JPH11275271A - 経路選択サービス制御装置 - Google Patents

経路選択サービス制御装置

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JPH11275271A
JPH11275271A JP10071526A JP7152698A JPH11275271A JP H11275271 A JPH11275271 A JP H11275271A JP 10071526 A JP10071526 A JP 10071526A JP 7152698 A JP7152698 A JP 7152698A JP H11275271 A JPH11275271 A JP H11275271A
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terminal device
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JP10071526A
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Hiroshi Ooiwane
浩 大岩根
Hidehiko Fujimoto
英彦 藤本
Hiroichi Kumano
博一 熊野
Koji Momijitani
幸治 椛谷
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04M2215/32Involving wireless systems

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経路選択サービス制御装置に関し、複数の通
信事業者の通信網にそれぞれ接続された同一加入者の各
端末装置と発信側端末装置とを結ぶ通信経路のうちから
最適な1つを選択することを課題とする。 【解決手段】 着信側加入者の識別番号を受信すると、
読出手段201が端末種別記憶手段220aを参照し
て、対応する複数の着信側端末装置の端末種別及び端末
番号を読み出す。位置情報獲得手段202が着信側端末
装置の現在位置を入手する。距離算出手段203は、着
信側端末装置の現在位置と発信側端末装置の位置との距
離を算出する。単位通話料金抽出手段204は、単位通
話料金記憶手段230aを参照し、発信側端末種別、着
信側端末種別、及び距離に応じた単位通話料金を着信側
端末装置毎に抽出する。選択通知手段205が、それら
のうちで最低の値を示している着信側端末装置を選択
し、発信側通信網に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、経路選択サービス
制御装置に関し、特に、通話料金体系の異なる複数の通
信事業者の通信網が接続された共通通信網に設けられ、
複数の通信事業者の通信網にそれぞれ接続された同一加
入者の各端末装置と発信側端末装置とを結ぶ通信経路の
うちから特定の1つを選択するための経路選択サービス
制御装置に関する。
【0002】近年の移動体通信の飛躍的な普及や通信
(網)事業者の多数の市場参入により、同一個人加入者
が異なる通信事業者の端末装置を複数備えることが増え
てきた。
【0003】
【従来の技術】従来、通信網として一般固定通信網の
他、移動体通信網があり、移動体通信網には、PHS(P
ersonal Handyphone System)や携帯電話がある。一般固
定通信網、移動体通信網とも、それらを提供する複数の
通信事業者が存在し、それらの通信事業者の各通信網は
共通の通信網に接続されて、各通信事業者の端末装置が
共通の通信網を介して互いに接続可能となっている。
【0004】そこで、同一個人加入者が、異なる通信事
業者の通信網にそれぞれ接続された複数の端末装置、例
えば一般固定電話機とPHSとを備えており、しかも、
その人がPHSを所持したまま、固定電話機の近くに位
置しているとすると、その人に電話接続したい発信者
は、固定電話機とPHSとのどちらに対しても接続要求
(発呼)することが可能である。
【0005】一方、各通信事業者の通話料金体系は、通
話距離や使用時間帯の設定を含め、多種多様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そのため、発信側端末
装置が着信側端末装置のどれに接続されるかによって、
言い換えればどの通信経路を経るかによって、同一条件
の通話にも拘わらず通話料金が異なってくる。
【0007】しかし、従来、発信側端末装置を、同一個
人の持つ複数の着信側端末装置のどれに対して接続する
と最も低料金で通話ができるかを判断することは難しか
った。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、複数の通信事業者の通信網にそれぞれ接続さ
れた同一加入者の各端末装置と発信側端末装置とを結ぶ
通信経路のうちから最適な1つを選択することを可能に
した経路選択サービス制御装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために図1に示すように、共通通信網40に、通
話料金体系の異なる複数の通信事業者の通信網20a,
21a,22a,23aが接続され、この共通通信網4
0に接続された下記構成からなる経路選択サービス制御
装置10が提供される。経路選択サービス制御装置10
は、複数の通信事業者の通信網20a,21a,22
a,23aにそれぞれ接続された同一加入者の各端末装
置と発信側端末装置とを結ぶ通信経路のうちから特定の
1つを選択するものである。
【0010】経路選択サービス制御装置10は、加入者
の識別番号と当該加入者が持つ複数の端末装置の端末種
別及び端末番号とを対応付けて記憶する端末種別記憶手
段220aと、発信側端末種別毎に、着信側端末種別及
び発着信端末間距離に応じた単位通話料金を記憶する単
位通話料金記憶手段230aと、発信側端末装置から着
信側加入者の識別番号を受信し、端末種別記憶手段22
0aを参照して、当該加入者の識別番号に対応する複数
の着信側端末装置の端末種別及び端末番号を読み出す読
出手段201と、読出手段201で読み出された着信側
端末装置に移動体通信端末が含まれるときに、当該端末
装置の現在位置を、当該端末装置の位置情報管理部11
a(または12a)に問い合わせて入手する位置情報獲
得手段202と、位置情報獲得手段202によって入手
した着信側端末装置の現在位置と、発信側端末装置の位
置との距離を算出する距離算出手段203と、単位通話
料金記憶手段230aを参照し、発信側端末種別に応
