JP5274894B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は、画像表示装置に関する。
従来より、MRI装置、X線CT装置、核医学診断装置、超音波診断装置など医用画像診断装置の機能および性能の向上により、大量の3次元医用画像データの収集が容易となっている。しかし、それにともない、医師などの読影者にとって、読影に要する負担が著しく増大している。
通常、3次元医用画像データの読影においては、まず、読影者により、撮像部位や疾患部位に基づいて、基準となる断面が設定される。そして、図24の(A)に示すように、基準となる断面を被検体の体軸に対して一定の角度を保ったまま徐々に平行移動させることで、平行移動された位置における複数枚の断面が順次表示され、これを1枚ずつ参照した読影者により、関心領域(VOI:Volume of Interest)が決定される。例えば、病変部の候補としての異常候補領域を含む領域が、VOIとして決定される。ここで、図24は、従来技術を説明するための図である。
あるいは、基準となる断面とともに回転軸が設定され、基準となる断面を回転軸に対して一定方向に徐々に回転移動させることで、回転移動された位置における複数枚の断面が順次表示され、これを1枚ずつ参照した読影者により、VOIが決定される場合もある。また、3次元胎児超音波データの読影においては、基準となる断面を任意の方向に移動させた位置における複数枚の断面が順次表示され、これを参照した読影者により、VOIが決定される場合もある。
このように、3次元医用画像データの読影においては、VOI決定のために、基準断面から順に複数枚の断面が読影者により1枚ずつ参照されることとなる。しかし、読影者によって参照される断面の枚数は、例えば、X線CT装置による胸部撮影3次元データの場合、1回の撮影でも、約300〜1000枚と膨大な数となり、読影者にとって、読影に要する負担が大きく、異常候補領域の見落としが発生する場合もある。
そこで、近年、3次元医用画像データを画像処理することにより、病変部の候補領域を異常候補領域として自動検出するコンピュータ読影支援診断システム(CAD:Computer Assisted Diagnosis)の開発が進められており(例えば、特許文献1参照)、CADの有用性が広く認識されている。このようなCADによる異常候補領域の検出結果を用いることで、図24の(B)に示すように、読影者は、異常候補領域を含む領域のみを参照して、VOIを決定するので、読影に際しての異常候補領域の見落としを防止して、読影に要する負担を軽減することができる。
そして、「基準となる断面を移動して、1枚ずつ断面を参照してのVOI決定」、または「CAD結果を用いてのVOI決定」が行なわれたのちは、VOI内における断面において、異常候補領域の特徴構造(例えば、結節の大きさや形状など)が解析される。特徴構造は、異常候補領域が良性であるか悪性であるかの診断を行なったり、異常候補領域が悪性であった場合に治療方針を決定したりするうえで重要な判断基準として用いられる情報である。ここで、特徴構造の解析は、読影者によって行なわれる場合のほか、特徴構造の解析に特化した画像処理により行なわれる場合もある。
そして、解析された特徴構造が、診断や治療を行なううえで最適に表されている断面画像を、VOI内の3次元医用画像データにおいて任意の方向にボリュームレンダリング(Volume Rendering)することで生成し、生成したレンダリング画像をモニタにて表示することで、読影者による最終的な読影が行なわれる。
特開2006−239005号公報
ここで、特徴構造が最適に表されている断面に対応するレンダリング画像(以下、最適断面画像と記す)は、VOI内を任意の方向にレンダリングした画像であり、読影者にとっては、最適断面画像のVOI内における位置関係を把握することが重要となるが、上記した従来の技術において、最終的な読影に際してモニタにて表示されるのは、最適断面画像のみである。
そのため、読影者は、例えば、図25に示すように、アキシャル(Axial)断面、サジタル(Saggital)断面、またはコロナル(Coronal)断面など、被検体の体軸から決定される直交3断面のいずれかを基準断面とし、基準断面に対して最適断面画像がどのような位置関係にあるかを、頭の中で把握しつつ読影することとなる。なお、図25は、従来技術の課題を説明するための図である。
このように、読影者は、基準断面との位置関係を主観的に把握しながら、最適断面画像のみを参照して診断を行なうので、上記した従来の技術は、3次元医用画像の読影を効率よく行なえないという課題があった。すなわち、目視によりVOIを決定していた読影者の読影に要する負担を、CADを用いることにより軽減したとしても、最終的な診断を行なう際の読影に要する負担は、必ずしも軽減されていないため、3次元医用画像の読影を効率よく行なえなかった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、3次元医用画像の読影を効率よく行なうことが可能になる画像表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、発明は、被検体を撮像した医用画像診断装置により収集された3次元医用画像データから生成した画像を所定の表示部にて表示する画像表示装置であって、前記3次元医用画像データにおいて検出された異常候補領域を含む関心領域において、読影する際の基準となる位置の画像である基準画像と、前記異常候補領域の特徴構造を含む画像である特徴画像とを生成する画像生成手段と、前記画像生成手段によって生成された前記基準画像と前記特徴画像との前記3次元医用画像データにおける相対位置を算出する相対位置算出手段と、前記画像生成手段によって生成された前記基準画像および前記特徴画像を、前記相対位置算出手段によって算出された前記相対位置を反映させた位置関係に配置したうえで、前記所定の表示部にて表示するように制御する表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、発明は、被検体を撮像した医用画像診断装置により収集された3次元医用画像データから生成した画像を所定の表示部にて表示する画像表示方法をコンピュータに実行させる画像表示プログラムであって、前記3次元医用画像データにおいて検出された異常候補領域を含む関心領域において、読影する際の基準となる位置の画像である基準画像と、前記異常候補領域の特徴構造を含む画像である特徴画像とを生成する画像生成手順と、前記画像生成手順によって生成された前記基準画像と前記特徴画像との前記3次元医用画像データにおける相対位置を算出する相対位置算出手順と、前記画像生成手順によって生成された前記基準画像および前記特徴画像を、前記相対位置算出手順によって算出された前記相対位置を反映させた位置関係に配置したうえで、前記所定の表示部にて表示するように制御する表示制御手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
発明によれば、特徴画像と基準画像との位置関係を容易に把握することができ、3次元医用画像の読影を効率よく行なうことが可能になる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る画像表示装置および画像表示プログラムの好適な実施例を詳細に説明する。
