JP5276406B2 - 内線接続方法及び経路選択装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムにおける内線接続方法及び経路選択装置に関する。
無線通信システムにおいてMobile Station(MS、移動端末装置)を用いた内線接続サービスが知られている。この無線通信システムは、互いに通信可能に接続された複数のMobile Multimedia Switching Center(MMS、移動マルチメディア交換局)を備える。
各MMSにはRadio Network Controller(RNC、無線ネットワーク制御装置)が接続され、RNCには複数のBase Transceiver Station(BTS、基地局装置)と内線サーバ装置(内線サーバ)が接続される。内線サーバはデータを折り返す機能を有し、構内通信を可能にする。各MSは、BTSと無線で通信する。
このような無線通信システムでは、RNC間でMMSを介した通信回線を設定して、MS間の通信が確立され、屋外線(公衆網、インターネットプロトコル(IP)ルータ網)を用いて内線接続サービスが提供される。これにより、例えば、川崎の拠点Aと広島の拠点Bの間で内線通話が可能になる。
公衆網及び専用線を含む複数の通信路の中から最適な通信路を選択する通信システムも知られている(例えば、特許文献1及び2を参照)。
特表2001−503578号公報 特開2008−061047号公報
上述した従来の内線接続サービスには、次のような問題がある。
MS間で内線接続する際に、同じ内線グループに属する拠点間であっても公衆網が使用される。したがって、同じ内線グループの拠点間に企業網のような専用線が存在する場合でも、その専用線を用いずに公衆網により接続している。
このように、公衆網のみを使用するシステムでは、内線接続サービスの最適な接続経路を、サービス種別や形態によって自動的に選択することができない。このため、専用線の有効利用を図ることができず、定額料金等の安価なサービスによる差別化を実施することもできない。
本発明の課題は、内線接続サービスの接続経路を複数の経路の中から選択可能にすることである。
開示の内線接続方法は以下のステップを備え、第1の移動端末装置から第2の移動端末装置に内線接続を行う。
最初のステップでは、第1の移動端末装置が第1の経路選択装置に内線接続要求を送信する。次のステップでは、第1の経路選択装置が複数の内線接続経路の中から第1の内線接続経路を選択し、第1の内線接続経路の種別と第1の内線接続経路で使用する発信側アドレス情報を第2の経路選択装置に送信する。次のステップでは、第2の経路選択装置が複数の内線接続経路の中から第2の内線接続経路を選択し、第2の内線接続経路の種別と第2の内線接続経路で使用する着信側アドレス情報を第1の経路選択装置に送信する。次
のステップでは、第1の経路選択装置が、第2の内線接続経路が第1の内線接続経路に一致するか否かを判定する。次のステップでは、第2の内線接続経路が第1の内線接続経路に一致すれば、第1の移動端末装置から第1の内線接続経路を介して第2の移動端末装置に内線接続を行う。
このような内線接続方法によれば、第1及び第2の経路選択装置がそれぞれ選択した第1及び第2の内線接続経路が一致した場合に、その内線接続経路を使用して内線接続が行われる。したがって、選択された内線接続経路を確認しながら内線接続を行うことができる。
第1及び第2の移動端末装置は、例えば、後述するMS146及び156に対応する。第1の経路選択装置は、例えば、IP−RNC106又は内線サーバ143に対応し、第2の経路選択装置は、例えば、IP−RNC107又は内線サーバ153に対応する。
開示の経路選択装置は、第1及び第2の受信手段、選択手段、送信手段、判定手段、及び接続手段を備える。
第1の受信手段は、第1の移動端末装置から第2の移動端末装置宛の内線接続要求を受信する。選択手段は、内線接続要求を受信したとき、複数の内線接続経路の中から第1の内線接続経路を選択する。送信手段は、第1の内線接続経路の種別と第1の内線接続経路で使用する発信側アドレス情報を着信側経路選択装置に送信する。第2の受信手段は、複数の内線接続経路の中から選択された第2の内線接続経路の種別と、第2の内線接続経路で使用する着信側アドレス情報を、着信側経路選択装置から受信する。判定手段は、第2の内線接続経路が第1の内線接続経路に一致するか否かを判定する。接続手段は、第2の内線接続経路が第1の内線接続経路に一致すれば、第1の移動端末装置を第1の内線接続経路を介して第2の移動端末装置に内線接続する。
このような経路選択装置によれば、選択手段及び着信側経路選択装置がそれぞれ選択した第1及び第2の内線接続経路が一致した場合に、その内線接続経路を使用して内線接続が行われる。したがって、選択された内線接続経路を確認しながら内線接続を行うことができる。
第1及び第2の移動端末装置は、例えば、後述するMS146及び156に対応する。開示の経路選択装置は、例えば、IP−RNC106又は内線サーバ143に対応し、着信側経路選択装置は、例えば、IP−RNC107又は内線サーバ153に対応する。
別の内線接続方法は以下のステップを備え、移動端末装置からパケット情報を有する対象サーバ装置にパケット交換内線接続を行う。
最初のステップでは、移動端末装置が、対象サーバ装置が属するネットワークに接続するための仮想閉域網サーバ装置の接続先ネットワークアドレス情報を内線接続判定装置に送信する。次のステップでは、内線接続判定装置が、接続先ネットワークアドレス情報が示すアドレスが内線接続アドレスリストに存在するか否かをチェックし、そのアドレスが内線接続アドレスリストに存在すれば、内線サーバ装置にパケット交換内線接続を指示する。次のステップでは、内線サーバ装置が移動端末装置と仮想閉域網サーバ装置の経路接続を行う。次のステップでは、移動端末装置から仮想閉域網サーバ装置を介して対象サーバ装置にパケット交換内線接続を行う。
このような内線接続方法によれば、従来のパケット交換接続経路に加えて、仮想閉域網経由のパケット交換内線接続経路を利用することが可能になる。
移動端末装置は、例えば、後述するMS146に対応し、内線接続判定装置は、例えば、xGSN301に対応する。対象サーバ装置は、例えば、ユーザサーバ321、メールサーバ322、又はドキュメントサーバ323に対応する。
移動端末装置間の内線接続サービスの接続経路を複数の経路の中から選択することが可能になる。また、移動端末装置から内線接続によりパケット情報にアクセスすることも可能になる。
以下、図面を参照しながら、最良の実施形態を詳細に説明する。
実施形態の無線通信システムは、内線接続のための複数の経路を持ち、接続される加入者、局等の条件に基づいて、それらの経路のうちどの経路を優先的に選択するかを自動的に判断する。そして、選択された経路にて内線接続を実施する。
図1は、このような無線通信システムにおけるCircuit Switching (CS)内線接続の構成例を示している。この無線通信システムは、Freedom of Mobile Multimedia Access (FOMA(登録商標))網101、IPルータ網(公衆網)102、企業網103、拠点104(A)、拠点105(B)、IP−RNC106、107、及びBoarder Gateway (BGW)108、109を含む。
FOMA(登録商標)網101は、MMS111、112、及びSignaling and Media Gateway (SMG)113を含む。MMS111、112、及びSMG113は互いに接続されている。IPルータ網102は、エッジルータ(ER)121〜123を含み、企業網103は、エッジルータ131及び132を含む。
拠点104は、BGW141、IP−BTS142、内線サーバ143、Private Branch Exchange-Gateway (PBX−GW、構内交換機ゲートウェイ)144、Private Branch Exchange (PBX、構内交換機)145、MS146、及び端末装置147を含む。IP−BTS142、内線サーバ143、及びPBX−GW144はBGW141に接続され、PBX145はPBX−GW144に接続されている。端末装置147は、例えば、電話機であり、PBX145に接続されている。
拠点105は、BGW151、IP−BTS152、内線サーバ153、PBX−GW154、PBX155、MS156、及び端末装置157を含む。IP−BTS152、内線サーバ153、及びPBX−GW154はBGW151に接続され、PBX155はPBX−GW154に接続されている。端末装置157は、例えば、電話機であり、PBX155に接続されている。
IPルータ網102のエッジルータ121はSMG113に接続され、エッジルータ122及び123はそれぞれBGW108及び109に接続されている。MMS111、IP−RNC106、及びBGW141はBGW108に接続され、MMS112、IP−RNC107、及びBGW151はBGW109に接続されている。
このような無線通信システムにおいて、拠点104のMS146と拠点105のMS156が内線通話を行う場合、U−plane(ユーザデータ)の接続経路としては2つの経路が存在する。第1の経路は、BGW141からBGW108、IPルータ網102、及びBGW109を介してBGW151に至る経路であり、第2の経路は、BGW141から企業網103を介してBGW151に至る経路である。第2の経路では、企業網103内の専用線が使用される。
IP−RNC106、107又は内線サーバ143、153は、所定のアルゴリズムに
従っていずれかの経路を選択する。