じ、かつ読出手段201で読み出された着信側端末種別
及び距離算出手段203で算出された距離に応じた単位
通話料金を着信側端末装置毎に抽出する単位通話料金抽
出手段204と、単位通話料金抽出手段204で抽出さ
れた着信側端末装置毎の単位通話料金のうちで最低の値
を示す着信側端末装置を選択し、選択された端末装置の
端末番号を発信側通信網に通知する選択通知手段205
とから構成される。
【0011】以上のような構成において、個人加入者が
複数の端末装置を有しており、これらの複数の端末装置
が、異なる通信事業者の通信網にそれぞれ接続されるも
のである場合に、端末種別記憶手段220aに予め、加
入者の識別番号と、この加入者の持つ複数の端末装置の
端末種別及び端末番号とを対応づけて記憶しておく。ま
た、単位通話料金記憶手段230aに予め、発信側端末
種別毎に、着信側端末種別及び発着信端末間距離に応じ
た単位通話料金を記憶しておく。
【0012】ここで、読出手段201が、発信側端末装
置から送られた着信側加入者の識別番号を受信すると、
端末種別記憶手段220aを参照して、当該加入者の識
別番号に対応する複数の端末装置の端末種別及び端末番
号を読み出す。ここで読み出された情報は、着信側の端
末装置に関わる端末種別及び端末番号であり、これらの
端末装置には移動体通信の端末装置が含まれる可能性が
ある。
【0013】読出手段201で読み出された着信側端末
装置に移動体通信端末が含まれるときには、位置情報獲
得手段202が、当該端末装置の現在位置を、当該端末
装置が関わる位置情報管理部11a(または12a)に
問い合わせて入手する。位置情報管理部11a、12a
は各々、対応する移動体通信網に接続されている各端末
装置の現在位置を常時把握するようになっている。
【0014】距離算出手段203は、位置情報獲得手段
202によって入手した着信側端末装置の現在位置と、
発信側端末装置の位置との距離を算出する。発信側端末
装置が移動体通信端末であるときには、発信側端末装置
の現在位置についても、当該発信側端末装置が関わる位
置情報管理部11a(または12a)に問い合わせて入
手する必要がある。
【0015】単位通話料金抽出手段204は、単位通話
料金記憶手段230aを参照し、発信側端末種別に応
じ、かつ読出手段201で読み出された着信側端末種別
及び距離算出手段203で算出された距離に応じた単位
通話料金を着信側端末装置毎に抽出する。そして、選択
通知手段205が、単位通話料金抽出手段204で抽出
された着信側端末装置毎の単位通話料金を比較し、それ
らのうちで最低の値を示している着信側端末装置を選択
し、この選択した端末装置の端末番号を発信側通信網に
通知する。
【0016】すなわち、発信側通信網に通知された端末
番号の端末装置を、発信側端末装置に接続すると、一番
安い通話料金で通話することができることになる。つま
り、複数の通信事業者の通信網にそれぞれ接続された同
一加入者の各端末装置と発信側端末装置とを結ぶ通信経
路のうちから最適な1つが選択されたことになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。まず、本発明の経路選択サービ
ス制御装置に係る第1の実施の形態における原理構成
を、図1を参照して説明する。第1の実施の形態は、加
入者の識別番号と当該加入者が持つ複数の端末装置の端
末種別及び端末番号とを対応付けて記憶する端末種別記
憶手段220aと、発信側端末種別毎に、着信側端末種
別及び発着信端末間距離に応じた単位通話料金を記憶す
る単位通話料金記憶手段230aと、発信側端末装置か
ら着信側加入者の識別番号を受信し、端末種別記憶手段
220aを参照して、当該加入者の識別番号に対応する
複数の着信側端末装置の端末種別及び端末番号を読み出
す読出手段201と、読出手段201で読み出された着
信側端末装置に移動体通信端末が含まれるときに、当該
端末装置の現在位置を、当該端末装置の位置情報管理部
11a(または12a)に問い合わせて入手する位置情
報獲得手段202と、位置情報獲得手段202によって
入手した着信側端末装置の現在位置と、発信側端末装置
の位置との距離を算出する距離算出手段203と、単位
通話料金記憶手段230aを参照し、発信側端末種別に
応じ、かつ読出手段201で読み出された着信側端末種
別及び距離算出手段203で算出された距離に応じた単
位通話料金を着信側端末装置毎に抽出する単位通話料金
抽出手段204と、単位通話料金抽出手段204で抽出
された着信側端末装置毎の単位通話料金のうちで最低の
値を示す着信側端末装置を選択し、選択された端末装置
の端末番号を発信側通信網に通知する選択通知手段20
5とから構成される。
【0018】以上のような構成において、個人加入者が
複数の端末装置を有しており、これらの複数の端末装置
が、異なる通信事業者の通信網にそれぞれ接続されるも
のである場合に、端末種別記憶手段220aに予め、加
入者の識別番号と、この加入者の持つ複数の端末装置の
端末種別及び端末番号とを対応づけて記憶しておく。ま
た、単位通話料金記憶手段230aに予め、発信側端末
種別毎に、着信側端末種別及び発着信端末間距離に応じ
た単位通話料金を記憶しておく。
【0019】ここで、読出手段201が、発信側端末装
置から送られた着信側加入者の識別番号を受信すると、
端末種別記憶手段220aを参照して、当該加入者の識
別番号に対応する複数の端末装置の端末種別及び端末番
号を読み出す。ここで読み出された情報は、着信側の端
末装置に関わる端末種別及び端末番号であり、これらの
端末装置には移動体通信の端末装置が含まれる可能性が
ある。
【0020】読出手段201で読み出された着信側端末
装置に移動体通信端末が含まれるときには、位置情報獲
得手段202が、当該端末装置の現在位置を、当該端末
装置が関わる位置情報管理部11a(または12a)に
問い合わせて入手する。位置情報管理部11a、12a
は各々、対応する移動体通信網に接続されている各端末
装置の現在位置を常時把握するようになっている。
【0021】距離算出手段203は、位置情報獲得手段
202によって入手した着信側端末装置の現在位置と、
発信側端末装置の位置との距離を算出する。発信側端末
装置が移動体通信端末であるときには、発信側端末装置
の現在位置についても、当該発信側端末装置が関わる位
置情報管理部11a(または12a)に問い合わせて入
手する必要がある。
【0022】単位通話料金抽出手段204は、単位通話
料金記憶手段230aを参照し、発信側端末種別に応
じ、かつ読出手段201で読み出された着信側端末種別
及び距離算出手段203で算出された距離に応じた単位