まず、実施例1における画像表示装置の構成について説明する。図1は、実施例1における画像表示装置の構成を説明するための図である。図1に示すように、実施例1における画像表示装置30は、入力部30aと、表示部30bと、特徴構造情報取得部30cと、画像生成部30dと、相対位置算出部30eと、生成画像記憶部30fと、表示制御部30gとを備える。
また、実施例1における画像表示装置30は、図1に示すように、被検体を撮像した医用画像診断装置10により収集された3次元医用画像データを格納する医用画像データベース20と接続されている。
なお、医用画像診断装置10としては、MRI装置、X線CT装置、核医学診断装置、超音波診断装置などが挙げられる。また、医用画像データベース20としては、各種の医用画像のデータを管理するシステムであるPACS(Picture Archiving and Communication System)のデータベースや、医用画像が添付された電子カルテを管理する電子カルテシステムのデータベースなどが挙げられる。
ここで、実施例1における画像表示装置30は、読影を行なう医師などの読影者が、入力部30aが備えるマウスやキーボードなどを介して指定した3次元医用画像データを医用画像データベース20から読み込み、読み込んだ3次元医用画像データから生成した画像を、表示部30bが備えるモニタにて表示することを概要とし、3次元医用画像の読影を効率よく行なうことが可能になることに主たる特徴がある。
なお、以下では、医用画像データベース20が記憶する3次元医用画像データに対して、コンピュータ読影支援診断システム(CAD:Computer Assisted Diagnosis)による解析処理がすでに行なわれており、3次元医用画像データとともに、CADによる解析結果も医用画像データベース20に格納されている場合について説明する。これについて、図2を用いて説明する。図2は、実施例1における画像表示装置の処理対象となる3次元医用画像データを説明するための図である。
すなわち、実施例1における画像表示装置30の処理対象となる3次元医用画像データは、CADによる解析結果が付与されているデータであり、例えば、図2に示すように、被検体の胸部(肺)を撮像したX線CT装置によって収集された3次元医用画像データ(3次元CT肺野画像データ)に対して、予め、CADによる解析が行なわれ、被検体の肺野において診断対象となる病変部の候補領域として、例えば、結節が異常候補領域として検出される。
ここで、CADによる解析においては、図2に示すような凹凸部分の形状を有する異常候補領域が、球や楕円体によって近似されることにより検出され、CADによる解析結果として、例えば、球や楕円体に近似された異常候補領域の中心(あるいは、重心)近傍の点が基準点として設定され、3次元CT肺野画像データにおける基準点の位置情報が取得される。そして、3次元CT肺野画像データとともに、取得された基準点の位置情報が、医用画像データベース20に格納される。ここで、球や楕円体によって近似された異常候補領域を含む領域が、関心領域(VOI:Volume of Interest)とされる。
以下、上記した主たる特徴について、図1とともに、図3〜図8を用いて説明する。図3は、特徴構造情報取得部を説明するための図であり、図4は、実施例1における画像生成部の特徴画像生成処理を説明するための図であり、図5は、実施例1における画像生成部の基準画像生成処理を説明するための図であり、図6は、画像生成部の中間画像生成処理を説明するための図であり、図7および図8は、表示制御部を説明するための図である。
特徴構造情報取得部30cは、医用画像データベース20から取得した3次元医用画像データにおいてCADにより検出された異常候補領域の特徴構造を抽出し、抽出された特徴構造の特徴量および位置の情報を取得する。
例えば、特徴構造情報取得部30cは、図3に示すように、検出された異常候補領域(結節領域)の基準点「O」を原点とする3軸(x軸、y軸、z軸)からなる直交座標系を、VOIに設定する。そして、特徴構造情報取得部30cは、図3に示すように、基準点「O」を中心とする球を設定し、設定した球の内側と外側との間で輝度値を比較することにより、結節領域の表面である結節表面を特定する。
そして、特徴構造情報取得部30cは、異常候補領域としての結節が、悪性であるか良性であるかを診断する上で重要となる結節表面における凹凸部分を特徴構造として抽出する。具体的には、結節表面にある表面ボクセルそれぞれについて、隣接する結節領域のボクセル数を計測する。そして、隣接するボクセル数が最大となる表面ボクセルを凹部分の頂点として特定し、隣接するボクセル数が最小となる表面ボクセルを凸部分の頂点として特定する。
例えば、特徴構造情報取得部30cは、図3に示すように、表面ボクセル「P1」を凹部分「凹1」の頂点として特定し、表面ボクセル「P2」を凹部分「凹2」の頂点として特定し、表面ボクセル「P3」を凹部分「凹3」の頂点として特定する。
そして、特徴構造情報取得部30cは、凹凸部分の頂点として特定した表面ボクセルそれぞれの特徴量として曲線距離を算出する。ここで、曲線距離は、表面ボクセルから結節領域の内部を通り基準点「O」に至るまでの、結節領域の形状に沿った曲線経路の長さであり、特徴構造としての凹凸部分の形状的特徴を示す特徴量となる。
例えば、特徴構造情報取得部30cは、図3に示すように、表面ボクセル「P1」の特徴量として曲線距離「d1」を算出し、表面ボクセル「P2」の特徴量として曲線距離「d2」を算出し、表面ボクセル「P3」の特徴量として曲線距離「d3」を算出する。また、特徴構造情報取得部30cは、曲線距離とともに、特徴構造の曲率および体積なども算出する。
さらに、特徴構造情報取得部30cは、凹凸部分の頂点として特定した表面ボクセルの直交座標系における座標を取得する。例えば、特徴構造情報取得部30cは、表面ボクセル「P1」、「P2」および「P3」の座標を、特徴構造の位置情報として取得する。
図1に戻って、画像生成部30dは、特徴構造情報取得部30cによって取得された特徴構造の位置情報を用いて、3次元医用画像データから異常候補領域の特徴構造を含む特徴画像を生成する。なお、画像生成部30dは、3次元医用画像データから特徴画像を、スラブMIP(Maximum Intensity Projection)処理、スラブMPR(Multi Planar Reformat)処理、またはMPR処理により2次元画像として生成する。
具体的には、画像生成部30dは、VOIにおける3次元医用画像データのうち、特徴構造情報取得部30cによって抽出された特徴構造を含む範囲のデータを用いて特徴画像を生成する。より具体的には、画像生成部30dは、図4に示すように、異常候補領域を含むVOIにおいて、基準点および特徴構造情報取得部30cによって抽出された特徴構造を内包する厚みを設定し、設定された厚みによって設定される範囲にある3次元医用画像データのみを用いて、MPR(Multi Planar Reformat)画像またはMIP(Maximum Intensity Projection)画像を特徴画像として生成する。特徴画像には、基準点および異常候補領域における特徴構造が含まれているので、読影者が診断するうえで最適となる断面画像(最適断面画像)となる。