図2は、図1の無線通信システムをLong Term Evolution (LTE)内線接続に置き換えた構成例を示している。この場合、Evolved UTRAN NodeB (ENB)と、Evolved Packet Core (EPC)に相当するMobility Management Entity(MME)及びServing Gateway (S−GW)とを用いて、無線通信システムが構成される。
MME/S−GW201は、IPルータ網102のエッジルータ211とBGW108に接続され、MME/S−GW202は、IPルータ網102のエッジルータ212とBGW109に接続されている。また、拠点104及び105のIP−BTS142及び152はそれぞれENB221及び231に置き換えられている。
この構成においても、拠点104のMS146と拠点105のMS156が内線通話を行う場合、U−planeの接続経路として、IPルータ網102を経由する経路と企業網103を経由する経路の2つの経路が存在する。そこで、内線サーバ143、153が、所定のアルゴリズムに従っていずれかの経路を選択する。
このような無線通信システムによれば、公衆網のみならず企業網をも内線接続経路として選択することができるため、定額料金等の安価なサービスが実現可能になる。また、内線接続のための複数の経路が存在するため、障害・輻輳発生時等において迂回・回避ルートを設定することが可能になる。
図1及び図2の無線通信システムにおいて、音声通話以外にパケット通信を行うことも可能である。例えば、図1の無線通信システムにおいてPacket Switching(PS)内線接続を行う場合の経路は、図3のようになる。
MS146は、IP−RNC106経由又はVirtual Private Network (VPN、仮想閉域網)サーバ303経由で、企業網103のユーザサーバ装置(ユーザサーバ)321、メールサーバ装置(メールサーバ)322、及びドキュメントサーバ装置(ドキュメントサーバ)323にアクセスする。VPNサーバ装置(VPNサーバ)303、ユーザサーバ321、メールサーバ322、及びドキュメントサーバ323のアドレスは、それぞれaa、bb、cc、及びddである。
経路331は、MS146からIP−BTS142、BGW141、及びIP−RNC106を介してServing/ HYPERLINK "http://d.hatena.ne.jp/keyword/gateway" Gateway
General Packet Radio Service Support Node (xGSN)301に至る、C−plane(制御信号)の接続経路である。xGSN301は、MMS111及びBGW108を介してIP−RNC106に接続される。
経路332は、MS146からIP−BTS142、BGW141、IP−RNC106、xGSN301、及びゲートウェイ(GW)302を介して企業網103に至る、U−planeの接続経路である。
経路333は、MS146からIP−BTS142、内線サーバ143、BGW141、及びVPNサーバ303を介して企業網103に至る、U−planeの接続経路(VPトンネル)である。経路334は、MS146からIP−BTS142、内線サーバ143及びBGW141を介してVPNサーバ303に至る、C−planeの接続経路である。
経路335は、MS146からIP−BTS142、内線サーバ143、BGW141、及びVPNサーバ303を介して企業網103のユーザサーバ321に至る、C−planeの接続経路である。経路336は、内線サーバ143とIP−RNC106の間のC−planeの接続経路であり、経路337は、IP−RNC106とxGSN301の間のC−planeの接続経路である。
まず、MS146からVPNサーバ303までの接続手順は、次の通りである。
(1)MS146は、経路331上のACTIVATE PDP CONTEXT REQUESTにより、VPNサーバ303のアドレスaaを接続先ネットワークアドレスとしてxGSN301に通知する。
(2)xGSN301は、内線接続アドレスリスト311からアドレスaaを検出する。(3)xGSN301は、経路337上でのRAB ASSIGNMENT REQUESTにより、内線接続である旨をIP−RNC106に指示する。
(4)IP−RNC106は、経路336上で、アドレスaaに対する内線接続の回線設定要求を内線サーバ143に通知する。
(5)内線サーバ143は、経路334上で、VPNサーバ303との経路接続を実施する。
次に、MS146と企業網103の間のVPNの接続手順は、次の通りである。
(6)MS146とVPNサーバ303は、経路335上で、企業網103へのアクセス認証処理を行う。
(7)MS146と企業網103の間のVPトンネル333が確立される。
(8)MS146は、企業網103内の各種サーバと接続する。
その後、MS146は、VPトンネル333を介してユーザサーバ321等にアクセスし、パケット通信を行うことができる。このように、MS146は、内線接続により企業網103内のパケット情報にアクセスすることが可能になる。
一方、従来のPS呼の接続手順は、次の通りである。
(11)MS146は、経路331上で、ACTIVATE PDP CONTEXT REQUESTをxGSN301に送信する。
(12)xGSN301は、経路337上で、RAB ASSIGNMENT REQUESTをIP−RNC106に送信する。
(13)xGSN301は、経路331上で、ACTIVATE PDP CONTEXT ACCEPTをMS146に送信する。
その後、MS146は、経路332を介してユーザサーバ321等にアクセスし、パケット通信を行うことができる。
図4は、IP−RNC106及び107が経路選択を行う場合のIP−RNC106の構成例を示している。IP−RNC107の構成についてもIP−RNC106と同様である。
IP−RNC106は、制御部401、トランク部402、及びインタフェース部403を備える。制御部401は、リソース管理部411、経路選択部412、呼制御部413、及び保守部414を含む。
リソース管理部411は、無線リソースと、IP−RNC106におけるIPアドレス、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)ポート等のシステムリソースの空塞管理、払出し等を行う。経路選択部412は、所定のアルゴリズムに従って内線接続の経路を選択する。呼制御部413は、発信・着信等の呼接続要求に対するシーケンスの管理、リソース管理部411、経路選択部412、及び保守部414の制御等を行う。保守部414は、装置監視及び制御処理、ファイル系オペレーション処理等を行う。
トランク部402は、共通チャネル送受信データの多重分離処理、個別チャネル送受信データの選択合成/複製分配処理、パケット通信の無線データリンク終端処理等を行う。インタフェース部403は、BGW108及びBGW109を介して、MMS111、xGSN301、IP−RNC、IP−BTS142、内線サーバ143等の対向装置と通信する。
図5は、内線サーバ143及び153が経路選択を行う場合の内線サーバ143の構成例を示している。内線サーバ153の構成についても内線サーバ143と同様である。
内線サーバ143は、接続制御部501、トランク部502、無線制御部503、及びインタフェース部504を備える。接続制御部501は、経路選択部511、リソース管理部512、及び呼制御部513を含む。
経路選択部511は、経路構成情報を記憶し、所定のアルゴリズムに従って内線接続の経路を選択する。リソース管理部512は、無線リソースと、内線サーバ143におけるIPアドレス、UDPポート等のシステムリソースの空塞管理、払出し等を行う。呼制御部513は、発信・着信等の呼接続要求に対するシーケンスの管理、経路選択部511及びリソース管理部512の制御等を行う。
トランク部502は、有線同期制御処理、音源再生処理、ユーザデータの選択合成/複製分配処理等を行う。無線制御部503は、無線区間の秘匿処理、アウターループ電力制御処理等を行う。インタフェース部504は、BGW109及びBGW108を介して、IP−BTS142、IP−RNC106、企業網103等と通信する。
経路選択部511の経路構成情報は、内線接続(拠点間接続)が行われるそれぞれの拠点の情報であり、BGW141から先にどのような経路が存在するのかを示している。経路構成情報は、例えば、図6のような構成を有する。
無線通信システム内のそれぞれの拠点に内線サーバ[0]〜[n]が存在する場合、経路構成情報は内線サーバ情報[0]〜[n]を含む。各内線サーバ情報は、実装有無601、IPアドレス種別602、IPアドレス603、UDPポート番号604、実装有無605、IPアドレス種別606、IPアドレス607、UDPポート番号608、及びデフォルトゲートウェイ609を含んでいる。
実装有無601は、内線サーバがIPルータ網102に相当する公衆網への内線接続をサポートしているか否かを表し、IPアドレス種別602は、内線サーバの公衆網用IPアドレスの種別を表す。IPアドレス603及びUDPポート番号604は、それぞれ公衆網用IPアドレス及びUDPポート番号を表す。
実装有無605は、内線サーバが企業網103への内線接続をサポートしているか否かを表し、IPアドレス種別606は、内線サーバの企業網用IPアドレスの種別を表す。IPアドレス607及びUDPポート番号608は、それぞれ企業網用IPアドレス及びUDPポート番号を表す。デフォルトゲートウェイ609は、内線サーバが接続されているBGWの識別情報を表す。
なお、IP−RNCが経路選択を行う場合は、IP−RNCから内線サーバへ、公衆網と企業網のいずれかを示す経路の種別を通知すればよいので、IP−RNCにおいてIPアドレス等の情報を保持しなくてもよい。ただし、この場合も、内線サーバは、経路構成情報を保持している。