通話料金を着信側端末装置毎に抽出する。そして、選択
通知手段205が、単位通話料金抽出手段204で抽出
された着信側端末装置毎の単位通話料金を比較し、それ
らのうちで最低の値を示している着信側端末装置を選択
し、この選択した端末装置の端末番号を発信側通信網に
通知する。
【0023】すなわち、発信側通信網に通知された端末
番号の端末装置を、発信側端末装置に接続すると、一番
安い通話料金で通話することができることになる。つま
り、複数の通信事業者の通信網にそれぞれ接続された同
一加入者の各端末装置と発信側端末装置とを結ぶ通信経
路のうちから最適な1つが選択されたことになる。
【0024】次に、第1の実施の形態を詳しく説明す
る。なお、以下に説明する第1の実施の形態では、図1
に示す位置情報管理部11aは図2の携帯サービス制御
ノード11に対応し、同様に、位置情報管理部12aは
図2のPHSサービス制御ノード12に、通信網20a
は図2の携帯電話サービス伝達ノード20に、通信網2
1aは図2の一般電話サービス伝達ノード21に、通信
網22aは図2のPHS電話サービス伝達ノード22
に、通信網23aは図2の他事業者伝達ノード23に、
端末種別記憶手段220aは図3の端末種別データ部2
20に、単位通話料金記憶手段230aは単位通話料金
データ部230に対応する。
【0025】図2は、第1の実施の形態に係る通信網全
体を示す図である。共通通信網40に対して、携帯電話
サービス伝達ノード20、一般電話サービス伝達ノード
21、PHS電話サービス伝達ノード22、及び他事業
者伝達ノード23が接続される。携帯電話サービス伝達
ノード20には、例えば基地局30,33が接続され、
基地局30の無線サービスゾーン内に移動端末装置10
2が位置し、基地局33の無線サービスゾーン内に移動
端末装置112が位置する。こうした携帯電話サービス
伝達ノード20、基地局30,33、移動端末装置10
2,112等により1つの通信事業者の通信網が形成さ
れる。
【0026】一般電話サービス伝達ノード21には、例
えば固定端末装置103が接続される。こうした一般電
話サービス伝達ノード21、固定端末装置103等によ
り1つの通信事業者の通信網が形成される。
【0027】PHS電話サービス伝達ノード22には、
例えば基地局31,32が接続され、基地局31の無線
サービスゾーン内に移動端末装置101が位置し、基地
局32の無線サービスゾーン内に移動端末装置111が
位置する。こうしたPHS電話サービス伝達ノード2
2、基地局31,32、移動端末装置101,111等
により1つの通信事業者の通信網が形成される。
【0028】他事業者伝達ノード23には、例えば固定
端末装置113が接続される。こうした他事業者伝達ノ
ード23、固定端末装置113等により1つの通信事業
者の通信網が形成される。
【0029】ここで例えば、識別番号100を有する個
人加入者が移動端末装置101と移動端末装置102と
固定端末装置103とを所有しているとする。また、識
別番号110を有する個人加入者が移動端末装置111
と移動端末装置112と固定端末装置113とを所有し
ているとする。
【0030】経路選択サービス制御装置10は、複数の
通信事業者の通信網にそれぞれ接続された同一加入者の
各端末装置と発信側端末装置とを結ぶ各通信経路のうち
から通話料金が一番安くなる通信経路を自動的に選択す
るものである。経路選択サービス制御装置10の内部構
成については、図3を参照して後述する。
【0031】携帯サービス制御ノード11は、携帯電話
サービス伝達ノード20、基地局30,33、移動端末
装置102,112等により形成される通信網における
加入者情報や加入者位置情報を保存管理するものであ
る。
【0032】PHSサービス制御ノード12は、PHS
電話サービス伝達ノード22、基地局31,32、移動
端末装置101,111等により形成される通信網にお
ける加入者情報や加入者位置情報を保存管理するもので
ある。
【0033】図3は経路選択サービス制御装置10の内
部構成を示す図である。経路選択サービス制御装置10
は、サービス制御部200、通信制御部210、端末種
別データ部220、及び単位通話料金データ部230か
ら構成される。サービス制御部200は、CPU,RA
M,ROM,I/0等からなるデータ処理装置(図示せ
ず)で構成され、図1に示す読出手段201、位置情報
獲得手段202、距離算出手段203、単位通話料金抽
出手段204、及び選択通知手段205はこのデータ処
理装置の処理動作によって実現される機能である。
【0034】通信制御部210は、共通通信網40を介
して接続されている各サービス制御ノード11,12及
び各伝達ノード20〜23との間の通信インタフェース
を行う。
【0035】端末種別データ部220は、図1に示す端
末種別記憶手段220aに対応する部分であり、そこで
記憶する内容に関しては図6を参照して説明する。ま
た、単位通話料金データ部230は、図1に示す単位通
話料金記憶手段230aに対応する部分であり、そこで
記憶する内容に関しては図7及び図8を参照して説明す
る。
【0036】図4は、PHSサービス制御ノード12の
内部構成を示す図である。なお、携帯サービス制御ノー
ド11も同一構成となっており、その説明は省略する。
PHSサービス制御ノード12は、通信制御部300、
加入者情報部310及び加入者位置情報部320から構
成される。通信制御部300は、共通通信網40を介し
て接続されている経路選択サービス制御装置10、携帯
サービス制御ノード11、及び各伝達ノード20〜23
との間の通信インタフェースを行う。
【0037】加入者情報部310は、PHS電話サービ
ス伝達ノード22、基地局31,32、移動端末装置1
01,111等により形成される移動体通信網における
全加入者移動端末装置の端末番号等の情報を記憶する。
加入者位置情報部320は、これらの全加入者移動端末
装置の現在位置を示す位置情報を記憶する。
【0038】図5は、PHS電話サービス伝達ノード2
2の内部構成を示す図である。なお、携帯電話サービス
伝達ノード20、一般電話サービス伝達ノード21、及
び他事業者伝達ノード23も同一構成となっており、そ
れらの説明は省略する。
【0039】PHS電話サービス伝達ノード22は、サ
ービス制御部400、通信制御部410、及び音声発生
部420から構成される。サービス制御部400は、C
PU,RAM,ROM,I/0等からなるデータ処理装
置(図示せず)で構成され、加入者認証や、加入者の識
別番号による発呼に対しての接続処理等を行う。詳しく
は図11を参照して説明する。
