JP5275193B2 - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末 Download PDF

Info

Publication number
JP5275193B2
JP5275193B2 JP2009223555A JP2009223555A JP5275193B2 JP 5275193 B2 JP5275193 B2 JP 5275193B2 JP 2009223555 A JP2009223555 A JP 2009223555A JP 2009223555 A JP2009223555 A JP 2009223555A JP 5275193 B2 JP5275193 B2 JP 5275193B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resonance point
antenna
frequency
resonance
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009223555A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011071946A (ja
Inventor
政之 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2009223555A priority Critical patent/JP5275193B2/ja
Publication of JP2011071946A publication Critical patent/JP2011071946A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5275193B2 publication Critical patent/JP5275193B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Support Of Aerials (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

本発明は、複数の共振周波数帯の信号を送信または受信する携帯端末に関する。
近年、携帯電話機等の携帯端末は、地上波デジタル(いわゆるワンセグ)放送等の放送波の周波数帯の信号を受信可能なものが普及している。ワンセグ放送の使用周波数帯は、470MHz〜770MHzと広範囲であるため、携帯端末の内蔵アンテナでワンセグ放送における所望の周波数帯の信号を受信する場合には、受信する周波数(チャンネル)に応じて、バリキャップダイオード等により所望の周波数に調整する方法が知られている。
このような複数の周波数帯の信号を送信または受信する技術としては、例えば、特許文献1のような技術が提案されている。特許文献1には、受信アンテナまたは受信フィルタのいずれか一方または双方に共振周波数可変手段を設け、この共振周波数可変手段によって受信アンテナと受信フィルタのいずれか一方または双方の共振周波数を変化させる技術が提案されている。
ここで、使用周波数帯が広範囲な場合、使用周波数帯の範囲内で1つの共振点を用いて、この共振点を使用周波数帯の範囲内で可変させるよりも、使用周波数帯の範囲内で2つの共振点(第1の共振点、第2の共振点)を用い、一方の共振点で低い周波数帯の信号を受信し、他方の共振点で高い周波数帯の信号を受信することで効率よく所望の周波数帯の信号を受信できる。
特開平8−307403号公報
しかし、第1の共振点および第2の共振点を有する第1のアンテナに対して、調整手段を用いて第1の共振点および第2の共振点を調整した場合に、第2のアンテナにより共振される信号が、意図せず第1の共振点および第2の共振点を有する第1のアンテナにより受信されると、この調整手段にノイズが侵入して第1のアンテナによる送信または受信に悪影響がおよぶおそれがある、という課題があった。
そこで、本発明は、第1のアンテナの第1の共振点および第2の共振点を調整した場合であっても、第1のアンテナによる送信または受信に悪影響がおよぶおそれを低減することができる携帯端末を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯端末は、上記課題を解決するために、第1の共振点および第2の共振点を有する第1のアンテナと、前記第1の共振点および前記第2の共振点とは異なる第3の共振点を有する第2のアンテナと、前記第1のアンテナに接続され、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点を併せて調整する調整手段と、前記第1のアンテナにより所定の周波数の信号を送信または受信する際、前記調整手段により前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか一方を前記所定の周波数に調整して、前記第1のアンテナにより前記所定の周波数の信号を送信または受信する制御部と、を有し、前記制御部は、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか一方を前記所定の周波数に調整した結果、当該調整前に比して、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方が前記第2のアンテナの前記第3の共振点に係る周波数帯に近接した場合であって所定の条件を満たしたとき、前記調整手段により前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方を前記所定の周波数に調整する、ことを特徴とする。
また、前記制御部は、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか一方を前記所定の周波数に調整した結果、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方が前記第2のアンテナの前記第3の共振点に係る周波数帯に重複した場合であって前記所定の条件を満たしたとき、前記調整手段により前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方を前記所定の周波数に調整する、ことが好ましい。