そして、画像生成部30dは、読影する際の基準となる位置の画像である基準画像を生成する。具体的には、図3に示すように、VOIにおいて設定された直交座標系において、基準点を含む直交3断面のいずれかの中で、すでに生成した特徴画像との距離が最も近い断面を、基準画像として生成する。より具体的には、図5に示すように、画像生成部30dは、特徴構造の法線(図5における矢印付き破線参照)の方向と、直交3断面の法線(図5における矢印付き実線参照)方向とのなす角を算出し、法線方向のなす角度が最も小さい断面を基準断面とする。例えば、特徴画像の法線方向と図5に示す左側の断面の法線方向との角度が最小である場合は、左側の断面方向に対応する画像を基準画像として生成する。
あるいは、画像生成部30dは、VOIにおいて設定された直交座標系において、基準点を含む直交3断面のうち、入力部30aを介して読影者により指定された断面を、基準画像として生成する。例えば、読影者から、図5に示す3つの断面のうち、左側の断面を基準画像として指定された場合は、左側の断面方向に対応する画像を基準画像として生成する。なお、画像生成部30dは、3次元医用画像データから基準画像を、スラブMIP処理、スラブMPR処理、またはMPR処理により2次元画像として生成する。
そして、画像生成部30dは、生成した特徴画像および基準画像を、図1に示す生成画像記憶部30fに格納する。
相対位置算出部30eは、画像生成部30dによって生成された基準画像と特徴画像との3次元医用画像データにおける相対位置を算出する。具体的には、相対位置算出部30eは、基準画像の中心位置および特徴画像の中心位置の直交座標系における座標を取得して、これら中心位置の距離および方向を算出することにより、基準画像と特徴画像との位置関係を表す相対位置を算出する。
そして、画像生成部30dは、相対位置算出部30eによって算出された相対位置に基づいて、基準画像と特徴画像との間に位置する複数の中間画像をさらに生成する。
例えば、画像生成部30dは、図6の(A)に示すように、相対位置算出部30eによって算出された相対位置に基づいて、基準画像と特徴画像との交線を取得する。そして、画像生成部30dは、図6の(B)に示すように、取得した交線を回転軸として基準画像を回転させて特徴画像に至る2つの回転経路のうち最短経路を選択し、選択した最短経路において、基準画像と特徴画像との間に位置し、交線を含む断面に対応する複数の中間画像を生成する。
なお、本実施例においては、画像生成部30dが、直交3断面のいずれかにおいて、基準点を通る断面を基準断面として生成する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、画像生成部30dが、読影者による指定に応じて、基準点を含まない直交3断面のいずれかを生成する場合であってもよい。
ここで、基準点を含まない断面が基準画像として生成されると、基準画像と特徴画像とが交わらない場合が想定される。基準画像と特徴画像とが交わらない場合、画像生成部30dは、相対位置算出部30eによって取得された基準画像の中心位置および特徴画像の中心位置を結ぶ経路を最短経路として選択し、最短経路を通り基準画像と特徴画像との間に位置する複数の中間画像を生成する。
なお、画像生成部30dは、生成した複数の中間画像も、図1に示す生成画像記憶部30fに格納する。
表示制御部30gは、画像生成部30dによって生成され、生成画像記憶部30fに格納された基準画像、特徴画像および複数の中間画像を、相対位置算出部30eによって算出された相対位置を反映させた位置関係に配置したうえで、表示部30bが備えるモニタにて表示するように制御する。
その際、表示制御部30gは、基準画像を表示させたまま、3次元医用画像データにおける位置が当該基準画像に対して近い位置にある中間画像から順に複数の中間画像を連続して表示(シネ表示)したのちに特徴画像を表示するように制御する。例えば、図7に示すように、表示制御部30gは、基準画像および交線とともに、回転移動中の中間画像をシネ表示し、最終的に特徴画像と基準画像とを重畳表示するように制御する。
また、表示制御部30gは、基準画像と特徴画像との間でシネ表示される複数の中間画像を、入力部30aを介した読影者からの再表示要求に基づいて、再度繰り返して表示するように制御する。例えば、表示制御部30gは、読影者からの再表示要求に基づいて、基準画像から中間画像を介して特徴画像に至るシネ表示を繰り返して表示するように制御したり、特定の中間画像のみを、基準画像および特徴画像とともに表示するように制御したりする。あるいは、読影者からの再表示要求に基づいて、基準画像や中間画像の透明度を高く調整して、特徴画像を強調して表示するように制御することもできる。
なお、本実施例では、画像生成部30dによって1つの基準画像が生成されて表示される場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、画像生成部30dによって複数の基準画像が生成され、特徴画像を複数の基準画像と同時表示する場合であってもよい。例えば、図8に示すように、アキシャル断面、サジタル断面およびコロナル断面が、読影者によって指定されることにより、基準画像1、2および3がそれぞれ生成され、表示制御部30gにより、最適断面画像としての特徴画像とともに、これら3つの基準画像を、相対位置を反映した位置関係に配置したうえで表示部30bが備えるモニタにて表示するように制御する場合であってもよい。
また、本実施例では、中間画像をシネ表示する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、基準画像、中間画像および特徴画像を静止画像として同時表示する場合であってもよい。なお、その際、基準画像や中間画像の透明度が、自動あるいは手動によって調整されてもよい。
また、本実施例では、生成した基準画像および特徴画像の相対位置に基づいて中間画像を生成して、基準画像および特徴画像とともに中間画像を、相対位置を反映した位置関係に配置したうえで表示する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、基準画像および特徴画像のみを生成して、基準画像および特徴画像を、相対位置を反映した位置関係に配置したうえで表示する場合であってもよい。
また、本実施例では、医用画像データベース20に格納される前に、3次元医用画像データのCADによる解析が行なわれる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、画像表示装置30において、CADによる解析が行なわれる場合であってもよい。
次に、図9を用いて、実施例1における画像表示装置30の処理について説明する。図9は、実施例1における画像表示装置の処理を説明するためのフローチャートである。
図9に示すように、実施例1における画像表示装置30は、読影者から、入力部30aを介して、特定の3次元医用画像データの画像表示要求を受け付けると(ステップS901肯定)、医用画像データベース20から該当する3次元医用画像データを読み込み(ステップS902)、特徴構造情報取得部30cは、医用画像データベース20から取得した3次元医用画像データにおいてCADにより検出された異常候補領域を含むVOIの位置情報(基準点の位置情報)を取得して、特徴構造を抽出し、抽出した特徴構造の特徴量および位置の情報を取得する(ステップS903、図3参照)。