【0040】通信制御部410は、共通通信網40を介
して接続されている経路選択サービス制御装置10、各
サービス制御ノード11,12、及び各伝達ノード2
0,21,23との間の通信インタフェースを行う。
【0041】音声発生部420は、サービス制御部40
0からの制御に従い、PHS電話サービス伝達ノード2
2の配下の端末装置に対して各種音声案内を提供する。
図6は、端末種別データ部220の記憶内容を例示する
図である。すなわち、加入者の識別番号毎のエリアが設
けられ、各エリアには「端末種別」欄と「端末番号」欄
とが設けられている。例えば、前述の図2で示す例で
は、識別番号100の加入者は、PHS移動端末装置1
01と携帯移動端末装置102と一般固定端末装置10
3とを所有しているので、識別番号100に対応するエ
リア51において、「端末番号」欄に、端末装置10
1,102,103の各端末番号が順に格納され、「端
末種別」欄に、「PHS端末」、「携帯端末」、「一般
端末」が順に格納される。同様に、識別番号110の加
入者は、PHS移動端末装置111と携帯移動端末装置
112と他事業者固定端末装置113とを所有している
ので、識別番号110に対応するエリア52において、
「端末番号」欄に、端末装置111,112,113の
各端末番号が順に格納され、「端末種別」欄に、「PH
S端末」、「携帯端末」、「他事業者」が順に格納され
る。
【0042】図7は、単位通話料金データ部230の記
憶内容のうちで、PHS端末装置が発信元である場合の
単位通話料金表の一例を示す図である。単位通話料金表
には、着信側端末装置の端末種別、発信側端末装置と着
信側端末装置との間の距離、及び時間帯に応じた単位通
話料金が記載されている。発着信端末間の距離は、「区
域内」、「区域外A」、「区域外B」、・・という区分
で表される。時間帯は「平日昼間」、「夜間休日」、
「深夜早朝」という区分で表される。
【0043】図8は、単位通話料金データ部230の記
憶内容のうちで、携帯端末装置が発信元である場合の単
位通話料金表の一例を示す図である。表示方法は図7と
同じである。
【0044】なお、発信元が一般固定端末装置であった
場合の単位通話料金表や、発信元が他事業者固定端末装
置であった場合の単位通話料金表も単位通話料金データ
部230には含まれるが、図示を省略する。
【0045】図9及び図10は、経路選択サービス制御
装置10で実行される着信端末装置の選択処理手順を示
すフローチャートであり、図9は全体の流れを示し、図
10は図9のステップS4の詳しい内容を示す。まず、
図9を参照して着信端末装置の選択処理を、図中のステ
ップ番号(S)を適宜引用しながら説明する。
【0046】まず経路選択サービス制御装置10が、伝
達ノード20〜23のいずれか1つから加入者の識別番
号を受信する。そして、経路選択サービス制御装置10
で、サービス制御部200が端末種別データ部220を
参照して、識別番号に対応して格納されている端末装置
の端末種別及び端末番号を選択して取り出す(S1)。
【0047】取り出された情報が複数の端末装置に関わ
るものか否かを判別する(S2)。通常、複数の端末装
置に関わるが、設定によっては単一の端末装置しか設定
されていない可能性もあるので、そうした単一の端末装
置の情報しか取り出されないときにはその端末装置を着
信端末装置と決定する(S7)。
【0048】一方、複数の端末装置に関わる端末種別及
び端末番号が取り出されたときには、その中に移動体通
信に関わる種別(PHSや携帯電話)が含まれているな
らば、それらの端末装置の端末番号を別に分ける。そし
て、それらの移動体通信に関わる端末装置の端末番号を
基にして、PHSサービス制御ノード12または携帯サ
ービス制御ノード11のうちの対応ノードに端末位置情
報を問い合わせ、各端末装置の現在位置情報を取得する
(S3)。
【0049】ステップS1で取り出された着信対象とな
る複数の端末装置の端末種別及び端末番号、及びステッ
プS3で取得した端末装置の現在位置情報を基に、単位
通話料金データ部230を参照して単位通話料金を抽出
する(S4)。ここで抽出される単位通話料金は、発信
側端末装置と着信対象となる複数の端末装置との間で通
話を行ったとした場合の所定単位時間当たりの各通話料
金である。詳しい処理内容については、図10を参照し
て後述する。
【0050】抽出された各単位通話料金を安い順にソー
トして、安い順に端末装置に優先順位を付加する(S
5)。そして、優先順位の高い端末装置を取り出し、そ
の端末装置を着信端末装置と決定する(S6)。
【0051】つぎに、図9のステップS4の詳しい内容
を示す図10を参照する。サービス制御部200は発信
側端末装置の端末種別を、当該端末装置に関わる伝達ノ
ードから入手し、単位通話料金データ部230を参照し
て、発信側端末装置の端末種別に対応した単位通話料金
表を選択する(S11)。なお、発信側端末装置が移動
体通信の端末装置である場合には、ステップS3と同じ
処理を予め行い、発信側端末装置の現在位置情報を得て
おく。
【0052】次に、ステップS1で取り出された着信対
象となる複数の端末装置から1つの端末装置を取りだ
す。その端末装置の現在位置情報と発信側端末装置の現
在位置情報とを基に、両者の間の距離を求めて単位通話
料金表における距離欄の「区域」を決定する(S1
2)。なお、発信側端末装置や着信側端末装置が固定端
末であるときには、現在位置情報を対応の伝達ノードか
ら予め入手する。
【0053】発信側端末装置の発信時刻を基に、単位通
話料金表における時間帯欄の該当個所を決定する(S1
3)。対象としている着信側端末装置の端末種別を基
に、単位通話料金を抽出する(S14)。
【0054】図10には図示を省略したが、ステップS
1で取り出された着信対象となる複数の端末装置のうち
で残りの端末装置に対して、ステップS12〜S14を
繰り返し実行する。
【0055】つぎに、経路選択サービスの処理内容を、
1つの選択接続例を使用して説明する。図11は、識別
番号100の加入者がPHS端末装置101を使用し
て、識別番号110の加入者に対して接続要求を行った
場合の処理経過を示すシーケンス図である。以下、図1
1中のシーケンス番号(Q)を適宜参照しながら説明を
行う。
【0056】識別番号100の加入者がPHS端末装置
101を使用して、識別番号110をダイヤルする。こ
れを受けた基地局31では、識別番号110から経路選
択サービスの実行要求であることを認識し、PHS端末
装置101の端末種別及び端末番号を獲得する。そし
て、PHS電話サービス伝達ノード22へ、識別番号1
10、並びにPHS端末装置101の端末種別及び端末