また、前記制御部は、前記第2のアンテナによる前記第3の共振点に係る周波数帯の信号の送信または受信がされた場合には、前記所定の条件を満たしたものとして、前記調整手段により前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方を前記所定の周波数に調整する、ことが好ましい。
また、前記制御部は、前記第2のアンテナによる前記第3の共振点に係る周波数帯の信号の送信または受信がされて、かつ当該信号の送信レベルまたは受信レベルが閾値を超えた場合には、前記所定の条件を満たしたものとして、前記調整手段により前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方を前記所定の周波数に調整する、ことが好ましい。
また、前記制御部は、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか一方を前記所定の周波数に調整した結果、当該調整前に比して、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方が前記第2のアンテナの前記第3の共振点に係る周波数帯に近接した場合であって所定の条件を満たしたとき、前記調整手段により前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方を前記所定の周波数に調整すると共に、当該調整の前後における前記第1のアンテナにより送信または受信される前記所定の周波数の信号の送信レベルまたは受信レベルを検出し、当該送信レベルまたは受信レベルが当該調整後よりも当該調整前が高い場合には、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか一方を前記所定の周波数に調整し、当該送信レベルまたは受信レベルが当該調整前よりも当該調整後が高い場合には、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方を前記所定の周波数に調整する、ことが好ましい。
また、前記制御部は、前記調整手段により前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方を前記所定の周波数に調整した後に、前記所定の条件を満たさなくなった場合であって、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方の利得よりも前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか一方の利得が高いとき、前記調整手段により前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか一方を前記所定の周波数に調整する、ことが好ましい。
本発明の携帯端末によれば、第1のアンテナ第1の共振点および第2の共振点を調整した場合であっても、第1のアンテナによる送信または受信に悪影響がおよぶおそれを低減することができる。
携帯電話機を開いた状態を示す外観斜視図である。 第1実施形態に係る携帯電話機の機能を示すブロック図である。 放送波の周波数が調整される際の周波数特性を示す図である。 放送波の周波数が調整される際の周波数特性を示す図である。 放送波の周波数f1が調整される際の周波数特性を示す図である。 コントロール電圧テーブルの具体例を示す図である。
<第1実施形態>
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1により、本発明の好ましい一実施形態に係る携帯端末としての携帯電話機1における基本構造を説明する。図1は、携帯電話機1を開いた状態を示す外観斜視図である。
図1に示すように、携帯電話機1は、操作部側筐体2と、表示部側筐体3とを備える。操作部側筐体2と表示部側筐体3とは、ヒンジ機構を備える連結部4を介して開閉可能に連結される。具体的には、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、連結部4を介して連結される。これにより、携帯電話機1は、ヒンジ機構を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に動かすことで開閉状態を形成可能に構成される。
すなわち、携帯電話機1は、連結部4を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に回転(回動)することにより、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを互いに開いた状態である開状態にしたり、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを折り畳んだ状態である閉状態にしたりできる。
操作部側筐体2は、その外面がフロントケース2aとリアケース2bとにより構成される。操作部側筐体2は、フロントケース2a側に、操作キー群11と、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声が入力される音声入力部としてのマイク12とが、それぞれ露出するように構成される。
操作キー群11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う操作部材としての決定操作キー15とにより構成される。操作キー群11を構成する各キーそれぞれには、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態や各種モード、或いは起動されているアプリケーション等の種類に応じて所定の機能が割り当てられる(キー・アサイン)。そして、使用者が各キーを押圧することにより、各キーに割り当てられている機能に応じた動作が実行される。
マイク12は、操作部側筐体2の長手方向における連結部4側とは反対の外端部(下端部)側に配置される。つまり、マイク12は、携帯電話機1の開状態において一方の外端部側に配置される。