内線サーバ143は、無線通信システムの経路状態を監視し、経路の使用可否や複数の経路の使用優先順位等を決定することも可能である。この場合、経路選択部511は、常時監視、接続時監視等の監視方法により、内線接続経路の状態を監視する。
常時監視の場合、経路選択部511は、経路構成情報をもとに各拠点へ周期的にInternet Control Message Protocol (ICMP)のパケット(Packet Internet Groper(ping))等の到達性確認情報を送信することで、各網の状態を取得する。取得した公衆網及び企業網の状態に応じて、公衆網と企業網の優先度を決定することができる。
一方、接続時監視の場合、経路選択部511は、内線接続要求が発生したときに、接続経路を確定した後、接続先拠点へping等の到達性確認情報を送信することで、各網の状態を取得する。取得した公衆網及び企業網の状態に応じて、公衆網又は企業網を選択することができる。
次に、図7から図18までを参照しながら、経路選択部412又は511による経路選択のアルゴリズムについて説明する。
拠点情報に基づくアルゴリズムでは、内線接続時の発信者及び着信者がどの拠点にいるかに応じて経路を選択する。経路選択部は、例えば、図7に示すような拠点情報を記憶する。この例では、拠点A〜Dの各々において公衆網及び企業網への内線接続が可能か否かが、拠点情報として記憶されている。この拠点情報は、上述した経路構成情報から作成することもできる。経路選択部は、この拠点情報に基づいて、発信者及び着信者の双方の拠点で内線接続が可能な経路を選択し、公衆網及び企業網の双方が可であれば企業網を選択する。
(例1)拠点Aの発信者が拠点Bの着信者に内線接続しようとした場合、拠点Aでは企業網が不可のため、公衆網が選択される。
(例2)拠点Bの発信者が拠点Cの着信者に内線接続しようとした場合、双方の拠点で公衆網又は企業網のいずれも可のため、企業網が選択される。
図8は、このような経路選択アルゴリズムのフローチャートである。この処理は、上位装置から経路選択要求を受信したときに開始される。経路選択部がIP−RNC内にある場合は、MMSから送信されるRAB ASSIGNMENT REQUESTメッセージが経路選択要求に相当する。また、経路選択部が内線サーバ内にある場合は、IP−RNCから送信される回線設定要求が経路選択要求に相当する。
経路選択部は、経路選択要求を受信すると、まず、拠点情報を参照して、発信者の拠点で企業網の内線接続が可能か否かをチェックする(ステップ801)。企業網の内線接続が可能であれば、次に、着信者の拠点で企業網の内線接続が可能か否かをチェックする(ステップ802)。そして、企業網の内線接続が可能であれば、企業網を選択する(ステップ803)。ステップ801又は802において企業網の内線接続が不可であれば、公衆網を選択する(ステップ804)。
また、拠点情報に経路の優先度を追加することで、公衆網を優先的に選択することも可能である。この場合、経路選択部は、例えば、図9に示すような拠点情報を記憶する。この例では、拠点Bにおける公衆網及び企業網の優先度がそれぞれ“1”及び“2”に設定され、拠点Bにおける公衆網及び企業網の優先度がそれぞれ“2”及び“1”に設定されている。経路選択部は、この拠点情報に基づいて、公衆網及び企業網の双方が可であれば、より優先度の高い方を選択する。
図10は、このような経路選択アルゴリズムのフローチャートである。経路選択部は、経路選択要求を受信すると、まず、拠点情報を参照して、発信者の拠点における企業網の
可否と優先度をチェックする(ステップ1001)。企業網の内線接続が可能であり、かつ、企業網の優先度が公衆網の優先度より高ければ、次に、着信者の拠点における企業網の可否と優先度をチェックする(ステップ1002)。そして、企業網の内線接続が可能であり、かつ、企業網の優先度が公衆網の優先度より高ければ、企業網を選択する(ステップ1003)。
ステップ1001又は1002において企業網の内線接続が不可であれば、公衆網を選択する(ステップ1004)。また、ステップ1001又は1002において企業網の内線接続が可能であっても、企業網の優先度が公衆網の優先度より低ければ、公衆網を選択する(ステップ1004)。
上述の例2の場合、着信者の拠点Cにおける企業網の優先度“1”が公衆網の優先度“2”より低いため、公衆網が選択される。
加入者クラス情報に基づくアルゴリズムでは、内線接続時の発信者及び着信者の加入者クラスが何かに応じて経路を選択する。経路選択部は、例えば、図11に示すような加入者クラス情報を記憶する。この例では、加入者クラスが HYPERLINK "javascript:goWordLink(%22Very%22)" Very HYPERLINK "javascript:goWordLink(%22Important%22)" Important HYPERLINK "javascript:goWordLink(%22Person%22)" Person (VIP)であれば企業網を優先し、一般であれば公衆網を優先することが、加入者クラス情報として記憶されている。発信者及び着信者の加入者クラスは、MSから送信される加入者クラスにより識別される。経路選択部は、加入者クラス情報に基づいて公衆網又は企業網のいずれかを選択する。
(例3)発信者又は着信者がVIPであれば、企業網を選択する。
(例4)発信者が一般の場合には、着信者の加入者クラスに関わらず、公衆網を選択する。
図12は、例3の経路選択アルゴリズムのフローチャートである。経路選択部は、経路選択要求を受信すると、まず、発信者及び着信者の加入者クラスをチェックする(ステップ1201)。発信者又は着信者のいずれかの加入者クラスがVIPであれば、図11の加入者クラス情報に基づいて企業網を選択する(ステップ1202)。発信者及び着信者の双方の加入者クラスが一般であれば、図11の加入者クラス情報に基づいて公衆網を選択する(ステップ1203)。
図13は、例4の経路選択アルゴリズムのフローチャートである。経路選択部は、経路選択要求を受信すると、まず、発信者の加入者クラスをチェックする(ステップ1301)。発信者の加入者クラスがVIPであれば、図11の加入者クラス情報に基づいて企業網を選択する(ステップ1302)。発信者の加入者クラスが一般であれば、図11の加入者クラス情報に基づいて公衆網を選択する(ステップ1303)。
例4の経路選択アルゴリズムは、図14のような加入者クラス情報により実現することも可能である。この加入者クラス情報には、発信者及び着信者の加入者クラスと選択される経路の対応関係が記述されている。
図15は、この場合の経路選択アルゴリズムのフローチャートである。経路選択部は、経路選択要求を受信すると、まず、発信者及び着信者の加入者クラスをチェックし、図14の加入者クラス情報を検索する(ステップ1501)。そして、発信者及び着信者の加入者クラスの組み合わせに対応する経路を選択する(ステップ1502)。発信者又は着信者の加入者クラスが加入者クラス情報に登録されたものと一致しない場合は、エラー処理を行って接続を拒否する(ステップ1503)。
ユーザ指定に基づくアルゴリズムでは、内線接続時に発信者により指定された経路(企業網又は公衆網)を選択する。
サービス種別に基づくアルゴリズムでは、音声通話、パケット通信、映像(AV)等のサービス種別により企業網又は公衆網を選択する。経路選択部は、例えば、図16に示すようなサービス種別情報を記憶する。この例では、サービス種別が音声通話又はパケット通信であれば企業網を選択し、AVであれば公衆網を選択することが、サービス種別情報として記憶されている。
図17は、この場合の経路選択アルゴリズムのフローチャートである。経路選択部は、経路選択要求を受信すると、まず、サービス種別をチェックし、図16のサービス種別情報を検索する(ステップ1701)。そして、サービス種別に対応する経路を選択する(ステップ1702)。サービス種別がサービス種別情報に登録されたものと一致しない場合は、エラー処理を行って接続を拒否する(ステップ1703)。
経路状態監視に基づくアルゴリズムでは、上述した監視方法で経路状態を監視することにより、使用不可能な経路を迂回し、使用可能な経路を選択する。
さらに、上述した各種アルゴリズムの要素及び条件を組み合わせたり、要素及び条件の優先順位を指定したりすることで、経路選択を行うこともできる。
なお、経路選択部は、内線サーバ又はIP−RNCのみならず、コアネットワーク(CN)側のMMS又はxGSNに実装することも可能である。経路選択部の実装箇所と実装可能な経路選択アルゴリズムの対応関係を図示すると、図18のようになる。拠点情報に基づくアルゴリズムは、IP−RNC及びCNに実装可能であり、経路状態監視に基づくアルゴリズムは、内線サーバに実装可能である。加入者クラス情報、ユーザ指定、又はサービス種別に基づくアルゴリズムは、いずれの場所にも実装可能である。
次に、図19から図26までを参照しながら、拠点104のMS146から拠点105のMS156に内線電話をかける場合の接続シーケンスの例について説明する。ここでは、IP−RNC106及び107が経路選択を行うものとする。
図19から図21までは、発信側の接続シーケンスを示している。まず、MS146とIP−RNC106の間でRadio Resource Control(RRC)の設定を行う(手順1901)。次に、MS146とMMS111の間でセッションを確立し(手順1902)、認証、秘匿、及び位置制御の処理を行う(手順1903)。
次に、MS146は、下記に示すRRCのUPLINK DIRECT TRANSFERメッセージをIP−RNC106に送信し、内線接続を要求する(手順1904)。
RRC:UPLINK DIRECT TRANSFER(CC:SETUP)(DCH:DCCH,AM)(CalledPartyBCDNumber:(184/186+)(内線サービスプレフィクス*55+)発信番号)

