は、約99%であった。また、洗浄処理後の汚染部品22の状態は、汚染物が除去されて非常に良好であった。
(実施例2)
実施例2は、実施例1と同様の方法により洗浄処理能力の実験を行った。なお、実施例2では、洗浄処理時間を60分にして行った。
洗浄処理を行った結果、洗浄処理前は拭き取りによって除去できなかった汚染物が汚染部品22の表面に付着していたものの、洗浄処理後には拭き取りやすい粉末状の反応生成物が汚染部品22の表面に堆積しており、非常に汚染物が除去しやすい状態になっていた。この反応生成物を拭き取り除去した後に求めた汚染物の除去効率は、約99%であった。また、洗浄処理後の汚染部品22の状態は、汚染物が除去されて非常に良好であった。
(比較例1)
比較例1は、図3の洗浄装置を用いて実施例1と同じ条件で洗浄処理能力の実験を行った。洗浄処理を行った結果、洗浄処理前には拭き取りによって除去できなかった汚染物が汚染部品22の表面に付着していたものの、洗浄処理後には拭き取りやすい粉末状の反応生成物が汚染部品の表面に蓄積しており、汚染物がとりやすい状態になっていた。しかし、この反応生成物を拭き取り除去した後に求めた汚染物の除去効率は約73%で、汚染物の一部は未反応の状態で残留していた。
(比較例2)
比較例2は、比較例1と同様の方法により洗浄処理能力の実験を行った。なお、比較例2では、洗浄処理時間を60分にして行った。
洗浄処理を行った結果、洗浄処理前には拭き取りによって除去できなかった汚染物が汚染部品の表面に付着していたものの、洗浄処理後には拭き取りやすい粉末状の反応生成物が汚染部品の表面に蓄積しており、汚染物がとりやすい状態になっていた。この反応生成物を拭き取り除去した後に求めた汚染物の除去効率は約98%であった。
以上のように、本実施の形態の洗浄装置では、洗浄処理開始後30分で約99%の汚染物を除去することが可能であり、洗浄処理時間を60分としても汚染物を除去できるのは99%と同一であった。このことから、本実施の形態の洗浄装置では、洗浄処理を30分行うことで汚染部品22における汚染物を拭き取り除去できる状態にすることができ、そのうちの一部は、洗浄処理中に反応室8内で加熱されることにより反応生成物ガスとして気化させることが可能になる。
一方、比較例1及び2では、汚染部品の汚染物を98%除去するためには洗浄処理を60分行う必要がある。また、洗浄処理を60分行った場合であっても、実施例1及び2のように、汚染物の除去効率を99%にまで向上させることができない。したがって、実施例1及び2の洗浄装置1は、洗浄処理時間の短縮化が可能になるだけでなく、洗浄力も向上させることが可能になる。
1 洗浄装置
2 反応管
3 加熱装置
4 支持手段
5 保持部材
6 支持架台
7a,7b 遮熱板
8 反応室
9 反応領域
16 洗浄ガス導入管
16a 先端部
17 ガス排出管
22 汚染部品

Claims (2)

  1. 窒化物半導体製造装置における汚染部品を洗浄する装置であって、
    横型の中空円筒形状に形成されており、洗浄ガス導入管とガス排出管を有する反応室と、
    前記反応室内で前記汚染部品を支持するための保持部材、及び前記反応室内に前記保持部材を載置するための支持部材から構成される支持手段と、
    前記汚染部品を前記反応室内で高温に保持するために前記支持手段の左右両側に設けた遮熱部材と、
    前記反応室内を加熱する加熱手段と、を備え、
    前記遮熱部材のうち、一方の前記遮熱部材と他方の前記遮熱部材との間の空間に、前記汚染部品における汚染物と洗浄ガスとが反応する反応領域を形成し、
    前記洗浄ガス導入管が、前記遮熱部材の下部近傍を通って前記反応領域内に導かれ、該洗浄ガス導入管の先端部が前記支持手段の下方に位置するように、前記反応室内の下部に配置されていることを特徴とする窒化物半導体製造装置における汚染部品の洗浄装置。
  2. 洗浄ガス導入管の先端部が支持手段の下面に向けて立ち上がるように湾曲形成した請求項記載の窒化物半導体製造装置における汚染部品の洗浄装置。
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