操作部側筐体2における一方側の側面には、外部機器(例えば、ホスト装置)と通信を行うためのインターフェース(図示せず)が配置される。操作部側筐体2の他方側の側面には、所定の機能が割り当てられているサイドキーと、外部メモリの挿入および取り出しが行われるインターフェース(図示せず)とが配置される。インターフェースは、キャップにより覆われている。各インターフェースは、不使用時にはキャップにより覆われる。
表示部側筐体3は、その外面がフロントケース3aとリアケース3bとにより構成される。表示部側筐体3におけるフロントケース3aには、各種情報を表示するための表示部21と、通話の相手側の音声を出力するレシーバとしての音声出力部22とが、それぞれ露出して配置される。ここで、表示部21は、液晶パネル、この液晶パネルを駆動する駆動回路、この液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部等から構成される。
図2は、第1実施形態に係る携帯電話機1の機能を示すブロック図である。図2に示すように、携帯電話機1は、操作キー群11と、表示部21と、音声出力部22と、第1のアンテナ30と、マッチング回路31(調整手段)と、フィルタ32と、チューナ部33(調整手段)と、デコーダ部34と、第2のアンテナ35と、RF回路部36と、メモリ44と、制御部49と、を備える。
第1のアンテナ30は、地上波デジタルテレビ放送等の放送波を受信する。また、第1のアンテナ30は、第1の共振点R1および第2の共振点R2を有するように構成されている。
マッチング回路31は、第1のアンテナ30と、フィルタ32と、チューナ部33とに電気的に接続され、バリキャップダイオード等を含んで構成される。マッチング回路31は、例えば、チューナ部33の制御に従い、バリキャップダイオードの容量値を変動させることにより第1の共振点R1および第2の共振点R2を調整する。
フィルタ32は、マッチング回路31とチューナ部33との間に電気的に接続される。フィルタ32は、チューナ部33に内蔵されていてもよい。第2のアンテナ35から基地局へ第1の使用周波数帯の信号が出力されると、この信号が第1のアンテナ30により受信される場合がある。このような場合に、フィルタ32は、第1のアンテナ30により受信された第1の使用周波数帯の信号を吸収する。このようにして、フィルタ32が設けられることにより、第2のアンテナ35から送信される信号強度の大きな第1の使用周波数帯の信号は、チューナ部33に入力することが抑制される。
チューナ部33は、制御部49からの指示に応じて、受信した放送波から制御部49の指示に基づく信号を抽出し、抽出した信号を復調する。そして、チューナ部33は、復調した信号をデコーダ部34へ出力する。
デコーダ部34は、チューナ部33から供給された信号を復号して、表示情報および音声情報を生成する。そして、デコーダ部34は、生成された表示情報を表示部21へ出力し、生成された音声情報を音声出力部22へ出力する。
第2のアンテナ35は、第1の共振点R1および第2の共振点R2とは異なる第3の共振点R3を有し、基地局等と通信を行う。なお、第1実施形態では、第1の使用周波数帯として、800MHzとしたが、これ以外の周波数帯であってもよい。
RF回路部36は、第2のアンテナ35によって受信した信号を復調し、復調後の信号を制御部49に供給する。また、RF回路部36は、制御部49から供給された信号を変調し、変調後の信号を第2のアンテナ35を介して外部装置(基地局)に送信する。
メモリ44は、例えば、ワーキングメモリを含み、制御部49による演算処理に利用される。また、メモリ44には、複数のアプリケーションや当該アプリケーションが必要とする各種のテーブル等が記憶されている。また、メモリ44は、着脱可能な外部メモリを兼ねていてもよい。
制御部49は、携帯電話機1の全体を制御しており、中央処理装置(CPU)等により構成される。
ここで、放送波の周波数が調整される際の動作について図3および図4を参照しながら説明する。図3および図4は、放送波の周波数が調整される際の周波数特性を示す図である。図3および図4に示すように、縦軸は、VSWR(Voltage Standing Wave Ratio)を示し、横軸は、周波数を示す。
図3に示す周波数特性では、第1のアンテナ30で受信される放送波の周波数帯には、共振点R11およびR12が含まれており、第2のアンテナ35で受信される第1の使用周波数帯には、共振点R13が含まれる。図4に示す周波数特性では、第1のアンテナ30で受信される放送波の周波数には、共振点R21およびR22が含まれており、第2のアンテナ35で受信される第1の使用周波数帯には、共振点R23が含まれる。
図3および図4に示すように、放送波の周波数帯において、2つの共振点の利得を同等に確保することは難しいため、チャンネル(放送局)の多い低い共振点(共振点R11およびR21)を高い利得に設定する場合が多い。
ここで、上述したように第1のアンテナ30で受信される放送波の周波数帯には、2つの共振点が含まれていることが好ましい。これは、放送波の周波数帯は広範囲であるため、放送波の周波数帯の範囲内で1つの共振点を用いて、この共振点を周波数帯の範囲内で可変させるよりも、放送波の周波数帯の範囲内で2つの共振点を用い、一方の共振点で低い周波数帯の信号を受信し、他方の共振点で高い周波数帯の信号を受信することで効率よく所望の周波数帯の信号を受信できるからである。
具体的には、図3(a)および(b)に示すように、所望の周波数f11の信号を受信するために、制御部49は、マッチング回路31により共振点R11を所望の周波数f11に調整する。同様にして、図4(a)および(b)に示すように、所望の周波数f21の信号を受信するために、制御部49は、マッチング回路31により共振点R21を所望の周波数f21に調整する。
このように、第1のアンテナ30は、通常、所望の周波数に近い共振点をマッチング回路31により所望の周波数に調整することで、放送波を受信している。なお、図3および図4に示すように、放送波の周波数帯において、2つの共振点のうち、一方の共振点をマッチング回路31により所望の周波数に調整した場合、他方の共振点もこれに伴って調整される。