番号を通知する(Q1)。
【0057】PHS電話サービス伝達ノード22は、P
HS端末装置101の端末番号をPHSサービス制御ノ
ード12へ送り、正規の登録された加入者端末からの発
呼であることを確認する(Q2)。
【0058】この認証が完了すると、PHS電話サービ
ス伝達ノード22は識別番号110を経路選択サービス
制御装置10へ送る(Q3)。経路選択サービス制御装
置10では、識別番号110に対応する端末装置11
1,112,113を選択する(Q4)。それらの端末
装置の中で移動体通信の端末装置である端末装置111
について、PHSサービス制御ノード12に現在位置情
報の検索を求め、端末装置111の現在位置情報の通知
を受ける。同様に、移動体通信の端末装置112につい
て、携帯サービス制御ノード11に現在位置情報の検索
を求め、端末装置112の現在位置情報の通知を受ける
(Q5,Q6,Q7)。
【0059】経路選択サービス制御装置10は、通知を
受けた端末装置111,112の現在位置情報、固定端
末装置113の現在位置情報、発信側PHS端末装置1
01の現在位置情報を基に、着信側端末装置111,1
12,113と、発信側PHS端末装置101との間の
各距離を求める。そして経路選択サービス制御装置10
は、得られた各距離、着信側端末装置111,112,
113の各端末種別、発信側端末装置101の発信時刻
を基に、着信側端末装置111,112,113毎の単
位通話料金を求める。例えば、発信側PHS端末装置1
01に対応する図7において「区域外B」、「平日昼
間」が適用されたと仮定すると、PHS端末装置111
には50円、携帯端末装置112には200円、他事業
者端末装置113には90円が得られる。得られた各単
位通話料金の中から最低の通話料金の端末装置である端
末装置111を選ぶ(Q8)。
【0060】経路選択サービス制御装置10は発信側の
PHS電話サービス伝達ノード22に、選ばれた端末装
置111を通知する(Q9)。PHS電話サービス伝達
ノード22は、端末装置111に関わる基地局32へ接
続要求を送って端末装置101と端末装置111とを接
続させる(Q10)。
【0061】端末装置101と端末装置111との間で
通話が行われ、終了すると、切断処理が行われる(Q1
1)。以上のようにして、複数の通信事業者の通信網に
それぞれ接続された同一加入者の各端末装置と発信側端
末装置とを結ぶ通信経路のうちから、最も通話料金の安
い経路が自動的に選択されることになる。
【0062】なお、以上説明した第1の実施の形態で
は、単位通話料金データ部230に、時間帯に応じた単
位通話料金が記載されているが、時間帯の条件を除くよ
うにしてもよい。これによって処理が簡略化する。
【0063】次に、第2の実施の形態を説明する。第2
の実施の形態における構成は、基本的に図2〜図5に示
す第1の実施の形態における構成と同じである。そこ
で、第2の実施の形態についての説明では、第1の実施
の形態における構成を流用する。
【0064】図12は、第2の実施の形態における経路
選択サービス制御の処理経過を示すシーケンス図であ
る。図12でも、識別番号100の加入者がPHS端末
装置101を使用して、識別番号110の加入者に対し
て接続要求を行った場合の処理経過を示す。図12中、
図11に示す第1の実施の形態における経路選択サービ
ス制御の処理経過と同じ部分には同一のシーケンス番号
を付して、説明を省略する。
【0065】第2の実施の形態では、シーケンスQ7に
おいて経路選択サービス制御装置10が着信側端末装置
111,112の各現在位置情報を受け取った後、経路
選択サービス制御装置10が発信側のPHS電話サービ
ス伝達ノード22に、端末装置111、112,113
の各端末種別と各位置情報とを通知する(Q21)。P
HS電話サービス伝達ノード22では、サービス制御部
400が音声発生部420(図5)を使用して、発信側
端末装置101に対して音声ガイダンスを送信する(Q
22)。すなわち、着信側に存在する複数の端末装置の
端末種別と現在位置とを加入者に音声で伝え、それらの
中から1つを指定するように促す。
【0066】識別番号100の加入者が1つの端末装置
(例えば端末装置111)を指定してPHS電話サービ
ス伝達ノード22へ通知すると(Q23)、PHS電話
サービス伝達ノード22は、端末装置111に関わる基
地局32へ接続要求を送って端末装置101と端末装置
111とを接続させる(Q10)。
【0067】以上のようにして、第2の実施の形態で
は、複数の通信事業者の通信網にそれぞれ接続された同
一加入者の各端末装置と発信側端末装置とを結ぶ通信経
路のうちから、発信側加入者が任意の通信経路を選択す
ることができる。これにより、発信側加入者が端末装置
の位置や通信品質などを考慮して最適な通信経路を選択
することができる。
【0068】なお、第2の実施の形態においても、第1
の実施の形態におけるシーケンスQ8の優先順位付与ま
での処理を行い、音声ガイダンスにおいて、位置情報の
代わりに優先順位を発信側加入者に伝えるようにしても
よい。
【0069】次に、第3の実施の形態を説明する。第3
の実施の形態における構成は、基本的に図2〜図5に示
す第1の実施の形態における構成と同じである。そこ
で、第3の実施の形態についての説明では、第1の実施
の形態における構成を流用する。
【0070】図13は、第3の実施の形態における経路
選択サービス制御装置10の端末種別データ部220が
記憶する内容を示す図である。第3の実施の形態では、
「順位」欄と「逆リンク」欄とを新たに追加する。「順
位」欄には、複数の着信側端末装置のうちから、発信側
端末装置に接続すべき端末装置を選択する優先順位が設
定される。この設定は、端末種別データ部220の記憶
内容が初めて設定された後でも、端末装置を所有する加
入者によって変更が可能となっている。「逆リンク」欄
には、端末装置を所有する加入者の識別番号が記載され
る。
【0071】図14は、端末種別データ部220の「順
位」欄に設定されている選択順位を変更する処理経過を
示すシーケンス図である。以下、この処理経過を、図1
4中のシーケンス番号(Q)を適宜引用して説明する。
【0072】例えば、識別番号110の加入者が、端末
種別データ部に予め格納してある、自分所有の複数の端
末装置に付与された選択順位を変更したい場合、その加
入者は、例えばPHS端末装置111を使用して特別な
番号をダイヤルする。この特別な番号は選択順位の変更
要求を示す番号である。
【0073】これを受けた基地局31では、この特別な
番号から選択順位の変更要求であることを認識し、PH