そして、画像生成部30dは、最適断面画像としての特徴画像を生成し(ステップS904、図4参照)、基準断面設定要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS905)。
ここで、基準断面設定要求を受け付けた場合(ステップS905肯定)、画像生成部30dは、基準断面設定要求に対応する断面を基準画像として生成する(ステップS906)。
これに反して、基準断面設定要求を受け付けなかった場合(ステップS905否定)、画像生成部30dは、VOIに設定されている直交座標系における直交3断面の中で、特徴画像と最も近い断面を決定し(ステップS907)、決定した断面を基準画像として生成する(ステップS908、図5参照)。なお、基準断面自動設定要求ボタンを入力部30aに設置し、基準断面自動設定要求ボタンが読影者によって押下された場合に、上記したステップS907およびステップS908の処理を実行する場合であってもよい。
そして、相対位置算出部30eは、画像生成部30dによって生成された基準画像と特徴画像との相対位置を算出し(ステップS909)、画像生成部30dは、相対位置算出部30eによって算出された相対位置に基づいて、基準画像と特徴画像との間に位置する複数の中間画像を生成する(ステップS910、図6参照)。
続いて、表示制御部30gは、相対位置を反映させた位置関係にて、基準画像とともに中間画像をシネ表示したのちに、特徴画像を表示するように制御し(ステップS911、図7参照)、処理を終了する。
上述してきたように、実施例1では、特徴構造情報取得部30cは、医用画像データベース20から取得した3次元医用画像データにおいて、CADにより検出された異常候補領域の特徴構造を抽出し、抽出した特徴構造の特徴量および位置の情報を取得し、画像生成部30dは、最適断面画像としての特徴画像を生成し、さらに、VOIに設定されている直交座標系における直交3断面の中で特徴画像と最も近い断面、または、読影者によって指定された断面を基準画像として生成する。
そして、相対位置算出部30eは、画像生成部30dによって生成された基準画像と特徴画像との相対位置を算出し、画像生成部30dは、相対位置算出部30eによって算出された相対位置に基づいて、基準画像と特徴画像との間に位置する複数の中間画像を生成し、表示制御部30gは、相対位置を反映させた位置関係にて、基準画像とともに中間画像をシネ表示したのちに、特徴画像を表示するように制御するので、特徴画像と基準画像との位置関係を容易に把握することができ、上記した主たる特徴の通り、3次元医用画像の読影を効率よく行なうことが可能になる。すなわち、読影者は、従来、主観的に把握するしかなかった特徴画像と基準画像との位置関係を、客観的に把握して読影に要する負担を確実に軽減でき、3次元医用画像の読影を効率よく行なうことが可能になる。
また、中間画像をシネ表示することにより、特徴画像と基準画像との位置関係を、より詳細に把握することができ、3次元医用画像の読影をさらに効率よく行なうことが可能になる。
上述した実施例1では、CADによる解析結果から3次元医用画像データにおいてVOIを設定して断面画像を生成する場合について説明したが、実施例2では、CADによる解析を行なわずに、読影者の目視によりVOIを設定して断面画像を生成する場合について、図10および図11を用いて説明する。図10は、実施例2におけるVOI設定を説明するための図であり、図11は、実施例2における画像表示装置の処理を説明するためのフローチャートである。
実施例2においては、図10の(A)に示すように、「CADによる解析なし」の3次元医用画像データにおいて、ユーザ(読影者)により初期断面が設定され、例えば、ユーザの指示によって初期断面を平行移動した断面に位置する断面画像が、画像生成部30dにより順次生成される。そして、表示制御部30gの制御により、生成された断面画像が表示部30bにおいて表示され、ユーザ(読影者)は、生成された断面画像を1枚ずつ参照する。これにより、図10の(B)に示すように、ユーザ(読影者)は、異常候補領域を検出し、異常候補領域を含む領域をVOIとして設定する。なお、この際、ユーザにより、VOIの基準点が指定され、特徴構造情報取得部30cは、指定されたVOIの基準点の位置を取得する。
こののち、特徴構造情報取得部30cは、実施例1と同様に、特徴構造を抽出し、抽出した特徴構造の特徴量および位置の情報を取得する。
すなわち、図11に示すように、実施例2における画像表示装置30は、読影者から、入力部30aを介して、特定の3次元医用画像データの画像表示要求を受け付けると(ステップS1101肯定)、医用画像データベース20から該当する3次元医用画像データを読み込む(ステップS1102)。こののち、図10に示すように、ユーザ(読影者)の指定により、画像生成部30dによる断面画像生成処理および表示制御部30gによる断面画像の表示制御処理が行なわれる。
そして、入力部30aを介して、ユーザからのVOI設定情報を受け付けると(ステップS1103肯定)、特徴構造情報取得部30cは、指定されたVOIの基準点の位置情報を取得して、特徴構造を抽出し、抽出した特徴構造の特徴量および位置の情報を取得する(ステップS1104)。
なお、図11に示すステップS1105〜ステップS1112の処理内容は、図9を用いて説明したステップS904〜ステップS911の処理内容と同様であるので、説明を省略する。
上述してきたように、実施例2では、ユーザ(読影者)の主観的判断に基づいて決定されたVOIを用いるので、例えば、CADにより検出された複数の異常候補領域の中に多くの良性の腫瘍が含まれるにも関わらず、読影診断の対象数が膨大になるといったことを回避して、3次元医用画像の読影を効率よく行なうことが可能になる。
上述した実施例1および2では、特徴構造情報取得部30cの処理により抽出された特徴構造を含む断面を特徴断面として生成する場合について説明したが、実施例3では、ユーザにより設定された特徴構造を含む断面を特徴断面として生成する場合について、図12および図13を用いて説明する。図12は、実施例3における画像表示装置の特徴を説明するための図であり、図13は、実施例3における画像表示装置の処理を説明するためのフローチャートである。
実施例2と同様に、実施例3においては、「CADによる解析なし」の3次元医用画像データにおいて、初期断面を平行移動した断面に位置する断面画像が、画像生成部30dにより順次生成される。そして、表示制御部30gの制御により、生成された断面画像が表示部30bにおいて表示され、ユーザ(読影者)は、生成された断面画像を1枚ずつ参照する。これにより、図12の(A)に示すように、ユーザ(読影者)は、異常候補領域を検出し、異常候補領域の基準点を設定し、さらに、異なる2点の特徴構造(例えば、凹凸部分の頂点)を設定する。
そして、画像生成部30dは、ユーザにより設定された基準点と異なる2点の特徴構造の位置情報を取得し、取得した3点により特定される断面を決定し、特定した断面を特徴画像として生成する。
あるいは、図12の(B)に示すように、初期断面の平行移動だけでなく、初期断面を平行移動するとともに、ユーザが指定した回転軸に対して断面を回転させたオブリーク断面を画像生成部30dにより生成し、表示制御部30gの制御により生成したオブリーク断面を表示させてもよい。そして、図12の(A)と同様に、表示されたオブリーク断面を参照したユーザが、基準点や特徴構造を設定する場合であってもよい。