しかし、第1のアンテナ30により放送波の周波数帯を受信すると共に、第2のアンテナ35により第1の使用周波数帯の信号を送信する場合には、以下のような問題が発生する可能性がある。
図3(b)に示すように、共振点R11を放送波の周波数f11に調整して、共振点R11により周波数f11を送信または受信する際、調整後の共振点R12と共振点R13とは、共振周波数が互いに離れることとなるため、その後、共振点R13により第1の使用周波数帯L12の信号が送信または受信されたとしても、第1のアンテナ30の共振点R12によっては第1の使用周波数帯L12の信号は受信されにくい。このため、第1のアンテナ30と第2のアンテナ35との干渉は抑制される。
一方、図4(b)に示すように、共振点R21を放送波の周波数f21に調整して、共振点R22により周波数f21を送信または受信する際、調整後の共振点R22と共振点R23との距離が互いに近接(重複)する場合には、その後、共振点R23により第1の使用周波数帯L22の信号が送信または受信されると、第1のアンテナ30の共振点R22によっても第1の使用周波数帯L22の信号が受信されやすい。このため、この場合には、第1のアンテナ30と第2のアンテナ35との干渉が生じやすい。
フィルタ32によりチューナ部33に第1の使用周波数帯L22の信号が入力されることは抑制されるが、マッチング回路31を構成するバリキャップダイオード等の素子には、大きな信号強度を有する共振点R23に係る第1の使用周波数帯L22の信号が入力される。これにより、バリキャップダイオード等の素子のひずみや誤作動が発生し、共振点R22に調整された周波数帯の信号の利得が低下する可能性がある。
次に、第1実施形態の制御部49により放送波の周波数f1が調整される際の動作について図5を参照しながら説明する。図5は、放送波の周波数f1が調整される際の周波数特性を示す図である。詳細には、図5(a)は、第1の共振点R1を放送波の周波数f1に調整する前の状態を示す図であり、図5(b)は、第1の共振点R1を放送波の周波数f1に調整した際の状態を示す図であり、図5(c)は、第2の共振点R2を放送波の周波数f1に調整した際の状態を示す図である。
図5(a)〜(c)に示す周波数特性では、第1のアンテナ30で受信される放送波の周波数帯には、第1の共振点R1および第2の共振点R2が含まれ、第2のアンテナ35で受信される第1の使用周波数帯L2には、第3の共振点R3が含まれる。
制御部49は、第1のアンテナ30により周波数f1の信号を受信する際、マッチング回路31により第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか一方を周波数f1に調整して、第1のアンテナ30により周波数f1の信号を受信する。
そして、制御部49は、第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか一方を周波数f1に調整した結果、調整前に比して、第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方が第2のアンテナ35の第3の共振点R3に係る第1の使用周波数帯L2に近接した場合であって、所定の条件を満たしたとき、チューナ部33を制御して、マッチング回路31により第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方を周波数f1に調整する。
同様にして、制御部49は、第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか一方を周波数f1に調整した結果、第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方が第2のアンテナ35の第3の共振点R3に係る第1の使用周波数帯L2に重複した場合であって、所定の条件を満たしたとき、チューナ部33を制御して、マッチング回路31により第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方を周波数f1に調整する。
具体的には、図5(a)に示すように、放送波の周波数f1は、第2の共振点R2よりも第1の共振点R1に近接しているため、制御部49は、第1のアンテナ30の第1の共振点R1を周波数f1に調整する(図5(b)参照)。
そして、制御部49は、第1のアンテナ30の第1の共振点R1を周波数f1に調整した結果(図5(b)参照)、第1のアンテナ30の第2の共振点R2が第2のアンテナ35の第3の共振点R3に係る第1の使用周波数帯L2に近接または重複した場合であって、所定の条件を満たしたとき、チューナ部33を制御して、マッチング回路31により第1のアンテナ30の第2の共振点R2を周波数f1に調整する(図5(c)参照)。
この場合、第1のアンテナ30は、第2の共振点R2において周波数f1の信号を受信するため、第2のアンテナ35により送信される第1の使用周波数帯L2の信号は、第1のアンテナ30の第2の共振点R2では受信されない。
ここで、「第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方が第2のアンテナ35の第3の共振点R3に係る第1の使用周波数帯L2に近接する」とは、共振点を放送波の周波数f1に調整する前における第1の共振点R1または第2の共振点R2と第3の共振点R3との距離が、共振点を放送波の周波数f1に調整した後における第1の共振点R1または第2の共振点R2と第3の共振点R3との距離よりも相対的に短くなっていることをいう。
また、「第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方が第2のアンテナ35の第3の共振点R3に係る第1の使用周波数帯L2に重複する」とは、第1の共振点R1または第2の共振点R2が、第3の共振点R3に係る第1の使用周波数帯L2の範囲内にあることをいう。