そして、IP−RNC106は、下記に示すRadio Access Network Application Part (RANAP)のDIRECT TRANSFERメッセージをMMS111に送信する(手順1905)。

RANAP:DIRECT TRANSFER(CC:SETUP)

次に、MMS111は、RANAPのRAB ASSIGNMENT REQUESTメッセージをIP−RNC106に送信する(手順1906)。このメッセージには、発信側及び着信側のcomplete location IDが含まれる。
IP−RNC106は、RAB ASSIGNMENT REQUESTメッセージを受信すると、公衆網又は企業網を接続経路として選択し(手順1907)、回線設定要求により、内線サーバ143に公衆網又は企業網の種別を通知する(手順1908)。
内線サーバ143は、回線設定応答をIP−RNC106に送信し(手順1909)、IP−RNC106は、網側接続情報報告をMMS111に送信する(手順1910)。回線設定応答及び網側接続情報報告には、IP−RNC106から通知された経路の種別と、その種別に対応する、発信側内線サーバ143のIPアドレス及びUDPポート番号が含まれる。網側接続情報報告は、MMS111からMMS112に転送される。
次に、IP−BTS142とIP−RNC106の間でRadio Access Bearer (RAB)の設定を行い(手順2001)、MS146とIP−RNC106の間で内線サーバ起動処理を行う(手順2002)。そして、IP−RNC106は、RANAPのRAB ASSIGNMENT RESPONSEメッセージをMMS111に送信する。
次に、MMS111は、後述する手順2414で送信された着信側の網側接続情報報告をMMS112から受信すると、内線サーバ接続先変更要求をIP−RNC106に送信する(手順2004)。内線サーバ接続先変更要求には、発信側及び着信側のcomplete location IDとともに、着信側で選択された経路の種別と、その種別に対応する、着信側内線サーバ153のIPアドレス及びUDPポート番号が含まれる。
IP−RNC106は、着信側で選択された経路が発信側で選択した経路と同一か否かを判定する(手順2005)。そして、それらの経路が異なる場合は、手順1907と同様の処理を行って経路を再選択し、着信側で選択された経路と同一の経路が選択できなければ切断処理を行う。
次に、IP−RNC106は、接続先変更要求により、着信側で選択された経路又は発信側で再選択された経路の種別を内線サーバ143に通知する(手順2006)。着信側で選択された経路を通知する場合、接続先変更要求には、着信側内線サーバ153のIPアドレス及びUDPポート番号も含まれる。
内線サーバ143は、接続先変更応答をIP−RNC106に送信し(手順2007)、IP−RNC106は、網側接続情報報告をMMS111に送信し(手順2008)、続いて内線サーバ接続先変更応答をMMS111に送信する(手順2009)。
ただし、網側接続情報報告は、手順2005で経路が再選択された場合にのみ送信される。この場合、網側接続情報報告には、発信側で再選択された経路の種別と、その種別に対応する、発信側内線サーバ143のIPアドレス及びUDPポート番号が含まれる。網側接続情報報告は、MMS111からMMS112に転送される。
内線サーバ接続先変更応答は、内線サーバ接続先変更要求で指定された経路に変更可能か否かを示している。
次に、MMS111は、下記に示すRANAPのDIRECT TRANSFERメッセージをIP−RNC106に送信する(手順2010)。

RANAP:DIRECT TRANSFER(CC:ALERTING)

次に、IP−RNC106は、下記に示すRRCのDOWNLINK DIRECT TRANSFERメッセージをMS146に送信する(手順2011)。

RRC:DOWNLINK DIRECT TRANSFER(CC:ALERTING(DCH:DCCH,AM))

こうして、内線サーバ153からのRinging Back Tone (RBT、呼び出し音)がMS146に送信される。次に、MMS111は、下記に示すRANAPのDIRECT TRANSFERメッセージをIP−RNC106に送信する(手順2101)。

RANAP:DIRECT TRANSFER(CC:CONNECT)

次に、IP−RNC106は、下記に示すRRCのDOWNLINK DIRECT TRANSFERメッセージをMS146に送信する(手順2102)。

RRC:DOWNLINK DIRECT TRANSFER(CC:CONNECT(DCH:DCCH,AM))

次に、MS146は、下記に示すRRCのUPLINK DIRECT TRANSFERメッセージをIP−RNC106に送信する(手順2103)。

RRC:UPLINK DIRECT TRANSFER(CC:CONNECT ACKNOWLEDGE(DCH:DCCH,AM))

次に、IP−RNC106は、下記に示すRANAPのDIRECT TRANSFERメッセージをMMS111に送信する(手順2104)。

RANAP:DIRECT TRANSFER(CC:CONNECT ACKNOWLEDGE)