このように、実施例3における画像表示装置30においては、図1に示す特徴構造情報取得部30cを用いることなくユーザによる処理が進行し、こののち、実施例1と同様に、画像生成部30dによる処理が行なわれる。
すなわち、図13に示すように、実施例3における画像表示装置30は、読影者から、入力部30aを介して、特定の3次元医用画像データの画像表示要求を受け付けると(ステップS1301肯定)、医用画像データベース20から該当する3次元医用画像データを読み込む(ステップS1302)。こののち、図12に示すように、ユーザ(読影者)の指定により、画像生成部30dによる断面画像(平行移動させた断面、またはオブリーク断面)の生成処理および表示制御部30gによる断面画像の表示制御処理が行なわれる。
そして、入力部30aを介して、ユーザからの基準点および特徴構造の3点設定情報を受け付けると(ステップS1303肯定)、画像生成部30dは、設定された3点の位置情報を取得し、これら3点を通る断面を、特徴画像(最適断面画像)として生成する(ステップS1304)。
なお、図13に示すステップS1305〜ステップS1311の処理内容は、図9を用いて説明したステップS905〜ステップS911の処理内容と同様であるので、説明を省略する。
上述してきたように、実施例3では、ユーザ(読影者)の主観的判断に基づいて読影すべき特徴構造を指定して特徴画像を生成することができ、例えば、自動抽出された特徴構造に読影対象として適切でないものが含まれることにより、読影に最適でない特徴画像が生成されることを回避でき、3次元医用画像の読影を効率よく行なうことが可能になる。
実施例4では、ユーザが設定した断面を、画像生成部30dが基準画像および特徴画像として生成する場合について、図14および図15を用いて説明する。図14は、実施例4における画像表示装置の特徴を説明するための図であり、図15は、実施例4における画像表示装置の処理を説明するためのフローチャートである。
実施例4においては、「CADによる解析なし」の3次元医用画像データにおいて、ユーザの要求に基づいて、画像生成部30dおよび表示制御部30gの処理により任意の断面を生成表示させることにより、図14に示すように、基準画像および特徴画像に対応する断面がユーザにより設定される。
そして、画像生成部30dは、ユーザにより設定された断面に基づいて、基準画像および特徴画像を生成する。このように、実施例4における画像表示装置30においても、図1に示す特徴構造情報取得部30cを用いることなくユーザによる処理が進行し、こののち、実施例1と同様に、画像生成部30dによる処理が行なわれる。
すなわち、図15に示すように、実施例4における画像表示装置30は、読影者から、入力部30aを介して、特定の3次元医用画像データの画像表示要求を受け付けると(ステップS1501肯定)、医用画像データベース20から該当する3次元医用画像データを読み込む(ステップS1502)。こののち、図14に示すように、ユーザ(読影者)の指定により、画像生成部30dによる断面画像の生成処理および表示制御部30gによる断面画像の表示制御処理が行なわれる。
そして、入力部30aを介して、ユーザからの基準画像および特徴画像を生成するための断面設定を受け付けると(ステップS1503肯定)、画像生成部30dは、設定された断面の位置情報を取得し、基準画像および特徴画像を生成する(ステップS1504)。
なお、図15に示すステップS1505〜ステップS1507の処理内容は、図9を用いて説明したステップS909〜ステップS911の処理内容と同様であるので、説明を省略する。
上述してきたように、実施例4では、ユーザ(読影者)の主観的判断に基づいて読影に最適として生成された特徴画像および基準画像が、位置関係を客観的に把握できる状態で表示されるので、3次元医用画像の読影を効率よく行なうことが可能になる。
上述した実施例1および2では、画像生成部30dが、特徴構造情報取得部30cの処理により抽出された複数の特徴構造を内包する厚みを設定して、抽出された複数の特徴構造を含む特徴画像を生成する場合について説明した。実施例5では、特徴構造情報取得部30cの処理により抽出された複数の特徴構造において、ユーザが着目する特徴構造を含む特徴画像を生成する場合について、図16を用いて説明する。図16は、実施例5における画像表示装置を説明するための図である。
実施例5における画像生成部30dは、特徴構造情報取得部30cによって特徴構造が複数抽出された場合、入力部30aを介してユーザから指定された特徴構造を含む特徴画像を生成する。
すなわち、実施例5においては、特徴構造情報取得部30cによる処理結果が、表示制御部30gの制御により表示部30bが備えるモニタにて表示される。例えば、図16の(A)に示すように、特徴構造情報取得部30cによって抽出された4つの特徴構造が、「特徴構造1〜4」として、モニタにて表示される。
さらに、表示制御部30gは、図16の(B)に示すように、「特徴構造1〜4」の選択画面を表示する。そして、図16の(A)に示す「特徴構造1〜4」を参照したユーザが、例えば、図16の(B)に示すように、特徴構造3を選択して「設定」ボタンを押下した場合、画像生成部30dは、特徴構造3を含む特徴画像を生成する。
すなわち、実施例5における画像表示装置30においては、図9に示すステップS903の処理ののち、特徴構造情報取得部30cによる処理結果が、表示制御部30gの制御により表示部30bが備えるモニタにて表示される。そして、ユーザにより、特定の特徴構造が選択および設定された場合、設定情報に基づいて、ステップS904において、画像生成部30dによる特徴画像の生成処理が実行され、そののち、ステップS906〜ステップS911の処理が実行される。なお、ユーザによる特徴構造の選択は、繰り返して実行できる。
上述してきたように、実施例5では、読影に際して重要であると判断した特徴構造が確実に含まれる特徴画像を生成することができ、3次元医用画像の読影を効率よく行なうことが可能になる。
上述した実施例5では、ユーザによって選択された特徴構造を含む特徴画像を生成する場合について説明したが、実施例6では、優先順位の高い特徴構造を含む特徴画像から順に生成する場合について図17および図18を用いて説明する。図17は、実施例6における画像表示装置の構成を説明するための図であり、図18は、優先順位設定部を説明するための図である。
実施例6における画像表示装置30は、図17に示すように、図1に示す実施例1における画像表示装置30と比較して、優先順位設定部30hを新たに備える点が異なる。以下、これを中心に説明する。
優先順位設定部30hは、特徴構造情報取得部30cによって特徴構造が複数抽出された場合、抽出された複数の特徴構造それぞれの特徴量に基づいて優先順位を設定する。
具体的には、優先順位設定部30hは、抽出された複数個の特徴構造に対して、特徴構造情報取得部30cによって取得された曲線距離が大きいものから順に優先順位を設定したり、曲率が大きいものから順に優先順位を設定したり、体積が大きいものから順に優先順位を設定したりする。