ここで、上述した「所定の条件」としては、以下に説明するような条件を用いることができる。例えば、制御部49は、第2のアンテナ35による第3の共振点R3に係る周波数帯の信号の送信または受信がされた場合には、所定の条件を満たしたものとして、チューナ部33を制御して、マッチング回路31により第1のアンテナ30の第1の共振点R1または第2の共振点R2を周波数f1に調整する。
また、制御部49は、第2のアンテナ35による第3の共振点R3に係る第1の使用周波数帯L2の信号の送信または受信がされて、かつ、この信号の受信レベルが閾値を超えた場合に、所定の条件を満たしたものとして、チューナ部33を制御して、マッチング回路31により第1のアンテナ30の第1の共振点R1または第2の共振点R2を周波数f1に調整するように制御してもよい。
図6は、受信レベルの閾値として用いられるコントロール電圧テーブルの一例を示す図である。図6に示すように、放送波のチャンネル(周波数)および第1の使用周波数帯の信号の電力比ごとに第1の共振点R1または第2の共振点R2が設定されている。なお、図6中の「1」は、第1の共振点R1を示し、「2」は、第2の共振点R2を示す。また、コントロール電圧テーブルは、使用周波数帯(例えば、CDMA、PCS、IMT−200、GSM等)ごとに作成され、メモリ44内に記憶される。
図6のコントロール電圧テーブルは、チャンネル13〜33において、第1の共振点R1を用い、チャンネル53〜62において、第2の共振点R2を用いるように設定されている。そして、コントロール電圧テーブルは、チャンネル43〜52において、電力比10dBmまでは第1の共振点R1を用いるが、電力比15〜25dBmでは第2の共振点R2を用いるように設定されている。
すなわち、制御部49は、コントロール電圧テーブルを参照して、第1の共振点R1を周波数f1に調整した場合(チャンネル43〜52)であっても、共振点R23に係る第1の使用周波数帯L2の信号が送信される際の電力比が高い場合(電力比15〜25dBm)には、所定の条件を満たしたものとして、チューナ部33を制御して、マッチング回路31により第2の共振点R2を周波数f1に調整するように制御する。
第1実施形態の携帯電話機1によれば、制御部49は、第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか一方を周波数f1に調整した結果、調整前に比して、第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方が第2のアンテナ35の第3の共振点R3に係る周波数帯に近接または重複した場合であって、所定の条件を満たしたとき、チューナ部33を制御して、マッチング回路31により第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方を所定の周波数に調整する。
このため、携帯電話機1は、意図せずに、第1のアンテナ30と第2のアンテナ35との干渉は抑制されるため、例えば、第2のアンテナ35の第3の共振点R3に係る周波数帯の信号が第1のアンテナ30の第1の共振点R1または第2の共振点R2により受信され、受信に起因してマッチング回路31に侵入するノイズにより第1のアンテナ30における周波数f1の信号の受信への悪影響(例えば、周波数f1の信号を受信する際の利得の低下)を抑制することができる。
また、第3の共振点R3に係る周波数帯の信号の受信に起因してマッチング回路31に侵入するノイズにより第1のアンテナ30による周波数f1の信号の受信への悪影響を抑制することができるため、第1のアンテナ30、マッチング回路31、第2のアンテナ35等の設計の自由度を向上させることができる。さらに、第3の共振点R3に係る周波数帯の信号がチューナ部33に入力されることを抑制するために設けられるフィルタ32を安価なものにしたり、フィルタ32自体を設けずに設計することができ、コストダウンを図ることができる。
また、第1実施形態の携帯電話機1によれば、制御部49は、第2のアンテナ35による第3の共振点R3に係る周波数帯の信号の送信または受信がされた場合には、所定の条件を満たしたものとして、チューナ部33を制御して、マッチング回路31により第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方を周波数f1に調整する。
このため、携帯電話機1は、マッチング回路31に侵入するノイズの直接的な要因となる第2のアンテナ35による第3の共振点R3に係る第1の使用周波数帯L2の信号の受信がされるまでは、第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか一方により周波数f1の信号を受信するため、制御の簡素化を図ることができる。
また、第1実施形態の携帯電話機1によれば、制御部49は、第2のアンテナ35による第3の共振点R3に係る第1の使用周波数帯L2の信号の送信または受信がされて、かつ、この信号の受信レベルが閾値を超えた場合には、所定の条件を満たしたものとして、チューナ部33を制御して、マッチング回路31により第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方を周波数f1に調整するように制御する。
このため、携帯電話機1は、マッチング回路31に侵入するノイズの直接的な要因となる第2のアンテナ35による第3の共振点R3に係る周波数帯の信号の送信または受信がされても、その影響が無視できないと推定される第3の共振点R3に係る周波数帯の信号の受信レベルが閾値を超えるまでは、第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか一方により周波数f1の信号を受信するため、制御の更なる簡素化が図られる。
<第2実施形態>
次に、本発明の携帯電話機1の第2実施形態について説明する。第2実施形態については、主として、第1実施形態とは異なる点を説明し、第1実施形態と同様の構成について同一符号を付し、説明を省略する。第2実施形態について特に説明しない点については、第1実施形態についての説明が適宜適用される。
第2実施形態の制御部49は、受信レベルの閾値を用いる点が第1実施形態とは主として異なる。
第2実施形態の制御部49により放送波の周波数が調整される際の動作について図5を参照しながら説明する。