S端末装置111の端末番号を獲得する。そして、PH
S電話サービス伝達ノード22へ、PHS端末装置11
1の端末番号を通知する(Q31)。
【0074】PHS電話サービス伝達ノード22は、P
HS端末装置111の端末番号をPHSサービス制御ノ
ード12へ送り、正規の登録された加入者端末からの発
呼であることを確認する(Q32)。
【0075】この認証が完了すると、PHS電話サービ
ス伝達ノード22はPHS端末装置111の端末番号を
経路選択サービス制御装置10へ送る。経路選択サービ
ス制御装置10では、端末種別データ部220を検索し
て、「端末番号」欄にPHS端末装置111の端末番号
が記載されている部分を探す。見つかったら、その部分
に対応する「逆リンク」欄の識別番号を読み出し、PH
S電話サービス伝達ノード22へ通知する(Q33)。
この場合、識別番号110が読み出される。
【0076】PHS電話サービス伝達ノード22は経路
選択サービス制御装置10へ、通知された識別番号11
0を添えて選択順位変更指示を送る(Q34)。これを
受けた経路選択サービス制御装置10は、端末種別デー
タ部220を参照して、識別番号110に対応する全端
末装置の端末種別を読み出し、PHS電話サービス伝達
ノード22へ送って、選択順位を入力するように求める
(Q35)。
【0077】これを受けたPHS電話サービス伝達ノー
ド22では、サービス制御部400が音声発生部420
(図5)を使用して、端末装置111に対して音声ガイ
ダンスを送信する(Q36)。すなわち、選択順位の変
更対象となる複数の端末装置の端末種別を加入者に音声
で伝え、それらに対して選択順位を入力するように促
す。
【0078】識別番号110の加入者が、例えばPHS
端末装置を順位1、携帯端末装置を順位2、他事業者端
末装置を順位3と入力したとする(Q37)。これがP
HS電話サービス伝達ノード22へ通知されると、PH
S電話サービス伝達ノード22は、経路選択サービス制
御装置10へ当該通知情報を添えて選択順位変更要求を
送る(Q38)。経路選択サービス制御装置10は、端
末種別データ部220の「順位」欄において対応個所の
変更を行う(Q39)。図13は変更後の選択順位を例
示している。
【0079】経路選択サービス制御装置10は、変更が
終了したことをPHS電話サービス伝達ノード22へ応
答する(Q40)。かくして、選択順位の変更が完了す
る。
【0080】次に、こうした選択順位を用いた第3の実
施の形態における経路選択サービス制御の処理経過を説
明する。図15は、第3の実施の形態における経路選択
サービス制御の処理経過を示すシーケンス図である。図
15でも、識別番号100の加入者がPHS端末装置1
01を使用して、識別番号110の加入者に対して接続
要求を行った場合の処理経過を示す。図15中、図11
に示す第1の実施の形態における経路選択サービス制御
の処理経過と同じ部分には同一のシーケンス番号を付し
て、説明を省略する。第3の実施の形態では、シーケン
スQ3において経路選択サービス制御装置10が加入者
識別番号110を受け取った後、経路選択サービス制御
装置10は、端末種別データ部220を参照して、識別
番号110に対応する全端末装置の端末種別、端末番
号、及び選択順位を読み出し、PHS電話サービス伝達
ノード22へ通知する(Q41)。
【0081】PHS電話サービス伝達ノード22では、
選択順位の高い順に端末装置に接続を試みる(Q4
2)。例えば、選択順位1のPHS端末装置111と接
続すべく、基地局32へ接続要求を送る(Q43)。接
続できない場合には、選択順位2の携帯端末装置112
と接続すべく、携帯電話サービス伝達ノード20を経由
して基地局33へ接続要求を送る(Q44)。これでも
接続できない場合には、選択順位3の他事業者端末装置
113と接続すべく、他事業者伝達ノード23へ接続要
求を送る(Q45)。
【0082】このようにして、第3の実施の形態では、
着信側加入者が複数の端末装置のどれから優先的に着信
を行うかを設定できる。したがって、加入者が移動体通
信端末装置を持って外出するときなどには、固定端末装
置の選択順位を低く設定しておけば便利である。
【0083】なお、第3の実施の形態では、図14に示
したように、選択順位を変更できるようにしているが、
これに代えて、選択順位を最初に設定してからは変更で
きないようにしてもよい。これによって、処理内容が簡
略化できる。
【0084】なおまた、第3の実施の形態を第1の実施
の形態に応用するようにしてもよい。これによって、通
話料金が安いが加入者が不在の固定端末装置に接続して
しまうことを回避することができる。
【0085】次に、第4の実施の形態を説明する。第4
の実施の形態における構成は、基本的に図2〜図5に示
す第1の実施の形態における構成と同じである。そこ
で、第4の実施の形態についての説明では、第1の実施
の形態における構成を流用する。
【0086】図16は、第4の実施の形態における経路
選択サービス制御の処理経過を示すシーケンス図であ
る。図16中、図11に示す第1の実施の形態における
経路選択サービス制御の処理経過と同じ部分には同一の
シーケンス番号を付して、説明を省略する。
【0087】第4の実施の形態は、発信者が着信側加入
者の識別番号を知らなくとも、端末装置の端末番号をダ
イヤルすることで、経路選択サービスを利用することが
できるようにしたものである。
【0088】すなわち、識別番号100の加入者がPH
S端末装置101を使用して、特別な番号と、例えば端
末装置113の端末番号とをダイヤルする。特別な番号
は、経路選択サービスの実行を要求する番号である。こ
れを受けた基地局31では、この特別な番号から経路選
択サービスの実行を要求されていることを認識し、PH
S端末装置101の端末番号を獲得する。そして、PH
S電話サービス伝達ノード22へ、PHS端末装置10
1の端末番号を通知する(Q51)。
【0089】PHS電話サービス伝達ノード22は、P
HS端末装置101の端末番号をPHSサービス制御ノ
ード12へ送り、正規の登録された加入者端末からの発
呼であることを確認する(Q52)。
【0090】この認証が完了すると、PHS電話サービ
ス伝達ノード22は着信側端末装置113の端末番号を
経路選択サービス制御装置10へ送る(Q53)。経路
選択サービス制御装置10では、端末種別データ部22
0を検索して、「端末番号」欄に端末装置113の端末
番号が記載されている部分を探す。なお、図示は省略し
たが、端末種別データ部220には、図13に示すよう
な「逆リンク」欄を新たに追加してある。「順位」欄は
設けない。