例えば、図18に示すように、優先順位設定部30hは、曲線距離に基づいて、特徴構造2を優先順位1と設定し、特徴構造1を優先順位2と設定し、特徴構造3を優先順位3と設定し、特徴構造4を優先順位4と設定する。
そして、画像生成部30dは、優先順位設定部30hによって設定された優先順位の高い特徴構造を含む特徴画像から順に生成する。例えば、実施例6における画像表示装置30は、特徴構造2を含む特徴構造を生成して、「基準画像生成、相対位置算出、中間画像生成および表示制御」の一連の処理を行ない、そののち、特徴構造1、特徴構造3および特徴構造4それぞれについても、同様の処理を繰り返す。
すなわち、実施例6における画像表示装置30においては、図9に示すステップS903の処理ののち、優先順位設定部30hによる優先順位設定処理が行なわれ、そののち、優先順位の高い特徴構造から順に、ステップS904〜ステップS911の処理が繰り返して実行され、すべての特徴構造を含む特徴画像の表示制御処理を行なった時点で、全体の処理を終了する。
上述してきたように、実施例6では、読影に際して重要な特徴構造から順に特徴画像を参照し、かつ、抽出された特徴構造それぞれを確実に含む複数の特徴画像を参照することができ、3次元医用画像の読影を効率よく行なうことが可能になる。
基準画像を生成するための断面設定方法は、実施例1で説明した方法(VOIに設定された直交座標系における直交3断面を利用した断面設定方法)や、実施例4で説明した方法(ユーザによる任意の断面設定方法)以外に、様々な方法がある。そこで、実施例7では、基準画像を生成するための断面設定方法の変形例について、図19〜図22を用いて説明する。図19は、第一の変形例を説明するための図であり、図20は、第二の変形例を説明するための図であり、図21は、第三の変形例を説明するための図であり、図22は、第四の変形例を説明するための図である。
まず、第一の変形例について説明する。第一の変形例において、画像生成部30dは、医用画像診断装置10による被検体の撮像部位、または、被検体の疾患部位に基づいて、ユーザ(読影者)により指定された断面を基準画像として生成する。
例えば、図19の(A)に示すように、医用画像診断装置10としてのX線CT装置によって肺腫瘍の疑いがある被検体の肺野が撮像された場合、ユーザは、3次元CT肺野画像データにおいてアキシャル断面を基準画像として設定する。そして、画像生成部30dは、例えば、3次元CT肺野画像データにおける異常候補領域の基準点を含むアキシャル断面を、基準画像として生成する。
あるいは、図19の(B)に示すように、医用画像診断装置10としてのMRI装置によって被検体の頭部が撮像された場合、ユーザは、3次元MR顎画像データにおいて下顎頭長軸に対して平行なコロナル断面を基準画像として設定する。そして、画像生成部30dは、設定されたコロナル断面を、基準画像として生成する。
次に、第二の変形例について説明する。第二の変形例において、画像生成部30dは、3次元医用画像データを収集した医用画像診断装置10における撮像軸をVOIの座標軸として、基準画像を生成する。
例えば、図20に示すように、医用画像診断装置10としてのX線CT装置の撮像軸、すなわち、寝台に横たわった被検体の体軸に対して設定されるX,Y,Zの3軸からなる撮像軸を、VOIにおける座標軸として設定し、設定した座標軸における直交3断面を用いて基準画像を生成する。あるいは、MRI装置の撮像時におけるパルスシーケンスの方向に基づいて設定される撮像軸を、VOIにおける座標軸として設定する。
次に、第三の変形例について説明する。第三の変形例において、画像生成部30dは、医用画像診断装置10による被検体の撮像部位において、ユーザ(読影者)により指定された解剖学的軸を用いて、基準画像を生成する。
例えば、図21に示すように、医用画像診断装置10としてのMRI装置によって被検体の頭部が撮像された場合、ユーザは、頭部における解剖学的基準線である眼窩耳孔線(眼窩中心と外耳孔とを結ぶ線)を含む断面を、基準断面として設定し、画像生成部30dは、設定された断面を基準画像として生成する。
次に、第四の変形例について説明する。第四の変形例において、画像生成部30dは、ユーザ(読影者)から入力部30aを介して、すでに生成した基準画像の方向を変更する変更要求を受け付けた場合に、受け付けた変更要求に基づいて方向を変更した基準画像を新たに生成する。
例えば、実施例1において説明したように、画像生成部30dは、VOIに設定された直交座標系における直交3断面のうち、特徴画像と最も近い断面を基準画像として生成し、生成された基準画像がユーザにより参照される。
ここで、図22に示すように、3次元医用画像データが被検体の頭部を撮像したデータである場合、眼窩耳孔線を含む断面を基準画像として読影したいと希望するユーザ操作により、すでに生成された基準画像の方向を変更して、眼窩中心と外耳孔とを通る断面、すなわち眼窩耳孔線を含むオブリーク断面が再設定される。
これにより、画像生成部30dは、再設定された断面を基準画像として生成する。
上述してきたように、実施例7では、ユーザ(読影者)の読影しやすい断面を基準画像として設定することができ、3次元医用画像の読影を効率よく行なうことが可能になる。
実施例8では、画像生成部30dによって生成された特徴画像の方向を、ユーザ設定により変更して、新たな特徴画像を生成する場合について、図23を用いて説明する。図23は、実施例8における画像表示装置を説明するための図である。
実施例8における画像生成部30dは、入力部30aを介して、ユーザ(読影者)により、すでに生成した特徴画像の方向を変更する変更要求を受け付けた場合に、受け付けた変更要求に基づいて方向を変更した特徴画像を新たに生成する。
すなわち、上記した実施例1〜7において、画像生成部30dによって生成される特徴画像は、図23の左側に示すように、「特徴構造情報取得部30c、またはユーザによる解析結果を用いた特徴構造を含む特徴画像」である。なお、図23の左側においては、抽出された特徴構造を白抜きの丸印で示している。
ここで、ユーザ操作により、画像生成部30dによって生成された特徴画像を移動(例えば、平行移動)させた断面画像が表示され、表示された断面画像において、特徴構造がより鮮明に表示されていたとする(図23の右側参照)。この際、ユーザは、表示された断面画像を新たな特徴画像として再設定し、これにより、画像生成部30dは、表示された断面画像の方向に変更した特徴画像を新たに生成する。これにより、最適な特徴構造を含む断面に調整した特徴画像が新たに生成される。
なお、画像生成部30dにより、新たな特徴画像が生成されたのちは、「基準画像生成、相対位置算出、中間画像生成および表示制御」の一連の処理が再度行なわれる。
上述してきたように、実施例8では、特徴画像として、読影対象としてユーザ(読影者)が最適と判断した特徴画像を表示することができ、3次元医用画像の読影を効率よく行なうことが可能になる。
以上のように、本発明に係る画像表示装置は、被検体を撮像した医用画像診断装置により収集された3次元医用画像データから生成した断面画像を所定の表示部にて表示する場合に有用であり、特に、3次元医用画像の読影を効率よく行なうことに適する。
実施例1における画像表示装置の構成を説明するための図である。 実施例1における画像表示装置の処理対象となる3次元医用画像データを説明するための図である。 特徴構造情報取得部を説明するための図である。 実施例1における画像生成部の特徴画像生成処理を説明するための図である。 実施例1における画像生成部の基準画像生成処理を説明するための図である。 画像生成部の中間画像生成処理を説明するための図である。 表示制御部を説明するための図である。 表示制御部を説明するための図である。 実施例1における画像表示装置の処理を説明するためのフローチャートである。 実施例2におけるVOI設定を説明するための図である。 実施例2における画像表示装置の処理を説明するためのフローチャートである。 実施例3における画像表示装置の特徴を説明するための図である。 実施例3における画像表示装置の処理を説明するためのフローチャートである。 実施例4における画像表示装置の特徴を説明するための図である。 実施例4における画像表示装置の処理を説明するためのフローチャートである。 実施例5における画像表示装置を説明するための図である。 実施例6における画像表示装置の構成を説明するための図である。 優先順位設定部を説明するための図である。 第一の変形例を説明するための図である。 第二の変形例を説明するための図である。 第三の変形例を説明するための図である。 第四の変形例を説明するための図である。 実施例8における画像表示装置を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術の課題を説明するための図である。
符号の説明
10 医用画像診断装置
20 医用画像データベース
30 画像表示装置
30a 入力部
30b 表示部
30c 特徴構造情報取得部
30d 画像生成部
30e 相対位置算出部
30f 生成画像記憶部
30g 表示制御部

Claims (16)

  1. 被検体を撮像した医用画像診断装置により収集された3次元医用画像データから生成した画像を所定の表示部にて表示する画像表示装置であって、
    前記3次元医用画像データにおいて検出された異常候補領域を含む関心領域において、読影する際の基準となる位置の画像である基準画像と、前記異常候補領域の特徴構造を含む画像である特徴画像とを生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記基準画像と前記特徴画像との前記3次元医用画像データにおける相対位置を算出する相対位置算出手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記基準画像および前記特徴画像を、前記相対位置算出手段によって算出された前記相対位置を反映させた位置関係に配置したうえで、前記所定の表示部にて表示するように制御する表示制御手段と、
    を備え
    前記画像生成手段は、前記相対位置算出手段によって算出された前記相対位置に基づいて、前記基準画像と前記特徴画像との間に位置する複数の中間画像をさらに生成し、
    前記表示制御手段は、前記画像生成手段によって生成された前記基準画像、前記特徴画像および前記複数の中間画像を、前記相対位置算出手段によって算出された前記相対位置を反映させた位置関係に配置したうえで、前記所定の表示部にて表示するように制御することを特徴とする画像表示装置。
  2. 被検体を撮像した医用画像診断装置により収集された3次元医用画像データから生成した画像を所定の表示部にて表示する画像表示装置であって、
    前記3次元医用画像データにおいて検出された異常候補領域の特徴構造を抽出し、抽出された前記特徴構造の特徴量および位置の情報を取得する特徴構造情報取得手段と、
    前記3次元医用画像データにおいて検出された異常候補領域を含む関心領域において、読影する際の基準となる位置の画像である基準画像を生成し、前記特徴構造情報取得手段によって取得された前記特徴構造の位置の情報を用いて、前記3次元医用画像データから前記特徴構造を含む画像である特徴画像を生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記基準画像と前記特徴画像との前記3次元医用画像データにおける相対位置を算出する相対位置算出手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記基準画像および前記特徴画像を、前記相対位置算出手段によって算出された前記相対位置を反映させた位置関係に配置したうえで、前記所定の表示部にて表示するように制御する表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  3. 被検体を撮像した医用画像診断装置により収集された3次元医用画像データから生成した画像を所定の表示部にて表示する画像表示装置であって、
    前記3次元医用画像データにおいて検出された異常候補領域を含む関心領域において、読影する際の基準となる位置の画像である基準画像と、前記異常候補領域の特徴構造を含む画像である特徴画像とを生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記基準画像と前記特徴画像との前記3次元医用画像データにおける相対位置を算出する相対位置算出手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記基準画像および前記特徴画像を、前記相対位置算出手段によって算出された前記相対位置を反映させた位置関係に配置したうえで、前記所定の表示部にて表示するように制御する表示制御手段と、
    を備え、
    前記画像生成手段は、前記関心領域において設定された直交座標系における直交3断面のいずれかの中で、すでに生成した前記特徴画像との距離が最も近い断面を、前記基準画像として生成することを特徴とする画像表示装置。
  4. 被検体を撮像した医用画像診断装置により収集された3次元医用画像データから生成した画像を所定の表示部にて表示する画像表示装置であって、
    前記3次元医用画像データにおいて検出された異常候補領域を含む関心領域において、読影する際の基準となる位置の画像である基準画像と、前記異常候補領域の特徴構造を含む画像である特徴画像とを生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記基準画像と前記特徴画像との前記3次元医用画像データにおける相対位置を算出する相対位置算出手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記基準画像および前記特徴画像を、前記相対位置算出手段によって算出された前記相対位置を反映させた位置関係に配置したうえで、前記所定の表示部にて表示するように制御する表示制御手段と、
    を備え、
    前記画像生成手段は、前記関心領域において設定された直交座標系における直交3断面のうち、前記所定の入力部を介して前記操作者により指定された断面を、前記基準画像として生成することを特徴とする画像表示装置。
  5. 被検体を撮像した医用画像診断装置により収集された3次元医用画像データから生成した画像を所定の表示部にて表示する画像表示装置であって、