第2実施形態の制御部49は、第1実施形態と同様に、第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか一方を周波数f1に調整した結果、調整前に比して、第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方が第2のアンテナ35の第3の共振点R3に係る第1の使用周波数帯L2に近接した場合であって、所定の条件を満たしたとき、チューナ部33を制御して、マッチング回路31により第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方を周波数f1に調整する。
次に、制御部49は、この調整の前後における第1のアンテナ30により受信される周波数f1の信号の受信レベルを検出する。そして、制御部49は、検出された送信レベルまたは受信レベルが調整後よりも調整前が高い場合には、第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか一方を周波数f1に調整する。
具体的には、第2の共振点R2を周波数f1に調整した場合(図5(c)参照)、制御部49は、第1の共振点R1を周波数f1に調整した場合および第2の共振点R2を周波数f1に調整した場合における周波数f1の信号の受信品質を示すC/N(Carrier to Noise Ratio、受信電力対雑音比)を受信レベルとしてそれぞれ検出する。
ここで、C/Nの値は、第1の共振点R1を周波数f1に調整した場合における周波数f1の信号の受信電力および雑音、または第2の共振点R2を周波数f1に調整した場合における周波数f1の信号の受信電力および雑音に基づいて、制御部49により算出される。
そして、制御部49は、第2の共振点R2を周波数f1に調整した後(図5(c)参照)に検出されたC/Nよりも第2の共振点R2を周波数f1に調整する前(図5(b)参照)に検出されたC/Nが高い場合には、第1のアンテナ30の共振点を第2の共振点R2に代えて、第1の共振点R1を周波数f1に調整する(図5(b)参照)。
一方、制御部49は、検出された送信レベルまたは受信レベルが調整前よりも調整後が高い場合には、第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方を周波数f1に調整する。
具体的には、制御部49は、第2の共振点R2を周波数f1に調整する前(図5(c)参照)に検出されたC/Nよりも第2の共振点R2を周波数f1に調整した後(図5(b)参照)に検出されたC/Nが高い場合には、共振点の調整を行わず、第2の共振点R2を周波数f1で維持する。
さらに、制御部49は、チューナ部33を制御して、マッチング回路31により第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方を周波数f1に調整した後に、所定の条件を満たさなくなった場合であって、第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方の利得よりも第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか一方の利得が高いとき、チューナ部33を制御して、マッチング回路31により第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか一方を周波数f1に調整する。
具体的には、制御部49は、第2の共振点R2を周波数f1に調整した(図5(c)参照)後に、所定の条件を満たさなくなった場合であって、第1のアンテナ30の第2の共振点R2の利得よりも第1の共振点R1の利得が高いとき、チューナ部33を制御して、マッチング回路31により第1の共振点R1を周波数f1に調整する(図5(b)参照)。
同様にして、制御部49は、第1の共振点R1を周波数f1に調整した(図5(b)参照)後に、所定の条件を満たさなくなった場合であって、第1のアンテナ30の第1の共振点R1の利得よりも第2の共振点R2の利得が高いとき、チューナ部33を制御して、マッチング回路31により第2の共振点R2を周波数f1に調整する(図5(c)参照)。
なお、所定の条件としては、第1実施形態で説明した条件を適用することができる。また、第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2の利得は、第1の共振点R1および第2の共振点R2において受信された周波数f1の信号に基づいて、制御部49により算出される。
第2実施形態の携帯電話機1によれば、制御部49は、検出された送信レベルまたは受信レベルが調整後よりも調整前が高い場合には、第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか一方を周波数f1に調整し、検出された送信レベルまたは受信レベルが調整前よりも調整後が高い場合には、第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方を周波数f1に調整する。
これにより、携帯電話機1は、検出された受信レベルが高い共振点を周波数f1に調整するため、第1のアンテナ30により受信される周波数f1の信号の受信レベルの最適化を実現することができる。
また、第2実施形態の携帯電話機1によれば、第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方を周波数f1に調整した後に、所定の条件を満たさなくなった場合であって、第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか他方の利得よりも第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか一方の利得が高いとき、チューナ部33を制御して、マッチング回路31により第1のアンテナ30の第1の共振点R1および第2の共振点R2のいずれか一方を周波数f1に調整する。