【0091】見つかったら、その部分に対応する「逆リ
ンク」欄の識別番号を認識し、同一識別番号を「逆リン
ク」欄に有している全端末装置の端末番号を読み出す
(Q54)。
【0092】この後の処理は、第1の実施の形態と同じ
である。このように、第4の実施の形態では、特別な番
号と、着信側加入者が持つ1つの端末装置の端末番号と
をダイヤルするだけで、発信者が着信側加入者の識別番
号を知らなくとも、経路選択サービスを利用することが
できる。
【0093】なお、第4の実施の形態では、端末種別デ
ータ部220に「逆リンク」欄を設けているが、これに
代わって、端末種別データ部220において端末番号を
加入者別にグループ化しておき、着信側端末装置の端末
番号を受信したとき、端末種別データ部220を参照し
て、当該端末番号を含むグループを見つけ、当該グルー
プに含まれる全ての端末装置の端末番号を読み出すよう
にしてもよい。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、加入者
の持つ複数の端末装置を加入者の識別番号と対応づけて
おき、発信者から着信側加入者の識別番号を受信する
と、対応する複数の着信側端末装置を認識する。そし
て、発信側端末装置と、これらの複数の着信側端末装置
とで通話を行った場合の各単位通話料金を算出し、それ
らのうちで最低の値を示している着信側端末装置を選択
して、発信側端末装置と接続するようにする。
【0095】したがって、複数の通信事業者の通信網に
それぞれ接続された同一加入者の各端末装置と発信側端
末装置とを結ぶ通信経路のうちから通話料金が一番安い
通信経路が自動的に選択される。
【0096】また、可能な複数の通信経路を発信者に通
知し、発信者が任意の通信経路を選択するようにする。
これにより、発信者が端末装置の位置や通信品質などを
考慮して最適な通信経路を選択することができる。
【0097】また、着信側加入者が、自分の持つ複数の
端末装置の優先着信順位を指定できるようにする。した
がって、加入者が移動体通信端末装置を持って外出する
ときなどには、固定端末装置の選択順位を低く設定して
不要な着信を防ぐことが可能となる。
【0098】さらに、発信者が、特別な番号と、着信側
加入者が持つ1つの端末装置の端末番号とをダイヤルす
ると、着信側加入者が持つ全ての端末装置を探し、その
中から最適な着信側端末装置を選択するようにする。し
たがって、発信者が着信側加入者の識別番号を知らなく
とも、経路選択サービスを利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】第1の実施の形態に係る通信網全体を示す図で
ある。
【図3】経路選択サービス制御装置の内部構成を示す図
である。
【図4】PHSサービス制御ノードの内部構成を示す図
である。
【図5】PHS電話サービス伝達ノードの内部構成を示
す図である。
【図6】端末種別データ部の記憶内容を例示する図であ
る。
【図7】単位通話料金データ部の記憶内容のうちで、P
HS端末装置が発信元である場合の単位通話料金表の一
例を示す図である。
【図8】単位通話料金データ部の記憶内容のうちで、携
帯端末装置が発信元である場合の単位通話料金表の一例
を示す図である。
【図9】経路選択サービス制御装置で実行される着信端
末装置の選択処理手順を示すフローチャートである。
【図10】図9のステップS4の詳しい内容を示す図で
ある。
【図11】第1の実施の形態における経路選択サービス
制御の処理経過を示すシーケンス図である。
【図12】第2の実施の形態における経路選択サービス
制御の処理経過を示すシーケンス図である。
【図13】第3の実施の形態における経路選択サービス
制御装置の端末種別データ部が記憶する内容を示す図で
ある。
【図14】端末種別データ部の「順位」欄に設定されて
いる選択順位を変更する処理経過を示すシーケンス図で
ある。
【図15】第3の実施の形態における経路選択サービス
制御の処理経過を示すシーケンス図である。
【図16】第4の実施の形態における経路選択サービス
制御の処理経過を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
10 経路選択サービス制御装置 11a 位置情報管理部 12a 位置情報管理部 20a,21a,22a,23a 各通信事業者の通信
網 40 共通通信網 201 読出手段 202 位置情報獲得手段 203 距離算出手段 204 単位通話料金抽出手段 205 選択通知手段 220a 端末種別記憶手段 230a 単位通話料金記憶手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年8月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正内容】
【0073】これを受けた基地局32では、この特別な
番号から選択順位の変更要求であることを認識し、PH
S端末装置111の端末番号を獲得する。そして、PH
S電話サービス伝達ノード22へ、PHS端末装置11
1の端末番号を通知する(Q31)。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
フロントページの続き (72)発明者 熊野 博一 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目2番1号 富士通九州通信システム株式会社内 (72)発明者 椛谷 幸治 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目2番1号 富士通九州通信システム株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話料金体系の異なる複数の通信事業者
    の通信網が接続された共通通信網に設けられ、複数の通
    信事業者の通信網にそれぞれ接続された同一加入者の各
    端末装置と発信側端末装置とを結ぶ各通信経路のうちか
    ら特定の1つを選択するための経路選択サービス制御装
    置において、 加入者の識別番号と当該加入者が持つ複数の端末装置の
    端末種別及び端末番号とを対応付けて記憶する端末種別
    記憶手段と、 発信側端末種別毎に、着信側端末種別及び発着信端末間
    距離に応じた単位通話料金を記憶する単位通話料金記憶
    手段と、 発信側端末装置から着信側加入者の識別番号を受信し、
    前記端末種別記憶手段を参照して、当該加入者の識別番
    号に対応する複数の着信側端末装置の端末種別及び端末
    番号を読み出す読出手段と、 前記読出手段で読み出された着信側端末装置に移動体通
    信端末が含まれるときに、当該端末装置の現在位置を、
    当該端末装置の位置情報管理部に問い合わせて入手する
    位置情報獲得手段と、 前記位置情報獲得手段によって入手した着信側端末装置
    の現在位置と、発信側端末装置の位置との距離を算出す
    る距離算出手段と、 前記単位通話料金記憶手段を参照し、発信側端末種別に
    応じ、かつ前記読出手段で読み出された着信側端末種別
    及び前記距離算出手段で算出された距離に応じた単位通
    話料金を着信側端末装置毎に抽出する単位通話料金抽出
    手段と、 前記単位通話料金抽出手段で抽出された着信側端末装置
    毎の単位通話料金のうちで最低の値を示す着信側端末装
    置を選択し、当該選択した端末装置の端末番号を発信側
    通信網に通知する選択通知手段と、 を有することを特徴とする経路選択サービス制御装置。
  2. 【請求項2】 前記単位通話料金記憶手段は、発信側端
    末種別毎に、着信側端末種別、発着信端末間距離、及び
    時間帯に応じた単位通話料金を記憶し、 前記単位通話料金抽出手段は、前記単位通話料金記憶手
    段を参照し、発信側端末種別に応じ、かつ前記読出手段
    で読み出された着信側端末種別、前記距離算出手段で算
    出された距離、及び発信時刻に応じた単位通話料金を着
    信側端末装置毎に抽出することを特徴とする請求項1記
    載の経路選択サービス制御装置。
  3. 【請求項3】 通話料金体系の異なる複数の通信事業者
    の通信網が接続された共通通信網に設けられ、複数の通
    信事業者の通信網にそれぞれ接続された同一加入者の各
    端末装置と発信側端末装置とを結ぶ通信経路のうちから
    特定の1つを選択するための経路選択サービス制御装置
    において、 加入者の識別番号と当該加入者が持つ複数の端末装置の
    端末種別及び端末番号とを対応付けて記憶する端末種別
    記憶手段と、 発信側端末装置から着信側加入者の識別番号を受信し、
    前記端末種別記憶手段を参照して、当該加入者の識別番
    号に対応する複数の着信側端末装置の端末種別及び端末
    番号を読み出す読出手段と、 前記読出手段で読み出された着信側端末装置に移動体通
    信端末が含まれるときに、当該端末装置の現在位置を、
    当該端末装置の位置情報管理部に問い合わせて入手する
    位置情報獲得手段と、 前記読出手段で読み出された複数の着信側端末装置の端
    末種別及び端末番号と、前記位置情報獲得手段によって
    入手した着信側端末装置の現在位置とを発信側通信網に
    通知する通知手段と、 発信側通信網に設けられ、前記通知手段によって通知さ
    れた情報を発信側端末装置に提供し、複数の着信側端末
    装置の中から1つの選択を促す着信側情報提供手段と、 を有することを特徴とする経路選択サービス制御装置。
  4. 【請求項4】 通話料金体系の異なる複数の通信事業者
    の通信網が接続された共通通信網に設けられ、複数の通
    信事業者の通信網にそれぞれ接続された同一加入者の各
    端末装置と発信側端末装置とを結ぶ通信経路のうちから
    特定の1つを選択するための経路選択サービス制御装置
    において、 加入者の識別番号と当該加入者が持つ複数の端末装置の
    端末種別、端末番号、及び選択優先順位とを対応付けて
    記憶する端末種別記憶手段と、 発信側端末装置から着信側加入者の識別番号を受信し、
    前記端末種別記憶手段を参照して、当該加入者の識別番
    号に対応する複数の着信側端末装置の端末種別、端末番
    号、及び選択優先順位を読み出す読出手段と、 前記読出手段で読み出された情報を発信側通信網に提供
    する着信側情報提供手段と、 発信側通信網に設けられ、前記着信側情報提供手段から
    提供された情報を基に、選択優先順位に従い、各着信側
    端末装置に接続を順次試みる接続手段と、 を有することを特徴とする経路選択サービス制御装置。
  5. 【請求項5】 加入者から端末装置を介した変更要求に
    応じて、前記端末種別記憶手段に記憶されている選択優
    先順位を変更する選択優先順位変更手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項4記載の経路選択サービス制御
    装置。
  6. 【請求項6】 通話料金体系の異なる複数の通信事業者
    の通信網が接続された共通通信網に設けられ、複数の通
    信事業者の通信網にそれぞれ接続された同一加入者の各
    端末装置と発信側端末装置とを結ぶ通信経路のうちから
    特定の1つを選択するための経路選択サービス制御装置
    において、 複数の通信事業者の通信網にそれぞれ接続された同一加
    入者の各端末装置の端末種別及び端末番号を、加入者別
    にグループ化して記憶する端末種別記憶手段と、 発信側端末種別毎に、着信側端末種別及び発着信端末間
    距離に応じた単位通話料金を記憶する単位通話料金記憶
    手段と、 発信側端末装置から、経路選択サービスの実行要求を示
    す信号及び着信側端末装置の端末番号を受信したとき、
    前記端末種別記憶手段を参照して、当該端末番号を含む
    グループを見つけ、当該グループに含まれる全ての端末
    装置の端末種別及び端末番号を読み出す読出手段と、 前記読出手段で読み出された着信側端末装置に移動体通
    信端末が含まれるときに、当該端末装置の現在位置を、
    当該端末装置の位置情報管理部に問い合わせて入手する
    位置情報獲得手段と、 前記位置情報獲得手段によって入手した着信側端末装置
    の現在位置と、発信側端末装置の位置との距離を算出す
    る距離算出手段と、 前記単位通話料金記憶手段を参照し、発信側端末種別に
    応じ、かつ前記読出手段で読み出された着信側端末種別
    及び前記距離算出手段で算出された距離に応じた単位通
    話料金を着信側端末装置毎に抽出する単位通話料金抽出
    手段と、 前記単位通話料金抽出手段で抽出された着信側端末装置
    毎の単位通話料金のうちで最低の値を示す着信側端末装
    置を選択し、当該選択した端末装置の端末番号を発信側
    通信網に通知する選択通知手段と、 を有することを特徴とする経路選択サービス制御装置。
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