その後、MS146は、着信側MS156と内線通話を行う(手順2105)。
図22は、手順1907においてIP−RNC106が行う経路選択処理のシーケンスを示している。インタフェース部403は、MMS111から受信したRAB ASSIGNMENT REQUESTメッセージを呼制御部413に転送し(手順2201)、呼制御部413は、経路選択要求を経路選択部412に送信する(手順2202)。
経路選択部412は、上述した経路選択アルゴリズムに従って公衆網又は企業網を選択し(手順2203)、選択結果を示す経路選択応答を呼制御部413に送信する(手順2204)。呼制御部413は、選択された経路の種別を含む回線設定要求をインタフェース部403に転送し(手順2205)、インタフェース部403は、回線設定要求を内線サーバ143に送信する。
図23は、手順2005においてIP−RNC106が行う経路判定処理のシーケンスを示している。インタフェース部403は、MMS111から受信した内線サーバ接続先変更要求を呼制御部413に転送し(手順2301)、呼制御部413は、経路判定要求を経路選択部412に送信する(手順2302)。
経路選択部412は、着信側で選択された経路が発信側で選択した経路と同一か否かを判定する(手順2303)。それらの経路が同一であれば、着信側で選択された経路の種別を示す経路判定応答を呼制御部413に送信する(手順2304)。一方、それらの経路が異なる場合は、上述した経路選択アルゴリズムに従って公衆網又は企業網を再選択し
、選択結果を示す経路判定応答を呼制御部413に送信する。
呼制御部413は、経路判定応答が示す経路の種別を含む接続先変更要求をインタフェース部403に転送し(手順2305)、インタフェース部403は、接続先変更要求を内線サーバ143に送信する。
図24から図26までは、着信側の接続シーケンスを示している。まず、MMS112は、RANAPのPAGINGメッセージをIP−RNC107に送信し、着信側を呼び出す(手順2401)。IP−RNC107は、下記に示すRRCのPAGING TYPE1メッセージをMS156に送信する(手順2402)。

RRC:PAGING TYPE1(PCH:PCCH,TM)

次に、IP−RNC107とMS156の間でRRCの設定を行う(手順2403)。次に、MMS112とMS156の間でセッションを確立し(手順2404)、認証、秘匿、及び位置制御の処理を行う(手順2405)。
次に、MMS112は、下記に示すRANAPのDIRECT TRANSFERメッセージをIP−RNC107に送信し、内線着信を行う(手順2406)。

RANAP:DIRECT TRANSFER(CC:SETUP)

次に、IP−RNC107は、下記に示すRRCのDOWNLINK DIRECT TRANSFERメッセージをMS156に送信する(手順2407)。

RRC:DOWNLINK DIRECT TRANSFER(CC:SETUP)

次に、MS156は、下記に示すRRCのUPLINK DIRECT TRANSFERメッセージをIP−RNC107に送信する(手順2408)。

RRC:UPLINK DIRECT TRANSFER(CC:CALL CONFIRM)

そして、IP−RNC107は、下記に示すRANAPのDIRECT TRANSFERメッセージをMMS112に送信する(手順2409)。

RANAP:DIRECT TRANSFER(CC:CALL CONFIRM)

次に、MMS112は、RANAPのRAB ASSIGNMENT REQUESTメッセージをIP−RNC107に送信する(手順2410)。このメッセージには、発信側及び着信側のcomplete location IDと、発信側で選択された経路の種別と、その種別に対応する、発信側内線サーバ143のIPアドレス及びUDPポート番号が含まれる。これらの情報は、手順1910で送信された発信側の網側接続情報報告から取得される。
IP−RNC107は、RAB ASSIGNMENT REQUESTメッセージを受信すると、公衆網又は企業網を接続経路として選択し(手順2411)、回線設定要求により、内線サーバ153に公衆網又は企業網の種別を通知する(手順2412)。手順2411の経路選択処理は、図22に示した発信側の経路選択処理と同様である。
上述した各種の経路選択アルゴリズムの要素及び条件は時間とともに変化する可能性が
あるため、着信側で選択した経路が発信側で選択された経路と必ずしも一致するとは限らない。したがって、発信側では公衆網が選択され、着信側では企業網が選択されるようなこともあり得る。そこで、確認のため、着信側で選択した経路の情報が発信側に通知される。
内線サーバ153は、回線設定応答をIP−RNC107に送信し(手順2413)、IP−RNC107は、網側接続情報報告をMMS112に送信する(手順2414)。回線設定応答及び網側接続情報報告には、IP−RNC107から通知された経路の種別と、その種別に対応する、着信側内線サーバ153のIPアドレス及びUDPポート番号が含まれる。網側接続情報報告は、MMS112からMMS111に転送される。
次に、IP−BTS152とIP−RNC107の間でRABの設定を行い(手順2501)、MS156とIP−RNC107の間で内線サーバ起動処理を行う(手順2502)。そして、IP−RNC107は、RANAPのRAB ASSIGNMENT RESPONSEメッセージをMMS112に送信する。
次に、MMS112は、手順2008で送信された発信側の網側接続情報報告をMMS111から受信すると、内線サーバ接続先変更要求をIP−RNC107に送信する(手順2504)。内線サーバ接続先変更要求には、発信側及び着信側のcomplete location IDとともに、発信側で再選択された経路の種別と、その種別に対応する、発信側内線サーバ143のIPアドレス及びUDPポート番号が含まれる。
IP−RNC107は、接続先変更要求により、発信側で再選択された経路の種別を内線サーバ153に通知する(手順2505)。接続先変更要求には、発信側で再選択された経路の種別と、その種別に対応する、発信側内線サーバ143のIPアドレス及びUDPポート番号が含まれる。
内線サーバ153は、接続先変更応答をIP−RNC107に送信し(手順2506)、IP−RNC107は、網側接続情報報告をMMS112に送信し(手順2507)、続いて内線サーバ接続先変更応答をMMS112に送信する(手順2508)。
なお、発信側で経路の再選択が行われない場合は、手順2504〜2508は省略される。
次に、MS156は、下記に示すRRCのUPLINK DIRECT TRANSFERメッセージをIP−RNC107に送信する(手順2509)。

RRC:UPLINK DIRECT TRANSFER(CC:ALERTING(DCH:DCCH,AM))

次に、IP−RNC107は、下記に示すRANAPのDIRECT TRANSFERメッセージをMMS112に送信する(手順2510)。

RANAP:DIRECT TRANSFER(CC:ALERTING)

こうして、内線サーバ153からのRBTがMS156に送信される。
次に、MS156は、下記に示すRRCのUPLINK DIRECT TRANSFERメッセージをIP−RNC107に送信する(手順2601)。

RRC:UPLINK DIRECT TRANSFER(CC:CONNECT(DC
H:DCCH,AM))

次に、IP−RNC107は、下記に示すRANAPのDIRECT TRANSFERメッセージをMMS112に送信する(手順2602)。

RANAP:DIRECT TRANSFER(CC:CONNECT)

次に、MMS112は、下記に示すRANAPのDIRECT TRANSFERメッセージをIP−RNC107に送信する(手順2603)。

RANAP:DIRECT TRANSFER(CC:CONNECT ACKNOWLEDGE)

次に、IP−RNC107は、下記に示すRRCのDOWNLINK DIRECT TRANSFERメッセージをMS156に送信する(手順2604)。

RRC:DOWNLINK DIRECT TRANSFER(CC:CONNECT ACKNOWLEDGE(DCH:DCCH,AM))

その後、MS156は、発信側MS146と内線通話を行う(手順2605)。
次に、図27から図34までを参照しながら、IP−RNC106及び107の代わりに内線サーバ143及び153が経路選択を行う場合の接続シーケンスの例について説明する。
図27から図29までは、発信側の接続シーケンスを示している。手順2701〜2706、2710、2801〜2804、2808〜2811、及び2901〜2905は、上述した手順1901〜1906、1910、2001〜2004、2008〜2011、及び2101〜2105と同様である。
IP−RNC106は、手順2706においてRAB ASSIGNMENT REQUESTメッセージを受信すると、回線設定要求を内線サーバ143に送信する(手順2707)。
内線サーバ143は、公衆網又は企業網を接続経路として選択し(手順2708)、回線設定応答をIP−RNC106に送信する(手順2709)。回線設定応答には、選択した経路の種別と、その種別に対応する、発信側内線サーバ143のIPアドレス及びUDPポート番号が含まれる。
また、IP−RNC106は、手順2804において内線サーバ接続先変更要求を受信すると、接続先変更要求により、着信側で選択された経路の種別を内線サーバ143に通知する(手順2805)。
内線サーバ143は、着信側で選択された経路が発信側で選択した経路と同一か否かを判定する(手順2806)。そして、それらの経路が異なる場合は、手順2708と同様の処理を行って経路を再選択し、着信側で選択された経路と同一の経路が選択できなければ切断処理を行う。
そして、内線サーバ143は、接続先変更応答をIP−RNC106に送信する(手順2807)。経路を再選択した場合、接続先変更応答には、再選択した経路の種別と、そ
の種別に対応する、発信側内線サーバ143のIPアドレス及びUDPポート番号が含まれる。
図30は、手順2708において内線サーバ143が行う経路選択処理のシーケンスを示している。インタフェース部504は、IP−RNC106から受信した回線設定要求を呼制御部513に転送し(手順3001)、呼制御部513は、経路選択要求を経路選択部511に送信する(手順3002)。
経路選択部511は、上述した経路選択アルゴリズムに従って公衆網又は企業網を選択し(手順3003)、選択結果を示す経路選択応答を呼制御部513に送信する(手順3004)。呼制御部513は、選択された経路の種別を含む回線設定要求をインタフェース部504に転送し(手順3005)、インタフェース部504は、回線設定応答をIP−RNC106に送信する。
図31は、手順2806において内線サーバ143が行う経路判定処理のシーケンスを示している。インタフェース部504は、IP−RNC106から受信した接続先変更要求を呼制御部413に転送し(手順3101)、呼制御部513は、経路判定要求を経路選択部511に送信する(手順3102)。
経路選択部511は、着信側で選択された経路が発信側で選択した経路と同一か否かを判定する(手順3103)。それらの経路が同一であれば、着信側で選択された経路の種別を示す経路判定応答を呼制御部513に送信する(手順3104)。
一方、それらの経路が異なる場合は、上述した経路選択アルゴリズムに従って公衆網又は企業網を再選択し、選択結果を示す経路判定応答を呼制御部513に送信する。この場合、経路判定応答には、再選択した経路の種別と、その種別に対応する、発信側内線サーバ143のIPアドレス及びUDPポート番号が含まれる。
呼制御部513は、経路判定応答が示す経路の種別を含む接続先変更応答をインタフェース部504に転送し(手順3105)、インタフェース部504は、接続先変更応答をIP−RNC106に送信する。
図32から図34までは、着信側の接続シーケンスを示している。手順3201〜3210、3214、3301〜3310、及び3401〜3405は、上述した手順2401〜2410、2414、2501〜2510、及び2601〜2605と同様である。
IP−RNC107は、手順3210においてRAB ASSIGNMENT REQUESTメッセージを受信すると、回線設定要求を内線サーバ153に送信する(手順3211)。
内線サーバ153は、公衆網又は企業網を接続経路として選択し(手順3212)、回線設定応答をIP−RNC107に送信する(手順3213)。手順3212の経路選択処理は、図30に示した発信側の経路選択処理と同様である。回線設定応答には、選択した経路の種別と、その種別に対応する、着信側内線サーバ153のIPアドレス及びUDPポート番号が含まれる。
次に、図35及び図36を参照しながら、拠点104のMS146から企業網103にPS内線接続を行う場合の接続シーケンスの例について説明する。ここでは、MS146にVPN機能を有するアプリケーションが搭載されているものとする。
図35は、PS内線接続の接続シーケンスを示している。まず、MS146とIP−RNC106の間でRRCの設定を行う(手順3501)。次に、MS146とxGSN301の間でセッションを確立し(手順3502)、MS146とMMS111の間で認証、秘匿、及び位置制御の処理を行う(手順3503)。
次に、MS146は、下記に示すRRCのUPLINK DIRECT TRANSFERメッセージをIP−RNC106に送信し、接続先ネットワークアドレスを通知する(手順3504)。

RRC:UPLINK DIRECT TRANSFER(SM:ACTIVATE PDP CONTEXT REQUEST(DCH,DCCH,AM))

このメッセージには、例えば、図3のVPNサーバ303のアドレスが接続先ネットワークアドレスとして記述されている。
次に、IP−RNC106は、下記に示すRANAPのDIRECT TRANSFERメッセージをxGSN301に送信する(手順3505)。

RANAP:DIRECT TRANSFER(SM:ACTIVATE PDP CONTEXT REQUEST)

xGSN301は、DIRECT TRANSFERメッセージを受信すると、内線接続の可否を判定し(手順3506)、判定結果を示すRANAPのRAB ASSIGNMENT REQUESTメッセージをIP−RNC106に送信する(手順3507)。内線接続可の場合、このメッセージには内線接続である旨が記述される。
次に、IP−RNC106は、回線設定要求により、内線サーバ143にPS内線接続を指示し、VPNサーバ303のアドレスを通知する(手順3508)。そして、MS146と内線サーバ143の間でVPトンネリング処理を行い、MS146と企業網103の間のVPトンネル333を確立する(手順3509)。
次に、内線サーバ143は、回線設定応答をIP−RNC106に送信し(手順3510)、IP−RNC106は、網側接続情報報告をxGSN301に送信する(手順3511)。回線設定応答及び網側接続情報報告には、内線サーバ143のIPアドレス及びUDPポート番号が含まれる。
次に、IP−BTS142とIP−RNC106の間でRABの設定を行い(手順3512)、MS146とIP−RNC106の間で内線サーバ起動処理を行う(手順3513)。そして、IP−RNC106は、RANAPのRAB ASSIGNMENT RESPONSEメッセージをxGSN301に送信する(手順3514)。
次に、xGSN301は、下記に示すRANAPのDIRECT TRANSFERメッセージをIP−RNC106に送信する(手順3515)。

RANAP:DIRECT TRANSFER(SM:ACTIVATE PDP CONTEXT ACCEPT)

次に、IP−RNC106は、下記に示すRRCのDOWNLINK DIRECT TRANSFERメッセージをMS146に送信する(手順3516)。

RRC:DOWNLINK DIRECT TRANSFER(SM:ACTIVATE
PDP CONTEXT ACCEPT(DCH:DCCH,AM))

その後、MS146は、VPトンネル333を介してユーザサーバ321等にアクセスし、パケット通信を行う(手順3517)。
図36は、手順3506においてxGSN301が行う接続可否判定処理のシーケンスを示している。xGSN301は、IP−RNC106からDIRECT TRANSFERメッセージを受信すると、まず、そのメッセージから接続先ネットワークアドレスと端末情報を取り出す(手順3601)。
次に、その接続先ネットワークアドレスが内線接続アドレスリスト311に存在するか否かをチェックする(手順3602)。接続先ネットワークアドレスが存在すれば、次に、端末情報に基づいてMS146が内線接続可能なMSか否かをチェックする(手順3603)。MS146が内線接続可能であれば、接続可の判定結果を示すRAB ASSIGNMENT REQUESTメッセージをIP−RNC106に送信する(手順3507−1)。
一方、接続先ネットワークアドレスが内線接続アドレスリスト311に存在しない場合又はMS146が内線接続不可の場合は、接続不可の判定結果を示すRAB ASSIGNMENT REQUESTメッセージを送信する(手順3507−2)。
次に、図37から図39までを参照しながら、内線サーバによる経路状態監視シーケンスの例について説明する。
図37は、無線通信システム内のそれぞれの拠点に内線サーバ[0]〜[n]が存在する場合の常時監視のシーケンスを示している。ここでは、内線サーバ[0]が経路状態を監視する場合について説明する。内線サーバ[1]〜[n]による監視も同様にして行われる。
まず、内線サーバ[0]は、図6の経路構成情報から他の内線サーバ[1]〜[n]のIPアドレス(公衆網用又は企業網用)を取得する。次に、取得したそれぞれのIPアドレスを宛先としてICMPのping等の到達性確認情報を送信し、各内線サーバからの応答を監視する(手順3701)。そして、各内線サーバの応答の有無、応答時間、及び使用可否の情報を監視テーブル3711に記録する(手順3702)。
応答がない場合は、該当する内線サーバを使用不可として扱い、図7及び図9に示した拠点情報に「不可」と記録する。また、応答時間の最大値が閾値を超える場合も、該当する内線サーバを使用不可として扱い、拠点情報に「不可」と記録する。これにより、経路選択アルゴリズムの条件が変更され、その変更がそれ以後の経路選択結果に反映される。
図38及び図39は、内線接続要求が発生したときに行われる接続時監視のシーケンスを示している。
手順3801は、例えば、図19の手順1906〜1909又は図27の手順2706〜2709に対応する。手順3802は、例えば、図19の手順1910又は図27の手順2710と図24の手順2410又は図32の手順3210に対応する。
手順3803及び3804は、例えば、図24の手順2411〜2413又は図32の手順3211〜3213に対応する。手順3811は、例えば、図20の手順2004又は図28の手順2804と図24の手順2414又は図32の手順3214に対応する。
手順3901は、例えば、図20の手順2008又は図28の手順2808と図24の手順2414又は図32の手順3214に対応する。
手順3902及び3903は、例えば、図20の手順2005〜2007又は図28の手順2805〜2807に対応する。手順3910は、例えば、図20の手順2004又は図28の手順2804と図25の手順2504又は図33の手順3304に対応する。
着信側IP−RNC107は、手順3802でRAB ASSIGNMENT REQUESTメッセージを受信すると、そのメッセージから発信側で選択された経路の種別を取得する(手順3803)。そして、IP−RNC107又は内線サーバ153は、公衆網又は企業網を接続経路として選択し、内線サーバ153は、選択された経路の種別に対応する、内線サーバ153のIPアドレス及びUDPポート番号を決定する(手順3804)。
次に、IP−RNC107は、着信側で選択した経路が発信側で選択された経路と同一か否かを判定し(手順3805)、それらの経路同一であれば、対向ノード確認指示を内線サーバ153に送信する(手順3806)。
次に、内線サーバ153は、ping等の到達性確認情報を発信側内線サーバ143に送信し(手順3807)、内線サーバ143から応答を受信する(手順3808)。そして、対向ノード確認結果をIP−RNC107に送信する(手順3809)。
IP−RNC107は、対向ノード確認結果に基づいて到達性判定を行う(手順3810)。内線サーバ153が内線サーバ143から所定時間内に応答を受信していれば、判定結果はOKとなり、応答を受信していないか若しくは所定時間を超えて受信していれば、判定結果はNGとなる。
判定結果がOKの場合、IP−RNC107は、発信側で選択された経路と同一の経路の種別を含む網側接続情報報告をMMS112経由でMMS111に送信し、MMS111は、内線サーバ接続先変更要求をIP−RNC106に送信する(手順3811)。
判定結果がNGの場合、IP−RNC107は、発信側で選択された経路とは異なる経路の種別を含む網側接続情報報告をMMS112経由でMMS111に送信し、MMS111は、内線サーバ接続先変更要求をIP−RNC106に送信する(手順3901)。
手順3805において着信側で選択した経路が発信側で選択された経路と異なる場合も、手順3901以降の手順が行われる。
次に、IP−RNC106は、内線サーバ接続先変更要求から着信側で選択された経路の種別を取得する(手順3902)。そして、IP−RNC106又は内線サーバ143は、その経路が発信側で選択した経路と同一か否かを判定し、それらの経路が異なるため、経路を再選択する(手順3903)。
次に、IP−RNC106は、発信側で再選択した経路が着信側で選択された経路と同一か否かを判定し(手順3904)、それらの経路が同一であれば、対向ノード確認指示を内線サーバ143に送信する(手順3905)。
次に、内線サーバ143は、到達性確認情報を着信側内線サーバ153に送信し(手順3906)、内線サーバ153から応答を受信する(手順3907)。そして、対向ノード確認結果をIP−RNC106に送信する(手順3908)。
IP−RNC107は、対向ノード確認結果に基づいて到達性判定を行う(手順390
9)。判定結果がOKの場合、IP−RNC106は、着信側で選択された経路と同一の経路の種別を含む網側接続情報報告をMMS111経由でMMS112に送信し、MMS112は、内線サーバ接続先変更要求をIP−RNC107に送信する(手順3910)。
判定結果がNGの場合、IP−RNC106は、接続失敗を示す内線接続通知を着信側IP−RNC107に送信する(手順3911)。その後、発信側と着信側の間でリトライ処理又は呼解放の手順が行われる(手順3912)。
手順3904において発信側で再選択した経路が着信側で選択された経路と異なる場合も、手順3911以降の手順が行われる。
図1のIP−RNC106、107及び内線サーバ143、153は、例えば、図40に示すような情報処理装置(コンピュータ)を用いて構成される。図40の情報処理装置は、Central Processing Unit (CPU、中央処理装置)4001、メモリ4002、外部記憶装置4003、及びネットワーク接続装置4004を備え、それらはバス4005により互いに接続されている。
メモリ4002は、処理に用いられるプログラムと、経路構成情報、拠点情報、加入者クラス情報、サービス種別情報等のデータを格納する。CPU4001は、メモリ4002を利用してプログラムを実行することにより、IP−RNC106、107及び内線サーバ143、153の処理を行う。
外部記憶装置2405は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、テープ装置等である。情報処理装置は、この外部記憶装置4003に、プログラム及びデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモリ4002にロードして使用する。
ネットワーク接続装置4004は、通信ネットワークに接続され、通信に伴うデータ変換を行う。IP−RNC106及び107は、ネットワーク接続装置4004によりBGW108及び109と通信し、内線サーバ143及び153は、ネットワーク接続装置4004によりBGW141及び151と通信する。
なお、上述した実施形態では、IPルータ網と企業網の2つの経路の中から内線接続経路を選択しているが、3つ以上の経路が存在する場合も同様にしてそれらの経路の中から内線接続経路が選択される。
また、図19から図39までに示した各種シーケンスは一例に過ぎず、無線通信システムの構成及び仕様に応じて、適宜、一部の手順を省略、変更、又は追加することが可能である。
さらに、図7から図18までに示した各種経路選択アルゴリズムは一例に過ぎず、他のアルゴリズムにより内線接続経路を選択しても構わない。
第1の無線通信システムの構成図である。 第2の無線通信システムの構成図である。 PS内線接続の経路を示す図である。 IP−RNCの構成図である。 内線サーバの構成図である。 経路構成情報を示す図である。 第1の拠点情報を示す図である。 第1の経路選択アルゴリズムのフローチャートである。 第2の拠点情報を示す図である。 第2の経路選択アルゴリズムのフローチャートである。 第1の加入者クラス情報を示す図である。 第3の経路選択アルゴリズムのフローチャートである。 第4の経路選択アルゴリズムのフローチャートである。 第2の加入者クラス情報を示す図である。 第5の経路選択アルゴリズムのフローチャートである。 第3の加入者クラス情報を示す図である。 第6の経路選択アルゴリズムのフローチャートである。 経路選択部の実装箇所と実装可能な経路選択アルゴリズムの対応関係を示す図である。 IP−RNCが経路選択を行う場合の内線電話発信側の接続シーケンスを示す図(その1)である。 IP−RNCが経路選択を行う場合の内線電話発信側の接続シーケンスを示す図(その2)である。 IP−RNCが経路選択を行う場合の内線電話発信側の接続シーケンスを示す図(その3)である。 IP−RNCによる経路選択処理のシーケンスを示す図である。 IP−RNCによる経路判定処理のシーケンスを示す図である。 IP−RNCが経路選択を行う場合の内線電話着信側の接続シーケンスを示す図(その1)である。 IP−RNCが経路選択を行う場合の内線電話着信側の接続シーケンスを示す図(その2)である。 IP−RNCが経路選択を行う場合の内線電話着信側の接続シーケンスを示す図(その3)である。 内線サーバが経路選択を行う場合の内線電話発信側の接続シーケンスを示す図(その1)である。 内線サーバが経路選択を行う場合の内線電話発信側の接続シーケンスを示す図(その2)である。 内線サーバが経路選択を行う場合の内線電話発信側の接続シーケンスを示す図(その3)である。 内線サーバによる経路選択処理のシーケンスを示す図である。 内線サーバによる経路判定処理のシーケンスを示す図である。 内線サーバが経路選択を行う場合の内線電話着信側の接続シーケンスを示す図(その1)である。 内線サーバが経路選択を行う場合の内線電話着信側の接続シーケンスを示す図(その2)である。 内線サーバが経路選択を行う場合の内線電話着信側の接続シーケンスを示す図(その3)である。 PS内線接続の接続シーケンスを示す図である。 接続可否判定処理のシーケンスを示す図である。 常時監視のシーケンスを示す図である。 接続時監視のシーケンスを示す図(その1)である。 接続時監視のシーケンスを示す図(その2)である。 情報処理装置の構成図である。
符号の説明
101 FOMA(登録商標)網
102 IPルータ網
103 企業網
104、105 拠点
106、107 IP−RNC
108、109、141、151 BGW
111、112 MMS
113 SMG
121、122、123、131、132、211、212 エッジルータ
142、152 IP−BTS
143、153 内線サーバ
144、145 PBX−GW
145、155 PBX
146、156 MS
147、157 端末装置
201、202 MME/S−GW
301 xGSN
302 GW
303 VPNサーバ
311 内線接続アドレスリスト
321 ユーザサーバ
322 メールサーバ
323 ドキュメントサーバ
331、332、333、334、335、336、337 経路
401 制御部
402、502 トランク部
403、504 インタフェース部
411、512 リソース管理部
412、511 経路選択部
413、513 呼制御部
414 保守部
501 接続制御部
503 無線制御部
601、605 実装有無
602、606 IPアドレス種別
603、607 IPアドレス
604、608 UDPポート番号
609 デフォルトゲートウェイ
4001 CPU
4002 メモリ
4003 外部記憶装置
4004 ネットワーク接続装置
4005 バス

Claims (6)

  1. 第1の移動端末装置から第2の移動端末装置に内線接続を行う内線接続方法であって、
    前記第1の移動端末装置が第1の経路選択装置に、該第1の移動端末装置から前記第2の移動端末装置へ内線通話を行うための内線接続要求を送信するステップと、
    前記第1の経路選択装置が、前記第1の移動端末装置と前記第2の移動端末装置の間の内線接続のための複数の内線接続経路の中から第1の内線接続経路を選択し、該第1の内線接続経路の種別と該第1の内線接続経路で使用する発信側アドレス情報を第2の経路選択装置に送信するステップと、
    前記第2の経路選択装置が、前記第1の移動端末装置と前記第2の移動端末装置の間の内線接続のための前記複数の内線接続経路の中から第2の内線接続経路を選択し、該第2の内線接続経路の種別と該第2の内線接続経路で使用する着信側アドレス情報を前記第1の経路選択装置に送信するステップと、
    前記第1の経路選択装置が、前記第2の内線接続経路が前記第1の内線接続経路に一致するか否かを判定するステップと、
    前記第2の内線接続経路が前記第1の内線接続経路に一致すれば、前記第1の移動端末装置から該第1の内線接続経路を介して前記第2の移動端末装置内線通話を行うステップと
    を備えることを特徴とする内線接続方法。
  2. 前記第2の内線接続経路が前記第1の内線接続経路に一致しなければ、前記第1の経路選択装置が前記複数の内線接続経路の中から第3の内線接続経路を選択し、該第3の内線接続経路が該第2の内線接続経路に一致するか否かを判定するステップと、
    前記第3の内線接続経路が前記第2の内線接続経路に一致すれば、前記第1の移動端末装置から該第2の内線接続経路を介して前記第2の移動端末装置内線通話を行うステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の内線接続方法。
  3. 前記第1の経路選択装置が、前記複数の内線接続経路のそれぞれを介して前記第2の経路選択装置に到達性確認情報を送信し、該第2の経路選択装置から応答を受信するか否かを確認するステップをさらに備え、該第1の経路選択装置は、該複数の内線接続経路のうち前記応答を受信した内線接続経路を前記第1の内線接続経路として選択することを特徴とする請求項1又は2記載の内線接続方法。
  4. 前記第2の経路選択装置は、前記第2の内線接続経路が前記第1の内線接続経路に一致するか否かを判定し、該第2の内線接続経路が該第1の内線接続経路に一致すれば、該第2の内線接続経路を介して前記第1の経路選択装置に到達性確認情報を送信し、該第1の経路選択装置から応答を受信すれば、該第2の内線接続経路の種別と該第2の内線接続経路で使用する着信側アドレス情報を該第1の経路選択装置に送信することを特徴とする請求項1又は2記載の内線接続方法。
  5. 第1の移動端末装置から第2の移動端末装置へ内線通話を行うための内線接続要求を、該第1の移動端末装置から受信する受信手段と、
    前記内線接続要求を受信したとき、前記第1の移動端末装置と前記第2の移動端末装置の間の内線接続のための複数の内線接続経路の中から第1の内線接続経路を選択する選択手段と、
    前記第1の内線接続経路の種別と該第1の内線接続経路で使用する発信側アドレス情報を着信側経路選択装置に送信する送信手段と、
    前記第1の移動端末装置と前記第2の移動端末装置の間の内線接続のための前記複数の内線接続経路の中から選択された第2の内線接続経路の種別と、該第2の内線接続経路で使用する着信側アドレス情報を、前記着信側経路選択装置から受信する受信手段と、
    前記第2の内線接続経路が前記第1の内線接続経路に一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記第2の内線接続経路が前記第1の内線接続経路に一致すれば、前記第1の移動端末装置から該第1の内線接続経路を介して前記第2の移動端末装置内線通話を行わせる接続手段とを備えることを特徴とする経路選択装置。
  6. 第1の移動端末装置からパケット情報を有する対象サーバ装置にパケット交換内線接続を行う内線接続方法であって、
    前記第1の移動端末装置が、前記対象サーバ装置が属するネットワークに接続するための仮想閉域網サーバ装置の接続先ネットワークアドレス情報を内線接続判定装置に送信するステップと、
    前記内線接続判定装置が、前記接続先ネットワークアドレス情報が示すアドレスが、前記第1の移動端末装置から第2の移動端末装置へ内線通話を行うための内線接続アドレスリストに存在するか否かをチェックし、該アドレスが該内線接続アドレスリストに存在すれば、該第1の移動端末装置から該第2の移動端末装置へ内線通話を行うための内線接続を確立する内線サーバ装置にパケット交換内線接続を指示するステップと、
    前記内線サーバ装置が前記第1の移動端末装置と前記仮想閉域網サーバ装置の経路接続を行うステップと、
    前記第1の移動端末装置から前記仮想閉域網サーバ装置を介して前記対象サーバ装置にパケット交換内線接続を行うステップと
    を備えることを特徴とする内線接続方法。
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