これにより、携帯電話機1は、調整後に所定の条件を満たさなくなった場合において、検出された受信レベルが高く、かつ、利得が高い共振点を周波数f1に調整するため、第1のアンテナ30により受信される周波数f1の信号の受信レベルの最適化を実現することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、第1のアンテナ30により放送波および第1の使用周波数帯の信号を受信する際の動作について説明したが、本発明はこれに制限されず、第1のアンテナ30により放送波および第1の使用周波数帯の信号を送信する際の動作についても同様に適用することができる。
また、上述した実施形態では、第1のアンテナ30により受信される周波数として放送波の周波数を用いたが、本発明はこれに制限されず、他の使用周波数帯を用いてもよい。
以上の実施形態では、携帯電話機1について説明したが、本発明は携帯電話機に限定されるものではなく、例えば、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノートパソコン等の携帯端末に適用することができる。
1 携帯電話機(携帯端末)
30 第1のアンテナ
31 マッチング回路(調整手段)
33 チューナ部(調整手段)
35 第2のアンテナ
49 制御部

Claims (6)

  1. 第1の共振点および第2の共振点を有する第1のアンテナと、
    前記第1の共振点および前記第2の共振点とは異なる第3の共振点を有する第2のアンテナと、
    前記第1のアンテナに接続され、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点を併せて調整する調整手段と、
    前記第1のアンテナにより所定の周波数の信号を送信または受信する際、前記調整手段により前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか一方を前記所定の周波数に調整して、前記第1のアンテナにより前記所定の周波数の信号を送信または受信する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか一方を前記所定の周波数に調整した結果、当該調整前に比して、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方が前記第2のアンテナの前記第3の共振点に係る周波数帯に近接した場合であって所定の条件を満たしたとき、前記調整手段により前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方を前記所定の周波数に調整する、ことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記制御部は、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか一方を前記所定の周波数に調整した結果、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方が前記第2のアンテナの前記第3の共振点に係る周波数帯に重複した場合であって前記所定の条件を満たしたとき、前記調整手段により前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方を前記所定の周波数に調整する、ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記制御部は、前記第2のアンテナによる前記第3の共振点に係る周波数帯の信号の送信または受信がされた場合には、前記所定の条件を満たしたものとして、前記調整手段により前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方を前記所定の周波数に調整する、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記制御部は、前記第2のアンテナによる前記第3の共振点に係る周波数帯の信号の送信または受信がされて、かつ当該信号の送信レベルまたは受信レベルが閾値を超えた場合には、前記所定の条件を満たしたものとして、前記調整手段により前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方を前記所定の周波数に調整する、ことを特徴とする請求項3に記載の携帯端末。
  5. 前記制御部は、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか一方を前記所定の周波数に調整した結果、当該調整前に比して、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方が前記第2のアンテナの前記第3の共振点に係る周波数帯に近接した場合であって所定の条件を満たしたとき、前記調整手段により前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方を前記所定の周波数に調整すると共に、当該調整の前後における前記第1のアンテナにより送信または受信される前記所定の周波数の信号の送信レベルまたは受信レベルを検出し、当該送信レベルまたは受信レベルが当該調整後よりも当該調整前が高い場合には、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか一方を前記所定の周波数に調整し、当該送信レベルまたは受信レベルが当該調整前よりも当該調整後が高い場合には、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方を前記所定の周波数に調整する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の携帯端末。
  6. 前記制御部は、前記調整手段により前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方を前記所定の周波数に調整した後に、前記所定の条件を満たさなくなった場合であって、前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか他方の利得よりも前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか一方の利得が高いとき、前記調整手段により前記第1のアンテナの前記第1の共振点および前記第2の共振点のいずれか一方を前記所定の周波数に調整する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の携帯端末。