    前記3次元医用画像データにおいて検出された異常候補領域を含む関心領域において、読影する際の基準となる位置の画像である基準画像と、前記異常候補領域の特徴構造を含む画像である特徴画像とを生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記基準画像と前記特徴画像との前記3次元医用画像データにおける相対位置を算出する相対位置算出手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記基準画像および前記特徴画像を、前記相対位置算出手段によって算出された前記相対位置を反映させた位置関係に配置したうえで、前記所定の表示部にて表示するように制御する表示制御手段と、
    を備え、
    前記画像生成手段は、前記医用画像診断装置による前記被検体の撮像部位、または、前記被検体の疾患部位に基づいて、前記所定の入力部を介して前記操作者により指定された断面を、前記基準画像として生成することを特徴とする画像表示装置。
  6. 被検体を撮像した医用画像診断装置により収集された3次元医用画像データから生成した画像を所定の表示部にて表示する画像表示装置であって、
    前記3次元医用画像データにおいて検出された異常候補領域を含む関心領域において、読影する際の基準となる位置の画像である基準画像と、前記異常候補領域の特徴構造を含む画像である特徴画像とを生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記基準画像と前記特徴画像との前記3次元医用画像データにおける相対位置を算出する相対位置算出手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記基準画像および前記特徴画像を、前記相対位置算出手段によって算出された前記相対位置を反映させた位置関係に配置したうえで、前記所定の表示部にて表示するように制御する表示制御手段と、
    を備え、
    前記画像生成手段は、前記医用画像診断装置によって撮像された前記被検体の撮影部位において、前記所定の入力部を介して前記操作者により指定された解剖学的軸を用いて、前記基準画像を生成することを特徴とする画像表示装置。
  7. 被検体を撮像した医用画像診断装置により収集された3次元医用画像データから生成した画像を所定の表示部にて表示する画像表示装置であって、
    前記3次元医用画像データにおいて検出された異常候補領域を含む関心領域において、読影する際の基準となる位置の画像である基準画像と、前記異常候補領域の特徴構造を含む画像である特徴画像とを生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記基準画像と前記特徴画像との前記3次元医用画像データにおける相対位置を算出する相対位置算出手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記基準画像および前記特徴画像を、前記相対位置算出手段によって算出された前記相対位置を反映させた位置関係に配置したうえで、前記所定の表示部にて表示するように制御する表示制御手段と、
    を備え、
    前記画像生成手段は、前記所定の入力部を介して前記操作者により、すでに生成した前記基準画像の方向を変更する変更要求を受け付けた場合に、当該変更要求に基づいて方向を変更した基準画像を新たに生成することを特徴とする画像表示装置。
  8. 被検体を撮像した医用画像診断装置により収集された3次元医用画像データから生成した画像を所定の表示部にて表示する画像表示装置であって、
    前記3次元医用画像データにおいて検出された異常候補領域を含む関心領域において、読影する際の基準となる位置の画像である基準画像と、前記異常候補領域の特徴構造を含む画像である特徴画像とを生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記基準画像と前記特徴画像との前記3次元医用画像データにおける相対位置を算出する相対位置算出手段と、
    前記画像生成手段によって生成された前記基準画像および前記特徴画像を、前記相対位置算出手段によって算出された前記相対位置を反映させた位置関係に配置したうえで、前記所定の表示部にて表示するように制御する表示制御手段と、
    を備え、
    前記画像生成手段は、前記所定の入力部を介して前記操作者により、すでに生成した前記特徴画像の方向を変更する変更要求を受け付けた場合に、当該変更要求に基づいて方向を変更した特徴画像を新たに生成することを特徴とする画像表示装置。
  9. 前記画像生成手段は、前記相対位置算出手段によって算出された前記相対位置に基づいて、前記基準画像と前記特徴画像との間に位置する複数の中間画像をさらに生成し、
    前記表示制御手段は、前記画像生成手段によって生成された前記基準画像、前記特徴画像および前記複数の中間画像を、前記相対位置算出手段によって算出された前記相対位置を反映させた位置関係に配置したうえで、前記所定の表示部にて表示するように制御することを特徴とする請求項2から8のいずれか一つに記載の画像表示装置。
  10. 前記表示制御手段は、前記画像生成手段によって生成された前記基準画像、前記特徴画像および前記複数の中間画像を前記所定の表示部にて表示する際に、前記基準画像とともに、前記3次元医用画像データにおける位置が当該基準画像に対して近い位置にある中間画像から順に前記複数の中間画像を連続して表示したのちに前記特徴画像を表示するように制御することを特徴とする請求項1または9に記載の画像表示装置。
  11. 前記3次元医用画像データにおいて検出された前記異常候補領域の前記特徴構造を抽出し、抽出された前記特徴構造の特徴量および位置の情報を取得する特徴構造情報取得手段をさらに備え、
    前記画像生成手段は、前記特徴構造情報取得手段によって取得された前記特徴構造の位置の情報を用いて、前記3次元医用画像データから前記特徴画像を生成することを特徴とする請求項1、3から10のいずれか一つに記載の画像表示装置。
  12. 前記画像生成手段は、前記特徴構造情報取得手段によって前記特徴構造が複数抽出された場合、前記所定の入力部を介して操作者から指定された特徴構造を含む特徴画像を生成することを特徴とする請求項2または11に記載の画像表示装置。
  13. 前記画像生成手段は、前記3次元医用画像データのうち、前記特徴構造情報取得手段によって抽出された前記特徴構造を含む範囲のデータを用いて前記特徴画像を生成することを特徴とする請求項2または11に記載の画像表示装置。
  14. 前記画像生成手段は、前記関心領域において設定された直交座標系における直交3断面のいずれかの中で、すでに生成した前記特徴画像との距離が最も近い断面を、前記基準画像として生成することを特徴とする請求項1,2,7から13のいずれか一つに記載の画像表示装置。
  15. 前記画像生成手段は、前記関心領域において設定された直交座標系における直交3断面のうち、前記所定の入力部を介して前記操作者により指定された断面を、前記基準画像として生成することを特徴とする請求項1、2、7から13のいずれか一つに記載の画像表示装置。
  16. 前記画像生成手段は、前記3次元医用画像データから前記基準画像および前記特徴画像を、スラブMIP処理、スラブMPR処理、またはMPR処理により2次元画像として生成することを特徴とする請求項1から15のいずれか一つに記載の画像表示装置。
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