JP2009223555A 2009-09-28 2009-09-28 携帯端末 Expired - Fee Related JP5275193B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009223555A JP5275193B2 (ja) 2009-09-28 2009-09-28 携帯端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009223555A JP5275193B2 (ja) 2009-09-28 2009-09-28 携帯端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011071946A JP2011071946A (ja) 2011-04-07
JP5275193B2 true JP5275193B2 (ja) 2013-08-28

Family

ID=44016737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009223555A Expired - Fee Related JP5275193B2 (ja) 2009-09-28 2009-09-28 携帯端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5275193B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6361091B2 (ja) * 2013-05-29 2018-07-25 富士通株式会社 携帯端末装置及び制御方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001057529A (ja) * 1999-08-18 2001-02-27 Mitsubishi Electric Corp 無線装置
JP4598978B2 (ja) * 2001-03-28 2010-12-15 株式会社東芝 無線受信機
JP2004023430A (ja) * 2002-06-17 2004-01-22 Nippon Antenna Co Ltd 複共振アンテナおよび携帯無線機用アンテナ
JP4627092B2 (ja) * 2005-03-24 2011-02-09 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 アンテナ装置及び無線通信装置
US8489109B2 (en) * 2007-03-29 2013-07-16 Kyocera Corporation Portable wireless device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011071946A (ja) 2011-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8253496B2 (en) Linear RF power amplifier with frequency-selectable impedance matching
KR101424242B1 (ko) Fm 라디오가 집적되어 있는 셀룰러 폰
JP2010278640A (ja) 複合アンテナ及び携帯電話機
US8249678B2 (en) Wireless communication device with configurable antenna
JP4616094B2 (ja) 携帯電話機
JP2004320446A (ja) マルチモード通信装置
JP5275193B2 (ja) 携帯端末
KR101778528B1 (ko) 안테나를 구비하는 통신 단말기의 송신 방법 및 장치
CN110829039A (zh) 一种移动终端天线系统、控制方法及移动终端
JP5195617B2 (ja) 無線装置及び受信方法
KR101593580B1 (ko) 송신 전력 제어 방법 및 장치
JP2005311536A (ja) 無線装置
JP4363252B2 (ja) 携帯機器
JP2013219545A (ja) 無線回路、無線機および無線機の無線通信方法
JP2006157082A (ja) 携帯通信端末及び音量調整方法
KR20050080230A (ko) 사용하는 모드에 따라 안테나 각도를 조절하는 멀티모드이동통신단말기
JP2003289254A (ja) 電力検出回路およびその回路を備えた送信回路
RU2465738C2 (ru) Мобильные устройства связи с внутренними антеннами
JP4641919B2 (ja) 携帯端末
JP2003198669A (ja) 携帯通信端末、及びプログラム
JP2009253685A (ja) 同調型アンテナモジュール及び無線装置
JP2006148524A (ja) 携帯無線装置
KR100664238B1 (ko) 이동 통신 단말기의 다기능 이어폰
JP2008306515A (ja) アンテナ制御装置及びこれを用いた電子機器
JP2008211647A (ja) 携帯端末装置及び増幅回路

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120803

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130515

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5275193

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees